JP2013187169A - コネクタ端子用接触ばね、並びに、雌端子、雄端子、雌コネクタ、及び、雄コネクタ - Google Patents

コネクタ端子用接触ばね、並びに、雌端子、雄端子、雌コネクタ、及び、雄コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】大電流対応コネクタにおける接触抵抗の低減を図ることができ、電力損失の影響が大きい大電流対応コネクタであっても電力損失を抑制することができるコネクタ端子用接触ばねの提供を目的とする。
【解決手段】雄端子41に備え、雌端子41に嵌挿する突状のピン42の外周面と、雌端子に備え、前記ピンの嵌挿を許容する挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着するとともに、他方の周面に接触する筒状本体部11を備え、導電性を有して形成したコネクタ端子用接触ばね10であって、前記他方の周面に対して接触可能に径方向に突出する突出部14を、前記筒状本体部11における、前記ピン42を前記挿入孔33に対して挿脱する挿脱方向Dにおいて複数配設した。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、電気自動車の充電器やワイヤーハーネス等に適用される大電流に対応したコネクタ、コネクタ端子、及びこれらに備えるコネクタ端子用接触ばねに関する。
例えば、電気自動車用充電器やワイヤーハーネスなどの電気的接続部分に用いられる大電流対応コネクタは、大電流容量に適合可能に電力損失を極力抑えた良好な電気的接続状態を確保する必要がある。そこで、互いに接続するコネクタ端子間の低い接触抵抗を実現するため、例えば、別部材から成る導電性で筒状の接触ばねを雌端子に嵌着し、該接触ばねに雄端子を嵌挿して雌端子と雄端子とを接続している。
特許文献1に開示の「端子」もこのような接触バネ部材(接触ばね)を備えた端子の1つである。
特許文献1に開示の接触バネ部材は、円筒状の両側に配置した円環部と、該円環部と一体に連設された複数のスプリング片とで構成し、該複数のスプリング片のそれぞれは、その長さ方向の中間部分が径方向の内側に突出するよう側面視弓状に形成している。
さらに、接触バネ部材は、嵌挿室から脱落しないように、雄端子を挿入する挿入口の端部にキャップを取り付けることにより、スプリング片を弾性変形させた状態で嵌挿室に嵌着される。
上述した構成の接触バネ部材は、スプリング片の長さ方向の中間部分が径内方向に突出した側面視弓形状に形成しているため、雄端子を嵌挿室に嵌着した状態において、複数のスプリング片のそれぞれは、該スプリング片の長さ方向の中間部分に相当する1箇所が雄端子に対して接触した状態となる。
さらに、キャップにより接触バネ部材を圧縮することで、雄端子に対して1箇所で接触しているスプリング片の接圧を高めることにより、しっかりした接触状態を確保することができる。
これにより、特許文献1の大電流用の端子は、雄端子と雌端子間の接触抵抗を低減し、電力損失の抑制を図っていた。
しかし、複数のスプリング片のそれぞれの長さ方向の中間部分の1箇所が雄端子に対して接触させる特許文献1の接触バネ部材の構成の場合、接触ばねと雄端子との接触抵抗を十分に低減することができず、大電流対応コネクタにおいて電力損失の抑制を十分に図ることができないという課題を有していた。
特開平8−31488号公報
そこでこの発明は、大電流対応コネクタにおける接触抵抗の低減を図ることができ、電力損失の影響が大きい大電流対応コネクタであっても電力損失を抑制することができるコネクタ端子用接触ばねの提供を目的とする。
本発明は、雄端子に備え、雌端子に嵌挿する突状のピンの外周面と、雌端子に備え、前記ピンの嵌挿を許容する挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着するとともに、他方の周面に接触する筒状本体部を備え、導電性を有して形成したコネクタ端子用接触ばねであって、前記他方の周面に対して接触可能に径方向に突出する突出部を、前記筒状本体部における、前記ピンを前記挿入孔に対して挿脱する挿脱方向において複数配設したことを特徴とする。
上記構成により、大電流対応コネクタにおける接触抵抗の低減を図ることができ、大電流が流れるが故に電力損失が生じ易い大電流対応コネクタであっても電力損失を抑制することができる。
詳しくは、例えば、電気自動車用充電器や電気自動車用ワイヤーハーネスなどの電気的接続部分に用いられる大電流対応コネクタは、大電流が流れるため、特に、電力損失の影響が大きくなる。このため、電力損失を抑えるために、雌端子と雄端子との接続部分における接触抵抗を低減することが重要となる。
接触抵抗を低減するための手段として、雌端子と雄端子との直接的、或いはコネクタ端子用接触ばねを介しての間接的な接圧を高めることで接触面積を確保することが有効である。
しかし、雌端子と雄端子との接触部分における直接的、又は、間接的な接圧を高くした場合、接触部分における、より強固な接触状態を得ることができても、接触面積を大きくすることには限界があることから、接圧を高めるだけでは、接触抵抗の低減を図ることは困難であった。
これに対して、上述した本発明の構成によれば、前記突出部を、前記筒状本体部における、前記挿脱方向において複数配設したため、前記ピンを前記挿入孔に挿嵌した状態において、複数の突出部のそれぞれを、前記ピンの外周面と、前記挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面とは他方の周面に対して多点接触状態で接触させることができる。
これにより、前記ピンの外周面と、前記挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着したコネクタ端子用接触ばねと前記他方の周面とを、前記挿脱方向において多点接触状態で接触できるため、雌端子と雄端子とを、コネクタ端子用接触ばねを介して電気的に並列接続することができる。
よって、コネクタ端子用接触ばねと、前記他方の周面との間の接触抵抗、詳しくは、コネクタ端子用接触ばねと、前記他方の周面とが多点接触状態で接触する複数の接触箇所全体としての接触抵抗を低減させることができる。
従って、コネクタ端子用接触ばねと前記他方の周面との間の電力損失を抑制することができる。
さらに、前記ピンの外周面と、前記挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着したコネクタ端子用接触ばねと前記他方の周面とを多点接触状態で接触することができるため、多点接触する各接触箇所において、適度な接圧により接触面積を確実に確保することができ、このような多数の各接触箇所全体として大きな接触面積を確保することができる。
従って、前記ピンの外周面と、前記挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着したコネクタ端子用接触ばねと前記他方の周面との間の電力損失を抑制することができる。
さらにまた、上述したように、前記ピンの外周面と、前記挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着したコネクタ端子用接触ばねを、前記他方の周面に対して多点接触状態で接触させることができるため、コネクタ端子用接触ばねの前記他方の周面に対する接圧を、複数の突出部のそれぞれに分散させることができる。
これにより、例えば、前記他の周面に対して前記挿脱方向において1点接触による強力な接圧により接触する従来のコネクタ端子用接触ばねの構成の場合と比較して、1つあたりの突出部による前記他方の周面に対する接圧を、抑制することができる。
従って、前記ピンを前記挿入孔に対して強引に押し込むことなく、スムーズに挿入することができるとともに、前記ピンを前記挿入孔に挿入する際に、前記ピンと前記雌端子用接触ばねとのうち、少なくとも一方の表面に施したメッキが剥離することを防ぐことができる。
この発明の態様として、前記筒状本体部を、周方向に複数配置したばね片と、該ばね片を支持する支持部とで形成し、前記突出部を、前記ばね片の前記挿脱方向に沿って配設することができる。
上記構成によれば、前記ピンを前記挿入孔に嵌挿した状態において、コネクタ端子用接触ばねの突出片が、前記他の周面に接触することで該他の周面から受ける反力により、ばね片を撓み変形させることができる。このため、これに伴って発生するばね片の弾性力(復元力)を活かして突出部を、前記他の周面に対して接触させることができる。
従って、複数の突出部のそれぞれを確実に前記他の周面に対して優れた接圧で確実に接触させることができる。
またこの発明の態様として、前記ばね片を、撓み変形可能な肉厚で形成するとともに、該ばね片の前記挿脱方向において、前記突出部とそれ以外の部分とを略同じ肉厚で形成することができる。
上記構成により、ばね片の前記挿脱方向において、突出部に相当する部分も含めて撓み変形することができる。これにより、前記ピンを前記挿入孔に嵌挿した状態において、コネクタ端子用接触ばねの突出片が、前記他の周面に接触することで前記他の周面から受ける反力により、ばね片を、より一層、弾性変形(撓み変形)させることができる。
従って、ばね片の弾性力(復元力)を活かして複数の突出部のそれぞれを、前記他の周面に対して優れた接圧で確実に接触させることができるという上述した効果をより一層奏することができる。
さらに、コネクタ端子用接触ばねの突出片が、前記他の周面に接触したとき、ばね片は、柔軟に撓み変形可能となるため、前記挿入孔に対して前記ピンをスムーズに挿入することができる。
なお、前記ばね片は、例えば、側面視した状態において波形状に形成することができる。
また、前記波形状とは、例えば、正弦波、三角波、のこぎり波、矩形波、台形波、或いは、これらの合成波などを含み、さらには、コネクタ端子用接触ばねの径方向の内面と外面とのそれぞれを、異なる波形で形成してもよい。
さらに、波形状に形成したばね片の山部分と谷部分との数(波の周期)や、振幅、波長の長さは、特に、限定しない。
詳しくは、前記ばね片の前記挿脱方向において周期、振幅、波長が異なる形態であってもよく、また、前記筒状本体部の周方向に配置した複数の前記ばね片のそれぞれを、同じ波形状であっても、異なる波形状で形成してもよい。
またこの発明は、上述したコネクタ端子用接触ばねを、前記挿入孔の内周面に嵌着する雌端子用接触ばねとし、前記突出部を、前記筒状本体部の内面において径内方向に向けて突出する径内方向突出部で形成することができる。
上述した構成によれば、前記ピンを前記挿入孔に挿嵌した状態において、複数の径内方向突出部のそれぞれを、前記ピンの外周面に対して接触させることができるため、前記挿入孔の内周面に嵌着したコネクタ端子用接触ばねを、前記ピンの外周面に対して多点接触状態で接触させることができる。
これにより、雌端子と雄端子とを、コネクタ端子用接触ばねを介して電気的に並列接続することができ、コネクタ端子用接触ばねと前記ピンの外周面との接触抵抗を低減することができる。
従って、コネクタ端子における電力損失を抑制することができる。
さらに、上述したように、前記挿入孔の内周面に嵌着したコネクタ端子用接触ばねを、前記ピンの外周面に対して多点接触状態で接触させることができるため、例えば、コネクタ端子用接触ばねが、前記他の周面に対して前記挿脱方向において1点接触による強力な接圧により接触する構成の場合と比較して突出部1つあたりの接圧を抑制することができる。
これにより、前記ピンを前記挿入孔に対して強引に押し込むことなく、スムーズに挿入することができる。
またこの発明は、雄端子に備えた突状のピンの嵌挿を許容する挿入孔の内周面に、上述した雌端子用接触ばねを嵌着した雌端子で構成することができる。
さらにまたこの発明は、前記雌端子と、該雌端子を保持するハウジングとで構成したことを特徴とする。
またこの発明は、雌端子に構成した挿入孔へ嵌挿する突状のピンを備え、該雌端子と電気的に接続する雄端子であって、前記ピンの外周面に、径方向の外側に突出した径外方向突出部を、前記ピンを前記挿入孔に対して挿脱する挿脱方向に複数配設したことを特徴とする。
上記構成によれば、前記径外方向突出部を、前記ピンの外周面において、挿脱方向に複数配設したため、前記ピンを前記挿入孔に挿嵌した状態において、複数の前記径外方向突出部のそれぞれを、前記挿入孔の内周面に対して接触させることができる。
よって、前記ピンの外周面を、前記挿入孔の内周面に対して多点接触状態で接触させることができる。
これにより、雌端子と雄端子とを電気的に並列接続することができ、コネクタ端子用接触ばねと前記ピンの外周面との接触抵抗を低減することができる。
従って、コネクタ端子における電力損失を抑制することができる。
またこの発明は、上述した雄端子と、該雄端子を保持するハウジングとで構成した雄型コネクタであることを特徴とする。
上記構成によれば、大電流対応コネクタにおける接触抵抗の低減を図ることができ、電力損失の影響が大きいとされる大電流対応の雄型コネクタを提供することができる。
この発明によれば、大電流対応コネクタにおける接触抵抗の低減を図ることができ、電力損失の影響が大きい大電流対応コネクタであっても電力損失を抑制することができるコネクタ端子用接触ばねを提供することができる。
第1実施形態のコネクタの構成説明図。 第1実施形態の接触ばねの外観図。 第1実施形態の接触ばねの作用説明図。 第1実施形態の接触ばねの作用説明図。 第2実施形態の接触ばねの作用説明図。 第3実施形態のコネクタの構成説明図。 第4実施形態の接触ばねの構成説明図。 従来の接触ばねの課題の説明図。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態におけるコネクタ21は、大電流対応コネクタであり、図1に示すように、雌端子31と雄端子41とを備え、雌端子31は、いずれも導電性材料により形成した端子本体32とコネクタ端子用接触ばね10(以下、「接触ばね10」という。)とで構成している。
なお、図1は、雌端子31の一部を断面で示したコネクタ21の構成説明図である。また、以下の説明において、挿入孔33に対してピン42を挿脱する方向を挿脱方向Dとして説明する。
雌端子31における端子本体32は、円筒状に形成し、図示しないハウジングに形成した嵌合穴に嵌合保持される。端子本体32は、内部に雄端子41における突状のピン42を嵌挿可能な中空状の挿入孔33を構成している。
挿入孔33は、挿脱方向Dにおける、ピン42を挿入する側の端部に挿入口33Aを構成し、該挿入口33Aを通じて外部と連通している。
挿入口33Aの縁部には、ピン42を挿入する際にガイド可能に、挿入孔33の内周径よりも小径としたガイド面36を形成している。
挿入孔33の内周面における挿脱方向Dの挿入口33Aを有する側端部には、該挿脱方向Dの他の部分と比較して接触ばね10を嵌合状態で保持可能に大径に形成することによって断面視凹段状とした保持段部34を形成している。保持段部34の前記挿脱方向Dにおける両端部は、保持段部34に接触ばね10を嵌着したとき、接触ばね10の端部を係合する接触ばね係止部35を形成している。
端子本体32における、挿脱方向Dの挿入口33Aを有する側に対して他端側は、電線39の長さ方向の一端側において絶縁被覆を露出させた導体露出部分を圧着接続する圧着部38を連設している。
また、図2に示すように、接触ばね10は、保持段部34に嵌着するとともに、雄端子41のピン42の外周面に接触可能な略円筒状に形成している。
なお、図2は接触ばね10の外観図を示している。
接触ばね10は、周方向に隙間15を隔てて等間隔に複数配置した梁状のばね片13と、該ばね片13を前記挿脱方向Dの両端から支持する環状の支持部12とで形成している。支持部12とばね片13とは、一体に連結している。
接触ばね10における少なくとも支持部12は、接触ばね10を保持段部34に嵌着した状態において、保持段部34の内周面に接触した状態となり、接触ばね10と雌端子31との間が電気的に接続可能に構成している。
前記ばね片13は、該ばね片13の前記挿脱方向Dの全長を撓み変形可能に同じ肉厚の波形状で形成するとともに、周方向に配置した複数のばね片13のそれぞれを、周期、振幅が略同じ波形状で形成している。
接触ばね10の前記挿脱方向Dにおいて他の部分と比較して小径となる部分、すなわち、ばね片13の波形状の谷部分に相当する部分を、挿入した雄端子41のピン42の外周面に対して接触可能に径内方向に突出する径内方向突出部14として形成している。
上述した接触ばね10は、換言すると、保持段部34に嵌着する略円筒状に形成した筒状本体部11と、前記径内方向突出部14とで構成している。
上述した構成のコネクタ21は、雌端子31の挿入孔33に、雄端子41のピン42を挿入すると、図3に示すように、ピン42の外周面が、接触ばね10の径内方向突出部14に接触する。この接触状態において、図3中のX部拡大図に示すように、径内方向突出部14は、ピン42の外周面から受ける反力によって、径外方向に弾性変形する。これにより、雄端子41のピン42を雌端子31の挿入孔33に挿入した状態において、前記挿脱方向Dにおいて配設した複数の径内方向突出部14のそれぞれを、ピン42の外周面に対して弾性力(復元力)によってしっかりと接触させることができる。
よって、上述したコネクタ21は、接触ばね10とピン42とを多点接触状態で接触させることができ、雌端子31と雄端子41とを電気的に並列接続することができる。
従って、コネクタ21は、雌端子31と雄端子41との間の接触抵抗の低減を図ることができ、大電流対応コネクタとして電力損失を抑制することができる。
なお、図3は雄端子41を雌端子31に挿着した状態における接触ばね10の作用説明図であり、図3中には、雌端子31に嵌着した接触ばね10の径内方向突出部14と、雄端子41の外周面との接触部分を示すX部の拡大図を示している。
上述したコネクタ21の作用効果について、図4(a),(b)、及び図8(a),(b)を用いて説明する。
なお、図4(a)は、第1実施形態のコネクタ21におけるピン42の外周面と、ばね片13との電気的な接触状態を説明する説明図であり、図4(b)は、ピン42とばね片13との接続部分X1からX7の電気的な接触状態を模式的に示した説明図である。また、図4(b)、及び、[数1]中のR(RA1〜RA7)は、接触部分(X1〜X7)におけるピン42側の抵抗値であり、RB(RB1〜RB7)は、ばね片側の抵抗値を示している。
また、図8(a)は、従来のコネクタ103におけるピン42の外周面と、ばね片101との接触状態を説明する説明図であり、図8(b)は、ピン42とばね片101との接触部分Y1の電気的な接触状態を説明する説明図である。また、図8(b)、及び、[数1]中のRA1は、接触部分Y1におけるピン42側の抵抗値であり、RB1は、ばね片101側の抵抗値を示している。
図8(a)に示すように、複数のばね片101のそれぞれが、雄端子41のピン42の外周面に対して挿脱方向Dにおいて1箇所で接触する従来の接触ばね100の構成の場合、図8(b)に示すように、ピン42とばね片101との接続部分Y1は電気的に直列に接続した状態となる。この場合、ピン42とばね片101との接触部分Y1の接触抵抗の値Rは、[数1]に示すように、接触部分Y1におけるピン42側の抵抗値RA1と、ばね片101側の抵抗値RB1との和となるため、大きくなる。
Figure 2013187169
これに対して、第1実施形態のコネクタ21は、図4(a)に示すように、複数のばね片13のそれぞれにおいて、接触ばね10とピン42とを、例えば、X1点からX7点までの合計7点による多点接触状態で接触させることができため、図4(b)に示すように、この間を電気的に並列接続することができる。
よって、接触ばね10とピン42との間の接触抵抗Rは、[数2]に示す数式によって算出されるため(n=7)、第1実施形態の接触ばね10は、ピン42に対して電気的に直列に接続した従来の接触ばねの構成における接触ばね100とピン42との間の接触抵抗Rと比較して接触ばね10とピン42との間の接触抵抗Rを、格段に低減させることができる。
Figure 2013187169
従って、コネクタ21は、雌端子31と雄端子41との間の接触抵抗の低減を図ることができ、大電流対応コネクタとして電力損失を抑制することができる。
なお、コネクタ21は、複数のばね片13のそれぞれにおいて、接触ばね10とピン42とを、合計7点による多点接触状態で接触させる構成に限らず、7以外の複数点による多点接触状態で接触させる構成であってもよい。
また、上述したように、挿入孔33の保持段部34に嵌着した接触ばね10を、ピン42の外周面に対して多点接触状態で接触させることができるため、各接点部分において適度な接圧による確実な接触状態を得ることができる。
さらに、上述したように、挿入孔33の保持段部34に嵌着した接触ばね10を、ピン42の外周面に対して多点接触状態で接触させることができるため、接触ばね10のピン42の外周面に対する接圧を、複数の径内方向突出部14のそれぞれに分散させることができる。これにより、雄端子41のピン42を挿入孔33に挿入する際に、径内方向突出部14が邪魔になることなくスムーズに挿入することができるとともに、ピン42を挿入孔33に挿入する際に、ピン42と接触ばね10とのうち、少なくとも一方の表面に施したメッキが剥離することを防ぐことができる。
以下では、他の実施形態におけるコネクタ21A,21B、並びに、接触ばね10Cや雄端子41Dについて説明する。
但し、以下で説明するコネクタ21A,21B、並びに、接触ばね10Cや雄端子41Dの構成のうち、上述した第1実施形態におけるコネクタ21と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
(第2実施形態)
第2実施形態におけるコネクタ21Aに備えた接触ばね10Aの構成について図5を用いて説明する。
なお、図5(a)は、接触ばね10Aを嵌着した雌端子31を断面で示した第2実施形態における接触ばね10Aの構成説明図であり、図5(b)は、接触ばね10Aを嵌着した雌端子31に雄端子41を挿入した状態のコネクタ21Aを断面で示した第2実施形態における接触ばね10Aの作用説明図である。また、接触ばね10Aの周方向に配置した複数のばね片13Aの一部(図5中の接触ばね10Aの上端に位置するばね片13A)のみを示している。
第2実施形態における接触ばね10Aは、図5に示すように、ばね片13を、複数の径内方向突出部14Aを前記挿脱方向Dに配置した波状に形成しているが、前記挿脱方向Dにおいて振幅が異なる波形で形成している。
具体的には、第2実施形態における接触ばね10Aは、ばね片13Aの挿脱方向D(長さ方向)の中間部分の方が前記挿脱方向Dの両側部分と比較して振幅が大きくなる波形で形成している。すなわち、接触ばね10Aは、保持段部34に嵌合した状態において、上述したように、ばね片13Aの前記挿脱方向Dの中間部分に配置した径内方向大突出部14Aaが、ばね片13Aの前記挿脱方向Dの両側に配置した径内方向小突出部14Abよりも径内方向に突出する形状としている。
さらにまた、ばね片13Aの前記挿脱方向Dにおいて、径内方向大突出部14Aaと径内方向小突出部14Abとの間に配置している径内方向突出部14Aは、径内方向大突出部14Aaと径内方向小突出部14Abとの間の突出長さで突出しているため、径内方向中突出部14Acとして形成している。
また、雌端子31の端子本体32における保持段部34の挿脱方向Dにおける圧着部38の有する側部分であって、接触ばね10Aの周方向の隙間15に相当する部分には、ピン42の挿脱に伴って挿脱方向Dにスライドする支持部12をガイド可能に径内方向に突出したガイド突起37を設けている。
以上より、挿入孔33にピン42を挿入した状態において、複数の径内方向突出部14Aのそれぞれは、ピン42の外周面と接触することによって弾性変形するが、上述したように、ばね片13Aの前記挿脱方向Dにおいて径内方向大突出部14Aaは、径内方向小突出部14Abよりも径内方向に突出しているため、径内方向大突出部14Aaは、径内方向小突出部14Abと比較して径外方向により大きく弾性変形(撓み変形)することになる。
ところで、ばね片13Aの前記挿脱方向D(長さ方向)の両端部は、支持部12の近傍に位置し、前記挿脱方向Dの中間部分と比較して支持部12によってしっかりと支持された状態となる。このため、ばね片13Aの前記挿脱方向Dの両端部は、中間部分と比較して変形前の形状に復元しようとする復元力(弾性力)が高くなる。
これは、ばね片13A自体の径外方向への弾性変形し易さを、ばね片13Aの前記挿脱方向D全体でみると、ばね片13Aの前記挿脱方向Dの両端部は、中間部分と比較して撓み難いことからも明らかである。
第2実施形態における接触ばね10Aは、この点を勘案し、上述したように、ばね片13Aの前記挿脱方向Dにおいて復元力が高い両端部においては、小さな振幅の波形状となるよう径内方向突出部14Aを配置するとともに、ばね片13Aの前記挿脱方向Dにおいて復元力が弱くなりがちな中間部分に大きな振幅の波形状となるよう径内方向突出部14Aを配置した構成としている。
これにより、ばね片13Aの前記挿脱方向Dに配置した複数の径内方向突出部14Aのそれぞれを、挿入孔33に挿入したピン42に対して略均一な弾性力によりバランスよく確実に接触させることができる(図5(b)の矢印f参照)。
従って、第2実施形態における接触ばね10Aは、確実な多点接触による接触抵抗の低減を図ることができ、結果的に、電力損失を低減することができる。
さらに、このように、例えば、ばね片13Aの前記挿脱方向Dにおける所定部分の弾性力が他の部分と比較して極端に大きくなることがなく、多点接触により1点あたりの接圧を抑制できるため、挿入孔33にピン42を挿入する際に、ピン42がばね片13Aの前記挿脱方向Dにおける所定部分に引っ掛かることなくピン42をよりスムーズに挿入孔33に挿入することができるとともに、ピン42を挿入孔33に挿入する際に、ピン42と接触ばね10Aとのうち、少なくとも一方の表面に施したメッキが剥離することを防ぐことができる。
(第3実施形態)
第3実施形態のコネクタ21Bに備えた雄端子41Bは、図6に示すように、ピン42Bの外周に、半径方向の外側に突出した径外方向突出部14Bを前記挿脱方向D(長さ方向)に複数形成している。
なお、図6は、雌端子31の一部を断面で示した第3実施形態のコネクタ21Bの構成説明図である。
径外方向突出部14Bは、ピン42Bの前記挿脱方向Dの他の部分と比較して周方向全体を径外方向に突出した突出形状で形成している。
なお、第3実施形態におけるコネクタ21Bは、ばね片13に複数の径内方向突出部を形成していない従来の構成の接触ばね100を雌コネクタ21における保持段部34に嵌合している。
上述した構成によれば、挿入孔33にピン42Bを挿入した状態において、複数の径外方向突出部14Bのそれぞれは、接触ばね100の内周面に接触させることができる。
従って、第3実施形態のコネクタ21Bにおいても多点接触により雄端子41Bと雌端子31との間の接触抵抗の低減を図ることができ、大電流対応コネクタとして電力損失を抑制することができる。
また、複数の径外方向突出部14Bのそれぞれを、接触ばね100の内周面に接触させることでそれぞれの接触箇所における接圧を抑制することができるため、挿入孔33にピン42Bを挿入する際に、ピン42Bをよりスムーズに挿入孔33に挿入することができるとともに、ピン42Bを挿入孔33に挿入する際に、ピン42と接触ばね100とのうち、少なくとも一方の表面に施したメッキが剥離することを防ぐことができる。
なお、第3実施形態のコネクタ21Bにおいても、第1実施形態のコネクタ21、又は第2実施形態のコネクタ21Aのように、ばね片13の前記挿脱方向Dにおいて複数の径内方向突出部14,14Aを形成した形態の接触ばね10,10Aを保持段部34に嵌合し、このような雌端子31の挿入孔33に対して第3実施形態の雄端子41Bを挿入してもよい。また、第3実施形態のコネクタ21Bにおける雌端子31には、接触ばね100を備えていない構成であってもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態の接触ばね10Cは、図7(a)に示すように、全体が円筒状であり、ばね片13を有しない筒状本体部11で構成し、該筒状本体部11の内周面に挿脱方向Dに複数の径内方向突出部14C(ディンプル)を配設している。
なお、第4実施形態の接触ばね10Cは、図7(a)に示すように、筒状本体部11の外周面にも挿脱方向Dに複数のディンプル19を配設している。
なお、図7(a)は、第4実施形態の接触ばね10Cの外観図である。
上述した構成により、挿入孔33にピン42を挿入した状態において、接触ばね10Cは、挿脱方向Dにおいて複数の径内方向突出部14Cのそれぞれをピン42の外周面に接触させることができるため(図示省略)、多点接触により接触抵抗の低減を図り、結果的に、電力損失を低減することができる。
また、複数のディンプル19のそれぞれを、ピン42の外周面に接触させることでそれぞれの接触箇所における接圧を抑制することができるため、挿入孔33にピン42を挿入する際に、ピン42をよりスムーズに挿入孔33に挿入することができるとともに、ピン42を挿入孔33に挿入する際に、ピン42と接触ばね10Cとのうち、少なくとも一方の表面に施したメッキが剥離することを防ぐことができる。
以上説明した構成はこの発明を実施するための一形態であって、この発明は前述の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用できる。
例えば、第4実施形態の接触ばね10Cのように、筒状本体部11の外周面に複数の径内方向突出部14Cを配設する構成に限らず、図7(b)に示すように、雄端子41Dのピン42Dの外周面に複数の径外突出部14Dを配設してもよい。
なお、図7(b)は、他の実施形態のピン42の外観図である。
また、雄端子は、第3実施形態における雄端子41Bのように、ピン42Bの外周に、半径方向の外側に突出した径外方向突出部14Bを前記挿脱方向Dに複数形成するに限らず、円筒状または、円柱状のピン42の外周面に、接触ばねを嵌着した構成であってもよい。この場合、接触ばねは、上述した接触ばね10,10Aのように、前記筒状本体部11の外面に径外方向突出部14を前記挿脱方向Dに複数配置した構成とすることができる。
さらにまた、接触ばね10の形状は接続相手によって決まるので、前述のような円筒状のほか、三角筒状や四角筒状に形成することもできる。
さらに、接触ばね10は、予め円筒状に形成したものに限らず、板状に形成したものを保持段部34に保持可能に筒状に丸めた構成であってもよい。
さらにまた、前述の例では支持部12が長手方向の両端に設けられているが、支持部12が長手方向の一端のみに設けられ、ばね片13の他端が自由端となった構成のものであってもよい。
上述したように、本発明は、上述した実施形態に限定せず、様々な実施形態で構成することができる。
10,10A,10C…コネクタ端子用接触ばね
11…筒状本体部
12…支持部
13…ばね片
14,14A,14C…径内方向突出部
14D…径外方向突出部
21,21A,21B…コネクタ
31…雌端子
32…端子本体
33…挿入孔
34…保持段部
41,41B,41D…雄端子
42,42B,42D…ピン
D…挿脱方向

Claims (8)

  1. 雄端子に備え、雌端子に嵌挿する突状のピンの外周面と、雌端子に備え、前記ピンの嵌挿を許容する挿入孔の内周面とのうち、いずれか一方の周面に嵌着するとともに、他方の周面に接触する筒状本体部を備え、導電性を有して形成したコネクタ端子用接触ばねであって、
    前記他方の周面に対して接触可能に径方向に突出する突出部を、
    前記筒状本体部における、前記ピンを前記挿入孔に対して挿脱する挿脱方向において複数配設した
    コネクタ端子用接触ばね。
  2. 前記筒状本体部を、
    周方向に複数配置したばね片と、
    該ばね片を支持する支持部とで形成し、
    前記突出部を、前記ばね片の前記挿脱方向に沿って配設した
    請求項1に記載のコネクタ端子用接触ばね。
  3. 前記ばね片を、撓み変形可能な肉厚で形成するとともに、該ばね片の前記挿脱方向において、前記突出部とそれ以外の部分とを略同じ肉厚で形成した
    請求項2に記載のコネクタ端子用接触ばね。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ端子用接触ばねを、前記挿入孔の内周面に嵌着する雌端子用接触ばねとし、
    前記突出部を、前記筒状本体部の内面において径内方向に向けて突出する径内方向突出部で形成した
    雌端子用接触ばね。
  5. 雄端子に備えた突状のピンの嵌挿を許容する挿入孔の内周面に、請求項4に記載の雌端子用接触ばねを嵌着した
    雌端子。
  6. 請求項5に記載の雌端子と、該雌端子を保持するハウジングとで構成した
    雌型コネクタ。
  7. 雌端子に構成した挿入孔へ嵌挿する突状のピンを備え、該雌端子と電気的に接続する雄端子であって、
    前記ピンの外周面に、径方向の外側に突出した径外方向突出部を、前記ピンを前記挿入孔に対して挿脱する挿脱方向に複数配設した
    雄端子。
  8. 請求項7に記載の雄端子と、該雄端子を保持するハウジングとで構成した
    雄型コネクタ。
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