JP2013185220A - 蒸気用配管 - Google Patents

蒸気用配管 Download PDF

Info

Publication number
JP2013185220A
JP2013185220A JP2012052243A JP2012052243A JP2013185220A JP 2013185220 A JP2013185220 A JP 2013185220A JP 2012052243 A JP2012052243 A JP 2012052243A JP 2012052243 A JP2012052243 A JP 2012052243A JP 2013185220 A JP2013185220 A JP 2013185220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
layer
steam
protective layer
piping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012052243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5891859B2 (ja
Inventor
Takashi Ishikawa
敬司 石川
Hideshi Tezuka
英志 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP2012052243A priority Critical patent/JP5891859B2/ja
Publication of JP2013185220A publication Critical patent/JP2013185220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5891859B2 publication Critical patent/JP5891859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)
  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】液滴衝撃エロージョンによる減肉を抑制でき、施工性にも優れた蒸気用配管を提供する。
【解決手段】本発明の蒸気用配管は、配管11の内面にアルミ拡散浸透層を介して形成されたアルミナ層を有する保護層12が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸気用配管に関するものである。
蒸気系の配管では、ドレン配管や蒸気輸送配管のオリフィス下流部において高速な液滴が形成される。発生した液滴は高速で管壁に衝突するため、衝撃により配管にエロージョン(液滴衝撃エロージョン)が生じる。このようなエロージョンに対する対策としては、従来用いられてきた炭素鋼の配管を、耐エロージョン性の高い合金鋼やステンレス鋼の配管に取り替えることがなされている。また、タービンブレードなどの耐エロージョン性を高めるために、アルミナ溶射によるコーティングを施すことも知られている(特許文献1,2参照)。
特開平7−11416号公報 特開平9−279364号公報
しかし、蒸気系の配管において液滴衝撃エロージョンが生じやすい部位は、流速が大きくなる小径の配管が使用されている部位や、蒸気流が衝突する曲がり部である。これらの小径の配管や、配管の曲がり部には、特許文献1,2記載のアルミナ溶射による施工が極めて困難であった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、液滴衝撃エロージョンによる減肉を抑制でき、施工性にも優れた蒸気用配管を提供することを目的としている。
本発明の蒸気用配管は、配管内面にアルミ拡散浸透層を介して形成されたアルミナ層を有する保護層が設けられていることを特徴とする。
本発明の蒸気用配管は、配管内面に、クロム拡散浸透層を介して形成されたクロム化合物層を有する保護層が設けられていることを特徴とする。
本発明の蒸気用配管は、配管内面に、Ni−P−Bめっき層を有する保護層が設けられていることを特徴とする。
本発明の蒸気用配管は、配管内面に、窒素拡散層を介して形成された窒化物層を有する保護層が設けられていることを特徴とする。
上記構成の蒸気用配管によれば、配管内面に上記材質の保護層を形成したことで、液滴衝撃エロージョンに対する優れた耐久性が得られる。また上記の保護層は、粉末に埋没した状態での加熱処理や、液相処理によって形成することができる。したがって、従来溶射処理では被膜形成が不可能であった小径の配管や、エルボ継手などの屈曲形状の配管であっても容易に保護層を施工することができる。
前記配管の内径が60mm以下である構成としてもよい。
前記保護層が、配管屈曲部に設けられている構成としてもよい。
前記保護層が、オリフィスから下流側100mm以内の範囲に設けられている構成としてもよい。
本発明によれば、液滴衝撃エロージョンによる減肉を抑制でき、施工性にも優れた蒸気用配管が提供される。
実施形態の蒸気用配管の部分断面図。 実施形態の蒸気用配管を適用できる蒸気配管構造を示す断面図。 耐エロージョン性評価に用いたウォータージェット装置を示す図。 実施例において試験時間に対する損傷深さをプロットしたグラフ。
以下、蒸気用配管の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の蒸気用配管の部分断面図である。
蒸気用配管10は、図1に示すように、配管11と、配管11の内面に形成された保護層12とを備えている。蒸気用配管10は、蒸気ボイラーなどで生成した蒸気を需要部へ搬送するための蒸気配管構造を構成する配管や継手に用いられる。
配管11は、例えば炭素鋼や合金鋼、ステンレス鋼からなる。配管11の材質は、蒸気用配管10の用途などに応じて選択することができる。配管11の形状は特に限定されないが、液滴衝撃エロージョンが生じやすい小口径の配管や、エルボ継手、曲げ管などに好ましく適用することができる。
保護層12は、アルミニウム拡散浸透処理により形成されたアルミナ層、クロム拡散浸透処理により形成されたクロム化合物層、Ni−P−Bめっき層、及び窒化処理により形成された窒化物層のいずれかからなる。本実施形態において、保護層12は、配管11と別体の被膜として形成されていてもよく、配管11の表面に物質を拡散させて形成した層であってもよい。なお、保護層12としては上記に挙げた4種類のそれぞれを単独で用いてもよいし、必要に応じて上記以外の層を積層してもよい。
保護層12がアルミナ層である場合、アルミニウム拡散浸透処理を用いて形成される。本実施形態におけるアルミニウム拡散浸透処理は、アルミニウムを鋼材表面に拡散浸透させながら表面にアルミナ層を形成する処理である。例えば、被処理物である配管11を、容器内でアルミナ粉末と塩化アンモニウム粉末(処理剤)を含む混合粉末に埋没させ、900℃〜1100℃程度の温度条件で、所定時間(例えば24時間)加熱する。これにより、配管11の表面にアルミニウムが拡散してアルミニウム拡散浸透層が形成される。また、アルミニウム拡散浸透層の表層部分のアルミニウムが酸化されることにより、アルミニウム拡散浸透層上にアルミナ層(保護層12)が形成される。
保護層12がクロム化合物層である場合、クロム拡散浸透処理を用いて形成される。クロム拡散浸透処理では、例えば、被処理物である配管11を、容器内でクロム粉末と塩化アンモニウム粉末(処理剤)を含む混合粉末に埋没させるとともに容器内を水素ガス雰囲気とし、900℃〜1100℃程度の温度条件で、所定時間(例えば24時間)加熱する。これにより、配管11の表面にクロムが拡散してクロム拡散浸透層が形成される。また、クロム拡散浸透層上に、例えば鉄クロム炭化物からなるクロム化合物層(保護層12)が形成される。形成されるクロム化合物層の組成は、配管11の組成に応じたものとなる。
保護層12がNi−P−Bめっき層である場合、公知のめっき処理により形成することができる。すなわち、ニッケルイオンを含む次亜リン酸及びジメチルアミンボランの水溶液に被処理物である配管11を浸漬する。上記の水溶液中の還元剤の酸化によって放出される電子により、ニッケルイオン、次亜リン酸、ジメチルアミンボランが還元される。これにより、配管11の表面にリンとホウ素を含むNi被膜が析出し、保護層12としてのNi−P−Bめっき層が形成される。
保護層12が窒化物層である場合、公知の鋼材の窒化処理により形成することができる。すなわち、アルカリ金属のシアン酸化物及び炭酸塩を主成分とした塩浴中に被処理物である配管11を浸漬し、600℃前後の温度に保持する。これにより、配管11の表面に窒化鉄層(窒化物層、保護層12)が形成されるとともに、配管11の表層部にも窒素が拡散して窒素拡散層が形成される。窒化処理としては、窒素ガスやアンモニアガスを用いた気相処理を用いてもよい。
図2は、本実施形態の蒸気用配管10を適用できる蒸気配管構造を示す断面図である。
図2(a)に示す蒸気配管構造100は、2本の蒸気用配管101、102の間に、オリフィス103が介挿された構造である。図2(b)に示す蒸気配管構造110は、2本の蒸気用配管104、105を、90°エルボ継手106を介して接続した構造である。
まず、図2(a)に示す蒸気配管構造100のように、配管構造中にオリフィス103が設けられている場合、オリフィス103の縮径された流路から蒸気用配管102へ流入するときに圧力が低下する。これにより、蒸気用配管102に流入する蒸気中に高速で移動する液滴が形成される。形成された液滴は、蒸気用配管102の入口で管の径方向に広がる蒸気流によって蒸気用配管102の内壁に衝突する。この液滴の衝突により蒸気用配管102に減肉(液滴衝撃エロージョン)が生じる。
また、オリフィス103の下流部における液滴衝撃エロージョンは、図2(a)に示すように、オリフィス103から若干離れた位置の蒸気用配管102の内壁面E1において生じやすい。液滴衝撃エロージョンが生じる位置は、配管内径や蒸気の流速、オリフィスの形状によって異なるが、通常の蒸気配管構造であれば、オリフィス下流端から100mm以下の範囲に形成される。
一方、図2(b)に示す蒸気配管構造110のように、エルボ継手(配管屈曲部)106を用いて蒸気流を折り曲げる場合には、蒸気用配管104からエルボ継手106に流入する蒸気流の正面方向となるエルボ継手106の内壁面E2において液滴衝撃エロージョンが生じやすい。
エルボ継手106における液滴衝撃エロージョンは、内壁面E2に対して蒸気流に含まれる液滴がほぼ正面から衝突することと、蒸気流の曲がり角においてオリフィスと同様の蒸気流の縮径が生じ、エルボ継手106の径方向外周部において圧力が低下することにより液滴が生じやすいことに起因すると考えられる。なお、上記現象はエルボ継手106を用いない曲げ管においても同様である。
また、図2に例示した構造において、配管内径が小さい場合には液滴衝撃エロージョンが生じやすい。配管内径が大きい場合と比較して蒸気の速度が大きくなりやすいためであると考えられる。また小径の配管の場合には、溶射処理による保護層の施工がしにくく、特に配管内径が60mm以下のものでは、ほとんど施工が不可能である。
本実施形態の蒸気用配管10は、図2に示した蒸気配管構造100、110を構成する蒸気用配管101、102、104、105、オリフィス103、及びエルボ継手106に適用することができる。そして、本実施形態の蒸気用配管10では、配管11の内面に保護層12が形成されていることで、配管内を高速で飛翔する液滴が内壁面に衝突したときにも配管11(蒸気用配管101、102、104、105、オリフィス103、及びエルボ継手106)を効果的に保護することができる。
本実施形態の蒸気用配管10が良好な耐エロージョン性を備えているのは、保護層12を構成するアルミナ層、クロム化合物層、Ni−P−Bめっき層、及び窒化物層が、硬度に優れるとともに靱性にも優れた被膜であることによると考えられる。すなわち、本実施形態の保護層12は、高速で繰り返し入射する液滴の衝撃によるクラックの発生や進展を抑制することができる。これにより、液滴衝撃エロージョンの発生を抑え、信頼性に優れた蒸気配管構造を構成することができる。
また本実施形態の蒸気用配管10において用いられる保護層12は、粉末に埋没した状態での加熱処理や、液相処理によって形成することができる。したがって、従来溶射処理では被膜形成が不可能であった小径の配管(φ60mm以下の配管)や、エルボ継手などの屈曲形状の配管であっても容易に保護層12を施工することができる。
本実施形態において、保護層12は、配管11内面の全体に形成してもよく、一部にのみ形成してもよい。例えば、液滴衝撃エロージョンが特に生じやすいエルボ継手106の内面にのみ形成してもよく、オリフィス103の下流側の蒸気用配管102の内面にのみ形成してもよい。さらに、オリフィス下流端から100mm以下の範囲にのみ保護層12を形成してもよい。
以下、実施例により本実施形態の蒸気用配管についてさらに詳細に説明する。
本実施例では、呼び径50AのSTPA23配管(クロムモリブデン鋼鋼管)の内面に、複数種類の保護層を形成し、それらについて液滴衝撃エロージョンに対する耐久性を評価した。本実施例では、以下に示す5種類の試験片を用意し、試験及び評価に供した。
Figure 2013185220
試料1のアルミナ層は、アルミナ粉末と塩化アンモニウム粉末の混合粉末中に試験片を埋没させた状態で900℃、24時間の加熱を行うことにより形成した。なお、当該試験片をEDX分析したところ、アルミナ層と基材(STPA23)との界面に、Al−Fe−C金属間化合物層(アルミニウム拡散浸透層)が形成されていることが確認された。
試料2のクロム化合物層は、クロム粉末と塩化アンモニウム粉末の混合粉末中に試験片を埋没させた状態でH雰囲気に保持し、900℃、24時間の加熱を行うことにより形成した。基材(STPA23)の表層部にクロムが拡散して形成されたクロム拡散浸透層が形成されており、このクロム拡散浸透層上に鉄クロム炭化物層(クロム化合物層)が形成されていることが確認された。
試料3の窒化物層は、アルカリ金属のシアン酸化物及び炭酸塩を主成分とした塩浴中に試験片を浸漬し、600℃に保持することで形成した。形成された窒化物層は、基材(STPA23)の鉄が窒化された窒化鉄層であった。また、表面の窒化鉄層の下層側に、基材中に窒素が拡散した窒素拡散層が形成されていた。
試料4のNi−P−Bめっき層は、試験片をめっき液(ニッケルイオンを含む次亜リン酸及びジメチルアミンボランの水溶液)に浸漬することで形成した。
図3は、耐エロージョン性評価に用いたウォータージェット装置200を示す図である。ウォータージェット装置200は、ノズル201と、ノズル201を支持するノズル支持部202と、試験片Sを支持するステージ部203とを備えている。ノズル201には、図示略のポンプから水Wが圧送される。ノズル201の図示下面には、直径0.4mmのノズル開口部が形成されている。ノズル201内に圧送された水Wは、ノズル開口部からウォータージェットWJとして噴射される。ウォータージェットWJは、試験片Sの表面に所定角度(例えば90°)で入射するように噴射される。
本実施例では、ウォータージェット装置200における噴射圧力を30MPa、試験時間を1秒〜5400秒、ノズル201から試験片Sの表面までの試験距離Dを200mm、ウォータージェットWJの試験片Sの表面に対する角度は90°とした。試験片Sに対する液滴衝突速度は148m/sであった。
各試料の評価は、ウォータージェット装置200による試験片Sの表面損傷試験の後、金属顕微鏡の焦点深度により損傷深さを測定し、試験時間に対する損傷深さを求めることにより行った。
図4は、試料1〜4及び対照試料について、試験時間に対する損傷深さをプロットしたグラフである。
図4に示すように、保護層を形成した試料1〜4の試験片では、試験時間に対する損傷深さの上昇度(損傷深さ速度)の傾きが小さくなっている。すなわち、保護層を形成していない対照試料のSTPA23に対して、ウォータージェットによる損傷の進行が遅くなっていることが確認された。
特に、試料1のアルミニウム拡散浸透処理によりアルミナ層を形成した試験片における損傷深さ速度は0.22μm/sであり、対照試料の損傷深さ速度9.7μm/sの44分の1程度にまで低下した。また、試料3の窒化処理により窒化物層を形成した試験片では損傷深さ速度は0.89μm/sであり、対照試料に対して損傷深さ速度が10分の1程度にまで低下した。これらの材質を保護層として用いることで液滴衝撃エロージョンに対する耐久性が著しく向上することが確認された。
10,101,102,104,105…蒸気用配管、11…配管、12…保護層、103…オリフィス、106…エルボ継手(配管屈曲部)

Claims (7)

  1. 配管内面にアルミ拡散浸透層を介して形成されたアルミナ層を有する保護層が設けられていることを特徴とする蒸気用配管。
  2. 配管内面に、クロム拡散浸透層を介して形成されたクロム化合物層を有する保護層が設けられていることを特徴とする蒸気用配管。
  3. 配管内面に、Ni−P−Bめっき層を有する保護層が設けられていることを特徴とする蒸気用配管。
  4. 配管内面に、窒素拡散層を介して形成された窒化物層を有する保護層が設けられていることを特徴とする蒸気用配管。
  5. 前記配管の内径が60mm以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の蒸気用配管。
  6. 前記保護層が、配管屈曲部に設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の蒸気用配管。
  7. 前記保護層が、オリフィスから下流側100mm以内の範囲に設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の蒸気用配管。
JP2012052243A 2012-03-08 2012-03-08 蒸気用配管及びその製造方法 Active JP5891859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012052243A JP5891859B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 蒸気用配管及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012052243A JP5891859B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 蒸気用配管及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013185220A true JP2013185220A (ja) 2013-09-19
JP5891859B2 JP5891859B2 (ja) 2016-03-23

Family

ID=49386919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012052243A Active JP5891859B2 (ja) 2012-03-08 2012-03-08 蒸気用配管及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5891859B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016056491A1 (ja) * 2014-10-07 2016-04-14 エア・ウォーターNv株式会社 金属の表面改質方法および金属製品

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997949A (ja) * 1973-01-26 1974-09-17
JPS56105470A (en) * 1980-01-24 1981-08-21 Sumitomo Metal Ind Ltd Production of steel material having excellent resistance against steam oxidation
JPS5719371A (en) * 1980-07-07 1982-02-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Surface treatment of steel product
JPS6052581A (ja) * 1983-09-02 1985-03-25 Hitachi Ltd 耐水蒸気酸化性に優れた金属部材
JP2008518101A (ja) * 2004-10-27 2008-05-29 ユニバーズィテート シュトゥットガルト 耐熱鋼から作られる構造部材の腐食防止法
JP2011007689A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Toshiba Corp 材料劣化診断装置及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997949A (ja) * 1973-01-26 1974-09-17
JPS56105470A (en) * 1980-01-24 1981-08-21 Sumitomo Metal Ind Ltd Production of steel material having excellent resistance against steam oxidation
JPS5719371A (en) * 1980-07-07 1982-02-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Surface treatment of steel product
JPS6052581A (ja) * 1983-09-02 1985-03-25 Hitachi Ltd 耐水蒸気酸化性に優れた金属部材
JP2008518101A (ja) * 2004-10-27 2008-05-29 ユニバーズィテート シュトゥットガルト 耐熱鋼から作られる構造部材の腐食防止法
JP2011007689A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Toshiba Corp 材料劣化診断装置及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016056491A1 (ja) * 2014-10-07 2016-04-14 エア・ウォーターNv株式会社 金属の表面改質方法および金属製品
JP2016074948A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 エア・ウォーターNv株式会社 金属の表面改質方法および金属製品
US10156008B2 (en) 2014-10-07 2018-12-18 Air Water Nv Inc. Method for altering surface of metal, and metallic product

Also Published As

Publication number Publication date
JP5891859B2 (ja) 2016-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11104981B2 (en) Aluminum-cobalt-chromium-iron-nickel-silicon alloy, powder and cladding thereof
Cinca et al. Study of stellite-6 deposition by cold gas spraying
JP2007308737A (ja) 溶接部の防食方法
CN106687615B (zh) 金属的表面改性方法及金属制品
JP2004169176A (ja) 液体による浸食を受ける機器を被覆するためのコバルト系合金
Sutter et al. Dynamic corrosion testing of metals in solar salt for concentrated solar power
JP2021501830A (ja) タービンブレードおよびその他の構成要素の耐水滴浸食性コーティング材
Tian et al. Effect of post-spray shot peening treatment on the corrosion behavior of NiCr-Mo coating by plasma spraying of the shell–core–structured powders
JP5891859B2 (ja) 蒸気用配管及びその製造方法
Babu et al. Thermal spray coatings for erosion–corrosion resistant applications
Winnicki et al. Experimental study on aluminium bronze coatings fabricated by low pressure cold spraying and subsequent heat treatment
JP2005529231A (ja) 保護コーティングを有する金属構成成分
JP6255386B2 (ja) サーメット溶射粉末
JP2007039745A (ja) フェライト系耐熱鋼の耐水蒸気酸化性改善方法及び耐水蒸気酸化性に優れたフェライト系耐熱鋼並びにボイラ用耐熱鋼
Saleh et al. Effect of surface properties modification on slurry erosion–corrosion resistance of AISI 5117 steel
JP4912163B2 (ja) フッ化不動態膜を形成した炭素鋼又は特殊鋼及びその形成方法
JP2012087325A (ja) 無電解ニッケル−リンめっき処理方法及び無電解ニッケル−リンめっき処理した機能部品
Kiahosseini et al. Mechanical and corrosion performance of multilayer ceramic coatings deposited on an austenitic stainless steel using plasma spray
Agüero Progress in the development of coatings for protection of new generation steam plant components
US6648988B2 (en) Furnace run length extension by fouling control
Lei et al. Cavitation erosion behavior of CLAM steel weld joint in liquid lead-bismuth eutectic alloy
Lee et al. Improved Deposition Efficiency of Cold-Sprayed CoNiCrAlY with Pure Ni Coatings and Its High-Temperature Oxidation Behavior after Pre-Treatment in Low Oxygen Partial Pressure
Singh Fabrication of High-Pressure Cold-Sprayed Coating on Ni-Based Superalloy for High-Temperature Corrosive Conditions
JP2015048496A (ja) 耐浸炭用タービン部材及びその製造方法
JP4990323B2 (ja) フェライト系耐熱鋼

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5891859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350