JP2013184272A - 高能率パイプ切断機及びパイプ切断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パイプ切断装置が、パイプに外挿可能な環状の自動回転駆動部と、環状の自動回転駆動部をパイプに沿って回転駆動させるための駆動モーターと、環状の自動回転駆動部に設置された切断用の切断刃物とを備えたパイプ切断装置が、切断刃物によるパイプの切断箇所を集中的かつ部分的に加熱する加熱源を環状の自動回転駆動部にさらに備えていること。
【選択図】図1
Description
これらプラント、特に原子力発電所を解体又は廃炉する際には、パイプの交換や解体を目的として、パイプを切断することが必要になり、各種のパイプ切断加工機が使われている。
しかし、特に福島第一原子力発電所や浜岡原子力発電所など、原子力プラントの放射能汚染が懸念されるパイプを切断する際には、人が直接パイプに触れたり、近づいて切断作業することができず、また切断時に煙や粉末が飛び散ると、汚染が広がり得るため、そのような切断方法が適さないなどといった問題点がある。
また、放射能汚染が懸念されるパイプでなくとも、切断時に音や煙が多く出る方法は好ましくなく、その一方で切断コストが高い方法も好ましくない。
出願人自身も、2分割式の環状回転駆動部に自動送りスライドを設け、自動送りスライド上に切断用又は開先加工用バイトを取り付けて、パイプ切断や開先機械加工を行っている。
しかし、特に福島第一原子力発電所の解体にあたっては、迅速・安全・低コストのすべての要求を満たすことが急務であり、かつ、通常のパイプ切断にあたっても、従来に比して高能率で安全に、かつコストを抑えた切断装置及び方法が必要とされている。
また、加熱源が、プラズマアークトーチ、又はフェライトコアにコイルが巻かれた誘導加熱装置からなることが好適である。
また、加熱源が、パイプ切断線となる幅2mm〜6mmを集中的に加熱可能なことが好適である。
また、加熱源が、切断刃物の先端の前方100〜200mmの位置に配置されていることが好適である。
また、切断刃物が、切削用又は開先加工用バイトであることからなる。
また、加熱源への給電装置として、パイプに外挿可能な環状の集電装置が設けられていることが好適である。
また、パイプ切断装置の回転速度が10〜30m/minであることが好適である。
また、パイプ素材の硬度が15〜35%低下するまで予熱することが好適である。
表1
表2
表3
なお、前方とあるのは、相対的な表現であり、プラズマトーチ13により集中的に予熱された部分がすぐに突っ切りバイト8により切削されるという趣旨である。
2 パイプ切断機
3,3’ リングフレーム
4 分割接続部材
5 環状の自動回転駆動部
6 回転駆動モーター
7 パイプ切断装置
8 突っ切りバイト
9 倣いローラー
10 加圧スプリング
11 スライド機構
12 スプロケット
13 プラズマトーチ
14 プラズマアーク装置
15 左右調整スライド
16 上下調整スライド
17 スリップリング
18 集電ブラシ
19 スリップ給電装置
20 給電ケーブル
Claims (10)
- パイプに外挿可能な環状の自動回転駆動部と、環状の自動回転駆動部をパイプに沿って回転駆動させるための駆動モーターと、環状の自動回転駆動部に設置された切断用の切断刃物とを備えたパイプ切断装置が、切断刃物によるパイプの切断箇所を集中的かつ部分的に加熱する加熱源を環状の自動回転駆動部にさらに備えていることを特徴とするパイプ切断装置。
- 加熱源が、プラズマアークトーチ、又はフェライトコアにコイルが巻かれた誘導加熱装置からなることを特徴とする請求項1に記載のパイプ切断装置。
- 加熱源が、パイプ切断線となる幅2mm〜6mmを集中的に加熱可能なことを特徴とする請求項1又は2に記載のパイプ切断装置
- 加熱源が、切断刃物の先端の前方100〜200mmの位置に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパイプ切断装置。
- 切断刃物が、切削用又は開先加工用バイトであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のパイプ切断装置。
- 加熱源への給電装置として、パイプに外挿可能な環状の集電装置が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のパイプ切断装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のパイプ切断装置を使用して、切断部を100℃〜270℃に予熱し、パイプの金属硬度を下げて切削することを特徴とするパイプ切断方法。
- 切断部を150℃〜250℃に予熱することを特徴とする請求項7に記載のパイプ切断方法。
- パイプ切断装置の回転速度が10〜30m/minであることを特徴とする請求項7又は8に記載のパイプ切断方法。
- パイプ素材の硬度が15〜35%低下するまで予熱することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のパイプ切断方法。
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JP2012053079A JP2013184272A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 高能率パイプ切断機及びパイプ切断方法 |
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2012
- 2012-03-09 JP JP2012053079A patent/JP2013184272A/ja active Pending
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