JP2013183324A - 画像形成装置、管理装置、画像形成システム、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、管理装置、画像形成システム、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】省エネルギーの効果を維持しつつ、管理装置からのコマンドを適切に実行する画像形成装置を提供する。
【解決手段】MFP100は消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有し、PC400から管理用のアプリケーションコマンドを受け付けると(S13)、そのコマンドのうち、通常モードから省エネルギーモードへ移行するまでに処理が完了するコマンドを実行し(S22)、通常モードから省エネルギーモードへ移行するまでに当処理が完了しないコマンドを蓄積する(S23)。蓄積したコマンドは、省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に実行する。
【選択図】図4

Description

この発明は画像形成装置、管理装置、画像形成システム、制御方法、および制御プログラムに関し、特に、省エネルギーモードを有する画像形成装置、当該画像形成装置を管理するための管理装置、当該画像形成装置を含む画像形成システム、その制御方法、および制御プログラムに関する。
コピー機やプリンターやファクシミリ送受信機やそれらの複合機であるMFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置においては、画像形成機能や操作パネル等に電力供給を行なわない省エネルギーモードに移行するタイミングが、予め規定された時刻や、最終の操作から所定時間経過した後、などと規定されているものがある。
PC(パーソナルコンピュータ)などの管理装置において管理用アプリケーションなどの画像形成装置の設定を行なうためのアプリケーションを用いて画像形成装置の設定を行なう場合、当該アプリケーションに従って設定項目の設定内容を入力し、設定指示を画像形成装置に送信して設定させたり、すでにある設定を変更させたりする。
特開2010−120322号公報
画像形成装置が省エネルギーモードのときに操作パネルが操作されると通常モードに復帰する。しかしながら、上記アプリケーションから設定指示を送信途中で画像形成装置が省エネルギーモードに移行してしまうと、タイムアウトエラーとなって、上記アプリケーションで入力されたすべての設定が完全には画像形成装置に反映されなくなる。
一方、この問題を解消するために、省エネルギーモードに移行するタイミングの直前に上記アプリケーションから設定指示が送信された場合には省エネルギーモードへ移行するタイミングを遅らせて、設定指示に従って設定処理を行なうことが考えられる。
しかしながら、省エネルギーモードへ移行するタイミングを予め規定されているタイミングから遅らせると、その分、省エネルギーの期間が短くなり、省エネルギー効果が低下する、という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、省エネルギーの効果を維持しつつ、管理装置からのコマンドを適切に実行する画像形成装置、管理装置、画像形成システム、制御方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置であって、管理装置と通信するための通信手段と、管理装置からのコマンドに従う処理を実行するための実行手段と、コマンドを記憶するための記憶手段と、コマンドに従う処理の実行を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、管理装置からコマンドを受け付けると、管理装置からのコマンドのうち、通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを実行手段で実行させ、通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドを記憶手段に記憶して、省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に実行手段に実行させる。
好ましくは、制御手段は、管理装置からのコマンドのうち、省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に必要なコマンドを実行手段に実行させる。
より好ましくは、制御手段は、管理装置からのコマンドのうち、省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に必要なコマンドに従う処理の後に通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを実行手段で実行させる。
好ましくは、制御手段は、通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングを管理装置に通知する。
本発明の他の局面に従うと、管理装置は、消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置と通信するための通信手段を備え、画像形成装置を制御可能な管理装置であって、画像形成装置に処理を実行させるためのコマンドを生成するための生成手段と、生成手段で生成されたコマンドを記憶するための第1の記憶手段と、画像形成装置の、コマンドに従う処理を実行する能力に関する情報を記憶するための第2の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶されたコマンドを画像形成装置に対して送信するための送信手段と、画像形成装置が通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングを、省エネルギーモードへ移行するよりも以前に検知する検知手段と、コマンドの画像形成装置に対する送信を制御するための制御手段とをさらに備える。制御手段は、第1の記憶手段に記憶されたコマンドのうち、画像形成装置において通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを第1の記憶手段から読み出して画像形成装置に送信し、画像形成装置において通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドは省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信しない。
好ましくは、制御手段は、省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信せずに第1の記憶手段に記憶されているコマンドを、画像形成装置が省エネルギーモードから通常モードに復帰した後に送信する。
好ましくは、制御手段は、第1の記憶手段に記憶されたコマンドのうち、画像形成装置が省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に必要なコマンドを省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信する。
より好ましくは、制御手段は、第1の記憶手段に記憶されたコマンドのうち、画像形成装置が省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に必要なコマンドに従う処理の後に通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信する。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像形成システムは、上述の画像形成装置と上述の管理装置とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置と、画像形成装置を制御可能な管理装置とを含んだ画像形成システムでの、画像形成装置のコマンドの処理を制御する方法であって、管理装置においてコマンドを生成するステップと、生成されたコマンドのうち、画像形成装置が通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに画像形成装置において当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを画像形成装置において実行するステップと、生成されたコマンドのうち、画像形成装置が通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに画像形成装置において当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドを記憶装置に記憶しておき、画像形成装置が省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に、画像形成装置において記憶装置に記憶されたコマンドを実行するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは、消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置に、管理装置からのコマンドを実行させるためのプログラムであって、管理装置からコマンドを受け付けると、管理装置からのコマンドのうち、通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを実行させるステップと、通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドを記憶手段に記憶させるステップと、省エネルギーモードから通常モードに復帰する際に、記憶手段に記憶されたコマンドを実行させるステップとを画像形成装置に実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは、消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置への、処理を実行させるためのコマンドの送信処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、上記コマンドを生成するステップと、生成されたコマンドを記憶装置に記憶するステップと、画像形成装置が通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングを、省エネルギーモードへ移行するよりも以前に検知するステップと、記憶装置に記憶されたコマンドのうち、画像形成装置において通常モードから省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを記憶装置から読み出して画像形成装置に送信するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明によると、画像形成装置において省エネルギーの効果を維持しつつ、管理装置からのコマンドを適切に実行することができる。
実施の形態にかかる画像形成システムの構成の具体例を示す図である。 実施の形態にかかる画像形成システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)のハードウェア構成の具体例を示す図である。 実施の形態にかかる画像形成システムに含まれるPC(Personal Computer)のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成システムでの動作概要を表わした図である。 PCでの設定画面の具体例を示す図である。 PCでのコマンドの送信完了を報知する画面の具体例を示す図である。 PCの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 PCでの動作の流れを表わすフローチャートである。 MFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像形成システム1の構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態にかかる画像形成システム1は、画像形成装置としてのMFP100と、その管理装置としてのPC(Personal Computer)400とを含む。
MFP100およびPC400は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク600で電気的に接続されている。ネットワーク600は有線であっても無線であってもよい。
画像形成装置は、MFPに限定されず、コピー機やプリンターやファクシミリ送受信機などであってもよい。
<装置構成>
図2は、MFP100のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図2を参照して、MFP100は、全体を制御するための演算装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、メモリー16と、図示しない原稿台に載置された原稿を光学的に読み取って画像データーを得るためのスキャナー13と、画像データーを印刷用紙上に固定するためのプリンター14と、情報を表示したり当該MFP100に対する操作入力を受け付けたりするためのタッチパネルを含んだ操作パネル15と、画像データー等を保存するためのメモリー16と、ネットワーク600を介した通信を制御するためのネットワークコントローラー17と、MFP100の状態を検出するためのセンサー18とを含む。
メモリー16は、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)161と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)162と、ユーザー情報などの設定情報を記憶するためのNV−RAM(Non-Volatile Random Access Memory)163と、画像データーを記憶したり後述するように一時的に管理情報を保持したりするためのHDD(Hard Disk Drive)164とを含む。
操作パネル15は、図示しないタッチパネルと操作キー群とを含む。タッチパネルは、液晶表示装置などの表示装置と光学式タッチパネルや静電容量タッチパネルなどの位置指示装置とが重なって構成され、操作画面を表示して、その操作画面上の指示位置を特定する。CPU10は予め記憶されている画面表示をさせるためのデーターに基づいてタッチパネルに操作画面を表示させる。
センサー18としては、たとえば、トナー量残量やトナー切れ、用紙切れを検出するためのセンサーや、各部のジャム(紙詰まり)や温度異常や動作異常等を検出するためのセンサーや、印刷用紙の排紙トレイへの排出を検出するためのセンサー、などが該当する。
図3は、PC400のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3を参照して、PC400は、全体を制御するための演算装置であるCPU40と、メモリー48と、当該PC400に対する操作入力を受け付けるためのキーボードやマウスなどの入力装置43と、ディスプレイ44と、LANを介した通信の制御するためのネットワークコントローラー47と、文書データーや、後述する管理情報などを記憶するためメモリー48とを含む。
メモリー48は、CPU40で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM481と、CPU40でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM482と、CPU40での処理に必要なデーターを記憶したり後述するように一時的に管理情報を保持したりするためのHDD483とを含む。
<動作概要>
図4は、画像形成システム1での動作概要を表わした図である。
図4を参照して、管理装置であるPC400では、MFP100の管理用アプリケーションが実行されて、その実行に従ってユーザーから管理情報の入力を受け付ける(ステップS11)。上記アプリケーションが実行されることでたとえば図5のような設定画面が表示され、ユーザーから各種管理情報の入力を受け付けることができる。
ユーザーは、図5に表わされたように、たとえば、MFP100に登録したり変更したりするユーザー情報(ユーザー名、パスワード、ファクシミリ送信先、メールアドレス等)や、いわゆるボックスと呼ばれるユーザーに関連付けられた記憶領域等所定の記憶領域に登録する画像データーや文書データー、MFP100のIPアドレスの変更、管理者用のパスワード、などの管理情報を当該アプリケーションに従って入力する。入力された管理情報はPC400の記憶領域に一時的に蓄積されていく(ステップS12)。そして、図5に表わされた画面において「送信」ボタンを押すことで、これら管理情報をMFP100に行なわせるためのアプリケーションコマンドが一括してMFP100に送信される(ステップS13)。
本実施の形態にかかるMFP100は消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する。そして、MFP100は、所定のタイミングで通常モードから省エネルギーモードに移行するタイミングをPC400に対して通知する(ステップS21)。そこで、本実施の形態にかかるPC400のアプリケーションでは、上記通知に基づいて省エネルギーモードに移行するタイミングが迫っている場合、「送信」ボタンが押される前であっても、PC400の記憶領域に一時的に蓄積されている管理情報に基づいたアプリケーションコマンドを、順次MFP100に対して送信する。
なお、このとき、アプリケーションでは、図6に表わされたように、コマンドの送信完了を報知する画面を表示して、ユーザーにアプリケーションコマンドの送信と、すでに送信されたアプリケーションコマンドとを通知する。
MFP100は、PC400からアプリケーションコマンドを受信すると、そのコマンドに従って処理を実行する(ステップS22)。しかしながら、本実施の形態にかかるMFP100では、アプリケーションコマンドに従って処理を実行すると、その処理時間中に省エネルギーモードに移行するタイミングに達する場合には、その処理を行なうことなく記憶領域に蓄積して省エネルギーモードに移行する(ステップS23)。この場合、蓄積されたアプリケーションコマンドは、省エネルギーモードから復帰の後に実行される。
なお、ここでの「管理情報」とは、上述の、画像データーや文書データー、MFP100のIPアドレスの変更、管理者用のパスワードなど、MFP100での処理に用いる情報が該当する。アプリケーションコマンドは管理情報であるこれら情報を新たに記憶したりすでに記憶されているものを更新したりして、MFP100での処理に使用可能なように設定する処理をMFP100に実行させるためのコマンドである。すなわち、MFP100でアプリケーションコマンドに従った処理が実行されることで、PC400で入力された管理情報はMFP100では設定情報として用いられることになる。
<機能構成>
図7は、上記動作を行なうためのPC400の機能構成の具体例を示すブロック図である。図7のブロック図に示された各機能は、PC400のCPU40がROM481に記憶されているプログラムを読み出してRAM482上に展開しつつ実行することで、主にCPU40に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図3に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図7を参照して、PC400のHDD483には、アプリケーションコマンドを一時的に記憶するための記憶領域であるコマンド記憶部31と、MFP100のアプリケーションコマンドに従った処理を実行する能力を記憶するための記憶領域である機能記憶部32とが設けられる。
さらに図7を参照して、PC400のCPU40は、入力装置43での操作に基づいた操作信号の入力を受け付けるための指示入力部401と、入力された管理情報に基づいてアプリケーションコマンドを生成するための生成部402と、生成されたアプリケーションコマンドをコマンド記憶部31に格納するための格納部403と、ネットワークコントローラー47を介してMFP100から省エネルギーモードに移行するタイミングの通知を受け付けるための通知入力部404と、アプリケーションコマンドの送信の要否を判断するための判断部405と、アプリケーションコマンドをコマンド記憶部31から読み出すための読出部406と、読み出されたアプリケーションコマンドをネットワークコントローラー47を介してMFP100に送信するための送信部407とを含む。
判断部405は、コマンド記憶部31に記憶されたアプリケーションコマンドごとに、機能記憶部32に記憶されるMFP100の処理能力を参照して、そのコマンドをMFP100で実行するために要する時間を算出する。そして、算出された時間と、MFP100から通知された省エネルギーモードに移行するタイミングまでの時間とを比較することで、そのアプリケーションコマンドを省エネルギーモードに移行するタイミングまでMFP100において実行完了するか否かを判断する。そして、省エネルギーモードに移行するタイミングまでMFP100において実行完了すると判断されたアプリケーションコマンドを送信すると判断し、実行完了しないアプリケーションコマンドを送信しないと判断する。
読出部406は、図5の画面で「送信」ボタンが押されることでユーザーからのアプリケーションコマンドの一括した送信の指示を受け付けると、コマンド記憶部31に一時的に記憶されているすべてのアプリケーションコマンドを読み出す。
または、それよりも以前に判断部405において送信すると判断されたアプリケーションコマンドが存在する場合には、そのアプリケーションコマンドをコマンド記憶部31から読み出す。
なお、図1には表わされていないものの、画像形成システム1に複数台のMFPが含まれる場合、機能記憶部32にはMFPごとのアプリケーションコマンドに従った処理を実行する能力が記憶され、PC400が複数台のMFPそれぞれについてアプリケーションコマンドの送信の制御が可能であってもよい。
図8は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図8のブロック図に示された各機能は、MFP100のCPU10がROM161に記憶されているプログラムを読み出してRAM162上に展開しつつ実行することで、主にCPU10に形成されるものである。しかしながら、少なくとも一部が、図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図8を参照して、MFP100のHDD164には、省エネルギーモードに移行するタイミングを記憶するための記憶領域であるタイミング記憶部41と、アプリケーションコマンドを記憶するための記憶領域であるコマンド記憶部42とが設けられる。この例では、省エネルギーモードに移行するタイミングが予め記憶されているものとするが、たとえば、最終の操作から所定時間経過した後、などと規定されている場合には、最終操作時刻が記憶されており、それに基づいて算出されるものであってもよい。
さらに図8を参照して、MFP100のCPU10は、所定のタイミングでタイミング記憶部41に記憶されている省エネルギーモードに移行するタイミングを読み出してネットワークコントローラー17を介してPC400に通知するための通知部101と、ネットワークコントローラー17を介してPC400からアプリケーションコマンドの入力を受け付けるための入力部102と、入力されたアプリケーションコマンドを実行するか否かを判断するための判断部103と、省エネルギーモードからの復帰後に実行すると判断されたアプリケーションコマンドをコマンド記憶部42に格納するための格納部104と、アプリケーションコマンドを実行するための実行部105とを含む。
通知部101は、一例として、省エネルギーモードに移行するタイミングから所定時間以前に達するとPC400に対してそのタイミングを通知する。また、他の例として、予め規定された時間間隔で、次に省エネルギーモードに移行するタイミングを通知するようにしてもよい。また、PC400からの要求に応じて次に省エネルギーモードに移行するタイミングを通知するようにしてもよい。
判断部103は、予めアプリケーションコマンドごとに、その実行に要する時間を記憶しておく。そして、実行に要する時間と省エネルギーモードに移行するタイミングまでの時間とを比較することで、そのアプリケーションコマンドを省エネルギーモードに移行するタイミングまで実行完了するか否かを判断する。ここでの判断は、PC400の判断部405と同様の判断である。そして、省エネルギーモードに移行するタイミングまで実行完了すると判断されたアプリケーションコマンドを省エネルギーモードに移行する前に実行し、実行完了しないアプリケーションコマンドを省エネルギーモードからの復帰後に実行すると判断する。
実行部105でアプリケーションコマンドに従う処理を実行することで、PC400からの管理情報がHDD164に書き込まれたり、NV−RAM163に書き込まれたりして、MFP100での処理で使用可能なように設定される。具体的には、実行部105は項目ごとに書き込む先のメモリーの種類を予め記憶しておき、入力された管理情報を対応したメモリーに書き込む。たとえば、ユーザー名や電話番号やメールアドレス等のユーザー情報はNV−RAM163に書き込み、画像データーはHDD164に書き込む。
一般的に、NV−RAM163にデーターを書き込んだり記憶されているデーターを更新する処理は処理時間が短く、HDD164にデーターを書き込んだり記憶されているデーターを更新する処理は処理時間が長いため、判断部103は、NV−RAM163にデーターを書き込んだり記憶されているデーターを更新する処理を行なわせるアプリケーションコマンドについては省エネルギーモードに移行する前に実行すると判断する可能性が高く、HDD164にデーターを書き込んだり記憶されているデーターを更新したりする処理を行なわせるアプリケーションコマンドについては省エネルギーモードからの復帰後に実行すると判断する可能性が高い。
<動作フロー>
図9は、PC400での動作の流れを表わすフローチャートである。図9のフローチャートに表わされた動作は、PC400でMFP100の管理用アプリケーションを実行して図5の画面に従って各項目の管理情報の入力を受け付けている処理中に行なわれる動作である。当該アプリケーションに従った処理では、ユーザーから管理情報の入力を受け付けてその内容に基づいてアプリケーションコマンドを生成し、コマンド記憶部31に一時的に記憶していく。
なお、図9のフローチャートに表わされる動作は、PC400のCPU40がROM481に記憶されているプログラムを読み出してRAM482上に展開しつつ実行し、図7に表わされる各機能を発揮させることによって実現される。
図9を参照して、MFP200から省エネルギーモードに移行するタイミングの通知がなされると(ステップS101でYES)、CPU40はコマンド記憶部31に記憶されているアプリケーションコマンドのうち、通知された省エネルギーモードに移行するタイミングまでにMFP100で実行完了するコマンドがあるか否かを判断する。該当するアプリケーションコマンドがある場合(ステップS103でYES)、ステップS105でそのアプリケーションコマンドをMFP100に対して送信する。ここでは、図5の画面においてユーザーから「送信」ボタンを押下されてアプリケーションコマンドの一括送信を行なうよりも以前に該当するコマンドをMFP100に対して送信する。
その後、MFP100が省エネルギーモードから復帰すると(ステップS107でYES)、ステップS109でCPU40は、コマンド記憶部31に記憶されているすべてのアプリケーションコマンドをMFP100に対して送信して、一連の動作を終了する。
図10は、MFP100での動作の流れを表わすフローチャートである。図10のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM161に記憶されているプログラムを読み出してRAM162上に展開しつつ実行し、図8に表わされる各機能を発揮させることによって実現される。
図10を参照して、CPU10は、省エネルギーモードへの移行を通知するタイミングに達したことを検知すると(ステップS201でYES)、ステップS203で移行するタイミングをPC400に対して通知する。
CPU10は、アプリケーションコマンドをPC400から受信していると(ステップS205でYES)、受信した各アプリケーションコマンドについて、省エネルギーモードに移行するよりも以前に実行するか否かを判断する。すなわち、アプリケーションコマンドが省エネルギーモードに移行するよりも以前に実行完了するものである場合(ステップS207でYES)、ステップS209でそのアプリケーションコマンドに従って処理を実行し、省エネルギーモードに移行するまでに実行完了しないものである場合には(ステップS207でNO)、ステップS211でCPU10は、そのアプリケーションコマンドを一時的に蓄積して、一連の動作を終了する。なお、一時的に蓄積されたアプリケーションコマンドは、図示しない省エネルギーモードからの復帰動作の際に実行される。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかる画像形成システム1において以上の動作が行なわれることで、MFP100では、PC400からの管理用アプリケーションコマンドによって省エネルギーモードに移行するタイミングが遅れる、ということを回避することができる。それによって、省エネルギーの期間が短縮されず、省エネルギー効果を維持することができる。
なお、上の例では、PC400のアプリケーション側で省エネルギーモードに移行するまでにMFP100において実行完了するアプリケーションコマンドを選択してMFP100に送信することと、MFP100側で省エネルギーモードに移行するまでに実行完了するアプリケーションコマンドを選択して実行することと、2段階なされている。このようにすることで、より確実に省エネルギーモードに移行するタイミングを確保することが可能となる。
しかしながら、他の例として、いずれか一方のみがなされてもよい。すなわち、一例として、PC400のアプリケーション側で省エネルギーモードに移行するまでにMFP100において実行完了するアプリケーションコマンドを選択してMFP100に送信し、MFP100では送信されたアプリケーションコマンドに従う処理を実行するようにしてもよい。
他の例として、MFP100側で省エネルギーモードに移行するまでに実行完了するアプリケーションコマンドを選択して実行するようにしてもよい。なお、この例の場合には、PC400のアプリケーションでは省エネルギーモードに移行するまでにMFP100において実行完了するアプリケーションコマンドを選択することは行なわないものの、MFP100から省エネルギーモードに移行するタイミングが通知されると、ユーザーからアプリケーションコマンドの送信指示がなされていない段階であっても、一時的に蓄積されているアプリケーションコマンドをMFP100に対して送信する。この送信は、通知までに蓄積されたアプリケーションコマンドのみであってもよいし、省エネルギーモードに移行するタイミングまでに蓄積されたアプリケーションコマンドであってもよい。
<変形例1>
第1の変形例にかかるPC400では、MFP100から省エネルギーモードに移行するタイミングが通知されると、そのタイミングまでに、少なくとも、省エネルギーモードからの復帰時に必要な管理情報を記憶させて使用可能なように設定させるアプリケーションコマンドをMFP100に対して送信する。
このようなアプリケーションコマンドとしては、たとえば、省エネルギーモードからの復帰が再起動を伴うものである場合にはIPアドレスの設定(変更)や、管理者パスワードの設定(変更)などが該当する。
第1の変形例にかかるPC400の機能構成も図7のブロック図に表わされたものと同様とするが、第1の変形例にかかるPC400では、判断部405が予め省エネルギーモードからの復帰時に必要な設定を行なわせるアプリケーションコマンドを記憶しておき、そのアプリケーションコマンドがコマンド記憶部31に記憶されている場合にMFP100に送信すると判断する。
図9に表わされた動作では、上記ステップS103で上述の判断を行なって、上記ステップS105では、該当するアプリケーションコマンド、すなわち、省エネルギーモードからの復帰時に必要な設定を行なわせるアプリケーションコマンドをMFP100に対して送信する。
この場合、MFP100は、その実行によって省エネルギーモードに移行するタイミングが規定されたタイミングよりも多少遅くなるとしても、PC400から送信された、省エネルギーモードからの復帰時に必要な設定を行なわせるアプリケーションコマンドを実行するものとする。
このような動作が行なわれることで、第1の変形例にかかる画像形成システム1では、できるだけ省エネルギー効果と、省エネルギーモードからの正常な復帰とを両立することが可能となる。
なお、第1の変形例に上述の機能を組み合わせてもよい。すなわち、省エネルギーモードに移行するまでに他のアプリケーションコマンドもMFP100において実行完了する場合には、その他のアプリケーションコマンドも省エネルギーモードからの復帰時に必要な設定を行なわせるアプリケーションコマンドと共にMFP100に送信するようにしてもよい。この場合、PC400では省エネルギーモードからの復帰時に必要な設定を行なわせるアプリケーションコマンドを最優先として送信し、その実行の後に他のアプリケーションコマンドを実行するとして、その実行完了が省エネルギーモードへの移行までであるアプリケーションコマンドを送信すると判断するようにする。
<変形例2>
上の例では、図1に表わされたように、PC400から直接MFP100に対してアプリケーションコマンドが送信され、MFP100からPC400に対して直接省エネルギーモードへの移行のタイミングが通知されるものとしている。
他の例として、図示しないサーバーを介してMFP100とPC400とが通信する例が挙げられる。この場合、サーバーもまたMFP100の管理装置に該当し、図7に表わされたPC400の機能を有するようにしてもよい。すなわち、第2の変形例として、サーバーで、MFP100において省エネルギーモードに移行するまでに実行完了するアプリケーションコマンドを選択してMFP100に送信するようにしてもよい。
なお、上述の動作を管理装置であるPC400(または第2の変形例で表わされたサーバー)およびMFP100に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成システム、10,40 CPU、13 スキャナー、14 プリンター、15 操作パネル、16,48 メモリー、17,47 ネットワークコントローラー、18 センサー、31,42 コマンド記憶部、32 機能記憶部、41 タイミング記憶部、43 入力装置、44 ディスプレイ、100 MFP、101 通知部、102 入力部、103,405 判断部、104,403 格納部、105 実行部、161,481 ROM、162,482 RAM、163 NV−RAM、164,483 HDD、401 指示入力部、402 生成部、404 通知入力部、406 読出部、407 送信部、600 ネットワーク。

Claims (12)

  1. 消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置であって、
    管理装置と通信するための通信手段と、
    前記管理装置からのコマンドに従う処理を実行するための実行手段と、
    前記コマンドを記憶するための記憶手段と、
    前記コマンドに従う処理の実行を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記管理装置から前記コマンドを受け付けると、前記管理装置からの前記コマンドのうち、前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを前記実行手段で実行させ、前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドを前記記憶手段に記憶して、前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に前記実行手段に実行させる、画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記管理装置からの前記コマンドのうち、前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に必要なコマンドを前記実行手段に実行させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記管理装置からの前記コマンドのうち、前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に必要なコマンドに従う処理の後に前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを前記実行手段で実行させる、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングを前記管理装置に通知する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置と通信するための通信手段を備え、前記画像形成装置を制御可能な管理装置であって、
    前記画像形成装置に処理を実行させるためのコマンドを生成するための生成手段と、
    前記生成手段で生成された前記コマンドを記憶するための第1の記憶手段と、
    前記画像形成装置の、前記コマンドに従う処理を実行する能力に関する情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記コマンドを前記画像形成装置に対して送信するための送信手段と、
    前記画像形成装置が前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングを、前記省エネルギーモードへ移行するよりも以前に検知する検知手段と、
    前記コマンドの前記画像形成装置に対する送信を制御するための制御手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1の記憶手段に記憶された前記コマンドのうち、前記画像形成装置において前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを前記第1の記憶手段から読み出して前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置において前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドは前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信しない、管理装置。
  6. 前記制御手段は、前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信せずに前記第1の記憶手段に記憶されている前記コマンドを、前記画像形成装置が前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰した後に送信する、請求項5に記載の管理装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1の記憶手段に記憶された前記コマンドのうち、前記画像形成装置が前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に必要なコマンドを前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信する、請求項5または6に記載の管理装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の記憶手段に記憶された前記コマンドのうち、前記画像形成装置が前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に必要なコマンドに従う処理の後に前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに送信する、請求項7に記載の管理装置。
  9. 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置と、請求項5〜8のいずれかに記載の管理装置とを備える、画像形成システム。
  10. 消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置と、前記画像形成装置を制御可能な管理装置とを含んだ画像形成システムでの、前記画像形成装置のコマンドの処理を制御する方法であって、
    前記管理装置において前記コマンドを生成するステップと、
    前記コマンドのうち、前記画像形成装置が前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに前記画像形成装置において当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを前記画像形成装置において実行するステップと、
    前記コマンドのうち、前記画像形成装置が前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに前記画像形成装置において当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドを記憶装置に記憶しておき、前記画像形成装置が前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に、前記画像形成装置において前記記憶装置に記憶された前記コマンドを実行するステップとを備える、制御方法。
  11. 消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置に、管理装置からのコマンドを実行させるためのプログラムであって、
    前記管理装置から前記コマンドを受け付けると、前記管理装置からの前記コマンドのうち、前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを実行させるステップと、
    前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了しないコマンドを記憶手段に記憶させるステップと、
    前記省エネルギーモードから前記通常モードに復帰する際に、前記記憶手段に記憶されたコマンドを実行させるステップとを前記画像形成装置に実行させる、制御プログラム。
  12. 消費エネルギーのモードとして通常モードと省エネルギーモードとを有する画像形成装置への、処理を実行させるためのコマンドの送信処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コマンドを生成するステップと、
    生成された前記コマンドを記憶装置に記憶するステップと、
    前記画像形成装置が前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングを、前記省エネルギーモードへ移行するよりも以前に検知するステップと、
    前記記憶装置に記憶された前記コマンドのうち、前記画像形成装置において前記通常モードから前記省エネルギーモードへ移行するタイミングまでに当該コマンドに従う処理が完了するコマンドを前記記憶装置から読み出して前記画像形成装置に送信するステップとを前記コンピュータに実行させる、制御プログラム。
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