JP2013183189A - 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】動画像として観察した場合に、撮影時における撮影者の等速でないパンニング動作に起因して、連続するフレーム画像に一様でない像移動が残り、品位の低い動画像となった。
【解決手段】画像処理装置は、連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得部と、複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、対象フレーム画像データに前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量とする補正フレーム画像データを生成する画像データ生成部とを備える。
【選択図】図6
【解決手段】画像処理装置は、連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得部と、複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、対象フレーム画像データに前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量とする補正フレーム画像データを生成する画像データ生成部とを備える。
【選択図】図6
Description
本発明は、画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラムに関する。
パンニングを検出して、パンニング動作に適した手振れ補正を行う技術が知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2001−358982号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2001−358982号公報
パンニング動作中の各フレーム画像に対して手振れ補正を効果的に適用しても、動画像として観察した場合に、撮影時における撮影者の等速でないパンニング動作に起因して、連続するフレーム画像に一様でない像移動が残り、品位の低い動画像となった。すなわち、各フレーム間における同一被写体像の移動量が一定ではなく、ふらつきのある見苦しい動画像となった。
本発明の第1の態様における画像処理装置は、連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得部と、複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、対象フレーム画像データに前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量とする補正フレーム画像データを生成する画像データ生成部とを備える。
本発明の第2の態様における撮像装置は、取得部へ複数のフレーム画像データを供給する撮像部と、上記の画像処理装置とを備える。
本発明の第3の態様における画像処理プログラムは、連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得ステップと、複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、対象フレーム画像データに前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量とする補正フレーム画像データを生成する画像データ生成ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置としてのカメラ10のシステム構成図である。カメラ10は光学系20を備える。光学系20は、主にズームレンズ21、フォーカスレンズ22、補正レンズユニット23、レンズシャッタ24等により構成される。被写体像は光軸11に沿って光学系20に入射し、撮像素子31の結像面に結像する。
撮像素子31は、光学系20を透過して入射する被写体像である光学像を光電変換する素子であり、例えば、CCD、CMOSセンサが用いられる。撮像素子31で光電変換された被写体像は、A/D変換器32でアナログ信号からデジタル信号に変換される。撮像素子31の電荷読み出し制御およびA/D変換器32の変換制御は、メモリ制御部33の同期制御を受けたタイミング発生部34が供給するクロック信号により同期が計られる。
デジタル信号に変換された被写体像は、フレーム画像データとして順次処理される。A/D変換器によりデジタル信号に変換されたフレーム画像データは、メモリ制御部33の制御に従い、一旦内部メモリ35に記憶される。内部メモリ35は、高速で読み書きのできるランダムアクセスメモリであり、例えばDRAM、SRAMなどが用いられる。内部メモリ35は、連写撮影、動画撮影において高速に連続してフレーム画像データが生成される場合に、画像処理の順番を待つバッファメモリとしての役割を担う。また、画像処理部36が行う画像処理、圧縮処理において、ワークメモリとしての役割も担う。したがって、内部メモリ35は、これらの役割を担うに相当する十分なメモリ容量を備える。メモリ制御部33は、いかなる作業にどれくらいのメモリ容量を割り当てるかを制御する。
画像処理部36は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示に則して、フレーム画像データを所定の画像フォーマットに従った画像ファイルに変換する。例えば、静止画像としてJPEGファイルを生成する場合、色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス処理等の画像処理を行った後に適応離散コサイン変換等を施して圧縮処理を行う。また、動画像としてMPEGファイルを生成する場合、所定の画素数に縮小されて生成された連続する静止画としてのフレーム画像データに対して、フレーム内符号化、フレーム間符号化を施して圧縮処理を行う。そして、変換された画像データは再び内部メモリ35に保管される。
画像処理部36によって処理された静止画像データ、動画像データは、メモリ制御部33の制御により、内部メモリ35から記録媒体IF37を介して、記録媒体80に記録される。記録媒体80は、フラッシュメモリ等により構成される、カメラ10に対して着脱可能な不揮発性メモリである。
画像処理部36で処理されたフレーム画像データは、記録用に処理されるフレーム画像データに並行して、表示用のフレーム画像データを生成する。表示用のフレーム画像データは、記録用に処理されるフレーム画像データをコピーして間引き処理された、画素数の少ない画像データである。生成された表示用のフレーム画像データは、表示制御部38の制御に従って、タイミング発生部34からのクロック信号に同期するD/A変換器39でアナログ信号に変換されて、例えば液晶パネルである表示部40に表示される。記録の有無に関わらず、逐次表示用のフレーム画像データを生成して表示部40に表示すれば、電子ファインダ機能を実現することができる。また、画像の表示と共に、もしくは画像を表示することなく、カメラ10の各種設定に関する様々なメニュー項目も、表示部40に表示することができる。
カメラ10は、上記の画像処理における各々の要素も含めて、システム制御部41により直接的または間接的に制御される。システム制御部41は、システムメモリ42を備える。システムメモリ42は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM(登録商標)等により構成される。システムメモリ42は、カメラ10の動作時に必要な定数、変数、プログラム等を、カメラ10の非動作時にも失われないように記録している。システム制御部41は、定数、変数、プログラム等を適宜内部メモリ35に展開して、カメラ10の制御に利用する。
光学系20を構成するズームレンズ21、フォーカスレンズ22、補正レンズユニット23、レンズシャッタ24は、システム制御部41の統括制御のもとそれぞれ、ズーム制御部43、フォーカス制御部44、防振駆動制御部45、露光制御部46によって制御される。ズーム制御部43は、ユーザの指示に応じてズームレンズ21を駆動して、被写体像の画角を変更する。フォーカス制御部44は、連続して取得される画像データを用いたコントラストAFの情報に応じて、特定の領域の被写体像が撮像素子31の受光面上で合焦するように、フォーカスレンズ22を駆動する。
防振駆動制御部45は、補正レンズユニット23の補正レンズの位置を検出する位置検出センサと、カメラ10に加えられる振れを検出する振れ検出センサを備える。防振駆動制御部45は、振れ検出センサから検出されたカメラ10の振れを打ち消すように、位置検出センサの出力を加味して、補正レンズを駆動する。これにより、ユーザによる手振れ量が一定の範囲内であれば、被写体像は、撮像素子31の受光面上で安定した結像状態を維持する。露光制御部46は、画像処理部36が処理した画像データをシステム制御部41が解析して得た撮影条件としての露出値に従って、レンズシャッタ24を駆動し、入射する被写体像の絞りおよびシャッタ速度を調整する。なお、動画撮影等の場合には、各フレーム画像データ取得において、シャッタ速度の調整を、撮像素子31の電荷読み出しのタイミングを制御することにより行う。
カメラ10は、ユーザからの操作を受け付ける操作部材47を複数備えている。システム制御部41は、これら操作部材47が操作されたことを検知し、操作に応じた動作を実行する。また、カメラ10は操作部材47の類としてレリーズスイッチ48を備える。レリーズスイッチ48は、押下げ方向に2段階に検知できる押しボタンで構成されており、システム制御部41は、1段階目の押下げであるSW1の検知により撮影準備動作であるAF、AE等を実行し、2段階目の押下げであるSW2の検知により撮像素子31による被写体像の取得動作を実行する。
カメラ10は、電源90から電力供給を受ける。電源制御部49は、電源90と通信して残電力の検出、電力供給の監視を行う。電源90は、2次電池、家庭用AC電源等により構成される。
図2は、カメラ10の背面とパンニング撮影の様子を示す図である。カメラ10の背面には、操作部材47の一部である十字ボタン53および確定ボタン54が配設されている。 表示部40には、スルー画像としての被写体像が表示されると共に、電池残量などのさまざまな情報が表示されている。特に、カメラ10がパンニング、チルティングを検出したときには、その旨が表示される。
パンニング撮影は、カメラ10を左右方向に徐々に振りながら撮影を継続する動画撮影の撮影手法である。チルティング撮影は、カメラ10を上下方向に徐々に振りながら撮影を継続する動画撮影の撮影手法である。図では、カメラ10を把持する手を、被写体900に対して矢印方向(左右方向)に振ってパンニング撮影を行う様子を示す。ユーザは、表示部40に表示される被写体像を観察しながらその効果を確認しつつ撮影を継続することができる。
パンニング撮影された動画像を再生すると、被写体が静止していた場合に、パン方向とは逆向きに被写体が移動するように観察される。ところが、例えばカメラ10をユーザが把持してパンニング撮影を行うと、往々にしてパン速度が一定ではなく、連続するフレーム画像間の被写体の移動量が刻々と変化する品位の低い動画像になりがちである。このような動画像は、ふらつきのある見苦しい画像であり、観察者に眼球疲労などを与える原因ともなる。
そこで、本実施形態においては、連続するフレーム画像間の被写体の移動について急激な変化を避け、あたかも一定のパン速度で撮影したような動画像を生成する。以下に具体的な処理について説明する。
図3は、被写体像の移動量と補正期間の概念を示す図である。図において横軸は、時間の経過を表す。動画撮影においては、一般的に一定のフレームレートでフレーム画像データの取得が行われるので、横軸は連続するフレームナンバーを表すとも言える。例えば、カメラ10が60fpsのフレームレートで動画撮影を実行する場合、60番のフレームナンバーが1秒に、120番のフレームナンバーが2秒に相当する。
縦軸は、被写体像の移動量を表す。被写体像の移動量は、例えば被写体画像における画素単位で表現することができる。被写体像は、前後するフレーム画像において、横方向であるx軸方向と縦方向であるy軸方向に移動し得るが、これらの移動を移動ベクトルとして算出し、その大きさを移動量とすることができる。あるいは、パンニングであれば主軸とするx軸方向の移動量と、副軸とするy軸方向の移動量を分けて算出し、x軸方向の移動量を評価の対象とすることもできる。同様に、チルティングであれば主軸とするy軸方向の移動量と、副軸とするx軸方向の移動量を分けて算出し、y軸方向の移動量を評価の対象とすることもできる。
本実施形態においては、システム制御部41が、以下に説明するフレーム間移動量Mf、累積移動量Ma、平均移動量Mvを算出する算出部として機能する。フレーム間移動量Mfは、前後するフレーム画像の対応ブロックにおいて周知のマッチング処理を実行し、そのずれ量を統計的に処理して算出する。この場合、システム制御部41は、画像処理部36を用いてマッチング処理を行う。なお、システム制御部41は、移動量の算出を行う場合に、フレーム画像の全体を対象とすることもできるし、例えば顔領域などの特定領域を対象とすることもできる。
システム制御部41は、刻々と取得されるフレーム画像に対して継続的にフレーム間移動量Mfを算出する。図の例は、ユーザがパンニングを開始する時点から停止する時点までを含むが、実線で表されるフレーム間移動量Mfが示すとおり、その移動量は一定では無く、パン速度にむらがあることがわかる。
システム制御部41は、フレーム間移動量Mfを用いて累積移動量Maを算出する。累積移動量Maは、直近の予め定められたフレーム数分のフレーム間移動量Mfを加算して算出する。フレームレートが60fpsの場合、例えば直近の31フレーム分のフレーム間移動量Mfを加算する。
パンニングのように一方向への移動が継続されると、フレーム間移動量Mfは、例えば連続して正の移動量が算出される。これを順次加算すれば、その値は累積的に増大する。そこで、システム制御部41は、累積移動量Maが予め定められた開始判定閾値Th_aを超えたことによりパンニング開始を検出する。ただし、累積値である累積移動量Maが開始判定閾値Th_aを超える時点は、実際にパンニングが開始されてから一定の時間が経過した後であるので、その経過時間分を遡及させてパンニング開始時点を同定する。
一方パンニングが停止すれば、フレーム間移動量Mfは、小さな値として算出されるので、システム制御部41は、累積移動量Maが予め定められた停止判定閾値Th_tを下回ったことによりパンニング停止を検出する。累積値である累積移動量Maが停止判定閾値Th_tを下回る時点は、実際にパンニングが停止されてから一定の時間が経過した後であるので、その経過時間分を遡及させてパンニング停止時点を同定する。なお、遡及させる経過時間は、累積移動量Maを算出する直近のフレーム数等に基づいて、予め設定されている。また、ヒステリシスの観点から、Th_a>Th_tとなるように、それぞれの閾値が予め設定されている。
補正フレーム画像データを生成する処理は、パンニング開始時点からパンニング終了時点までの期間において実行される。システム制御部41は、この補正期間の間、平均移動量Mvを算出する。平均移動量Mvは、原則として、対象フレームに対して予め定められた前後数フレーム分のフレーム間移動量Mfの平均値として算出される。フレームレートが60fpsの場合、例えば直前の15フレーム、直後の15フレームに自身の1フレームを加えた31フレーム分のフレーム間移動量Mfの平均値として算出される。
ただし、パンニング開始時点近傍においては、パンニング開始前のフレーム間移動量Mfを平均値算出の対象から除外する。すなわち、補正期間に属するフレーム間移動量Mfのみを用いて平均移動量Mvを算出する。同様に、パンニング停止時点近傍においては、パンニング停止後のフレーム間移動量Mfを平均値算出の対象から除外する。
図において点線で表す平均移動量Mvは、実線で表すフレーム間移動量Mfに比べて、比較的滑らかな変化を示す。システム制御部41は、実際にはフレーム間移動量Mfで取得されたフレーム画像を、平均移動量Mvとなるように補正する。このとき、フレーム間移動量Mfと平均移動量Mvとの差分は、補正フレーム画像を生成する補正量となる。
上述のように撮像素子31は、静止画撮影にも利用される。撮像素子31は、静止画撮影時において例えば6000画素×4000画素の3:2のアスペクト比であるが、動画ファイルとして最終的に出力されるフレーム画像は、フルHD規格の場合で1920画素×1080画素であって、16:9のアスペクト比である。動画撮影時においては画素出力が間引かれるが、静止画撮影時と動画撮影時とで画角をできる限り一致させるべく、長辺方向の有効画素領域は一致させる。すると、このアスペクト比の違いにより、短辺方向に余剰領域が生じる。
図4は、動画撮影におけるフレーム画像領域である本領域と、余剰領域とを説明する説明図である。図4(a)は、撮像素子31の有効画素領域240全体が静止画撮影領域として指定された場合の本領域と余剰領域の関係を示し、図4(b)は、撮像素子31の有効画素領域240の一部が静止画撮影領域として指定された場合の本領域と余剰領域の関係を示す。
撮像素子31の有効画素領域が例えば35mm版フィルムと同程度の大きさである24mm×36mmの大きさである場合、ユーザは、その領域の全てを利用するFxモードと、APS版フィルムのCサイズと同程度の大きさである16mm×24mmの領域を利用するDxモードを選択できる。Fxモードが選択されている場合は、図4(a)に示すように、動画撮影時において、中央に位置する本領域241(斜線領域)と、上下に隣接する2つの余剰領域242(網点領域)とが規定される。この場合、左右方向(長辺方向)には余剰領域が存在しない。一方、Dxモードが選択されている場合は、図4(b)に示すように、静止画の有効画素領域を示す境界243に対して中央に位置する本領域244(斜線領域)と、これを取り囲む余剰領域245(網点領域)とが規定される。なお、後述する補正フレーム画像生成は、余剰領域が狭い場合に処理が複雑になるので、以下においては、Fxモードが選択されている場合について説明する。
図5は、フレーム間移動量Mfと平均移動量Mvを説明する説明図である。図のように各フレームの基準座標をそれぞれの本領域の左上頂点と定める。1フレーム目に取得された第1フレームの基準座標はF1(f1x,f1y)であり、第2フレームの基準座標はF2(f2x,f2y)である。このとき、フレーム間移動量Mf1は、F2−F1で表される。また、上述のように平均移動量Mv1が算出されると、補正フレームの基準座標F2'(f2'x,f2'y)は、F1+Mv1として算出される。
次に、画像処理部36が補正フレーム画像データを生成する原理について説明する。画像処理部36は、複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、平均移動量Mvとする補正フレーム画像データを生成する。
図6は、フレーム間移動量Mfが平均移動量Mvよりも大きい場合の補正フレーム生成を説明する説明図である。この場合、図示するように、第1フレームから第2フレームまでの移動量が、第1フレームから補正フレームまでの移動量よりも大きい。すると、生成したい補正フレームの領域は、第2フレームの領域に収まらず、第1フレームの領域にも重なる状態となる。
画像処理部36は、例えば図6に示す状態において、補正フレーム領域と第2フレーム領域が重なり合う、第2フレームの本領域の一部と第2フレームの余剰領域の一部を切り取る。また、補正フレーム領域と第1フレーム領域が重なり合う、第1フレームの本領域の一部と第1フレームの余剰領域の一部を切り取る。画像処理部36は、このようにそれぞれ切り取った画像領域に対応する画像データを足し合わせて、1コマとしての補正フレーム画像データを生成する。すなわち、画像処理部36は、第1フレームおよび第2フレームのそれぞれの本領域に対応する画像データを利用するのみならず、それぞれの余剰領域に対応する画像データも利用することにより、第1フレームに対して平均移動量Mv分だけ移動した補正フレーム画像データを生成することができる。
図7は、フレーム間移動量Mfが平均移動量Mvよりも小さい場合の補正フレーム生成を説明する説明図である。この場合、図示するように、第1フレームから第2フレームまでの移動量が、第1フレームから補正フレームまでの移動量よりも小さい。すると、生成したい補正フレームの領域は、第2フレームの領域に収まらず、第3フレームの領域にも重なる状態となる。
画像処理部36は、例えば図7に示す状態において、補正フレーム領域と第2フレーム領域が重なり合う、第2フレームの本領域の一部と第2フレームの余剰領域の一部を切り取る。また、補正フレーム領域と第3フレーム領域が重なり合う、第3フレームの本領域の一部と第3フレームの余剰領域の一部を切り取る。画像処理部36は、このようにそれぞれ切り取った画像領域に対応する画像データを足し合わせて、1コマとしての補正フレーム画像データを生成する。すなわち、画像処理部36は、第2フレームおよび第3フレームのそれぞれの本領域に対応する画像データを利用するのみならず、それぞれの余剰領域に対応する画像データも利用することにより、第1フレームに対して平均移動量Mv分だけ移動した補正フレーム画像データを生成することができる。
図8は、副軸方向の平均移動量Mvが余剰領域を超えて大きい場合の補正フレーム生成を説明する説明図である。システム制御部41は、パンニングを検出した場合にx軸方向(左右方向)を主軸と規定し、y軸方向(上下方向)を副軸と規定する。チルティングを検出した場合にy軸方向を主軸と規定し、x軸を副軸と規定する。図8(a)は、システム制御部41がパンニングを検出した場合であって、副軸方向にも余剰領域を超える移動量を検出した場合の、補正フレームの相対的な位置関係を示す図である。
図8(a)に示す状態において画像処理部36は、補正フレーム領域と第2フレーム領域が重なり合う、第2フレームの本領域の一部と第2フレームの余剰領域の一部を切り取る。また、補正フレーム領域と第1フレーム領域が重なり合う、第1フレームの本領域の一部と第1フレームの余剰領域の一部を切り取る。しかしこの状態においては、第1フレームの余剰領域が十分ではなく、第1フレームにも第2フレームにも重ならない欠落領域が補正フレーム領域中に生じてしまう。
そこで、画像処理部36は、平均移動量Mvを副軸方向に修正する。具体的には図8(b)に示すように、副軸方向であるy軸方向に、画像データが存在する領域まで補正フレームを変位する。具体的には、補正フレームの上辺が第1フレームの上辺と一致するまで変位する。このように補正フレームを変位させることにより、画像処理部36は、第1フレーム、第2フレームのそれぞれ本領域、余剰領域の一部を切り取り、それぞれ切り取った画像領域に対応する画像データを足し合わせて、1コマとしての補正フレーム画像データを生成する。
なお、図8はパンニングを検出した場合を想定しているが、チルティングを検出した場合には、主軸と副軸が入れ替わるので、補正フレームの変位方向はx軸方向となる。図8の例によれば、補正フレームの左辺が第2フレームの左辺と一致するまで変位する。
次に、動画撮影の開始から終了に至る一連の処理について説明する。図9は、動画撮影処理における一連のパンニング処理フローを示すフロー図である。
システム制御部41は、ユーザによる動画撮影開始指示を受け付けて動画撮影の処理を開始すると、ステップS101で、被写体像の移動量を算出する。具体的には、前回取得したフレーム画像データの被写体像に対する、今回取得したフレーム画像データの被写体像の移動ベクトルを算出する。なお、今回取得したフレーム画像データが1フレーム目であれば、ステップS101の処理をスキップする。
システム制御部41は、ステップS102で、パンチルト検出を実行する。具体的な処理については後述する。システム制御部41は、ステップS103へ進み、パンニングまたはチルティングが検出された場合に1を示し、検出されない場合に0を示すパンチルトフラグDtの値を確認する。
パンチルトフラグDtが1の場合は、ステップS104へ進み、システム制御部41は、平均移動量Mv等の算出結果を画像処理部36へ引き渡す。画像処理部36は、引き渡された平均移動量Mv等の算出結果を用いて、上述のように補正フレーム画像データを生成するフレーム補正処理を実行する。システム制御部41は、画像処理部36からフレーム補正処理の完了通知を受けてステップS105へ進む。
パンチルトフラグDtが0の場合は、ステップS104をスキップしてステップS105へ進む。ステップS105では、システム制御部41は、画像処理部36に動画ファイルとしての記録処理を実行させる。具体的には、画像処理部36は、ステップS104を経由した場合には補正フレーム画像データを、スキップした場合には対象フレームの本領域を画像領域とするフレーム画像データを処理の対象として、例えばH.264等の圧縮符号化処理を施す。システム制御部41は、圧縮符号化処理が施された画像データを記録媒体80へ記録される。
システム制御部41はステップS106へ進み、ユーザから撮影終了の指示があったか否かを判断する。撮影終了の指示がなかったと判断すればステップS101へ戻り動画撮影処理を継続する。撮影終了の指示があったと判断すれば一連の処理を終了する。
図10は、図9のステップS102の処理である、パンチルト検出に関する処理フローを示すフロー図である。システム制御部41は、ステップS201で、累積移動量Maを算出するために必要な累積フレーム数T0を超えたか否かを判断する。ここで、累積フレームカウントtnは、撮影開始時、後述するシーン変更検出時等において0に初期化される変数であり、累積フレーム数T0は、上述の31フレームのように予め定められた閾値である。
システム制御部41は、ステップS201でtnがT0未満であると判断したら、一連の処理をスキップして図9のステップS103へ進む。T0以上であると判断したら、ステップS202へ進み、シーン変更検出を実行する。シーン変更検出の具体的な処理については後述する。
システム制御部41は、ステップS202のシーン変更検出が完了するとステップS203へ進み、シーン変更が検出された場合に1を示し、検出されない場合に0を示すシーン変更フラグEtの値を確認する。シーン変更フラグEtが1の場合は、一連の処理をスキップして図9のステップS103へ進む。シーン変更フラグEtが0の場合は、ステップS204へ進む。
システム制御部41は、ステップS204で、累積移動量Maの算出処理を実行する。具体的には、システム制御部41は、例えば上述のように直近の31フレーム分のフレーム間移動量Mfを加算する。そしてステップS205へ進み、現在のパンチルトフラグDtの値を確認する。パンチルトフラグDtが1の場合は、システム制御部41は、ステップS206へ進み、累積移動量Maが開始判定閾値Th_aを超えたか否かを判断する。超えたと判断したらステップS207へ進み、パンチルトフラグDtに1を代入して図9のステップS103へ進む。超えていないと判断したらステップS208へ進み、パンチルトフラグDtに0を代入して図9のステップS103へ進む。
また、ステップS205で、現在のパンチルトフラグDtの値が1以外と判断された場合は、ステップS209へ進み、累積移動量Maが停止判定閾値Th_tを下回ったか否かを判断する。下回ったと判断したらステップS210へ進み、パンチルトフラグDtに0を代入して図9のステップS103へ進む。下回っていないと判断したらステップS211へ進み、パンチルトフラグDtに1を代入して図9のステップS103へ進む。
図11は、図10のステップS202の処理である、シーン変更検出に関する処理フローを示すフロー図である。システム制御部41は、ステップS301で、シーン変更判定移動量Meを算出する。シーン変更判定移動量Meは、例えば直近の5フレーム分におけるフレーム間移動量Mfを累積加算した値である。対象とするフレーム数は、累積フレーム数T0よりも小さい値に設定される。
ステップS302では、現在のシーン変更フラグEtの値を確認する。シーン変更フラグEtが1でない場合は、システム制御部41は、ステップS303へ進み、シーン変更判定移動量Meが開始判定閾値Th_aを超えたか否かを判断する。超えていないと判断したらステップS304へ進み、シーン変更フラグEtに0を代入して図10のステップS203へ進む。シーン変更フラグEtが0であることは、ユーザによる意図的な撮影対象の急変(シーン変更)がなかったことを意味する。
ステップS303で、シーン変更判定移動量Meが開始判定閾値Th_aを超えたと判断した場合は、システム制御部41は、ステップS305へ進み、シーン変更フラグEtに1を代入する。そして、ステップS308へ進み、累積移動量Maと累積フレームカウントtnに0を代入したら、図10のステップS203へ進む。シーン変更フラグEtが1であることは、ユーザによる意図的な撮影対象の急変(シーン変更)があったことを意味する。
ステップS302で、現在のシーン変更フラグEtが1の場合は、システム制御部41は、ステップS306へ進み、シーン変更判定移動量Meが停止判定閾値Th_tを超えたか否かを判断する。超えたと判断した場合は、システム制御部41は、ステップS305へ進む。超えていないと判断したらステップS307へ進み、シーン変更フラグEtに0を代入して図10のステップS203へ進む。
以上の図9、図10、図11の処理フローにより、あたかも一定速度でパンニングあるいはチルティングを行って撮影したような、観察者にとって心地よい再生画像を提供する動画像データを生成することができる。なお、上記の実施形態においては、パンニングおよびチルティングを検出して、それぞれにふさわしい補正フレーム画像データを生成する場合について説明したが、補正の対象をパンニングおよびチルティングのいずれかとすることもできる。例えば、パンニングを対象とするか、チルティングを対象とするか、いずれも対象とするか、いずれも対象としないかを、メニュー項目を設けてユーザの選択を受け入れてもよい。
以上の実施形態においては、カメラ10を例に説明したが、撮像装置としてはビデオカメラ、動画撮影機能付きのコンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラ、カメラ付き携帯端末等に本実施形態に係る技術的な概念を適用することができる。もちろん、光学ファインダーを備えないミラーレスカメラにも適用することができる。本実施形態に係る技術的な概念を撮像装置として実現する場合、撮像装置は、連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得部と補正フレーム画像データを生成する画像データ生成部とを含む画像処理装置、および当該画像処理装置に複数のフレーム画像データを供給する撮像部を備える。
この場合、パンニングおよびチルティングのいずれかを検出して補正フレーム画像データを生成するときに、システム制御部41は、ズーム制御部43を用いて、ズームレンズ21の焦点距離を広角側へ移行させても良い。このように本領域の大きさを相対的に小さくすることにより、画像処理部36は、余剰領域を実質的に増大させ、より安定的に補正フレーム画像データを生成することができる。
また、上述のように、撮像部を備えないPC等の外部機器であっても、補正フレーム画像データを生成する画像処理装置として機能させることができる。この場合、画像処理装置の取得部は、撮像装置で連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する。取得するフレーム画像データは、余剰領域を含む撮像素子31の有効画素領域240全体のフレーム画像データである。ただし、最終的に動画像データとして出力する画素数に応じて、間引きされていても良い。なお、平均移動量を算出する算出部を画像処理装置側に設ける構成の他に、撮像装置側に設けてその算出結果を画像処理装置へ引き渡すように構成しても良い。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 カメラ、11 光軸、20 光学系、21 ズームレンズ、22 フォーカスレンズ、23 補正レンズユニット、24 レンズシャッタ、31 撮像素子、32 A/D変換器、33 メモリ制御部、34 タイミング発生部、35 内部メモリ、36 画像処理部、37 記録媒体IF、38 表示制御部、39 D/A変換器、40 表示部、41 システム制御部、42 システムメモリ、43 ズーム制御部、44 フォーカス制御部、45 防振駆動制御部、46 露光制御部、47 操作部材、48 レリーズスイッチ、49 電源制御部、53 十字ボタン、54 確定ボタン、80 記録媒体、90 電源、240 有効画素領域、241 本領域、242 余剰領域、243 境界、244 本領域、245 余剰領域、900 被写体
Claims (10)
- 連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得部と、
前記複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、前記対象フレーム画像データに前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、前記複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量とする補正フレーム画像データを生成する画像データ生成部と
を備える画像処理装置。 - 前記画像データ生成部が生成する補正フレーム画像データは、前記取得部が取得する前記フレーム画像データに対して、画像領域が小さい請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像データ生成部は、前記対象フレーム画像データを変更するごとに、前記複数のフレーム画像データも変更する請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量を算出する算出部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- パンニングおよびチルチィングの少なくともいずれかを検出するパンチルト検出部を備え、
前記画像データ生成部は、前記パンチルト検出部がパンニングおよびチルチィングの少なくともいずれかを検出した場合に前記補正フレーム画像データを生成する請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記画像データ生成部は、前記パンチルト検出部の検出結果に基づいてフレーム画像の縦方向および横方向に対して主軸方向および副軸方向を定め、前記平均移動量を前記副軸方向に修正して前記補正フレーム画像データを生成する請求項5に記載の画像処理装置。
- シーンの変更を検出するシーン変更検出部を備え、
前記画像データ生成部は、前記シーン変更検出部がシーンの変更を検出した場合には、前記補正フレーム画像データを生成しない請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記取得部へ前記複数のフレーム画像データを供給する撮像部と、
請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置と
を備える撮像装置。 - 前記画像データ生成部が前記補正フレーム画像データを生成する場合に、撮影レンズの焦点距離を広角側へ移行させるレンズ制御部を備える8に記載の撮像装置。
- 連続的に撮影された複数のフレーム画像データを取得する取得ステップと、
前記複数のフレーム画像データのうち対象とする対象フレーム画像データの画像領域の一部を切り取ると共に、他のフレーム画像データの画像領域の一部を足し合わせることにより、前記対象フレーム画像データに前後するフレーム画像データに対する被写体画像間の移動量を、前記複数のフレーム画像データにおける被写体画像間の平均移動量とする補正フレーム画像データを生成する画像データ生成ステップと
をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
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JP2012043775A JP2013183189A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-02-29 JP JP2012043775A patent/JP2013183189A/ja active Pending
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