JP2013183178A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像データの量子化処理における丸め処理としての切り捨てと四捨五入の双方の利点を考慮し、情報量の削減と画質の向上の双方を実現化する。
【解決手段】 量子化部13が切り捨て処理による量子化を採用しているので、四捨五入を採用したときよりも情報量を削減できると共に、そのように圧縮符号化された画像データを展開する際には、通常の逆量子化の後に、オフセット値を加えて量子化誤差を0近傍にシフトさせているので、画質を向上させることができる。特に、オフセット値をQ/2とすれば、量子化誤差は−Q/2〜Q/2の範囲内となるので、最大限に画質を向上させることができる。また、予測符号化を採用して、頻度の高い残差0近傍のより広い範囲、すなわち−Q<x<Qの範囲、を値0に対応させて、他の領域の2倍の範囲とすることにより、値0の頻度をより高くする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理方法及び画像処理装置に関し、特に、画像データに対する量子化処理を含む画像処理方法及び画像処理装置に関する。
従来から、画像データの圧縮処理に採用される手法として、いわゆる予測符号化という手法がある。画像データは、二次元空間的に(動画にあっては時間的にも)近接するものほど相関が高いという性質を利用して、圧縮効率を高くすることができる手法である。
図4は、従来のおける画像データの符号化方法を説明するための図である。図5乃至図7は、従来における画像データの符号化方法の課題を説明するための図である。
図4において、減算器32は、原画像データの各画素値から予測部31の予測値を減算し、予測残差値として量子化部33へ供給する。量子化部33は、入力した各予測残差値を量子化係数Qに基づいて量子化し、量子化後のデータビット数を削減し、その結果を可変長符号化部34に出力する。可変長符号化部34は、入力したデータに対して、ハフマン符号化や算術符号化等の可変長符号化による可逆圧縮処理を施し、その結果を画像データ格納部35に格納する。
なお、予測部31における予測値は、量子化部33の出力値を逆量子化したものから生成するようにしてもよい。
ここで、前述のように、画像データは、二次元空間的に(動画にあっては時間的にも)近接するものほど相関が高いので、減算器32から出力される残差値のそれぞれは、図7に示すように、値0の近傍に集中するものとなる。ここで、可変長符号化部34における可変長符号化処理においては、入力される各データ値の頻度が不均一であればあるほど圧縮効率が高くなることから、図7に示すようなデータによれば、更に情報量の削減の効果が生ずる。
特開2007−36566号公報
ところで、量子化部33における量子化処理に注目してみると、ここでは基本的に、入力された量子化されるべき値を量子化係数Qで除算し、その端数を丸めることにより量子化が行われる。従って、量子化係数Qが大きいほど、量子化による情報量はより削減されることになる。一方、この量子化処理は、量子化後のデータを逆量子化しても、元の値が復元されない非可逆処理であるが、量子化係数Qが大きいほど、量子化誤差、すなわち逆量子化により得られた値と元の画素値との差、は大きくなる。つまり、復元後の画像の画質は落ちる。ここで、画質の良し悪しを示す指標として、例えば、式(1)に示すピーク信号対雑音比(Peak Signal-to-Noise Ratio:PSNR)がある。
Figure 2013183178
更に、量子化係数Qが同じであっても、端数の丸め処理に仕方によって、情報量及び画質は変わってくる。
例えば、量子化における端数の丸め処理に、四捨五入を採用する場合をまず考える。図5は、量子化における端数の丸め処理に、四捨五入を採用した場合を説明するための図である。そこで、量子化前の0〜16Q−1(ここで、Qは例えば“8”で、そのとき、16Q−1は“255”となる)までの値のデータを量子化係数Qで割ると、小数点以下の端数を有する実数を含む、0〜16までの値となる。それらの値を四捨五入すると、0〜16までの17個の整数となる。
一方、量子化における端数の丸め処理に、切り捨てを採用した場合では、結果的に0〜15までの整数となる。従って、量子化係数Qが同じでも、切り捨て処理による量子化処理の方が、情報量を削減できるという利点がある。
次に、量子化における端数の丸め処理に、四捨五入又は切り捨てを採用した場合の量子化誤差について考える。図6は、量子化における端数の丸め処理に、四捨五入又は切り捨てを採用した場合の量子化誤差について説明するための図である。そこで、切り捨てを採用した場合には、同図(a)に示すように、各画素について、量子化誤差は0〜Qまでに分布する。一方、四捨五入を採用した場合には、同図(b)に示すように、各画素について、同誤差は、−Q/2〜Q/2に分布する。これを誤差の絶対値とその頻度という観点からみると、同図(c)に示すようになる。ここで、式(1)のPSNRに当てはめてみると、切り捨て処理の方が、PSNRの値は小さくなる。すなわち、切り捨て処理の方が画質は落ちる。なお、このことは、誤差による人間の視認性の影響と一致している。故に、量子化係数が同じでも、四捨五入処理による量子化処理の方が、画質がよいという利点があることになる。
以上を考慮すると、量子化における端数の丸め処理としての四捨五入及び切り捨てに関し、上述の双方の利点を享受できることが望まれる。なお、特許文献1は、デジタル撮像装置における信号符号化及び復号化方法及び装置を開示しているが、量子化処理において、切り捨てと四捨五入の双方の利点を考慮することについては、何ら開示していない。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、画像データの量子化処理における丸め処理としての切り捨てと四捨五入の双方の利点を考慮し、情報量の削減と画質の向上の双方を実現化できる画像処理方法及び画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の画像処理方法は、画像を構成する各画像データを量子化係数(:Q)に基づき量子化する際に、端数を切り捨てる処理により量子化を行い、前記量子化された各画像データを逆量子化する際に、前記量子化された各画像データに前記量子化係数を乗算した後、得られた値に所定の偏倚量を加えて前記画像を復元することを要旨とする。ここで、前記所定の偏倚量は、Q/2であることが好適である。
また、前記画像を構成する各画像データに対して予測処理を施し、得られた予測残差に対して前記量子化を施し、前記所定の偏倚量を加えた結果に対して、前記予測処理に対応した逆処理を行うことにより前記画像を復元することが好適である。
前記量子化の処理の後に、前記量子化された各画像データに対して、可変長符号化処理を行い、前記量子化された各画像データを逆量子化する前に、前記可変長符号化処理に対応した可変長復号化処理を行うことが更に好適である。
また、前記予測残差を量子化して量子化後の各値に割り当てる際に、頻度のより多い予測残差を含む予測残差のより広い範囲を、1つの値に割り当てるように非線形に前記量子化の処理を行うことがより更に好適である。
このとき、例えば、−Qより大きく、+Qよりも小さい前記予測残差に対して、量子化後の値0を割り当てる。
また、このとき、前記予測残差を負の方向に切り捨て処理した後、1の補数表現をとることにより、前記量子化の処理を行う。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、端数を切り捨てる処理により、画像を構成する各画像データを量子化係数(:Q)に基づき量子化する量子化部と、前記量子化部により量子化された各画像データに前記量子化係数を乗算して逆量子化する逆量子化部と、前記逆量子化部により得られた値に所定の偏倚量を加える第一加算器と、を備えたことを要旨とする。ここで、前記所定の偏倚量は、Q/2であることが好適である。
このとき、時間的に以前の、又は空間的に隣接する画像データを保持する第一予測部と、現画像データから前記第一予測部が保持する画像データを差し引いて、前記量子化部に与える減算器と、先に復元された画像データを保持する第二予測部と、前記加算器による加算結果に対して前記第二予測部の保持された画像データを加算する第2加算器と、を更に備えることが好適である。
前記量子化部による量子化の処理の後に、前記量子化された各画像データに対して、可変長符号化処理を行う可変長符号化部と、前記可変長符号化部により可変長符号化処理された画像データに対して、前記可変長符号化処理に対応した可変長復号化処理を行い、得られた結果を前記逆量子化部に与える可変長復号化部と、を更に備えることが更に好適である。
また、前記量子化部は、前記予測残差を量子化して量子化後の各値に割り当てる際に、頻度のより多い予測残差を含む予測残差のより広い範囲を、1つの値に割り当てるように非線形に前記量子化の処理を行うことがより更に好適である。
このとき、前記量子化部は、例えば、−Qより大きく、+Qよりも小さい前記予測残差に対して、量子化後の値0を割り当てる。
また、このとき、前記量子化部は、前記予測残差を負の方向に切り捨て処理した後、1の補数表現をとることにより、前記量子化の処理を行う。
本発明の画像処理方法及び画像処理装置によれば、切り捨て処理による量子化を採用しているので、四捨五入を採用したときよりも情報量を削減できると共に、そのように圧縮符号化された画像データを展開する際には、通常の逆量子化の後に、所定の偏倚量を加えて量子化誤差を0近傍にシフトさせているので、画質を向上させることができる。特に、偏倚量をQ(量子化係数)/2とすれば、量子化誤差は−Q/2〜Q/2の範囲内となるので、最大限に画質を向上させることができる。
また、予測符号化を採用し、前記予測残差を量子化して量子化後の各値に割り当てる際に、頻度のより多い予測残差を含む予測残差のより広い範囲を、1つの値に割り当てるように非線形に前記量子化の処理を行っているので、可変長符号化処理において、より圧縮率が高くなる。このとき、前記予測残差を負の方向に切り捨て処理した後、1の補数表現をとることにより、前記量子化の処理を行えば、ハードウェアで実現する場合に、回路規模を小さくできる。
本発明の画像処理方法の一実施形態の手順を示すフローチャートである。 本発明の画像処理装置の一実施形態の構成ブロック図である。 本発明の一実施形態の量子化部における量子化処理を説明するための図である。 従来のおける画像データの符号化方法を説明するための図である。 量子化における端数の丸め処理に、四捨五入を採用した場合を説明するための図である。 量子化における端数の丸め処理に、四捨五入又は切り捨てを採用した場合の量子化誤差について説明するための図である。 予測処理における残差値の分布を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の画像処理方法の一実施形態の手順を示すフローチャートである。図2は、本発明の画像処理装置の一実施形態の構成ブロック図である。
図2に示すように、本発明の一実施形態に係る画像処理装置は、予測部11と、減算器12と、量子化部13と、可変長符号化部14と、画像データ格納部15と、可変長復号化部21と、逆量子化部22と、オフセット値23と、加算器24及び25と、予測部26とを備えている。
そこで、減算器12は、原画像データの各画素値から予測部11の予測値を減算し、残差値として量子化部13へ供給する(ステップS1)。なお、量子化部13の出力値を逆量子化部により逆量子化し、その結果を予測部11の入力としてもよい。
量子化部13は、入力した各残差値を量子化係数Qに基づいて量子化する(ステップS2)。ここで、量子化部13における量子化処理を、図3を参照して詳細に説明する。図2に示した量子化部13においては、基本的には、前述のように情報量の削減の観点から、端数の丸め処理として切り捨て処理を採用するが、更に以下の特徴を有している。
図3(b)は、減算器12の出力である予測残差の分布を示す図であり、前述のように、0に集中して分布している。ここで、同図においては、以下の説明の便宜上、残差−2Q,−Q,0,Q,2Qのそれぞれの値のところで区分けしている。そこで、図3(a)の最上段と同図(b)とに示す残差xを量子化係数Qで割ると、同図(a)の2段目と同図(c)とに示すようになる。すなわち、値−2Q,−Q,0,Q,2Qは、値−2,−1,0,1,2に対応するようになる。
次に、切り捨て処理を行うのであるが、正の数については通常通りであり、負の数については、次のように行う。すなわち、マイナス符号を無視し、絶対値について切り捨て処理を行い、その結果に再度マイナス符号を付ける。これにより、例えば、−1<x/Q≦0の範囲の値は“0”となり、−2<x/Q≦−1の範囲の値は、“−1”となる。総じて、元の値x/Qに対応して得られる整数値の絶対値は、図3(a)の最下段に示すようになり、符号はその上段に示すようになる。ここで、得られる“0”に注目すると、−1<x/Q≦0の範囲の値は、“−0”に対応し、0≦x/Q<1の範囲の値は、“+0”に対応するということになる。つまり、−Q<x<Qの範囲にある残差xが量子化値0として得られることになる。その結果、他の各範囲と比較して2倍の範囲が、1つの“0”という値に丸められることとなる。このことと、前述の残差値は、値0の近傍に集中しているという性質から、より多くの残差値を“0”に対応させることができ、前述の出現の頻度の不均一性と圧縮率の関係から、後段の可変長符号化処理においてより圧縮率を向上させることができることとなる。なお、上述の切り捨て処理は、図3(d)に示す“1の補数表現”と類似の概念である。従って、ハードウェアで実現する場合には、回路規模を小さくできる。但し、上述の割り当ては一例であり、一般的に、頻度に応じて非線形に割り当てればよいことになる。
図1及び図2に戻り、次に、可変長符号化部14は、量子化部13により量子化されたデータに対して、ハフマン符号化や算術符号化等の可変長符号化による可逆圧縮処理を施し(ステップS3)、その結果を画像データ格納部15に格納する(ステップS4)。なお、上述のように、量子化部13において、端数の丸め方法として切り捨て処理により量子化が行われているので、画像データ格納部15に格納される符号化画像データに関し、四捨五入を採用した場合と比較して圧縮率の点で有利となる。
引き続き、画像データ格納部15に格納された圧縮符号化画像データから元の画像を復元する処理を説明する。つまり、可変長復号化部21は、画像データ格納部15に格納される圧縮符号化画像データを読み出し(ステップS5)、可変長符号化部14における符号化処理に対応した復号化処理を行う(ステップS6)。次に、逆量子化部22は、可変長復号化部21による処理後のデータに対して、量子化部13における量子化係数と同じ量子化係数Qを掛けることにより、逆量子化処理を行う(ステップS7)。
次に、量子化処理における切り捨て処理による画質低下分を補償すべく、加算器24が、逆量子化部22による逆量子化後の値に、オフセット値を加える(ステップS8)。ここで、このオフセット値は、0〜Qまでの任意の値が適用できるが、最も好適には、Q/2である。オフセット値をQ/2にした場合には、量子化誤差は最大でも±Q/2に抑えられ、量子化処理における切り捨て処理による画質低下分を最大限に補償できる。最後に、加算器25が、加算器24によるオフセット値加算後のデータに、予測部26からの予測値を加算し、それにより元の画像データを復元する(ステップS9)。
以上のように、本発明における上述の実施形態によれば、量子化部13が切り捨て処理による量子化を採用しているので、四捨五入を採用したときよりも情報量を削減できると共に、そのように圧縮符号化された画像データを展開する際には、通常の逆量子化の後に、オフセット値を加えて量子化誤差を0近傍にシフトさせているので、画質を向上させることができる。特に、オフセット値をQ/2とすれば、量子化誤差は−Q/2〜Q/2の範囲内となるので、最大限に画質を向上させることができる。
また、予測符号化を採用し、頻度の高い残差0近傍のより広い範囲、すなわち−Q<x<Qの範囲、を値0に対応させて、他の領域の2倍の範囲としているので、値0の頻度がより高くなり、可変長符号化処理において、より圧縮率が高くなる。
本発明の画像処理方法及び画像処理装置は、画像データに対する量子化処理を含む画像処理方法及び画像処理装置に適用できる。
11 予測部
12 減算器
13 量子化部
14 可変長符号化部
15 画像データ格納部
21 可変長復号化部
22 逆量子化部
23 オフセット値
24 加算器
25 加算器
26 予測部

Claims (14)

  1. 画像を構成する各画像データを量子化係数(:Q)に基づき量子化する際に、端数を切り捨てる処理により量子化を行い、
    前記量子化された各画像データを逆量子化する際に、前記量子化された各画像データに前記量子化係数を乗算した後、得られた値に所定の偏倚量を加えて前記画像を復元することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記所定の偏倚量は、Q/2であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記画像を構成する各画像データに対して予測処理を施し、得られた予測残差に対して前記量子化を施し、
    前記所定の偏倚量を加えた結果に対して、前記予測処理に対応した逆処理を行うことにより前記画像を復元することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. 前記量子化の処理の後に、前記量子化された各画像データに対して、可変長符号化処理を行い、
    前記量子化された各画像データを逆量子化する前に、前記可変長符号化処理に対応した可変長復号化処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 前記予測残差を量子化して量子化後の各値に割り当てる際に、頻度のより多い予測残差を含む予測残差のより広い範囲を、1つの値に割り当てるように非線形に前記量子化の処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  6. −Qより大きく、+Qよりも小さい前記予測残差に対して、量子化後の値0を割り当てることを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 前記予測残差を負の方向に切り捨て処理した後、1の補数表現をとることにより、前記量子化の処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理方法。
  8. 端数を切り捨てる処理により、画像を構成する各画像データを量子化係数(:Q)に基づき量子化する量子化部と、
    前記量子化部により量子化された各画像データに前記量子化係数を乗算して逆量子化する逆量子化部と、
    前記逆量子化部により得られた値に所定の偏倚量を加える第一加算器と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記所定の偏倚量は、Q/2であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 時間的に以前の、又は空間的に隣接する画像データを保持する第一予測部と、
    現画像データから前記第一予測部が保持する画像データを差し引いて、前記量子化部に与える減算器と、
    先に復元された画像データを保持する第二予測部と、
    前記加算器による加算結果に対して前記第二予測部の保持された画像データを加算する第2加算器と、
    を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  11. 前記量子化部による量子化の処理の後に、前記量子化された各画像データに対して、可変長符号化処理を行う可変長符号化部と、
    前記可変長符号化部により可変長符号化処理された画像データに対して、前記可変長符号化処理に対応した可変長復号化処理を行い、得られた結果を前記逆量子化部に与える可変長復号化部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記量子化部は、前記予測残差を量子化して量子化後の各値に割り当てる際に、頻度のより多い予測残差を含む予測残差のより広い範囲を、1つの値に割り当てるように非線形に前記量子化の処理を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記量子化部は、−Qより大きく、+Qよりも小さい前記予測残差に対して、量子化後の値0を割り当てることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 前記量子化部は、前記予測残差を負の方向に切り捨て処理した後、1の補数表現をとることにより、前記量子化の処理を行うことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
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