JP2013182542A

JP2013182542A - 容量式タッチ制御装置

Info

Publication number: JP2013182542A
Application number: JP2012047455A
Authority: JP
Inventors: Juhn Jong Lin; 志忠林
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-03-03
Filing date: 2012-03-03
Publication date: 2013-09-12

Abstract

【課題】容量式タッチ制御装置を提供する。
【解決手段】
本発明の容量式タッチ制御装置は、第１透明基板、第２透明基板及び該第１、第２透明基板に接合する接着剤層を含み、該第１透明基板は、第１側及び第２側を有し、該第２側上に第１導電層を設け、該第２透明基板は、第３側及び第４側を有し、第２導電層は、該第３側及び第４側上の何れか１つに選択設置され、該接着剤層は、該第１透明基板及び第２透明基板の間に設置され、本発明の装置の設計を介し、厚さを減少し、全体の生産コストを低減する効果を効率的に達成する。
【選択図】図１

Description

本発明は、タッチ装置に関し、特に、厚さを減少し、生産コストを低減する効果を有する容量式タッチ制御装置に関する。

近年のタッチ制御パネル技術の発展に伴い、現在は、表示機能を有する携帯式電子装置、例えば、スマートフォン、タブレットＰＣ及びＭＰ５等、何れもタッチ制御パネルを採用し、従来の空間を占拠する機械式プッシュキーに取って代えている。

従来のタッチ制御パネルは、単板型タッチ制御パネルであるか、双型タッチ制御パネルであるかに拘わらず、何れも透明導電基板上で複数のスクリーン印刷プロセス又は光エッチングプロセスを行って成型され、これらの透明導電基板の材質は、多くがガラスであり、透明導電基板の単価が高いことにより、製造時、比較的多くの生産材料を繰り返し消費し、タッチ制御パネルプロセスにおいて不良品が発生する時、全体のタッチ制御パネルを廃棄しなければならず、且つ回収することができず、コストの浪費を招く。

また、上記フォトリソグラフィは、ただ必要な設備が高価であるだけでなく、相対して全体の製造コストを向上し、且つ用いる成分及び現像液が何れも人体に有害な化学溶液であり、現場の操作人員の健康に深刻な影響を及ぼすだけでなく、環境生態に対し深刻な汚染をもたらす。

特開２００３−１１４７６６特開２００３−１５１３５６再公表特許WO２００４／０７０７３７

上記従来技術の欠陥を解決する為、本発明の目的は、生産コストを低減する効果を有する容量式タッチ制御装置を提供することである。

本発明のもう１つの目的は、タッチ制御装置全体の厚さを低減する容量式タッチ制御装置を提供することである。

上記の目的を達成するため、本発明が提供する容量式タッチ制御装置は、第１透明基板、第２透明基板及び接着剤層を含み、該第１透明基板は、第１側及び第２側を有し、該第１側は、第２側と相反し、且つ該第２側上に第１導電層を形成し、該第２透明基板は、第３側及び該第３側と相反する第４側を有し、第２導電層は、該第３側及び第４側上の何れか１つに選択設置され、該接着剤層は、該第１透明基板及び第２透明基板の間に設置し、これにより、前記第１、第２透明基板を互いに接合させる。本発明の容量式タッチ制御装置の設計を介し、厚さを減少し、全体の生産コストを低減する効果を効率的に達成する。

本発明の容量式タッチ制御装置は、薄膜の使用が可能な第１，第２透明基板と、第１，第２導電層と接着剤層から構成すればよいので、従来技術に比較して以下の利点を有する：
１．コストを節減する。
２．全体の厚さを減少する。

本発明の第１好適実施例の断面説明図である。本発明の第２好適実施例の断面説明図である。

本発明の上記目的及びその構造及び機能上の特性について、図面に基づく実施例を挙げ以下に説明する。

本発明は、容量式タッチ制御装置であり、図１を参照し、それは、本発明の第１好適実施例の断面説明図である。該容量式タッチ制御装置１は、第１透明基板１０と、第２透明基板１２と、接着剤層１３と、を含み、該第１透明基板１０の材質は、該好適実施例は、ガラスにより説明するが、これに限定するものではなく、ＰＥＴ (Polyethylene Terephthalate)、ＰＣ(Poly Carbonate)、ＰＥ(polyethylene)、ＰＶＣ(Poly Vinyl Chloride)、ＰＰ(Poly Propylene)、ＰＳ(Poly Styrene)、ＰＭＭＡ(Polymethylmethacrylate)、ＣＯＣ(cyclo olefin coplymer)のうちの何れか１つの材質であることもできる。

また、前記第１透明基板１０は、第１側１０１及び該第１側１０１と相反する第２側１０２を有し、第１導電層１４は、該第２側１０２側に設置され、且つその材質は、ＩＴＯ(Indium Tin Oxide)又はＡＴＯ(Antimony Tin Oxide)薄膜である。前記第１導電層１４は、該好適実施例としては、スパッタリングの方式で該第２側１０２側に形成されるが、これに限定するものではなく、具体的実施時、ゲル塗布、電気メッキ又は蒸着の方式を選択して該第２側１０２側に形成することも可能である。

図１を参照し、前記第２透明基板１２の材質は、該好適実施例において、該第１透明基板１０の材質と同一であり、何れもガラスにより説明するがこれに限定するものではなく、ＰＥＴ (Polyethylene Terephthalate)、ＰＣ(Poly Carbonate)、ＰＥ(polyethylene)、ＰＶＣ(Poly Vinyl Chloride)、ＰＰ(Poly Propylene)、ＰＳ(Poly Styrene)、ＰＭＭＡ(Polymethylmethacrylate)、ＣＯＣ(cyclo olefin coplymer)のうちの何れか１つの材質を選択することもできる。

また、前記第２透明基板１２は、第３側１２１及び該第３側１２１と双反する第４側１２２を有し、該第３側１２１は、該第２側１０２に相対し、且つ該第２導電層１５は、該第３側１２１上に設置され、且つその材質は、前記第１導電層１４と同一であり、何れも、ＩＴＯ(Indium Tin Oxide，ITO)又はＡＴＯ(Antimony Tin Oxide)薄膜である。前記第２導電層１５は、該好適実施例において、スパッタリングの方式は、該第３側１２１上に形成されるが、これに限定するものはなく、具体的実施時、ゲル塗布、電気メッキ又は蒸着の方式を選択して該第３側１２１上に形成することも可能である。

前記接着剤層１３は、ＯＣＡ(Optical Clear Adhesive)又はＯＣＲ(Optical Clear Resin)であり、且つ該第１透明基板１０及び第２透明基板１２の間に設置され、前記接着剤層１３の一側は、対応する第３側１２１と互いに粘着接合し、その他側は、対応する該第１側１０１に粘着接地され、該接着剤層１３を介し、第１、第２透明基板１０，１２を互いに一体に接合させる。

従って、本発明の容量式タッチ制御装置１の設計により、タッチ制御装置全体の厚さを減少し、生産コストを節減する効果を効率的に達成することができる。

図２を参照し、それは、本発明の第２好適実施例の断面説明図である。該好適実施例の構造、接続関係及びその効果は、前記第１好適実施例と同一であり、該本好適実施例は、前記第１好適実施例の第２導電層１５が該第３側１２１上に設けられ、該第２透明基板１２の第４側１２２上に設置するよう設計変更し、前記第２導電層１５は、スパッタリング方式で該第４側１２２上に形成されるが、これに限定されるものではない。該本発明の実際の実施時、ゲル塗布、電気メッキ、又は蒸着の方式で該第４側１２２上に形成される。

また、前記接着剤層１３の一側は、相対する第４側１２２と互いに粘着接合し、その他側は、対応する該第１側１０１に粘着設置され、該接着剤層１３を介して第１、第２透明基板１０，１２を互いに一体に接合する。前記本発明の接着剤層１３及び第１、第２透明基板１０，１２は、互いに一体に粘着接合する設計により、生産コストを低減し、全体の厚さを減少する効果を効率的に達成することができる。

上記のように、本発明の実施例の容量式タッチ制御装置は、薄膜の使用が可能な第１，第２透明基板と、第１，第２導電層と接着剤層から構成すればよいので、、従来技術に比較して以下の利点を有する：
１．コストを節減する。
２．全体の厚さを減少する。

なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。

１容量式タッチ制御装置
１０第１透明基板
１０１第１側
１０２第２側
１２第２透明基板
１２１第３側
１２２第４側
１３接着剤層
１４第１導電層
１５第２導電層

Claims

第１側及び第２側を有し、該第１側は、第２側と相反し、且つ第１導電層が該第２側上に形成される該第１透明基板と、
第３側及び該第３側と相反する第４側を有し、第２導電層は、該第３側及び第４側上の何れか１つに選択設置される第２透明基板と、
該第１透明基板及び第２透明基板の間に設置し、該第１、第２透明基板を互いに接合させる接着剤層とを含む容量式タッチ制御装置。
前記第２導電層は、該第３側上に形成され、且つ相対する該接着剤層の一側と互いに粘着設置され、該接着剤層の他側は、相対する該第１側に粘着設置される請求項１に記載の容量式タッチ制御装置。
前記第２導電層は、該第４側上に形成され、且つ相対する該接着剤層の一側と互いに粘着設置され、該接着剤層の他側は、相対する該第１側に粘着設置される請求項１に記載の容量式タッチ制御装置。
前記第１、第２透明基板の材質が、ガラス、ＰＥＴ (Polyethylene Terephthalate)、ＰＣ(Poly Carbonate)、ＰＥ(polyethylene)、ＰＶＣ(Poly Vinyl Chloride)、ＰＰ(Poly Propylene)、ＰＳ(Poly Styrene)、ＰＭＭＡ(Polymethylmethacrylate)、ＣＯＣ(cyclo olefin coplymer)のうちの何れか１つの材質を選択する請求項１に記載の容量式タッチ制御装置。
前記第１、第２導電層の材質は、ＩＴＯ(Indium Tin Oxide，ITO)又はＡＴＯ(Antimony Tin Oxide)薄膜である請求項１に記載の容量式タッチ制御装置。
前記第１、第２導電層は、ゲル塗布、電気メッキ又は蒸着の方式を選択して該第２側及び第３側上にそれぞれ形成する請求項２に記載の容量式タッチ制御装置。
前記第１、第２導電層は、ゲル塗布、電気メッキ又は蒸着の方式を選択して該第２側及び第４側上にそれぞれ形成する請求項３に記載の容量式タッチ制御装置。
前記接着剤層は、ＯＣＡ(Optical Clear Adhesive)又はＯＣＲ(Optical Clear Resin)である請求項２に記載の容量式タッチ制御装置。