JP2013182484A - タブレット装置用補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブレット装置は入力時に不安定で持ち難く、動きながらタッチキー入力が難しく、入力操作時、落下する等の利用上の問題がある。
【解決手段】一実施形態によれば、上板及び底板を持つ平板状の本体、この本体に設けられ画面を表示する表示部、およびこの表示部上での前記画面へのタッチを検知する入力部を有するタブレット装置を保持する保持機構であって、このタブレット装置を保持し、前記本体の前記底板よりも下方に底面を有する保持機構と、この保持機構の前記底面に軸受けされ、前記底面に平行に回転する回転部材と、この回転部材に設けられ、それぞれ指が挿入される指かけ穴を形成する複数の指バンドとを備えたことを特徴とするタブレット装置用補助装置が提供される。
【選択図】図1

Description

一実施形態はタブレット装置用補助装置に関する。
タブレット装置は携帯可能な機器であり、平板状の外形を有し、液晶式や有機EL式の表示部と、タッチパネル式やタッチキー入力式の入力部とを有する。タブレット装置としてタブレットPC(タブレットパソコン)や店員が客から注文を受け付けるためのオーダ端末が知られている(例えば特許文献1参照)。
従来、手書き入力装置の使用時に液晶パネルの液晶表示部を見易くするとともに、不使用時に手書き入力装置のキャリングケースとして用いるようにした手書き入力装置のケースが知られている(特許文献2参照)。タブレットコンピュータのクレードルが知られている(例えば特許文献3参照)。ノート型パソコン用の把手を設けた多機能収納ケースが知られている(特許文献4参照)。モバイル装置を覆うことによりモバイル装置を保護する軟質保護カバーが知られている(特許文献5参照)。
特開2009−146351号公報 特開平04−237361号公報 特開2006−72958号公報 特開2005−287609号公報 実用新案登録第3153901号公報
しかしながら、上述した従来技術では、タブレット装置を操作するとき、タッチキーの入力時にこのタブレット装置が安定せず、持ち難い。タブレット装置を携帯した状態で店員が動きながらタッチキー入力を行うことが困難である。タッチキーの入力時などの操作時、タブレット装置は画面をタッチされるとバランスを崩し、落下する可能性がある。また、親指で画面の上を抑え他の指で本体の下を支える持ち方では、親指の画面接触により、誤ったキー入力が検知される。タブレット装置を持つ腕が疲れやすいといった様々な利用上の問題が存在する。
このような課題を解決するため、一実施形態によれば、上板及び底板を持つ平板状の本体、この本体に設けられ画面を表示する表示部、およびこの表示部上での前記画面へのタッチを検知する入力部を有するタブレット装置を保持する保持機構であってこのタブレット装置を保持し、前記本体の前記底板よりも下方に底面を有する保持機構と、この保持機構の前記底面に軸受けされ、前記底面に平行に回転する回転部材と、この回転部材に設けられ、それぞれ指が挿入される指かけ穴を形成する複数の指バンドとを備えたことを特徴とするタブレット装置用補助装置が提供される。
実施の形態に係るタブレット装置用補助装置の斜視図である。 実施の形態に係るタブレット装置用補助装置に用いられるタブレット装置の6面図である。 (a)は実施の形態に係るタブレット装置用補助装置の上面図であり、(b)は同装置の左側面図であり、(c)は同装置の背面図である。 実施の形態に係るタブレット装置用補助装置による画面方向の切替え操作を説明するための図である。 実施の形態に係るタブレット装置用補助装置の持ち方の例を示す図である。 実施の形態の変形例に係るタブレット装置用補助装置に用いられる回転部材の取付け位置を示す図である。
以下、実施の形態に係るタブレット装置用補助装置について、図1乃至図6を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は実施の形態に係るタブレット装置用補助装置の斜視図である。本実施形態に係るタブレット装置用補助装置は薄厚平板状の注文端末を左手で持って使うための補助キットである。補助キット1は、本体10、この本体内に設けられた表示部11及び表示部11上の入力部12を有するタブレットPC13(タブレット装置)を保持する保持機構15を備えている。この保持機構15はタブレットPC13に対して取付けられる機構でありこのタブレットPC13を下から保持し、本体10の底板よりも下方にベース下面14(底面)を有する。更に補助キット1は、この保持機構15のベース下面14に軸受けされ、このベース下面14に平行に回転するハンドターンテーブル16(回転部材)と、このハンドターンテーブル16に設けられそれぞれ指が挿入される指かけ穴を形成する5個の指バンド17と、4個の指バンド17にそれぞれ挿入される4本の各指先に当たる4個のファンクションボタン18(ボタン)とを備えている。
図2はタブレットPC13の6面図である。同図はタブレットPC13単体を示す。既述の符号は上記符号と同じ要素を表す。図2(b)〜図2(e)の上、下、左、右とは図2(a)のタブレットPC13に対する図中での上下左右に対応した位置を言う。タブレットPC13は携帯型の注文端末装置である。タブレットPC13の本体10は、透明な開口19を持つ上板20と、この上面の反対側の底板21とを備え、この底板21の外側底面がタブレットPC13の底面22を成す。底板21の外周部はこの底板21から上方に向かって傾斜起立し、起立した突条あるいは溝が上板20の外周部と嵌合することによりタブレットPC13は全体として方形平板状の外形を有する。
また、表示部11は液晶表示器又は有機EL(Electro Luminescence)表示器であり、開口19から画面を表示する。入力部12は表示部11上に設けられ画面へのタッチを検知する。入力部12は例えば透明な抵抗膜によって右手の指又はペン入力器具の画面への接触位置を検出する。
図3(a)は補助キット1の上面図であり、図3(b)は補助キット1の左側面図であり、図3(c)は補助キット1の背面図である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。図1から図3の間で参照点Pは図面間で対称関係を示すための位置の指標を表す。図2、図3に示すように、保持機構15は、平面視方形の外形を有し厚みを有し、タブレットPC13の本体10の底板面を覆うベース部23と、このベース部23の外周部に固定されるカバー24とを備えている。ベース部23は保持機構15の底面でもあるベース下面14と、本体10の底板21に固定されるベース上面25とを有する。
ベース部23は、ハンドターンテーブル16の軸受け例として、ベース下面14の中央付近に形成された円周溝26と、この円周溝26の内周側に形成され下方に突出する円形の台座27と、この台座27の下端に形成され台座27の径よりも径大のフランジ28とを備えている。台座27は円筒形のハンドターンテーブル16の端縁部を円周溝26に嵌合させフランジ28により保持し、このハンドターンテーブル16を回すようにしている。ベース部23は合成樹脂製の成型品であり、例えば硬質のポリプロピレン樹脂系のモールド樹脂の射出成形品が用いられる。
カバー24は上下に開口する保護部材であり、タブレットPC13をケース状あるいはジャケット状に覆う。カバー24には弾性及び可撓性を有する材料が用いられる。このカバー24はベース下面の外周部に接合される下部開口と、この下部開口から立上って本体10の上板20の外周部に覆い被せられる上部開口とを有する。つまりカバー24は下部開口を根元として立上り、ベース部23の側部及び本体10の側壁に接してこれらの側壁を覆い、上板20の板面を4辺から這って密着し、上部開口から表示部11の画面を露出させるようになっている。このカバー24は、上板20の4角部にそれぞれコーナー部保持片29を有する。各コーナー部保持片29は上板20の板面との接触面積を大きくするための幅広形状を有し、タブレットPC13を四方から覆う保持力の強度が高められている。カバー24自体が弾性を有し、補助キット1が落下したときや、壁に衝突したときに衝撃力を吸収し、表示画面以外の部分を破壊から保護するようにしている。
ハンドターンテーブル16は円筒状であり、例えば円形の面部30と、面部30から起立する胴部31と、この胴部31の上端の外周部から回転中心に向かって張り出した庇部32とを有する。この面部30の内筒側にハンドターンテーブル16は回転規制用の突起33を設けている。ベース部23は台座27の座面からそれぞれ下方に突出する回転規制用の2つのストッパ34を設けている。各ストッパ34の位置と回転中心とがタブレットPC13の長手方向に沿うようにこれらのストッパ34は位置決めされて設けられている。各ストッパ34及び回転中心間を結んだ線どうしの成す角度は180度である。ハンドターンテーブル16が基準位置から左へ90度回転したとき、及び右へ90度回転したときにおいてそれぞれ裏面側の突起33は各ストッパ34に当たる。ストッパ34はハンドターンテーブル16の回転を阻止する。ハンドターンテーブル16は画面の向きの縦横に応じて左右90度それぞれ回転するようになっている。胴部31は円周溝26に嵌合して接触摺動する。庇部32はベース部23のフランジ28と係合する。
指バンド17はフィンガーホルダであり例えば塩化ビニルや人工皮革などを用いる。5本の指がフィットするようなサイズを各指かけ穴は有する。各指を通すサイズを大きくして指バンド17の個数を変えること、あるいは左手の手の甲を通すバンドや左手の手首を通すバンドを設けることなどを行ってもよい。4個のファンクションボタン18はタブレットPC13が実行するアプリケーションプログラムに対する操作機能に割付けられたファンクションキーである。これらのファンクションボタン18はファンクションキーとして例えば「決定」、「キャンセル」、「戻る」等の操作機能を割当てられている。
電気的接続関係について述べると、図3(b)のように本体10はこの本体10の底板21に、周辺機器の接続用のドッキングポート35(インターフェース部)を有する。このドッキングポート35は、例えば底板21の板内に窪み状に形成されたハウジング内に接地端子、給電端子及び信号端子を有する。ドッキングポート35はベース部23側に取付けられているボタン用ポート36(他のインターフェース部)と電気的に接続される。一例としてドッキングポート35はソケットであり、ボタン用ポート36はこのソケットに嵌合されるプラグである。このボタン用ポート36は、ベース上面25から掘下げられた別のハウジング内に複数の端子を有する。複数の端子とは、ドッキングポート35側の接地端子、給電端子及び信号端子のそれぞれに対応する接地端子、給電端子及び信号端子を言う。
また、図2(d)のようにタブレットPC13の本体10は下側面に複数種類のコネクタ端子37を設けてもよい。複数種類のコネクタ端子37とは、電源コネクタ、マイク入力及びヘッドフォン出力共用端子、USB2.0ソケットコネクタ、ミニUSBソケットコネクタ及びHDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)出力端子などを言う。タブレットPC13は、4個のファンクションボタン18やドッキングポート35、コネクタ端子37に接続された図示しないバスラインと、互いに共同してコントローラ41を構成するCPU、ROM及びRAMと、注文端末としてのアプリケーションプログラムを保持するフラッシュメモリ42と、注文情報をオーダステーションに無線送信する近距離通信用の無線送信モジュール43とを備えている。更にタブレットPC13は、ピエゾ抵抗型や静電容量型といった3軸方向加速度成分を検出する加速度センサ44と、この加速度センサ44の出力により、表示部11に表示させる画面の方向を縦方向及び横方向に切替える画面方向の画面制御部45とを備えている。タブレットPC13は画面方向の切替え処理の停止をユーザからコントローラ41へ指令するためのプッシュロックスイッチを有する。画面制御部45はこのプッシュロックスイッチより画面ロックを指令されると、縦方向又は横方向への画面切替えの処理を停止する。
上述の構成を有する補助キット1は店舗や飲食店に配備される。例えば飲食店では補助キット1は、注文端末装置であるタブレットPC13用のアダプタ機器として店員の左手により手持ちされる。補助キット1は主に表示画面を上向きにした状態で使用される。顧客からの注文やメニュー品目を接客係の店員が入力部12により入力する。タブレットPC13は注文データをオーダステーションに無線送信する。タブレットPC13からテーブルコード、メニューコード等の注文データをオーダステーションが受信する。
図4(a)、図4(b)は補助キット1によるタブレットPC13の画面方向の切替え操作を説明するための図である。例えば図4(a)の画面方向でタブレットPC13が大まかなメニュー品目の大項目を表示する。店員はメニュー品目のうち一項目をクリックして選ぶ。店員はアダプタ機器のハンドターンテーブル16を90度回す。図4(b)のように、タブレットPC13は画面方向を横から縦に切替え表示する。横とは店員が使用時に画面に向かって左右を言う。縦とは画面に向かって上下を言う。縦長の画面により更に詳細なメニューリストをタブレットPC13は表示する。
図5(a)、図5(b)は画面方向が縦方向のときの補助キット1の持ち方を示す図である。図5(c)、図5(d)は画面方向が横方向のときの補助キット1の持ち方を示す図である。接客係の店員はアダプタ機器のハンドターンテーブル16を適宜回して入力し易い位置でタブレットPC13へ情報を入力する。また、図5(c)のように、手の平をタブレットPC13の短辺側の一側面に寄せて把持しても良い。適宜何本かの指を指バンド18から外して親指と親指の付け根部とでタブレットPC13を把持しても良い。図5(d)のように親指でベース下面14を支えてながら把持しても良い。メニュー品目が決まり、店員の操作によって対応のメニューコードがタブレットPC13に入力される。タブレットPC13は注文データを生成する。
以上を総括すると、図1に示すように、補助キット1は、タブレットPC13に、指バンド18、ハンドターンテーブル16、ベース部23及びカバー24が取付けられ、左手で持った状態で使われる。カバー24がタブレットPC13の底面22及び上板20の四隅を覆うことで補助キット1を人が保持することが出来る。一つの隅とは底面22の面上の角部、上板20の面上の角部、及びこれらの底面22及び上板20間の接合部の全部を言う。又は一つの隅とはこれらの角部、接合部のうちの一部を言う。
カバー24は伸縮し、弾性力のあるラバー性素材で出来ている。カバー24のタブレットPC13への取付けは、上下開口のカバー24内にタブレットPC13をくぐらせた後、このカバー24の上部を引き延ばして、タブレットPC13の底面22から四方に広げてタブレットPC13の側方から覆い被せる様にして行う。取付けの際、補助キット1の内側に付いているボタン用ポート36を、タブレットPC13側のドッキングポート35に挿入して接続し両方の端子間を導通させる。この接続に依り、タブレットPC13と補助キット1との電気的信号の伝達が可能となる。
図3に示すように、カバー24の四隅のコーナー部保持片29は、表示部11の画面に架からない様なサイズとする。4箇所の部分の架かり量に依って、タブレットPC13へのカバー24の取付け易さや、保持機構15による保持力の大きさを変えられる。架かり量とは4箇所のコーナー部保持片29と上板20の板面とが密着する部分の総面積を言う。また、補助キット1の底面部に相当するベース部23にはハンドターンテーブル16が設けられている。このハンドターンテーブル16が左右90度回転することで、図4(a)、図4(b)に示す様にタブレットPC13を縦及び横に切替えて使用することが可能となる。
また、ハンドターンテーブル16に付された指バンド17には5本の指が挿入可能であり、親指を除いた各指バンド17の指先の腹に当たる箇所のファンクションボタン18を、各指を延ばして操作できるようになる。何れかのファンクションボタン18による例えばオン入力といった入力データは、ボタン用ポート36からタブレットPC13のドッキングポート35を通じてタブレットPC13のコントローラ41へ伝達される。フラッシュメモリ42はタッチ入力を割当て用のソフトウェアを保持している。ユーザ操作により予めコントローラ41はこのソフトウェアを起動しユーザとの対話操作によって、ファンクションボタン18にタブレットPC13のタッチ入力を割当てるようにしておく。
このようにして、補助キット1によればタブレットPC13を人が持ったまま動くことが出来る。補助キット1によりタブレットPC13を持ちながら客を接待することができ、店員に安定感を感じさせることができる。店員は補助キット1により入力時に不安定に起因する障害を無くすことができる。従ってタブレットPC13の操作自体に気を付ける必要が無くなる。また、店員がタブレットPC13を持って歩き廻るなどした際、左手をこのタブレットPC13の把持のみならず、ファンクションボタン18の操作にも使うことができ、タブレットPC13の操作性を向上させることができる。タブレットPC13を持ったまま動きながらキー入力が可能となるため、利便性が上がる。
更に縦方向及び横方向の切替えが容易であり、店員の作業のし易さに寄与できる。通常、使用頻度が高い「決定」、「戻る」、「キャンセル」といった機能用のキーが補助キット1側に設けられることにより、操作性がよくなり、入力をスムーズ且つ迅速に行うことが可能となる。タブレットPC13の本体10を伸縮に富み、弾力性を有するラバー製などのカバー24で覆うことで、タブレットPC13のキズ付きを防止することができ、接触時や落下時の破損を防止することができる。
一般的なタブレットPCは、平板状の外形を備え、タッチパネル方式の表示部及び入力部を持った携帯可能な機器である。通常、タブレットPCは活発に人が動きながら使用されるものではない。タブレットPCは、このタブレットPCを持つための特別なバンド類あるいは落下防止のためのバンド等を備えてはいない。むしろタブレットPCはデザインや軽量化が重要視されており、その待ち易さが得られている。デザインとは、手で把持されたときに本体面上の凹凸の模様やシボ等で手から滑らないようにするなど、本体が手の平にしっくり合う様なデザインを言う。一般的にタブレットPCは、親指以外の4本の指と手の平とで底面を受け、親指でタブレットPC上板の縁を押さえて持って使用する。親指以外の4本の指、手の平及び親指により、タブレットPCの縁を挟む様な形でタブレットPCは把持される。
しかし、タブレットPC単体では利用上の問題がある。具体的にはタブレットPCを操作するとき、タッチキーの入力時にこのタブレットPCが安定せず、持ち難い。人がタブレットPCを携帯して動きながら、タッチキー入力を行うことは困難である。タッチキーの入力時などの操作時、画面への指のタッチにより、本体が落下することがある。持ち方によっては、親指の画面接触により誤入力が生じる。タブレットPCを持つ腕が疲れやすい。実施の形態に係るタブレット装置用補助装置によればこのような問題を解決することができるようになる。
(第1の変形例)
また、上記実施形態では、ハンドターンテーブル16の回転軸はベース下面14の中央付近であったが、この回転軸をベース下面14の中央部から偏心した位置に設けてもよい。
図6は実施形態の変形例に係るタブレット装置用補助装置に用いられる回転部材の取付け位置を示す図である。補助キット2(実施の形態の変形例に係るタブレット装置用補助装置)はベース下面14の上で右寄りに回転軸を設けている。それ以外の既述の符号は上記例と同じ要素を表す。図6(a)は補助キット2の背面図であり、同図は回転位置が基準位置である場合のハンドターンテーブル16を示している。タブレットPC13は、長手方向の一側面にボリウムダイアル38、押しボタンスイッチ39、40を有する。ボリウムダイアル38は例えば表示輝度の調整用のダイアルである。押しボタンスイッチ39、40は押下後の状態を保持するプッシュロックスイッチであり、例えば電源スイッチ、画面方向を一方向にロックするスイッチである。
このような構成の補助キット2では、図6(b)のようにハンドターンテーブル16が右90度回転すると、親指の位置が、これらのボリウムダイアル38、押しボタンスイッチ39、40に近づく。親指はフリーに動かすことができるため、図6(b)の状況では、人が左手でタブレットPC13を保持したまま、ボリウムダイアル38、押しボタンスイッチ39、40の何れかを操作可能となる。
(第2の変形例)
上記実施形態及び第1の変形例では、保持機構15はベース部23とカバー24とによって形成されていたが、これらのベース部23及びカバー24の構造や形状は種々変更可能である。例えばベース部23が本体10のベース下面14を覆う部分の面積を小さくしてカバー24によりベース下面14の残りの部分を覆うようにしてもよい。具体的にはハンドターンテーブル16の円周溝26及び台座27の周囲のみを、これらの領域を含む最小限の半径を持つ合成樹脂材によって形成し、この合成樹脂材の外周部にカバー24を接合して四方から本体10を覆うようにしてもよい。ベース部23は4つの細長い板片を四角形状に骨組みした形状のベース枠体で構成されてもよい。
また、カバー24はベース部の外周部四方より上方に立上ってタブレットPC13の上面部周縁を四方から覆うものであった。カバー24は、本体10の上板20の少なくとも対角2隅をそれぞれ係止固定すればよい。あるいはカバー24は少なくとも対向2辺をそれぞれ係止固定すればよい。係止固定方法は例えばカバー24及び本体10間の接着、接合、挟持部材を使った挟持、あるいはカバー24自体を成形品として本体10に嵌合させる等の方法を使う。四方のうち、対角線上の頂点である対角2隅もしくは対向2辺を固定によりタブレットPC13がバランスを崩して床上に落下することを防ぐことができる。
また、タブレットPC13の本体10の4隅を覆う代わりに、本体10の4隅をそれぞれ上下に挟む挟持部材をカバー24の代わりにベース部23に取付けてもよい。あるいはカバー24をベース部23に接合するとともに、このカバー24の4箇所に挟持部材を取付けてもよい。この場合、挟持部材の4隅は本体10から着脱可能にする。本体10を付勢しつつ挟む動作と、付勢力を解除して本体10を開放する動作とを可能なようにクリップ式の機構を設ける等する。
また、挟持部材の代わりに本体10の隅の曲面形状を内壁面の曲面形状とするキャップ部材を少なくとも2隅部又は4隅部全てに嵌込みして、本体10とベース部23とを一体に保持するようにしてもよい。
また、保持機構15のベース部23は平板であったが、ベース部23の形状は上下厚みを持つ箱型あるいは縦長の直方体でもよく、下部にハンドターンテーブル16のような回転部材を回転可能に保持するための底面を有することで保持機構15のベース部23としては足りる。保持機構15の形状そのものを人が把持可能な把手(取っ手)型にしてもよい。把手型の筐体の下部に回転部材用の底面を設け、把手型の筐体に複数のファンクションボタン18や電気的なスイッチ、ダイアル等を配置してもよく、把手型の筐体の上部にカバー24あるいは外装体、枠材等を設けてタブレットPC13を固定してもよい。このようにしても上記例の効果と実質同じ効果を得られる。
図3等において、保持機構15はベース部23にハンドターンテーブル16を軸支させており、90度内の回転角度を取り得る構成をとっていたが、軸受け構造や回転角度を規制する機能は種々の構造を用いることができる。
上記実施形態では、左手でタブレットPC13を手持ちしていたが、それぞれ右手指の配置形状に合う位置に設けられた指バンド18によって右手用の補助装置として構成されてもよい。
(その他)
実施の形態に係るタブレット装置用補助装置のタブレット装置には、POS(Point Of Sales)/ECR(Electronic Cash Register)端末としてのソフトウェアを組込みしておいてもよい。タブレット装置が、店舗の在庫管理や棚卸しに使われるグラフィックオーダターミナル(GOT)である場合、実施の形態に係るタブレット装置用補助装置は同様にこのグラフィックオーダターミナルを下から保持し、指バンド18から左手の指を通して使う。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…補助キット(実施の形態に係るタブレット装置用補助装置)、2…補助キット(実施の形態の変形例に係るタブレット装置用補助装置)、10…本体、11…表示部、12…入力部、13…タブレットPC(タブレット装置)、14…ベース下面(底面)、15…保持機構、16…ハンドターンテーブル(回転部材)、17…指バンド、18…ファンクションボタン(ボタン)、19…開口、20…上板、21…底板、22…底面、23…ベース部、24…カバー、25…ベース上面、26…円周溝、27…台座、28…フランジ、29…コーナー部保持片、30…面部、31…胴部、32…庇部、33…突起、34…ストッパ、35…ドッキングポート、36…ボタン用ポート、37…コネクタ端子、38…ボリウムダイアル、39,40…押しボタンスイッチ、41…コントローラ、42…フラッシュメモリ、43…無線送信モジュール、44…加速度センサ、45…画面制御部。

Claims (8)

  1. 上板及び底板を持つ平板状の本体、この本体に設けられ画面を表示する表示部、およびこの表示部上での前記画面へのタッチを検知する入力部を有するタブレット装置を保持する保持機構であって、このタブレット装置を保持し、前記本体の前記底板よりも下方に底面を有する保持機構と、
    この保持機構の前記底面に軸受けされ、前記底面に平行に回転する回転部材と、
    この回転部材に設けられ、それぞれ指が挿入される指かけ穴を形成する複数の指バンドとを備えたことを特徴とするタブレット装置用補助装置。
  2. それぞれ前記複数の指バンドに挿入される各指の指先に当たる複数のボタンを更に備え、
    これらのボタンは、前記タブレット装置が実行するアプリケーションプログラムに対する操作機能に割付けられたキーであることを特徴とする請求項1記載のタブレット装置用補助装置。
  3. 前記保持機構は、前記本体の前記上板の少なくとも対角2隅又は少なくとも対向2辺をそれぞれ係止固定することを特徴とする請求項1記載のタブレット装置用補助装置。
  4. 前記保持機構は、前記底面に接合される下部開口と、この下部開口から立上って前記本体の前記上板の外周部に覆い被せられる上部開口とを有するカバーであることを特徴とする請求項3記載のタブレット装置用補助装置。
  5. 前記回転部材は前記保持部材の前記底板上に回転可能に軸支された円筒状部材であり、この円筒状部材の下面に前記複数の指バンドが設けられたことを特徴とする請求項1記載のタブレット装置用補助装置。
  6. 前記回転部材は前記画面の向きの縦横に応じて左右90度それぞれ回転することを特徴とする請求項1記載のタブレット装置用補助装置。
  7. 前記回転部材の回転軸は前記底面の中央部から偏心したことを特徴とする請求項1記載のタブレット装置用補助装置。
  8. 前記タブレット装置は前記本体に周辺機器接続用のインターフェース部を設け、前記ベース部材は前記ベース上板にこのインターフェース部に接続される他のインターフェース部を設けたことを特徴とする請求項1記載のタブレット装置用補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106527586A (zh) * 2016-11-04 2017-03-22 吉林省北方医药有限责任公司 一种移动终端设备

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