JP3180086U - タッチパネル式小型端末用操作具 - Google Patents

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上島 みさ代
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Abstract

【課題】人間が自然な状態で入力操作を行うことができるタッチパネル式小型端末用操作具を提供する。
【解決手段】指に嵌めるためのサック本体11の先端近傍に、周方向に30゜〜150゜の角度を開けて2個の突起部12を配置する。
【選択図】図5

Description

本考案は、スマートフォン(例えば、米国アップル社のiPhone(同社の商標))や小型携帯音楽再生機(例えば、同社のiPod(同社の登録商標))等のタッチパネル式小型端末を操作するための操作具に関する。本願で言うタッチパネル式小型端末とは、人間の一方の掌に乗せることができる程度の大きさの情報端末機器(電話機能を持つもの及び持たないものの双方を含む)であり、使用者が一方の手の掌に該端末を乗せ、該端末のパネルの画面に表示される画像を見ながら、他方の手の指(又は該端末を持った手の親指)で該パネルに触れることにより様々な入力を行う機器のことを言う。
スマートフォンを中心として、タッチパネル式小型端末はその利便性と高機能性より、近年、ますます使用者人口が増えるとともに、使用の場面も広がりつつある。
最近の多くのタッチパネル式小型端末では、単に或る箇所を1本の指で触れる操作(タップ)の他、指でパネルに触れつつその指を動かす操作(スライド、フリップ)、短時間に複数回の接触を行う操作(ダブルタップ)、複数本の指で触れる操作(2本指タップ等)、2本の指で触れて両指を開いたり閉じたりする操作(ピンチイン/ピンチアウト)等の様々な操作が可能となっている。
特開2009-259062号公報
タッチパネル式小型端末における様々な操作は、やはり、画面の表示に従い、パネルの所定箇所を1本の指で触れるという動作(タップ)が基本となる。現在では多くのタッチパネル式小型端末が静電容量式タッチパネルを採用しており、操作者は画面を指で強く押す必要がなく、軽く触れるだけで入力が可能となっている。しかし、それだけに却って誤入力が多いという問題がある。すなわち、或るアイコンやキーを触れようとして誤って隣のアイコンやキーに触れてしまうということが起こる。
図1に、スマートフォンの表示画面の一つである初期画面を示す。この画面形態では、比較的大きなアイコン101が画面上に4×5=20個表示されている。このアイコン1個の大きさは10mm×10mm程度であるが、アイコンとアイコンの間には3mm程度の隙間があり、それを含めると隣接アイコン間の距離は13mm程度となる。また、隣接アイコンの間の領域102は入力不感領域であるため、このような画面形態の場合には誤入力は生じにくい。
しかし、図2(a)に示すような日本語(かな)文字入力画面の場合、1個の文字入力領域(キー領域)103の大きさは10mm×10mmと前記初期画面のアイコン101とほぼ同じ大きさであるものの、隣接キー領域間に隙間が無いため、指が隣接領域に触れて誤入力することが多い。更に、図2(b)に示すようなローマ字(英語)入力画面となると、1個のキー領域104の大きさは4mm×6mmしかなく、パネルを押した場合の幅が5〜10mm程度ある指の腹で操作すると、誤入力の可能性は非常に高い(図3)。
また、比較的小型のスマートフォンの場合(或いは、手が大きい人の場合)、片手で操作するということも良く行われる。すなわち、図4のように、スマートフォンを持った手の親指でアイコンを操作するという方法である。この場合、親指が他の指よりも幅が広いということに加え、操作する親指が必然的にパネル面に対して斜めになることから、更に誤操作の可能性が高くなる。
タッチパネル式小型端末のパネル操作方法の一つとして、専用のペンを用いるという方法があるが、小型端末の操作と同時にメモを取る等の書類操作を行う場合、いちいち端末用ペンと書類用のペンを持ち替えなければならず、面倒であるという問題がある。また、専用ペンを用いる場合はタッチパネル式小型端末を机の上等に置くか、他方の手で持たねばならないため、片手で操作するという便利な方法を用いることができない。
これに対し、先端に小さな突起を設けたサックを指に嵌め、その突起部分でタッチパネル式小型端末の操作を行うという方法がある(特許文献1)。特許文献1に記載のサック(特許文献1では、サック本体を治具11、その先端に設けた突起をペン先部12、それら全体であるサックをタッチペン10と呼んでいる。)では、突起はサック本体の最先端に1個設けられているため、サックを嵌めた指を小型端末の画面に垂直にして操作をしなければならない。従って、図4に示したような親指による操作の場合、指を非常に不自然な状態にして操作をすることになり、操作しづらいとともに、疲れやすいという問題がある。
本考案が解決しようとする課題は、人間が自然な状態で入力操作を行うことができる、タッチパネル式小型端末用操作具を提供することである。
上記課題を解決するために成された本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具は、
a) 指に嵌めるためのサック本体と、
b) 前記サック本体の先端近傍に、周方向に30゜〜150゜の角度を開けて配置された2個の突起部と
を有することを特徴とする。
本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具では、指に嵌めた時に爪にあたる部分を空けておいても良い。これにより、指先が蒸れることを防止することができ、長時間の使用が楽になる。また、爪を長くしている人や、付け爪をしている人も使用することができるようになる。
このタッチパネル式小型端末用操作具の爪の部分に、付け爪を取り付けるための手段を設けても良い。ここに様々な形、色柄の付け爪を取り付けることにより、ファッション性が高まると共に、複数人のタッチパネル式小型端末用操作具が混在しているときに、使用者が自分のものを容易に見つけ出すことができるようになる。
本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具に、操作対象であるタッチパネル式小型端末と接続しておくためのリンク(紐、伸縮コイル、くさり等)を付けておいてもよい。すなわち、本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具をアクセサリーとしてタッチパネル式小型端末に取り付けられるようにしておく。これにより、タッチパネル式小型端末を操作したいときには直ちに本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具を指に嵌めることができる。
本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具では、サック本体の先端近傍に2個の突起部が離れて設けられているため、その中心を真下にして(すなわち、指の中心面に対して2個の突起が互いに対称な位置となるように)指先に嵌めることにより、タッチパネルを操作する箇所である突起部が、やや斜めとなる。逆に言うと、そのようにして指に嵌めた状態で突起部が真下になるようにすると、指がやや回転した状態(すなわち、指の中心面がパネルの面に垂直な状態からやや傾いた状態)でタッチパネルを操作することになる。これにより、操作者がタッチパネル式小型端末のパネルを親指で操作する場合、親指が自然な姿勢となり、楽に且つ確実に入力することができるようになる。
また、親指以外の指(例えば人差し指)で操作する場合にも、本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具は操作しやすいものとなる。すなわち、通常、このようなタッチパネル式小型端末用操作具は利き手側の指に嵌めるが、利き手側の指でタッチパネルを操作する際は、手のひらが体の中心側、或いは、自分の方を向くように指を傾けるのが自然な姿勢となる。本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具は、そのような自然な指の姿勢でタッチパネルを操作することができるため、疲れることなく長時間使用することができる。また、指が自然な姿勢であるため、操作が確実となり、目的の入力領域(アイコンやキー等)を誤りなく操作することができるようになる。
なお、突起部が2個設けてあるのは、右利きの人も左利きの人も容易に使用することができるようにするためであるが、もちろん、右利きの人(又は左利きの人)が2個の突起部を、操作により適宜使い分けるようにしても良い。
タッチパネル式小型端末の一例であるスマートフォンの初期画面状態の外観図。 スマートフォンの文字入力画面の外観図であり、(a)は日本語(かな)入力画面、(b)はローマ字(英語)入力画面。 図2の日本語(かな)入力画面(a)及びローマ字(英語)入力画面(b)において、人差し指で文字入力を行う場合の外観図。 片手でスマートフォンを操作する場合の外観図。 本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具の外観図であり、(a)は下面図、(b)は上面図、(c)は側面図、(d)は正面図。 爪の部分に開口を設けたタッチパネル式小型端末用操作具の外観図であり、(a)は下面図、(b)は上面図。 タッチパネル式小型端末と接続するためのリンクを設けたタッチパネル式小型端末用操作具の外観図。
本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具の一例を図5に示す。この例のタッチパネル式小型端末用操作具10は、指先の第一関節までを覆う程度の長さを有するサック本体11と、その先端近くに固定された2個の突起部12から成る。2個の突起部12は、図5(d)に示すように、互いに中心角θだけ離れて設けられており、このθは30゜〜150゜の範囲内にする。突起部12の高さは2〜5mm程度が望ましい。
サック本体11は厚さ0.5〜2mm程度の導電性ゴムシート(例えば、EPDM(エチレン・プロピレンジエンゴム)シート)から成り、突起部12も同じく導電性ゴムから成る。突起部12の表面には、タッチパネルの表面で滑りやすくするための処理を施しておくことが望ましい。また、表面に滑りの良い被覆(例えば、ニューライトフィルムNLAS(B)(作新工業株式会社))を設けてもよい。
本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具の別の例を図6に示す。この例のタッチパネル式小型端末用操作具20では、サック本体21の爪の部分に開口23が設けられている。突起部22の配置、形状等は前記の例と同様でよい。また、材料等も前記の例と同様でよい。何も道具を使わない自然な指でタッチパネル式小型端末のパネルを操作する場合、付け爪を付けた状態では極めて操作しにくいが、この例のタッチパネル式小型端末用操作具20を使えば、付け爪をつけたままでもパネルを操作することができる。
本考案に係るタッチパネル式小型端末用操作具の更に別の例を図7に示す。この例のタッチパネル式小型端末用操作具30では、サック本体31に、タッチパネル式小型端末(図示せず)と接続しておくための伸縮コイル34が固定されている。突起部32の配置、形状等は前記の例と同様でよい。また、材料等も前記の例と同様でよい。
10、20、30…タッチパネル式小型端末用操作具
101…アイコン
102…隣接アイコンの間の領域(不感領域)
103…日本語(かな)文字キー領域
104…ローマ字(英語)キー領域
11、21、31…サック本体
12、22、32…突起部
23…開口
34…伸縮コイル

Claims (4)

  1. a) 指に嵌めるためのサック本体と、
    b) 前記サック本体の先端近傍に、周方向に30゜〜150゜の角度を開けて配置された2個の突起部と
    を有することを特徴とするタッチパネル式小型端末用操作具。
  2. 爪の部分が空いていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル式小型端末用操作具。
  3. 爪の部分に、付け爪を取り付けるための手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル式小型端末用操作具。
  4. 操作対象であるタッチパネル式小型端末と接続しておくためのリンクが固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル式小型端末用操作具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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