JP2013182358A - 入力装置及び入力装置の製造方法 - Google Patents
入力装置及び入力装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013182358A JP2013182358A JP2012044934A JP2012044934A JP2013182358A JP 2013182358 A JP2013182358 A JP 2013182358A JP 2012044934 A JP2012044934 A JP 2012044934A JP 2012044934 A JP2012044934 A JP 2012044934A JP 2013182358 A JP2013182358 A JP 2013182358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- layer
- input device
- print layer
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、複数の加飾印刷層が設けられた場合に、外観品質を向上させることが可能な入力装置及び入力装置の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】枠状の加飾領域が設けられた表面部材20と、透明電極層が形成された透明基材31と、を有し、透明基材31と表面部材20とは対向配置されており、表面部材20の前記加飾領域において、透明基材31と対向して第1の加飾印刷層21が形成された第1の加飾領域12aと、第1の加飾印刷層21が形成されていない第2の加飾領域12bとが設定されており、透明基材31には、少なくとも第2の加飾領域12bと平面視で重なるように第2の加飾印刷層22が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】枠状の加飾領域が設けられた表面部材20と、透明電極層が形成された透明基材31と、を有し、透明基材31と表面部材20とは対向配置されており、表面部材20の前記加飾領域において、透明基材31と対向して第1の加飾印刷層21が形成された第1の加飾領域12aと、第1の加飾印刷層21が形成されていない第2の加飾領域12bとが設定されており、透明基材31には、少なくとも第2の加飾領域12bと平面視で重なるように第2の加飾印刷層22が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、入力装置に関し、特に、複数の加飾印刷層を備えた入力装置に関する。
近年、携帯電話機などの電子機器において、表示画面を直接触れて入力操作を行うことが可能な透光型の入力装置が用いられている。入力装置は、透明電極パターンや引出配線層等が形成された透明基材と、表面を保護するための表面部材とが積層されて構成される。表面部材には、ガラス基板や透光性の樹脂基板、又は樹脂フィルム等が用いられて、枠状の加飾印刷層が形成されている。加飾印刷層は、引出配線層等が外部から視認されないように遮蔽するために設けられており、また、操作者から見たときに電子機器のデザインの一部として認識される。近年、電子機器のデザイン性を向上させるために、入力装置の加飾印刷層に複数の色を用いて文字、模様、図形などを表示させる場合がある。
このような入力装置において、入力操作以外の意図しない接触による誤作動を防止する等の目的で、近接センサが設けられる場合がある。例えば、下記の特許文献1に記載されている入力装置では、入力装置(表示画面)の周囲に複数個配置された近接センサによって人体の位置を検知することができる。そして、この位置情報に基づいて表示画面に表示されるメニュー項目の位置が変更される。
また、特許文献2には、赤外光センサが開示されている。このような赤外光センサを特許文献1に記載の近接センサとして適用することが可能である。赤外光センサは外部から入射する可視光の影響を受けやすく、可視光が入射すると感度の低下や誤検出の原因となるため、特許文献2に示されるように可視光カットフィルタが設けられている。
図8には、従来例の入力装置を示し、図8(a)には入力装置の平面図を示し、特に、複数の加飾印刷層が設けられた加飾領域について拡大して示す。また、図8(b)には、図8(a)のXIII−XIII線で切断したときの部分拡大断面図を示す。
図8(a)に示すように、表面部材120の加飾領域112には、第1の加飾領域112aと第2の加飾領域112bとが設定されている。図8(b)に示すように、表面部材120の第1の透明基材131と対向する面において、第1の加飾領域112aには第1の加印刷飾層121が形成されており、第2の加飾領域112bにはIRインクを用いて第2の加飾印刷層122が形成されている。第2の加飾印刷層122は、可視光を遮蔽して赤外光を透過させる可視光カットフィルタとしての機能を有しており、入力装置110の裏面側に近接センサとして赤外光センサ(図示しない)を設けることが可能である。また、第2の加飾印刷層122は操作者から視認され、加飾層の一部として認識される。
図8(b)に示すように、第2の加飾印刷層122の外縁の少なくとも一部は、第1の加飾印刷層121と重なるように設けられている。これは、印刷時における位置ずれを考慮して、位置ずれが生じた場合であっても第1の加飾印刷層121と第2の加飾印刷層122との間に隙間が生じないように設けられている。
しかしながら、第1の加飾印刷層121の一部に第2の加飾印刷層122を重ねて印刷すると、第2の加飾印刷層122の溶剤によって第1の加飾印刷層121が再溶解して、第2の加飾印刷層122が第1の加飾印刷層121に滲むという問題が生じる。この場合、図8(a)に示すように、第2の加飾領域112bの外周部(二点鎖線Aで囲む領域)において、第2の加飾印刷層122の色が視認されることになる。したがって、第1の加飾領域112aと第2の加飾領域112bとの境界が曖昧になり、入力装置110の外観品質が低下してしまうという課題が生じる。
特に、第2の加飾印刷層122にIRインクが用いられた場合、可視光を透過させず赤外光を透過させることができるように、黒色など濃色で形成される場合が多い。これに対して、第1の加飾印刷層121が、例えば白色など第2の加飾印刷層122と異なる色で形成されている場合、第2の加飾領域112bの外周部(二点鎖線Aで囲む領域)において滲みが顕著になり、外観品質が低下するという課題が生じる。
また、複数の加飾印刷層の一部を重ねて形成したときの滲みを防止するために、第1の加飾印刷層121と第2の加飾印刷層122との層間にクリアインク層を形成する方法が知られている。しかし、この場合は、印刷工程が増えて製造コストの増加につながるため好ましくない。
本発明は、上記課題を解決して、複数の加飾印刷層が設けられた場合に、外観品質を向上させる事が可能な入力装置を提供する事を目的とする。
本発明の入力装置は、枠状の加飾領域が設けられた表面部材と、透明電極層が形成された透明基材と、を有し、前記透明基材と前記表面部材とは対向配置されており、前記表面部材の前記加飾領域において、前記透明基材と対向して第1の加飾印刷層が形成された第1の加飾領域と、前記第1の加飾印刷層が形成されていない第2の加飾領域とが設定されており、前記透明基材には、少なくとも前記第2の加飾領域と平面視で重なるように第2の加飾印刷層が形成されていることを特徴とする。
これによれば、表面部材に第1の加飾印刷層が形成されており、透明基材に第2の加飾印刷層が形成されており、表面部材と透明基材とは対向配置されている。第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とを形成する際に、それぞれ表面部材と透明基材とに別々に印刷形成されて、互いに重ねて印刷されることがないため、第2の加飾印刷層が第1の加飾印刷層に滲むことを防止することができる。したがって、第1の加飾領域と第2の加飾領域との境界を明確にして形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。
前記第1の加飾印刷層と前記第2の加飾印刷層とは、異なる色で形成されていることが好ましい。これによれば、入力装置のデザイン性を向上させることができる。また、第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とが異なる色で形成された場合であっても、加飾印刷層の滲みを防止して第1の加飾領域と第2の加飾領域との境界を明確にして形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。
本発明の入力装置において、前記透明基材の前記表面部材と対向する面を第1の面としたときに、前記第2の加飾印刷層は、前記透明基材の前記第1の面に形成されており、前記透明基材と前記表面部材とは粘着層を介して貼り合わされていることが好ましい。これによれば、第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とは粘着層を介して互いに離間して積層されるため、加飾印刷層の滲みを確実に防止することができる。また、第2の加飾印刷層は表面部材側に近接して設けられることから、操作者から明瞭に視認される。したがって、外観品質を向上させることができる。
本発明の入力装置は、前記透明基材の前記表面部材と対向する面を第1の面としたときに、前記第1の面の裏側の第2の面に、前記第2の加飾印刷層が形成されていることが好適である。このような構成であっても加飾印刷層の滲みを防止することが可能である。また、操作者から見たときに第2の加飾印刷層は奥行きを持って配置されるため、立体感のある加飾印刷層を形成することが可能であり、より外観品質を向上させることができる。
本発明の入力装置は、枠状の加飾領域が設けられた表面部材と、第1の透明電極層が形成された第1の透明基材と、第2の透明電極層が形成された第2の透明基材と、を有し、前記第1の透明基材の第1の面には、第1の粘着層を介して前記表面部材が対向配置されるとともに、前記第1の透明基材の第2の面には、第2の粘着層を介して前記第2の透明基材が対向配置されており、前記表面部材の前記加飾領域において、前記第1の透明基材と対向して第1の加飾印刷層が形成された第1の加飾領域と、前記第1の加飾印刷層が形成されていない第2の加飾領域と、が設定されており、前記第2の透明基材には、少なくとも前記第2の加飾領域と平面視で重なるように前記第2の加飾印刷層が形成されていることを特徴とする。
これによれば、第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とを形成する際に、それぞれ表面部材と第2の透明基材とに別々に印刷形成されて、互いに重ねて印刷されることがなく、また、互いに離間して積層されることから、第2の加飾印刷層が第1の加飾印刷層に滲むことを防止することができる。したがって、第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とが異なる色で形成された場合であっても、第1の加飾領域と第2の加飾領域との境界を明確にして形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。また、IRインクを用いて第2の加飾印刷層を形成して、入力装置の裏面側に近接センサを配置した場合において、近接センサと第2の加飾印刷層との距離を小さくすることができる。したがって、外部の可視光の入射を確実に防ぎ近接センサの感度低下や誤動作を防止することが可能となる。
また、前記第2の加飾印刷層は、可視光を遮蔽するとともに赤外光を透過させることが好ましい。これによれば、第2の加飾印刷層に可視光カットフィルタとしての機能が付加されるため、入力装置の裏面に近接センサを設けた場合に、感度の低下や誤検出を防止することができる。
上記の入力装置と、入力装置の裏面側に配置された近接センサと、を有し、前記近接センサは、前記第2の加飾領域と平面視で重なる位置に配置されていることが好適である。第2の加飾印刷層は可視光カットフィルタとしての機能を有するため、近接センサに外部から可視光が入射することを抑制して、感度の低下や誤検出を防止することができる。
本発明の入力装置の製造方法は、枠状の加飾領域が設けられた表面部材と、透明電極層が形成された透明基材と、が粘着層を介して積層された入力装置の製造方法であって、
(a)前記表面部材の前記加飾領域に第1の加飾領域と第2の加飾領域とを設定して、前記表面部材の前記第1の加飾領域において、前記透明基材と対向するように第1の加飾印刷層を形成する工程と、
(b)前記透明基材において、前記第1の加飾印刷層が形成されていない前記第2の加飾領域と対応する領域に第2の加飾印刷層を形成する工程と、
(c)前記表面部材と前記透明基材とを、粘着層を介して積層する工程と、を含むことを特徴とする。
(a)前記表面部材の前記加飾領域に第1の加飾領域と第2の加飾領域とを設定して、前記表面部材の前記第1の加飾領域において、前記透明基材と対向するように第1の加飾印刷層を形成する工程と、
(b)前記透明基材において、前記第1の加飾印刷層が形成されていない前記第2の加飾領域と対応する領域に第2の加飾印刷層を形成する工程と、
(c)前記表面部材と前記透明基材とを、粘着層を介して積層する工程と、を含むことを特徴とする。
これによれば、表面部材に第1の加飾印刷層が形成されており、透明基材に第2の加飾印刷層が形成されており、表面部材と透明基材とは粘着層を介して積層されている。すなわち、第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とを形成する際に、それぞれ表面部材と透明基材とに別の工程で印刷形成されて、互いに重ねて印刷されることがなく、また、互いに離間して積層されるため、第2の加飾印刷層が第1の加飾印刷層側に滲むことを防止することができる。したがって、第1の加飾領域と第2の加飾領域との境界を明確にして第1の加飾印刷層及び第2の加飾印刷層を形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。
また、本発明の入力装置の製造方法によれば、第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とを形成する工程をそれぞれ並行して行うことが可能であるため、製造時間を短縮して製造コストを低減することが可能である。また、従来技術のようにクリアインクを用いて、滲みを防止するための緩衝層を形成する必要がないため、製造コストを低減することができる。
本発明の入力装置の製造方法によれば、前記(b)の工程において、前記第2の加飾印刷層はIRインクを用いて形成されており、前記第2の加飾印刷層は可視光を遮蔽するとともに赤外光を透過させることが好ましい。こうすれば、第2の加飾印刷層は可視光カットフィルタとしての機能を有するため、近接センサに外部から可視光が入射することを抑制して、感度の低下や誤検出を防止することができる。
本発明の入力装置及び入力装置の製造方法によれば、表面部材に第1の加飾印刷層が形成されており、透明基材に第2の加飾印刷層が形成されており、表面部材と透明基材とは対向配置されている。第1の加飾印刷層と第2の加飾印刷層とを形成する際に、それぞれ表面部材と透明基材とに別々に印刷形成されて、互いに重ねて印刷されることがないため、第2の加飾印刷層が第1の加飾印刷層に滲むことを防止することができる。したがって、第1の加飾領域と第2の加飾領域との境界を明確にして形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面の寸法は、見やすくするために適宜変更して示している。
図1には、本実施形態における入力装置の分解斜視図を示す。図2には、図1の入力装置を組み立てたときの、II−II線で切断した入力装置の断面図を示す。
図1及び図2に示すように、本実施形態の入力装置10は、表面部材20、第1の透明基材31、第2の透明基材32を有して構成される。図2に示すように、第1の透明基材31の第1の面31aには、第1の粘着層51を介して表面部材20が貼り合わされており、操作者は表面部材20の表面に指や入力器具を接触させることにより入力操作を行うことができる。また、第1の透明基材31の第2の面31bには第2の粘着層52を介して第2の透明基材32が貼り合わされている。なお、第1の透明基材31の第1の面31aとは、操作者が入力操作を行う入力面側であり、第2の面31bとは入力装置10の裏面側を示している。
図1に示すように第1の透明基材31には、第1の透明電極層33が形成されている。第1の透明電極層33は、Y1−Y2方向に延出して形成された複数の透明電極層を有して構成され、複数の透明電極層がX1−X2方向に間隔を設けて配置されている。第1の透明電極層33のY2側端部は、第1の引出配線層35を介して第1の接続電極37と接続されている。
また、第2の透明基材32には、第2の透明電極層34が形成されている。第2の透明電極層34は、X1−X2方向に延出して形成された複数の透明電極層を有して構成され、複数の透明電極層がY1−Y2方向に間隔を設けて配置されている。第2の透明電極層34のX1側の端部、またはX2側の端部は、第2の引出配線層36を介して第2の接続電極38と接続されている。
第1の透明基材31及び第2の透明基材32として、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のフィルム状の樹脂材料を用いることができ、その厚みは、例えば50μm〜200μm程度に形成されている。
第1の透明電極層33及び第2の透明電極層34は、ITO(Indium Tin Oxide)、ZnO、SnO2等の透明導電材料を用いて形成することが可能である。本実施形態においては、第1の透明電極層33及び第2の透明電極層34は、ITOを用いてスパッタ法や蒸着法等の薄膜法によって形成されている。また、第1の引出配線層35、第1の接続電極37、第2の引出配線層36、及び第2の接続電極38は、良好な導電特性を有するCuやAg等の金属材料を有して構成されている。
図1に示すように、表面部材20には、枠状の加飾領域12と、加飾領域12に囲まれた入力領域11とが設定されている。そして、表面部材20の第1の透明基材31と対向する面において、加飾領域12には着色された第1の加飾印刷層21が形成されている。
また、第1の引出配線層35(図2では図示しない)、第2の引出配線層36等と加飾領域12とは、平面視で重なるように積層されている。加飾領域12には第1の加飾印刷層21が形成されており、これにより、各配線層等が操作者から視認できないように遮蔽される。
表面部材20は、透光性を有する樹脂やガラスなどの材料を用いることができ、ガラス基板や樹脂基板、または樹脂フィルムが用いられる。本実施形態においては、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)を用いて成形された樹脂基板を用いている。また、第1の粘着層51及び第2の粘着層52には、透光性のアクリル系両面テープやアクリル系粘着剤が用いられる。
図2に示すように、第1の透明電極層33及び第2の透明電極層34は、表面部材20の入力領域11と平面視で重なるように積層されている。表面部材20表面の入力領域11に操作者が指で触れると、その箇所において、第1の透明電極層33と第2の透明電極層34との間に形成される静電容量値が変化する。入力装置10はいわゆる静電容量式の入力装置を構成しており、この静電容量値の変化に基づいて入力位置情報を検知することができる。
図1に示すように、本実施形態の入力装置10の加飾領域12において、第1の加飾印刷層21が形成されている第1の加飾領域12aと、第1の加飾印刷層21が形成されていない第2の加飾領域12bとが形成されている。図3には、図1の入力装置10をIII−III線に沿って切断した時の断面図を示し、特に、第2の加飾領域12b近傍について部分拡大断面図を示す。
図3に示すように、表面部材20の第2の加飾領域12bには第1の加飾印刷層21が形成されていない。そして、第1の透明基材31の第1の面31aには、少なくとも第2の加飾領域12bと平面視で重なるように第2の加飾印刷層22が形成されている。本実施形態においては、第2の加飾印刷層22の外周部が、第1の加飾印刷層21と平面視で重なるように形成されている。
また、本実施形態においては、入力操作以外の意図しない接触による誤入力を防止する等の目的で、図3に示すように、入力装置10の裏面側に近接センサ55が設けられている(図1及び図2には図示しない)。これにより、例えば、入力装置10が携帯電話機などに搭載された場合に、通話時において顔や指などが入力面に近接したことを検知して、誤入力しないように制御することができる。図3に示すように、近接センサ55は、第2の加飾領域12bと平面視で重なる位置に設けられている。近接センサ55として赤外光センサが用いることができる。
赤外光センサは、外部の可視光の影響により感度の低下や誤検出が生じる場合がある。そのため、赤外光センサの検出方向側に可視光カットフィルタが設けられる場合が多い。本実施形態の入力装置10において、第2の加飾印刷層22はIRインクを用いて形成されて、可視光を遮蔽するとともに赤外光を透過させる光透過特性を有しており、可視光カットフィルタとしての機能を有する。
図3に示すように、近接センサ55は、光源56と受光部57を有して構成されている。光源56から出射された赤外光は、第2の加飾印刷層22や表面部材20等を透過して入力装置10の外側に出射される。人体などが入力装置10の表面に近接していた場合、これにより赤外光は反射されて、再び、表面部材20及び第2の加飾印刷層22を透過して近接センサ55に戻ってくる。そして、受光部57で赤外光を受光して、人体などの外部物体が近接していることを検出する。また、外部からの可視光は第2の加飾印刷層22で遮蔽されて、受光部57で受光されることが抑制されるため、近接センサ55によって人体等の近接を確実に検知できる。
本実施形態の入力装置10によれば、表面部材20に第1の加飾印刷層21が形成されており、第1の透明基材31の第1の面31aに第2の加飾印刷層22が形成されており、表面部材20と第1の透明基材31とは第1の粘着層51を介して貼り合わされている。すなわち、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22とはそれぞれ表面部材20と第1の透明基材31とに別々に印刷形成されており、重ねて印刷されることがなく、また、互いに離間して積層されている。これによって、第2の加飾印刷層22が第1の加飾印刷層21に滲むことを防止することができる。
したがって、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22とを互いに異なる色で形成した場合であっても、第1の加飾領域12aと第2の加飾領域12bとの境界を明確にして形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。本実施形態において、第2の加飾印刷層22はIRインクを用いて形成されており、可視光を遮蔽するために黒などの暗色であることが多い。これに対し、第1の加飾印刷層21として白色などの淡色系を用いた場合であっても、第2の加飾印刷層22が第1の加飾印刷層21へ滲むことを防止して、良好な外観を得ることができる。
また、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22とが各層の厚さ方向に離間して配置されているが、操作者は表面部材20の第2の加飾領域12bを通して第2の加飾印刷層22を視認することが可能であり、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22とは一体の加飾層として認識される。本実施形態においては、第2の加飾印刷層22の外周部が、第1の加飾印刷層21と平面視で重なるように形成されていることから、操作者が斜め方向から見た場合であっても、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22との隙間がない一体感のある加飾層として視認される。したがって、図3に示すような構成とすることにより、複数の加飾印刷層を有する入力装置10において、外観品質を向上させる事が可能である。
本実施形態における入力装置10には、図3に示すように実際に近接センサ55を設置した、近接センサ55を備えた入力装置10が含まれる。また、近接センサ55が設置されていない入力装置(近接センサ55の設置が可能な入力装置10)も含まれる。なお、図3に示した近接センサ55は模式的に示したものであり、外部の物体を検出可能であれば、その設置の方法等は特に限定されない。
本実施形態においては、近接センサ55を備え、第2の加飾印刷層22としてIRインクを用いて、可視光カットフィルタとしての機能を付加した入力装置10について示したが、これに限られるものではない。例えば、加飾領域12において、第1の加飾印刷層21とは異なる色で第2の加飾印刷層22を形成して、文字、模様、図形などを表示する場合には、入力装置10のデザイン性を向上させる効果を奏し、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22との滲みがなく良好な外観品質を有する入力装置10を提供することができる。
図4には、本実施形態の入力装置10における第1の変形例を示し、また、図5には第2の変形例を示す。図4及び図5について図1から図3に示したものと共通の部材には、同じ符号を付している。なお、図4及び図5においては、近接センサ55を省略して示す。
第1の変形例及び第2の変形例においては、第2の加飾印刷層22を形成する面が変更されている。図3に示す入力装置10において、第2の加飾印刷層22は第1の透明基材31の第1の面31aに形成されているのに対し、図4に示す第1の変形例においては、第2の加飾印刷層22が第1の透明基材31の第2の面31bに形成されている点で異なる。このような構成であっても第2の加飾印刷層22が第1の加飾印刷層21へ滲むことを防止することができる。また、操作者からみたとき第2の加飾印刷層22は奥行きを持って配置されるため、立体感のある加飾印刷層を形成することが可能であり、デザイン性を高めて外観品質を向上させることができる。
また、図5に示す第2の変形例においては、第2の透明基材32に第2の加飾印刷層22が形成されている。このような構成であっても、第2の加飾印刷層22の滲みを防止することができる。また、図3に示すように、入力装置10の裏面側に近接センサ55を配置した場合において、近接センサ55と第2の加飾印刷層22との距離を小さくすることができる。したがって、外部の可視光の入射を確実に防ぎ近接センサ55の感度低下や誤動作を防止することが可能となる。なお、第2の変形例において、第2の加飾印刷層22は、第2の加飾領域12bと平面視で重なるように、第2の透明基材32の表裏面のいずれか一方に形成されていればよい。
なお、図3〜図5に示す各入力装置10においては、いずれも、第2の加飾印刷層22の外周部が第1の加飾印刷層21と平面視で重なるように形成されているが、これに限られるものではない。第2の加飾印刷層22は、少なくとも第2の加飾領域12bと平面視で重なるように形成されていればよく、例えば、第2の加飾印刷層22が第2の加飾領域12bと略同一の平面形状で形成されていても同様の効果が得られる。
本実施形態の入力装置10において、第1の透明基材31及び第2の透明基材32を積層して構成された、いわゆる静電容量式の入力装置10について示したが、このような構成に限定されるものではない。1枚の透明基材を用いて、その表面に静電容量を検出可能な透明電極パターンを形成した場合であっても同様の効果を奏する。また、図6に示すような抵抗膜式の入力装置70に適用することもできる。図6(a)には、抵抗膜式の入力装置70の断面図を示している。また、図6(b)には、複数の加飾印刷層が形成された加飾領域について部分拡大断面図を示す。図6(a)に示すように、第1の透明基材71と第2の透明基材72とは、空間を設けて対向配置されている。第1の透明基材71には第1の透明電極層73が形成されており、第2の透明基材72には第2の透明電極層74が形成されており、第1の透明電極層73と第2の透明電極層74とが対向するように第1の透明基材71と第2の透明基材72とが配置される。第1の透明基材71の表面には、第1の粘着層77を介して表面部材80が貼り合わされている。
第1の透明基材71及び表面部材80は、押圧操作により変形可能なように、PET等の樹脂フィルムを用いて形成されている。操作者が表面部材80の表面を押圧操作すると、第1の透明基材71及び表面部材80が第2の透明基材72に向かって撓み、その箇所で第1の透明電極層73と第2の透明電極層74とが接触する。この接触による抵抗値変化に対応した電圧値に基づいて、入力位置情報を検知することができる。
図6(a)に示す抵抗膜式の入力装置70においても、表面部材80に第1の加飾印刷層81が設けられている。そして、図6(b)に示すように、第1の加飾印刷層81が形成されていない第2の加飾領域12bを設けて、第1の透明基材71または第2の透明基材72のいずれかの面において、第2の加飾領域12bと平面視で重なる位置に第2の加飾印刷層82を設けることができる。こうすれば、第2の加飾印刷層82の滲みを防止して外観品質を向上させることができる。
図7には、本実施形態の入力装置の製造方法を説明するための工程図を示す。図7(a)には、加飾印刷層を印刷する工程の模式図を示し、図7(b)には第1の加飾印刷層21が形成された表面部材20、及び第2の加飾印刷層22が形成された第1の透明基材31の平面図を示す。また、図7(c)には、表面部材20、第1の透明基材31、及び第2の透明基材32を貼り合わせて積層したときの断面図を示し、特に第2の加飾領域12b付近について拡大して示す。
図7(a)の工程では、第1の加飾印刷層21及び、第2の加飾印刷層22をスクリーン印刷法により形成する。図7(a)に示すように、ステージ60上に表面部材20を固定して、表面部材20に対向してスクリーンマスク61を配置する。スクリーンマスク61には、スクリーンメッシュからなる開口部が所定の形状に形成されており、それ以外の領域は乳剤が形成されている。スクリーンマスク61上に印刷インク63を塗布した後にスキージ62を摺動させることにより、スクリーンマスク61の開口部を通して印刷インク63が押し出されて、表面部材20に第1の加飾印刷層21が形成される。
また、第2の加飾印刷層22を形成する場合には、同様に、第2の加飾印刷層22のパターン形状に合わせた開口部が設けられた別のスクリーンマスクを用意して、第1の透明基材31の第1の面31aに印刷することが可能である。この場合、印刷インク63に変えてIRインクを用いることができる。第1の加飾印刷層21及び第2の加飾印刷層22は、例えば5μm〜20μm程度の厚さで形成することができる。なお、図7(a)では、スクリーン印刷法で形成する工程を示したが、これに限らず、インクジェット印刷など他の印刷法で形成することも可能である。
このような印刷工程により、図7(b)に示すように、表面部材20の第1の加飾領域12aには第1の加飾印刷層21が形成され、また、第1の透明基材31には第2の加飾領域12bと対応する位置に第2の加飾印刷層22が形成される。
その後、図7(c)の工程では、表面部材20の第1の加飾印刷層21が形成された面と第1の透明基材31の第1の面31aとが対向するように、表面部材20と第1の透明基材31とが第1の粘着層51を介して積層される。なお、第2の透明基材32については、あらかじめ第1の透明基材31と貼り合わせていても良く、あるいは、表面部材20と第1の透明基材31とを積層した後に貼り合わせることもできる。
このような製造方法によれば、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22とはそれぞれ別の工程で印刷形成されて、重ねて印刷されないため、第2の加飾印刷層22が第1の加飾印刷層21に滲むことを防止することができる。したがって、第1の加飾領域12aと第2の加飾領域12bとの境界を明確にして第1の加飾印刷層21及び第2の加飾印刷層22を形成することができ、外観品質を向上させることが可能となる。また、従来例のように表面部材120の表面に第1の加飾印刷層121と第2の加飾印刷層122とを形成する場合、例えば、第1の加飾印刷層121を印刷して、所定の条件で乾燥した後に、第2の加飾印刷層122を印刷して、更に乾燥工程を行う必要があり製造に係る時間が長いという課題があった。これに対して、本発明の入力装置の製造方法によれば、第1の加飾印刷層21と第2の加飾印刷層22とを別の工程で形成可能であるため、並行して形成することができる。したがって、製造にかかる時間を短縮して、製造コストを低減することができる。
図7(a)〜図7(c)の工程においては、図3に示すような、第1の透明基材31の第1の面31aに第2の加飾印刷層22を形成する場合の製造工程について示したが、これに限られるものではない。図4、図5に示す、第1の変形例及び第2の変形例に示すような構成であっても同様の工程で形成することができる。
10、70 入力装置
11 入力領域
12 加飾領域
12a 第1の加飾領域
12b 第2の加飾領域
20、80 表面部材
21、81 第1の加飾印刷層
22、82 第2の加飾印刷層
31、71 第1の透明基材
31a、71a 第1の面
31b、71b 第2の面
32、72 第2の透明基材
33、73 第1の透明電極層
34、74 第2の透明電極層
51、77 第1の粘着層
52、78 第2の粘着層
55 近接センサ
11 入力領域
12 加飾領域
12a 第1の加飾領域
12b 第2の加飾領域
20、80 表面部材
21、81 第1の加飾印刷層
22、82 第2の加飾印刷層
31、71 第1の透明基材
31a、71a 第1の面
31b、71b 第2の面
32、72 第2の透明基材
33、73 第1の透明電極層
34、74 第2の透明電極層
51、77 第1の粘着層
52、78 第2の粘着層
55 近接センサ
Claims (9)
- 枠状の加飾領域が設けられた表面部材と、
透明電極層が形成された透明基材と、を有し、
前記透明基材と前記表面部材とは対向配置されており、
前記表面部材の前記加飾領域において、前記透明基材と対向して第1の加飾印刷層が形成された第1の加飾領域と、前記第1の加飾印刷層が形成されていない第2の加飾領域とが設定されており、
前記透明基材には、少なくとも前記第2の加飾領域と平面視で重なるように第2の加飾印刷層が形成されていることを特徴とする入力装置。 - 前記第1の加飾印刷層と前記第2の加飾印刷層とは、異なる色で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記透明基材の前記表面部材と対向する面を第1の面としたときに、前記第2の加飾印刷層は、前記透明基材の前記第1の面に形成されており、前記透明基材と前記表面部材とは粘着層を介して貼り合わされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
- 前記透明基材の前記表面部材と対向する面を第1の面としたときに、前記第1の面の裏側の第2の面に、前記第2の加飾印刷層が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
- 枠状の加飾領域が設けられた表面部材と、
第1の透明電極層が形成された第1の透明基材と、
第2の透明電極層が形成された第2の透明基材と、を有し、
前記第1の透明基材の第1の面には、第1の粘着層を介して前記表面部材が対向配置されるとともに、前記第1の透明基材の第2の面には、第2の粘着層を介して前記第2の透明基材が対向配置されており、
前記表面部材の前記加飾領域において、前記第1の透明基材と対向して第1の加飾印刷層が形成された第1の加飾領域と、前記第1の加飾印刷層が形成されていない第2の加飾領域と、が設定されており、
前記第2の透明基材には、少なくとも前記第2の加飾領域と平面視で重なるように前記第2の加飾印刷層が形成されていることを特徴とする入力装置。 - 前記第2の加飾印刷層は、可視光を遮蔽するとともに赤外光を透過させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の入力装置。
- 請求項6に記載の入力装置と、前記入力装置の裏面側に配置された近接センサと、を有し、
前記近接センサは、前記第2の加飾領域と平面視で重なる位置に配置されていることを特徴とする入力装置。 - 枠状の加飾領域が設けられた表面部材と、透明電極層が形成された透明基材と、が粘着層を介して積層された入力装置の製造方法であって、
(a)前記表面部材の前記加飾領域に第1の加飾領域と第2の加飾領域とを設定して、前記表面部材の前記第1の加飾領域において、前記透明基材と対向するように第1の加飾印刷層を形成する工程と、
(b)前記透明基材において、前記第1の加飾印刷層が形成されていない前記第2の加飾領域と対応する領域に第2の加飾印刷層を形成する工程と、
(c)前記表面部材と前記透明基材とを、粘着層を介して積層する工程と、を含むことを特徴とする入力装置の製造方法。 - 前記(b)の工程において、前記第2の加飾印刷層はIRインクを用いて形成されており、前記第2の加飾印刷層は可視光を遮蔽するとともに赤外光を透過させることを特徴とする請求項8に記載の入力装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012044934A JP2013182358A (ja) | 2012-03-01 | 2012-03-01 | 入力装置及び入力装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012044934A JP2013182358A (ja) | 2012-03-01 | 2012-03-01 | 入力装置及び入力装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013182358A true JP2013182358A (ja) | 2013-09-12 |
Family
ID=49272969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012044934A Pending JP2013182358A (ja) | 2012-03-01 | 2012-03-01 | 入力装置及び入力装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013182358A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017183432A1 (ja) * | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 日本電気硝子株式会社 | 遮光プレート |
-
2012
- 2012-03-01 JP JP2012044934A patent/JP2013182358A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017183432A1 (ja) * | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 日本電気硝子株式会社 | 遮光プレート |
JP2017194489A (ja) * | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 日本電気硝子株式会社 | 遮光プレート |
US11048024B2 (en) | 2016-04-18 | 2021-06-29 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Light-shielding plate |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4965006B2 (ja) | 透光型入力装置およびその製造方法 | |
US9429988B2 (en) | Touch screen panel | |
JP6324656B2 (ja) | タッチパネル基板、及び表示装置 | |
EP2597551A2 (en) | Touch panel having border without color difference and manufacturing method thereof | |
JP2012098785A (ja) | 入力装置の製造方法 | |
JP7007258B2 (ja) | タッチスクリーン、表示装置及びタッチパネル | |
TWI594154B (zh) | 觸控面板及其製作方法 | |
JP2013008272A (ja) | 加飾透明保護基板一体型タッチパネルおよびその製造方法 | |
JP6361106B2 (ja) | 透明導電膜付き基板、タッチパネル基板、タッチパネル一体型の表示装置用前面保護板、及び表示装置 | |
JP6245509B2 (ja) | タッチパネルセンサおよびタッチ位置検出機能付き表示装置 | |
JP5750466B2 (ja) | 静電容量式入力装置 | |
KR20150027039A (ko) | 정전 용량식 터치 패널 기판 및 표시 장치 | |
TWI616900B (zh) | 四線電阻式觸控面板用介電基板結構及其製作方法 | |
JP2013182358A (ja) | 入力装置及び入力装置の製造方法 | |
CN105302377A (zh) | 保护盖板及应用其的触控装置 | |
KR20130128711A (ko) | 터치 패널 및 그 제조 방법 | |
US9880665B2 (en) | Touch screen and touch-sensitive apparatus | |
JP6233689B2 (ja) | タッチパネルセンサ、タッチパネルセンサの製造方法およびタッチ位置検出機能付き表示装置 | |
JP6238109B2 (ja) | タッチパネルセンサおよびタッチ位置検出機能付き表示装置 | |
US20150169098A1 (en) | Touch panel, touch display and manufacturing method of touch panel | |
JP5908637B2 (ja) | 静電容量式入力装置 | |
JP2013178687A (ja) | 入力装置 | |
KR20150082803A (ko) | 터치 패널 및 그 제조방법 | |
JP5931005B2 (ja) | 入力装置 | |
JP2014002450A (ja) | タッチパネルスイッチ |