JP2013181944A - 検査チップ、検査チップセット及び検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検査チップの射出成形における成形サイクルの短縮及び製造コストの低減を図ることができる技術を提供すること。
【解決手段】検査チップは内部に流路を有する。流路の一端及び他端に対応する部分に突出部が形成され、各突出部の開口部にはそれを覆うための封止部材が貼付されている。封止部材は、穿設可能な所定の延性を有する第1のシートと、第1のシートより下側に配置され第1のシートよりも延性の低い第2のシートとを含む複数のシートが積層されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、端部開口が封止部材によって封止された流路内に前記封止部材が穿孔されて検査用液体が注入及び吸引される検査チップ、検査チップセット及び検査システムに関する。
遺伝子解析や生化学検査等に用いられる検査チップとして、特許文献1に記載のものが知られている。
図7に示すように、検査チップ200は、板状のチップ本体201と板状のチップ本体201内部に形成された流路202を有する。この流路202には、流路202の内部と外部とを連通する連通部207と、試薬や検体等の試料溶液が収容される収容部204が形成されている。連通部207の一端には開口部208が形成されている。この収容部204内に試料溶液が収容された状態で開口部208を覆うようにシート状の封止部材117がチップ本体201の上面に貼付される。
検査チップ200を用いた検査では、各収容部204内に試料溶液等がそれぞれ収容された状態で、ノズル部材104を図示矢印の方向に下降させて封止部材117に突き刺すことにより、図示しないポンプと流路202とを連通させる。次に、ポンプからノズル部材104を介して検査チップ200の流路202に駆動液が吐出され又は吸引されることにより、複数の収容部204内に収容されている試料溶液が駆動液と共に流路202内に流される。
特開2010−25854号公報
ところで、検査用チップは、射出成形機を用いて、所定の工程を経て完成する。近年、射出成形工程の開始から全工程終了までにかかる時間(成形サイクル)の短縮化及び製造コストの低減化に対する要望が高くなっている。
しかし、上記した従来技術において、たとえば検査用チップの下壁部を薄くして検査チップの材料である樹脂の量を少なくして射出成形を行うと、下壁部の肉厚と流路202の連通部207の肉厚との関係によってはチップ本体201にクラック等の外観上の不具合が生じる虞がある。
本発明は上記問題点を解決するものであり、外観上の不具合を生じさせることなく生検査チップの射出成形における成形サイクルの短縮及び製造コストの低減を図ることができる技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の検査チップは、内部に流路が形成された検査チップであって、流路に対応する部分に突出部が形成され、突出部の開口部にはそれを覆う封止部材を有している。封止部材は、穿設可能な所定の延性を有する第1のシートと、第1のシートより下側に配置され第1のシートよりも延性の低い第2のシートとを含む複数のシートが積層されてなる。
また、上記課題を解決するために、請求項2記載の検査チップは、請求項1記載の検査チップであって、前記突出部の肉厚は前記突出部を有する基板の肉厚以下である。
また、上記課題を解決するために、請求項3記載の検査チップは、請求項1又は2記載の検査チップであって、前記基板の肉厚は1〜3mmである。
また、上記課題を解決するために、請求項4記載の検査チップは、請求項1から3のいずれかに記載の検査チップであって、第1のシートの破断伸び率が200%以上720%以下であり、第2のシートの破断伸び率が50%以下である。
また、上記課題を解決するために、請求項5記載の検査チップは、請求項1から4のいずれかに記載の検査チップであって、第1のシートが複数のシートの内の最も上側に位置する。
また、上記課題を解決するために、請求項6記載の検査チップは、請求項1から5のいずれかに記載の検査チップであって、第2のシートはアルミニウムにより形成される。
また、上記課題を解決するために、請求項7記載の検査チップは、請求項1から6のいずれかに記載の検査チップであって、突出部の内径部に段差を形成する。
また、上記課題を解決するために、請求項8記載の検査チップセットは、請求項1から7のいずれかに記載の検査チップと、流路内に検査用液体を注入及び吸引するノズル部材とを備える。ノズル部材の先端部は、先端が開口されたノズル形状を有すると共に、検査チップの封止部材に押し当てるときに先端面が封止部材と平行若しくは略平行となるような形状を有する。
また、上記課題を解決するために、請求項9記載の検査システムは、請求項1から7のいずれかに記載の検査チップと、流路内に検査用液体を注入及び吸引するノズル部材と、ノズル部材を移動させる移動手段と、移動手段を制御する制御手段と、ノズル部材の移動方向の負荷を検出する負荷検出手段とを備える。制御手段は、ノズル部材を流路の開口から流路内に差し込んだ後に、負荷検出手段により検出される負荷とその直前に検出された負荷との変位に基づいて第2のシートの破断位置を特定する。制御手段は、第2のシートの破断位置の特定後に、負荷検出手段により検出される負荷とその直前に検出された負荷との変位に基づいて第1のシートの破断位置を封止部材の貫通位置として特定する。制御手段は、この貫通位置から所定の距離だけノズル部材を降下させた後にノズル部材の降下を停止させる。
このように、本発明における検査チップによれば、外観上の不具合を生じさせることなく検査チップの射出成形における成形サイクルの短縮及び製造コストの低減を図ることができる。
実施形態に係る検査チップの縦断面図である。 検査チップセットを含む検査システムの構成を示した模式図である。 検査チップの離形時における外観評価、成形サイクルを説明するための表である。 検査チップの封止部材に開口が形成されるときの各シートの状態を説明するための図であって、全シートが破断限界に到達する前の状態を示した図である。 検査チップの封止部材に開口が形成されるときの各シートの状態を説明するための図であって、第2シートが破断限界に到達した状態を示した図である。 検査チップの封止部材に開口が形成されるときの各シートの状態を説明するための図であって、全シートが破断限界に到達して挿入開口が形成された状態を示した図である。 比較例1に係る検査チップの縦断面図である。 変形例に係る検査チップの部分縦断面図である。 従来の検査チップの縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態に係る検査チップの縦断面図である。図2は、検査チップセットを含む検査システムの構成を示した模式図である。図3は、検査チップの離形時における外観評価、成形サイクルを説明するための表である。図4Aは、検査チップの封止部材に開口が形成されるときの各シートの状態を説明するための図であって、全シートが破断限界に到達する前の状態を示した図である。図4Bは、検査チップの封止部材に開口が形成されるときの各シートの状態を説明するための図であって、第2シートが破断限界に到達した状態を示した図である。図4Cは、検査チップの封止部材に開口が形成されるときの各シートの状態を説明するための図であって、全シートが破断限界に到達して挿入開口が形成された状態を示した図である。図5は、比較例1に係る検査チップの縦断面図である。
<検査チップの構成>
本実施形態に係る検査チップ10は、抗原抗体反応等による生体物質の検査・分析等に用いられるチップであり、図1に示すように、検査チップ本体12と封止部材17とを備えて構成されている。検査チップ本体12は、内部に流路11を有し、樹脂を用いて構成される。その樹脂としては、成形性(転写性、離型性)が良いこと、透明性が高いこと、紫外線や可視光に対する自家蛍光性が低いことなどが条件としてあげられる。詳細については後述する。また、この流路11には、後述する送液装置により注入される液体等が流れる。
検査チップ本体12は、図1に示すように第1基板12aと、流路シール12bと、第2基板12c(例えばプリズム)を備えて構成されている。流路11は、流路シール12bを用いて接合された第1基板12aと第2基板12cに画定される領域に形成されている。なお、検査チップ本体12を構成する第1基板12aと第2基板12cは、射出成形法、プレス成形法、又は機械加工法などの方法によって製造され、第1基板12aと第2基板12cの少なくとも一方に微細加工が施されている。
検査チップ本体12は、第1基板12aと、第2基板12cとを接合することによって形成する。この接合によって、第1基板12aと第2基板12cの間に流路11が形成される。ここで、基板同士の接合には、熱板、熱風、熱ロール、超音波、振動、レーザなどを用いて樹脂製基板を加熱して接合する溶着方法、接着剤や溶剤を用いて樹脂製基板を接合する接着方法、樹脂製基板自体の粘着性を利用して接合する方法、及び、樹脂製基板にプラズマ処理などの表面処理を施すことで基板同士を接合する方法などが挙げられる。以上により、内部に流路11を有する検査チップ10が製造される。
また、流路11は、検査チップ本体12の内部において所定の方向(図1においては検査チップ本体12の上面12dに沿った方向)に延びる反応路(反応部)13と、この反応路13の両端のそれぞれと対応する外部とを連通する連通路(連通部)14とを有している。
流路11の内底壁面中央部には、検査試料となる反応物質(例えば、抗体)15が載置される。具体的には、反応物質15は反応路13を画定する内周壁の底壁面に付着されている。後述する送液装置から流路11に液体(薬液群)が流されると、この液体は流路11の内底壁面中央部を通過する。通過する際に、この液体は反応物質15に接触する。後述する送液装置のノズル部材から吐出される薬液群により反応物質15の反応促進・反応停止・洗浄等が行われ、その後、反応物質15が光学的に検査される。
なお、流路11の形成については、上記した流路形成方法には限定されず、以下のような形成方法もある。例えば、第2基板に流路用の溝(図1の反応路に相当する部分)を形成する。その流路用溝を内側にして、流路用溝を有する第2基板にカバー機能を有する第1基板を接合させたものでよい。
ここで、流路用溝が形成された第2基板の板厚は、成形性を考慮して、0.2mm〜5mmが好ましく、0.5mm〜2mmがより好ましい。流路用溝を覆うための蓋(カバー)として機能する第1基板の板厚は、成形性を考慮して、0.2mm〜5mmが好ましく、0.5mm〜2mmがより好ましい。また、第1基板については、板状の部材以外にも、フィルム(シート状の部材)を用いてもよい。この場合、フィルムの厚さが30μm〜300μmであることが好ましく、50μm〜150μmであることがより好ましい。
また、検査チップ本体12には、低コストで使い捨て可能な樹脂が用いられ、具体的には、熱可塑性樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリイソプレン、ポリエチレン、ポリジメチルシロキサン、環状ポリオレフィンなどを用いることが好ましい。この中でも、ポリメタクリル酸メチル、環状ポリオレフィンが特に好ましい。
この検査チップ本体12の上表面には、それぞれ流路11と連通する一対の突出部16、16が形成されている。突出部16、16の上端は開口しており、各開口部25、25は、それを覆うように封止部材17が形成されている。
<封止部材の構成>
封止部材17は、図1に示すように三層構造を有し、最下層(第3のシート17c)、中間層(第2のシート17b)、最上層(第1のシート17a)を、この順序で積層して構成されている。開口部25を覆うように封止部材17を形成することにより、流路11内を密閉することができる。
本実施形態の封止部材17は、第1のシート(以下、「第1シート」と呼ぶ。)17aと、第2のシート(以下、「第2シート」と呼ぶ。)17bと、第3のシート(以下、「第3シート」と呼ぶ。)17cとが順に積層された3層構造である。積層方向に隣接するシート同士は、接着剤又は粘着剤によって接着されている。
以下に、第1シート17a、第2シート17b及び第3シート17cの材質及び特性について説明する。
第1シート17aは、低弾性、かつ、高延性を有する高分子フィルムである。低弾性、かつ、高延性を必要とする理由は、ノズル部材31が封止部材17を貫通したときに形成される封止部材17の後述する開口周縁部29(図4C参照)とノズル部材31の後述する外周面38(図4C参照)とが密着される必要があるからである。つまり、封止部材17とノズル部材31との間における密着性(シール性)を確保する必要があるからである。
弾性率については、具体的には、0.05〜0.5GPAの範囲内にあることが望ましく、延性については、具体的には、破断伸び率が200〜720%の範囲内にあることが望ましい。この範囲を逸脱した場合には後述するノズル部材と封止部材17との密着性が悪くなるからである。
本実施形態の第1シート17aは、低密度ポリエチレン(LDPE)により形成され、30〜70μmの厚さを有する。このLDPEで形成される第1シート17aについては、例えば、弾性率が0.19〜0.4GPAであり、破断伸び率が480〜720%である。
尚、第1シート17aの素材は、LDPEに限定されず、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、脂肪族芳香族コポリエステル等の高延性及び低弾性の高分子フィルムであればよい。これらの素材により形成される第1シート17aでは、素材がLLDPEの場合、例えば、破断伸びが230〜690%、弾性率が0.17〜0.39GPAであり、素材がEVAの場合、例えば、破断伸びが550%、弾性率が0.05〜0.14GPAである。
第2シート17bは、第1シート17aよりも延性が低い(破断伸び率が50%以下の)材質(素材)で形成され、第1シート17aよりも内側(検査チップ本体12側)に位置している。本実施形態の第2シート17bは、アルミニウム(AL)により形成され、3〜10μmの厚さを有する。このALで構成される第2シート17bでは、例えば、破断伸び率が20〜25%であり、弾性率が70GPAである。
第2シート17bの延性を第1シート17aよりも低くしている理由は、後述するノズル部材のシートへの押し当てにより第2シート17bを第1シート17aよりも先に破断させる必要があるからである。
尚、第2シート17bの素材は、ALに限定されず、例えば、銅(Cu)、スズ(Sn)、金(Au)等でもよい。これらの素材により形成される第2シート17bについては、素材がCuの場合、例えば、破断伸び率が7〜13%、弾性率が130GPAであり、素材がSnの場合、例えば、破断伸び率が20%、弾性率が50GPAであり、素材がAuの場合、例えば、破断伸び率が42%である。
第2シート17bが、アルミニウムにより形成されることによって流路11内と検査チップ10の外部との間の水分の遮断性と遮光性とが十分に確保される。
第3シート17cは、粘着剤により構成される粘着フィルムであり、20〜100μmの厚さを有する。この第3シート17cによって、封止部材17が検査チップ本体12に強固に接着される。
<突出部の肉厚と検査チップ本体の上壁の肉厚との関係>
次に、突出部16の肉厚t1と検査チップ本体12の上壁21の肉厚t2との関係について説明する。上記したように、本実施形態では、検査チップ本体12における流路11の一端及び他端に対応する部分に突出部16が形成されている。ここで、突出部16の肉厚t1と検査チップ本体12の上壁21の肉厚t2については、t1≦t2を満足させることが必要である。より詳細には、t1=t2を満足させることが望ましい。
t1≦t2を満足させることが必要である理由は以下のとおりである。射出成形により成形された検査チップ(成形品)を金型から離形する場合には、成形機側のエジェクタロッドを作動することで検査チップの突出部16の上方から検査チップ10の流路側の方向に向かって突き出す。このときに、突出部16の上方からの突き出し力(応力)が突出部16を介して検査チップ本体12の上壁21に作用する。
t1≦t2の場合には、上壁21の肉厚t1が突出部16の肉厚t2以上であるため、チップ本体12の上壁21が突出部16を介して作用する突き出し力に耐えられる。このため、外観の不具合(クラック、ヒケ)は生じない。しかし、t1>t2の場合には、上壁21の肉厚t1が突出部16の肉厚t2よりも薄いため、チップ本体12の上壁21が突出部16を介して作用する突き出し力に耐えきれず突出部16の根元にクラック、ヒケが入る確率が高くなる。詳細については後述する。
<検査システム>
以下に、図2を参照して検査チップ10の流路11に送液を行って、検査を実施する検査システムについて説明する。図2は、検査チップセット42を含む検査システム45を示す構成図である。検査システム45は、検査チップセット42と、送液装置43とを備えて構成されている。符号42は検査チップ10を含む検査チップセットであり、符号43は送液装置であり、符号45は検査システムである。
検査チップセット42は、上記した構成を有する検査チップ10と、流路11内に検査用液体を注入及び吸引するためのノズル部材31とを備えて構成されている。ここで、ノズル部材31の先端部37は、先端が開口するノズル形状を有すると共に、検査チップ10の封止部材17に押し当てるときに先端面が封止部材17と平行若しくは略平行となるような形状を有する。
封止部材17にノズル部材31を先端側から押し付けて穿孔するときに、ノズル部材31の先端部37により封止部材17を構成する各シート17a、17b、17cが引き伸ばされるため、ノズル部材31と第1シート17aとの密着性が確実に向上する。この理由は、仮に先端の尖ったノズル部材(図示せず)で封止部材17を穿孔すると、封止部材17を構成する各シート17a、17b、17cが引き伸ばされることなくノズル部材が封止部材17を貫通してしまい密着性が悪くなるからである。
送液装置43は、図2に示すように、ポンプ24と、昇降手段(往復移動手段)50と、負荷検出手段46と、水平方向移動手段(直交方向移動手段)60と、ホルダー26と、制御手段70とを備えて構成されている。送液装置43は、検査チップ10の流路11内に液体を送出するための装置である。
ポンプ24は、配管325を介してホルダー26に連結され、ホルダー26の先端にノズル部材31が接続され、このノズル部材31を介して液体を吐出し又は吸引する機能を有する。このポンプ24は、制御手段70に接続され、制御手段70によって制御される。
昇降手段50は、リニアステージ51とZ軸モータ(駆動モータ)55とを備え、ノズル部材31をZ軸方向に昇降(移動)させる機能を有する。リニアステージ51は、送りネジ52と、上下方向に延びるガイド部材53と、これら送りネジ52及びガイド部材55にそれぞれ係合し、ポンプ24を所定の範囲内で上下動可能に保持する移動台54とを備える。Z軸モータ55は、リニアステージ51の送りネジ52を回転させることにより、移動台54をガイド部材55に沿ってZ軸方向に移動させる(即ち、昇降させる)ためのモータであり、本実施形態ではパルスモータが用いられている。このZ軸モータ55は、制御手段70に接続され、この制御手段70によって制御される。
負荷検出手段46は、ノズル部材31に加わるZ軸方向の負荷を検出する機能を有する。負荷検出手段46は、ロードセルが用いられ、Z軸方向においてポンプ24と移動台54とに挟まれた状態となるように設置される。
ノズル部材31の先端にZ軸方向上向きの負荷が加わると、ポンプ24が移動台54に所定の範囲内で上下動可能に保持されているため、ポンプ24により負荷検出手段46が移動台54に押し付けられる。
負荷検出手段46は、この押付けられる力に基づいてノズル部材31に加わる負荷を検出し、検出された負荷を負荷信号として制御手段70に出力する。尚、負荷検出手段46は、ノズル部材31に加わるZ軸方向の負荷を検出できればよく、圧電素子等であってもよい。また、負荷検出手段46は、Z軸モータ55の電流値から負荷を求める構成でもよい。
水平方向移動手段60は、リニアステージ61とX軸モータ(駆動モータ)65とを備え、ノズル部材31を水平方向(図2における左右方向)に移動させる機能を有する。
リニアステージ61は、送りネジ62と、X軸方向に延びるガイド部材63と、これら送りネジ62及びガイド部材63にそれぞれ係合し、昇降手段50及びガイド部材53を保持する移動台54とを備えて構成される。
X軸モータ65は、リニアステージ61の送りネジ62を回転させることにより、移動台54をガイド部材63に沿ってX軸方向に移動させる機能を有する。X軸モータ65としては、例えばパルスモータが用いられる。このX軸モータ65は、制御手段70に接続され、この制御手段70によって制御される。
保持部48は、検査チップ10を着脱可能に保持する機能を有する。本実施形態の保持部48は、流路11の開口部25が上方を向き、かつ、流路11の両端に形成された開口部25のそれぞれが、ノズル部材31のX軸方向の軌道下に位置するように検査チップ10を保持する。
制御手段70は、送液装置43の各構成の制御を行う。制御手段70は、ノズル部材31の位置、詳しくは、保持部48に保持された状態の検査チップ10に対するノズル部材31の相対位置を制御する。制御手段70は、水平方向移動手段60を制御することによりノズル部材31のX軸方向の位置を制御する。制御手段70は、昇降手段50を制御することによりノズル部材31のZ軸方向の位置を制御する。制御手段70は、水平方向移動手段60のX軸モータ65を駆動パルス数によって制御し、移動台64をガイド部材63に沿ってX軸方向に移動させる。
また、制御手段70は、ノズル部材31をX軸方向に沿って流路11の開口部25の上方位置に移動させる。そして、制御手段70は、負荷検出手段46により検出される負荷に基づいて、所定の位置までノズル部材31を降下させてその先端部37を流路11の開口部25から流路11内へ差し込ませる。そして、制御手段70は、ポンプ24がノズル部材31を介して薬液の吐出及び吸引を行った後、退避位置までノズル部材31を上昇させる。
<検査チップの離形時におけるチップ外観評価、成形サイクル評価>
以下、図3の表、図5を参照して、t1≦t2を満足する構成の検査チップ(実施例1)の離形時におけるチップ外観評価について、t1≦t2を満足しない検査チップ(比較例1)を比較しながら具体的に説明する。図5は比較例1に係る検査チップの構成を示した図である。
実施例1に係る検査チップ10については、チップ本体12の上壁21の肉厚t2が2mm、突出部16の高さt3が6mm、突出部16の内径t4が4mm、突出部16の肉厚t1が2mm、第1シートの破断伸び率が300%、破膜ストロークが4.5mmである。なお、破膜ストロークSは、突出部内径をt4、ノズル部材31の先端半径をD、第1シートの破断伸び率をNとした場合に、以下の数式(1)によって求められる。
S=((t4/2)−D)・N/100・・・・・・・・・・(1)
比較例1に係る検査チップ40については、チップ本体の上壁21の肉厚t2が2mm、突出部16の高さt3が6mm、突出部16の内径t4が4mm、突出部16の肉厚t1が3mm、第1シートの破断伸び率が300%、破膜ストロークが4.5mmである。
実施例1の検査チップは、突出部16との肉厚t1と検査チップ本体12の上壁21の肉厚t2との関係がt1=t2となるように構成されている。具体的には、肉厚t1が2mmで、肉厚t2が2mmである。一方、比較例1の検査チップは、図5に示すように、突出部16との肉厚t1と検査チップ本体12の上壁21の肉厚t2との関係がt1>t2となるように構成されている。具体的には、肉厚t1が3mmで、肉厚t2が2mmである。なお、上記実施例1では、チップ本体12の上壁21の肉厚t2が2mmである例を示したが、この肉厚t2は2mmに限定されることはなく、1mm〜3mmの範囲内であれば後述する本発明の効果と同様の効果が得られる。
図3のチップ外観評価をみても分かるように、t1≦t2を満足していない構成を有する検査チップ(比較例1)においては、クラック、ヒケ等の外観上の不具合が生じるが、t1≦t2を満足させる構成を有する検査チップ(実施例1)においては、外観不具合は生じない。
次に、検査チップの離形時における成形サイクル評価について説明する。成形サイクルについては、実施例1の方が70secであったのに対し、比較例1の方は150secであった。これは、実施例1に係る検査チップ10の最大肉厚が比較例1に係る検査チップ40の最大肉厚よりも少ないので、成形材料(たとえば樹脂)も少なく済み、射出成形の冷却工程における冷却時間も短くすることができるからである。
また、流路11の上壁21の肉厚(t2)を薄くした本実施形態に係る検査チップ10と、流路の両端に突出部が形成されていないような従来の板状の検査チップとを比較した場合、本実施形態における検査チップ10については、従来の板状の検査チップに比べて流路11の上壁21の肉厚が薄い分だけ体積が減少する。したがって、本実施形態における検査チップ10によれば、成形材料の低減が図れると共に、最大肉厚の薄肉化によって金型に流し込む樹脂の冷却時間の短縮が図れ、結果として成形サイクルの短縮を図ることができる。
次に、図4A〜図4Cを参照してノズル部材31が封止部材17を突き破る経過について説明する。なお、ノズル部材31内には、所定量の検査用液体(試料溶液)Lが貯留されている。
ノズル部材31が降下を開始し、その先端が封止部材17に当接する。さらにノズル部材31が降下すると、開口部25を覆っている封止部材17がノズル部材31の先端部37に押されて徐々に延び始める(図4A参照)。
そして、封止部材17において延性の低い第2シート17bが延び限界に達し、ノズル部材31からの力の集中するノズル部材31の先端部37の角部から破断し始める(図4B参照)。さらに、ノズル部材31が降下すると、第2シート17bが破断した領域に対応する位置に形成された第1シート17aは、ノズル部材31の先端部37の外周面38に密着するようにして延びる。さらにノズル部材31が降下すると、第1シート17aも延び限界に達して破断する(図4C参照)。これにより、封止部材17の先端部37の外周面38に開口周縁部29が形成される。
このように、封止部材17において所定の弾性を有する第1シート17aとノズル部材31の先端部37の外周面38とが密着された状態になるので、ノズル部材31と封止部材17との間に十分な密着性が確保されることとなる。
<検査システムによるノズル部材の貫通位置の特定について>
検査システム45の制御手段70は、Z軸モータ55を制御することにより、封止部材17に封止された流路11の開口部25に向けてノズル部材31を降下させる。ノズル部材31が降下すると、先ず、ノズル部材31の先端が封止部材17に当接し、さらに降下を続けることにより封止部材17がノズル部材31の先端部37で押されて徐々に伸び、やがてノズル部材31が封止部材17を貫通する。制御手段70は、この貫通したときのZ軸方向におけるノズル部材31の位置(貫通位置)を負荷検出手段46によって検出された負荷とその直前に検出された負荷との変位(負荷の変化)に基づいて特定する。
ここで、ノズル部材31の先端部37が封止部材17に当接してからノズル部材31が停止するまでの負荷検出手段26により検出される負荷の変化について簡単に説明する。
ノズル部材31の先端部37が封止部材17に当接した後、さらにノズル部材31が降下を続けることにより封止部材17が徐々に伸び始め、同時にノズル部材31に加わる負荷も大きくなる。さらにノズル部材31が降下を続けると、最も延性の低い第2シート17bが破断し、検出される負荷が急激に落ち込む(1回目の急激な負荷の落ち込み)。制御手段70は、所定のタイミングで負荷を検出している。制御手段70は、1回目の急激な負荷の落ち込みを負荷の変位量に基づいて検出し、検出された1回目の急激な負荷の落ち込みの後のノズル部材31の位置を第2シート17bの破断位置として特定する。
さらにノズル部材31が降下を続けると、第2シート17bより延性の高い第1シート17a及び第3シート17cが伸び続け、これに伴って僅かに負荷が増加する。やがて、第1シート17a及び第3シート17cも伸び限界に達して破断し、検出される負荷が急激に落ち込む(2回目の急激な負荷の落ち込み)。
制御手段70は、2回目の急激な負荷の落ち込みを負荷の変位量に基づいて検出し、検出された2回目の急激な負荷の落ち込みの後のノズル部材31の位置を封止部材17の貫通位置として特定する。さらに、ノズル部材31を所定距離だけ降下させた後に停止させる。ここで、ノズル部材31の先端部37はテーパ形状であるため、封止部材17に空いた穴の後述する開口周縁部29(図4C参照)がノズル部材31により押し広げられる。このようにしてノズル部材31と封止部材17との密着性が向上する。
この検査システム45によれば、最も延性の小さな第2シート17bが破断し、その後のピーク位置(第2シート17bよりも高い延性を有する第1シート17aの破断位置)でノズル部材31が封止部材17を貫通することにより負荷が急激に減少することに着目して、このピーク位置を貫通位置として特定することができる。したがって、ノズル部材31に加わる当該ノズル部材31の移動方向における負荷を検出することによって封止部材17を貫通したときのノズル部材31の位置を検知(特定)することが可能となり、その結果、確実に封止部材17を貫通させてノズル部材31の先端部37を流路11内に差し込むことができるようになる。
<効果>
本実施形態における検査チップ10は、内部の流路11の一端及び他端に対応する部分に形成された突出部16と、各突出部16の開口部25にはそれを覆う封止部材17を有する。封止部材17は、穿設可能な所定の延性を有する第1シート17aと、第1シート17aより下側に配置され第1シート17aよりも延性の低い第2シート17bを含む複数のシートが積層されてなる。
このように、本発明の検査チップによれば、ノズル穿設方向に必要量基板肉厚が厚い従来の検査チップよりも最大肉厚を減少させ、その減少した分冷却時間を短くすることできる。したがって、検査チップの射出成形における成形サイクルの短縮及び製造コストの低減を図ることができる。
また、封止部材が第1シート17aと第1シート17aより延性が低い第2シート17bとを有することにより、ノズル部材31を降下させると、延性の低い第2シート17bが先に延び限界に達して破断し、続いて第1シート17aがノズル部材31の周面に密着した状態を維持したまま第1のシート17aも延び限界に達して破断する。このようにノズル部材の周面に延性の高い第1のシート17aが密着した状態で第1のシート17aが破断する。このため、ノズル部材31と封止部材17との間に十分な密着性が確保される。また、ノズル部材31の挿抜や流路11内の圧力変動が繰り返されてもシート間の剥離を防止でき、これにより、液漏れを防止することができる。
また、突出部16の肉厚t1を流路11の上壁21の肉厚t2以下にしているので、クラック、ヒケ等の外観不具合を生じさせない。
また、前記第1のシートの破断伸び率は、200%以上720%以下であり、前記第2のシートの破断伸び率は、50%以下である。このようにすることにより、ノズル部材31と封止部材17との間の密着性をさらに向上させることができる。
また、封止部材17において、第1のシート17aは、封止部材17を構成する複数のシートの内、最も外側(上側)に位置する。このようにすることにより、ノズル部材31を封止部材17に突き刺した場合に所定の延性及び所定の弾性を有する第1のシート17aがノズル部材31の外周面と接するため、第1のシート17aとノズル部材31の外周面とがより密着してこれらの間のシール性がより向上する。
また、第2のシートが、アルミニウムにより形成されることによって、流路内と外部との間の水分の遮断性と遮光性とが十分に確保される。
[変形例]
上記第1実施形態における検査チップ10は、まず、検査チップ本体12を射出成形により成形し、その後、封止部材17を検査チップ本体12の突出部16の開口部25を覆うように貼付することにより完成する。ところで、この射出成形の際に突出部16の開口周縁部(内径部)19(図1参照)にバリが生じてしまう虞がある。開口周縁部19にバリが生じてしまった突出部16の開口部25に、封止部材17を貼付する際、封止部材17はバリに接触してしまい十分な密着性を得ることが難しくなる。また、バリとの接触により第3シート17cが予定するタイミングより早く破断する虞が生じてしまうため、十分な密着性を得ることが難しくなる。
そこで、本変形例では、図6に示すように検査チップ13の突出部16の開口周縁部19に段差部33を形成するようにした。なお、封止部材17との接触幅Bは、段差部の幅Aと接触幅Bとを加算した長さ(A+B)の50%以上であることが望ましい。
本変形例によれば、突出部16の開口周縁部19に段差部33を形成することにより、開口周縁部19におけるバリ突端が先端面より上面に出現することを防止できるので、ノズル部材31と封止部材17の密着性を向上させることができる。
10 検査チップ
11 流路
12 検査チップ本体(チップ本体)
12a 第1基板
12b 流路シール
12c 第2基板
16 突出部
17 封止部材
17a 第1シート(第1のシート)
17b 第2シート(第2のシート)
25 開口部
31 ノズル部材
35 ノズル部材先端の開口
37 先端部

Claims (9)

  1. 内部に流路が形成された検査チップであって、
    前記流路に対応する部分に突出部が形成され、前記突出部の開口部にはそれを覆う封止部材を有し、
    前記封止部材は、穿設可能な所定の延性を有する第1のシートと、前記第1のシートより下側に配置され前記第1のシートよりも延性の低い第2のシートとを含む複数のシートが積層されてなる
    ことを特徴とする検査チップ。
  2. 前記突出部の肉厚は前記突出部を有する基板の肉厚以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の検査チップ。
  3. 前記基板の肉厚は1〜3mmである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の検査チップ。
  4. 前記第1のシートの破断伸び率が200%以上720%以下であり、前記第2のシートの破断伸び率が50%以下である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の検査チップ。
  5. 前記第1のシートが複数のシートの内の最も上側に位置する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の検査チップ。
  6. 前記第2のシートはアルミニウムにより形成される
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の検査チップ。
  7. 前記突出部の内径部に段差を形成する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の検査チップ。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の検査チップと、
    前記流路内に検査用液体を注入及び吸引するノズル部材とを備え、
    前記ノズル部材の先端部は、先端が開口されたノズル形状を有すると共に、前記検査チップの封止部材に押し当てるときに先端面が前記封止部材と平行若しくは略平行となるような形状を有する
    ことを特徴とする検査チップセット。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の検査チップと、
    前記流路内に検査用液体を注入及び吸引するノズル部材と、
    前記ノズル部材を移動させる移動手段と、
    前記移動手段を制御する制御手段と、
    前記ノズル部材の移動方向の負荷を検出する負荷検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記ノズル部材を前記流路の開口から流路内に差し込んだ後に、前記負荷検出手段により検出される負荷とその直前に検出された負荷との変位に基づいて前記第2のシートの破断位置を特定し、前記第2のシートの破断位置の特定後に、前記負荷検出手段により検出される負荷とその直前に検出された負荷との変位に基づいて前記第1のシートの破断位置を前記封止部材の貫通位置として特定し、この貫通位置から所定の距離だけ前記ノズル部材を降下させた後に前記ノズル部材の降下を停止させる
    ことを特徴とする検査システム。
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