JP2013179413A - 再生信号生成装置、再生信号生成方法及びプログラム - Google Patents

再生信号生成装置、再生信号生成方法及びプログラム Download PDF

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【課題】従来技術と比較して、再生位置において目的音を明瞭に聞き取ることのできるように再生信号を生成する技術を提供する。
【解決手段】再生信号生成装置は、目的信号と目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する。ただし、Mは2以上の整数である。再生信号生成装置は、雑音信号の位相を(2π/M)ずつ回転して、M個の雑音信号に変換するフィルタ部と、位相が変換されたM個の雑音信号と、目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算部と、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に基づき、M個の加算信号をそれぞれ遅延させる遅延部と、遅延されたM個の加算信号に、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正部と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、目的信号と雑音信号とを用いて、複数のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する再生信号生成装置、再生信号生成方法及びプログラムに関する。ただし、複数のスピーカで再生された音の内、目的信号に対応する音(以下「目的音」という)は、所定の位置(以下「再生位置」という)においてのみ聴取可能となるように再生信号を生成する。また、再生位置以外の位置では目的音が聞こえないように再生信号を生成する。なお、再生位置は、複数のスピーカで再生された目的信号が目的音として聴取可能な位置とも言える。
目的信号と雑音信号とを用いて、複数のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する再生信号生成技術として、非特許文献1が知られている。
非特許文献1の多チャネルスピーカアレイは、複数のスピーカから目的信号と雑音信号とを含む信号を再生する。再生時に、再生位置においてのみ目的音が同相加算されるように各信号を遅延させ、その振幅を調整する。また、非特許文献1の多チャネルスピーカアレイは、複数のスピーカで再生された音の内、目的音以外の音(以下「雑音」という)を、再生位置以外の位置において、無相関の雑音が目的音をマスキングする大きさで、再生する。このとき、再生位置では目的音のみが同相加算されるので、√M(ただし、Mはスピーカの個数)だけSN比が改善される。
岡本拓磨、岩谷幸雄、鈴木陽一、「多チャネルスピーカアレイによる加算式スポット秘話技術」、信学技報、2011年11月、vol.111、no.287、EMM2011-44、p.25-30
しかしながら、従来技術では、再生位置においても、目的音に無相関な雑音が加算されるので、目的音が聞き取りづらくなる。
本発明は、従来技術と比較して、再生位置において目的音を明瞭に聞き取ることのできるように再生信号を生成する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第一の態様によれば、再生信号生成装置は、目的信号と目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する。ただし、Mは2以上の整数である。再生信号生成装置は、雑音信号の位相を(2π/M)ずつ回転して、M個の雑音信号に変換するフィルタ部と、位相が変換されたM個の雑音信号と、目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算部と、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に基づき、M個の加算信号をそれぞれ遅延させる遅延部と、遅延されたM個の加算信号に、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正部と、を含む。
上記の課題を解決するために、本発明の第二の態様によれば、再生信号生成装置は、目的信号と目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する。ただし、Mは2以上の偶数である。再生信号生成装置は、(M/2)個の対をなす信号であり、各対をなす信号はそれぞれ振幅が同じで位相が逆相であるM個の雑音信号と、目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算部と、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に基づき、M個の加算信号をそれぞれ遅延させる遅延部と、遅延されたM個の加算信号に、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正部と、を含む。
上記の課題を解決するために、本発明の第三の態様によれば、再生信号生成方法は、目的信号と目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する。ただし、Mは2以上の整数である。再生信号生成方法は、雑音信号の位相を(2π/M)ずつ回転して、M個の雑音信号に変換するフィルタステップと、位相が変換されたM個の雑音信号と、目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算ステップと、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に基づき、M個の加算信号をそれぞれ遅延させる遅延ステップと、遅延されたM個の加算信号に、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正ステップと、を含む。
上記の課題を解決するために、本発明の第四の態様によれば、再生信号生成方法は、目的信号と目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する。ただし、Mは2以上の偶数である。再生信号生成方法は、(M/2)個の対をなす信号であり、各対をなす信号はそれぞれ振幅が同じで位相が逆相であるM個の雑音信号と、目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算ステップと、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に基づき、M個の加算信号をそれぞれ遅延させる遅延ステップと、遅延されたM個の加算信号に、M個のスピーカの位置と再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正ステップと、を含む。
本発明によれば、従来技術と比較して、再生位置において目的音を明瞭に聞き取ることのできるように再生信号を生成することができるという効果を奏する。
第一実施形態に係る再生信号生成装置の機能ブロック図。 第一実施形態に係る再生信号生成装置の処理フローを示す図。 第二実施形態に係る再生信号生成装置の機能ブロック図。 第二実施形態に係る再生信号生成装置の処理フローを示す図。 第二実施形態の変形例に係る再生信号生成装置の機能ブロック図。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明に用いる図面では、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行うステップには同一の符号を記し、重複説明を省略する。
<第一実施形態>
図1は第一実施形態に係る再生信号生成装置10の機能ブロック図を、図2はその処理フローを示す。
再生信号生成装置10は、M個のフィルタ部11、M個の加算部12、M個の遅延部13及びM個の距離減衰補正部14を含む。ただし、k=1,2,…,Mであり、Mは2以上の整数である。
再生信号生成装置10は、周波数領域の雑音信号N(ω)及び目的信号S(ω)を入力とし、M個の再生信号Z(ω)を生成し、それぞれM個のスピーカ2に出力する。
そして、スピーカ2は、周波数領域の再生信号Z(ω)を受け取り、時間領域の再生信号z(t)に変換し、再生する。ただし、tは時刻を表す。
M個のスピーカ2において再生信号z(t)が再生されると、再生位置Tにおいては目的音が聴取され、他の位置においては雑音が目的音をマスキングし目的音が聴取されないように、再生信号生成装置10はM個の再生信号Z(ω)を生成する。以下、各部の処理を説明する。
<フィルタ部11
フィルタ部11は、雑音信号N(ω)を入力とし、M個のスピーカ2から再生される雑音信号の再生音の音圧の和が再生位置において0となるように、雑音信号N(ω)の位相を変換して(s1)、変換後の雑音信号N(ω)を加算部12に出力する。
本実施形態では、雑音として互いに無相関なものを用いるのではなく、再生位置で加算すると0になる雑音を用いる。単純に、(M−1)個の無相関な雑音を加算して、残り一個の雑音を、加算後の信号の逆位相の雑音としても、再生位置で0とできるが、その場合、残り一個の雑音の振幅が、他の雑音のおよそ√(M−1)倍となり、スピーカからでる雑音の大きさにバラツキがでる。そこで、雑音信号N(ω)の位相を(2π/M)ずつ回転した雑音信号N(ω)を作成し、各スピーカ2において再生する。再生位置での振幅を揃えて出力すれば、全ての雑音を加算すると0となる。
Figure 2013179413
このように位相を(2π/M)ずつ回転した雑音信号N(ω)を作成する手段として、以下の(2π/M)位相回転フィルタH(ω)を用いる。
Figure 2013179413
フィルタ部11は、次式により雑音信号N(ω)の位相を変換する。
Figure 2013179413
<加算部12
加算部12は、変換後の雑音信号N(ω)を入力とし、次式に示すようにN(ω)と目的信号S(ω)とを加算し、加算信号X(ω)を生成し(s2)、遅延部13に出力する。
Figure 2013179413
<遅延部13
遅延部13は、加算信号X(ω)を入力とし、スピーカ2の位置と再生位置Tとの距離rに基づき、次式に示すように加算信号X(ω)を遅延させ(s3)、遅延させた加算信号Y(ω)を距離減衰補正部14に出力する。
Figure 2013179413
ただし、cは音速を、Dは固定遅延を表す。
<距離減衰補正部14
距離減衰補正部14は、遅延された加算信号Y(ω)を入力とし、次式に示すようにY(ω)に距離減衰補正値r’を乗じて(s4)補正し、得られる再生信号Z(ω)をスピーカ2に出力する。ただし、距離減衰補正値r’は、再生位置TにおいてM個のY(ω)に含まれる雑音信号N(ω)の大きさをそろえるための値であり、距離rの比例する値である。
Figure 2013179413
<効果>
従来技術では、再生位置で雑音が0とならなかったため目的音が聞き取りづらかったが、第一実施形態では、フィルタ部11において雑音信号の位相を変換し、再生位置で雑音が0となるように雑音信号が作成されているため、雑音に埋もれることなく目的音が聞き取り易い。
<変形例>
第一実施形態では、周波数領域の雑音信号N(ω)と目的信号S(ω)を入力としているが、時間領域の雑音信号n(t)と目的信号s(t)を入力とし、時間領域において各処理を行ってもよい。フィルタ部11では、次式により雑音信号n(t)の位相を変換する。
Figure 2013179413
ただし,h(t)は時間領域の(2π/M)位相回転フィルタを表し、周波数領域の(2π/M)位相回転フィルタH(ω)を逆フーリエ変換することで求めることができる。また、*は畳み込み演算を表す。加算部12では、次式により信号を加算する。
Figure 2013179413
遅延部13では、次式により信号を遅延させる(Dについては式(6)参照)。
Figure 2013179413
距離減衰補正部14では、次式により信号を補正する。
Figure 2013179413
また、上述の処理を行わなくとも、再生信号生成装置10が、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換する変換部を含み、変換後の周波数領域の信号を用いて、第一実施形態の処理を行ってもよい。
第一実施形態では、再生信号生成装置10はスピーカ2とは別に構成されているが、再生信号生成装置10がN個のスピーカ2を備える多チャネルスピーカアレイの一部として構成されてもよい。
<第二実施形態>
第一実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図3は第二実施形態に係る再生信号生成装置20の機能ブロック図を、図4はその処理フローを示す。
再生信号生成装置20は、M個の加算部22、M個の遅延部13及びM個の距離減衰補正部14を含む。ただし、k=1,2,…,Mであり、Mは2以上の偶数である。
再生信号生成装置20は、雑音信号N(ω)、目的信号S(ω)及びN(ω)に対し振幅が同じで位相が逆相である雑音信号N(ω−π)を入力とし、M個の再生信号Z(ω)を生成し、それぞれM個のスピーカ2に出力する。
なお、(M/2)個のフィルタ部21k’(ただし、k’=1,2,…,(M/2))は、雑音信号N(ω)の位相をπだけ回転させるフィルタであり、その出力はN(ω−π)となり、雑音信号N(ω)に対して振幅が同じで位相が逆相である信号となる。なお、雑音信号N(ω−π)は、雑音信号N(ω)に−1を乗じることで容易に求めることができる。例えば、フィルタ部21k’では、雑音信号N(ω)に−1を乗じて、−N(ω)(=N(ω−π))を求め、加算部22に出力する。
<加算部22
加算部22は、雑音信号N(ω)または雑音信号N(ω)に対して振幅が同じで位相が逆相である雑音信号N(ω−π)を入力とし、次式によりN(ω)またはN(ω−π)と目的信号S(ω)とを加算し、加算信号X(ω)を生成し(s2)、遅延部13に出力する。
Figure 2013179413
<効果>
このような構成により、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。つまり、スピーカ数Mが偶数の場合に、第一実施形態の雑音の代わりに、各対のスピーカから互いに逆相の雑音を出力することによって再生位置で雑音を0とする。第一実施形態に比べ、フィルタ部における設定を容易にすることができる。
<変形例>
再生信号生成装置20は、(M/2)個のフィルタ部21k’を含む構成としてもよい。その場合、雑音信号N(ω)のみを入力とすればよい。
第二実施形態では、雑音信号N(ω)と雑音信号N(ω)に対して振幅が同じで位相が逆相である雑音信号N(ω−π)を入力としているが、(M/2)個の無相関な雑音信号Nk’(ω)と、Nk’(ω)に対し振幅が同じで位相が逆相である雑音信号Nk’(ω−π)を入力としてもよい(図5参照)。つまり、雑音信号は、(M/2)個の対をなす信号であるNk’(ω)とNk’(ω−π)からなり、各対をなす信号Nk’(ω)とNk’(ω−π)とはそれぞれ振幅が同じで位相が逆相であればよい。
<その他の変形例>
本発明は上記の実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
<プログラム及び記録媒体>
上述した再生信号生成装置は、コンピュータにより機能させることもできる。この場合はコンピュータに、目的とする装置(各種実施形態で図に示した機能構成をもつ装置)として機能させるためのプログラム、またはその処理手順(各実施形態で示したもの)の各過程をコンピュータに実行させるためのプログラムを、CD−ROM、磁気ディスク、半導体記憶装置などの記録媒体から、あるいは通信回線を介してそのコンピュータ内にダウンロードし、そのプログラムを実行させればよい。
本発明は、スポット再生を実現する多チャネルスピーカアレイ等に対する入力信号を生成するために利用することができる。
スピーカ
10,20 再生信号生成装置
11,21フィルタ部
12,22加算部
13遅延部
14距離減衰補正部

Claims (5)

  1. Mを2以上の整数とし、目的信号と前記目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する再生信号生成装置であって、
    前記雑音信号の位相を(2π/M)ずつ回転して、M個の前記雑音信号に変換するフィルタ部と、
    位相が変換されたM個の前記雑音信号と、前記目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算部と、
    M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に基づき、M個の前記加算信号をそれぞれ遅延させる遅延部と、
    遅延されたM個の前記加算信号に、M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正部と、を含む、
    再生信号生成装置。
  2. Mを2以上の偶数とし、目的信号と前記目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する再生信号生成装置であって、
    (M/2)個の対をなす信号であり、各対をなす信号はそれぞれ振幅が同じで位相が逆相であるM個の前記雑音信号と、前記目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算部と、
    M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に基づき、M個の前記加算信号をそれぞれ遅延させる遅延部と、
    遅延されたM個の前記加算信号に、M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正部と、を含む、
    再生信号生成装置。
  3. Mを2以上の整数とし、目的信号と前記目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する再生信号生成方法であって、
    前記雑音信号の位相を(2π/M)ずつ回転して、M個の前記雑音信号に変換するフィルタステップと、
    位相が変換されたM個の前記雑音信号と、前記目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算ステップと、
    M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に基づき、M個の前記加算信号をそれぞれ遅延させる遅延ステップと、
    遅延されたM個の前記加算信号に、M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正ステップと、を含む、
    再生信号生成方法。
  4. Mを2以上の偶数とし、目的信号と前記目的信号以外の雑音信号とを用いて、M個のスピーカそれぞれに対する再生信号を生成する再生信号生成方法であって、
    (M/2)個の対をなす信号であり、各対をなす信号はそれぞれ振幅が同じで位相が逆相であるM個の前記雑音信号と、前記目的信号とをそれぞれ加算し、M個の加算信号を生成する加算ステップと、
    M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に基づき、M個の前記加算信号をそれぞれ遅延させる遅延ステップと、
    遅延されたM個の前記加算信号に、M個の前記スピーカの位置と前記再生位置との各距離に比例する値である距離減衰補正値をそれぞれ乗じる距離減衰補正ステップと、を含む、
    再生信号生成方法。
  5. 請求項1または請求項2記載の再生信号生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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