JP2013178399A - 画像形成装置、画像形成システムおよび電源制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび電源制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安定に動作させつつ、消費電力を低減することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】電圧生成部から供給された電源電圧により動作し、電源電圧を画像形成にかかる負荷部材に供給する供給先基板110と、供給先基板110の第1時間における電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部112と、変動電圧値に基づいて、電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部とを備え、電圧生成部が、電圧値決定部により決定された電源電圧値の電源電圧を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システムおよび電源制御方法に関する。
画像形成装置は、CPUを搭載した制御基板と、画像形成装置の各部(負荷)に電源を供給する電源供給基板とを備えている。制御基板への電源供給は、電源供給基板により行われる。制御基板および制御基板の制御先の負荷への電源供給経路は同一であり、負荷の状態によって動作電力が時間的に変動することから、制御基板への電力供給方式によっては、負荷の動作中に制御基板内の動作電圧がリセット電圧まで低下するおそれがある。
このような問題に対応すべく、制御基板内の動作電圧を電源供給基板にフィードバックし、電源供給基板が制御基板の動作電圧に基づいて、供給電圧を制御することにより、制御基板内の動作電圧が負荷変動等により不安定になることを防止する技術が知られている。特許文献1には、負荷動作による電圧変動を防止する目的で、電力供給先の動作電圧を電源側にフィードバックする方式が開示されている。
その一方で、画像形成装置が備えるロジックIC等は、低電圧で駆動することにより単位時間当たりの消費電力量が下がることが知られている。このため、画像形成装置においては、動作可能な最低限の電力が供給されることが望まれている。
しかしながら、従来技術においては、電源供給基板は、制御基板の動作電圧がリセット電圧以下に低下するのを防ぐべく、常に一定の電圧を各部に供給していた。そのため、電源供給基板は、場合によっては動作可能な電圧より高い電圧を各部に供給することとなり、総消費電力が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、安定に動作させつつ、消費電力を低減することのできる画像形成装置、画像形成システムおよび電源制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像形成装置であって、電圧を生成する電圧生成部と、前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と、前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、前記変動電圧値に基づいて、前記電圧供給部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部とを備え、前記電圧生成部は、前記電圧値決定部により決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも画像形成装置を備える画像形成システムであって、前記画像形成装置は、電圧を生成する電圧生成部と、前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板とを備え、前記画像形成システムは、前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部とを備え、前記電圧生成部は、前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置と、1または2以上の周辺機器とを備えた画像形成システムであって、前記周辺機器は、電圧を生成する電圧生成部から供給された電源電圧により動作する負荷部材と、第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、前記変動電圧値を前記画像形成装置に送信する送信部とを有し、前記画像形成装置は、前記周辺機器から前記変動電圧値を受信する受信部と、前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と、前記供給先基板の前記第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、前記受信部が受信した前記周辺機器の1または2以上の前記変動電圧値と前記変動電圧算出部が算出した前記変動電圧値とを比較し、最大の前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部とを有し、前記電圧生成部は、前記電圧値決定部により決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置と、前記画像形成装置と接続し、前記画像形成装置の電源を制御するサーバ装置とを備える画像形成システムであって、前記画像形成装置は、電圧を生成する電圧生成部と、前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と、前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、前記変動電圧値を前記サーバ装置に送信する送信部とを有し、前記サーバ装置は、前記画像形成装置から前記変動電圧値を受信する受信部と、前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部と、前記電源電圧値を前記画像形成装置に送信する送信部とを有し、前記画像形成装置は、前記サーバ装置から前記電源電圧値を受信する受信部をさらに有し、前記電圧生成部は、前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置で実行される電源制御方法であって、電源電圧が供給される供給先基板であって、画像形成にかかる負荷部材への電源供給経路と同じ前記電源供給経路で前記電源電圧が供給される前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出ステップと、前記変動電圧値に基づいて、前記供給先基板に供給される電源電圧値を決定する電圧値決定ステップと、前記電圧値決定ステップにおいて決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成する電圧生成ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも画像形成装置を備える画像形成システムで実行される電源制御方法であって、電源電圧が供給される供給先基板であって、画像形成にかかる負荷部材への電源供給経路と同じ前記電源供給経路で前記電源電圧が供給される前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出ステップと、前記変動電圧値に基づいて、前記供給先基板に供給される電源電圧値を決定する電圧値決定ステップと、前記電圧値決定ステップにおいて決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成する電圧生成ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、本体装置と、1または2以上の周辺機器とを備えた画像形成システムで実行される電源制御方法であって、前記周辺機器が、電圧生成部から供給された電源電圧により動作する前記周辺機器の負荷部材の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する第1変動電圧算出ステップと、前記周辺機器が、前記変動電圧値を前記画像形成装置に送信する送信ステップと、前記画像形成装置が、前記周辺機器から前記変動電圧値を受信する受信ステップと、前記画像形成装置が、電源電圧が供給される供給先基板であって、画像形成にかかる負荷部材への電源供給経路と同じ前記電源供給経路で前記電源電圧が供給される前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する第2変動電圧算出ステップと、前記画像形成装置が、1または2以上の前記周辺機器から受信した1または2以上の前記変動電圧値と前記第2変動算出ステップにおいて算出した前記変動電圧値とのうち最大の前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定ステップと、前記画像形成装置が、前記電圧決定ステップにおいて決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成する電圧生成ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の消費電力を低減することができるという効果を奏する。
図1は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、変動電圧算出部の回路構成を示す図である。 図3は、動作電圧(Vin)、平均電圧、変動電圧およびリセット電圧の関係を示す図である。 図4は、平均電圧算出処理を示すフローチャートである。 図5は、供給電圧決定処理を示すフローチャートである。 図6は、第1の変更例にかかる変動電圧算出部の回路構成を示す図である。 図7は、第1の変更例にかかる変動電圧算出部により算出された変動電圧と、動作電圧、平均電圧およびリセット電圧の関係を示す図である。 図8は、第2の変更例にかかる画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。 図9は、第2の変更例にかかる平均電圧算出処理を示すフローチャートである。 図10は、第6の変更例にかかる供給電圧決定処理を示すフローチャートである。 図11は、第2の実施の形態にかかる画像形成システムの全体構成を示す図である。 図12は、電圧制御部の処理を示すフローチャートである。 図13は、画像形成装置の外観構成を示す図である。 図14は、変更例にかかる画像形成システム4の構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置、画像形成システムおよび電源制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置1の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、電源ユニット100と、供給先基板110と、負荷回路120とを主に備えている。
電源ユニット100は、AC電源(商用電源)からの電源電圧を、画像形成装置1の各部が使用可能な供給電圧に変換し、変換後の供給電圧を各部に供給する。電源ユニット100は、例えば100VのAC電源を5VのDC電圧に変換し、変換後の供給電圧を画像形成装置1の各部に供給する。電源ユニット100は、具体的には、供給先基板110および負荷回路120に電源電圧を供給する。すなわち、供給先基板110および負荷回路120は、同一の供給経路により電源ユニット100から電源電圧の供給を受ける。供給先基板110は、画像形成装置1の本体に設けられ、少なくとも画像形成装置1の一部を制御する。供給先基板110は、電源ユニット100から供給された供給電圧により動作する。負荷回路120が、画像処理にかかる処理を行う回路である。負荷回路120は、電源ユニット100から供給された供給電圧により動作する。負荷回路120としては例えば、マイコン、ASIC、メモリ(ROM,RAM)、ロジックIC等が挙げられる。
電源ユニット100で生成される供給電圧の値(供給電圧値)は、供給先までのハーネスによる電圧降下や、供給先の電圧の負荷変動などが見込まれ、負荷回路120において最低限必要な電圧よりも高い電圧に設定されている。しかしながら、画像形成装置1を低電圧で駆動させることにより、画像形成装置1の消費電力量を抑えることができる。そこで、本実施の形態の画像形成装置1は、電源ユニット100で生成される供給電圧の電圧値を適宜低い値に設定することにより、画像形成装置1の消費電力量を低減する。
電源ユニット100は、CPU101と、RAM103と、ROM104と、供給電圧生成部105とを備えている。CPU101、RAM103およびROM104は、バスで相互に接続されている。CPU101は、電圧制御部102を有している。
電圧制御部102は、供給電圧生成部105を制御する。具体的には、電圧制御部102は、RAM103またはROM104に記憶されている電圧決定ルールを参照し、電圧決定ルールに基づいて、供給電圧生成部105が生成する供給電圧の電圧値を決定する。そして、電圧制御部102は、供給電圧生成部105に対し、決定した電圧値の供給電圧の生成を指示する。ここで、電圧決定ルールとは、後述の供給先基板110から取得する供給先基板110の平均電圧および変動電圧の値から供給電圧生成部105が生成する供給電圧の値を決定するアルゴリズムを示す情報である。なお、電圧決定ルールおよび電圧制御部102の動作については後に詳述する。なお、電圧制御部102は、電圧制御部および電圧値決定部に対応する。
供給電圧生成部105は、AC電源からの電源電圧の電圧値を、電圧制御部102により決定された供給電圧値に変換する。供給電圧生成部105は、電圧変換後の供給電圧を画像形成装置1の各部に供給する。なお、供給電圧生成部105は、電圧制御部102の制御の下、100VのAC電源を5V電源に対し、適宜4.9V〜5.1Vの電圧に変換し、供給する。ただし、供給先基板110に実際に供給される電圧の値は、接続ハーネスと、配線における電圧効果により供給電圧の電圧値よりも低い電圧値となる。以下、供給先基板110に実際に供給される電圧を動作電圧(Vcc)と称する。
供給先基板110は、平均電圧算出部111と、変動電圧算出部112と、CPU113とを備えている。CPU113は、RST(リセット)電圧監視部114を有している。
平均電圧算出部111は、定期的に動作電圧値を検出し、一定期間に検出した所定数の動作電圧値の平均値、すなわち平均電圧を算出する。本実施の形態の平均電圧算出部111は、電子回路で実現され、動作電圧の平均値をDC電圧として電源ユニット100にフィードバックする。
変動電圧算出部112は、定期的に動作電圧値を検出し、一定期間に検出した所定数の動作電圧値の変動値を算出し、変動値の平均値を算出する。以下、変動値の平均値を変動電圧と称する。本実施の形態の変動電圧算出部112は、図2に示すような電子回路で実現される。変動電圧算出部112は、図2に示す回路構成により動作電圧の変動分の電圧値(変動電圧値)を増幅、平滑化しDC電圧として電源ユニット100にフィードバックする。
平均電圧算出部111および変動電圧算出部112により電源ユニット100にフィードバックされた平均電圧の値(平均電圧値)および変動電圧の値(変動電圧値)は、いずれもCPU101を介してRAM103に書き込まれる。なお、RAM103に書き込まれた平均電圧値よび変動電圧値は、平均電圧算出部111および変動電圧算出部112により新たな値がフィードバックされると、新たな値に更新される。
なお、平均電圧算出部111および変動電圧算出部112は、それぞれ動作電圧および動作電圧の変動値の平均を算出したが、他の例としては平均値に替えて標準偏差等を算出してもよい。このように、平均電圧算出部111および変動電圧算出部112は、それぞれ所定数の動作電圧値および所定数の動作電圧の変動値を平滑化した値を算出すればよい。
RST電圧監視部114は、定期的に動作電圧とリセット電圧とを比較し、動作電圧がリセット電圧以下にならないよう監視する。本実施の形態においては、RST電圧監視部114は、50ms毎に動作電圧を監視することとする。RST電圧監視部114は、動作電圧がリセット電圧以下となった場合には、供給先基板110をリセットする。
図3は、動作電圧(Vin)、平均電圧、変動電圧およびリセット電圧の関係を示す図である。変動電圧値とリセット電圧値の差分が大きい場合には、供給電圧の値をより低い値に変更することが可能である。電圧制御部102は、RAM103に書き込まれた平均電圧値および変動電圧値に基づいて、供給電圧生成部105が生成する供給電圧の電圧値を決定する。
図4は、供給先基板110の平均電圧算出部111による平均電圧算出処理を示すフローチャートである。平均電圧算出部111は、例えば10msなど所定時間間隔で動作電圧値を読み取る(ステップS101)。そして、所定回分(図4の例においては5回分)の動作電圧値を取得するまでステップS101を繰り返し(ステップS102,No)、5回分の動作電圧値を取得すると(ステップS102,Yes)、平均電圧算出部111は、5回分の動作電圧値の平均値である平均電圧を算出する(ステップS103)。例えば、4.5V,4.7V,4.9V,4.6V,4.7Vの動作電圧に対し、平均電圧4.68Vが得られる。
次に、平均電圧算出部111は、電源ユニット100のCPU101を介して平均電圧値をRAM103に書き込む(ステップS104)。以上で、平均電圧算出部111による平均電圧算出処理が完了する。なお、平均電圧算出部111は、平均電圧算出処理を繰り返すことにより、定期的に平均電圧値を電源ユニット100にフィードバックする。
なお、変動電圧算出部112による変動電圧算出処理は、図4を参照しつつ説明した平均電圧算出部111による平均電圧算出処理とほぼ同様である。すなわち、変動電圧算出部112は、10ms毎に動作電圧値を読み取り(ステップS101)、変動値を算出する。そして、所定回分(図4の例においては5回分)の動作電圧値を取得し、変動値が算出されると(ステップS102,Yes)、変動電圧算出部112は、変動値の平均値、すなわち変動電圧値を算出する(ステップS103)。
次に、変動電圧算出部112は、電源ユニット100のCPU101を介して変動電圧値をRAM103に書き込む(ステップS104)。以上で、変動電圧算出部112による変動電圧算出処理が完了する。なお、変動電圧算出部112は、変動電圧算出処理を繰り返すことにより、定期的に変動電圧値を電源ユニット100にフィードバックする。
図5は、電源ユニット100の電圧制御部102による供給電圧決定処理を示すフローチャートである。なお、本実施の形態においては、動作電圧の基本設定値が5.0V、リセット電圧が4.2Vの場合を例に説明する。
供給電圧決定処理において、電圧制御部102は、RAM103に記憶されている電圧情報としての平均電圧および変動電圧を取得する(ステップS111)。そして、電圧制御部102は、平均電圧が4.5Vよりも大きく4.6以下であって、かつ変動電圧が0.2V以下である場合には(ステップS112,Yes、ステップS113,Yes)、供給電圧値を変更することなく、100ms待機し(ステップS114)、再びステップS111に戻る。
なお、ステップS111の処理を開始する前にステップS114において100ms待機するのは、RST電圧監視部114が50ms毎に電圧を監視していることと、供給電圧値が更新された場合に、更新後の電圧値で安定した後にステップS111からの処理を再開するのが好ましいことに起因するものである。
また、電圧制御部102は、平均電圧が4.5V以下の場合には(ステップS112,No、ステップS115,Yes)、5V電源の供給電圧値を現在設定されている値よりも0.1V高い値に設定し(ステップS116)、ステップS114へ進む。電圧制御部102はまた、平均電圧が4.5Vよりも大きく4.6以下であって、かつ変動電圧が0.2Vよりも大きい場合(ステップS112,Yes、ステップS113,No)も同様に、現在の供給電圧値よりも0.1V高い値を供給電圧値として設定する(ステップS116)。
また、電圧制御部102は、平均電圧が4.9V以上の場合には(ステップS112,No、ステップS115,No、ステップS117,Yes)、5V電源の供給電圧値を現在設定されている値よりも0.1V低い値に設定し(ステップS118)、ステップS114へ進む。電圧制御部102はまた、平均電圧が4.6Vよりも大きく4.9V未満であって、かつ変動電圧が0.2V以下である場合にも(ステップS112,No、ステップS115,No、ステップS117,No、ステップS119,Yes)、同様に現在の供給電圧値よりも0.1V低い値を供給電圧値として設定する(ステップS118)。
また、電圧制御部102は、平均電圧が4.6Vよりも大きく4.9V未満であって、かつ変動電圧が0.2Vよりも大きい場合には(ステップS112,No、ステップS115,No、ステップS117,No、ステップS119,No)、供給電圧値を変更することなく、ステップS114へ進む。
以上のように、電圧制御部102は、平均電圧が第1平均閾値(図5の例においては4.9V)以上である場合には、変動電圧によらず供給電圧値をより小さい値に変更し、平均電圧が第1平均閾値よりも小さい第2平均閾値(図5の例においては4.6V)以上である場合には、変動電圧が変動閾値よりも小さい場合にのみ供給電圧値をより小さい値に変更する。このように、平均電圧値が比較的高い値である場合には、リセット電圧を下回らない範囲において、供給電圧値をより小さい値に変更することができる。
また、電圧制御部102は、平均電圧が第2閾値よりも小さい第3平均閾値(図5の例においては4.5V)よりもさらに小さい場合には、変動電圧によらず供給電圧値をより大きい値に変更し、平均電圧が第3平均閾値以上であっても変動電圧が変動閾値よりも大きい場合には変動によりリセット電圧を下回る可能性があるため、供給電圧値をより大きい値に変更する。
このように、電圧制御部102は、以上の供給電圧決定処理を繰り返すことにより、動作電圧とリセット電圧との差分が大きい場合には、供給電圧値をより低い値に設定し、動作電圧とリセット電圧との差分が小さい場合には、供給電圧値をより高い値に設定する。すなわち、電圧制御部102は、供給先基板110の動作電圧に適した供給電圧値を決定することができる。供給電圧生成部105は、電圧制御部102により新たな供給電圧値が設定される度に、電源電圧の電圧値を新たな供給電圧値に変換するので、電源ユニット100は、供給先基板110の動作電圧に適した電圧値の供給電圧を供給することができる。
これにより、電源ユニット100は、供給先基板110の動作電圧に対し、必要以上に高い電圧値の供給電圧を画像形成装置1の各部に供給することなく、動作電圧に応じた最低限の電圧値の供給電圧を生成することができる。これにより、本実施の形態にかかる画像形成装置1においては、消費電力量を低減することができる。さらに、本実施の形態にかかる画像形成装置1においては、リセット電圧以下となるような値まで供給電圧値を下げることがないので、画像形成装置1の動作の負荷変動に対する安定性を保つことができる。
なお、ここでは、5.0V電源に対し、リセット電圧が4.2Vである場合の供給電圧決定処理の一例について説明したが、判定に用いる基準となる平均電圧および変動電圧の閾値の具体的な値は実施の形態に限定されるものではなく、任意に設定することができる。また、供給電圧決定処理は、5V電源にかえて3.3V電源に対しても適用することができる。
第1の実施の形態にかかる画像形成装置1においては、供給先基板110の変動電圧算出部112は、動作電圧の変動分の平均値を変動電圧として算出したが、この場合には、動作電圧の落ち込みによる動作電圧の極小値を得ることができない。そのため、平均値としての動作電圧に基づいて極小値を予測し、予測された極小値がリセット電圧を下回らないような供給電圧値を決定するような電圧決定ルールをRAM103等に記憶しておく必要がある。
これに対し、図6に示す第1の変更例にかかる変動電圧算出部115は、パルス・ストレッチャ回路で実現される。すなわち、変動電圧算出部115は、動作電圧の落ち込みの極小値を検出、ホールドし、これを電源ユニット100にフィードバックする。図7は、第1の変更例にかかる変動電圧算出部115により算出された変動電圧と、動作電圧、平均電圧およびリセット電圧の関係を示す図である。
図7より、実施の形態にかかる変動電圧算出部112により算出された変動電圧においては、極小値が得られなかったのに対し、第1の変更例にかかる変動電圧算出部115により算出された変動電圧においては、極小値を得ることができることがわかる。
これにより、電圧制御部102は、実測の変動電圧の極小値に基づいて、供給電圧値を決定することができる。すなわち、第1の変更例にかかる画像形成装置においては、より正確な動作電圧の変動を監視することができる。
図8は、第2の変更例にかかる画像形成装置2の全体構成を示すブロック図である。第2の変更例にかかる画像形成装置2においては、供給先基板130のCPU131が平均電圧算出部132および変動電圧算出部133を有しており、平均電圧算出処理および変動電圧算出処理は、ソフトウェアによって実現される。
また、第3の変更例としては、平均電圧算出部および変動電圧算出部は、いずれも電源ユニットが備えることとしてもよい。この場合には、供給先基板は、動作電圧を検出し、検出値を電源ユニットにフィードバックすればよい。
また、第4の変更例としては、本実施の形態にかかる画像形成装置1においては、電源ユニット100のRAM103等は、電圧決定ルールとしてのアルゴリズムを記憶したが、これに替えて、RAM103等は、電圧決定テーブルを記憶してもよい。電圧決定テーブルは、平均電圧および変動電圧と、これら平均電圧および変動電圧により定まる供給電圧値とを対応付けて記憶している。この場合には、電圧制御部102は、この電圧テーブルを参照し、供給先基板110から取得した平均電圧および変動電圧に基づいて、供給電圧値を決定すればよい。
第5の変更例としては、平均電圧および変動電圧の算出に際し、取得した複数の動作電圧値のうち最大値および最小値を除いた値のみを用いることとしてもよい。図9は、この場合の平均電圧および変動電圧の算出処理を示すフローチャートである。図9に示すように、5回分の動作電圧値の取得後(ステップS102,Yes)、5回分の動作電圧値のうち最大値および最小値を除いた値から平均値としての平均電圧または変動電圧を算出する(ステップS105)。例えば、4.5V,4.7V,4.9V,4.6V,4.7Vの動作電圧に対しては、4.5V、4.9Vが除外される。これにより、4.67Vの平均電圧値が算出される。
このように、最大値および最小値を除外することにより、ノイズ等に起因した瞬間的な異常値の影響を除外した平均値を得ることができる。
図10は、第6の変更例にかかる供給電圧決定処理を示すフローチャートである。第6の変更例にかかる供給電圧決定処理においては、電源ユニット100の電圧制御部102は、変動電圧のみに基づいて、供給電圧値を決定する。
具体的には、電圧制御部102は、RAM103に記憶されている電圧情報としての平均電圧を取得する(ステップS121)。そして、電圧制御部102は、平均電圧が4.3V以上で4.5Vよりも小さい場合には(ステップS122,Yes)、供給電圧値を変更することなく、100ms待機し(ステップS123)、再びステップS121へ戻る。
また、電圧制御部102は、平均電圧が4.5V以上の場合には(ステップS122,No、ステップS124,Yes)、5V電源の供給電圧値を現在設定されている値よりも0.1V小さい値に設定し(ステップS125)、ステップS123へ進む。
また、電圧制御部102は、平均電圧が4.3V未満の場合には(ステップS122,No、ステップS124,No)、供給電圧値を現在設定されている値よりも0.1V大きい値に設定し(ステップS126)、ステップS123へ進む。
(第2の実施の形態)
図11は、第2の実施の形態にかかる画像形成システム3の全体構成を示す図である。画像形成システム3は、画像形成装置20と複数の周辺機器とを備えている。図11には、周辺機として、第1周辺機21と、第2周辺機22とを備える画像形成システム3を示している。
このように、画像形成装置20は、ステープル、折り、合紙、裁断などの動作を行う際には周辺機との組み合わせによって使用される場合には、1または2以上の周辺機と接続され、画像形成システム3として動作する。
消費電力が比較的小さい周辺機は、独自の電圧供給源を有さず、接続先となる画像形成装置からの供給電圧により動作する。しかし、このような周辺機が複数用いられる場合にはハーネスが長くなることや負荷変動が複雑になる等の理由から、画像形成装置20において電圧降下によるリセットや不安定動作が生じる場合がある。そこで、本実施の形態にかかる画像形成システム3においては、周辺機21,22においても同様に周辺機21,22内の動作電圧から平均電圧および変動電圧を算出し、これらを画像形成装置20の本体へと送信することとする。そして、画像形成装置20においては、画像形成装置20だけでなく、画像形成システム3が備える周辺機における動作電圧に基づいて、電源ユニット200からの供給電圧の電圧値を設定することとする。
画像形成装置20の電源ユニット200は、画像形成装置20の各部だけでなく、第1周辺機21および第2周辺機22に対し供給電圧を供給する。
また、CPU202は、供給先基板210から供給先基板の動作電圧に対する平均電圧および変動電圧を取得し、これをRAM204に書き込むだけでなく、第1周辺機21および第2周辺機22それぞれから各周辺機の動作電圧に対する平均電圧および変動電圧を取得し、これらをRAM204に書き込む。電圧制御部203は、供給先基板201、第1周辺機21および第2周辺機22それぞれの変動電圧に基づいて、供給電圧値を決定するための基準とする基板を決定する。なお、基準となる基板を決定する処理については後に詳述する。
第1周辺機21は、平均電圧算出部211と、変動電圧算出部212と、CPU213とを備えている。また、第2周辺機22は、第1周辺機21と同様に、平均電圧算出部221と、変動電圧算出部222と、CPU223とを備えている。なお、各部の動作は、画像形成装置20の対応する各部の動作と同様である。
図12は、電圧制御部203が供給電圧値を決定する際に基準とする基板を決定する処理を示すフローチャートである。電圧制御部203は、RAM204から、供給先基板201、第1周辺機21および第2周辺機22それぞれから得られた変動電圧値を取得する(ステップS201)。次に、電圧制御部203は、得られた3つの変動電圧値の最大値を特定する。そして、画像形成装置20本体の供給先基板201の変動電圧値が最大値である場合には(ステップS202,Yes)、画像形成装置20本体の電圧情報(平均電圧および変動電圧)を選択する(ステップS203)。
また、第1周辺機21の変動電圧値が最大値である場合には(ステップS202,No、ステップS204,Yes)、電圧制御部203は、第1周辺機21の電圧情報を選択する(ステップS205)。また、第2周辺機22の変動電圧値が最大である場合には(ステップS202,No、ステップS204,No)、電圧制御部203は、第2周辺機22の電圧情報を選択する(ステップS206)。
電圧制御部203は、以上の処理により選択された電圧情報に基づいて、図5を参照しつつ説明した供給電圧決定処理により供給電圧値を決定する。
なお、第2の実施の形態にかかる画像形成システム3のこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置1の構成および処理と同様である。
以上のように、第2の実施の形態にかかる画像形成システム3によれば、変動電圧値が最大となる電圧情報に基づいて、供給電圧値を決定することができるので、画像形成装置20本体およびこれに接続された周辺機21,22のいずれにおいても、リセット電圧を下回ることなく可能な限り低い供給電圧を供給することができる。
なお、本実施の形態においては、画像形成装置20に2台の周辺機21,22が装着された場合について説明したが、画像形成装置20に3台以上の周辺機が接続された場合においても、画像形成装置20は同様の処理を行えばよい。
図13は、画像形成装置1,2,20の外観構成を示す図である。画像形成装置1,2,20は、図13に示すように、本体部141と、自動原稿送り装置(ADF,Auto Document Feeder)142と、ステープラおよびシフトトレイ付きのフィニッシャ143と、両面反転ユニット144と、拡張給紙トレイ145と、大容量給紙トレイ(LCT)146と、1ビン排紙トレイ147と、インサートフィダー148とを備えている。本体部141は、スキャナ部、書き込み部、感光体部、現像部、給紙部などを備えている。画像形成装置1においては、ユーザの用途に応じて、フィニッシャ143、拡張給紙トレイ145、インサートフィダー148などの周辺機が協働して所定の処理が実行される。
また、変更例としては、第1の実施の形態等において説明した画像形成装置の電源ユニット100の電圧制御部102等は、画像形成装置と専用線500を介して接続されたサーバ装置に搭載されてもよい。図14は、本変更例にかかる画像形成システム4の構成を示す図である。画像形成システム4は、画像形成装置40と、サーバ装置41とを備えている。画像形成装置40は、電源ユニット400と、供給先基板401の他、I/F部402を備え、それぞれがバスB1で相互に接続されている。図14の例では、画像形成装置40は、専用線500を介してサーバ装置41と接続する。I/F部402は、画像形成装置40をサーバ装置41に接続するための手段であり、I/F部402には、専用線500が接続されている。専用線500は、所定の通信速度を担保するものであるが、他の例としては、専用線500に替えてネットワークを介して画像形成装置40とサーバ装置41とを接続してもよい。なお、この場合には、ネットワークにおいても所定の通信速度を担保するのが好ましい。
また、サーバ装置41は、CPU410と、RAM412と、ROM413と、I/F部414と、通信I/F415とを備え、それぞれがバスB2で相互に接続されている。サーバ装置41は、例えばDFE(Digital Front End)などで実現される。I/F部414は、サーバ装置41を画像形成装置40に接続するための手段であり、I/F部414には、専用線500が接続されている。通信I/F415は、ネットワーク42に接続するための手段であり、ネットワーク42を介して、PC43と通信を行うことができる。サーバ装置41のCPU410は、実施の形態にかかる電源ユニット100のCPU101と同様に、電圧制御部411として機能する。RAM412またはROM413は、電圧決定ルールを記憶している。
本例においては、画像形成装置40の供給先基板401は、I/F部402を介して平均電圧および変動電圧をサーバ装置41に送信する。サーバ装置41では、I/F部414を介して平均電圧および変動電圧を受信すると、電圧制御部411は、平均電圧および変動電圧と、電圧決定ルールに基づいて、画像形成装置40の電源ユニット400が生成する供給電圧の電圧値を決定する。そして、電圧制御部411は、決定した供給電圧の電圧値をI/F部414を介して再び画像形成装置40に送信する。画像形成装置40においては、I/F部402を介して供給電圧値を受信すると、電源ユニット400は、受信した供給電圧値の電圧生成を行う。
なお、これ以外の画像形成装置40の構成および動作は、実施の形態において説明した画像形成装置の構成および動作と同様である。
他の例としては、図14に示すような画像形成装置とサーバ装置とを備えた画像形成システムにおいて、画像形成装置に替えて、サーバ装置のCPUが平均電圧算出部および変動電圧算出部を有することとしてもよい。この場合、供給先基板により検出された動作電圧の検出値は、専用線を介してサーバ装置に送信される。そして、サーバ装置において、平均電圧算出処理および変動電圧算出処理が行われ、平均電圧および変動電圧の値に基づいて、供給電圧の電圧値が決定される。画像形成装置は、サーバ装置において決定された電圧値をサーバ装置から受信する。そして、画像形成装置においては、受信した電圧値の電源電圧が生成される。
また、図14に示すような画像形成装置とサーバ装置とを備えた画像形成システムにおいて、さらに、図11に示すように、画像形成装置に接続する複数の周辺機器をさらに備えることとしてもよい。この場合に、画像形成装置は、画像形成装置および周辺機器それぞれにおいて算出された平均電圧および変動電圧を画像形成装置からサーバ装置に送信する。そして、サーバ装置において、画像形成装置および周辺機器それぞれの平均電圧および変動電圧に基づいて、供給電圧の電圧値を決定すればよい。
本実施の形態の画像形成装置1,2,20、周辺機21,22のCPUにおいて実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像形成装置1,2,20、周辺機21,22のCPUにおいて実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像形成装置1,2,20、周辺機21,22のCPUにおいて実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の画像形成装置1,2,20、周辺機21,22のCPUにおいて実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
1,2,20 画像形成装置
3 画像形成システム
21,22 周辺機
100 電源ユニット
101 CPU
102 電圧制御部
105 供給電圧生成部
110 供給先基板
111 平均電圧算出部
112,115 変動電圧算出部
113 CPU
114 RST電圧監視部
120 負荷回路
特開平11−249750号公報

Claims (12)

  1. 電圧を生成する電圧生成部と、
    前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、
    前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と、
    前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、
    前記変動電圧値に基づいて、前記電圧供給部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部と
    を備え、
    前記電圧生成部は、前記電圧値決定部により決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御基板の所定時間における電源電圧を平滑化した平滑値を算出する平滑値算出部をさらに備え、
    前記電圧値決定部は、さらに前記平滑値に基づいて前記電源電圧値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 第2時間に得られた前記変動電圧値を平滑化した平滑値を算出する第2平滑値算出部をさらに備え、
    前記電圧値決定部は、前記変動電圧値の前記平滑値に基づいて、前記電源電圧値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 第3時間における前記変動電圧値の極小値を検出する極小値検出部をさらに備え、
    前記電圧値決定部は、さらに前記極小値に基づいて、前記電源電圧値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記電圧値決定部は、前記変動電圧値と第1閾値とを比較し、比較結果に基づいて、前記電源電圧値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記電圧値決定部は、前記電源電圧の前記平滑値と第2閾値とを比較し、比較結果に基づいて、前記電源電圧値を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 少なくとも画像形成装置を備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    電圧を生成する電圧生成部と、
    前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、
    前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と
    を備え、
    前記画像形成システムは、
    前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、
    前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部と
    を備え、
    前記電圧生成部は、前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする画像形成システム。
  8. 画像形成装置と、1または2以上の周辺機器とを備えた画像形成システムであって、
    前記周辺機器は、
    電圧を生成する電圧生成部から供給された電源電圧により動作する負荷部材と、
    第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、
    前記変動電圧値を前記画像形成装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記周辺機器から前記変動電圧値を受信する受信部と、
    前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、
    前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と、
    前記供給先基板の前記第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、
    前記受信部が受信した前記周辺機器の1または2以上の前記変動電圧値と前記変動電圧算出部が算出した前記変動電圧値とを比較し、最大の前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部と
    を有し、
    前記電圧生成部は、前記電圧値決定部により決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする画像形成システム。
  9. 画像形成装置と、前記画像形成装置と接続し、前記画像形成装置の電源を制御するサーバ装置とを備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    電圧を生成する電圧生成部と、
    前記電圧生成部から供給された電源電圧により動作する、画像形成にかかる負荷部材と、
    前記電圧生成部から供給された前記電源電圧により動作し、前記負荷部材と同じ電源供給経路で前記電源電圧が供給される供給先基板と、
    前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出部と、
    前記変動電圧値を前記サーバ装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記画像形成装置から前記変動電圧値を受信する受信部と、
    前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定部と、
    前記電源電圧値を前記画像形成装置に送信する送信部と
    を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバ装置から前記電源電圧値を受信する受信部をさらに有し、
    前記電圧生成部は、前記電源電圧値の前記電源電圧を生成することを特徴とする画像形成システム。
  10. 画像形成装置で実行される電源制御方法であって、
    電源電圧が供給される供給先基板であって、画像形成にかかる負荷部材への電源供給経路と同じ前記電源供給経路で前記電源電圧が供給される前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出ステップと、
    前記変動電圧値に基づいて、前記供給先基板に供給される電源電圧値を決定する電圧値決定ステップと、
    前記電圧値決定ステップにおいて決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成する電圧生成ステップと
    を含むことを特徴とする電源制御方法。
  11. 少なくとも画像形成装置を備える画像形成システムで実行される電源制御方法であって、
    電源電圧が供給される供給先基板であって、画像形成にかかる負荷部材への電源供給経路と同じ前記電源供給経路で前記電源電圧が供給される前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する変動電圧算出ステップと、
    前記変動電圧値に基づいて、前記供給先基板に供給される電源電圧値を決定する電圧値決定ステップと、
    前記電圧値決定ステップにおいて決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成する電圧生成ステップと
    を含むことを特徴とする電源制御方法。
  12. 本体装置と、1または2以上の周辺機器とを備えた画像形成システムで実行される電源制御方法であって、
    前記周辺機器が、電圧生成部から供給された電源電圧により動作する前記周辺機器の負荷部材の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する第1変動電圧算出ステップと、
    前記周辺機器が、前記変動電圧値を前記画像形成装置に送信する送信ステップと、
    前記画像形成装置が、前記周辺機器から前記変動電圧値を受信する受信ステップと、
    前記画像形成装置が、電源電圧が供給される供給先基板であって、画像形成にかかる負荷部材への電源供給経路と同じ前記電源供給経路で前記電源電圧が供給される前記供給先基板の第1時間における前記電源電圧の変動電圧値を算出する第2変動電圧算出ステップと、
    前記画像形成装置が、1または2以上の前記周辺機器から受信した1または2以上の前記変動電圧値と前記第2変動算出ステップにおいて算出した前記変動電圧値とのうち最大の前記変動電圧値に基づいて、前記電圧生成部から供給される電源電圧値を決定する電圧値決定ステップと、
    前記画像形成装置が、前記電圧決定ステップにおいて決定された前記電源電圧値の前記電源電圧を生成する電圧生成ステップと
    を含むことを特徴とする電源制御方法。
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