JP2013176471A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013176471A
JP2013176471A JP2012042489A JP2012042489A JP2013176471A JP 2013176471 A JP2013176471 A JP 2013176471A JP 2012042489 A JP2012042489 A JP 2012042489A JP 2012042489 A JP2012042489 A JP 2012042489A JP 2013176471 A JP2013176471 A JP 2013176471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sound
unit
processing apparatus
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012042489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kubota
幸雄 久保田
Satoshi Ejima
聡 江島
Takeo Motohashi
武男 本橋
Mitsuko Matsumura
光子 松村
Hiroki Ono
広起 小野
Masaichi Sekiguchi
政一 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2012042489A priority Critical patent/JP2013176471A/ja
Publication of JP2013176471A publication Critical patent/JP2013176471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】感染症の流行予防のための適切な処理を行うことが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、音取得装置12が取得した音から、身体からの生理的な音(くしゃみ、せき、鼻をすする音、鼻をかむ音)を抽出する抽出部34と、前記抽出部の抽出結果に基づいて、集団の体調情報を生成する生成部44と、を備えている。更に前記音取得装置が音を取得している範囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置16から画像を取得する画像取得部36を備えていてもよい。この場合、前記画像取得部が取得した画像から得られるマスクの着用に関する情報を抽出する画像抽出部38を備えていてもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、感染症拡大に対する対応策に関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1は、人を収容する空間の特定位置にエアーカーテンを発生させ、部分的なエリアを対象に感染防止対策を施すというものである。また、特許文献2は、感染症が流行した時に病原体が建物や部屋の中に進入するのを防止するため、建物等への入場時に感染者であるかどうかを判別し、入場規制を行うことで病原体が建物等の内部に進入するのを防止するというものである。
特開2011−30719号公報 特開2010−128976号公報
しかしながら、従来の技術では、既に感染症に感染している人からの感染を防止する措置を講じているのみであるため、感染症が流行する前に予防的に注意を促したり、感染症が流行する前に必要に応じた対処を行ったりすることは困難であった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、感染症の流行予防のための適切な処理を行うことが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、音取得装置(12)が取得した音から、身体からの生理的な音を抽出する抽出部(34)と、前記抽出部の抽出結果に基づいて、集団の体調情報を生成する生成部(44)と、を備えている。
また、本発明の情報処理装置は、音取得装置(12)が取得した音から、身体からの生理的な音を抽出する抽出部(34)と、環境に関する情報を抽出する環境抽出部(42)と、前記抽出部と、前記環境抽出部との抽出結果を記憶する記憶部(51、52)と、を備えている。
本発明の情報処理装置では、前記音取得装置が音を取得している範囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置(16)から画像を取得する画像取得部(36)を備えていてもよい。この場合、前記画像取得部が取得した画像から得られるマスクの着用に関する情報を抽出する画像抽出部(38)を備えていてもよい。また、前記撮像装置は、赤外線カメラ(18a)を含み、前記赤外線カメラにより撮像された画像から抽出される人の体温に関する情報を抽出する体温抽出部(40)を備えていてもよい。
本発明の情報処理装置では、前記身体からの生理的な音には、くしゃみ、せき、鼻をすする音、鼻をかむ音の少なくとも1つが含まれていてもよい。また、前記身体からの生理的な音のパターンを格納するメモリ(50)を備え、前記抽出部は、前記メモリに格納されている前記パターンを用いて、前記身体からの生理的な音を抽出することとしてもよい。また、前記音取得装置が音を取得している範囲又は当該範囲の近傍の情報を外部情報源(70)から取得する情報取得部(42)を備えていてもよい。この場合、前記情報取得部が取得する情報は、感染症流行情報、花粉飛散情報、及び気温情報、湿度情報の少なくとも1つを含んでいてもよい。
また、生成部を有する本発明の情報処理装置では、前記生成部により生成される前記集団の体調情報に基づいて、被制御機器(60)を制御する制御部(46)を備えていてもよい。
また、本発明の情報処理装置は、音取得装置(12)が取得した音から、身体からの生理的な音を抽出する第1抽出部(34)と、環境に関する情報を抽出する第2抽出部(42)と、前記第1、第2抽出部の抽出結果に基づいて、被制御機器(60)を制御する制御部と、を備えている。
この場合において、前記第2抽出部は、前記音取得装置が音を取得している範囲の環境と、前記音取得装置が音を取得していない範囲の環境との少なくとも1つの環境を抽出することとしてもよい。
また、本発明の情報処理装置は、身体からの生理的な音に起因した物理量を検出する第1検出部(274)と、前記第1検出部が検出した結果を報知する報知部(260,210)と、を備えている。
この場合において、位置情報を検出する位置検出部(272)を備えていてもよい。また、時間情報を検出する第2検出部(230)を備えていてもよい。また、前記第1検出部は加速度センサ(274)を有していてもよい。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
本発明の情報処理装置は、感染症の流行予防のための適切な処理を行うことができるという効果を奏する。
一実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 情報入出力部が学校に設置された場合の例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置の機能ブロック図である。 図5(a)は、パターンテーブルを示す図であり、図5(b)は、特定音データDBを示す図である。 図6(a)は、環境データDBを示す図であり、図6(b)は、生成データDBを示す図である。 生成部の処理を示すフローチャート(その1)である。 生成部の処理を示すフローチャート(その2)である。 図9(a)は携帯端末の概要図であり、図9(b)は携帯端末のブロック図を示す図である。
以下、一実施形態に係る情報処理システムについて、図1〜図8に基づいて、詳細に説明する。図1には、情報処理システム100の構成がブロック図にて示されている。この情報処理システム100は、学校や役所、図書館、ショッピングセンタ、コンサートホールなどの人が集まる建物内において、感染症(例えば、季節性インフルエンザ、新型インフルエンザ、SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome:重症急性呼吸器症候群)など)の流行が拡大する前に、予防的に注意を促したり、必要に応じた対応を行うものである。なお、本実施形態では、情報処理システム100が学校に適用された場合について説明するものとする。
情報処理システム100は、図1に示すように、1又は複数の情報入出力部10と、情報処理装置30と、1又は複数の被制御機器60と、1又は複数の情報提供装置70と、を備える。これらのうち、情報処理装置30と、情報提供装置70とは、インターネットなどのネットワーク80に接続されている。
(情報入出力部10)
情報入出力部10は、図2に示すように、学校の各階の廊下や階段の踊場などにおいて、天井部に設けられるユニットであるものとする。なお、情報入出力部10を各教室に設けても構わない。この情報入出力部10は、図1に示すように、マイク12と、スピーカ14と、撮像装置16と、温度計20と、湿度計22と、を有する。
マイク12は、学校内の音、音声を集音するものである。マイク12において集音された音のデータは、情報処理装置30に対して入力される。スピーカ14は、学校内で感染症が流行する可能性がある場合に、予防的な注意を促すアナウンスを行うためのものである。
撮像装置16は、マイク12が集音している範囲の少なくとも一部を撮像する装置であり、図4に示すように、赤外線カメラ18aと、カメラ18bとを有しているものとする。赤外線カメラ18aは、学校内に存在する人の体表面温度を測定するためのカメラ(赤外線サーモグラフィ装置)である。カメラ18bは、撮影レンズ、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、及び撮像素子を制御する制御回路などを有する。カメラ18bは、学校内の様子を静止画または動画により撮像する。なお、カメラ18bは、赤外線カメラ18aにより温度が所定温度(35℃)以上の物体(人)が撮像された場合に、撮像を開始することとしてもよい。赤外線カメラ18aとカメラ18bにより撮像された画像は、画像取得部36に入力される。
温度計20は、学校内の温度を測定する。また、湿度計22は、学校内の湿度を測定する。なお、温度計20と湿度計22は一体構造の温湿度計であってもよい。
(情報処理装置30)
情報処理装置30は、情報入出力部10で取得された情報や情報提供装置70から情報を取得し、これらの情報に基づいて、被制御機器60を制御したり、スピーカ14からの報知を行ったりする装置である。なお、情報処理装置30は、学校内に設置されてもよいし、データセンタなどに設置されてもよい。図3には、情報処理装置30のハードウェア構成が示されている。この図3に示すように、情報処理装置30は、CPU90、ROM92、RAM94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。情報処理装置30の構成各部は、バス98に接続されている。ネットワークインタフェース97としては、無線/有線LAN、USB、HDMI、Bluetooth(登録商標)などの様々な接続規格を採用することができる。情報処理装置30では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラムをCPU90が実行することにより、図4の各部の機能が実現される。
図4には、情報処理装置30の機能ブロック図が示されている。この図4に示すように、情報処理装置30では、CPU90がプログラムを実行することにより、音声取得部32、特定音抽出部34、画像取得部36、特定画像抽出部38、体温抽出部40、環境データ抽出部42、生成部44、制御部46としての機能を実現する。なお、図4では、HDD96等に格納されているパターンテーブル50、特定音データDB51、環境データDB52、生成データDB54についても図示がされている。
音声取得部32は、マイクで集音された音、音声のデータを取得し、特定音抽出部34に対して送信する。
特定音抽出部34は、パターンテーブル50に基づいて、音声取得部32で集音された音、音声のデータから、特定音を抽出し、当該特定音の数(回数)を取得する。また、特定音抽出部34は、所定時間内における特定音の回数のデータを特定音データDB51に格納する。ここで、特定音は、人の身体からの生理的な音であり、例えば、咳、くしゃみ、鼻をすする音、鼻をかむ音であるものとする。なお、パターンテーブル50には、図5(a)に示すように、咳、くしゃみ、鼻をすする音、鼻をかむ音の特徴(例えば、音圧の時間変化や周波数など)が定義されているものとする。なお、例えば咳であれば、突発的で瞬間的な音圧の増加などの特徴がパターンテーブル50に定義される。また、特定音データDB51は、図5(b)に示すように、日時と、咳、くしゃみ、鼻をすする音、鼻をかむ抽出頻度(例えば、1分あたりの回数)と、が格納される。なお、特定音データDB51には、抽出頻度に代えて抽出回数が格納されてもよい。なお、本実施形態では、学校内に設けられた全てのマイクで集音された音のデータから抽出された特定音の抽出回数を合計して、特定音データDB51に格納するものとする。ただし、これに限らず、全てのマイクで集音された音のデータから抽出された特定音の抽出回数を平均して、特定音データDB51に格納してもよい。
画像取得部36は、撮像装置16(赤外線カメラ18a、カメラ18b)により撮像された画像を取得し、カメラ18bにより撮像された画像を特定画像抽出部38に送信するとともに、赤外線カメラ18aにより撮像された画像を体温抽出部40に送信する。
特定画像抽出部38は、カメラ18bにより撮像された画像から、マスクの着用に関する情報、例えばマスクを着用している人の数、割合等を抽出する。この場合、特定画像抽出部38は、マスクの画像やマスクを着用している人の画像(テンプレート画像)を用いた、テンプレートマッチングにより、マスクの着用に関する情報を抽出する。特定画像抽出部38で抽出された情報は、生成部44に対して入力される。なお、本実施形態では、学校内に設けられた各カメラ18bで撮像された画像から抽出されるマスク着用数を合計又は平均して、生成部44に対して入力してもよいし、学校内に設けられた各カメラ18bで撮像された画像から抽出されるマスク着用率を平均して、生成部44に対して入力してもよい。
なお、特定画像抽出部38は、マスクの着用に関する情報を、赤外線カメラ18aにより撮像された画像の口周辺の温度差に基づいて抽出することもできる。このような場合には、カメラ18bを情報入出力部10から省略してもよい。カメラ18bを省略した場合、人の画像(見たままの状態の画像)を撮像しなくなるので、プライバシ保護を図ることが可能となる。
体温抽出部40は、赤外線カメラ18aにより撮像された画像から、体温が所定値(例えば、38℃)以上である人の数や割合を抽出し、生成部44に対して入力する。なお、本実施形態では、学校内に設けられた各赤外線カメラ18aで撮像された画像から抽出される体温の高い人の数を合計又は平均して、生成部44に対して入力してもよいし、学校内に設けられた各赤外線カメラ18aで撮像された画像から抽出される体温の高い人の割合を平均して、生成部44に対して入力してもよい。
環境データ抽出部42は、温度計20、湿度計22、及び情報提供装置70から情報を取得又は抽出して、環境データDB52に格納する。環境データDB52は、図6(a)に示すようなデータベースであり、データを取得した日時又はデータが発表された日時が入力される「日時」、インフルエンザなどの感染症の流行情報の有無や花粉の飛散状況が入力される「近隣市町村の感染症流行情報」、「自市町村の感染症流行情報」、「花粉飛散情報」、室内外の温度、湿度が入力される「室内温度情報」、「室内湿度情報」、「室外温度情報」、「室外湿度情報」の各フィールドを有している。環境データ抽出部42は、室内温度情報を温度計20から取得し、室内湿度情報を湿度計22から取得し、それ以外の情報を情報提供装置70から取得する。なお、室内温度情報は、学校内に設けられた各温度計20の値を平均した値であるものとする。また、室内湿度情報は、学校内に設けられた各湿度計22の値を平均した値であるものとする。
生成部44は、特定音データDB51から読み出した特定音の回数や頻度、特定画像抽出部38から入力されたマスクの着用数や割合、体温抽出部40から抽出された体温が所定値以上の人の数や割合、及び環境データDB52に基づいて、感染症の流行可能性を示すスコアを算出したり、被制御機器60やスピーカの制御の必要性を判定したりする。生成部44は、感染症の流行可能性を示すスコアや制御の必要性を生成データDB54に格納する。生成データDB54は、図6(b)に示すように、データを生成した日時が入力される「日時」、感染症の流行可能性を示すスコアが入力される「スコア」、被制御機器60の制御情報が入力される「空気清浄機」、「加湿器」、「エアコン」、スピーカの制御の必要性が入力される「注意情報報知」の各フィールドを有している。
制御部46は、生成データDB54に基づいて、被制御機器60を制御する。
(被制御機器60)
被制御機器60は、空気清浄機、加湿器、エアコンなどの機器である。空気清浄機は、空気中に浮遊する細かい粒子(例えば、粉塵や花粉、ハウスダスト)を取り除く装置である。空気清浄機としては、HEPAフィルタやULPAフィルタを有するファン式や、電気集塵式、イオン式のいずれの方式の装置を用いてもよい。加湿器は、学校内の湿度を高くすることができればよく、その方式は、気化式、水噴霧式、蒸気式のいずれであってもよい。エアコンは、学校内の温度を調整するための装置である。なお、被制御機器60としては、上記機器が組み合わさったもの(例えば、空気清浄機能を有するエアコンなど)を用いることとしてもよい。
(情報提供装置70)
情報提供装置70は、保健所、市役所が保有する端末やサーバ、及び気象庁や気象協会が保有する端末やサーバなどを含む。保健所、市役所が保有する端末やサーバは、市町村における感染症の流行情報を提供する。また、気象庁や気象協会が保有する端末やサーバは、各地における花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネ、シラカバなど、人の免疫力を低下させる花粉)の飛散情報を提供したり、各地の気温や湿度を提供したりする。
次に、図7、図8に基づいて、情報処理装置30の生成部44の処理について説明する。図7、図8の処理は、所定時間毎に(例えば、1日2回など)行われる処理であるものとする。なお、感染症の流行可能性を示すスコア(値が大きいほど感染症の流行可能性が高い)は初期値0に設定されているものとする。
本処理では、まず、図7のステップS10において、生成部44が、特定音データDB51から取得した咳、くしゃみ等の回数や頻度が、閾値Aを超えているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS12に移行し、否定された場合には、ステップS12を経ずにステップS14に移行する。
ステップS12に移行した場合、生成部44は、スコアに値aを加算する。咳等の回数や頻度が高い場合ほど、感染症の流行可能性が高いといえるからである。この場合の値aは固定値であってもよいし、咳やくしゃみなどの回数や頻度に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS12の処理が終了するとステップS14に移行する。
ステップS14では、生成部44が、特定画像抽出部38から入力されたマスク着用率が、閾値Bを超えているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS16に移行し、否定された場合には、ステップS16を経ずにステップS18に移行する。
ステップS16に移行した場合、生成部44は、スコアに値bを加算する。マスク着用率が高い場合ほど、感染症の流行可能性が高いといえるからである。この場合の値bは固定値であってもよいし、マスク着用率に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS16の処理が終了するとステップS18に移行する。
ステップS18では、生成部44が、体温抽出部40から入力された体温が所定値(例えば38℃)以上の人の率(体温が高い人の率)が閾値C以上であるか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS20に移行し、否定された場合には、ステップS20を経ずにステップS22に移行する。
ステップS20に移行した場合、生成部44は、スコアに値cを加算する。体温が高い人の率が高い場合ほど、感染症の流行可能性が高いといえるからである。この場合の値cは固定値であってもよいし、体温が高い人の率に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS20の処理が終了するとステップS22に移行する。
ステップS22では、生成部44が、環境データDB52を参照して最新の近隣市町村の感染症情報が「あり」になっているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS24に移行し、否定された場合には、ステップS24を経ずにステップS26に移行する。
ステップS24に移行した場合、生成部44は、スコアに値dを加算する。近隣市町村で感染症情報がある場合ほど、感染症の流行可能性が高いといえるからである。この場合の値dは固定値であってもよいし、例えば、環境データDB52に感染症情報が「あり」の近隣市町村数や割合、感染症の種別などの情報が記録されている場合には、値dとしてそれらの情報に応じて変動する変動値を用いてもよい。ステップS24の処理が終了するとステップS26に移行する。
ステップS26では、生成部44が、環境データDB52を参照して最新の自市町村の感染症情報が「あり」になっているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS28に移行し、否定された場合には、ステップS28を経ずに図8のステップS30に移行する。
ステップS28に移行した場合、生成部44は、スコアに値eを加算する。自市町村で感染症情報がある場合ほど、感染症の流行可能性が高いといえるからである。この場合の値eは固定値であってもよいし、感染症の種別などの情報に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS28の処理が終了するとステップS30に移行する。
ステップS30では、生成部44が、環境データDB52を参照して最新の花粉飛散情報が「多」になっているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS32に移行し、否定された場合には、ステップS32を経ずにステップS34に移行する。
ステップS32に移行した場合、生成部44は、スコアに値fを加算する。花粉飛散量が多いほど人の免疫力は低下するため、感染症の流行可能性が高いといえるからである。この場合の値fは固定値であってもよいし、例えば、環境データDB52に花粉の種別が記録されている場合には、値fとしてそれらの情報に応じて変動する変動値を用いてもよい。なお、生成部44は、ステップS30の判断を行わないこととしてもよい。この場合、ステップS32では、花粉飛散情報が少ない、多い、非常に多い、猛烈に多い、などの段階に応じた値をスコアに加算することとしてもよい。
ステップS34では、生成部44が、環境データDB52の室内温度情報を参照して、室内温度が所定範囲G外であるか否かを判断する。なお、所定範囲Gとしては、人が快適に過ごせる温度範囲、例えば、20℃以上28℃以下などの範囲とすることができる。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS36に移行し、否定された場合には、ステップS36を経ずにステップS38に移行する。
ステップS36に移行した場合、生成部44は、スコアに値gを加算する。室温が快適に過ごせる温度で無い場合、感染症の流行可能性が高いといえるからである。また、生成部44は、生成データDB54のエアコンの欄に「ON」を入力する。この場合の値gは固定値であってもよいし、温度に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS36の処理が終了するとステップS38に移行する。
ステップS38では、生成部44が、環境データDB52の室外温度情報を参照して、室外温度が所定範囲H内であるか否かを判断する。なお、所定範囲Hは、感染症が流行しやすい温度範囲(例えば、10℃以下や、35℃以上など)であるものとする。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS40に移行し、否定された場合には、ステップS40を経ずにステップS42に移行する。
ステップS40に移行した場合、生成部44は、スコアに値hを加算する。この場合の値hは固定値であってもよいし、温度に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS40の処理が終了するとステップS42に移行する。
ステップS42では、生成部44が、環境データDB52の室内湿度情報を参照して、室内湿度が閾値I以下であるか否かを判断する。なお、閾値Iは、感染症が流行しやすい湿度の上限(例えば、35%など)であるものとする。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS44に移行し、否定された場合には、ステップS44を経ずにステップS46に移行する。
ステップS44に移行した場合、生成部44は、スコアに値iを加算する。湿度が低いほど、感染症の流行可能性が高いといえるからである。また、生成部44は、生成データDB54の加湿器の欄に「ON」を入力する。なお、値iは固定値であってもよいし、室内湿度に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS44の処理が終了するとステップS46に移行する。
ステップS46では、生成部44が、環境データDB52の室外湿度情報を参照して、室外湿度が閾値J以下であるか否かを判断する。なお、閾値Jは、感染症が流行しやすい湿度の上限(例えば、35%など)であるものとする。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS48に移行し、否定された場合には、ステップS48を経ずにステップS50に移行する。
ステップS48に移行した場合、生成部44は、スコアに値jを加算する。なお、値jは固定値であってもよいし、室外湿度に応じて変動する変動値であってもよい。ステップS48の処理が終了するとステップS50に移行する。
ステップS50では、生成部44が、スコアが基準値K以上か否かを判断する。ここで、基準値Kは、感染症が流行しやすくなる目安の値であり、例えば、過去の実績やシミュレーションの結果などに基づいて設定する値であるものとする。このステップS50の判断が肯定された場合には、ステップS52に移行し、否定された場合には、ステップS52を経ずにステップS54に移行する。
ステップS52では、生成部44が、生成データDB54の空気清浄機の欄に「ON」を入力する。また、生成データDB54の注意情報報知の欄に「要」を入力する。ステップS52の処理が終了するとステップS54に移行する。
ステップS54では、生成部44が、生成データDB54の空欄への入力を行う。この場合、生成部44は、「日時」の欄には、環境データDB52に記録されている最新の日時や、現在の日時などを入力する。また、生成部44は、「スコア」の欄には、スコアの最終値を入力する。また、生成部44は、「空気清浄機」、「加湿器」、「エアコン」の空欄には、OFFを入力し、「注意情報報知」の空欄には、「不要」を入力する。
以上の処理が終了すると、図6、図7の全処理が終了する。なお、図6、図7の各判断(S10、S14、S18、S22、S26、S30、S34、S38,S42,S46)の順番は任意である。したがって、図6、図7の各判断の順番を入れ替えてもよい。また、一部の判断を行わないこととしてもよい。このように判断の一部を省略した場合には、図1の構成要素のうち不要となる構成要素を省略してもよい。例えば、ステップS18を省略した場合には、赤外線カメラ18aを省略してもよい。
制御部46では、図6、図7の処理により生成された生成データDB54に基づいて、被制御機器60(空気清浄機、加湿器、エアコン)を制御する。また、生成データDB54の注意情報報知の欄が「要」となっている場合には、制御部46は、スピーカを用いて、例えば“感染症が流行しているか、感染症が流行する兆しがあります。手洗いやマスク着用など感染対策を講じてください”などのメッセージを学校内に放送する。なお、制御部46は、例えば、職員室に設けた情報入出力部10のスピーカ14から、学級閉鎖の検討を促すアナウンスを教職員に対して行うこととしてもよい。また、生成データDB54の注意情報報知の欄が「要」となっている場合には、空気清浄機やエアコンのフィルタの清掃や、特定音の数(回数)が多かった場所の清掃(特に手すりやドアノブなどの清掃)を報知したり、マスク、消毒用アルコール、うがい薬などの備品の購入を報知してもよい、これらの報知は、ネットワーク80を介して各家庭のパソコンや、携帯機器に対して行ってもよい。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、特定音抽出部34が、マイク12が集音した音から身体からの生理的な音(咳、くしゃみ、鼻をすする音、鼻をかむ音など)を抽出し、生成部44が特定音抽出部34の抽出結果に基づいて、集団の体調情報(学校内で感染症が流行する可能性の情報)を生成する。このように、身体からの生理的な音に基づいて感染症の流行を予測することで、感染症の流行予防のための適切な処置(被制御機器60の制御や、スピーカ14を用いたアナウンスなど)を行うことが可能である。これにより、感染症の拡大を抑制することが可能となる。
また、本実施形態によると、特定音抽出部34が、マイク12が集音した音から身体からの生理的な音(咳、くしゃみ、鼻をすする音、鼻をかむ音)を抽出し、環境データ抽出部42が、環境に関する情報(感染症流行情報、花粉飛散情報、室内外の温湿度)を抽出し、これらの抽出結果を生成データDB54及び環境データDB52に格納する。これにより、生成データDB54及び環境データDB52に基づいた感染症の流行予防のための適切な処置を講じることが可能である。
また、本実施形態では、画像取得部36が、マイク12が集音している範囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置16から画像を取得するので、生理的な音のほか、画像を考慮して、感染症の流行予防のための適切な処置を講じることが可能である。この場合、特定画像抽出部38は、画像からマスク着用に関する情報(マスクの着用数、着用率など)を抽出するので、マスク着用に関する情報に基づいた、感染症の流行予防のための適切な処置を講じることが可能である。また、撮像装置16が赤外線カメラ18aを含んでおり、体温抽出部40は、赤外線カメラ18aにより撮像された画像から抽出される人の体温に関する情報を抽出するので、体温の高い人の数や割合に基づいた、感染症の流行予防のための適切な処置を講じることが可能である。
また、本実施形態では、身体からの生理的な音のパターン(特徴)を格納するパターンテーブル50を備え、特定音抽出部34は、パターンテーブル50に格納されているパターン(特徴)を用いて、身体からの生理的な音を抽出する。これにより、マイクで集音された音のデータから、身体からの生理的な音を簡易かつ適切に抽出することができる。
また、本実施形態では、環境データ抽出部42が、マイク12が集音している範囲又は当該範囲の近傍の情報(感染症流行情報、花粉飛散情報、及び気温情報、湿度情報)を情報提供装置70から取得するので、当該情報に基づいた、感染症の流行予防のための適切な処置を講じることが可能である。
また、本実施形態では、制御部46が、生成部44により生成される生成データDB54に基づいて、被制御機器60を制御するので、自動的に、生成データDB54の内容に基づいた感染症の流行予防のための処置を行うことができる。
また、本実施形態では、環境データ抽出部42が、学校内(室内)と学校外(室外)の温度や湿度を取得して、環境データDB52に格納するので、当該情報に基づいた、感染症の流行予防のための適切な処置を講じることが可能である。
なお、図7、図8の処理は、一例である。すなわち、生成部44は、特定音抽出部34、特定画像抽出部38、体温抽出部40、及び環境データ抽出部42のデータを種々の方法で解析することができる。例えば、生成部44は、各データを種類毎に別々に評価して、評価結果をレーダチャートなどに記録し、当該レーダチャート上の図形の面積や形状などから、感染症の流行可能性を解析するようにしてもよい。また、各データの変化(増加傾向や減少傾向など)を解析して、感染症の流行可能性を判断してもよい。また、花粉飛散量が多い場合はマスクを着用する人が多いため、マスク着用率からは感染症の流行可能性を判断できない場合もある。このように、データ間に相関関係が有るような場合には、当該相関関係を考慮した分析を行うこととしてもよい。
なお、上記実施形態では、学校内を複数ブロックに分けて、各ブロック毎にスコアを算出するようにしてもよい。例えば教室ごとにブロックを分ければ、クラス毎に、感染症の流行可能性を解析することができるので、学級閉鎖を行うか否かの判断を適切に行うことができる。また、各階ごとにブロックを分けることで、例えば学年毎に感染症の流行可能性を解析することが可能となる。
なお、上記実施形態では、環境データ抽出部42が、学校の外の気温を情報提供装置70から取得する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、校舎の外に温度計(エアコンの室外機に設置されている温度計や百葉箱の温度計など)がある場合には、環境データ抽出部42は、当該温度計の検出値を取得することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、情報入出力部10にスピーカ14を設け、当該スピーカ14を用いた報知を行う場合について説明したが、これに限らず、学校内に設置されている既存のスピーカを用いて報知することとしてもよい。この場合、情報入出力部10のスピーカ14を省略することとしてもよい。
なお、上記実施形態の情報入出力部10を会社に設置する場合には、感染症の流行可能性に基づいて、自宅勤務を促すアナウンスを行うなどすることができる。
(変形例)
以下、図9に基づいて変形例について説明する。
図9(a)は、携帯端末200の概要図であり、図9(b)は携帯端末200のブロック図である。本変形例では、携帯端末200により、携帯端末200のユーザが生理的な特定音を発するときの加速度を検出することにより、ユーザが特定音を発生した回数を記録するものである。
携帯端末200は、ディスプレイ210、タッチパネル220、カレンダ部230、マイク240、スピーカ250、通信部260、センサ部270、フラッシュメモリ280、及び制御部290を有する。なお、携帯端末200は、これに加えて、撮像部や通話部などを有していてもよい。
ディスプレイ210は、画像、各種情報およびボタン等の操作入力用画像を表示するものであり、例えば液晶表示素子を用いたデバイスである。タッチパネル220は、ユーザが触れたことに応じて情報を入力する。
カレンダ部230は、年、月、日、時刻といった時間情報を取得して、制御部290に出力する。さらに、カレンダ部230は、計時機能を有する。
マイク240は、図9(a)に示すように、ディスプレイ210の下方に設けられており、音声を収集するものである。スピーカ250は、図9(a)に示すように、ディスプレイ210の上方に設けられ、音声を出力するものである。
通信部260は、各種の接続規格を採用することができ、他の携帯端末や上述した情報処理装置30と通信するものである。
センサ部270は、各種センサを有しており、本変形例においては、GPS(Global Positioning System)モジュール272、加速度センサ274を有している。GPSモジュール272は、携帯端末200の位置(例えば緯度および経度)を検出するセンサである。加速度センサ274は、圧電素子や歪ゲージなどを用いることができる。本変形例では、加速度センサ274は、ユーザが生理的な特定音を発するときの加速度を検出するものである。なお、この加速度センサ274の軸数は1軸から3軸の間で任意に設定することができる。特定音が咳であるとすると、咳をした際には、体において例えば特開平9-98964号公報に記載されているように特定の加速度成分が検出される。ユーザが業務中や授業中であれば、携帯端末200はポケット(例えば胸ポケット)に収納されていることが多いため、ユーザが咳をしたときには加速度センサ274により特定の加速度が検出されることになる。本変形例では、咳をした際の特定の加速度を検出した回数や、日時、場所を後述のフラッシュメモリ280に記憶させるとともに、ディスプレイ210に表示したり、スピーカ250から音声案内する。なお、特定の加速度は、実験によりその周波数を特定すればよい。なお、ユーザが咳をする際の特定音をマイク240により検出するようにしてもよい。
フラッシュメモリ280は、各種プログラムや、データを記憶する不揮発性のメモリであり、上述のようにユーザが特定音を発したときの状況を記憶するものである。
制御部290は、CPUを有し、携帯端末200全体を制御するものである。本変形例によれば、ユーザが特定音を発したときの様子を特段の操作なしに記憶することができる。また、例えば、このデータを携帯端末200から情報処理装置30に提供することにより、どのエリアでどのような感染症が発生しているかという情報を共有することができる。なお、この携帯端末200を子供に持たせた場合には、子供が外出しているときの様子を取得でき、親が子供の健康状態を把握することも可能である。
上述した実施形態および変形例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能であり、実施形態と変形例とを適宜組み合わせることも可能である。
12 マイク
16 撮像装置
18a 赤外線カメラ
18b カメラ
34 特定音抽出部
36 画像取得部
38 特定画像抽出部
40 体温抽出部
42 環境データ抽出部
44 生成部
46 制御部
50 パターンテーブル
51 特定音データDB
52 環境データDB
60 被制御機器
70 情報提供装置

Claims (16)

  1. 音取得装置が取得した音から、身体からの生理的な音を抽出する抽出部と、
    前記抽出部の抽出結果に基づいて、集団の体調情報を生成する生成部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 音取得装置が取得した音から、身体からの生理的な音を抽出する抽出部と、
    環境に関する情報を抽出する環境抽出部と、
    前記抽出部と、前記環境抽出部との抽出結果を記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記音取得装置が音を取得している範囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置から画像を取得する画像取得部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像取得部が取得した画像から得られるマスクの着用に関する情報を抽出する画像抽出部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記撮像装置は、赤外線カメラを含み、
    前記赤外線カメラにより撮像された画像から抽出される人の体温に関する情報を抽出する体温抽出部を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
  6. 前記身体からの生理的な音には、くしゃみ、せき、鼻をすする音、鼻をかむ音の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記身体からの生理的な音のパターンを格納するメモリを備え、
    前記抽出部は、前記メモリに格納されている前記パターンを用いて、前記身体からの生理的な音を抽出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記音取得装置が音を取得している範囲又は当該範囲の近傍の情報を外部情報源から取得する情報取得部を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報取得部が取得する情報は、感染症流行情報、花粉飛散情報、及び気温情報、湿度情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記生成部により生成される前記集団の体調情報に基づいて、被制御機器を制御する制御部を備える請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 音取得装置が取得した音から、身体からの生理的な音を抽出する第1抽出部と、
    環境に関する情報を抽出する第2抽出部と、
    前記第1、第2抽出部の抽出結果に基づいて、被制御機器を制御する制御部と、を備える情報処理装置。
  12. 前記第2抽出部は、前記音取得装置が音を取得している範囲の環境と、前記音取得装置が音を取得していない範囲の環境との少なくとも1つの環境を抽出する請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 身体からの生理的な音に起因した物理量を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部が検出した結果を報知する報知部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  14. 位置情報を検出する位置検出部を備えたことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 時間情報を検出する第2検出部を備えたことを特徴とする請求項13又は14記載の情報処理装置。
  16. 前記第1検出部は加速度センサを有していることを特徴とする請求項13〜15のいずれか一項に記載の情報処理装置。
JP2012042489A 2012-02-28 2012-02-28 情報処理装置 Pending JP2013176471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042489A JP2013176471A (ja) 2012-02-28 2012-02-28 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042489A JP2013176471A (ja) 2012-02-28 2012-02-28 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013176471A true JP2013176471A (ja) 2013-09-09

Family

ID=49268802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012042489A Pending JP2013176471A (ja) 2012-02-28 2012-02-28 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013176471A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016170984A1 (ja) * 2015-04-20 2016-10-27 シャープ株式会社 監視システム、監視装置、及び監視方法
JP2017093647A (ja) * 2015-11-19 2017-06-01 シャープ株式会社 被験体の呼吸に起因する生体活動を計測する計測システムおよび計測方法
WO2021070974A1 (ja) * 2019-10-11 2021-04-15 株式会社日立ハイテク 情報処理装置、処理方法およびプログラム
JP2021151570A (ja) * 2017-01-23 2021-09-30 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
WO2022163145A1 (ja) * 2021-01-27 2022-08-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報出力装置、提示システム、情報出力方法、及び、プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016170984A1 (ja) * 2015-04-20 2016-10-27 シャープ株式会社 監視システム、監視装置、及び監視方法
JPWO2016170984A1 (ja) * 2015-04-20 2018-03-08 シャープ株式会社 監視システム、監視装置、及び監視方法
JP2017093647A (ja) * 2015-11-19 2017-06-01 シャープ株式会社 被験体の呼吸に起因する生体活動を計測する計測システムおよび計測方法
JP2021151570A (ja) * 2017-01-23 2021-09-30 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP7201027B2 (ja) 2017-01-23 2023-01-10 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
WO2021070974A1 (ja) * 2019-10-11 2021-04-15 株式会社日立ハイテク 情報処理装置、処理方法およびプログラム
WO2022163145A1 (ja) * 2021-01-27 2022-08-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報出力装置、提示システム、情報出力方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12025332B2 (en) Information processing method, recording medium, and information processing system
US11808484B2 (en) Droplet infection suppression system and droplet infection suppression method
JP7296559B2 (ja) 情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム
US20190328278A1 (en) System and method for monitoring respiration
JP2020067939A (ja) 感染リスク特定システム、情報端末、及び、感染リスク特定方法
Klack et al. Future care floor: a sensitive floor for movement monitoring and fall detection in home environments
CN111971513B (zh) 飞沫到达范围控制系统以及飞沫到达范围控制方法
WO2020039818A1 (ja) 空間浄化システム、及び、空間浄化方法
JP2013176471A (ja) 情報処理装置
JP6093124B2 (ja) 監督システム
WO2017216056A1 (en) Monitoring infection risk
JP2014074560A (ja) 空調制御システム、空調制御方法及びプログラム
US20190050762A1 (en) Air Quality Prediction System and Method Through Survey, and Air Quality Prediction Server
JP2022528701A (ja) 空中粒子を追跡するためのシステム及び方法
WO2019198302A1 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
CN105615839B (zh) 一种人体佩戴装置及其检测方法
Katal et al. City reduced probability of infection (CityRPI) for indoor airborne transmission of SARS-CoV-2 and urban building energy impacts
Shahzamal et al. Airborne disease propagation on large scale social contact networks
KR101890190B1 (ko) 미세먼지 케어 시스템
KR20160047438A (ko) 실내 환경 클리닝 시스템 및 방법
JP2020187389A (ja) 移動体軌跡分析装置、移動体軌跡分析プログラム、および移動体軌跡分析方法
WO2019150954A1 (ja) 情報処理装置
US10838741B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
WO2013062007A1 (ja) 機器管理用装置および機器の管理方法
Kimino et al. Early detection system of dementia based on home behaviors and lifestyle backgrounds