JP2013172802A - 鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上させることが可能な鏡装置を提供する。
【解決手段】鏡装置100は、鏡本体10と、この鏡本体10の裏面側に設けられる複数の面発光体(有機ELパネル)20と、鏡本体10と前記複数の面発光体20との間に設けられ、使用者の入力操作を検出する入力検出部(タッチパネル)30と、前記入力操作に基づいて前記複数の面発光体20の各々の点灯、消灯及び/または調光を制御する制御手段40と、を備えてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明を備える鏡装置に関する。
従来、照明を備える鏡装置として、有機EL(Electro Luminescence)パネルや無機ELパネルからなる面発光体を鏡本体の裏面側に設けて使用者を照らすようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
かかる鏡装置は、発光パネル(面発光体)を複数列備え、鏡本体と使用者との距離をセンサで計測してこの距離に応じて発光パネルの列ごとの点灯または消灯を行う制御部を備える。
特開2008−18058号公報
しかし、特許文献1に開示される鏡装置では、使用者の動きに応じて自動的に発光パネルの点灯または消灯が切り替わるため、使用者の動きに連動して使用者の意図に反して点灯または消灯が頻繁に切り替えられる場合がある、使用者の好みに応じて発光パネルを点灯させることができないなど利便性の点においてはなお改良の余地があった。
そこで本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、利便性を向上させることが可能な鏡装置を提供することを目的とする。
本発明は、前述の課題を解決するために、鏡本体と、
この鏡本体の裏面側に設けられる複数の面発光体と、
前記鏡本体と前記複数の面発光体との間に設けられ、使用者の入力操作を検出する入力検出部と、
前記入力操作に基づいて前記複数の面発光体の各々の点灯、消灯及び/または調光を制御する制御手段と、を備えてなることを特徴とする。
また、前記複数の面発光体の点灯、消灯及び/または調光の設定情報を記憶する記憶媒体を備え、前記制御手段は所定の操作に基づいて前記設定情報を読み出して前記複数の面発光体の点灯、消灯及び/または調光を制御することを特徴とする。
また、前記入力検出部は、タッチパネルからなることを特徴とする。
また、前記鏡本体は、少なくとも前記複数の面発光体との対向個所にハーフミラー部または透過部が形成されてなることを特徴とする。
また、前記面発光体は、有機ELパネルからなることを特徴とする。
本発明は、利便性を向上させることが可能となるものである。
本発明の第1の実施形態である鏡装置を示す図。 同上鏡装置の電気的構成を示すブロック図。 同上鏡装置を示す部分拡大断面図。 同上鏡装置に用いられる有機ELパネルを示す模式図。 本発明の第2の実施形態である鏡装置を示す正面図。 本発明の第3の実施形態である鏡装置を示す斜視図。
以下、添付図面に基づいて本発明を適用した実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態である鏡装置100を示す図であり、図1(a)は正面図であり、図1(b)は側面図である。図2は鏡装置100の電気的構成を示すブロック図である。鏡装置100は、鏡本体10と、鏡本体10の裏面側に配置される複数の有機ELパネル20と、鏡本体10と各有機ELパネル20との間に設けられる複数のタッチパネル30と、鏡本体10の裏面側に配置され有機ELパネル20を制御する制御手段40と、記憶媒体50と、を備える。なお、以下、本実施形態においては使用者A側の面を「表面」といい、その反対側の面を「裏面」という。本実施形態においては、正面視で8個の有機ELパネル20が左右に1列ずつ、合計16個の有機ELパネル20が配置されている。
鏡本体10は、図3の部分拡大断面図に示すように、ガラスや樹脂材料からなる透明な基体11の裏面全体にアルミニウム(Al)や銀(Ag)等からなる金属層を蒸着などの方法で形成してハーフミラー部12を形成したものである。なお、ハーフミラー部12は前記金属層の膜厚を光が半反射及び半透過可能な程度に薄く設計することで形成可能であるが、鏡本体10のうち有機ELパネル20との対向個所をハーフミラー部12あるいは前記金属層のない透過部とし、他の個所を前記金属層の膜厚を厚くして光が略全反射する鏡面部としてもよい。
図4は、有機ELパネル20を示す図である。有機ELパネル20は、支持基板21と、第1電極22と、絶縁膜23と、機能層24と、第2電極25と、封止部材26と、から主に構成される。支持基板21上に形成される各部からなる積層体は有機EL素子を構成する。有機EL素子は両電極間に電圧を印加すると発光し、有機EL素子から発せられた光Lは、発光面である支持基板21側から外部に出射される。
支持基板21は、例えばソーダガラスからなる板厚0.5mm程度の矩形状の透明基板である。なお、ノンアルカリガラス等のその他のガラス基板やポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートまたはポリエーテルサルホン等の樹脂材料からなる樹脂基板を用いてもよく、板厚についても特に限定されない。支持基板21上には、第1電極22、絶縁膜23、機能層24及び第2電極25が順に積層形成される。
第1電極22は、正孔を注入する陽極となるものであり、支持基板21上にITO、IZO、IWZOあるいはAZO等の透明導電材料をスパッタリング法あるいは真空蒸着法等の手段によって50〜500nmの膜厚で層状に形成し、フォトリソグラフィー法等の手段によって所定の形状にパターニングしてなる。また、第1電極22は、その表面がUV/O処理やプラズマ処理等の表面処理を施される。
絶縁膜23は、第1電極22のエッジを含む支持基板21の周辺領域を覆うものであり、例えばポリイミド系やフェノール系の絶縁材料をスパッタリング法等の手段によって層状に形成し、フォトリソグラフィー法で所望の形状にパターニングしてなる。なお、絶縁膜23は、無機材料である二酸化シリコン(SiO)、DLCあるいは炭素含有酸化シリコン(SiOC)などを用いてもよい。絶縁膜23は、発光部の形状を画定し、短絡などを防止するものである。
機能層24は、少なくとも有機材料からなる有機発光層を含む1層あるいは多層からなり、真空蒸着等の手段により第1電極22上に形成されるものである。多層構造としては、例えば第1電極22側から順に正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層及び電子注入層が順に積層形成される。
第2電極25は、電子を注入する陰極となるものであり、機能層24上に例えばAl、マグネシウム(Mg)、コバルト(Co)、リチウム(Li)、金(Au)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)等の低抵抗導電材料をスパッタリング法や真空蒸着法等の手段によって膜厚20〜200nmの層状に形成した導電膜からなるものである。なお、第2電極25は、光反射性が高い(反射率90%程度)ことが望ましい。
封止部材26は、例えばガラス材料からなり、成型、サンドブラスト、切削あるいはエッチング等の適宜方法で凹形状に形成してなるものである。封止部材26は、例えば紫外線硬化性エポキシ樹脂からなる接着剤27を介して支持基板21上に気密的に配設され、有機EL素子が封止される。封止に際しては、例えば封止部材26の周縁部に接着剤27を塗布し、封止部材26と支持基板21とを重ね合わせ、さらに支持基板21及び封止部材26の平面に対して垂直方向に所定の圧力を加えた後、紫外線を照射して接着剤27を硬化させる。支持基板21と封止部材26とで形成される封止空間内には吸湿剤(図示しない)が配設される。この吸湿剤は、化学的にあるいは物理的に水分を吸着する吸湿作用を有する活性アルミナ、モレキュラシーブス、酸化カルシウムあるいは酸化バリウム等の無機材料と樹脂材料とを混合してクリーム状あるいはペースト状に形成され、例えば封止部材26の有機EL素子との対向面にディスペンサにて塗布される。なお、封止部材26は平板状であってもよく、その場合、封止部材26はスペーサーを介して支持基板21上に配設される。また、封止部材26は金属材料からなるものであってもよい。
以上のように、有機ELパネル20が構成される。なお、支持基板21上に形成され、第1電極22あるいは第2電極25と接続される引き回し配線や端子等の周知の内容については説明を簡略にするために適宜省略した。各有機ELパネル20は並列接続され、個別に点灯、消灯の切り替え及び調光が可能となるように制御手段40と結線される。照明として用いられる各有機ELパネル20の発光色は、例えば色温度2800Kの白色である。なお、複数の有機ELパネル20として異なる発光色のパネルを配置してもよく、例えば配置個所によって色温度2000K程度の電球色や色温度6000K程度の昼白色の発光色である有機ELパネル20をそれぞれ用いてもよい。
タッチパネル30は、使用者Aの入力操作を検出する入力検出部の一例であり、例えば静電容量方式のタッチパネルが用いられる。各タッチパネル30は、鏡本体10と各有機ELパネル20との間に設けられる。例えば、各有機ELパネル20の支持基板21の出射面(有機EL素子が形成される面と反対側の面)に透明な粘着剤(図示しない)を介してタッチパネル30を貼り付け、さらに透明な粘着剤(図示しない)を介してタッチパネル30付きの有機ELパネル20を鏡本体10の裏面に貼り付ける。なお、有機ELパネル20を図示しないケース等によってさらに固定してもよい。静電容量式のタッチパネルは、使用者Aの指A1や指A1と同様の静電的な導電性を有するものと導電膜との間に生じる静電容量の変化によって使用者Aの入力操作(入力位置を含む)を検出するものである。本実施形態においては、鏡本体10がタッチ面となり、使用者Aは鏡本体10の表面のタッチパネル30との対向個所を指A1等で触れることで入力操作を行う。鏡本体10をタッチ面とするため、鏡本体10越しに前記入力操作を検出できる程度に鏡本体10の板厚とタッチパネル30の感度とを設定する必要がある。なお、鏡本体10の基体11をフレキシブルな構成とし、タッチパネル30として抵抗膜方式のタッチパネルを用いてもよい。
制御手段40は、ROM、CPU、RAM及び入出力インターフェイス等を有するマイクロコンピュータによって構成されるものであり、各タッチパネル30からの前記入力操作の検出信号を受信し、この検出信号に基づいて各有機ELパネル20に駆動信号を出力して各有機ELパネル20の点灯及び消灯の切り替えと調光を制御する。
記憶媒体50は、EPROMなどの不揮発性メモリからなり、各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光の設定情報を記憶するものである。
以上のように構成される鏡装置100は、各有機ELパネル20が消灯する場合は全面が鏡として機能し、使用者Aが鏡本体10の表面の各有機ELパネル20に対応する個所を指A1等でタッチすると、所望の有機ELパネル20が点灯し、使用者Aの背丈や好みに応じた位置で照明することができる。
また、制御手段40は、電流値を変更して有機ELパネル20を複数段階に調光する機能を有し、タッチの回数に応じて有機ELパネル20の輝度を変更する。例えばタッチの回数に応じて、消灯から第1の輝度(最低輝度)での点灯、第2の輝度(中間輝度)での点灯、第3の輝度(最大輝度)での点灯、消灯を順に繰り返す。これにより、使用者Aは照明の位置だけでなく明るさも好みに応じてカスタマイズすることができる。
また、鏡装置100は、カスタマイズの利便性を更に向上するべく、各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光の設定情報を記憶媒体50に記憶する機能を備える。前記設定情報を記憶させる方法としては、例えば、制御手段40は、最後に入力操作を検出してから所定時間経過後あるいは電源オフ時にその時点での各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光の状態を前記設定情報として記憶媒体50に書き込みし、電源オン時に記憶媒体50から前記設定情報を読み出して前記設定情報に基づいて各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光を制御する。また、使用者Aとして複数を想定する場合は、別途複数の設定スイッチを設けて複数の前記設定情報を記憶可能とし、前記設定スイッチを長押しすることでその時点での各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光の状態を前記設定スイッチに割り当てられた前記設定情報として記憶媒体50に書き込みし、前記設定スイッチを短押しすることで前記設定スイッチに割り当てられた前記設定情報を記憶媒体50から読み出して前記設定情報に基づいて各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光を制御する。また、記憶媒体50に、あらかじめ初期設定情報を記憶させてもよく、例えば「男性用」として各列8個の有機ELパネル20を全て点灯させる設定、「女性用」として、各列下から6個の有機ELパネル20を点灯させる設定、「子供用」として、各列下から3個の有機ELパネル20を点灯させる設定をそれぞれ前記初期設定情報として記憶させ、前記設定スイッチの短押しによってこれらの前記初期設定情報を読み出して前記初期設定情報に基づいて各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光を制御してもよい。この場合、使用者Aは、前記初期設定情報をカスタマイズすれば初めから設定するよりも容易に好みに応じた設定を行うことができる。
本実施形態の鏡装置100によれば、鏡本体10の裏面側に複数の有機ELパネル20を設け、鏡本体10と複数の有機ELパネル20との間に使用者Aの入力操作を検出するタッチパネル30を設け、制御手段40によって前記入力操作に基づいて複数の有機ELパネル20の各々の点灯、消灯及び/または調光を制御することによって、使用者Aは自らが発光させたい位置を直感的にタッチすることで好みに応じた位置で照明を得ることができるため、利便性を向上させることができる。また、かかる構成は使用者Aが動いた場合でも意図に反して有機ELパネル20を点灯、消灯が切り替わることがなく、煩わしさを低減できる。
また、本実施形態の鏡装置100によれば、複数の有機ELパネル20の点灯、消灯及び/または調光の前記設定情報を記憶する記憶媒体50を備え、制御手段40により所定の操作に基づいて前記設定情報を読み出して複数の有機ELパネル20の点灯、消灯及び/または調光を制御することによって、カスタマイズしたあるいは予め記憶される各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光の設定を瞬時に実行することができ、利便性を向上させることができる。
また、入力検出部をタッチパネル30とすることで、鏡本体10の表面をタッチする直感的な操作が可能となり、利便性を向上させることができる。
また、鏡本体10の少なくとも複数の有機ELパネル20との対向個所にハーフミラー部12または透過部を形成することにより、有機ELパネル20による照明機能を十分に得ることができる。
以下、さらに実施例について説明する。実施例として、150mm×300mmの鏡本体10の裏面に、支持基板21の出射面上に静電容量方式のタッチパネル30を貼り付けた30mm×30mmの正方形の有機ELパネル20を正面視で左右に8個を1列ずつ配置して鏡装置100を作製した。すなわち、実施例の鏡装置100は、使用者Aの顔及び上半身の一部を映す程度の大きさである。実施例で採用した有機ELパネル20はハーフミラー部12を透過して放出される輝度を最大2500cd/mに設定した。また、有機ELパネル20の調光として、500cd/m、1000cd/m、2500cd/mの3段階の輝度で発光可能なように電流波高値を変更可能とした。なお、調光の方式は電流印加時間を変更するPWM方式を採用してもよい。
本実施例は、周囲が明るい場合は全ての有機ELパネル20を消灯させて全面を鏡として使用でき、周囲が暗い場合にはタッチ操作によって所望の有機ELパネル20を点灯させることができる。また、大人が使用する場合は、全ての有機ELパネル20を点灯させ、さらに、上下の有機ELパネル20の輝度を1000cd/mないし2500cd/mに上げ、中央の有機ELパネル20の輝度を500cd/mに抑えるなどして、ぎらつきなく使用者を万遍なく照らすようにすることもできた。また、子供が使用する場合は、下方の有機ELパネル20のみを点灯させることで、無駄なく使用者Aを照らすことができ、省電力にも貢献できた。
次に、図5に基づいて本発明の第2の実施形態について説明する。なお、前述の実施形態と同一あるいは相当箇所には同一符号を付してその詳細は省略する。
第2の実施形態である鏡装置200は、3枚の鏡本体10を図示しないヒンジなどの接合部材によって、接合個所を軸として回転可能に接合したいわゆる3面鏡である。3枚の鏡本体10のうち、正面視で中央の鏡本体10の裏面には7個の有機ELパネル20が左右に1列ずつ合計14個配置され、左右の鏡本体10の裏面にはそれぞれ7個の有機ELパネル20が全面に3列、合計で21個配置される。なお、図5では図示しないが各鏡本体10と各有機ELパネル20との間にはタッチパネル30が配置され、制御手段40によって使用者Aのタッチ操作に応じて各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光を制御可能となっている。
かかる鏡装置200によれば、回転可能な左右の鏡本体10に配置された有機ELパネル20によって、使用者Aを万遍なく影が生じないように照らすことができる。
次に、図6に基づいて本発明の第3の実施形態について説明する。なお、前述の実施形態と同一あるいは相当箇所には同一符号を付してその詳細は省略する。
第3の実施形態である鏡装置300は、鏡本体10を図示しないヒンジなどの接合部材によって、接合個所を軸として回転可能に接合したいわゆるコンパクトミラーであり、そのサイズは携帯可能な程度のものである。2枚の鏡本体10のうち図6において上方に位置する鏡本体10の裏面には7個の有機ELパネル20が正面視で左右に1列ずつ合計14個配置され、下方に位置する鏡本体10の裏面には上方の鏡本体10に配置される有機ELパネル20よりも面積の大きな4個の有機ELパネル20が全面に配置されている。なお、図6では図示しないが各鏡本体10と各有機ELパネル20との間にはタッチパネル30が配置され、制御手段40によって使用者Aのタッチ操作に応じて各有機ELパネル20の点灯、消灯及び調光を制御可能となっている。
かかる鏡装置300によれば、2枚の鏡本体10と大きさの異なる有機ELパネル20とを利用して、携帯サイズの鏡装置300においても周囲の明るさや好みに応じてた照明を得ることができる。例えば暗所において明るく照らしたい場合は、図6のように面積の大きな有機ELパネル20が配置された鏡本体10を下方側に置き、面積の大きな有機ELパネル20によって下方からも使用者Aを照らして十分な明るさを得ることができる。下方からの照明は光が直接使用者Aの目に入ることがないため、面積の大きな有機ELパネル20による照明に適している。
以上の説明は本発明を例示するものであって、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更、変形が可能であることは言うまでもない。本実施形態においては、有機ELパネル20毎にタッチパネル30が個々に配置される構成であったが、1つのタッチパネルが複数の有機ELパネル20と鏡本体10との間に位置するように配置されてもよい。また、面発光体としては、無機EL素子を備えた無機ELパネルを用いてもよい。
本発明は、面発光体を備えた鏡装置に好適である。
100、200、300 鏡装置
10 鏡本体
11 基体
12 ハーフミラー部
20 有機ELパネル(面発光体)
30 タッチパネル(入力検出部)
40 制御手段
50 記憶媒体

Claims (5)

  1. 鏡本体と、
    この鏡本体の裏面側に設けられる複数の面発光体と、
    前記鏡本体と前記複数の面発光体との間に設けられ、使用者の入力操作を検出する入力検出部と、
    前記入力操作に基づいて前記複数の面発光体の各々の点灯、消灯及び/または調光を制御する制御手段と、を備えてなることを特徴とする鏡装置。
  2. 前記複数の面発光体の点灯、消灯及び/または調光の設定情報を記憶する記憶媒体を備え、前記制御手段は所定の操作に基づいて前記設定情報を読み出して前記複数の面発光体の点灯、消灯及び/または調光を制御することを特徴とする請求項1に記載の鏡装置。
  3. 前記入力検出部は、タッチパネルからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鏡装置。
  4. 前記鏡本体は、少なくとも前記複数の面発光体との対向個所にハーフミラー部または透過部が形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の鏡装置。
  5. 前記面発光体は、有機ELパネルからなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の鏡装置。
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