JP2013172271A - 表示制御装置、制御方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 地図上に画像データに対応付けられた位置を表示する際に、ユーザビリティを向上させる。
【解決手段】 既に記録されている位置情報と時間情報とに基づき、位置情報が対応づけられていない画像データに対応付ける仮の位置情報を決定する決定手段と、画像データに対応付けられている位置情報または仮の位置情報に基づき、該画像データの存在を示す指標を地図データ上の対応する位置に表示する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、既に位置情報と対応付けられている画像データの存在を示す指標を地図上を移動できない第1の形態で表示し、前記決定手段により決定された仮の位置情報と対応付けられている画像データの指標を地図上を移動可能な第2の形態で表示する。
【選択図】 図7
【解決手段】 既に記録されている位置情報と時間情報とに基づき、位置情報が対応づけられていない画像データに対応付ける仮の位置情報を決定する決定手段と、画像データに対応付けられている位置情報または仮の位置情報に基づき、該画像データの存在を示す指標を地図データ上の対応する位置に表示する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、既に位置情報と対応付けられている画像データの存在を示す指標を地図上を移動できない第1の形態で表示し、前記決定手段により決定された仮の位置情報と対応付けられている画像データの指標を地図上を移動可能な第2の形態で表示する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、地図上に画像データの位置情報を表示する技術に関する。
近年、GPS(Grobal Positioning System)受信機を搭載したデジタルカメラが登場している。上記デジタルカメラによる撮影で取得した画像データには、GPS衛星から信号を受信できる状況下である場合、上記信号によって取得した位置情報が付加される。取得した位置情報は、Exif(Exchange Image File Format)規格に従い、画像データの付加情報の一部として記録される。また、上記デジタルカメラには、GPS衛星から受信した信号に含まれる位置情報や日時情報などを、GPSログファイルとして保存するものも存在する。
GPS衛星から取得した位置情報、日時情報などといった情報は、様々な用途での使用が可能である。例えば、位置情報を元にして、PCアプリケーションの地図上に撮影位置を示すアイコンを表示するなどして、地図上で撮影位置を表示することができる。また、位置情報と日時情報を元に、地図上にユーザが移動した軌跡を表示することができる。
しかし、屋内での撮影時や、悪天候等といった状況下で、GPS衛星より位置情報を取得できない場合がある。近年、上記のような理由で位置情報が付加されなかった場合、画像データの撮影位置を何らかの方法で推定し、補間する技術が考案されている。
しかしながら、上記推定して補間した撮影位置が、実際の撮影位置と明らかに異なっている場合がある。その場合、PCアプリケーションの地図上で撮影位置を表示する際に、間違った位置にアイコンが表示されてしまう。そのため、ユーザは、地図上に表示されたアイコンを一旦移動可能な状態とし、さらに正確な撮影位置にアイコンを移動して地図上での位置を確定する、という作業を行わなければならず、二度手間になり面倒である。
上述の特許文献に開示された従来技術では、位置情報が付加されなかった画像データの位置情報を推定する方法については考えられているが、ユーザビリティを考慮した地図上における表示方法については言及されていない。
本発明に係る表示制御装置は、撮像装置で撮像された画像データに関する情報を表示部に表示する表示制御装置であって、位置情報を記録する記録手段と、既に前記記録手段により記録されている位置情報と時間情報とに基づき、位置情報が対応づけられていない画像データに対応付ける仮の位置情報を決定する決定手段と、画像データに対応付けられている位置情報または仮の位置情報に基づき、該画像データの存在を示す指標を地図データ上の対応する位置に表示する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、既に位置情報と対応付けられている画像データの存在を示す指標を地図上を移動できない第1の形態で表示し、前記決定手段により決定された仮の位置情報と対応付けられている画像データの指標を地図上を移動可能な第2の形態で表示することを特徴とする。
本発明によれば、推定した位置情報を付加した画像データの位置を地図上に示す場合に、ユーザビリティを向上させることができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の一例として、所謂パーソナルコンピュータ(以下、PCとする)を取り上げることとする。
[第1の実施の形態]
<デジタルカメラとPCの接続時の構成>
図1は、GPS受信機を搭載したデジタルカメラ1とPC2とを接続した際の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1とPC2は、USB(UniverSal Serial Bus)等による通信経路3を用いて接続される。4はデジタルカメラ1のシャッターボタンである。なお、通信経路3に関しては、IEEE802.11x(xは、a,b,gなど)に準拠した無線インターフェースなど、他の方式を用いてもよい。
<デジタルカメラとPCの接続時の構成>
図1は、GPS受信機を搭載したデジタルカメラ1とPC2とを接続した際の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1とPC2は、USB(UniverSal Serial Bus)等による通信経路3を用いて接続される。4はデジタルカメラ1のシャッターボタンである。なお、通信経路3に関しては、IEEE802.11x(xは、a,b,gなど)に準拠した無線インターフェースなど、他の方式を用いてもよい。
<デジタルカメラの構成>
図2は、デジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1は、制御装置200、レンズ201、CCD202、A/D変換機203、RAM204、通信装置205、フラッシュメモリ206、入力装置207、VRAM208、LCD209、GPS受信機210を備える。
図2は、デジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1は、制御装置200、レンズ201、CCD202、A/D変換機203、RAM204、通信装置205、フラッシュメモリ206、入力装置207、VRAM208、LCD209、GPS受信機210を備える。
CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)で構成される制御装置200は、入力された信号やプログラムに従い、デジタルカメラ1の各部を制御する。
被写体像は集光レンズ201を通り、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)202により撮像された被写体像がアナログ信号としての電気信号に変換される。そしてA/D変換機203によりデジタル信号に変換される。
RAM(Random Access Memory)204は、画像データや各種パラメータなどのデータを一時的に記憶する。通信装置205は、デジタルカメラ1とPC2と接続するためのインターフェースである。フラッシュメモリ206は、撮影された画像データやGPSログファイル、制御プログラムなどを記憶するための記憶媒体であり、デジタルカメラ1に内蔵されていてもよいし、メモリカードのように着脱可能なものであってもよい。
入力装置207は、主にユーザが操作する部材であり、撮影の際に使用するシャッターボタン4や画像データ再生時の画像送り等を指示するためのユーザ入力を受け付ける。シャッターボタンはSW1とSW2の2つのボタンからなり、いわゆる半押しでSW1が押下され、いわゆる全押しでSW2が押下される構成となっている。入力装置207はボタン、レバー、ホイール、タッチパネルなどを用いることができる。
VRAM208は、LCD209に表示するための画像データなどを記憶する。LCD(Liquid Crystal Display)209は撮影した画像データや、ユーザに通知する情報など、各種GUI(Graphical User Interface)を表示する。
GPS受信機210は、GPS衛星からの信号を受信する。受信した信号を元に、制御装置200で現在の位置情報が算出され、画像データに付加される。また、位置情報と同時にGPS受信機210で受信したUTC(UniversalTIme Coordinated:協定世界時)も制御装置200に送られる。
また、本実施形態におけるデジタルカメラ1は、GPS受信機210によりGPS衛星からの信号を定期的に受信し、測位した日時情報や位置情報をGPSログファイルと呼ばれる1つのファイルに順次記録する。GPSログファイルは、日ごと、もしくはユーザによって指定された日時等で新しいファイルに分割して作成され、フラッシュメモリ206に保存される。このように定期的に測位を行うモードをロギングモードとも呼ぶ。本実施形態におけるデジタルカメラ1は、撮影モードでない場合はロギングモードに移行し、定期的に測位を行う。
<PCの構成>
図3は、本実施の形態におけるPC2の構成を示すブロック図である。PC2はCPU300、HDD301、RAM302、入力装置303、VRAM304、表示装置305、通信装置306を備える。CPU300は、入力信号やプログラムにしたがい、PC2の各部を制御する。
図3は、本実施の形態におけるPC2の構成を示すブロック図である。PC2はCPU300、HDD301、RAM302、入力装置303、VRAM304、表示装置305、通信装置306を備える。CPU300は、入力信号やプログラムにしたがい、PC2の各部を制御する。
HDD(Hard Disk Device)301には、デジタルカメラ1から受信した画像データや、各種制御プログラム等が格納される。RAM302には、プログラムや画像データが展開される。プログラムには、地図を表示するアプリケーション等も含まれ、CPU300によって実行される。
入力装置303には、キーボードやマウスなどのポインティングデバイス等を用いることができる。
VRAM304は、画像データや実行されたプログラムのUI(User Interface)等の映像信号を出力する。表示装置305には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCDを用いることができる。
通信装置306は、外部でデバイスと各種データを送受信するための通信インターフェースを示しており、PC2は通信装置306によってデジタルカメラ1と画像データの送受信を行うことができる。また、通信装置306はWebサーバ(以下、サーバ)などの外部装置と通信することも可能である。本実施形態では地図データを表示装置305に表示するが、この地図データはサーバから受信するものとする。
なお、フラッシュメモリ206が着脱可能なメモリカード等のような記憶媒体である場合、通信装置306を用いなくても、デジタルカメラ1から画像データを保存したメモリカードを取り外し、PC2に接続することで画像データをPC2に送ってもよい。
また、本実施形態では、地図をサーバから取得することとしたが、予めHDD301に地図データを保存しておいてもよいし、外部ストレージを接続して地図データを読み込んでもよい。
<画像データのデータ構造を示すブロック図>
図4は、本実施の形態における画像データのデータ構造を示す概念図である。本実施の形態の画像データの形式にはExif−JPEGを用いるが、Exif−TIFFやRAW画像、動画などのように、画像データにメタデータを付加できるデータ形式のものでもよいとする。また、画像データとは別にメタデータを管理し、対応付けを保持しておくようにしてもよい。なお、Exif(Exchangeable image file format)とは、JEIDA(日本工業振興協会)が策定したデジタルカメラ用の画像メタデータのフォーマットである。
図4は、本実施の形態における画像データのデータ構造を示す概念図である。本実施の形態の画像データの形式にはExif−JPEGを用いるが、Exif−TIFFやRAW画像、動画などのように、画像データにメタデータを付加できるデータ形式のものでもよいとする。また、画像データとは別にメタデータを管理し、対応付けを保持しておくようにしてもよい。なお、Exif(Exchangeable image file format)とは、JEIDA(日本工業振興協会)が策定したデジタルカメラ用の画像メタデータのフォーマットである。
SOI401は、Exif−JPEG400の開始を示すマーカである。APP1402は、Exif−JPEG400のヘッダ部に相当するアプリケーションマーカである。403は、量子化テーブル(DQT)、ハフマンテーブル(DHT)、フレーム開始マーカ(SOF)、スキャン開始マーカ(SOS)で構成されるデータブロックである。Compressed Data404は、本体画像の圧縮データである。EOI405は、Exif−JPEG400の終端を示すマーカである。
また、APP1402は、406〜412で示したように構成される。406は、APP1402のサイズを示すAPP1 Length、APP1402の識別コードを示すExif Identifier Codeで構成されるデータブロックである。0th IFD407は、圧縮された本体画像に関する付属情報を記録するデータブロックである。例えば、撮影したデジタルカメラのモデル名4071の情報が含まれる。0th IFD407の一部には、Exif IFD408とGPS IFD410のデータブロックが存在する。Exif IFD408は、Exifバージョンに関するタグ、画像データの特性や構造に関するタグ、撮影日時4081に関するタグ、シャッタースピードやレンズ焦点距離などが記録された撮影条件に関するタグなどで構成される。また、Exif IFD408には、MakerNote409のデータブロックが存在する。MakerNote409は、カメラメーカ固有の情報が記録されている。例えば、本実施例で使用する時差情報4091や撮影に用いられたデジタルカメラ1のユニークな番号を表すシリアル番号4092などの情報が含まれる。GPS IFD410は、GPS情報に関するタグで構成される。その中には、本実施例で使用する緯度4101、経度4102といった位置情報や、測位日時(UTC)4103が記録される。UTC(Coordinated Universal Time)とは、原子時計が刻む国際原子時をもとに決定している、国際協定による標準時である。1st IFD411は、サムネイル画像に関する付属情報を記録するデータブロックである。Thumbnail412は、サムネイルの画像データである。
ここで時差情報4091について説明する。通常、デジタルカメラは、時計機能を有しており、撮影すると、その時の日時が画像の属性情報として画像データに関連付けられて記録される。本実施形態においてもデジタルカメラ1には時計機能が備わっており、撮影した画像データには、撮影日時4081が含まれる。さらに、本実施形態におけるデジタルカメラ1では、カメラの時計に設定されている日時のUTCからの時差を設定することが可能で、撮影日時4081同様、生成される画像データには、カメラに設定されている時差も記録される。時差情報4091がこの時差に相当する。例えば、ユーザが日本に滞在している場合、デジタルカメラ1の時計設定を日本の現地時間に、UTCからの時差を9時間(540分)と設定しておく。このようにすれば、撮影して生成される画像データの撮影日時4081には、撮影した時の日本の現地時間、時差情報4091には、9時間(540分)という値が記録される。
<GPSログファイルの構造を示す図>
図5の500は、本実施形態におけるGPSログファイルの構造を示す図である。デジタルカメラ1の制御装置200がGPS受信機210で受信した信号による情報をもとに作成し、フラッシュメモリ206に保存したものである。
図5の500は、本実施形態におけるGPSログファイルの構造を示す図である。デジタルカメラ1の制御装置200がGPS受信機210で受信した信号による情報をもとに作成し、フラッシュメモリ206に保存したものである。
一行目にはGPSログ装置のモデル名とシリアル番号を記載する。本実施形態ではデジタルカメラ1がGPSログ装置の機能を備えているため、デジタルカメラ1のモデル名501とシリアル番号502が記載されている。
二行目からの$マークから始まる行は、GPSログ装置が信号を受信しログ情報として出力する、NMEA‐0183フォーマットに則したメッセージである。NMEA−0183フォーマットとは米国海洋機器協会(National Marine Electronics Association)が定めたGPS受信機とナビゲーション機器の間をシリアルポートを利用して通信するための規格である。本実施形態では、GPGGAとGPRMCという二種類のメッセージを記録している。それぞれのメッセージに後続するデータフィールドはコンマで区切られる。GPGGAはGlobal Positioning System Fix Dataを表す。データフィールドは順に、UTCの測位時刻503、緯度および北緯(N)か南緯(S)か(504)、経度および東経(E)か西経(W)か(505)、GPSのクオリティ、受信衛星数、HDOPが含まれる。さらに、平均海水面からのアンテナ高度(m)、WGS−84楕円体から平均海水面の高度差(m)、DGPSデータのエイジ(秒)、DGPS基準局のID、チェックサムが含まれる。GPRMCはRecommended Minimum Specific GNSS Dataを表す。データフィールドは順に、UTCの測位時刻、有効(A)か無効(V)かのステータス、緯度、北緯(N)か南緯(S)か、経度、東経(E)か西経(W)が含まれる。さらに、対地速度(ノット)、進行方向(度、真北)、UTCの測位日付506、地磁気の偏角、モード、チェックサムも含まれる。
<撮影モードにおけるデジタルカメラの処理>
図6は、本実施の形態における撮影モードにおけるデジタルカメラ1の処理を示すフローチャートである。この処理は、デジタルカメラ1の制御装置200がプログラムにしたがい、デジタルカメラ1の各部を制御することにより実現される。図6のフローチャートは、デジタルカメラ1が撮影モードに移行したことに応じて開始される。
図6は、本実施の形態における撮影モードにおけるデジタルカメラ1の処理を示すフローチャートである。この処理は、デジタルカメラ1の制御装置200がプログラムにしたがい、デジタルカメラ1の各部を制御することにより実現される。図6のフローチャートは、デジタルカメラ1が撮影モードに移行したことに応じて開始される。
初めに、S601において、シャッタースイッチ4が半押し状態となったか否かを判断する。シャッタースイッチ4が半押し状態となったと判断した場合、S602に進む。シャッタースイッチ4が半押し状態となっていないと判断した場合、処理を繰り返す。
S602において、デジタルカメラ1のGPS受信機210がGPS衛星から位置情報を取得可能な状態であるか否かを判断する。位置情報を取得可能な状態であると判断した場合、S603に進む。位置情報を取得可能な状態でないと判断した場合、S607に進む。
S603において、GPS受信機210を介してGPS衛星から受信した位置情報を取得し、S604に進む。
S604において、撮影を行う。この処理はユーザによりシャッタースイッチ4が完全に押下されたことにより、撮影に関わる露光処理、現像処理が行われ、画像データが取得される。その後、S605に進む。
S605において、S604で取得した画像データに、S603で取得した位置情報を付加する処理を行う。
S606において、S605で位置情報を付加した画像データを、フラッシュメモリ206に保存する処理を行う。
一方、S602で位置情報が取得できないと判断された場合は、S607において、位置情報を取得しないまま撮影を行う。この処理はユーザによりシャッタースイッチ4が完全に押下されることにより、撮影に関わる露光処理、現像処理が行われ、画像データが取得される。その後、S608に進む。
S608において、S607で実施した撮影によって取得した画像データを、フラッシュメモリ206に保存する処理を行う。このステップで保存される画像データは、位置情報が付加されていない画像データとなる。以上が、撮影モードにおける処理の流れである。
<アプリケーションの基本GUI>
以下、上記のように取得された画像データ、及び定期的に取得された位置情報を記述したログファイルを取り扱い可能なPC2上で動作するアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)について説明する。PC2のCPU300は、このアプリケーションを読み込んで表示制御、記録制御などを行うことでアプリケーションの各機能を実現する。
以下、上記のように取得された画像データ、及び定期的に取得された位置情報を記述したログファイルを取り扱い可能なPC2上で動作するアプリケーションプログラム(以下、アプリケーション)について説明する。PC2のCPU300は、このアプリケーションを読み込んで表示制御、記録制御などを行うことでアプリケーションの各機能を実現する。
図7は、本実施形態におけるPC2上で動作するアプリケーションのGUIの一例を示す。本実施形態のアプリケーションは、画面上に地図データを表示可能である。アプリケーションはデジタルカメラ1から受信した画像データやGPSログファイルを参照し、そこに記録されている位置情報に応じて、前記地図データ上に、画像データの存在を示すピンや移動ルートを表示することができる。
GUI700において、701はアプリケーションで処理対象とする画像データを指定するためのフォルダ指定部である。フォルダ指定部701では、PC2のHDD201内のフォルダを選択可能となっている。本アプリケーションでは、ここで選択されたフォルダに格納されている画像データが処理対象となる。
702はサムネイルリスト表示部であり、フォルダ指定部701で選択されたフォルダに含まれている画像データに応じたサムネイル画像(縮小画像)がリスト表示される。
703は地図表示部であり、サーバから受信した地図データが表示される領域である。ユーザは地図移動ボタン704や、地図スケール変更バー705を操作することで、任意の位置の地図を表示させることが可能である。
また、本アプリケーションでは、サムネイルリスト表示部702に表示されているサムネイル画像に対応する画像データに含まれる位置情報に応じて、画像データの存在を示すピン状の指標(以下、ピンと呼ぶ)が706、707のように地図上に表示される。
ピンには未確定ピンと確定ピンという2つの種類がある。未確定ピン706は、位置情報が未確定の画像を示し、位置情報が地図から浮いた状態で表示される。なお、未確定ピン706は青色で表示される。そして確定ピン707は、位置情報が確定した画像を示し、ピンは地図に刺さった状態で表示される。なお、確定ピン707は赤色で表示される。このように、位置情報が確定しているか否かに応じて、ピンの色とピンの刺さり方を異ならせることにより、位置情報が未確定の画像データを視覚的に区別しやすくなっている。なお、未確定ピンは第1の形態での表示の一例であり、確定ピンは第2の形態での表示の一例である。
なお、未確定ピンはユーザ操作、例えば未確定ピンをクリックする操作により、確定ピントに変更される。逆に確定ピンをクリックすると、未確定ピンに変更される。また、未確定ピン706はユーザによる入力装置303の操作、例えばドラッグアンドドロップ操作により移動可能である。これに対し、確定ピンはそのままの状態ではドラッグすることはできない。このようにすることで、不用意なポインティングデバイス操作でピンが動いてしまうことを防止することができる。確定ピンを移動させたい場合は、まず確定ピンをクリックして未確定ピンに変更してドラッグアンドドロップ操作で移動させる。そして移動後、未確定ピンをクリックして再度確定ピンに変更する。このように、確定ピンを移動させる場合は、未確定ピンを移動させる場合よりも多くのユーザ操作が必要となる。
なお、本実施形態では確定ピンと未確定ピンを色及び地図から浮いているか否かで識別させることとしたが、両者が識別可能であれば、他の形態としても構わない。
また、位置情報が記録されているログファイルに基づき、移動ルート708が実線で表示される。仮移動ルート709は、ログファイルが一定期間存在しない部分であり、位置情報が途切れた開始地点から終了地点までは、ユーザがどのようなルートをたどったか不明である部分である。これは移動ルート709を直線で結んだ点線で表示される。このように、移動ルート708と仮移動ルート709とを異なる態様で表示することで、ユーザの視認性を高めている。
<アプリケーション処理フロー>
図8は、フォルダ指定部701でフォルダが選択された際のPC2の処理を示すフローチャートである。このフローは、ユーザ操作などによりフォルダ指定部701に表示されたフォルダのいずれかが選択されたことに応じて開始される。なお、この処理はPC2のCPU300が入力信号やプログラムにしたがい、PC2の各部を制御することにより実現される。以下のフローチャートについても同様である。
図8は、フォルダ指定部701でフォルダが選択された際のPC2の処理を示すフローチャートである。このフローは、ユーザ操作などによりフォルダ指定部701に表示されたフォルダのいずれかが選択されたことに応じて開始される。なお、この処理はPC2のCPU300が入力信号やプログラムにしたがい、PC2の各部を制御することにより実現される。以下のフローチャートについても同様である。
初めに、S801において、GPSログファイルの解析を行う。GPSログファイルは、デジタルカメラ1からPC2に送信され、HDD301の所定のフォルダに格納されているものとする。S801の具体的は処理としては、所定のフォルダ内に記録されているGPSログファイルを順に参照する。そしてログファイルに記述された位置情報に基づき、後述する図11に示すルートリスト、および、図12に示すログ管理リストを作成する。
S801での処理後、フォルダ指定部701で指定されたフォルダに含まれている画像データを一つずつ処理していく。S802では、全ての画像データに対して、S803、S804の処理が施されたか否かを判定する。未処理の画像データが存在すると判断した場合には、S803に進む。全ての画像データに対する処理が終了した場合には、S805に処理を移す。
S803では、対象とする画像データに関する情報をまとめた画像管理リストの作成を行う。このステップでは、画像データに対応するGPSログファイルを探す際のキーとなる撮影日時のUTC換算時間を求める処理も行う。これらに関しての詳細は後述する。
S804では、先に求めたUTC換算時間を基に、対応するGPSログファイルを求める処理を行う。この処理についても詳細は後述する。また、求めたGPSログファイルに関する情報も画像管理リストに記録する。
全画像データに対してS803、S804の処理が終了すると、S802からS805に遷移する。
S805にて、移動ルートの補間処理を行う。補間処理については後述する。
S806では、画像管理リストに基づいて、地図表示領域703に画像データが存在することを示すピンを表示する。ピンを表示する際の処理については後述する。
S807にて、地図表示領域703に表示されている地図上に、移動ルート708、及び仮移動ルート709を描画する。
以上が、フォルダ指定部701でフォルダが選択された時のアプリケーションの処理の流れである。以下、各ステップにおける詳細な処理の内容を説明する。
<画像管理リスト作成の流れを示すフローチャート>
図9は、図8のS803における画像管理リスト作成の流れを示すフローチャートである。
図9は、図8のS803における画像管理リスト作成の流れを示すフローチャートである。
S901では、まず、対象となる画像データのファイルパスを画像管理リストの画像ファイルパス項目に記録する。
S902では、画像データを解析して、緯度、経度、モデル名、シリアル番号を抽出する。画像データの構成については、図4において説明した通りである。画像データ解析後、画像管理リストの所定の項目に値を追加する。その際に、画像データに記録されていない情報がある場合は、リストの所定の項目には何も追加しない。引き続きS903に進む。
S903では、画像データを解析し、撮影日時、測位日時(UTC)、時差情報の3つの値を求める。これは、画像データに対応するログデータを検索する際のキーとなる時間、UTC換算時間を求めるために必要なデータとなる。詳細は後述するが、GPSログファイルは所定のフォルダに記録されており、その情報はGPSログファイル管理リストによって管理されている。GPSログファイル管理リストでは、各GPSログファイルの情報として、測位開始日時と測位終了日時がUTCで記録されている。そのため、画像データに対応するGPSログファイルを見つけるためには、画像データを撮影した時刻のUTCに相当する時刻が必要になる。この値を求めるのに先の3つの値を用いることになる。ただし、画像データによっては、必ずしも、これら3つのデータ全てが含まれているものではない。例えば、本発明実施例のデジタルカメラ1で撮影した場合でも、屋内などといった、GPS衛星からの信号を受信出来ないような環境では、緯度、経度などの位置情報に加えて、測位日時(UTC)も画像データには付加されない。また、GPS受信機を搭載していないデジタルカメラで時差情報を設定せずに撮影した場合や、時差情報を設定する機能が装備されていないデジタルカメラの場合には、時差情報が存在しないため、取得できない。このため、S904以下では、取得できた情報に応じて処理を分岐している。
まずS904では、測位日時(UTC)が取得できたか否かを判定する。取得できている場合には、S905に処理を移す。この場合、UTC換算時間は画像データから取得できた測位日時(UTC)となり、この値を画像管理リストの「UTC換算時間」に記録する。一方、測位日時(UTC)が存在しない画像データの場合には、S906に処理を移す。
S906では、撮影日時が存在しているか否かで処理を分け、存在していない画像データの場合には、S910に処理を移し、エラーを意味する0を画像管理リストのUTC換算時間に設定する。一方、撮影日時が存在する場合には、S907に処理を移す。
S907において、時差情報が存在するか否かを判断する。存在する場合には、S908で画像管理リストに、撮影日時から時差情報を減算した値を設定する。一方、時差情報が存在しない場合には、ユーザに時差情報の入力を求め、その値を基に、S908でUTC換算時間を求めて画像管理リストに記録する。なお、ユーザへの時差情報の入力は、単に時差を指定する画面を表示するだけのため、説明は省略する。
<画像管理リスト>
図10は、図8のS803の処理で作成された画像管理リストである。画像管理リストはユーザによって指定されたフォルダ内の全画像について解析を行った情報を管理するリストである。リストは、画像ファイルパス、緯度、経度、撮影を行ったデジタルカメラのモデル名、シリアル番号、また、撮影時刻をUTCに換算した時間、対応するGPSログファイルのパスで構成される。画像管理リストの中の対応GPSログファイルパスについては、図13のフローチャートで説明する。
図10は、図8のS803の処理で作成された画像管理リストである。画像管理リストはユーザによって指定されたフォルダ内の全画像について解析を行った情報を管理するリストである。リストは、画像ファイルパス、緯度、経度、撮影を行ったデジタルカメラのモデル名、シリアル番号、また、撮影時刻をUTCに換算した時間、対応するGPSログファイルのパスで構成される。画像管理リストの中の対応GPSログファイルパスについては、図13のフローチャートで説明する。
<ルートリスト>
図11は、図5で説明したGPSログファイルから、UTCの測位日時と緯度、経度、ファイル種別を抽出し、移動ルート表示用に保持する管理リストである。CPU300によってGPSログファイル数分の情報がリストに追加され、HDD301に保存される。具体的には、図5のGPGGAメッセージ内から緯度情報504と経度情報505を、GPRMCメッセージ内から測位日時情報506を抽出した情報が追加される。GPSログファイルから抽出した情報である場合、ファイル種別にはログファイルと記録する。
図11は、図5で説明したGPSログファイルから、UTCの測位日時と緯度、経度、ファイル種別を抽出し、移動ルート表示用に保持する管理リストである。CPU300によってGPSログファイル数分の情報がリストに追加され、HDD301に保存される。具体的には、図5のGPGGAメッセージ内から緯度情報504と経度情報505を、GPRMCメッセージ内から測位日時情報506を抽出した情報が追加される。GPSログファイルから抽出した情報である場合、ファイル種別にはログファイルと記録する。
<ログ管理リスト>
図12に示すのは、ログ管理リストであり、各GPSログファイル毎のファイルパス1201や、GPSログファイルから抽出したUTCの測位開始日時1202、UTCの測位終了日時1203、モデル名1204、シリアル番号1205をまとめたものある。なお、ログ管理リストは測位開始日時1202で昇順にソートした状態で管理される。なお、ログ管理リストは、HDD301内に記録されてもよいし、RAM302に一時的に管理されるものでもかまわない。
図12に示すのは、ログ管理リストであり、各GPSログファイル毎のファイルパス1201や、GPSログファイルから抽出したUTCの測位開始日時1202、UTCの測位終了日時1203、モデル名1204、シリアル番号1205をまとめたものある。なお、ログ管理リストは測位開始日時1202で昇順にソートした状態で管理される。なお、ログ管理リストは、HDD301内に記録されてもよいし、RAM302に一時的に管理されるものでもかまわない。
<対応ログファイル検索処理>
図13は、選択した画像データに対応するGPSログファイルの検索処理を示すフローチャートである。本実施形態では、時間情報をキーとして対象となる画像データに対応するログファイルを検索する。なおこの処理は、サムネイルリスト702に表示された画像データのいずれかが選択されたことに応じて開始される。
図13は、選択した画像データに対応するGPSログファイルの検索処理を示すフローチャートである。本実施形態では、時間情報をキーとして対象となる画像データに対応するログファイルを検索する。なおこの処理は、サムネイルリスト702に表示された画像データのいずれかが選択されたことに応じて開始される。
まずS1301で、選択した画像データの情報を図9、および、図10で述べた画像管理リストから取得する。
次にS1302で、図12で述べたログ管理リストでの番号を示すNを初期化する。S1303で、そのNの値をインクリメントし、S1304で、ログ管理リストN番目のログ情報を参照する。
S1305で、取得した画像情報のモデル名とシリアル番号が、N番目のログ情報と一致しているか否かを判断する。一致していない場合はN番目のGPSログファイルは対応するGPSログファイルではなかったと判断して、処理をS1303に戻す。一致していた場合はS1306に進む。
S1306で、画像情報のUTC換算した撮影時刻がN番目のGPSログファイル測位開始日時よりも前か否かを判断する。前であった場合はS1307に進み、前ではなかった場合はS1312に進む。
まず、S1306からS1307に進んだ場合について説明する。S1307で、UTC換算した撮影時刻がN番目のGPSログファイル測位開始日と一致しているか否かを判断する。一致していた場合はS1308で、N番目のGPSログファイルを対応ファイルと決定し、S1316に進む。一致していなかった場合はS1309に進む。
S1309で、UTC換算した撮影時刻が、N番目より前のn番目のログの測位終了日と一致するか否かを判断する。n番目のログの条件はS1305でモデル名とシリアル番号が一致した最後のログである。n番目のログの測位終了日と一致していた場合はS1310に進み、n番目のログを対応ファイルと決定してS1316に進む。n番目のログの測位終了日と一致していなかった場合、つまり、UTC換算した撮影日はどのログにも存在しない場合はS1311に進み、対応するGPSログファイルはないと判断する。
次に、S1306からS1312に進んだ場合について説明する。S1312で、UTC換算した撮影時刻がN番目のGPSログファイルの測位終了日時よりも前か否かを判断する。前であった場合、つまり、N番目のGPSログファイルの測位開始日時と測位終了日時の間である場合はS1313に進む。前でなかった場合はS1314に進む。
S1313で、N番目のGPSログファイルを対応ファイルと決定してS1316に進む。
一方、S1314では、全GPSログファイルの参照が終了したか否かを判断する。終了していない場合はS1303のNをインクリメントする処理に戻る。終了した場合はステップ1215で、対応するGPSログファイルはないと判断し、S1316に進む。
最後に、ステップ1216では、決定した対応GPSログファイルのパスを図10で説明した画像管理リストに記録し、処理を終了する。
なお、本実施形態では図9で説明を行った通り、画像管理リスト作成の際に、画像の撮影時刻の時間軸をUTCに換算して、対応するGPSログファイルを決定した。なお、GPSログファイル側の時間軸をUTCから時差分を加えたローカルタイムに換算することにより、対応するGPSログファイルを決定してもよい。
また、本実施形態ではデジタルカメラ1がGPSログ装置の機能を備えた構成であるため、デジタルカメラ1のモデル名とシリアル番号が一致していないGPSログファイルは対応ログファイルと判断しないこととした。これがデジタルカメラ1とGPSログ装置が別々に存在する構成の場合はモデル名とシリアル番号の一致を確認する必要はない。
<補間処理フロー>
次に、図8のS806で行う処理を図14に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。図14は、選択した画像データに対応するGPSログファイルの移動ルートを画像データで補間する処理を示すフローチャートである。
次に、図8のS806で行う処理を図14に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。図14は、選択した画像データに対応するGPSログファイルの移動ルートを画像データで補間する処理を示すフローチャートである。
まずS1401において、図12で述べたログ管理リストでの番号を示すNを初期化する。
S1402で、Nの値をインクリメントし、S1403で、図10の画像管理リストから、ログ管理リストN番目のGPSログファイルを対応GPSログファイルとしている画像データを抽出する。
続くS1404で、N番目のGPSログファイルに対応した図11のルートリストに、抽出した画像データの情報(UTC換算した撮影日時、緯度、経度)を時間順になるように補間する。その際に、位置情報が付加されている画像データのファイル種別は「画像」とする。なお、位置情報が付加されていない画像データに関しては、緯度、経度は空欄のままで、ファイル種別は「仮画像」と定義する。これは、位置情報が付加されていない画像データの呼称として用いる。
続いて、S1405で、全てのGPSログファイルのルートリストの補間処理が完了したか、つまり、ログ管理リストの最後のGPSログファイルまで補間処理が完了したか否かを判断する。完了していた場合は本移動ルート補間処理を終了し、完了していない場合はS1402に戻って処理を繰り返す。
<補間後ルートリスト>
S1404の処理によりルートを補間した補間後ルートリストを図15に示す。1501は補間された情報のうち、位置情報が付加されている画像データの情報を示し、ファイル種別は「画像」である。1502は補間された情報のうち、位置情報が付加されていない画像データの情報であり、ファイル種別は「仮画像」である。
S1404の処理によりルートを補間した補間後ルートリストを図15に示す。1501は補間された情報のうち、位置情報が付加されている画像データの情報を示し、ファイル種別は「画像」である。1502は補間された情報のうち、位置情報が付加されていない画像データの情報であり、ファイル種別は「仮画像」である。
<ピン表示フロー>
図16は、図8のS805における、地図上に画像データの撮影位置をピン表示する処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、既に位置情報が付加されている画像データと、位置情報が付加されていない画像データでピンの表示を異ならせる。既に位置情報が付加されている画像データは位置情報に対応する地図上の位置に確定ピンを表示し、位置情報が付加されていない画像データは、推定した仮の位置に未確定ピンを表示する。
図16は、図8のS805における、地図上に画像データの撮影位置をピン表示する処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、既に位置情報が付加されている画像データと、位置情報が付加されていない画像データでピンの表示を異ならせる。既に位置情報が付加されている画像データは位置情報に対応する地図上の位置に確定ピンを表示し、位置情報が付加されていない画像データは、推定した仮の位置に未確定ピンを表示する。
S1601において、フォルダ表示部701でユーザが選択したフォルダ内に未処理の画像データが存在するか否かを判断する処理を行う。未処理の画像データが存在すると判断した場合はS1602に進み、未処理の画像データが存在しないと判断した場合は、そのまま処理は終了となる。
S1602において、S1601で未処理であると判断した画像データに位置情報が付加されているか否かを判定する処理を行う。位置情報が付加されている画像データであると判断した場合はS1603に進み、位置情報が付加されていないと判断した場合はS1604に進む。
S1603において、画像データに付加されている位置情報に基づいて、地図上の該当する位置に確定ピンを表示する。
S1604において、位置情報が付加されていない画像データの撮影位置を推定する。撮影位置を推定する方法については後述する。引き続きS1605に進む。
S1605において、S1604で推定した位置情報を図15の補間後ルートリストに追加する。詳細は後述する。引き続きS1606に進む。
S1606において、S1604で推定した位置情報に基づいて、地図上に撮影位置を表示する。この際には、未確定ピンを表示する。引き続きS1612に進む。
S1612において、ユーザによって未確定ピンの位置を移動するための操作が行われたか否かを判断する。ここで移動のための操作とは、前述したようにピンをドラッグアンドドロップする操作などがあげられる。移動のための操作が行われたと判断した場合は処理をS1605に進め、移動後の位置で再度処理を行う。移動のための操作が行われていないと判断した場合は、処理をS1607に進める。
S1607において、ユーザによって未確定ピンの位置を確定する確定処理のための操作が行われたか否かを判断する。ここで確定処理のための操作とは、前述したようにピンをクリックする操作などがあげられる。確定処理が行われたと判断した場合はS1608に進む。確定処理が行われたと判断しない場合は、そのまま処理は終了し、ピンは未確定状態のままとなる。
S1608において、S1607で、未確定ピンを確定ピンに変更して表示する。引き続きS1609に進む。
S1609において、S1607で確定した位置の位置情報を、画像データに付加する。この処理により、位置情報が付加されていなかった画像データにも、位置情報を推定して付加することができる。
S1610において、確定した位置の位置情報に基づいて、図15の補間後ルートリストを更新する。詳細は後述する。
S1611において、位置情報がないため点線で表示していたルートを実線に変更する。
以上が、地図上に画像データの撮影位置を表示する処理の流れである。
図17(a)は、図16のS1605で推定した位置情報を追加し、リストを更新したときの補間後ルートリストを示す。図15で空白であった仮画像1701の緯度、経度に、推定した位置情報が追加される。
図17(b)は、図16のS1610で確定した位置情報を追加し、リストを更新したときの図を示す。この図では、図17(a)で仮状態であった仮画像の位置情報が確定した位置情報に更新され、ファイル種別が仮画像から画像に変更される。
<位置情報推定フロー>
図18は、図16のS1604、S1605において、位置情報が付加されていない画像データの位置情報を推定する処理を示すフローチャートである。なお、処理の説明にあたり、図15に示す補間後ルートリストのうち、位置情報を推定する画像データの直前に記述されているデータのUTCを「A」、直後のファイルのUTCを「B」、位置情報を推定する画像データのUTCを「C」と定義する。
図18は、図16のS1604、S1605において、位置情報が付加されていない画像データの位置情報を推定する処理を示すフローチャートである。なお、処理の説明にあたり、図15に示す補間後ルートリストのうち、位置情報を推定する画像データの直前に記述されているデータのUTCを「A」、直後のファイルのUTCを「B」、位置情報を推定する画像データのUTCを「C」と定義する。
S1801において、図15の補間後ルートリストから、A、B、Cを抽出する。
引き続き、S1802において、CからAを減算した値と、BからCを減算した値を比較し、BからCを減算した値の方が小さいか否かを判断する。BからCを減算した値の方が小さいと判断した場合、AよりBの方が、Cから近い時間であることがわかる。その場合、S1803に進む。BからCを減算した値の方が小さくないと判断した場合は、S1804に進む。
S1803では、Bを仮画像の仮の位置情報として抽出する。引き続きS1807に進む。
S1804において、CからAを減算した値と、BからCを減算した値を比較し、同値であるか否かを判断する。同値であると判断された場合は、S1805に進む。同値でないと判断された場合は、S1806に進む。
S1805では、A(この場合はBと等しい)を仮画像の仮の位置情報として抽出する。引き続きS1807に進む。
S1806に進んだ場合は、S1804の結果から、BよりAの方がCから近い時間であることがわかるため、Aを仮画像の仮の位置情報として抽出し、S1507に進む。
S1807において、図15の補間ルートリストに、抽出した仮の位置情報を追加する。この段階で補間後ルートリストは図17(a)のようになっている。以上が、位置情報を推定する際の処理を示すフローチャートである。
<ルート描画フロー>
図19は、補間及び位置推定処理後に、移動ルートを地図上に描画する処理を示すフローチャートである。
図19は、補間及び位置推定処理後に、移動ルートを地図上に描画する処理を示すフローチャートである。
まずS1901で、図10の画像管理リストから、選択中の画像データの情報を取得する。続いてS1902で、補間後ルートリスト(図15参照)を取得する。次にS1903で、ルート補間リストでの番号を示すNを初期化する。S1904で、そのNの値をインクリメントし、S1905で、補間後ルートリストのN番目とN+1番目のファイルのいずれかが仮画像であるか否かを判断する。いずれかが仮画像であった場合にはS1907に進み、N番目とN+1番目の緯度経度情報を点線で結ぶことで仮移動ルートとして描画する。共に仮画像ではなかった場合にはS1906に進み、N番目とN+1番目の緯度経度情報を移動ルートとして、地図上に実線で結んで描画する。続いて、S1908で、ルートリストの最後まで処理が完了したか否かを判断する。完了したと判断した場合は本ルート描画処理を終了し、完了していない場合はS1904に戻って処理を繰り返す。
<ピン表示>
図20(a)〜(c)を用いて、アプリケーションのGUI上での挙動について説明する。図20(a)は、位置情報が付加されていなかった画像データの位置情報を推定し、ピン2001を表示した場合のGUIである。このピン表示は、図16のS1406にて実行される。前述したように、位置情報を推定して補間した場合、ピンはまず未確定ピンとして表示される。さらに、直前の位置情報との間は仮移動ルート2002が点線で表示されている。この仮移動ルート2002の表示は図19のS1907で実行される。
図20(a)〜(c)を用いて、アプリケーションのGUI上での挙動について説明する。図20(a)は、位置情報が付加されていなかった画像データの位置情報を推定し、ピン2001を表示した場合のGUIである。このピン表示は、図16のS1406にて実行される。前述したように、位置情報を推定して補間した場合、ピンはまず未確定ピンとして表示される。さらに、直前の位置情報との間は仮移動ルート2002が点線で表示されている。この仮移動ルート2002の表示は図19のS1907で実行される。
次に、図20(a)の状態から、ユーザが未確定ピン2001をドラッグ操作により移動させた状態を図20(b)に示す。この移動は、図16のS1612で判断される移動である。前述したように、未確定ピンはそのままドラッグできるため、ユーザは確定ピンに比べて少ない手数でピンを移動させることができる。移動させた未確定ピンが2003である。未確定ピン2003がドラッグされると、点線で描画されている仮移動ルート2004が、移動後の未確定ピン2003を経由するよう変更される。
図20(b)の状態でユーザが未確定ピン2003の位置を確定した状態を図20(c)に示す。未確定ピン2003は確定ピン2005に変更され、地図に刺さった状態となる。仮移動ルート2004も確定移動ルート2006となり、点線が実線に変更される。
以上述べたように、本実施形態では、位置情報が付加されていない画像データであっても、前後の位置情報との関係から位置情報を推測して付加することが可能である。このことにより、位置情報のついていない画像データであっても地図上に表示することが可能となる。
また、画像データを示すピンを地図上に表示する際に、位置情報の付加されている画像データは確定ピンで、位置情報を推測した画像データは未確定ピンで表示することとした。この理由は以下の通りである。すなわち、位置情報が付加されている画像データは、撮影の際にGPS受信機を介して得られた位置情報が付加された可能性が高い。つまり、付加されている位置データの信頼性は高いといえる。このような画像データを未確定ピンで表示してしまうと、ユーザは正しい位置に表示されている未確定ピンも逐一確定ピンに変更する操作を行わなければならず、煩雑である。したがって、地図上にはまず確定ピンで表示し、ユーザの誤操作などでピンが動くことがないようにする。
これに対し、位置情報を推測した画像データは必ずしも正確な撮影位置を示しているとは限らず、ユーザは地図上でピンを動かし、位置を修正するケースが多いと考えられる。そこで本実施形態では、まず未確定ピンで表示し、ユーザがドラッグアンドドロップ操作で位置を修正しやすくしている。
以上述べたように、本実施形態では画像データによって確定ピンで表示するか未確定ピンで表示するかを制御する。このことにより、ユーザはより簡単な操作でピンの位置を修正することが可能となる。
[第2の実施の形態]
本実施形態では、図15の補間後ルートリストにおいて、連続した複数の画像データに位置情報が付加されていないケースについて考える。このようなケースが生じるのは、例えば一定期間GPSの受信状態が悪い場所にデジタルカメラ1が位置し、その期間の撮影時に位置情報が受信できなかった場合が考えられる。本実施形態では、このような場合であってもより適切に位置情報を推定し、地図上に表示する処理について説明する。
本実施形態では、図15の補間後ルートリストにおいて、連続した複数の画像データに位置情報が付加されていないケースについて考える。このようなケースが生じるのは、例えば一定期間GPSの受信状態が悪い場所にデジタルカメラ1が位置し、その期間の撮影時に位置情報が受信できなかった場合が考えられる。本実施形態では、このような場合であってもより適切に位置情報を推定し、地図上に表示する処理について説明する。
なお、本実施形態は第1の実施形態と共通の部分が多いため、共通する部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。本実施形態では、特に第1の実施形態の図16の処理とは異なる処理を行う。
<位置情報の推定>
図21は、本実施形態における、位置情報が付加されていない画像データの位置情報を推定する処理を示すフローチャートである。
図21は、本実施形態における、位置情報が付加されていない画像データの位置情報を推定する処理を示すフローチャートである。
まず、S2101において、図15の補間後ルートリストにおいて位置情報が付加されている画像データのうち、位置情報が付加されていない画像データに最も近い時刻の画像データを検索する。この際、位置情報が付加されていない画像データよりも時刻が早く、かつ最も近い画像データ(以下、画像データA)と、位置情報が付加されていない画像データよりも時刻が遅く、かつ最も近い画像データ(以下、画像データB)の2つを検索する。そして、画像データAの位置情報(以下、「a」とする)及び画像データBの位置情報(以下、「b」とする)を抽出する。なお、位置情報が付加されていない画像データが連続している場合、図15の補間後ルートリストでは、画像データAと画像データBの間に、位置情報が付加されていない複数の画像データが記述されることになる。
次に、S2102において、aとbの値が同じであるか否かの判断を行う。ここでいう同じとは厳密に同じ値という場合だけでなく、例えばaとbの値が一定値の範囲内にある場合に同じと判断してもよい。aとbの値が同じである場合、その間に撮影された画像データの位置も、aおよびbの値と同じであると推定し、S2103に進む。同値でないと判断された場合は、S2107に進む。
S2103において、aの位置情報を位置情報が付加されていない仮画像データの仮の位置情報とする。
S2104において、画像データAと画像データBの間に位置情報が付加されていない画像データが複数存在するか否かを判断する。複数存在しないと判断した場合は、S2106に進む。複数存在すると判断した場合は、S2105において、仮画像の数をカウントし、カウントした数を抽出する。
S2106において、補間後ルートリストに、抽出した仮の位置情報を追加する。
以下S2107〜S2112の処理は、図18のステップS1801〜ステップS1806と同様であるため、省略する。このようにすることで、位置情報が付加されていない画像に対して、仮の位置情報を追加することが可能となる。
<ピン表示フロー>
図22は、図21で推定した位置情報に基づき、地図上に画像データの撮影位置をピン表示する処理を示すフローチャートである。
図22は、図21で推定した位置情報に基づき、地図上に画像データの撮影位置をピン表示する処理を示すフローチャートである。
ステップS2201〜ステップS2205の処理は、図16のS1601〜S1605と同様の処理であるため、省略する。
ステップS2206において、図21のS1704にて仮画像が複数存在すると判断されたか否かを判断する。複数存在すると判断された場合、ステップS2207に進み、カウントしていた仮画像の数を抽出する。複数存在しないと判断された場合は、ステップS2209に進む。
ステップS2208では、仮の位置情報に対応する地図上の位置(aの位置)に未確定ピンを表示する。この未確定ピンは複数の仮画像の存在を示すものであり、通常の未確定ピンよりサイズを大きく表示する。また、大きな未確定ピンとともに、ステップS2207で抽出した仮画像の数を表示する。
ステップS2209〜1814は、図16のS1606〜S1611と同様の処理であるため省略する。
<ピン表示>
図23は、図22の結果表示される、PC2のGUIの一例である。未確定ピン2301は、図22のS2208において表示される、通常の未確定ピンよりもサイズの大きな未確定ピンである。また、未確定ピン2304にはその表示位置を仮の位置情報とする画像データが12枚存在することを示すよう、「12」が表示されている。
図23は、図22の結果表示される、PC2のGUIの一例である。未確定ピン2301は、図22のS2208において表示される、通常の未確定ピンよりもサイズの大きな未確定ピンである。また、未確定ピン2304にはその表示位置を仮の位置情報とする画像データが12枚存在することを示すよう、「12」が表示されている。
上記のようにすることで、複数の画像データにまとめて同じ位置情報を推定して付加する場合、地図上ではまとめて1つのピンとして表示することとした。このことにより、複数の画像データに同じ位置情報が付加された場合であっても、ユーザにとって視認性のよいGUIを実現することができる。なお、未確定ピン2304に対し右クリックなどの所定の操作を行うことにより、個別のピン(図23の例であれば12個のピン)に切り替えて表示してもよい。
[第3の実施の形態]
第2の実施形態では、図21のS2102において位置情報aとbの値が同じであった場合に、aを仮の位置情報とした。しかしながら、図21のS2102において位置情報aとbの値が同じであった場合に、aを確定した位置情報としてもよい。なぜなら、aとbの値が同じということは、ある地点(a)で位置情報の受信が途切れ、同じ地点(b)でまた位置情報の受信が可能となったと考えられる。このような受信状況の場合、a、bが示す位置は建物の入口である可能性が高い。そう考えると、画像データAと画像データBの間にデジタルカメラ1は建物から出たとは考えにくい。したがって、その間に撮影された画像データの撮影位置はおよそ位置情報aであると確定しても差し支えないと考えられる。
第2の実施形態では、図21のS2102において位置情報aとbの値が同じであった場合に、aを仮の位置情報とした。しかしながら、図21のS2102において位置情報aとbの値が同じであった場合に、aを確定した位置情報としてもよい。なぜなら、aとbの値が同じということは、ある地点(a)で位置情報の受信が途切れ、同じ地点(b)でまた位置情報の受信が可能となったと考えられる。このような受信状況の場合、a、bが示す位置は建物の入口である可能性が高い。そう考えると、画像データAと画像データBの間にデジタルカメラ1は建物から出たとは考えにくい。したがって、その間に撮影された画像データの撮影位置はおよそ位置情報aであると確定しても差し支えないと考えられる。
そこで本実施形態では、位置情報aとbの値が同じである場合は位置情報として未確定とせず、確定した位置情報とすることとした。その結果、地図上に表示する際も、図23の未確定ピン2304ではなく、確定ピンとして表示する。なお、サイズやデータ数表示については未確定ピンと同様に表示する。
<他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (7)
- 撮像装置で撮像された画像データに関する情報を表示部に表示する表示制御装置であって、
位置情報を記録する記録手段と、
既に前記記録手段により記録されている位置情報と時間情報とに基づき、位置情報が対応づけられていない画像データに対応付ける仮の位置情報を決定する決定手段と、
画像データに対応付けられている位置情報または仮の位置情報に基づき、該画像データの存在を示す指標を地図データ上の対応する位置に表示する表示制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、既に位置情報と対応付けられている画像データの存在を示す指標を地図上を移動できない第1の形態で表示し、前記決定手段により決定された仮の位置情報と対応付けられている画像データの指標を地図上を移動可能な第2の形態で表示することを特徴とする表示制御装置。 - 前記第2の形態で表示された指標を、前記第1の形態で表示するよう変更する操作を受け付ける操作手段をさらに有する請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記操作手段はマウスによる操作を受け付けるものであり、
前記第2の形態で表示された指標がクリックされたことに応じて、該指標を前記第1の形態で表示するよう変更することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。 - 前記第2の形態で表示された指標が、前記第1の形態での表示に変更された場合、前記仮の位置情報を前記指標に対応する画像データの位置情報として対応付けることを特徴とする請求項2または3に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記地図上に表示された複数の指標を結ぶことで移動ルートを表示することが可能であり、前記第1の形態で表示された指標同士を結んだ移動ルートと、前記第1の形態で表示された指標と前記第2の形態で表示された指標とを結んだ移動ルートとを異なる態様で表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
- 撮像装置で撮像された画像データに関する情報を表示する装置の制御方法であって、
位置情報を記録する記録工程と、
既に前記記録工程において記録されている位置情報と時間情報とに基づき、位置情報が対応づけられていない画像データに対応付ける仮の位置情報を決定する決定工程と、
画像データに対応付けられている位置情報または仮の位置情報に基づき、該画像データの存在を示す指標を地図データ上の対応する位置に表示する表示工程とを有し、
前記表示工程では、既に位置情報と対応付けられている画像データの存在を示す指標を地図上を移動できない第1の形態で表示し、前記決定工程で決定された仮の位置情報と対応付けられている画像データの指標を地図上を移動可能な第2の形態で表示することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示制御装置の各手段として機能させるコンピュータが実行することが可能なプログラム。
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JP (1) | JP2013172271A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015128992A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | パイオニア株式会社 | 表示装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体 |
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2012
- 2012-02-20 JP JP2012034397A patent/JP2013172271A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015128992A1 (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | パイオニア株式会社 | 表示装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体 |
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