JP2013172229A - 立体映像制御装置、立体映像制御方法、およびプログラム - Google Patents

立体映像制御装置、立体映像制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】観察者に与える不快感を軽減しつつ、立体映像の立体感を強調できる立体映像制御装置、立体映像制御方法、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】入力映像aにおける立体感を制御する立体映像制御装置AAは、オブジェクト抽出部10、位置関係制御部20、およびフィルタ処理部30を備える。オブジェクト抽出部10は、入力映像a中のオブジェクトを抽出する。位置関係制御部20は、オブジェクト抽出部10により抽出されたオブジェクトについて、入力映像aにおける位置や形状を制御する。フィルタ処理部30は、位置関係制御部20によりオブジェクトの位置や形状を制御された入力映像aの各画素の画素値に対して、奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体映像における立体感を制御する立体映像制御装置、立体映像制御方法、およびプログラムに関する。
従来の平面的な映像表示に対して、立体映像表示は、飛び出し感や奥行き感(以降では、「飛び出し感」および「奥行き感」を含めて「立体感」と呼ぶこととする)により観察者に高い迫力を与えることができる。一方で、立体映像表示は、観察者に対してあくまで擬似的に、映像を立体的に知覚させるため、不適切な立体映像表示を行うと、観察者に不快感を与えてしまうおそれがある。
そこで、左眼用映像および右眼用映像を組合せてなる立体映像における立体感を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示されている技術では、奥行き情報を用いて、被写界深度の範囲内でオブジェクトの視差量を制御する。これによれば、各オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感を制御することができ、観察者に与える不快感を軽減できる。
特開2011−160302号公報
しかしながら、特許文献1に示されている技術では、オブジェクトの視差量の制御を被写界深度の範囲内で行うという制約があるため、強調できる立体感には限界があり、観察者に対して十分な迫力を与えることができない場合があった。
そこで、特許文献1に示されている技術において、オブジェクトの視差量の制御を被写界深度の範囲を超えて行うことが考えられる。しかしながら、この場合には、単に視差量が大きくなるだけであり、観察者に不快感を与えてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、観察者に与える不快感を軽減しつつ、立体映像の立体感を強調できる立体映像制御装置、立体映像制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上述の目的を達成すべく鋭意検討を行った。その結果、立体映像の画素のうち、奥の方にある画素をぼかすことで、立体映像の立体感を強調できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(1) 本発明は、立体映像(例えば、図1、6の入力映像aに相当)における立体感を制御する立体映像制御装置(例えば、図1の立体映像制御装置AAや、図6の立体映像制御装置BBに相当)であって、前記立体映像と、当該立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報(例えば、図1、6の奥行き情報bに相当)と、に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する位置関係制御手段(例えば、図1、6の位置関係制御部20に相当)と、前記位置関係制御手段により得られる結果画像(例えば、図1、6の視差量変更後入力映像αに相当)の各画素の画素値に対して、前記奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施すフィルタ処理手段(例えば、図1のフィルタ処理部30や、図6のフィルタ処理部30Aに相当)と、を備えることを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、立体映像における立体感を制御する立体映像制御装置に位置関係制御手段を設けた。そして、この位置関係制御手段により、立体映像と、立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報と、に基づいて、立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御することとした。
このため、(1)の立体映像制御装置は、位置関係制御手段により、立体映像について、オブジェクトの視差量を制御できる。したがって、オブジェクトの視差量を、被写界深度の範囲内で制御することで、オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感を制御することができ、オブジェクトの被写界深度ボケを制御できるので、観察者に与える不快感を軽減できる。
また、この発明によれば、立体映像制御装置にフィルタ処理手段を設けた。そして、このフィルタ処理手段により、位置関係制御手段により得られる結果画像の各画素の画素値に対して、奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施すこととした。
このため、(1)の立体映像制御装置は、オブジェクトの視差量を制御して立体感を制御した立体映像について、フィルタ処理手段により、フィルタ処理を施すことができる。したがって、立体感を制御した立体映像の画素のうち奥の方にある画素の画素値に対してフィルタ処理を施すことで、立体感を制御した立体映像の画素のうち、奥の方にある画素をぼかすことができ、立体感を強調できる。
以上によれば、(1)の立体映像制御装置は、観察者に与える不快感を軽減しつつ、立体映像の立体感を強調できる。
(2) 本発明は、(1)の立体映像制御装置について、前記位置関係制御手段は、前記立体映像および前記奥行き情報に加えて、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度(例えば、図1、6の奥行き感制御強度cに相当)に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御することを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、(1)の立体映像制御装置において、位置関係制御手段により、立体映像および奥行き情報に加えて、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度に基づいて、立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御することとした。
このため、(2)の立体映像制御装置は、奥行き感制御強度を調節することで、立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する上限を設定して、オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感を制御できる。
(3) 本発明は、(1)または(2)の立体映像制御装置について、前記立体映像および前記奥行き情報に基づいて、当該立体映像中のオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出手段(例えば、図1、6のオブジェクト抽出部10に相当)を備え、前記位置関係制御手段は、前記オブジェクト抽出手段により抽出されたオブジェクトについて、前記立体映像における位置や形状を制御することを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、(1)または(2)の立体映像制御装置にオブジェクト抽出手段を設けた。そして、このオブジェクト抽出手段により、立体映像および奥行き情報に基づいて、立体映像中のオブジェクトを抽出することとした。また、位置関係制御手段により、オブジェクト抽出手段により抽出されたオブジェクトについて、立体映像における位置や形状を制御することとした。
このため、(3)の立体映像制御装置は、オブジェクトを立体映像の中から抽出できるので、オブジェクトの位置や形状をより的確に制御できる。したがって、オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感をより的確に制御できる。
(4) 本発明は、(1)〜(3)のいずれかの立体映像制御装置について、前記フィルタ処理手段は、前記奥行き情報と、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度と、に基づいて、フィルタ強度(例えば、図4、7のフィルタ強度eに相当)を画素ごとに決定するフィルタ強度決定手段(例えば、図4のフィルタ強度決定部31や、図7のフィルタ強度決定部31Aに相当)と、前記フィルタ強度決定手段により決定されたフィルタ強度に基づいてフィルタを設計するフィルタ設計手段(例えば、図4、7のフィルタ設計部32に相当)と、前記フィルタ設計手段により設計されたフィルタを用いて、前記位置関係制御手段により得られる結果画像(例えば、図4、7の視差量変更後入力映像αに相当)の画素ごとにディジタルフィルタ処理を施すディジタルフィルタ処理手段(例えば、図4、7のディジタルフィルタ処理部33に相当)と、を備えることを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、(1)〜(3)のいずれかの立体映像制御装置において、前記フィルタ処理手段に、フィルタ強度決定手段、フィルタ設計手段、およびディジタルフィルタ処理手段を設けた。そして、フィルタ強度決定手段により、奥行き情報と、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度と、に基づいて、フィルタ強度を画素ごとに決定することとした。また、フィルタ設計手段により、フィルタ強度決定手段により決定されたフィルタ強度に基づいてフィルタを設計することとした。また、ディジタルフィルタ処理手段により、フィルタ設計手段により設計されたフィルタを用いて、位置関係制御手段により得られる結果画像の画素ごとにディジタルフィルタ処理を施すこととした。
このため、(4)の立体映像制御装置は、奥行き感制御強度を調節することで、立体感を強調する度合いを制御できる。
(5) 本発明は、(4)の立体映像制御装置について、前記フィルタ強度決定手段(例えば、図4のフィルタ強度決定部31に相当)は、前記位置関係制御手段により得られる結果画像の全ての画素の奥行きの平均値を求めて奥行きの基準とし、当該基準より奥または手前にある各画素に対して、当該基準からの奥行き距離に応じて前記フィルタ強度を決定することを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、(4)の立体映像制御装置において、フィルタ強度決定手段により、位置関係制御手段により得られる結果画像の全ての画素の奥行きの平均値を求めて奥行きの基準とし、この基準より奥または手前にある各画素に対して、この基準からの奥行き距離に応じてフィルタ強度を決定することとした。
このため、(5)の立体映像制御装置は、立体映像の中での平均的な奥行きを有する画素を基準として、この画素からの奥行き距離が長い画素ほど、ぼかすことができる。
(6) 本発明は、(4)の立体映像制御装置について、前記フィルタ強度決定手段(例えば、図7のフィルタ強度決定部31Aに相当)は、予め定められた閾値を奥行きの基準とし、当該基準より奥または手前にある各画素に対して、当該基準からの奥行き距離に応じて前記フィルタ強度を決定することを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、(4)の立体映像制御装置において、フィルタ強度決定手段により、予め定められた閾値を奥行きの基準とし、この基準より奥または手前にある各画素に対して、この基準からの奥行き距離に応じてフィルタ強度を決定することとした。
このため、(6)の立体映像制御装置は、予め定められた奥行きを有する画素を基準として、この画素からの奥行き距離が長い画素ほど、ぼかすことができる。
(7) 本発明は、(4)〜(6)のいずれかの立体映像制御装置について、前記フィルタ設計手段は、前記フィルタ強度決定手段により決定されたフィルタ強度に基づいて、予め定められた複数種類のフィルタの中から1つを選択することで、前記フィルタの設計を行うことを特徴とする立体映像制御装置を提案している。
この発明によれば、(4)〜(6)のいずれかの立体映像制御装置において、フィルタ設計手段により、フィルタ強度決定手段により決定されたフィルタ強度に基づいて、予め定められた複数種類のフィルタの中から1つを選択することで、フィルタの設計を行うこととした。
このため、(7)の立体映像制御装置は、画素ごとに、ディジタルフィルタ処理に用いるフィルタの設計を、予め定められた複数種類のフィルタの中からフィルタ強度に応じて1つ選択して、実現できる。
(8) 本発明は、位置関係制御手段(例えば、図1、6の位置関係制御部20に相当)およびフィルタ処理手段(例えば、図1のフィルタ処理部30や、図6のフィルタ処理部30Aに相当)を備え、立体映像(例えば、図1、6の入力映像aに相当)における立体感を制御する立体映像制御装置(例えば、図1の立体映像制御装置AAや、図6の立体映像制御装置BBに相当)における立体映像制御方法であって、前記位置関係制御手段が、前記立体映像と、当該立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報(例えば、図1、6の奥行き情報bに相当)と、に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する第1のステップと、前記フィルタ処理手段が、前記位置関係制御手段により得られる結果画像(例えば、図1、6の視差量変更後入力映像αに相当)の各画素の画素値に対して、前記奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施す第2のステップと、を備えることを特徴とする立体映像制御方法を提案している。
この発明によれば、位置関係制御手段により、立体映像と、立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報と、に基づいて、立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御することとした。また、フィルタ処理手段により、位置関係制御手段により得られる結果画像の各画素の画素値に対して、奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施すこととした。このため、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
(9) 本発明は、位置関係制御手段(例えば、図1、6の位置関係制御部20に相当)およびフィルタ処理手段(例えば、図1のフィルタ処理部30や、図6のフィルタ処理部30Aに相当)を備え、立体映像(例えば、図1、6の入力映像aに相当)における立体感を制御する立体映像制御装置(例えば、図1の立体映像制御装置AAや、図6の立体映像制御装置BBに相当)における立体映像制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記位置関係制御手段が、前記立体映像と、当該立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報(例えば、図1、6の奥行き情報bに相当)と、に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する第1のステップと、前記フィルタ処理手段が、前記位置関係制御手段により得られる結果画像(例えば、図1、6の視差量変更後入力映像αに相当)の各画素の画素値に対して、前記奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施す第2のステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、プログラムをコンピュータに実行させることで、位置関係制御手段により、立体映像と、立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報と、に基づいて、立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御することとした。また、フィルタ処理手段により、位置関係制御手段により得られる結果画像の各画素の画素値に対して、奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施すこととした。このため、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、観察者に与える不快感を低減しつつ、立体映像の立体感を強調できる。
本発明の第1実施形態に係る立体映像制御装置の構成を示すブロック図である。 前記立体映像制御装置が備える位置関係制御部の動作を説明するための図である。 前記立体映像制御装置が備える位置関係制御部の動作を説明するための図である。 前記立体映像制御装置が備えるフィルタ処理部の構成を示すブロック図である。 前記立体映像制御装置が備えるフィルタ強度決定部の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る立体映像制御装置の構成を示すブロック図である。 前記立体映像制御装置が備えるフィルタ処理部の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素などとの置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1実施形態>
[立体映像制御装置AAの構成および動作]
図1は、本発明の第1実施形態に係る立体映像制御装置AAの構成を示すブロック図である。立体映像制御装置AAは、両眼視差を利用した立体映像における立体感を制御する。この立体映像制御装置AAは、オブジェクト抽出部10、位置関係制御部20、およびフィルタ処理部30を備える。
オブジェクト抽出部10は、入力映像aと、奥行き情報bと、を入力とする。ここで、入力映像aとは、左眼用映像および右眼用映像による立体映像のことである。また、奥行き情報bとは、左眼用映像における各画素の奥行きの度合いを示す情報と、右眼用映像における各画素の奥行きの度合いを示す情報と、を含むもののことであり、例えばDepth mapを用いることができる。
このオブジェクト抽出部10は、入力映像aと奥行き情報bとに基づいて、左眼用映像および右眼用映像のそれぞれについて、オブジェクトを抽出するとともに、背景領域を決定する。そして、左眼用映像におけるオブジェクトを識別する情報と、右眼用映像におけるオブジェクトを識別する情報と、をオブジェクト識別情報dとして出力する。
位置関係制御部20は、入力映像aと、奥行き情報bと、奥行き感制御強度cと、オブジェクト識別情報dと、を入力とする。ここで、奥行き感制御強度cとは、奥行きを制御する度合いを示す情報のことである。
この位置関係制御部20は、入力映像aと奥行き情報bと奥行き感制御強度cとオブジェクト識別情報dとに基づいて、オブジェクト抽出部10により抽出されたオブジェクトについて、入力映像aにおける位置や形状を制御して、視差量変更後入力映像αおよび視差量変更後奥行き情報βを出力する。
具体的には、位置関係制御部20は、まず、入力映像aと奥行き情報bとオブジェクト識別情報dと奥行き感制御強度cとに基づいて、オブジェクト抽出部10で抽出された左眼用映像における各オブジェクトの奥行きと、オブジェクト抽出部10で抽出された右眼用映像における各オブジェクトの奥行きと、について、奥行き感制御強度cに応じて奥行きの制御量を決定する。次に、決定した奥行きの制御量に基づいて、入力映像aに含まれる左眼用映像における各オブジェクトと、入力映像aに含まれる右眼用映像における各オブジェクトと、について位置や形状を制御して、視差量変更後入力映像αとして出力する。また、上述のオブジェクトの位置や形状の制御に併せて、奥行き情報bを更新して、視差量変更後奥行き情報βとして出力する。
これによれば、入力映像aについて、奥行き感制御強度cに応じて幾何変換処理が施され、その結果、入力映像aの奥行きが制御されて、視差量の変更された立体映像として視差量変更後入力映像αが出力されることになる。また、奥行き情報bについて、入力映像aに対する幾何変換処理による視差量の変更に応じて奥行き情報bが更新されて、視差量の変更された立体映像における各画素の奥行きの度合いを示す情報として視差量変更後奥行き情報βが出力されることになる。なお、上述のオブジェクトの位置や形状の制御には、例えばアフィン変換を用いることができる。
位置関係制御部20によるオブジェクトの位置や形状の制御について、図2、3を用いて説明する。図2は、入力映像aの左眼用映像の奥行きを制御した場合のイメージを示し、図3は、入力映像aの奥行きを制御した視差量変更後入力映像αの左眼用映像のイメージを示している。
図2において、カメラLは、左眼用映像を生成する撮像装置であり、カメラRは、右眼用映像を生成する撮像装置であり、これらカメラL、Rで生成された映像により上述の入力映像aが生成されるものとする。また、左眼用映像における奥行き情報bで示される奥行きに存在するオブジェクトの位置や形状を、奥行き感制御強度cに応じて位置関係制御部20により制御した結果、図2に示すように、オブジェクトが「制御前」の位置から「制御後」の位置に移動したものとする。
これによれば、位置関係制御部20による制御によって、カメラLから見た場合、オブジェクトは右手前に移動したことになる。すると、カメラLで生成された左眼用映像では、図3に示すように、位置関係制御部20による制御前と比べて、オブジェクトの位置が右方向に変化するとともに、オブジェクトの大きさが大きくなる。
図1に戻って、フィルタ処理部30は、視差量変更後入力映像αと、視差量変更後奥行き情報βと、奥行き感制御強度cと、を入力とする。フィルタ処理部30は、視差量変更後入力映像αの各画素の画素値に対して、視差量変更後奥行き情報βと奥行き感制御強度cとに基づいてフィルタ処理を施し、立体感の制御された立体映像として出力映像Xを出力する。このフィルタ処理部30は、図4に示すように、フィルタ強度決定部31、フィルタ設計部32、およびディジタルフィルタ処理部33を備える。
フィルタ強度決定部31は、視差量変更後奥行き情報βと、奥行き感制御強度cと、を入力とする。このフィルタ強度決定部31は、視差量変更後奥行き情報βと奥行き感制御強度cとに基づいて、視差量変更後入力映像αの全ての画素の奥行きの平均値を求めて奥行きの基準とし、この基準より奥にある各画素に対して、この基準からの奥行き距離に応じてフィルタ強度eを決定し、出力する。
具体的には、まず、視差量変更後奥行き情報βに基づいて、視差量変更後入力映像αの全ての画素の奥行きの平均値L(図5参照)を求める。次に、求めた奥行きの平均値Lを基準として、この奥行きの平均値Lと、この基準からフィルタ強度を決定する画素までの奥行き距離D(図5参照)と、奥行き感制御強度cで示される奥行き感制御強度係数C(ただし、Cは、C≦1を満たす任意の数)と、に基づいて、以下の数式(1)に示すフィルタ強度を決定し、フィルタ強度eとして出力する。
Figure 2013172229
フィルタ設計部32は、視差量変更後奥行き情報βと、フィルタ強度eと、を入力とする。このフィルタ設計部32は、視差量変更後奥行き情報βとフィルタ強度eとに基づいて、全パスに対してフィルタ強度eだけ通過域を絞った通過域を有するディジタルフィルタfを設計する。
以下に、ディジタルフィルタの一例として、ゼロから以下の数式(2)に示す値までを通過域とするローパスフィルタを設計する場合を説明する。
Figure 2013172229
この場合、設計するフィルタの希望特性B(ω)は、以下の数式(3)で表される。この希望特性B(ω)を逆フーリエ変換することで、フィルタ強度eに応じた通過域を有するローパスフィルタを設計できる。
Figure 2013172229
ディジタルフィルタ処理部33は、視差量変更後入力映像αと、ディジタルフィルタfと、を入力とする。このディジタルフィルタ処理部33は、ディジタルフィルタfを用いて、視差量変更後入力映像αの画素ごとにディジタルフィルタ処理を施し、出力映像Xとして出力する。このディジタルフィルタ処理によれば、視差量変更後入力映像αの画素のうち、フィルタ強度決定部31により定められた奥行きの基準より奥に存在する各画素に対して、奥行き感制御強度cと、奥行きの基準からフィルタ処理を施す画素までの奥行き距離と、に応じてフィルタ処理が施されることになる。このため、奥行きの基準から奥に行くに従って、画素の被写界深度ボケが大きくなることになる。
なお、上述のディジタルフィルタ処理には、例えば、ローパスフィルタ(高周波成分除去)やエッジ平滑化フィルタやバンドパスフィルタを用いたり、被写界深度ボケを表現するために用いられる画像処理を用いたりすることができる。
以上の立体映像制御装置AAによれば、以下の効果を奏することができる。
立体映像制御装置AAは、位置関係制御部20により、入力映像aに含まれる左眼用映像における各オブジェクトと、入力映像aに含まれる右眼用映像における各オブジェクトと、について位置や形状を制御する。このため、入力映像aについて、この入力映像aに含まれるオブジェクトの視差量を制御できる。したがって、オブジェクトの視差量を、被写界深度の範囲内で制御することで、オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感を制御することができ、オブジェクトの被写界深度ボケを制御できるので、観察者に与える不快感を軽減できる。
また、立体映像制御装置AAは、位置関係制御部20により入力映像aの立体感を制御して生成した視差量変更後入力映像αの各画素のうち奥の方にある画素の画素値に対して、フィルタ処理部30によりフィルタ処理を施す。このため、入力映像aの立体感を制御して生成した視差量変更後入力映像αの画素のうち、奥の方にある画素をぼかすことができ、立体感を強調できる。
以上によれば、立体映像制御装置AAは、観察者に与える不快感を軽減しつつ、入力映像aの立体感を強調できる。
また、立体映像制御装置AAは、位置関係制御部20によるオブジェクトの位置や形状の制御を、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度cに基づいて行う。このため、奥行き感制御強度cを調節することで、オブジェクトの位置や形状を制御する上限を設定して、オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感を制御できる。
また、立体映像制御装置AAは、オブジェクト抽出部10により、入力映像aに含まれる左眼用映像および右眼用映像のそれぞれについて、オブジェクトを抽出する。そして、オブジェクト抽出部10によりオブジェクトを抽出した結果を用いて、位置関係制御部20により、入力映像aにおけるオブジェクトの位置や形状を制御する。このため、位置関係制御部20において、オブジェクトの位置や形状を的確に制御できるので、オブジェクトの被写界深度の範囲内で立体感をより的確に制御できる。
また、立体映像制御装置AAは、フィルタ処理部30によるフィルタ処理を、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度cに基づいて行う。このため、奥行き感制御強度cを調節することで、立体感を強調する度合いを制御できる。
また、立体映像制御装置AAは、フィルタ強度決定部31により、視差量変更後入力映像αの全ての画素の奥行きの平均値を求めて奥行きの基準とし、この基準より奥にある各画素に対して、この基準からの奥行き距離に応じてフィルタ強度eを決定する。このため、視差量変更後入力映像αの中での平均的な奥行きを有する画素を基準として、この画素からの奥行き距離が長い画素ほど、ぼかすことができる。
<第2実施形態>
[立体映像制御装置BBの構成および動作]
図6は、本発明の第2実施形態に係る立体映像制御装置BBの構成を示すブロック図である。立体映像制御装置BBは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る立体映像制御装置AAとは、フィルタ処理部30の代わりにフィルタ処理部30Aを備える点が異なる。なお、立体映像制御装置BBにおいて、立体映像制御装置AAと同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
フィルタ処理部30Aは、視差量変更後入力映像αと、視差量変更後奥行き情報βと、奥行き感制御強度cと、に加えて基準奥行き情報gを入力とする点が、図1のフィルタ処理部30と異なる。ここで、基準奥行き情報gとは、画素の奥行きに関する閾値を示す情報のことである。
このフィルタ処理部30Aは、視差量変更後入力映像αの各画素の画素値に対して、視差量変更後奥行き情報βと奥行き感制御強度cと基準奥行き情報gとに基づいてフィルタ処理を施し、立体感の制御された立体映像として出力映像Xを出力する。フィルタ処理部30Aは、図7に示すように、フィルタ強度決定部31A、フィルタ設計部32、およびディジタルフィルタ処理部33を備える。
フィルタ強度決定部31Aは、視差量変更後奥行き情報βと、奥行き感制御強度cと、に加えて基準奥行き情報gを入力とする点が、図4のフィルタ強度決定部31と異なる。このフィルタ強度決定部31Aは、基準奥行き情報gにより示される予め定められた奥行きに関する閾値Lを基準とし、この基準より奥にある各画素に対して、この基準からの奥行き距離に応じてフィルタ強度eを決定し、出力する。
具体的には、まず、基準奥行き情報gにより示される奥行きに関する閾値Lを基準として、この奥行きの閾値Lと、この基準からフィルタ強度を決定する画素までの奥行き距離Dと、奥行き感制御強度cで示される奥行き感制御強度係数Cと、に基づいて、以下の数式(4)に示すフィルタ強度を決定し、フィルタ強度eとして出力する。
Figure 2013172229
このため、ディジタルフィルタ処理部33によるディジタルフィルタ処理によれば、視差量変更後入力映像αの画素のうち、予め定められた奥行きの基準より奥に存在する各画素に対して、奥行き感制御強度cと、奥行きの基準からフィルタ処理を施す画素までの奥行き距離と、に応じてフィルタ処理が施されることになる。
以上の立体映像制御装置BBによれば、立体映像制御装置AAが奏することのできる上述の効果と同様の効果を奏することができる。
ただし、立体映像制御装置AAは、視差量変更後入力映像αの中での平均的な奥行きを有する画素を基準として、この基準より奥にある画素ほど、ぼかすものである。これに対して、立体映像制御装置BBは、基準が予め定められており、この画素より奥にある画素ほど、ぼかすものである。
なお、本発明の立体映像制御装置AAや立体映像制御装置BBの処理を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶し、記録媒体に記録されたプログラムを立体映像制御装置AAや立体映像制御装置BBに読み込ませ、実行することによって、本発明を実現できる。
また、上述のプログラムは、このプログラムを記憶装置などに格納した立体映像制御装置AAや立体映像制御装置BBから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネットなどのネットワーク(通信網)や電話回線などの通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上述のプログラムは、上述の機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述の機能を立体映像制御装置AAや立体映像制御装置BBにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計なども含まれる。
例えば、上述の第1実施形態に係る立体映像制御装置AAと、上述の第2実施形態に係る立体映像制御装置BBと、が立体感を制御する立体映像は、両眼視差を利用した立体映像としたが、これに限らない。
また、上述の第1実施形態に係る立体映像制御装置AAは、フィルタ強度決定部31により定められた奥行きの基準より奥に存在する各画素に対して、フィルタ処理を施すこととしたが、これに限らない。例えば、フィルタ強度決定部31により定められた奥行きの基準より手前に存在する各画素に対して、フィルタ処理を施すこととしてもよいし、フィルタ強度決定部31により定められた奥行きの基準より奥に存在する各画素と、手前に存在する各画素と、に対してフィルタ処理を施すこととしてもよい。
また、上述の第2実施形態に係る立体映像制御装置BBは、基準奥行き情報gにより示される予め定められた奥行きの基準より奥に存在する各画素に対して、フィルタ処理を施すこととしたが、これに限らない。例えば、基準奥行き情報gにより示される予め定められた奥行きの基準より手前に存在する各画素に対して、フィルタ処理を施すこととしてもよいし、基準奥行き情報gにより示される予め定められた奥行きの基準より奥に存在する各画素と、手前に存在する各画素と、に対してフィルタ処理を施すこととしてもよい。
また、上述の第1実施形態に係る立体映像制御装置AAと、上述の第2実施形態に係る立体映像制御装置BBとは、フィルタ設計部32により、数式(1)や数式(4)に示す演算を行ってフィルタを設計することとしたが、これに限らない。例えば、予め複数種類のフィルタを記憶しておき、フィルタ強度を決定する画素ごとに、奥行きの基準と、この基準からフィルタ強度を決定する画素までの奥行き距離と、奥行き感制御強度係数Cと、に基づいて上述の複数種類のフィルタの中から1つを選択するものとしてもよい。
また、上述の各実施形態では、位置関係制御部20によるオブジェクトの位置や形状の制御と、フィルタ処理部30によるフィルタ処理と、に同一の奥行き感制御強度cを用いることとしたが、これに限らず、互いに異なる奥行き感制御強度を用いることとしてもよい。
10・・・オブジェクト抽出部
20・・・位置関係制御部
30、30A・・・フィルタ処理部
31、31A・・・フィルタ強度決定部
32・・・フィルタ設計部
33・・・ディジタルフィルタ処理部
AA、BB・・・立体映像制御装置

Claims (9)

  1. 立体映像における立体感を制御する立体映像制御装置であって、
    前記立体映像と、当該立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報と、に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する位置関係制御手段と、
    前記位置関係制御手段により得られる結果画像の各画素の画素値に対して、前記奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施すフィルタ処理手段と、を備えることを特徴とする立体映像制御装置。
  2. 前記位置関係制御手段は、前記立体映像および前記奥行き情報に加えて、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御することを特徴とする請求項1に記載の立体映像制御装置。
  3. 前記立体映像および前記奥行き情報に基づいて、当該立体映像中のオブジェクトを抽出するオブジェクト抽出手段を備え、
    前記位置関係制御手段は、前記オブジェクト抽出手段により抽出されたオブジェクトについて、前記立体映像における位置や形状を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の立体映像制御装置。
  4. 前記フィルタ処理手段は、
    前記奥行き情報と、奥行きを制御する度合いを示す奥行き感制御強度と、に基づいて、フィルタ強度を画素ごとに決定するフィルタ強度決定手段と、
    前記フィルタ強度決定手段により決定されたフィルタ強度に基づいてフィルタを設計するフィルタ設計手段と、
    前記フィルタ設計手段により設計されたフィルタを用いて、前記位置関係制御手段により得られる結果画像の画素ごとにディジタルフィルタ処理を施すディジタルフィルタ処理手段と、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の立体映像制御装置。
  5. 前記フィルタ強度決定手段は、前記位置関係制御手段により得られる結果画像の全ての画素の奥行きの平均値を求めて奥行きの基準とし、当該基準より奥または手前にある各画素に対して、当該基準からの奥行き距離に応じて前記フィルタ強度を決定することを特徴とする請求項4に記載の立体映像制御装置。
  6. 前記フィルタ強度決定手段は、予め定められた閾値を奥行きの基準とし、当該基準より奥または手前にある各画素に対して、当該基準からの奥行き距離に応じて前記フィルタ強度を決定することを特徴とする請求項4に記載の立体映像制御装置。
  7. 前記フィルタ設計手段は、前記フィルタ強度決定手段により決定されたフィルタ強度に基づいて、予め定められた複数種類のフィルタの中から1つを選択することで、前記フィルタの設計を行うことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の立体映像制御装置。
  8. 位置関係制御手段およびフィルタ処理手段を備え、立体映像における立体感を制御する立体映像制御装置における立体映像制御方法であって、
    前記位置関係制御手段が、前記立体映像と、当該立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報と、に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する第1のステップと、
    前記フィルタ処理手段が、前記位置関係制御手段により得られる結果画像の各画素の画素値に対して、前記奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施す第2のステップと、を備えることを特徴とする立体映像制御方法。
  9. 位置関係制御手段およびフィルタ処理手段を備え、立体映像における立体感を制御する立体映像制御装置における立体映像制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記位置関係制御手段が、前記立体映像と、当該立体映像の各画素の奥行きの度合いを示す奥行き情報と、に基づいて、当該立体映像におけるオブジェクトの位置や形状を制御する第1のステップと、
    前記フィルタ処理手段が、前記位置関係制御手段により得られる結果画像の各画素の画素値に対して、前記奥行き情報に基づいてフィルタ処理を施す第2のステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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