JP2013171569A - 車輌用緊急通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人の乗車中に体調不良人が生ずるのは、全乗車時間に対比して通常極めて低い率にて発生する事態であるのに、常時体調不良人監視装置や通報装置を作動させるのでは、設備の有効稼働率を低下させ、異常判断の精度を低下させることに着目して、車輌用緊急通報装置を改良する。
【解決手段】車輌用緊急通報装置は、乗員の指から生体情報を読み取る生体情報読取り手段と、生体情報をヘルプネットセンターへ無線で送信する無線送信手段と、生体情報読取り手段に人の指が押し当てられたことを感知して生体情報読取り手段を始動させるスイッチとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車輌の乗員、特に運転者に体調不良が生じたとき、それをヘルプネットセンターへ通報する車輌用緊急通報装置に係る。
自動車に運転者および同乗の乗員が乗車したとき、各座席に着座した乗員の所定の生体情報を生体情報センサーによりまず健康診断モードにて測定し、車輌の運行中、常時監視モードにて該生体情報を監視し、両者の比較により乗員の誰かに体調不良をきたしたときには、それを外部へ通報する車輌用乗員体調管理装置が下記の特許文献1に於いて提案されている。このように運転者の体調を常時監視するための生体情報センサーを特にオートバイの運転時に着用されるヘルメットに組み込むことが下記の特許文献2に於いて提案されており、また下記の特許文献3には生体情報センサーを車輌の座席のアームレスト部に設けることが提案されている。下記の特許文献4には、運転者に生体情報を検出する生体情報センサーを取り付け、車輌に対する運転者の操作情報を車輌操作センサーにて検出し、生体情報センサーおよび車輌操作センサーに関する緊急状態のリストを予め記憶手段に格納しておき、両者の比較から運転者の体調異常により緊急状態が生じたときにはそれを外部へ通報する危険報知装置が提案されている。
特開2010-057664 特開2010-148718 特開2009-247649 特開2009-075695
上記の特許文献1〜3に提案されている如く、座席周りやヘルメットやアームレストに生体情報センサーを設け、乗員が座席に着座したりヘルメットを被るという乗車のための体の動きによりセンサーを乗員の体に押し当てて生体情報を検出する方法では、乗員の乗車姿勢の個人差やヘルメットの被り具合の個人差により生体情報センサーが予定通り作動せず、乗員に体調異常が生じていないのに体調異常を通報したり、乗員に体調異常が生じているのに体調異常を通報しない誤作動を生ずる恐れがあると思われる。また特許文献4では生体情報センサーは運転者に取り付けられるものとされているが、車輌への乗車の度に体のどこかにセンサーを取り付け、降車のたびにそれを取り外すのでは、運転者にとって甚だ煩わしい。
また上記の何れの特許文献に於いても、生体情報は乗員の乗車中常時検出されるようになっており、膨大なデータの中からその値の異常に基づいて乗員の体調不良が判断されるようになっているが、人が乗車中に体調不良を生ずるのは、全乗車時間に対比して通常極めて低い率にて発生する事態であり、そのために常時センサーやその信号を処理する装置を作動させるのでは、設備の有効稼働率を低下させるだけでなく、実際には体調不良が生じていないのにそうと誤って判断することがないようにして、実際に対処を必要とする事態が生じた時それを的確に検出する精度が低下する恐れがある。
本発明は、車輌の運転中に於ける乗員の体調不良を監視する技術に於ける上記の問題に着目し、この点に関し改良された車輌用緊急通報装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、乗員の指から該乗員の生体情報を読み取る生体情報読取り手段と、前記生体情報読取り手段により読み取られた生体情報をヘルプネットセンターへ無線で送信する無線送信手段と、前記生体情報読取り手段に人の指が押し当てられたことを感知して前記生体情報読取り手段を始動させるスイッチとを有することを特徴とする車輌用緊急通報装置を提案するものである。
前記スイッチは、人の指が前記生体情報読取り手段に対しそれより生体情報を読み取ることができる位置にもたらされたことを感知する手段であってよい。
或いは、前記スイッチは、人の指が前記生体情報読取り手段に対しそれより生体情報を読み取ることができる位置にもたらされ且つ人の指が該生体情報読取り手段を押圧したことを感知する手段であってよい。
上記の如く、車輌の運転中に生ずる乗員の体調不良を監視してヘルプネットセンターへ通報する車輌用緊急通報装置が、乗員の指から該乗員の生体情報を読み取る生体情報読取り手段と、前記生体情報読取り手段により読み取られた生体情報をヘルプネットセンターへ無線で送信する無線送信手段と、前記生体情報読取り手段に人の指が押し当てられたことを感知して前記生体情報読取り手段を始動させるスイッチとを有するように構成されていれば、上記のスイッチが作動されない限り、上記の生体情報読み取り手段は作動せず、従ってまた該生体情報読み取り手段により読みとられた生体情報をヘルツネットセンターへ無線で送信する無線送信手段も当然作動しなくてよく、乗員の全乗車時間に対比して体調異常は通常極めて低い率でしか発生しないのに、乗員の全乗車時間にわたって車輌用緊急通報装置が不必要に作動されることはない。
またヘルプネットセンターに於いても、その間無用な信号は入らないので、無用な情報を処理することがなくなり、情報処理の効率が格段に上昇し、またそれによって対応すべき事態が生じたときの情報判断の精度が格段に上昇する。一方、車輌に乗員の指から該乗員の生体情報を読み取る生体情報読取り手段が設けられていれば、乗員に体調不良が生じたときには、如何に体調不良状態にあっても、生体情報読取り手段に手の指を押し当てる程度のことはできると思われるので、必要時にのみ生体情報を発信することができ、この場合、信号の発信そのものがまず緊急を通報するものであることから、生体情報に対する対応の集中度が格段に高まり、判断の精度を高めることができる。
前記スイッチが、人の指が前記生体情報読取り手段に対しそれより生体情報を読み取ることができる位置にもたらされたことを感知する手段であれば、乗員に体調不良が生じ、乗員がそれをヘルプネットセンターへ通報すべく、予めその目的のために用意されている生体情報読み取り手段に指を差し出すだけで、生体情報読み取り手段が自動的に始動され、車輌用緊急通報装置が始動される。
前記スイッチが、人の指が前記生体情報読取り手段に対しそれより生体情報を読み取ることができる位置にもたらされ且つ人の指が該生体情報読取り手段を押圧したことを感知する手段であれば、生体情報読取り手段が一見してそれと分かる押しボタンのような手段を備えるものとして構成されることにより、乗員に体調不良が生じ、乗員がそれをヘルプネットセンターへ通報すべく、予めその目的のために用意されている押しボタンのような手段に指を差し出し、それを押す自然な操作により生体情報読取り手段が始動され、車輌用緊急通報装置が始動される。
本発明による車輌用緊急通報装置の一つの実施例を、その生体情報読み取り手段のセンサー部の車内に於ける配置について示す概略図である。 図1に示す生体情報読み取り手段のセンサー部のより具体的な構造と、それに組み合わされて車輌用緊急通報装置を構成する他の構成要素とを示す概略図である。 本発明による車輌用緊急通報装置の他の一つの実施例を、その生体情報読み取り手段のセンサー部の車内に於ける配置と、それに組み合わされて車輌用緊急通報装置を構成する他の構成要素とについて示す概略図である。
図1は、自動車の運転席部の一例をそこに着座した運転者と共に示す概略図である。図に於いて、10はフロントパネルであり、その下方の一部に運転者が指を差し込めるようになった生体情報読み取り手段のセンサー部12が設けられている。図には示されていないが、この生体情報読み取り手段のセンサー部12の近傍には、運転者に体調不良を来たしたとき等の緊急時には指を差し込むことを案内する表示がなされている。
図2の図(A)には、図1に示す生体情報読み取り手段のセンサー部12が斜視図にて示されており、図(B)には図(A)に示すセンサー部12が縦断面図にて示され、該センサー部12と情報処理手段14を含む生体情報読み取り手段16、およびそれと組み合わせされて本発明による車輌用緊急通報装置を構成する無線送信手段18が、それより無線信号受け取るヘルプネットセンター20のブロック表示と共に示されている。
センサー部12は、横断面が半円弧状の下半部22と上半部24とがヒンジ26にて枢動連結された構造に作られている。下半部22は固定され、上半部24はばね28により下半部24へ向けて軽く弾力的に押し付けられた状態に設けられており、これらの下半部と上半部の間に人の指が差し込まれると、ばね28の弾力により指先がその腹の部分にて図示の如く下半部22上に押し付けられるようになっている。下半部22の指先の腹が押し付けられる部分には、指先の血管から脈拍や血圧の如き人の生体情報を読み取るセンサー素子30が設けられている。センサー素子30により得られた電気信号は情報処理手段14により処理され、運転者の生体情報となって無線送信手段18によりヘルプネットセンター20へ向けて送信される。この場合、情報処理手段14やその作動に基づいて作動するセンサー素子30および無線送信手段18が作動するのは、下半部22と上半部24の間に人の指が図示の如く差し込まれ、上半部24がヒンジ26の周りに図にて時計回り方向に回動し、そのことがスイッチ32より検出され、そのことを示す信号が情報処理手段14に入力されたときのみである。
図3には、本発明による車輌用緊急通報装置の他の一つの実施例が、自動車の運転席部の一例とそこに着座した運転者と共に概略図にて示されている。図3に於いて、図1および図2に示す部分に対応する部分は、図1および図2に於けると同じ符号により示されている。この実施例では、運転席の上方の天井の一部に運転者が指先で押せるようになった押しボタン状の生体情報読み取り手段のセンサー部34が設けられている。図示の例では、押しボタン状のセンサー部34の下に、運転者に体調不良を来たしたとき等の緊急時に押されるべき押しボタンであることを示す表示がなされている。
押しボタン状のセンサー部34には、押しボタンを押すことにより腹が押し付けられた指先の血管から脈拍や血圧の如き人の生体情報を読み取るセンサー素子30が設けられている。センサー素子30により得られた電気信号は、図2に示す実施例に於けると同じく、情報処理手段14により処理され、運転者の生体情報となって無線送信手段18によりヘルプネットセンター20へ向けて送信される。この場合、情報処理手段14やその作動に基づいて作動するセンサー素子30および無線送信手段18が作動するのは、押しボタン状のセンサー部34の押しボタン構造内に組み込まれた図には示されていないスイッチが人の指にて押されることにより作動し、そのことを示す信号が情報処理手段14に入力されたときのみである。
こうして上記いずれの実施例に於いても、乗員の乗車時間中であっても乗員に体調不良が生じていない限り車輌用緊急通報装置は休止状態にあって作動せず、乗員の全乗車時間に対比して通常極めて低い率でしか発生しない体調異常に対して乗員の全乗車時間にわたって車輌用緊急通報装置が不必要に作動されることはない。一方、乗員に体調不良が生じたときには、如何に体調不良状態にあっても、図2に示す実施例に於ける如く指先を差し込むように用意されたセンサー部12に指先を差し込んだり、図3に示す実施例に於ける如く押しボタン状に用意されたセンサー部34を指先で押すような、生体情報読取り手段に手の指を押し当てる程度のことはできるので、必要時には装置を始動させて生体情報を発信し、信号の発信そのものがまず緊急を通報するものであることから、発信された生体情報に対しては、高い集中度にて異常事態に対する精度の高い適切な判断と対処を得ることができる。
以上に於いては、本発明を2つの実施例について詳細に説明したが、これらの実施例に示した構造について、本発明の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
10…フロントパネル、12…センサー部、14…情報処理手段、16…生体情報読み取り手段、18…無線送信手段、20…ヘルプネットセンター、22…下半部、24…上半部、26…ヒンジ、28…ばね、30…センサー素子、32…スイッチ、34…センサー部

Claims (3)

  1. 乗員の指から該乗員の生体情報を読み取る生体情報読取り手段と、前記生体情報読取り手段により読み取られた生体情報をヘルプネットセンターへ無線で送信する無線送信手段と、前記生体情報読取り手段に人の指が押し当てられたことを感知して前記生体情報読取り手段を始動させるスイッチとを有することを特徴とする車輌用緊急通報装置。
  2. 前記スイッチは人の指が前記生体情報読取り手段に対しそれより生体情報を読み取ることができる位置にもたらされたことを感知する手段であることを特徴とする請求項1に記載の車輌用緊急通報装置。
  3. 前記スイッチは人の指が前記生体情報読取り手段に対しそれより生体情報を読み取ることができる位置にもたらされ且つ人の指が該生体情報読取り手段を押圧したことを感知する手段であることを特徴とする請求項1に記載の車輌用緊急通報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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