JP2013170359A - 注入薬液供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種の取扱流体をシリンダ型のポンプにおけるピストンの往復動を制御して吐出量を設定し、定量供給される取扱流体を攪拌混合して合理的に送出すことができる構成の混合装置を提供する。
【解決手段】主材となる薬液材を調製するのに使用する複数の薬液材に個々に対応する複数の給液ポンプ10、その給液ポンプにて送られる薬液材を混合して次の工程に送出するミキサー25、これら各機器を駆動する駆動手段を含む薬液材調製装置2と、前記薬液材調製装置2で調製された薬液材と別途副材である薬液材とをそれぞれ個々に受入れて、薬液注入管50に加圧供給するタンデム型の送液ポンプ3、および前記薬液材調製装置2と前記送液ポンプ3を一括して制御する制御手段4を備え、前記送液ポンプ3の一方のポンプシリンダ31に、前記薬液材調製装置2のミキサー25から調製された薬液材が直接供給されるように構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、地盤への注入薬液材を合理的に調製して薬液材の注入管に供給できるコンパクト化した注入薬液の供給装置に関するものである。
従来、地盤の不同沈下による建造物の復元工事や例えば軟弱地盤の改良工事で使用される薬液注入工法では、通常、腐食性を有して粘性の高い二種類の流体を供給して地盤に混合注入している。この具体例として、土木工事における薬液注入工法で使用される薬液材の供給には、主に往復動式のポンプが使用され、混合する流体を混合槽にて攪拌混合して硬化材液を調整し、別途作成したグラウト材とを、それぞれ高圧ポンプで注入管に送り込んで地中に注入するようにされている。
通常、土木工事で採用される薬液注入工法において使用されている注入薬液材は、瞬結性注入材(例えば水ガラス系薬液材)と硬化材を混合調整された薬液材(A液と称する。以下、同様)と、一般的なグラウト材(セメント系材料(B液と称する。以下、同様))が用いられており、主にプランジャポンプによってそれぞれ別個に注入管(二重管ロッド)へ送られ、その注入管先端の吐出部で混合されて地盤中に注入拡散され、土壌と結合させて圧密度を高めるようにして地盤を改良している。
前記薬液材(A液)の混合調整には、一般に攪拌翼を用いたオープンタイプの混合槽(グラウトミキサー)が主に使用されており、複数種の薬液材を調合して目的の薬液材を製造することから、調合割合の設定が概略的になり、注入現場の状況に即対応するには、注入薬液材を調合する制御技術に熟練度が要求される。また、この種混合調整に使用される装置としては構造的に大型化し、主に仮設で使用されるので市街地など狭隘な作業現場では、薬液材供給装置の設置場所の設定に際して不都合であるという問題点がある。
また、薬液注入作業において、土質の状況に応じた安定化処理を適切に処置するため、注入薬液材のゲル化タイムを適正なように調整して供給するには、薬液材(ゾル)を調製する装置において、その薬液材調製の切換えに際して一旦供給を停止して注入薬液材の成分調製を行う必要が生じる。したがって、その薬液材の調製を効果的に行うには、薬液材の供給装置や混合撹拌機の制御などに多くの熟練度が要求される。
さらに、この種の薬液材は、粘性が高く、かつ腐食性の高い物性のものである関係から、使用される装置における要部では、長期間の使用により摺動部分における摩擦抵抗で、使用する部品(例えば、ポンプのピストンに取付けたパッキン類)あるいはシリンダの内周面に損傷が発生する。そのために、耐食性を考慮して高価な耐食性材料を用いたり、摺動面の表面硬度を高める加工を施すなどの対策を講じても、寿命が短く、損傷した部品の交換を頻繁に行わねばならないなど、結果的に高価なものとなり、作業性や経済性に多くの問題点を有している。
また、従来の注入薬液材供給装置は、ゾルの製造装置とこのゾルの製造装置によって調製された薬液材とグラウト材とをそれぞれ薬液注入管へ供給して地中に注入するのに、別個な高圧ポンプを組み合わせて構成される注入用高圧ポンプとからなる装置が用いられている。したがって、全般的に従来の注入薬液材供給装置では、大型化するのが避けられない。なお、高圧ポンプとして二つのプランジャポンプを一軸上に組み合わせて駆動する形式のポンプについては、たとえば特許文献1〜3などによって知られている。
前述のように、従来の地盤改良などで薬液材注入工法において注入する薬液材を現場で調製する注入薬液材供給装置では、その注入薬液材の供給を操作する作業者には多くの熟練度が要求され、注入薬液材の調製に多くの困難性がある。また、薬液材供給装置の設置スペースについても、少ないスペースで設置できるものが要望されている。さらに、この薬液材供給装置では、腐食性の薬液材を取扱うことから、特に薬液材を吸引・吐出で流動するポンプの接液部分が損耗し易く、耐久性を確保しがたいという問題点がある。
特開2010−59673号公報(図9.図10参照) 特開2000−87847号公報 特開2011−255281号公報
本発明では、従来の問題点を解決して注入する薬液材の調整が作業現場の状況に即対応して合理的に行うことができ、耐久性を確保できてコンパクトにまとめられ、少ない設置スペースで運用できて薬液材の調製を合理化することで、地盤への薬液注入作業を合理的に、かつ高度の熟練を要することなく円滑に薬液材入工法を実施できる注入薬液供給装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、まず本発明の注入薬液供給装置は、
薬液材を薬液注入管に供給して地盤に薬液注入するのに用いる注入薬液供給装置であって、
主材となる薬液材を調製するのに使用する複数の薬液材に個々に対応する複数の給液ポンプと、その給液ポンプにて送られる薬液材を混合して次の工程に送出するミキサーと、これら各機器を駆動する駆動手段とを含む薬液材調製装置、
前記薬液材調製装置で調製された薬液材と別途副材である薬液材とをそれぞれ個々に受入れて、薬液注入管に加圧供給するタンデム型の送液ポンプ、
および前記薬液材調製装置と前記送液ポンプを一括して制御する制御手段、
を備え、
前記送液ポンプの一方のポンプシリンダに、前記薬液材調製装置のミキサーから調製された薬液材が直接供給される構成であることを特徴とするものである(第1発明)。
前記発明において、前記薬液材調製装置における給液ポンプは、ケーシング内で柔軟な作動部材を外部からの流体圧で繰り返し弾性変位させて管路内を通る流体が送り出される機能を備え、前記柔軟な作動部材を弾性変位させる油圧駆動手段とで構成されていることを特徴とするものである(第2発明)。
また、前記発明において、前記給液ポンプは、ポンプ本体部が、前後に液入口と出口を備えたケーシングと、このケーシング内で一軸上に前後端を固定されて設けられた直径方向に弾性変位する柔軟なチューブと、このチューブにより区画されてケーシングの内部に形成される加圧室とで構成され、このポンプ本体の液入口側と出口側とには一方向にのみ流体を通過させるチェック弁が設けられ、前記ケーシングには加圧室に流体の加圧・解放を交互に切換え付勢する流体圧駆動手段が接続されていることを特徴とするものである(第3発明)。
前記発明において、前記給液ポンプを駆動する流体圧駆動手段は、サーボモータにより駆動される油圧ポンプと、オイルタンクおよび給油配管とでなり、前記油圧ポンプをサーボモータで駆動して、前記制御手段によって前記ポンプ本体の加圧室への圧油供給状態が設定されるように構成されている(第4発明)。
また、前記送液ポンプは、所要設定ストロークで往復動する油圧駆動手段と、この油圧駆動手段の駆動シリンダにより作動する二組のポンプシリンダとを一軸上で対称に配列し、前記駆動シリンダを前記両ポンプシリンダの中間位置に接続して、各ポンプシリンダの後室側に前室側からの吐出液の1/2が流入するように配管され、前記駆動シリンダはサーボモータで駆動される前記油圧駆動手段により操作される構成であるのが好ましい(第5発明)。
本発明の注入薬液供給装置によれば、主材となる薬液材と副材となる薬液材とを注入現場の状況に即応して連続的に調製しつつ地盤への薬液注入箇所に供給することができ、特に、主材となる薬液材の成分配合を任意に調整して瞬結性から緩やかな結合性を呈する範囲で、現場の状況に合わせ任意設定して供給することができるという効果が得られる。しかも、薬液材の調製装置と送出ポンプとを纏めて、取扱う薬液材(A液とB液)を中断させることなく連続的に流動させて注入位置の薬液注入管に供給できるので、作業性が著しく向上するという利点がある。さらに、注入薬液供給装置をコンパクト化できるので狭いスペースで設置できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、配合調製する主材の薬液材をミキサーに送る給液ポンプについて流体を移送する部位に、耐食性を有する柔軟なチューブを配し、その外部から加圧流体(油圧)を加圧・解放の繰り返し操作により、ポンプとしての機能を発揮させるようにしたことで、在来のポンプのように摺動部を有しないから摩擦による損傷や腐食の発生がなく、長期使用ができ経済効果を高め得る。
図1は本発明による注入薬液供給装置の一実施形態を表す概要図である。 図2は薬液材調製装置における給液ポンプの一実施形態の断面図である。 図3は薬液材調製装置における給液ポンプの他の実施形態を表す概要図である。
次に、本発明による注入薬液供給装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1によって示される本発明の注入薬液供給装置1は、土木工事における薬液注入工法に使用される薬液材を所要条件に即応して調整し、一連の操作で地盤の要所に複数個所で設置した薬液材注入管に順次注入材を供給できるようにしたものである。
この注入薬液供給装置1は、薬液注入に使用する薬液材として、例えば水ガラスと硬化材(例えば希硫酸)とに水を加えて、所要の割合にて効率よく混合調製して硬化材を作成する薬液材調製装置2と、この薬液材調製装置2によって作成された主材となる注入材と副材となるセメント系注入材とをそれぞれ個々に受入れて地盤に設置した薬液注入管に加圧供給する送液ポンプ3、および前記薬液材調製装置2と前記送液ポンプ3とを合わせて制御する制御手段4とで構成されている。
まず、前記薬液材調製装置2は、少なくとも2台の給液ポンプ10,10′と、その駆動手段(油圧ユニット20)と、各給液ポンプ10,10′からの吐出液を集合させて混合するミキサー25とで構成されている。
薬液材調製装置2に組み込まれた給液ポンプ10,10′は、この実施形態において2台配置され、その各給液ポンプ10,10′にはそれぞれ吸込み側に配管5,5′を介して原料の液材を貯留するタンク6A,6Bが配置されている。また、給液ポンプ10(両給液ポンプの構成は同一であるので、特に区別して説明しない限り一方のものを代表して、以下、符号10を付して説明する)は、ポンプ本体11と駆動用の油圧ユニット20とで構成されている。そして、前記ポンプ本体11の吸込み側と送出側とに繋がる配管中には、それぞれ液の流動方向にのみ開口する逆止弁18,18′が設けられている。
前記給液ポンプ10におけるポンプ本体11(11′)は、図2に例示されるように、所要容積で筒形に形成されるケーシング12の軸線方向両端部に、接続用蓋体13がケーシング12のフランジ形成部にボルト締結して取付けられ、前記ケーシング12の内部に同軸心にて保持されるようにして柔軟な鍔付きのチューブ14(以下、「作動チューブ14」という)が、両端部に形成された鍔部14aをケーシング12の端面と前記接続用蓋体13とにより挟んで固定されて設けられている。前記ケーシング12の内部には、前記作動チューブ14とケーシング12内面との間に気密な空間部が形成され、ケーシング12の中間部に圧油注入口16が設けられて加圧室15とされている。前記加圧室15には流体圧駆動手段(油圧ユニット20)から圧油を注入して、その圧油の加圧・解放を交互に行わせ、作動チューブ14の中間部14bを弾性変位・復元を繰り返させてポンプ作用するように構成されている。なお、作動チューブ14は、取扱う流体(薬液材)の物性に応じてニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、フッ素ゴムなどが採用できる。
前記給液ポンプ10を駆動操作する油圧ユニット20の油圧ポンプ21は、回転式油圧ポンプ(例えば、ギアポンプ,アキシアルピストンポンプ)で、サーボモータ22により駆動され、正逆転操作によって圧油の加圧・解放を交互に行わせ、前記作動チューブ14を繰り返し弾性変位・復元作動させる。なお、この作動チューブ14の弾性変位・復元操作については、ケーシング12内加圧室15への油圧の加圧・解放操作を電磁切換弁の切換えによって行うようにしてもよい。そして、前記油圧の加圧・解放操作についての間欠動作タイムラグは、サーボ機構を制御して行うことができる。
この給液ポンプ10は、ポンプ本体11に対し併設される油圧ユニット20の油圧ポンプ21から前記ケーシング12に設けられた圧油注入口16に油圧配管19が接続されており、油圧ポンプ21による加圧油がポンプ本体11の加圧室15に加圧力を加えると、作動チューブ14の周面に加圧力が付勢され、作動チューブ14が弾性変位してその作動チューブ14内の管路17が縮小され、加圧力が除かれると弾性力で復元する。この作動チューブ14の弾性変位・復元の操作は、制御手段4において設定されたタイミングによって、油圧ポンプ21の駆動モータ(サーボモータ22)を正・逆転駆動に切換えて行われるようにされている。
こうすることで、ポンプ本体11は、ケーシング12内の加圧室15に充填される圧油の加圧によって作動チューブ14が外部から一時的に押圧され、その作動チューブ14の中間部分が周囲から弾性変位して内部通路17が縮小される(図2に二点鎖線で表している)。次いで、油圧ポンプ21の逆転切換えで加圧力が解除すると、加圧室15内の圧油がポンプ側に吸引されることにより作動チューブ14の弾性変位による通路17の縮小が開放される。この操作は油圧ポンプ21の駆動切換で、両ポンプ本体11の作動チューブ14による通路17の拡縮が交互に作動する。
前記両ポンプ本体11の作動チューブ14による通路17の拡縮が一定時間繰り返し行われることにより、作動チューブ14内部を満たしている液体は、絞縮される通路17の中間部14bから前半部分が加圧されて出口側に押される。すると、この給液ポンプ10の出口側に接続される配管中の出口側逆止弁18′が、液体の押圧力によって開かれて出口側配管6に送出される。なお、前記作動チューブ14の絞縮位置から後半部分(入口側)にある液体は、給液ポンプ10の入口側に繋がる配管5中にある逆止弁18が閉じるので、入口側への逆流が阻止される。取扱われる流体は、この動作の繰り返しによって押圧力が解除されて作動チューブ14の復元により、通路17の内容積が拡大変化して負圧になるので、流体の吸引力が発生し、ポンプ本体の入口側逆止弁18が開いて、入口側に繋がる配管5によって貯液タンク6Aから液体が吸込まれ、作動チューブ14内部の絞縮により出口側に押し出され、この動作の繰り返しによるポンプ作用で順次ミキサー25へ送液される。このような動作は、2台の給液ポンプ10,10′において同様に作動する。なお、前記作動チューブ14は、絞縮される際、通路17を遮断しない状態で変位するので、加圧力が除かれると速やかに復元して支障をきたすことがない。図中符号aは液体の流れ方向を表す。
前記油圧ユニット20は、前述のように、前記ポンプ本体11に対して油圧ポンプ20の一方の接続口から圧油注入口16に接続され、油圧ポンプ20の他方の接続口は油圧タンク23に、それぞれ配管で接続し、油圧ポンプ20の正転ではポンプ本体11の加圧室15に圧油が送られて作動チューブ14を加圧し、油圧ポンプ20の逆転で前記加圧室15から油圧タンク23に戻され、この作動の繰り返しによってポンプ作用が行われる。なお、前記油圧ポンプ20は、サーボモータ22を駆動モータとされ、制御手段4(コンピュータ)に組み込まれるサーボ機構によって、駆動速度や正逆転動作(ポンプとしての吐出量)を任意に制御できるようにされている。
前記各給液ポンプ10によって送り出された各薬液材は、ミキサー25に送り込まれて混合撹拌され、送液ポンプ3の主材送液側ポンプシリンダ31に送られるようにする。各給液ポンプ10,10′から前記ミキサー25には、被混合液の分別吸込み手段27を介して接続するように配管され、併せて水供給配管28が設けてある。
前記ミキサー25は、本体ケーシング25aの内部で多数の翼を備える撹拌ホイール25bが回転する回転ポンプ構造であって、本体ケーシング25aには撹拌ホイール25bの外周に向かって切線方向に接する向きでサクション部25cが設けられ、前記撹拌ホイール25bの回転軸心線に沿って外向きに送出口25dが設けてある。前記サクション部25cには被混合液の分別吸込手段27が直結されている。このミキサー25における被混合液の流入方法によれば、撹拌混合の効果をより一層高めることができる。なお、このミキサー25としては、モータ部がマグネットドライブ形式で、ポンプ部が耐薬品性構造にされたものが用いられる(ただし、これに限定されるものではない)。
また、前記分別吸込手段27は、二種類の被混合液(例えば水ガラスと希硫酸)を個別に供給するもので、二重管構造にして内管27aには一方の流体(例えば希硫酸)が送入されるようにし、外管27bには他方の流体(例えば水ガラス)が送入されるようにし、さらに前記外管27bの中間部に水配管28が接続されて、それらの流体が前記ミキサー25のサクション部25cを経てミキサー25の本体ケーシング25a内の混合室で合流して撹拌混合されるようになっている。
一方、送液ポンプ3は、二種の異なる薬液材を同時に操作する所要内容積を備えた一対のポンプシリンダ31,31′とその駆動シリンダ32および駆動用の油圧ユニット40とでなる。この送液ポンプ3は、一対のポンプシリンダ31,31′間に油圧シリンダにてなる駆動シリンダ32を同一軸線上に揃えて配列されており、これらポンプシリンダ31,31′のピストン31c,31cと駆動シリンダ32内のピストン32cを一軸のピストンロッド33に取付け、駆動シリンダ32によって両ポンプシリンダ31,31′が交互に吸排動作するタンデム型に構成されたポンプであり、前記駆動シリンダ32への油圧ユニット40を備えている。
前記送液ポンプ3における各ポンプシリンダ31,31′のシリンダピストン室31a(31a′)には、流体の出入口34が設けられ、この出入口34には吸込み側配管36(38)が接続され、その吸込み側配管36(38)を分岐されて送出配管が接続されている。そして、各ポンプシリンダ31,31′のロッド室31b(31b′)に通じる出入口34aには、それぞれ前記送出配管37(39)から分岐された配管37a(39a)が接続されている。
前記両ポンプシリンダ31,31′は、一方のポンプシリンダ31の吸込み側に前記ミキサー25から吸込みのみを許容する逆止弁35aを介して吸込み配管36が接続され、その吸込み配管36を分岐して接続される送出側に吐出のみを許容する逆止弁35bを介して供給配管37に接続されている。また、ポンプシリンダ31のロッド室31bには、出入口34aに前記シリンダピストン室31bからの送出配管37の一部を分岐した配管37aが接続され、前記ピストン室31bからの送液が合流して薬液注入管50へ薬液材が供給されるようにされている。なお、他方のポンプシリンダ31′における吸込み側配管38にはB液(例えばセメント系材料)の供給源が接続され、送出側配管39から薬液注入管50へ薬液材が供給されるようになっている。
前記送液ポンプ3を駆動する油圧ユニット40は、前記駆動シリンダ32(油圧シリンダ)を駆動する油圧ポンプ41とオイルタンク44とを備えている。前記油圧ポンプ41はサーボモータ42で駆動され、制御手段4(コントローラ)に組み込まれたサーボ機構を制御して回転速度を設定することにより油圧の吐出量を任意に設定でき、この油圧吐出量の設定とその回転駆動の切換え時間の設定で送液ポンプ3の作動を制御できるようにされている。
前記制御手段4は、図示省略しているが、前記薬液材調製装置2および前記送液ポンプ3が組み込まれる図示されない支持フレームに取付けられていて、所要の条件を設定できるプログラムを備えたマイクロコンピュータと、各油圧ポンプ20,20,40を操作する制御回路やミキサー25への電源操作機器などを備え、前記給液ポンプ10,10′の作動や送液ポンプ3におけるシリンダピストン31c,32cのストロークが任意に設定できるように制御できる。
このように構成される注入薬液供給装置1は、所要の注入材料をそれぞれの貯槽に準備して制御手段4により薬液材調製装置2および送液ポンプ3の各油圧ユニット20,20,40における油圧ポンプ21,21,41の駆動条件を設定し、その後各駆動機の作動を開始すれば、設定条件に応じて各油圧ポンプが作動し、給液ポンプ10,10′および駆動シリンダ32が一斉に駆動される。すると、両給液ポンプ10,10′においては、それぞれのポンプ本体11,11において、前述のように、ケーシング12内の加圧室15に付加される圧油力による加圧・解放の繰り返しで、作動チューブ14が弾性変位・復元の動作を繰り返して、通路17内に流入する薬液材を順次出口側に送り出し、ミキサー25に送り込む。
各給液ポンプ10,10′からそれぞれ送られる薬液材(例えば、希硫酸と水ガラス)は、配管6および配管6′によって分別供給手段27に供給される。この際、一方の薬液材が配管6を通じて外管27bに、他方の薬液材が配管6′を通じて内管27aに、それぞれ供給されて、そのままミキサー25のサクション部25cへ送り込まれる。ミキサー25では、回転する撹拌ホイール25bによって押し込まれる二種類の薬液材(実施例では希硫酸と水ガラス)に加えて清水がケーシング25a内で掻き混ぜられ、送出口25dから送出される。
前記ミキサー25への薬液材の送込みは、被混合液材が実施例で示すように、サクション部25cに流入する前に分別供給手段27によって個別に供給することにより、ミキサー25の撹拌室(ケーシング25a内)に受入れた後で混合されるようにして、混合前に両薬液材が結合するのを防止し、円滑かつ迅速に混合操作が行われ、所要の混合薬液材(ゾル)が得られる。
ミキサー25で調製された混合薬液材は、ミキサー25から送液ポンプ3の一方のポンプシリンダ31に送られる。一方、送液ポンプ3では、他方のポンプシリンダ31′に対してB液(セメント系注入材)が供給される。
送液ポンプ3は、油圧ユニット40における油圧ポンプ41を正逆転駆動することにより、駆動シリンダ32の作動で両ポンプシリンダ31,31′が往復動する。駆動シリンダ32のピストン32cが前進動すると、このピストン32cと一連の両ポンプシリンダ31,31′におけるピストン31cも連動して、一方(31側)が後退動し、他方(31′)が前進動する。すると、一方のポンプシリンダ31では、ピストン室31a側が負圧になって、ミキサー25から吸込み配管36を通じて混合薬液材(ゾル。A液)が引き込まれる。他方のポンプシリンダ31′では、ロッド室31bが負圧になってB液が吸込み側配管38から逆止弁35a、35bを開いて吸込まれる。
ポンプシリンダ31のピストン31cが後退動すると、このポンプシリンダ31のロッド室31bにある薬液材(A液)は、ピストン31cの移動に伴い出入口34aから配管37aに押し出され送出配管37側に加圧されて送り出される。
一方、ポンプシリンダ31′のピストン室31aにある薬液材(B液)は、ピストン31cの移動で出入口34から送出配管39に加圧されて送り出される。この際、加圧送出された薬液材は、出入口34から吸込み側へは逆止弁35aによって逆流を阻止され、もう一方の逆止弁35bを押し開いて送出配管39側へ流動するが、ポンプシリンダ31′のロッド室31bがピストン31cの移動により負圧となるので、出入口34aに繋がっている配管39aにより送出配管39に送出された加圧薬液材が前記ロッド室31b内に引き込まれる。この配管39aを通じて分岐流入する流体の量は、予めロッド室31bの移動容積をピストン室31aの押し退け量の1/2となるように設定しておくことにより、ピストンの前進で送り出される量の1/2が吸入される。この挙動はポンプシリンダ31側においても同様である。
したがって、送液ポンプ3では、駆動シリンダ32が一往復動することによりポンプシリンダ31(31′)の所定容積量の薬液材を薬液注入管50に加圧して供給する。
そこで、本実施形態の注入薬液供給装置1では、予め得ているデータに基いて供給する二種の薬液材の量を、それぞれ制御手段4においてコントローラに入力して、薬液材調整装置2における第1の給液ポンプ10および第2の給液ポンプ10′を作動させる。各給液ポンプ10,10′は、それぞれ駆動用の油圧ユニット20,20における油圧ポンプ21の駆動モータ(サーボモータ)の回転速度および正逆転の切換え時間を所要条件に対応して設定することにより、ポンプ本体の作動チューブの弾性変位・復元(以下「拡縮動作」という)速度を決めることができる。
前記ポンプ本体11における作動チューブ14の拡縮動作の速度を速くすると給液ポンプ10の吐出量が多くなり、逆に速度を遅くすると給液ポンプ10の吐出量が少なくなる。したがって、両給液ポンプ10,10′におけるそれぞれの単位時間当たりの吐出量に差を付けることにより、二液の混合比を変えることができる。
こうして両給液ポンプにより加圧供給される両薬液材は、配管6,6′によって別個に分別供給手段27を通じてミキサー25に送り込まれる。その分別供給手段27では、一方の薬液材(例えば、希硫酸)は内管27aを通じて、また他方の薬液材(例えば、水ガラス)は外管27bを通じて、それぞれ別個にミキサー25のサクション部25cに送られて、内管27aおよび外管27bから噴出して合流し、ケーシング25a内で撹拌ホイール25bの回転によって混合され送出口25dから配管36によって送液ポンプ3に直接送られる。なお、前記分別供給手段27において両薬液材のミキサー25への供給時外管27b側では、当該管路に送り込まれる薬液材のミキサー25のサクション部25cでの吸引流動に伴って接続されている水流入口27dから清水が誘引流入して混合される。図中符号8は清水供給タンク(水供給源)である。
このミキサー25における二種の薬液材の混合は、サクション部25cの入口に分別供給手段27を設けてこのサクション部まで両薬液材を別個に受け入れてその合流と同時に撹拌混合するようにされるので、希硫酸と水ガラスとを取扱っていても管路での凝結現象が発生することなく、円滑に混合することができる。
本実施形態の注入薬液供給装置1では、このようにして薬液材調製装置2において調製されるA液をそのまま送液ポンプに連続して送り込み、別個に用意したB液と送液ポンプ3において同時に加圧してA液を送液配管37で、B液を送液配管39によって薬液注入管50に供給して地盤中に注入することができる。
ここにおいて、地盤の状況に応じて薬液注入の操作を行うのに、薬液材調製装置2において取扱う二種の薬液材の混合比を調製することができる。この各薬液材の供給量は、両給液ポンプ10,10′における駆動手段の制御をすることによって行われる。言い換えると、油圧ユニット20の油圧ポンプ21を制御することにより行われる。油圧ポンプ21はサーボモータ22で駆動されるので、制御手段4(コントローラ)でサーボ機構を制御して回転速度あるいは正逆反転時間を制御して、ポンプ本体11(11′)の作動チューブ14を拡縮させるタイミングを変更すると吐出量が変更できる。
したがって、給液ポンプ10(10′)の吐出量を多くするには、油圧ポンプ21による作動チューブ14の拡縮動作頻度を多くすればよく、吐出量を少なくするには、油圧ポンプによる作動チューブ14の拡縮動作頻度を少なくすればよい。これらの制御はサーボ機構を介して行うことができる。
また、この実施形態の注入薬液供給装置1によれば、送液ポンプ3の両ポンプシリンダ31,31′の作動ストロークを一定に保って駆動する状態において、薬液材調製装置2における給液ポンプ10,10′の吐出量が一定状態から変更されて吐出量が減少すると、連結されるポンプシリンダ31の給液(吸込み)に伴う定量吸込みに対してミキサー25からの正味薬液材吐出量が不足することになるので、その不足分、分別供給手段27における水流入口27dから清水が自動的に誘引吸入され、バランスをとって送液ポンプ3のポンプシリンダ31が作動する。したがって、薬液材調製装置2における薬液材の供給量を加減することにより、自動的に清水の混入量が調整され、薬液注入管へのA液供給濃度が制御される。
このように、本発明注入薬液供給装置では、例えば、供給する希硫酸と水ガラスとの混合比を変えることにより、注入薬液材のゲルタイムを任意に調製することができる。したがって、瞬結性の注入薬液材から中結性薬液材はもちろん、超緩結性の薬液材までの注入薬液材を作成して注入することができるのである。
前記薬液材調製装置における給液ポンプについては、前記実施形態以外に、例えば図3に示すような構成のものが採用できる。
この他の実施形態の給液ポンプ10は、ポンプ本体11Aが、基本的に前記実施形態のものと同様であり、一部の構成を異にするものである。したがって、前述のポンプ本体11と同一もしくは同様の構成については、前記のものと同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態のポンプ本体11Aは、前記実施形態のポンプ本体11と同様に所要容積で筒状に形成されるケーシング12A内に、その軸線方向両端部を接続部材13Aによって固定されて柔軟な筒形の作動チューブ14が設けられている。このケーシング12Aの外部には前記作動チューブ14の配置軸線に直交して操作シリンダ60が付設されている。
前記操作シリンダ60は、油圧単動シリンダで、ピストンロッド62の先端をシリンダ内端部を貫通させて突出させ、そのピストンロッド62端部に作動チューブ絞縮操作片65が取付けてある。この作動チューブ絞縮操作片65は、その先端をケーシング12A内に設けてある作動チューブ14の中間部14bに押し付けて、作動チューブ14の流路を閉鎖することなく絞縮させるようになっている。したがって、前記作動チューブ絞縮操作片65の先端は曲面に形成されてチューブが傷まないようにされている。なお、前記操作シリンダ60のピストン61の背面側には復帰方向にコイルばね64を仕込んでおき、圧油によるピストン面への加圧力が除かれると、前記コイルばね64により押し戻されるようにされている。前記操作シリンダ60には、前述同様の油圧ユニット20の油圧ポンプ21と油圧配管で接続して作動するように構成され、操作シリンダ60を断続的に加圧操作することにより作動チューブ14を拡縮させてポンプ作用させることができる。
また、前述のような給液ポンプの他の実施形態としては、図示省略するが、ポンプ本体における作動チューブとしてゴム質材料にて形成されるジャバラ構造のものを用い、この作動チューブは一端をケーシングの出口側に固定され、他端をケーシングの内部でフリーにして後端に外部から油圧シリンダ(ばね復帰型)のピストンロッドによる加圧板を押し当て、前記作動チューブの固定側に流体入口と流体出口とを併設し、それぞれに作動チューブの収縮時に流体出口が開く逆止弁と、作動チューブの復元時に流体入口が開く逆止弁を設けるようにした構造のものを一対設け、油圧ユニットで交互に作動するようにしたものが採用することができる。
あるいはまた、柔軟な作動部材を流体圧で弾性変位させて管路内流体を流動させる構造のポンプの他の実施形態としては、図示省略するが、作動部材として隔膜状のものを採用することができる。この場合、前記作動部材である隔膜として、その周縁をポンプ本体のケーシングにカバーでもって固定し、その隔膜でケーシング側に形成される流路と前記カバー内とを遮断してカバー側に加圧室を形成する。そして、その加圧室を前述の油圧ユニットの油圧ポンプに配管で繋ぎ、隔膜に油圧力を付勢したり、付勢を解除したりすることで隔膜により流路を拡縮する構成とすることもできる。なお、ポンプの上流側と下流側には流体の吐出方向にのみ開通する逆止弁を設け、このようなポンプ本体を一対設けるようにする。
1 注入薬液供給装置
2 薬液材調製装置
3 送液ポンプ
4 制御手段
10,10′ 給液ポンプ
11,11′,11A ポンプ本体
12 ケーシング
14 作動チューブ
15 加圧室
18,18′ 逆止弁
20,40 油圧ユニット
21,41 油圧ポンプ
22,42 サーボモータ
25 ミキサー
27 分別供給手段
31,31′ ポンプシリンダ
31a ピストン室
31b ロッド室
31c,32c ピストン
32 駆動シリンダ
35a,35b 逆止弁
50 薬液注入管

Claims (5)

  1. 薬液材を薬液注入管に供給して地盤に薬液注入するのに用いる注入薬液供給装置であって、
    主材となる薬液材を調製するのに使用する複数の薬液材に個々に対応する複数の給液ポンプと、その給液ポンプにて送られる薬液材を混合して次の工程に送出するミキサーと、これら各機器を駆動する駆動手段とを含む薬液材調製装置、
    前記薬液材調製装置で調製された薬液材と別途副材である薬液材とをそれぞれ個々に受入れて、薬液注入管に加圧供給するタンデム型の送液ポンプ、
    および前記薬液材調製装置と前記送液ポンプを一括して制御する制御手段、
    を備え、
    前記送液ポンプの一方のポンプシリンダに、前記薬液材調製装置のミキサーから調製された薬液材が直接供給される構成であることを特徴とする注入薬液供給装置。
  2. 前記薬液材調製装置における給液ポンプは、ケーシング内で柔軟な作動部材を外部からの流体圧で繰り返し弾性変位させて管路内を通る流体が送り出される機能を備え、前記柔軟な作動部材を弾性変位させる油圧駆動手段とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の注入薬液供給装置。
  3. 前記給液ポンプは、ポンプ本体部が、前後に液入口と出口を備えたケーシングと、このケーシング内で一軸上に前後端を固定されて設けられた直径方向に弾性変位する柔軟なチューブと、このチューブにより区画されてケーシングの内部に形成される加圧室とで構成され、このポンプ本体の液入口側と出口側とには一方向にのみ流体を通過させるチェック弁が設けられ、前記ケーシングには加圧室に流体の加圧・解放を交互に切換え付勢する流体圧駆動手段が接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の注入薬液供給装置。
  4. 前記給液ポンプを駆動する流体圧駆動手段は、サーボモータにより駆動される油圧ポンプと、オイルタンクおよび給油配管とでなり、前記油圧ポンプをサーボモータで駆動して、前記制御手段によって前記ポンプ本体の加圧室への圧油供給状態が設定されるように構成されている請求項3に記載の注入薬液供給装置。
  5. 前記送液ポンプは、所要設定ストロークで往復動する油圧駆動手段と、この油圧駆動手段の駆動シリンダにより作動する二組のポンプシリンダとを一軸上で対称に配列し、前記駆動シリンダを前記両ポンプシリンダの中間位置に接続して、各ポンプシリンダの後室側に前室側からの吐出液の1/2が流入するように配管され、前記駆動シリンダはサーボモータで駆動される前記油圧駆動手段により操作される構成である請求項1に記載の注入薬液供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6041247B1 (ja) * 2015-10-23 2016-12-07 平成テクノス株式会社 ゾル液製造システム

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