JP2013169382A - 磁化検出装置及び磁化検出方法 - Google Patents

磁化検出装置及び磁化検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プローブと温度が異なる被検体の磁性流体を検出する場合に、磁性流体の検出信号に磁気センサの温度変化による信号が紛れ込むことのない磁化検出装置を提供する。
【解決手段】
プローブ部3は、前後方向に磁束を発生させる電磁石11と、電磁石11の磁界に対して対称に配置された2つの磁気センサ13,15と、3軸加速度センサ17を備える。励磁駆動回路29は、電磁石11を交流励磁する。差動増幅器19は、磁気センサ13,15の差分信号を出力し、同期検波回路21は、磁気センサの差分信号を同期検波して検波出力信号を出力する。検波出力信号は、ADC23でA/D変換されてマイコン25へ入力される。マイコン25は、検波出力信号を微分して磁化検出するとともに、プローブ部3の前後方向の加速度が所定以上であれば、磁化検出を抑止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、微量な磁性体を磁化させて検出する磁化検出装置及び磁化検出方法に関する。
癌の主要な転移経路として、原発巣から遊離した癌細胞が搬送される流れによって、血行性転移とリンパ行性転移がある。このうち、リンパ行性転移は、リンパの流れに沿って進行するという性質がある。癌発生の部位によって、転移を起こしやすいリンパ節が分かっており、系統立てて所属リンパ節と呼ばれている。そこで腫瘍の取り残しをできる限り減らすという目的で、癌細胞が転移している可能性がある所属リンパ節を予防的に全て切除するリンパ節郭清が行われてきた。
しかし、手術後の後遺症を軽減し、患者の生活の質(QOL)を高めるためには、必要以上にリンパ節を切除しないことが好ましい。そこで腫瘍部位から最初に癌細胞が流れ着くリンパ節(Sentinel Lympa Node,センチネルリンパ節と呼ばれる)を術中に切除し、迅速に病理検査を行って、転移の有無を判断する。そしてセンチネルリンパ節に転移がなければ、リンパ節郭清を省略する手術が行われるようになった。
センチネルリンパ節を容易にかつ精度よく検出する方法として、腫瘍周囲にトレーサ物質(マーカとも呼ばれる)を注入して、トレーサ物質がセンチネルリンパ節に蓄積されることを利用する。このようなトレーサ物質として、蛍光物質、放射性物質、磁性物質が考えられる。
しかし蛍光物質の場合には、励起光を照射して蛍光を検出する際に、肺の内部のように着色されている部位では検出が困難である。また放射性物質の場合には、取り扱いが困難であり、管理区域が制限されることから普及の課題がある。
トレーサ物質として磁性流体を用いる場合には、蛍光物質や放射性物質のような欠点がなく、励磁用磁石と磁気センサにより磁性流体を検出する磁化検出装置(磁性流体検出装置)が特許文献1に記載されている。
この従来技術の装置は、図3に示すように、離れた位置の磁性流体である測定対象物109を十分磁化するための励磁用磁石101と、この励磁用磁石101に近接した2個の磁気センサ103,105を備えている。地磁気など外部磁界の影響を除去して検出感度を高めるために、磁気センサ103,105の出力を差動増幅器107へ入力して、出力差を増幅している。磁気センサとしては、励磁用磁石に近接していることから、磁気飽和することなく、高感度な磁化検出を行うために、半導体のホール素子を用いるのが適している。
特許第3847694号公報
しかしながら、上記従来の磁化検出装置の磁気センサとして、ホール素子を使用した場合、磁化検出装置と温度が異なる被検体に検出部を接触させると、磁性流体の検出信号と、2つのホール素子の温度差による信号とが区別がつかないという問題点があった。
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、磁化検出装置と温度が異なる被検体内部の磁性流体を検出する場合であっても、磁性流体の検出信号に磁気センサの温度変化による信号が紛れ込むことのない磁化検出装置及び磁化検出方法を提供することである。
上記問題点を解決するために本発明は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の内、Y軸方向に磁束を発生させる励磁用磁石(11)と、Y軸方向に励磁用磁石(11)を介して配置された2つの磁気センサ(13,15)と、加速度センサ(17)とを備えるプローブ部(3)と、2つの磁気センサ(13,15)の出力の差分を出力する差動増幅器(19)と、差動増幅器(19)の出力に基づいて磁化検出する磁化検出部(25)と、加速度センサ(17)がY軸方向に所定以上の加速度を検出している場合に、磁化検出部(25)における磁化検出を抑止する検出抑止部(25)とを備えたことを要旨とする磁化検出装置(1)である。
また本発明は、前記磁化検出装置において、2つの磁気センサ(13,15)としては、それぞれホール素子を用いたことを要旨とする。
また本発明は、前記磁化検出装置において、励磁用磁石(11)は、交流磁界を発生させる電磁石であり、磁化検出部(25)は、差動増幅器(19)の出力を同期検波(21)した検波出力信号を微分して磁化検出することを要旨とする。
また本発明は、前記磁化検出装置において、検出抑止部(25)は、加速度センサ(17)がX軸方向、Y軸方向、Z軸方向のいずれででも所定以上の加速度を検出していない場合に、磁化検出部(25)における磁化検出を抑止することを要旨とする。
また本発明は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の内、Y軸方向に磁束を発生させる励磁用磁石(11)と、Y軸方向に励磁用磁石(11)を介して配置された2つの磁気センサ(13,15)と、加速度センサ(17)とを備えるプローブ部(3)の検出信号に基づいて磁化を検出する磁化検出方法であって、励磁用磁石から交流磁界を発生させるステップと、2つの磁気センサにより磁界を検出するステップと、2つの磁気センサの出力差を増幅するステップと、出力差に基づいて磁化検出するステップと、加速度センサがY軸方向に所定以上の加速度を検出している場合に、磁化検出を行わないステップとを備えたことを要旨とする。
本発明によれば、磁化検出装置と温度が異なる被検体内部の磁性流体を検出する場合であっても、磁性流体の検出信号に、磁気センサの温度変化による信号が紛れ込むことのない磁化検出装置及び磁化検出方法を提供することができるという効果がある。
本発明に係る磁化検出装置の実施形態を説明する制御ブロック図である。 (a)は、磁化検出装置の斜視図、(b)は、磁化検出装置の平面図である。 磁化検出装置の検出原理を説明する図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る磁化検出装置の実施形態の要部を説明する制御ブロック図である。図2(a)は、本発明に係る磁化検出装置の外観を示す斜視図、図2(b)は平面図である。図1、2に示すように、本発明に係る磁化検出装置1の外観は、略円柱状のプローブ部3と、プローブ部3に接続する扁平直方体形状の計測回路部5からなる。
磁化検出装置1の利用者は、プローブ部3の先端部を被検体の表面に沿って動かしながら、計測回路部5の上面に配置された表示部7、9に表示される検出信号の表示を見て、磁性流体の位置を探すことにより、測定対象物109の位置を検出する。ここで、表示部7は、バーグラフ表示のデジタルメータ、表示部9は、数字表示のデジタルメータである。表示部7,9の少なくとも一方を備えることが好ましい。尚、表示部として従来の指針を有するアナログメータであってもよいが、後述する励磁用磁石からの影響を避けるために磁気シールドするのが好ましい。
図1に示すように、プローブ部3には、円筒状の外皮の中に、励磁用磁石としての電磁石11、電磁石11の磁界に対して対称に配置された2個の磁気センサ13,15、3軸(X軸、Y軸、Z軸)方向の加速度を検出する3軸加速度センサ17が収容されている。
図2に示すように、本実施形態では、プローブ部3に付与された座標系を用いる。プローブ部3の前方(被検体の方向)を+Y方向、プローブ部3の右方向を+X方向、上方を+Z方向としている。
電磁石11は、円柱状のプローブ部3の軸(Y軸)と一致する位置に軸を有する円柱状の軟磁性体を用いた磁心11aと、この磁心11aの周りに巻回された励磁コイル11bとを備えている。本実施形態では、高感度で磁性流体を検出できるように、励磁用磁石は、交流駆動の電磁石としたが、励磁用磁石として、永久磁石、或いは直流駆動の電磁石であってもよい。但し、励磁用磁石として、永久磁石を用いる場合には、後述する励磁駆動回路29は不要となる。また、励磁用磁石として、直流駆動の電磁石11を用いる場合には、励磁駆動回路29は直流の駆動電流を供給することは言うまでもない。
電磁石11の前後には、電磁石11が発生する磁界に対して対称に磁気センサ13,15が配置されている。この配置により、磁気センサ13,15が検出する電磁石11の磁束密度は等しくなる。尚、磁気センサ13,15を共に電磁石11の前方に、電磁石11が発生する磁界に対して対称に配置してもよい(図3(a)参照)。
磁気センサ13,15には、市販のリニアホールICを利用している。リニアホールICは、ホール素子と増幅器を集積化し、磁束密度に比例したアナログ電圧を出力するものである。尚、磁気センサ13,15として、それぞれ単体のホール素子(4端子素子)を用いて構成する場合には、一対の電流駆動端子間に素子供給者が規定する直流電流を流し、一対の電圧検出端子間の電圧を差動増幅器へ入力することにより、磁束密度に比例したアナログ電圧が得られる。このアナログ電圧が、図1の磁気センサ13,15の出力に相当する。
計測回路部5は、磁気センサ13,15の出力の差分を増幅する差動増幅器19と,差動増幅器19の出力を同期検波する同期検波回路21と、同期検波回路21の出力をA/D変換するアナログ・デジタル変換器(以下、ADCと略す)23と、ADC23の出力を処理するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)25を備えている。
また、計測回路部5は、マイコン25がデジタル出力する励磁信号をアナログ励磁信号に変換するデジタル・アナログ変換器(以下、DACと略す)27と、アナログ励磁信号を電流増幅した交流電流を励磁コイル11bへ供給する励磁駆動回路29とを備えている。マイコン25は、励磁用の交流電流と同じ周期の参照信号51を同期検波回路21へ出力する。
また、計測回路部5は、3軸加速度センサ17が検出する3軸方向のアナログ加速度信号をデジタル信号に変換するADC31を備えている。また、マイコン25は、ADC23の出力の微分値を演算して磁化検出結果として表示部7,9へ出力するとともに、ケーブル53を介して、外付けのノートパソコン等の記録表示装置33へ磁化検出結果を出力可能となっている。また、マイコン25は、ADC31から入力されるデジタル加速度信号に基づいて、磁化検出するか、磁化検出を抑止するかの制御を行う磁化検出部である。
次に、本実施の形態の磁化検出装置1の動作を説明する。磁化検出装置1は、マイコン25が発生する励磁信号により、励磁駆動回路29が励磁コイル11bへ交流励磁電流を供給する。これにより、電磁石11は、外部へ交流磁界を与える。この磁界の方向は、プローブ部3の先端部で、プローブ部3の軸方向(Y軸)と一致する方向である。この交流磁界は、磁気センサ13,15により検出され、磁気センサ13,15は、それぞれ磁界に比例した電圧を出力する。差動増幅器19は、磁気センサ13,15の出力差に比例した電圧を増幅して出力する。このとき、測定対象物となる磁性流体が存在しない場合には、電磁石11が発生する磁界に歪みは発生せず、電磁石の磁界に対して対称に配置された磁気センサ13,15の出力には差が無く、差動増幅器19の出力はゼロとなる。
ここで、測定対象物109、例えば磁性流体が図1の示すように存在した場合には、磁性流体近傍の磁束密度が高まることにより、磁界が歪められ、磁気センサ13,15の間に出力差が生じることになる。その結果、差動増幅器19によって出力差が増幅される。ただし、磁気センサ13,15の出力差の原因となる測定対象物109が微量なので、磁気センサ13,15の出力に対する出力差の比率は極めて小さい。このため、本実施形態では、励磁用磁石を電磁石11として交流駆動し、磁気センサ13,15の出力差を増幅後、同期検波回路21で同期検波することで、S/N比の高い検出を行っている。
本実施の形態では、電磁石11から交流磁界を印加しているので、差動増幅器19の出力も印加した交流磁界の周波数と同じ周波数の交流信号となる。そして、測定対象物109とプローブ部3との距離、プローブ部3の移動方向及び移動速度に応じて、差動増幅器19が出力する交流信号が振幅変調された波形となる。同期検波回路21は、マイコン25が出力する参照信号を利用して、交流信号を同期検波して、直流の検波出力信号を出力する。磁性流体を検出するための周波数成分は、プローブ部3を測定対象物109に対して移動させる周波数なので、極めて低く直流に近い成分である。このため、同期検波を行うことによって、ホール素子特有の1/fゆらぎ雑音中に検出信号が埋もれることなく、感度よく検出することができる。
3軸加速度センサ17が検出する3軸方向のアナログ加速度信号は、ADC31によりそれぞれデジタル加速度信号に変換されて、マイコン25へ入力される。マイコン25は3軸方向のデジタル加速度信号の大きさを判断して、ADC23の出力信号に対して微分演算を行って磁化検出信号として出力するか、磁化検出を抑止するかの制御を行う。次に示す表1に、この制御判断に用いるデシジョンテーブルの例を示す。
Figure 2013169382
即ち、前後方向の加速度であるY軸加速度αy の絶対値(|αy |)が第一の所定加速度α1 (α1 は正の値)以上であれば、X軸加速度αx の絶対値(|αx |)及びZ軸加速度αz の絶対値(|αz |)に関わらず、磁化検出を行わない。
|αy |がα2 未満であれば、|αx |または|αz |が第2の所定加速度α2 以上であれば、磁化検出を可能とする。そして、3軸の加速度の絶対値が全て、第2の所定加速度α2 未満であれば、3軸方向の加速度が実質的にゼロと判断して、磁化検出を行わない。ここで、第一の所定加速度α1 は、磁化検出装置1を手持ちして動かしている場合を判断する加速度であり、実験的に求めるものとする。例えば、磁化検出装置1を手持ちして動かす場合の加速度を何回か測定する実験を行って、測定値の平均値を割引して、α1 を設定してもよい。
また、第2の所定加速度α2 は、プローブ部3が実質的に動いていない状態を判断するための加速度であり、実験的に求めるものとする。例えば、磁化検出装置1を手持ちして、静止させたつもりの状態における加速度を何回か測定する実験を行って、測定値の平均値にある程度の余裕を加えて、α2 を設定してもよい。また、α1 =α2 と設定すると、制御が簡単になる。
また、表1の条件を満たさない加速度が検出されたの場合には、直前のデシジョンテーブルによる判断結果である磁化検出抑止、或いは磁化検出可能の状態を継続することにする。
表1のデシジョンテーブルにより、プローブ部3を前方へ動かして被検体に近づけ、更に接触させた場合には、|αy |がα1 以上になるので、磁化検出は抑止される。これにより、プローブ部3とは温度が異なる被検体にプローブ部3を接触させたときに、磁気センサ13,15の温度差に変化が生じ、温度差の変化による出力の変化が生じても、誤って磁性流体の磁化検出結果として出力されることはない。従来の磁化検出装置では、2個の磁気センサに温度差の変化が生じると、温度差の変化に基づく検出信号が出力されていたので、温度差の変化による信号と磁性流体の検出による信号とが区別できなかった。
また、プローブ部3に動きがない場合には、3軸方向の加速度が実質的にゼロと判断さて、磁化検出が抑止されるので、センサ信号のドリフトによる誤検出も抑止される。
次に、本実施の形態における磁化検出装置1の使用方法を説明する。予め、被検体には、例えば数十〜百[nm]のサイズのナノ粒子磁性体が分散された磁性流体が注入されている。磁性流体は、注入位置からリンパの流によりセンチネルリンパ節に蓄積される。この被検体の温度は、プローブ部3の温度よりも高いと仮定する。このような被検体中の磁性流体の位置を磁化検出装置1により検出する。
まずプローブ部3を被検体に近づけて接触させる。このとき、Y軸方向(前後方向)の加速度が大きくなり、|αy |がα1 以上となるので、表示部7,9には、検出表示は出力されない。プローブ部3は、先端部から温度が上昇していくので、先に磁気センサ13の温度が上昇し、次いで、磁気センサ15の温度が遅れて上昇する。この間は、磁気センサ13,15間の温度差が変化することにより出力が生じる可能性がある。
次いで、プローブ部3の先端部を被検体に接触させた状態で、左右(X軸方向)上下(Z軸方向)へプローブ部3を動かしながら、測定対象物109の位置を探す。このとき、プローブ部3と測定対象物109の距離が近づくと、磁気センサ13,15の出力差が増加し、遠ざかれば、出力差は減少する。
磁化検出装置1の使用者(検査者)は、表示部7,9に表示される微分値の信号を見ながら測定対象物109、即ち、磁性流体の位置を検出することができる。
また、プローブ部3の動きを止めて、3軸加速度センサ17の加速度検出信号が実質的にゼロになった場合には、磁化検出が抑止される。これにより、動きのない場合の磁気センサ13,15の出力信号のドリフトにより磁化検出が出力されることが無くなる。
1 磁化検出装置
3 プローブ部
5 計測回路部
7 表示部
9 表示部
11 電磁石
13 磁気センサ
15 磁気センサ
17 3軸加速度センサ
19 差動増幅器
21 同期検波回路
23 ADC
25 マイコン
27 DAC
29 励磁駆動回路
31 ADC
33 記録表示装置

Claims (5)

  1. 互いに直交するX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の内、前記Y軸方向に磁束を発生させる励磁用磁石と、前記Y軸方向に前記励磁用磁石を介して配置された2つの磁気センサと、加速度センサとを備えるプローブ部と、
    前記2つの磁気センサの出力の差分を出力する差動増幅器と、
    前記差動増幅器の出力に基づいて磁化検出する磁化検出部と、
    前記加速度センサが前記Y軸方向に所定以上の加速度を検出している場合に、前記磁化検出部における磁化検出を抑止する検出抑止部と、
    を備えたことを特徴とする磁化検出装置。
  2. 請求項1に記載の磁化検出装置であって、
    前記2つの磁気センサとしては、それぞれホール素子を用いたことを特徴とする磁化検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の磁化検出装置であって、
    前記励磁用磁石は、交流磁界を発生させる電磁石であり、
    前記磁化検出部は、前記差動増幅器の出力を同期検波した検波出力信号を微分して磁化検出することを特徴とする磁化検出装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の磁化検出装置であって、
    前記検出抑止部は、前記加速度センサが前記X軸方向、前記Y軸方向、前記Z軸方向のいずれででも所定以上の加速度を検出していない場合に、前記磁化検出部における磁化検出を抑止することを特徴とする磁化検出装置。
  5. 互いに直交するX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の内、前記Y軸方向に磁束を発生させる励磁用磁石と、前記Y軸方向に前記励磁用磁石を介して配置された2つの磁気センサと、加速度センサとを備えるプローブ部の検出信号に基づいて磁化を検出する磁化検出方法であって、
    励磁用磁石から交流磁界を発生させるステップと、
    2つの磁気センサにより磁界を検出するステップと、
    2つの磁気センサの出力差を増幅するステップと、
    前記出力差に基づいて磁化検出するステップと、
    前記加速度センサが前記Y軸方向に所定以上の加速度を検出している場合に、前記磁化検出を行わないステップと
    を備えたことを特徴とする磁化検出方法。
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