JP2013167366A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013167366A
JP2013167366A JP2012028999A JP2012028999A JP2013167366A JP 2013167366 A JP2013167366 A JP 2013167366A JP 2012028999 A JP2012028999 A JP 2012028999A JP 2012028999 A JP2012028999 A JP 2012028999A JP 2013167366 A JP2013167366 A JP 2013167366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
air flow
flow path
air
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012028999A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takashima
博史 高島
Shigetoshi Takahata
重俊 高畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAMSON CO Ltd
Original Assignee
SAMSON CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAMSON CO Ltd filed Critical SAMSON CO Ltd
Priority to JP2012028999A priority Critical patent/JP2013167366A/ja
Publication of JP2013167366A publication Critical patent/JP2013167366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Supply (AREA)
  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)

Abstract

【課題】ターンダウン比を大きくした燃焼装置であっても、低燃焼時に燃焼不具合が発生することを防止する。
【解決手段】バーナの中心軸付近に燃料噴射ノズル1を設置し、燃料噴射ノズル1を囲むように筒形の燃焼筒3を設けておき、送風機10から燃焼筒3内へ供給してきた燃焼用空気は燃料噴射ノズル先側の燃焼部へ噴出し、燃焼用空気流に燃料噴射ノズル1から噴射した燃料を混合することで燃焼を行い、燃料噴射ノズル1に供給する燃料量を変更することで低燃焼から高燃焼まで燃焼状態を切り替えるようにしている燃焼装置において、燃焼筒内を燃料噴射ノズル側の中心部空気流路16と周縁側の周縁部空気流路17に分割する流路分割部材2を設け、燃焼筒3へ燃焼用空気を供給する空気給路は、前記中心部空気流路16へ燃焼用空気を供給するための第1空気流路4と、前記周縁部空気流路17へ燃焼用空気を供給するための第2空気流路5とを、それぞれ別に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターンダウン比を大きくした燃焼装置に関するものである。
特開2004−125183号公報に記載があるように、バーナの中心軸部分に燃料噴射ノズルを設けておき、送風機によって供給している燃焼用空気と燃料噴射ノズルから噴射している燃料を混合させて燃焼を行うようにしている燃焼装置がある。この燃焼装置で燃焼量を増減できるようにする場合は、燃料噴射ノズルを複数個設けておき、燃料の噴射を行うノズルの本数を増減することで燃料供給量を変更するとともに、燃焼用空気供給量を増減することで燃焼量の調節を行う。燃焼用空気供給量の調節は、燃焼用空気供給路の途中にダンパ装置などの流量調節装置を設けて送風路の流路面積を変更したり、送風機の回転速度を変更することで行うようにしている。
燃焼量を増減できるようにした燃焼装置では、それぞれの燃焼量ごとに適正な空燃比となるように燃料と燃焼用空気の供給量を設定しておき、燃焼量に応じた燃料量と燃焼用空気量になるように供給量を調節することで、適正な燃焼が行えるようにしている。しかし、最大燃焼量と最小燃焼量の比率であるターンダウン比が大きくなると、低燃焼時に燃焼の不具合が発生しやすくなっていた。これは、空燃比は前記の方法で調節が可能であるが、空気供給量を減少すると一定の断面積を持った空気流路に対して流れる空気量が減少するため、空気の流速が遅くなることが原因と推定できた。燃料噴射ノズルの付近へ噴出している空気の流速が遅くなると、燃料と空気のミキシングが悪くなることによって燃焼性が悪化し、煤やCOの発生量が増大したり、保炎が不安定になることで振動燃焼を起こすなどの問題が発生することになっていた。
特開2002−285392号公報
本発明が解決しようとする課題は、ターンダウン比を大きくした燃焼装置であっても、低燃焼時に燃焼の不具合が発生することを防止することのできる燃焼装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、バーナの中心軸付近に燃料噴射ノズルを設置し、燃料噴射ノズルを囲むように筒形の燃焼筒を設けておき、送風機から燃焼筒内へ供給してきた燃焼用空気は燃料噴射ノズル先側の燃焼部へ噴出し、燃焼用空気流に燃料噴射ノズルから噴射した燃料を混合することで燃焼を行い、燃料噴射ノズルに供給する燃料量を変更することで低燃焼から高燃焼まで燃焼状態を切り替えるようにしている燃焼装置において、燃焼筒内を燃料噴射ノズル側の中心部空気流路と周縁側の周縁部空気流路に分割する流路分割部材を設け、燃焼筒へ燃焼用空気を供給する空気給路は、前記中心部空気流路へ燃焼用空気を供給するための第1空気流路と、前記周縁部空気流路へ燃焼用空気を供給するための第2空気流路とを、それぞれ別に設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記の燃焼装置において、低燃焼時には中心部空気流路から燃焼部へ噴出する空気流速V1が、周縁部空気流路から燃焼部へ噴出する空気流速V2よりも速くなるように、中心部空気流路と周縁部空気流路へ供給する空気量を調節していることを特徴とする燃焼装置。
請求項3に記載の発明は、前記の燃焼装置において、第1空気流路と第2空気流路は元側に1個の送風機を設けて途中で分岐した構成としており、送風路分岐後の少なくとも一方の流路に空気流量調節装置を設けていることを特徴とし、請求項4に記載の発明は、前記の燃焼装置において、第1空気流路と第2空気流路は、それぞれの元側に送風機を設けたものであることを特徴とする。
本発明を実施することで、低燃焼時に燃焼用空気の供給量が減少することになっても、燃料噴射ノズル付近に送られる燃焼用空気の流速は低下しないように維持することができるようになるため、燃焼用空気と燃料のミキシングは良好に保つことができる。そのため、ミキシング不良によって燃焼に不具合が発生することを防止することができる。
本発明を実施している燃焼装置のフロー説明図 本発明の第2実施例での燃焼装置のフロー説明図 本発明の第3実施例での燃焼装置のフロー説明図
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明を実施している燃焼装置のフローを説明するための縦断面図である。燃焼装置は、燃料油を空気流内へ噴射することによって燃焼を行う。燃焼装置は、燃焼を行うバーナ、バーナへ燃焼用空気を供給する空気供給路、バーナへ供給する燃焼用空気の整流を行うウインドボックスなどからなる。バーナ部分には、中央に複数の燃料噴射ノズル1を設け、燃料噴射ノズル1に燃料供給配管15を接続する。燃料噴射ノズル1は、燃焼装置が高燃焼・低燃焼・停止の3位置制御を行うものであれば2個、高燃焼・中燃焼・低燃焼・停止の4位置制御を行うものであれば3個設けることになる。実施例では、第1ノズルと第2ノズルからなる2個の燃料噴射ノズルを設けており、それぞれのノズルに燃料供給配管15を接続する。燃料供給配管15は途中で分岐するようにしており、低燃焼の場合には第1ノズルへのみ燃料を供給し、高燃焼の場合には第1ノズルに加えて第2ノズルにも燃料を供給することで、燃焼量の変更を行う。
燃焼噴射ノズル1の周囲には、上下の面を解放した円筒形状の燃焼筒3を設ける。燃焼筒3の根元側はウインドボックス7と接続し、燃焼筒3の先側にはフレームファンネル6を設けておく。ウインドボックス7は、送風機10から送られてきた燃焼用空気を整流して燃焼筒3の内側へ送り込む。燃料と燃焼用空気は、バーナの先端に設けているフレームファンネル6の内側へ噴射し、フレームファンネル6の内側で燃料と燃焼用空気の混合を行って燃焼を行う。
燃焼筒3の内側には、燃焼筒内を中心側の中心部空気流路16と、周縁側の周縁部空気流路17に分割する流路分割部材2を設ける。流路分割部材2も燃焼筒3と同心の円筒形であり、先端側は燃料噴射ノズル1の先側に設けている保炎板まで延びており、根元側はウインドボックスの壁面以上の所まで延びている。燃焼筒3内は流路分割部材2によって分割されているため、周縁部空気流路17を流れる空気流と中心部空気流路16を流れる空気流は、それぞれ別々に燃料噴射ノズル先側の燃焼部まで供給される構造となっている。送風機10からバーナへ燃焼用空気を供給する空気供給路は、途中で第1空気流路4と第2空気流路5に分岐しており、第1空気流路は中心部空気流路16に接続し、第2空気流路5はウインドボックス7を経由して周縁部空気流路17に接続する。
第1空気流路4は中心部空気流路16に接続しているため、第1空気流路4を通して送っている燃焼用空気はすべて中心部空気流路に入る。同様に第2空気流路5を通して送っている燃焼用空気はすべてウインドボックス7を通り、ウインドボックス7から周縁部空気流路17に入る。第2空気流路5には、ダンパによる第2空気流量調節装置12を設けておき、燃焼状態に合わせてダンパの開度を変更することで燃焼用空気供給量を調節するようにしておく。
燃料噴射ノズル1の先側には保炎板を設置しており、燃料噴射ノズル1から噴射した燃料油は保炎板の中央に設けている穴から噴射する。保炎板は、中心部空気流路16側と周縁部空気流路17側のそれぞれに設けており、保炎板の中心部空気流路16に当たる部分を中心側保炎板8、周縁部空気流路17に当たる部分は周縁側保炎板9として区分しておく。中心部空気流路16内を通ってきた燃焼用空気は、中心側保炎板8の外周側と中心側保炎板8に設けられる空気噴出口を通って燃焼部へ吹き出し、周縁部空気流路17を通ってきた燃焼空気は、周縁側保炎板9の外周側と周縁側保炎板9に設けられる空気噴出口を通って燃焼部へ吹き出す。燃料噴射ノズル1から噴射した燃料油は、保炎板から噴出している燃焼用空気と混合しながら燃焼を行う。
低燃焼で燃焼を行う場合は、第1の燃料噴射ノズルへのみ燃料を供給し、第2の燃料噴射ノズルへの燃料供給は停止しておくことで、燃料は第1燃料噴射ノズルからのみ噴射する。燃焼用空気の方は、第2空気流路5へは第2空気流量調節装置12の開度を閉じて空気量を絞り、第1空気流路4から供給する空気を主に使用して燃焼を行う。第1空気流路4を流れて中心部空気流路16内に入った燃焼用空気は、中心側保炎板8からフレームファンネル6内へ向けて噴出される。燃料噴射ノズル1から噴射している燃料油は、中心側保炎板8からの燃焼用空気流と混合して燃焼する。この時、中心側保炎板8側から噴出している燃焼用空気の流速をV1、周縁側保炎板9側から噴出している燃焼用空気の流速をV2とした場合、燃焼用空気は中心部空気流路16に集中して供給しているため、流速V1は流速V2よりも速くなるように調節する。
高燃焼で燃焼を行う場合は、第1の燃料噴射ノズルと第2の燃料噴射ノズルの両方から燃料を噴射して燃焼を行う。燃焼用空気の供給も、第1空気流路4と第2空気流路5の両方から供給する。第2空気流量調節装置12の開度を大きくしておいた場合、送風機10からの燃焼用空気は第1空気流路4と第2空気流路5に分岐し、それぞれの流路を流れる。第2空気流路5を流れてきた燃焼用空気は、ウインドボックス7を通った後に周縁部空気流路17内へ入り、周縁側保炎板9からフレームファンネル6内へ向けて噴出する。第1空気流路4を流れてきた燃焼用空気流は中心部空気流路16内に入り、中心側保炎板8からフレームファンネル6内へ向けて噴出する。燃料噴射ノズル1から噴射している燃料油は、中心側保炎板8及び周縁側保炎板9の両方から供給している燃焼用空気流と混合して燃焼する。
高燃焼の場合は、燃焼用空気の供給量が多いため、中心側保炎板8から噴出する燃焼用空気と、周縁側保炎板9から噴出する燃焼用空気は、それぞれ速い速度で流れる。そのため、燃料噴射ノズル1から噴射した燃料油とのミキシングが良くなるため、良好な燃焼を行える。しかし低燃焼の場合は、燃焼用空気の供給量が少ないため、中心側保炎板8と周縁側保炎板9の両方から燃焼用空気を流すと、保炎板の開口面積に対する空気量の比率が小さくなるため、流速は遅くなる。空気の流速が遅いと、燃料噴射ノズル1から噴射した燃料油とのミキシングが悪くなり、燃焼性が悪化することがあった。本発明では、低燃焼時には燃焼用空気を中心部空気流路16内へ集中的に送るようにしており、中心側保炎板8の開口面積に対する空気量の比率は大きくなるため、中心側保炎板8から噴出する燃焼用空気の流速V1は速くなる。そして流速の速い空気は燃料噴射ノズル1に近い部分を流れる空気流であるため、燃料と燃焼用空気のミキシングが良好となり、低燃焼時にも安定した燃焼を行うことができる。
図2は第2の実施例であり、ここでは第2空気流路5の第2空気流量調節装置12に加えて第1空気流路4でも第1空気流量調節装置11を設けており、この点が図1の実施例と異なっている。この実施例では、低燃焼時には第2空気流量調節装置12の開度を閉じておき、第1空気流量調節装置11で中心部空気流路16へ送る燃焼用空気供給量を調節する。高燃焼時には、第1空気流量調節装置11と第2空気流量調節装置12の開度をそれぞれ調節する。この場合も、燃焼用空気供給量が少ない低燃焼時には、中心部空気流路16へ集中して燃焼用空気を送り、中心側保炎板8からは流速の速い空気を噴出する。そのために燃料と燃焼用空気のミキシングが良好となり、安定した燃焼を行うことができる。
ところで燃焼装置では、燃焼時に発生するNOxやCOなどの有害物質を可能な限り少なくするため、燃焼量ごとに燃焼状態を確認しながら送風機の回転速度を変更したり、ダンパによる送風路の流路面積を変更することで、燃焼用空気供給量を微妙に調節して設定している。高燃焼と低燃焼で燃焼する場合は、それぞれの燃焼量でも微妙な設定を行うことになる。また、中心部空気流路16と周縁部空気流路17に分けて空気供給を行っている本発明では、全体での燃焼用空気量調節すると同時に、中心部空気流路16へ送る空気量と周縁部空気流路へ送る空気量のバランスも調節することが必要である。しかし、全体の空気量と個々の流路へのバランスを、第2空気流量調節装置12のみで調節しようとした場合には調節に手間が掛かることになる。第2の実施例では、第1空気流路4に第1空気流量調節装置11を設け、第2空気流路5に第2空気流量調節装置12を設けているため、第1空気流路4の流量と第2空気流路5の流量を独立して調節することができる。そのため、全体の空気量と個別流路へのバランスの調節を容易に行うことができる。
図3は第3の実施例であり、複数の送風機を設けている点が図1の実施例とは異なっている。ここでは、第1送風機13と第2送風機14からなる2つの送風機を設けており、第1送風機13は第1空気流路4と接続し、第2送風機14は第2空気流路5と接続している。この実施例では、低燃焼時には第1送風機13のみを作動し、高燃焼時には第1送風機13と第2送風機14の両方を作動することで燃焼用空気の供給を行う。この場合も、燃焼用空気供給量が少ない低燃焼時には、流路分割部材2の内側へ集中して燃焼用空気を送り、中心側保炎板8からは流速の速い空気を噴出する。そのために燃料と燃焼用空気のミキシングが良好となり、安定した燃焼を行うことができる。
第3の実施例も、第1の実施例との違いは、第1空気流路4を通して送る燃焼用空気供給量と、第2空気流路5を通して送る燃焼用空気供給量を、それぞれで独立して調節することができるようにしたというものである。燃焼用空気量の調節は、送風機の回転速度を調節することで行い、第1送風機13によって中心部空気流路16へ供給する空気量を調節し、第2送風機14によって周縁部空気流路17へ供給する空気量を調節する。そのため、全体の空気量と個別流路へのバランスの調節を容易に行うことができる。
なお、必要に応じてそれぞれの空気流路に空気流量調節装置を設け、送風機の回転速度調節と併用した形態を適用するケースも出てくる。また、燃焼開始時には低燃焼から燃焼を開始するが、第2空気流路5で風圧が掛かっていない状態で着火すると、着火時の衝撃が第2空気流路を伝わって第2送風機14に及ぶ可能性がある。そのため、着火時には第2空気流量調節装置12を閉じておくことで、着火衝撃を遮断することが望ましい。
またこの場合、第1送風機13からの送風量と第2送風機14からの送風量は、それぞれ1つの送風機で燃焼用空気を供給していた場合の送風量よりも少なくなる。そのため、これらの送風機は容量の小さな送風機を使用することができ、低燃焼の場合には小容量の第1送風機13のみを作動することになるため、消費電力を大幅に削減することができるという効果も得ることができる。
なお、本発明は以上説明した実施例に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 燃料噴射ノズル
2 流路分割部材
3 燃焼筒
4 第1空気流路
5 第2空気流路
6 フレームファンネル
7 ウインドボックス
8 中心側保炎板
9 周縁側保炎板
10 送風機
11 第1空気流量調節装置
12 第2空気流量調節装置
13 第1送風機
14 第2送風機
15 燃料供給配管
16 中心部空気流路
17 周縁部空気流路

請求項1に記載の発明は、バーナの中心軸付近に燃料噴射ノズルを設置し、燃料噴射ノズルを囲むように筒形の燃焼筒を設けておき、送風機から燃焼筒内へ供給してきた燃焼用空気は燃料噴射ノズル先側の燃焼部へ噴出し、燃焼用空気流に燃料噴射ノズルから噴射した燃料を混合することで燃焼を行い、燃料噴射ノズルに供給する燃料量を変更することで低燃焼から高燃焼まで燃焼状態を切り替えるようにしている燃焼装置において、燃焼筒内を燃料噴射ノズル側の中心部空気流路と周縁側の周縁部空気流路に分割する流路分割部材を設け、燃焼筒へ燃焼用空気を供給する空気給路は、前記中心部空気流路へ燃焼用空気を供給するための第1空気流路と、前記周縁部空気流路へ燃焼用空気を供給するための第2空気流路とを、それぞれ別に設けておき、低燃焼時には中心部空気流路から燃焼部へ噴出する空気流速V1が、周縁部空気流路から燃焼部へ噴出する空気流速V2よりも速くなるように、中心部空気流路と周縁部空気流路へ供給する空気量を調節していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記の燃焼装置において、第1空気流路と第2空気流路は元側に1個の送風機を設けて途中で分岐した構成としており、送風路分岐後の少なくとも一方の流路に空気流量調節装置を設けていることを特徴とし、請求項3に記載の発明は、前記の燃焼装置において、第1空気流路と第2空気流路は、それぞれの元側に送風機を設けたものであることを特徴とする。

Claims (4)

  1. バーナの中心軸付近に燃料噴射ノズルを設置し、燃料噴射ノズルを囲むように筒形の燃焼筒を設けておき、送風機から燃焼筒内へ供給してきた燃焼用空気は燃料噴射ノズル先側の燃焼部へ噴出し、燃焼用空気流に燃料噴射ノズルから噴射した燃料を混合することで燃焼を行い、燃料噴射ノズルに供給する燃料量を変更することで低燃焼から高燃焼まで燃焼状態を切り替えるようにしている燃焼装置において、燃焼筒内を燃料噴射ノズル側の中心部空気流路と周縁側の周縁部空気流路に分割する流路分割部材を設け、燃焼筒へ燃焼用空気を供給する空気給路は、前記中心部空気流路へ燃焼用空気を供給するための第1空気流路と、前記周縁部空気流路へ燃焼用空気を供給するための第2空気流路とを、それぞれ別に設けたことを特徴とする燃焼装置。
  2. 請求項1に記載の燃焼装置において、低燃焼時には中心部空気流路から燃焼部へ噴出する空気流速V1が、周縁部空気流路から燃焼部へ噴出する空気流速V2よりも速くなるように、中心部空気流路と周縁部空気流路へ供給する空気量を調節していることを特徴とする燃焼装置。
  3. 請求項1または2に記載の燃焼装置において、第1空気流路と第2空気流路は元側に1個の送風機を設けて途中で分岐した構成としており、送風路分岐後の少なくとも一方の流路に空気流量調節装置を設けていることを特徴とする燃焼装置。
  4. 請求項1または2に記載の燃焼装置において、第1空気流路と第2空気流路は、それぞれの元側に送風機を設けたものであることを特徴とする燃焼装置。



JP2012028999A 2012-02-14 2012-02-14 燃焼装置 Pending JP2013167366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028999A JP2013167366A (ja) 2012-02-14 2012-02-14 燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012028999A JP2013167366A (ja) 2012-02-14 2012-02-14 燃焼装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013167366A true JP2013167366A (ja) 2013-08-29

Family

ID=49177904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012028999A Pending JP2013167366A (ja) 2012-02-14 2012-02-14 燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013167366A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138092A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 デソン セルティック エネルシス カンパニー リミテッド Tdrダンパー

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07280251A (ja) * 1994-04-01 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置
JP2002228114A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Noritz Corp オイル燃焼装置
JP2005344982A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Miura Co Ltd バーナ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07280251A (ja) * 1994-04-01 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼装置
JP2002228114A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Noritz Corp オイル燃焼装置
JP2005344982A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Miura Co Ltd バーナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138092A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 デソン セルティック エネルシス カンパニー リミテッド Tdrダンパー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4934696B2 (ja) バーナ及び燃焼器
CN106287813B (zh) 燃气轮机燃烧器
CN104456624A (zh) 燃气轮机燃料喷嘴的进气结构
KR20080110321A (ko) 가변출력구조를 구비한 버너
JP5082505B2 (ja) ボイラ
KR20140008407A (ko) 연소 장치
KR20120070201A (ko) 저녹스형 버너
JP2013167366A (ja) 燃焼装置
JPH1054557A (ja) 液体燃料及びガス燃料のための組合わされたバーナを備えた環状燃焼器の運転のための装置
KR101204457B1 (ko) 저녹스형 버너
KR100655046B1 (ko) 선회공기 발생장치를 구비한 미분탄 버너
JP4167613B2 (ja) パイロットバーナ部を持った予混合式ガスバーナ
JP2005114193A (ja) ガスタービン燃焼器
KR20120082649A (ko) 저녹스형 오일 버너
JP4223440B2 (ja) バーナ
JP2010249425A (ja) バーナ
KR20120082647A (ko) 저녹스형 버너
JP6073270B2 (ja) 燃焼装置、ボイラ及び燃焼方法
KR101293513B1 (ko) 화염 분사 장치
JP6433965B2 (ja) 燃焼装置
JP2020139701A (ja) マルチノズルバーナ及び燃焼器
CN204176682U (zh) 燃气轮机燃烧室预混燃料喷嘴
JP2018096633A (ja) 油焚きバーナ
JP2012193929A (ja) バーナおよびボイラ
KR101225323B1 (ko) 가스터빈 이중 선회류 연소장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160914