JP2013166604A - 油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフト - Google Patents

油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフト Download PDF

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Abstract

【課題】ボトム室からロッド室への作動油のリークを早期に発見することができる油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフトを提供する。
【解決手段】内部ドレン型の油圧シリンダ2と、油圧シリンダ2のボトム室2dに作動油を供給する油圧装置10Aとを備えた油圧システム1Aであって、油圧装置10Aは、ピストン2bの摺動量を検出する摺動量検出手段15と、ロッド室2eの圧力を所定周期で検出する圧力検出手段16と、摺動量検出手段15および圧力検出手段16の検出結果に基づいて、ボトム室2dからロッド室2eへの作動油のリークの有無を判定するリーク判定手段17と、リーク判定手段17でリークがあると判定された場合に警告を発する警告手段18とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部ドレン型のシリンダを有する油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフトに関する。
図5(A)に示すように、従来から、フォークリフト等の車体前部に取り付けられたアウタマスト3、ミドルマスト20およびインナマスト4からなる3段式のマストに設けられた油圧システム1Cが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる油圧システム1Cでは、フォーク8付きのリフトブラケット7を昇降させるための内部ドレン型の第1油圧シリンダ5がインナマスト4に設けられており、インナマスト4およびミドルマスト20を昇降させるための左右一対の第2油圧シリンダ6A、6Bがアウタマスト3に設けられている。
図6に示すように、第1油圧シリンダ5は、シリンダチューブ5aと、該シリンダチューブ5a内を上下に摺動するピストン5bと、該ピストン5b上面に延設されたロッド5cとを有している。また、第1油圧シリンダ5には、シリンダチューブ5a内のピストン5b下方にボトム室5dが形成され、ピストン5b上方にロッド室5eが形成され、ロッド5c内部に内部室5fが形成されている。
ロッド室5eには、クッション油5gが入れられている。該クッション油5gは、ピストン5bが上方に摺動しきる直前(ストロークエンド直前)に、ピストン5b上面とシリンダチューブ5aの上端とで挟まれることにより圧縮されて、ロッド室5eから内部室5fに所定の流速で流入し始める。これにより、ピストン5bの摺動速度が下がるので、ピストン5b上面がシリンダチューブ5aの上端にあたる際に生じる衝撃を和らげることができる。
第2油圧シリンダ6A、6Bは、第1油圧シリンダ5と同様に、シリンダチューブ6a、ピストン6b、ロッド6c、ボトム室6dおよびロッド室6eを有している。第2油圧シリンダ6Aのロッド6cには、作動油を通流させる流路6hが形成されている。
第1油圧シリンダ5および第2油圧シリンダ6A、6Bは、第1配管19aおよび第2配管19bを介して相互に接続されている。具体的には、第1油圧シリンダ5のボトム室5dが、第1配管19aを介して第2油圧シリンダ6Aのロッド6cに接続されており、第2油圧シリンダ6Aのボトム室6dが、第2配管19bを介して第2油圧シリンダ6Bのボトム室6dおよび油圧装置10Cに接続されている。
油圧装置10Cは、第1油圧シリンダ5および第2油圧シリンダ6A、6Bの各ボトム室5d、6dに作動油を供給するためのものであり、作動油の流れを制御するコントロールバルブ11と、作動油が貯留された作動油タンク12と、該作動油タンク12の作動油を吸引して吐出する油圧ポンプ13と、該油圧ポンプ13を駆動する油圧モータ14とを有している。
この油圧システム1Cでは、第1油圧シリンダ5のピストン5bを上方に摺動させるために必要な圧力(以下、第1動作圧力)P1が、第2油圧シリンダ6A、6Bのピストン6bを上方に摺動させるために必要な圧力(以下、第2動作圧力)P2よりも小さくなるように設定されている。
具体的には、シリンダチューブ5aの内径をシリンダチューブ6aの内径よりも大きくして、ピストン5bの受圧面積をピストン6bの受圧面積よりも大きくしている。
これにより、油圧システム1Cでは、油圧装置10Cから作動油が供給されると、第1油圧シリンダ5のロッド5cが先に伸長して(図5(B)参照)、ロッド5cが伸長しきった(ピストン5bがストロークエンドまで摺動した)後に、第2油圧シリンダ6A、6Bのロッド6cが伸長する(図5(C)参照)といった所定の順序動作を確保することができる。
特開平11−228094号公報
ところで、第1油圧シリンダ5におけるピストン5bの摺動面には、ゴム製のシール部材(不図示)が設けられているが、シリンダチューブ5aとの摩擦により該シール部材が損傷してしまうと、ボトム室5dに供給された作動油が、摺動面を伝ってロッド室5eにリークしてしまう(図7参照)。作動油がリークしてロッド室5eに溜まると、ピストン5bがストロークエンドまで摺動できなくなり、ストロークの途中でロッド6cが伸長し始めるといった順序動作不良が発生し、事故に至るおそれがある。
順序動作不良による事故は、作動油のリークを早期に発見してシール部材を交換することで未然に防ぐことができるが、従来の油圧システム1Cでは、作動油のリークを早期に発見するための手段が何ら設けられていないので、順序動作不良が発生するまで作動油のリークを発見することができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、ボトム室からロッド室への作動油のリークを早期に発見することができる油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフトを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る油圧システムは、シリンダチューブと、シリンダチューブ内を上下に摺動するピストンと、ピストンの上面に延設されたロッドとを有し、シリンダチューブ内のピストン下方にボトム室が形成され、ピストン上方にロッド室が形成されるとともに該ロッド室内にクッション油が入れられた内部ドレン型の第1油圧シリンダと、ボトム室に作動油を供給する油圧装置とを備えた油圧システムであって、油圧装置は、ピストンの摺動量を検出する摺動量検出手段と、ロッド室の圧力を所定周期で検出する圧力検出手段と、摺動量検出手段および圧力検出手段の検出結果に基づいて、ボトム室からロッド室への作動油のリークの有無を判定するリーク判定手段と、リーク判定手段でリークがあると判定された場合に警告を発する警告手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、ボトム室からロッド室への作動油のリークの有無を判定するリーク判定手段と、リーク判定手段でリークがあると判定された場合に警告を発する警告手段とを有しているため、作動油のリークを早期に発見することができる。
上記油圧システムのリーク判定手段は、例えば、圧力検出手段で検出された圧力が上昇し始めた際に、摺動量検出手段で検出された摺動量が、リークがない場合においてクッション油が圧縮されることによりロッド室内の圧力が上昇し始めるときの摺動量に達していない場合、リークがあると判定するよう構成できる。
この構成によれば、圧力検出手段で検出された圧力が上昇し始めた際のピストンの摺動量から、圧縮されているクッション油に作動油が混ざっているかどうかを間接的に検出することができるので、作動油のリークを早期かつ確実に発見することができる。
上記油圧システムは、第1油圧シリンダよりも動作圧力が高い第2油圧シリンダをさらに備え、油圧装置は、第2油圧シリンダを介して第1油圧シリンダのボトム室に作動油を供給することを特徴とする。
この構成によれば、第1油圧シリンダにおける作動油のリークを早期に発見することで、第1油圧シリンダおよび第2油圧シリンダの順序動作不良の発生を防ぐことができる。
上記油圧システムの警告手段は、例えば、リーク判定手段でリークがあると判定された場合に警告のメッセージを表示するディスプレイや、リーク判定手段でリークがあると判定された場合に発光状態が変化する発光灯とすることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトは、上記いずれかの油圧システムを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ボトム室からロッド室への作動油のリークを早期に発見することができる油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフトを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る油圧システムの概略構成図である。 ピストンの摺動量とロッド室内の圧力との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る油圧システムの概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る油圧システムを備えたフォークリフトの側面図である。 (A)→(B)→(C)の順に行われる、従来の油圧システムの順序動作を示す概略側面図である。 従来の油圧システムの概略構成図である。 作動油がリークした状態を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフトの好ましい実施形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る油圧システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る油圧システム1Aは、内部ドレン型の油圧シリンダ2と、該油圧シリンダ2に作動油を供給する油圧装置10Aとを備えている。
油圧シリンダ2は、シリンダチューブ2aと、該シリンダチューブ2a内を上下に摺動するピストン2bと、該ピストン2bの上面に延設されたロッド2cとを有している。
また、油圧シリンダ2には、シリンダチューブ2a内のピストン2b下方にボトム室2dが形成され、ピストン2b上方に位置するシリンダチューブ2aとロッド2cとの間にロッド室2eが形成され、ロッド2c内部に内部室2fが形成されている。ロッド室2eには、クッション油2gが入れられている。
油圧装置10Aは、作動油の流れを制御するコントロールバルブ11と、作動油が貯留された作動油タンク12と、該作動油タンク12の作動油を吸引して吐出する油圧ポンプ13と、該油圧ポンプ13を駆動する油圧モータ14とに加えて、さらに、摺動量検出手段15、圧力検出手段16、リーク判定手段17および警告手段18を有している。
摺動量検出手段15は、ピストン2bの摺動量を所定周期で検出するためのエンコーダであり、シリンダチューブ2a上端のロッド2c近傍に設けられている。摺動量検出手段15は、ロッド2cの動作量(伸長量)を検出することで、ピストン2bの摺動量を検出している。ロッド2cの動作量は、ロッド2cが最も縮んだ状態(ピストン2bの摺動量がゼロの状態)を基準値としたときの、該基準値からの変化量である。摺動量検出手段15で検出された摺動量は、リーク判定手段17に出力される。
圧力検出手段16は、ロッド室2e内の圧力を所定周期で検出する圧力センサであり、シリンダチューブ2a上端のロッド室2e側に設けられている。圧力検出手段16は、シリンダチューブ2a上端にかかる圧力を検出することで、ロッド室2e内の圧力を検出している。圧力検出手段16で検出された圧力は、摺動量検出手段15で検出された摺動量と同様に、リーク判定手段17に出力される。
図2に、ピストン2bの摺動量とロッド室2e内の圧力との関係を示す。
同図に示すように、ボトム室2dからロッド室2eへの作動油のリークがない場合、ピストン2bのストロークエンド直前(ピストン2bの摺動量がx1に達した時点)でクッション油2gが圧縮され始めるため、ロッド室2e内の圧力は、ピストン2bの摺動量がx1に達した時点から上昇し始める。なお、ロッド室2e内の空気は、ピストン2bの摺動に応じて内部室2fに抜けていくため、ロッド室2e内の圧力に大きな影響を与えることはない。
これに対して、作動油のリークがある場合、クッション油2gに加えてリークした作動油も圧縮されるので、ロッド室2e内の圧力は、ピストン2bの摺動量がx1に達する前(摺動量がx’1に達した時点)から上昇し始める。
リーク判定手段17は、圧力検出手段16で検出された圧力が上昇し始めた際に、摺動量検出手段15で検出された摺動量が、リークがない場合においてロッド室2e内の圧力が上昇し始めるときの摺動量x1に達しているか否かにより、作動油のリークの有無を判定する。すなわち、リーク判定手段17は、摺動量検出手段15で検出された摺動量が、x1に達していなければリークがあると判定し、x1に達していればリークがないと判定する。
この摺動量x1は、リーク判定手段17に設けられたメモリに予め記憶されている。
なお、作動油のリークをある程度許容できる場合は、本来の摺動量x1よりも少し低い値をメモリに記憶させてもよい。この場合、リーク判定手段17は、メモリに記憶された低い値に基づいて作動油のリークの有無を判定する。
警告手段18は、リーク判定手段17でリークがあると判定された場合に、警告のメッセージを表示するディスプレイである。これにより、ユーザはリークが発生したことを視覚的に認識することができる。
本実施形態に係る油圧システム1Aによれば、摺動量検出手段15および圧力検出手段16の検出結果に基づいて作動油のリークの有無を判定するリーク判定手段17と、該リーク判定手段17でリークがあると判定された場合に警告を発する警告手段18とを有しているので、ボトム室2dからロッド室2eへの作動油のリークを早期に発見することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る油圧システムについて説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る油圧システム1Bは、第1油圧シリンダ5(第1実施形態における油圧シリンダ2に相当)の第1動作圧力P1よりも低い第2動作圧力P2を有する左右一対の第2油圧シリンダ6A、6Bをさらに備えた点において、第1実施形態に係る油圧システム1Aと相違している。
なお、第2油圧シリンダ6A、6Bの構成および第1油圧シリンダ5と第2油圧シリンダ6A、6Bとの接続関係は、図6に示す従来の油圧システム1Cと同様であるため、ここでは説明を省略する。
油圧装置10Bは、第1実施形態における油圧装置10Aと同様の構成であり、本実施形態における摺動量検出手段15および圧力検出手段16は、それぞれ第1油圧シリンダ5におけるピストン5bの摺動量およびロッド室5e内の圧力を検出している。
図4に、本実施形態に係る油圧システム1Bを備えたフォークリフト100の側面図を示す。同図に示すように、フォークリフト100は、車体101の前部に取り付けられたアウタマスト3と、アウタマスト3の内側に設けられたインナマスト4とからなる2段式のマストを備えている。
インナマスト4には、フォーク8付きのリフトブラケット7を昇降させるために第1油圧シリンダ5が設けられており、アウタマスト3には、インナマスト4を昇降させるために第2油圧シリンダ6A、6Bが設けられている。
かかる2段式のマストを備えたフォークリフト100において、第1油圧シリンダ5のボトム室5dからロッド室5eへの作動油のリークが発生した場合、ボトム室5d、6dに作動油が供給されてロッド室5e内のクッション油5gおよび作動油が圧縮され始めると、ピストン5bの摺動量がx1に達する前に、ロッド室5eおよびボトム室5d、6d内の圧力が上昇する。さらにボトム室5d、6dに作動油が供給され続けると、ボトム室6d内の圧力が第2動作圧力P2に達した時点でロッド6cが伸長し始めるといった順序動作不良が発生する。
油圧システム1Bでは、第1実施形態に係る油圧システム1Aと同様に、リーク判定手段17および警告手段18とを有しているので、圧力検出手段16で検出されたロッド室5e内の圧力が上昇し始めた時点、換言すれば、ボトム室5d、6d内の圧力が上昇し始めた時点で作動油のリークを発見することができる。
したがって、本実施形態に係る油圧システム1Bを備えたフォークリフト100では、ボトム室6d内の圧力が第2動作圧力P2に達する前に作動油のリークを発見することができるので、第1油圧シリンダ5および第2油圧シリンダ6A、6Bの順序動作不良の発生を確実に防ぐことができ、順序動作不良による事故を未然に防ぐことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、種々の変形例が考えられる。
上記各実施形態では、警告手段18として、リーク判定手段17でリークがあると判定された場合に警告のメッセージを表示するディスプレイを用いているが、これに替えて任意の警告手段を用いることができ、例えば、リーク判定手段17でリークがあると判定された場合に発光状態が変化する発光灯を用いることができる。
さらに、上記各実施形態にける摺動量検出手段15は、所定周期でピストン2b、5bの摺動量を検出しているが、圧力検出手段16で検出された圧力が上昇し始めたときのみピストン2b、5bの摺動量を検出してもよい。
また、上記各実施形態では、摺動量検出手段15としてエンコーダを用いているが、ピストン2b、5bの摺動量を検出できるものであれば、任意の摺動量検出手段を用いることができる。例えば、所定の摺動量に達したかどうかを検出することができるセンサを用いてもよい。
さらに、摺動量検出手段15や圧力検出手段16を設ける位置は、任意に変更することができる。
また、上記第2実施形態における第2油圧シリンダ6A、6Bは、内部ドレン型の油圧シリンダであってもよい。第2油圧シリンダ6A、6Bとして内部ドレン型の油圧シリンダを用いた場合、第2油圧シリンダ6A、6Bにおけるピストン6bの摺動量を検出する摺動量検出手段およびロッド室6e内の圧力を検出する圧力検出手段をさらに設け、リーク判定手段17で第2油圧シリンダ6A、6Bにおける作動油のリークの有無を判定することが好ましい。
さらに、上記第2実施形態では、油圧システム1Bを設けたフォークリフトとして、アウタマスト3およびインナマスト4からなる2段式のマストを備えたフォークリフト100を例に挙げて説明したが、図5に示すような3段式のマストを備えたフォークリフトに油圧システム1Bを設けてもよい。
1A、1B、1C 油圧システム
2 油圧シリンダ
2a、5a、6a シリンダチューブ
2b、5b、6b ピストン
2c、5c、6c ロッド
2d、5d、6d ボトム室
2e、5e、6e ロッド室
2f、5f 内部室
2g、5g クッション油
3 アウタマスト
4 インナマスト
5 第1油圧シリンダ
6A、6B 第2油圧シリンダ
6h 流路
7 リフトブラケット
8 フォーク
10A、10B、10C 油圧装置
11 コントロールバルブ
12 作動油タンク
13 油圧ポンプ
14 油圧モータ
15 摺動量検出手段
16 圧力検出手段
17 リーク判定手段
18 警告手段
19a 第1配管
19b 第2配管
20 ミドルマスト

Claims (6)

  1. シリンダチューブと、前記シリンダチューブ内を上下に摺動するピストンと、前記ピストンの上面に延設されたロッドとを有し、前記シリンダチューブ内の前記ピストン下方にボトム室が形成され、前記ピストン上方にロッド室が形成されるとともに該ロッド室内にクッション油が入れられた内部ドレン型の第1油圧シリンダと、
    前記ボトム室に作動油を供給する油圧装置とを備えた油圧システムであって、
    前記油圧装置は、
    前記ピストンの摺動量を検出する摺動量検出手段と、
    前記ロッド室の圧力を所定周期で検出する圧力検出手段と、
    前記摺動量検出手段および前記圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記ボトム室から前記ロッド室への前記作動油のリークの有無を判定するリーク判定手段と、
    前記リーク判定手段でリークがあると判定された場合に警告を発する警告手段と、
    を有することを特徴とする油圧システム。
  2. 前記リーク判定手段は、前記圧力検出手段で検出された圧力が上昇し始めた際に、前記摺動量検出手段で検出された摺動量が、リークがない場合において前記クッション油が圧縮されることにより前記ロッド室内の圧力が上昇し始めるときの摺動量に達していない場合、リークがあると判定することを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  3. 前記第1油圧シリンダよりも動作圧力が高い第2油圧シリンダをさらに備え、
    前記油圧装置は、前記第2油圧シリンダを介して前記第1油圧シリンダの前記ボトム室に作動油を供給することを特徴とする請求項1または2に記載の油圧システム。
  4. 前記警告手段は、前記リーク判定手段でリークがあると判定された場合に、警告のメッセージを表示するディスプレイであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の油圧システム。
  5. 前記警告手段は、前記リーク判定手段でリークがあると判定された場合に、発光状態が変化する発光灯であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の油圧システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の油圧システムを備えたことを特徴とするフォークリフト。
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