JP2013166224A - ロボットの制御装置、ロボット及びそのプログラム - Google Patents

ロボットの制御装置、ロボット及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アクチュエータ性能を有効に活用でき、且つ、アクチュエータ性能Uが上限である第1の制約値を超えないように、たわみ補正駆動を行える構造を実現する。
【解決手段】目標軌道算出手段101で目標値Xrefと第2の制約値Uoptとを用いてロボットの目標軌道θrefを算出する。この目標軌道θrefとたわみ補正量Δθからたわみ補正軌道θrefを算出し、このたわみ補正軌道θrefを実現するために必要なアクチュエータ性能Uを算出する。判定手段105でこのアクチュエータ性能Uが第1の制約値の範囲内であるか、及び、これらの差分が所定値の範囲内であるかを判定する。条件を満たさない場合には、制約値変更手段106で第2の制約値Uoptを変更して計算を繰り返す。条件を満たした場合に、その時のたわみ補正軌道θrefをロボットの軌道として決定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、部品の搬送や組み立てなどを行う産業用のロボットアームなどのアクチュエータにより駆動されるロボットの制御装置、ロボット及びそのプログラムに関する。
例えば、産業用ロボットは、利用範囲の拡大に伴い動作の高速・高精度化、更には軽量化が求められている。ロボットの軽量化、ロボット動作速度の高速化への要求が高まるにつれ、アクチュエータにより動作するアーム部などのロボットの機構部のたわみが大きくなり、精度に及ぼす影響が無視できなくなってきている。このようなロボットの機構部のたわみに対して、従来のロボットではたわみを推定し補償することで高精度動作を行ってきた。
例えば、負荷トルクとロボットアームの関節の剛性からロボットアームの関節のたわみ量を算出し、各軸の角度指令値に加える構成が提案されている(特許文献1)。また、減速機に加えてリンクのたわみ量を算出し、逆運動学計算を用いて各軸の角度指令値を修正することでたわみを補償する構成も提案されている(特許文献2)。
特開昭61−201304号公報 特許第3808321号公報
上述したような従来技術では、目標軌道に対してロボットの関節部に生じるたわみ量を算出し、そのたわみ量から目標軌道を補正して各軸のアクチュエータを駆動(たわみ補正駆動)している。但し、たわみ補正駆動を実現するために必要なアクチュエータ性能が考慮されていない。
実際にアクチュエータをたわみ補正駆動させた場合、たわみ量に応じてアクチュエータの加減速トルクが大きく変動する。このため、アクチュエータ性能を考慮しないと、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能が、そのアクチュエータの性能の上限として設定される制約値を超える場合がある。例えば、たわみ補正駆動に必要なトルクが、制約値としてのトルクの上限値を超える場合がある。
このように、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能が制約値を超えた場合、アクチュエータの追従誤差増大に伴う応答劣化や過電流によるエラー停止等が発生し、ロボットアームの動作性能に影響を及ぼす可能性がある。
一方、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能が制約値に対して十分に小さい値をとり余裕過多となる場合もある。この場合、アクチュエータの性能を有効活用していない状態である。言い換えれば、そのアクチュエータの性能を十分に活用すれば、もっと速く動作させたりすることができる状態である。
本発明は、このような事情に鑑み、アクチュエータ性能を有効に活用でき、且つ、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能がそのアクチュエータの性能の上限を超えないように、たわみ補正駆動を行える構造を実現すべく発明したものである。
本発明は、第1の制約値が性能の上限として設定されるアクチュエータにより駆動されるロボットの制御装置において、ロボットの目標値と、第2の制約値と、を用いて最適制御問題を解くことにより、前記ロボットの目標軌道を算出する目標軌道算出手段と、前記目標軌道で前記ロボットを動作させる場合のロボットのたわみ補正量を算出するたわみ補正量算出手段と、前記たわみ補正量から前記目標軌道を補正してたわみ補正軌道を算出するたわみ補正軌道算出手段と、前記たわみ補正軌道で前記ロボットを動作させるために必要な前記アクチュエータの性能を算出するアクチュエータ性能算出手段と、前記アクチュエータ性能算出手段により算出したアクチュエータ性能が前記第1の制約値の範囲内である第1の条件、及び、前記第1の制約値と前記アクチュエータ性能との差分が所定値の範囲内である第2の条件を満たすか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記第1の条件又は前記第2の条件を満たさないと判定した場合に、前記第2の制約値を変更する制約値変更手段と、前記判定手段が前記第1の条件及び前記第2の条件を満たすと判定した場合の、前記たわみ補正軌道算出手段により算出したたわみ補正軌道を、前記ロボットの軌道として決定する軌道決定手段と、を備えた、ことを特徴とするロボットの制御装置にある。
本発明によれば、最適制御問題を解くための第2の制約値を変更することにより、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能が第1の制約値を超えずに、第1の制約値に対して所定値の範囲内に収められるようなたわみ補正軌道を求められる。このため、アクチュエータ性能を有効に活用でき、且つ、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能がそのアクチュエータの性能の上限を超えないように、たわみ補正駆動を行える。
本発明の対象となるロボットの1例を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るロボットのブロック図。 本発明の実施形態に係るロボットの制御装置を処理手段の関係で示すブロック図。 同じくロボットの制御装置を構造の関係で示すブロック図。 同じくロボットの制御装置でたわみ補正軌道を求めるためのフローチャート。 本発明の処理を行わない場合の比較例で、(A)は目標軌道とたわみ補正軌道との関係を、(B)は目標軌道を実現するためのモータトルクとたわみ軌道を実現するためのモータトルクとの関係を、それぞれ示す図。 本発明の処理を行った場合と行わなかった場合とを比較した、(A)はたわみ補正軌道を、(B)はたわみ軌道を実現するためのモータトルクを、それぞれ示す図。
<ロボットの1例>
本発明の対象となるロボットの1例の概略構成について、図1を用いて説明する。ロボットアーム201は、ロボットの機構部である各アーム部201a〜201cを動作させる複数のアクチュエータであるモータ202〜206と、これら各モータ202〜206を制御する制御装置200とを備える。制御装置200には、各モータ202〜206にそれぞれ備えられたアクチュエータ制御部であるモータ制御部202a〜206aが接続される。各モータ202〜206により動作する機構部としては、上述の各アーム部201a〜201c以外にも、モータの駆動を減速して伝達する減速機など、モータの回転軸以降のロボットの各構成部材を含む。
各モータ202〜206は、ロボットアーム201の各関節部分などのロボットの駆動部分に配置される。そして、モータ202は、ロボットアーム201全体を架台207に対して旋回させる。モータ203は、アーム部201aを架台207に対して図の上下方向に回動させる。モータ204は、アーム部201bをアーム部201aに対して回動させる。モータ205は、アーム部201cをアーム部201bに対して回動させる。モータ206は、アーム部201cの先端部分を基端部分に対して回動させる。
このように構成されるロボットアーム201は、例えば、棒状のワークW1を円柱状のワークW2に形成された孔に挿入する作業を次のように行う。まず、ユーザがこのような指示を入力すると、制御装置200がロボットアーム201の手先の軌道を計算する。そして、この軌道に基づいてモータ制御部202a〜206aが各モータ202〜206を制御し、各モータ202〜206が駆動されることでロボットアーム201が動作して、ワークW1を円柱状のワークW2に形成された孔に挿入する。
<実施形態>
次に、本発明の実施形態について、図2ないし図7を用いて説明する。なお、本明細書では、ロボットの位置姿勢の順序集合を経路と、時系列の角度指令値を目標軌道と、たわみ量を補償し修正した目標軌道をたわみ補正軌道と、たわみ補正軌道に従いアクチュエータを駆動することをたわみ補正駆動と、それぞれ定義する。また、ユーザがロボットに指令値として与える、目標位置、目標経路、目標姿勢などの少なくとも何れかを含むものを目標値とする。
[ロボット]
まず、本実施形態のロボットについて、図2に示すような制御構成である6軸多関節ロボットアームを例に説明を行う。ロボットの制御装置であるメインCPU2は、ティーチングペンダントなどの教示用端末装置1から得られる教示点情報(目標値)を元に、教示点間の補間処理を行うなどして、後述するようにロボットアーム手先の軌道(ロボットの軌道)を決定する。
アクチュエータ制御部であるモータサーボ制御器3a〜3fは、メインCPU2で決定された軌道を用いて、それぞれモータ4a〜4fの制御を行う。なお、図示していないが、各軸のモータ4a〜4fにはエンコーダなどの角度・角速度検出器が取り付けられており、検出されたモータ角度・角速度はモータサーボ制御器3a〜3fにフィードバックされる。そして、上述の図1で説明したようにロボットを制御する。ここで、メインCPU2が図1の制御装置200に、モータ4a〜4fが図1のモータ202〜206に、モータサーボ制御器3a〜3fがモータ制御部202a〜206aに、それぞれ相当するものである。
ロボットアームをこのように制御する場合に、メインCPU2は、各関節部に生じるたわみを算出および補正して各軸のモータを駆動することでロボットアームの手先位置および姿勢の高精度動作を行うことができる。本実施形態では、ロボットの各関節部に生じるたわみを算出および補正して各軸のモータを駆動する際に、アクチュエータ性能(モータ性能)の制約値を考慮し目標軌道を修正する。これによりアクチュエータ性能の制約超過を抑え、かつ余裕が生じる場合は余裕を有効活用し動作時間の短縮を実現する。この点について、以下、詳しく説明する。
[ロボットの制御装置]
上述のような制御を行うロボットの制御装置であるメインCPU2について、図3ないし図5を用いて説明する。図3は、メインCPU2内を処理手段で区分して示すブロック図である。メインCPU2は、目標軌道算出手段101と、たわみ補正量算出手段102と、たわみ補正軌道算出手段103と、アクチュエータ性能算出手段104と、判定手段105と、制約値変更手段106と、軌道決定手段107と、を備える。
ここで、ロボットのアーム手先の目標経路(ロボットの目標値)をXref、各軸の目標軌道をθrefとする。また、アクチュエータ性能(モータ性能)を表すベクトルとして各軸のモータ角速度、角加速度、角加加速度、トルクを並べたベクトルをUとする。また、各モータ4a〜4fの性能の限界値や余裕を考慮して予め設定されたアクチュエータ性能の上限である第1の制約値をUm、目標軌道計算時に用いるアクチュエータ性能の第2の制約値をUoptとする。なお、Umの各要素は正の値であるとする。また、第2の制約値Uoptは、後述するように変更可能である。また、以下の説明では、簡単のために、アクチュエータ性能U、第1の制約値Um、第2の制約値Uoptは、それぞれトルクとするが、角速度、角加速度、角加加速度などについても、それぞれの値を有するようにしても良い。
目標軌道算出手段101は、ロボットの目標値Xrefと第2の制約値Uoptと、を用いて最適制御問題である最短時間制御問題を解くことにより、制約条件を満たしかつ動作時間を最短とする各軸(ロボット)の目標軌道θrefを算出する。
なお、最適制御問題とは、評価関数を最適に制御するもので、例えば、時間や振れなどを最適に制御する。最短時間制御問題とは、最適制御問題の評価関数を時間としたものである。以下の説明では、最適制御問題を最短時間制御問題とするが、他の評価関数が入っても同様である。また、最短時間制御問題の解法としては、例えば、J.E.Bobrowらの文献に記載された方法が挙げられる。文献は、「J.E.Bobrow et. al, “Time-Optimal Control of Robotic Manipulators Along Specified Paths”, Int. J. of Robotics Research, 4, 3, pp.3-17, 1989」である。
たわみ補正量算出手段102は、目標軌道算出手段101で算出した目標軌道でロボットを動作させる場合のロボットのたわみ補正量を算出する。即ち、たわみ補正量算出手段102は、目標軌道θrefを入力とし、ロボットアーム全体の運動方程式と剛性からたわみ補正量Δθを出力する。本実施例では、簡単のため各関節部のモータ回転方向のたわみのみを考慮することにする。
ロボットアームの運動方程式は、次のように表せる。
M×ddq+h+g=τ
Mは慣性行列、ddqは加速度、hは遠心力及びコリオリ力、gは重力、τは各関節部にかかる負荷トルクである。ddq、h、g、τはそれぞれベクトルである。慣性行列Mはロボットアームの構成で決まるものであり、加速度ddqは軌道を時間で2階微分することで求められる。したがって、ロボットアームの運動方程式から各関節部にかかる負荷トルクτが求められる。
負荷トルクτが求められれば、次式のように、τを剛性値Kで除することで、各関節部のたわみ量Δθが求められる。
Δθ=τ/K
ここで、剛性値Kは各軸における回転方向の剛性値、即ちねじり剛性(ねじり方向の強さ、単位は「Nm/rad」)であり、事前に設定されているものとする。各関節部のモータ回転方向のたわみのみを考慮しているため、関節のたわみ量とたわみ補正量は等しい値となる。なお、たわみ補正量としては、ねじり方向のみでなく、並進方向のたわみなどを含むようにしても良い。
たわみ補正軌道算出手段103は、たわみ補正量算出手段102で算出したたわみ補正量から目標軌道を補正して、たわみ補正軌道を算出する。即ち、たわみ補正軌道算出手段103は、目標軌道θrefとたわみ補正量Δθを入力とし、目標軌道θrefとたわみ補正量Δθを加算したたわみ補正軌道θrefを出力とする。
アクチュエータ性能算出手段104は、たわみ補正軌道算出手段で算出したたわみ補正軌道でロボットを動作させるために必要なアクチュエータ(モータ)の性能を算出する。即ち、アクチュエータ性能算出手段104は、たわみ補正軌道θrefを入力とし、ロボットアーム全体の運動方程式からアクチュエータ性能Uを出力する。具体的には、上述した運動方程式の加速度ddqをたわみ補正軌道θrefを2階微分することにより求め、τをアクチュエータ性能Uとして算出する。
判定手段105は、アクチュエータ性能算出手段104により算出したアクチュエータ性能が第1の制約値の範囲内である第1の条件、及び、第1の制約値とアクチュエータ性能との差分が所定値の範囲内である第2の条件を満たすか否かを判定する。言い換えれば、アクチュエータ性能Uを入力とし、アクチュエータ性能Uが第1の制約値Umを超えず、且つ、アクチュエータ性能Uが第1の制約値Umの近傍に存在するかを判定する。
したがって、第1の条件は|U|<Umであり、第2の条件はUm−|U|<εである。εは上述の所定値であり、Um未満の範囲で任意に設定できる微小量である。このεの値によって、最終的な結果をどれだけ第1の制約値に近づけられるかが決まる。このため、このεは、計算時間とアクチュエータ性能(本実施形態ではトルク)の余裕との兼ね合いで設定する。
制約値変更手段106は、判定手段105が第1の条件又は第2の条件を満たさないと判定した場合に、第2の制約値を変更する。即ち、最短時間制御問題で用いる第2の制約値Uoptを変更して出力する。具体的には、判定手段105が第1の条件又は第2の条件を満たさないと判定した場合、判定で使用したアクチュエータ性能Uを出力し、このアクチュエータ性能Uが制約値変更手段106に入力される。制約値変更手段106は、第1の制約値Umからこのアクチュエータ性能Uを減じた値に、0よりも大きい所定のゲインGを乗じることで算出した値を第2の制約値Uoptに加えて、変更後の第2の制約値Uoptとする。
所定のゲインGは、事前に設定される0よりも大きい値で、小さい値であれば計算時間が長くなり、大きい値であれば最終的な結果が第1の制約値に近づきにくい。したがって、上述のεや計算時間などを考慮して、任意に設定する。
変更後の第2の制約値Uoptは、目標軌道算出手段101に入力され、目標軌道算出手段101が上述のような計算を行って、新たに目標軌道を算出する。その後、上述のように、この新たな目標軌道を用いてたわみ補正軌道を算出し、このたわみ補正軌道でのアクチュエータ性能を算出して、判定手段105による判定を行う。
したがって、メインCPU2内では、第1の条件及び第2の条件を満たすまで、制約値変更手段106により第2の制約値Uoptを変更して、上述したようなたわみ補正軌道に対するアクチュエータ性能の算出を繰り返す収束計算が実行される。言い換えれば、第1の条件及び第2の条件を満たすまで、目標軌道及びたわみ補正軌道の修正が行われる。
軌道決定手段107は、判定手段105が第1の条件及び第2の条件を満たすと判定した場合の、たわみ補正軌道算出手段103により算出したたわみ補正軌道を、ロボットの軌道として決定する。具体的には、判定手段105が、第1の条件である|U|<Um、第2の条件であるUm−|U|<εを満たすと判定した場合、その時のたわみ補正軌道θrefを出力し、このたわみ補正軌道θrefが軌道決定手段107に入力される。軌道決定手段107は、この入力されたたわみ補正軌道θrefをロボットの軌道として決定し、モータサーボ制御器3a〜3fに出力する。
本実施形態では、メインCPU2が、予めインストールされている、ロボットのプログラムに基づいて動作する。メインCPU2は、図4に示すように、演算装置21及び記憶装置22を有するコンピュータ本体に、モータサーボ制御器3a〜3fが接続されて構成されている。また、コンピュータ本体には、作業者が入力作業を行うためのティーチングペンダント23、及びキーボード24aやマウス24bなどの入力装置24も接続されている。なお、ティーチングペンダント23が図1の教示用端末装置1に相当する。
記憶装置22には、ワークの形状データなどの各種データが格納されている。また、その他にも、モータなどの制御ドライバや、ワークの組み立て手順の演算をコンピュータ(演算装置21)に実行させる組み立て手順演算プログラムなどの各種プログラムが格納されている。更に本実施形態の場合には、ロボットの軌道を決定するためのプログラムが格納されている。
より詳しくは、コンピュータ本体は、CPU21aを主体として構成され、このCPU21aには、ROM22a及びRAM22bがバス25を介して接続されている。ROM22aには、ロボットの基本制御に必要なプログラムが格納されていると共に、上述したロボットの軌道を決定するためのプログラムなどの各種プログラムやデータが格納されている。RAM22bには、CPU21aに対する作業領域が確保される。
また、バス25には、モータサーボ制御器3a〜3fが接続されていると共に、記録ディスク読取装置26が接続されている。そして、CPU21aが、ロボットの軌道を決定するためのプログラムなどを記録した記録媒体Dを読み込み、例えばROM22aに格納できるようになっている。なお、上述した記憶装置22は、主記憶装置であるROM22a及びRAM22bの他に、コンピュータ読取可能な記録媒体Dやその他の外部記憶装置を備えて構成されている。
上述の目標軌道算出手段101、たわみ補正量算出手段102、たわみ補正軌道算出手段103、アクチュエータ性能算出手段104、判定手段105、制約値変更手段106、軌道決定手段107は、演算装置21及び記憶装置22から構成される。
次に、本実施形態のロボットの軌道を決定するためのプログラムに基づく制御フローについて、図5を用いて説明する。メインCPU2は、図5に示すフローチャートに従い処理を行うことで、図3に示すロボットの制御装置の機能を実現する。ここで、図3の制御装置(メインCPU2)と図5のフローチャートの対応関係は次のようになる。S2が目標軌道算出手段101、S3がたわみ補正量算出手段102、S4がたわみ補正軌道算出手段103、S5がアクチュエータ性能算出手段104、S6が判定手段105、S7が制約値変更手段106、S8が軌道決定手段107に対応する。以下、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、教示用端末装置1から得られる教示点情報を元に教示点間の補間処理を行い、アーム手先の目標値(目標経路(教示点、補間点))Xrefを求める。これとともに、アクチュエータ性能の第1の制約値Umを軌道生成に用いる第2の制約値Uoptとする(S1)。
次に、アーム手先の目標経路Xref、第2の制約値Uoptを用いて最短時間制御問題を解くことで、|U|≦Uoptを満たし、動作時間を最短とする各軸の目標軌道θrefを求める(S2)。
次いで、各関節のたわみ補正量Δθを、ロボットアームの運動方程式から各関節部にかかる負荷トルクτを求め、剛性値Kを除することで求める(S3)。そして、目標軌道θrefにたわみ補正量Δθを加算し、たわみ補正軌道θrefを求める(S4)。求めたたわみ補正軌道θrefを用いてロボットアームの運動方程式から、アクチュエータ性能Uを算出する(S5)。
次に、アクチュエータ性能Uの絶対値が第2の制約値Umの範囲内(第1の条件)、及び、第2の制約値Umとアクチュエータ性能Uの絶対値との差分が微小量εの範囲内(第2の条件)であるか判断する(S6)。この条件はアクチュエータ性能が第1の制約以上の値をとる、または第1の制約値の近傍に存在しない、ということを意味する。
S6の第1の条件と第2の条件との何れかを満たさない場合、Umから|U|を減じて事前に設定したゲインG(G>0)を乗じ、軌道生成に用いる第2の制約値Uoptに加えて、新しい第2の制約値Uoptとし(S7)、S2に戻る。S2に戻ると新しい第2の制約値Uoptを用いて、再度、最短時間制御問題を解き、目標軌道θrefの修正を行う。S6の条件を満たすまでS2からS7の処理を繰り返し実行する。
S6の条件を満たす場合、現在求められているたわみ補正軌道θrefをロボットの軌道として決定し、モータサーボ制御器に出力する(S8)。
上述の第2の制約値の変更は、アクチュエータ性能Uが第1の制約値Umを超える場合には収束計算に用いる第2の制約値Uoptを小さくすることで、S2において動作時間を増加させる効果がある。動作時間が増加すると必要アクチュエータ性能Uが減少するため、必要アクチュエータ性能Uを第1の制約値Umに近づけることができる。一方、アクチュエータ性能Uが第1の制約値Umよりもε以上小さい、すなわち余裕が生じる場合には、第2の制約値Uoptを大きくすることで、S2において動作時間を減少させる効果がある。動作時間が減少すると必要アクチュエータ性能Uが増加するため、必要アクチュエータ性能Uを第1の制約値Umに近づけることができる。
上述したように、最短時間制御問題を解くための第2の制約値を変更することにより、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能が第1の制約値を超えずに、第1の制約値に対して所定値の範囲内に収められるようなたわみ補正軌道を求められる。このため、アクチュエータ性能を有効に活用でき、且つ、たわみ補正駆動に必要なアクチュエータ性能がそのアクチュエータの性能の上限を超えないように、たわみ補正駆動を行える。
即ち、必要アクチュエータ性能Uが第1の制約値Umを超えないため、アクチュエータの追従誤差増大に伴う応答劣化や過電流によるエラー停止等の発生を抑えることができる。また、第1の制約値Umに対して必要アクチュエータ性能Uに余裕がある場合は、生じた余裕を有効活用したたわみ補正軌道θrefを求めるため、ロボットの動作時間を短縮することができる。
より具体的には、たわみ補正駆動時に必要なアクチュエータ性能を考慮して目標軌道を修正することで、搭載アクチュエータで実現可能かつ動作時間が最短となるたわみ補正軌道を生成できる。例えば、たわみ補正によって必要トルクが補正前と比べ増加し制限値である許容出力トルクを超えてしまう場合、目標軌道を修正することで動作時間は少し増加するが、たわみ補正駆動時の必要トルクを制限値内に収めることができる。そのため、アクチュエータの追従誤差増大に伴う応答劣化や過電流によるエラー停止等の発生を抑えることができ、ロボットは高精度に動作し続けることができる。一方、たわみ補正によって必要トルクが減少する場合、生じた余裕トルクを有効活用することで、たわみ補正駆動時の必要トルクが制限値内で収まる範囲で動作時間を短縮することができる。
<実施例>
次に、上述のような本実施形態の効果について、本実施形態を満たさない場合と比較して説明する。まず、たわみを考慮しない目標軌道とたわみ補正軌道の関係をより明確にするために図6(A)、(B)を用いて説明を行う。
図6(A)は6軸多関節ロボットアームの駆動の場合における、たわみ補正を考慮していない目標軌道θrefとたわみ補正軌道θrefを比較した説明図である。目標軌道θrefは時刻tからtにかけて角度ΦからΦに移動する軌道である。図6(A)はx軸に時間、y軸に角度を示し、破線は目標軌道θref、実線はたわみ補正軌道θrefを表している。
図6(B)はθrefの実現に必要なモータトルクTrefとθrefの実現に必要なモータトルクTを比較した説明図である。図6(B)はx軸に時間、y軸にトルクを示し、破線は目標軌道の実現に必要なモータトルクTref、実線はたわみ補正軌道の実現に必要なモータトルクTを表している。
図6(A)に示すように、目標軌道θrefに対してたわみ補正軌道θrefは最大でα[rad]だけ変化している。これはたわみ補正軌道にはたわみ補正量が加算されているからである。このように軌道が変化するため、それに伴い必要トルクも変化する。
図6(B)に示すようにモータトルクの最大値はTrefよりTの方がβ[Nm]小さい値となっている。これは、たわみ量の補正によって必要トルクが減少することで必要なアクチュエータ性能が制約値に対して余裕過多となっており、アクチュエータの性能を有効活用していない状態である。本実施例では生じた余裕を利用し、動作時間を短縮する。
このような余裕を利用して、上述の図5に示したフローのS2からS7まで繰り返し計算して軌道を修正した場合(実施例)と、しなかった場合(比較例)とについて、図7(A)、(B)を用いて説明する。
図7(A)、(B)はそれぞれたわみ補正軌道θrefとモータトルクTの図である。図7(A)のx軸は時間、y軸は角度を示し、図7(B)のx軸は時間、y軸はトルクを示している。図7(A)、(B)の破線は最初にS5で求めたもの、即ち軌道の修正を行う前の値を表し、実線はS8におけるもの、即ち繰り返し計算によって軌道が修正された後の値を表す。また、図7(B)における一点鎖線はモータトルクの第1の制約値を表している。
図7(B)に示すように、修正前のモータトルクは第1の制約値に対して余裕があり、アクチュエータの性能を有効活用していない状態である。一方、修正後のモータトルクは第1の制約値近傍の値となり、これに伴い図7(A)に示すように修正前に比べ修正後のたわみ補正軌道の動作時間がγ[s]短くなっている。このように繰り返し計算による軌道の修正によってモータトルクが第1の制約値近傍まで有効活用され、動作時間を短縮することができることが確認できた。
2・・・メインCPU(ロボットの制御装置)、200・・・制御装置、3・・・モータサーボ制御器(アクチュエータ制御部)、202a、203a、204a、205a、206a・・・モータ制御部(アクチュエータ制御部)4、202、203、204、205、206・・・モータ(アクチュエータ)、101・・・目標軌道算出手段、102・・・たわみ補正量算出手段、103・・・たわみ補正軌道算出手段、104・・・アクチュエータ性能算出手段、105・・・判定手段、106・・・制約値変更手段、107・・・軌道決定手段

Claims (5)

  1. 第1の制約値が性能の上限として設定されるアクチュエータにより駆動されるロボットの制御装置において、
    ロボットの目標値と、第2の制約値と、を用いて最適制御問題を解くことにより、前記ロボットの目標軌道を算出する目標軌道算出手段と、
    前記目標軌道で前記ロボットを動作させる場合のロボットのたわみ補正量を算出するたわみ補正量算出手段と、
    前記たわみ補正量から前記目標軌道を補正してたわみ補正軌道を算出するたわみ補正軌道算出手段と、
    前記たわみ補正軌道で前記ロボットを動作させるために必要な前記アクチュエータの性能を算出するアクチュエータ性能算出手段と、
    前記アクチュエータ性能算出手段により算出したアクチュエータ性能が前記第1の制約値の範囲内である第1の条件、及び、前記第1の制約値と前記アクチュエータ性能との差分が所定値の範囲内である第2の条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記第1の条件又は前記第2の条件を満たさないと判定した場合に、前記第2の制約値を変更する制約値変更手段と、
    前記判定手段が前記第1の条件及び前記第2の条件を満たすと判定した場合の、前記たわみ補正軌道算出手段により算出したたわみ補正軌道を、前記ロボットの軌道として決定する軌道決定手段と、を備えた、
    ことを特徴とするロボットの制御装置。
  2. 前記制約値変更手段は、前記第1の制約値から前記アクチュエータ性能を減じた値に、0よりも大きい所定のゲインを乗じることで算出した値を前記第2の制約値に加えて、変更後の第2の制約値とする、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のロボットの制御装置。
  3. 前記たわみ補正量算出手段は、前記目標軌道と、前記ロボットの運動方程式と、前記ロボットの剛性とから、前記たわみ補正量を算出する、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のロボットの制御装置。
  4. アクチュエータと、前記アクチュエータにより動作する機構部と、前記アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載のロボットの制御装置と、を備え、
    前記アクチュエータ制御部は、前記軌道決定手段により決定された軌道で、前記アクチュエータを制御する、
    ことを特徴とするロボット。
  5. 第1の制約値が性能の上限として設定されるアクチュエータにより駆動されるロボットの制御装置を、
    ロボットの目標値と、第2の制約値と、を用いて最適制御問題を解くことにより、前記ロボットの目標軌道を算出する目標軌道算出手段、
    前記目標軌道で前記ロボットを動作させる場合のロボットのたわみ補正量を算出するたわみ補正量算出手段、
    前記たわみ補正量から前記目標軌道を補正してたわみ補正軌道を算出するたわみ補正軌道算出手段、
    前記たわみ補正軌道で前記ロボットを動作させるために必要な前記アクチュエータの性能を算出するアクチュエータ性能算出手段、
    前記アクチュエータ性能算出手段により算出したアクチュエータ性能が前記第1の制約値の範囲内である第1の条件、及び、前記第1の制約値と前記アクチュエータ性能との差分が所定値の範囲内である第2の条件を満たすか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段が前記第1の条件又は前記第2の条件を満たさないと判定した場合に、前記第2の制約値を変更する制約値変更手段、
    前記判定手段が前記第1の条件及び前記第2の条件を満たすと判定した場合の、前記たわみ補正軌道算出手段により算出したたわみ補正軌道を、前記ロボットの軌道として決定する軌道決定手段、として機能させる
    ことを特徴とするロボットのプログラム。
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