JP2013166223A - Robot arm - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電力線、信号線等のケーブルを有し、連結された第1及び第2リンクに沿って配線されたケーブルアセンブリを備えたロボットアームに関する。 The present invention relates to a robot arm having a cable assembly having a cable such as a power line and a signal line and wired along a connected first and second link.
多関節型ロボット等のロボットアームは、関節で連結された複数のリンクを備えており、これら複数のリンクのうち、隣接する2つのリンク間には、関節を介して電力線や信号線等のケーブルを沿わせている。これらリンクに沿って配線されたケーブルは、リンクの旋回動作により屈曲を繰り返すため、ケーブルの耐久性の向上が必須である。そこで、従来は、ケーブルの耐久性を向上させるために、ケーブルに複数の硬質樹脂層を設けて曲げ剛性を向上させ、ケーブルの曲率半径を大きくしたケーブルアセンブリが提案されている(特許文献1参照)。 A robot arm such as an articulated robot has a plurality of links connected by joints, and a cable such as a power line or a signal line is connected between two adjacent links among the links. Is along. Since the cables routed along these links are repeatedly bent by the turning operation of the links, it is essential to improve the durability of the cables. Therefore, conventionally, in order to improve the durability of the cable, a cable assembly has been proposed in which a plurality of hard resin layers are provided on the cable to improve the bending rigidity and the curvature radius of the cable is increased (see Patent Document 1). ).
しかしながら、上記従来の構成では、硬質樹脂層のある部分と硬質樹脂層のない部分との境界でケーブルアセンブリの曲げ剛性が不連続となっており、リンクの旋回動作によりケーブルが屈曲した際に、硬質樹脂層の端部でケーブルに局所的な力が集中していた。この状態でケーブルの屈曲が繰り返されると、ケーブルに破断が生じ、ケーブルの寿命が短くなるといった問題があった。 However, in the above conventional configuration, the bending rigidity of the cable assembly is discontinuous at the boundary between the portion with the hard resin layer and the portion without the hard resin layer, and when the cable bends due to the turning operation of the link, Local forces were concentrated on the cable at the end of the hard resin layer. If the cable is repeatedly bent in this state, there is a problem that the cable is broken and the life of the cable is shortened.
そこで、本発明は、第1リンクと第1リンクに連結された第2リンクとに沿って配置したケーブルの断線を防止し、ケーブルの寿命を向上させるロボットアームを提供することを目的とするものである。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a robot arm that prevents disconnection of a cable disposed along a first link and a second link connected to the first link and improves the life of the cable. It is.
本発明のロボットアームは、第1リンクと、前記第1リンクに関節を介して旋回可能に連結された第2リンクと、前記第1リンク及び前記第2リンクに沿って配置されたケーブルアセンブリと、を備え、前記ケーブルアセンブリは、ケーブルと、前記ケーブルアセンブリの軸方向に曲げ剛性が連続的に変化するように形成された剛性調整部材と、を有することを特徴とする。 The robot arm of the present invention includes a first link, a second link pivotably connected to the first link via a joint, and a cable assembly disposed along the first link and the second link. The cable assembly includes a cable and a stiffness adjusting member formed such that a bending stiffness continuously changes in an axial direction of the cable assembly.
本発明によれば、ケーブルアセンブリは、軸方向に沿って連続的に曲げ剛性が変化しているので、ケーブルに局所的に過大な力が作用するのを防ぐことができ、ケーブルの破断を防止することができ、ケーブルの寿命が向上する。 According to the present invention, since the bending rigidity of the cable assembly continuously changes along the axial direction, it is possible to prevent an excessive force from acting locally on the cable and to prevent the cable from being broken. Can improve the service life of the cable.
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る、ケーブルアセンブリを備えたロボットアームの概略構成を示す説明図であり、図1(a)は第1リンクに対して第2リンクを直線状に伸ばした状態のロボットアームの斜視図である。図1(b)はケーブルアセンブリの曲げ剛性とロボットアームの位置との関係を示すグラフ、図1(c)は第1リンクに対して第2リンクを関節で屈曲させた状態のロボットアームの斜視図である。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is an explanatory view showing a schematic configuration of a robot arm provided with a cable assembly according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 (a) is a diagram in which a second link is linearly extended with respect to the first link. FIG. FIG. 1B is a graph showing the relationship between the bending rigidity of the cable assembly and the position of the robot arm, and FIG. 1C is a perspective view of the robot arm in a state where the second link is bent at the joint with respect to the first link. FIG.
ロボットアーム100は、複数(2以上)のリンクが関節で連結された多関節のロボットアームであり、図1(a)では、複数のリンクのうち、隣接する2つのリンクを図示している。図1(a)に示すように、ロボットアーム100は、第1リンク1と、第1リンク1の先端部に基端部が関節9を介して旋回可能に連結された第2リンク2と、を備えている。この第2リンク2は、関節9の中心を通る軸(関節軸9a)を中心に旋回する。また、ロボットアーム100は、第1,第2リンク1,2の側面1a,2aに沿って配置されたケーブルアセンブリ4と、この一端部4aを第1リンク1に固定する固定部材3aと、他端部4bを第2リンク2に固定する固定部材3bと、を備えている。側面1a,2aは、第1リンク1に対して第2リンク2が旋回する旋回方向θのベクトルを含む平面(関節軸9aの方向を法線ベクトルとする平面)に平行な面である。
The
ケーブルアセンブリ4は、図1(a)に示すように、第1リンク1に対して第2リンク2を直線状に伸ばした状態で、直線状となる。ここで、ケーブルアセンブリ4は、電力線、信号線等のケーブル41と、ケーブルアセンブリ4の剛性を調整する剛性調整部材42と、を有している。ケーブル41としては、1本のケーブルであってもよいし、複数本のケーブル(ケーブル束)であってもよい。
As shown in FIG. 1A, the
ケーブルアセンブリ4は、両端部4a,4b(即ちケーブル41の両端部)に設けられたコネクタ43,44(図1(c)参照)を備えており、不図示の制御機器やモータ等のコネクタに接続される。
The
ケーブルアセンブリ4は、両端部4a,4bが固定部材3a,3bでリンク1,2の側面1a,2aにそれぞれ固定されている。これにより、第1リンク1に対する第2リンク2の旋回動作(関節9での屈曲動作)に伴ってコネクタ43,44にケーブル41の屈曲による力が加わるのを抑制し、コネクタ接続部においてコネクタ43,44が外れるのを抑制している。このようにケーブル41を固定したことから、図1(c)に示すように、第1リンク1に対して第2リンク2を旋回動作させた際に、ケーブル41には、関節9の近傍、固定部材3a,3bの近傍において、他の部分よりも高い屈曲力が作用する。
Both
つまりケーブル41は、第1リンク1に対する第2リンク2の旋回動作で屈曲力が集中する屈曲力集中部を1箇所以上有している。本実施形態では、ケーブル41は、関節9の近傍の屈曲力集中部51、固定部材3aの近傍の屈曲力集中部52、固定部材3bの近傍の屈曲力集中部53を有している。
That is, the
なお、本実施形態では、ケーブル41において、所定屈曲力よりも大きい屈曲力が作用する部分を屈曲力集中部51,52,53と称し、屈曲力集中部以外の部分を屈曲力非集中部54,55と称する。剛性調整部材42を配置したことにより、屈曲力集中部51,52,53であっても屈曲していない箇所がある場合もあり、逆に屈曲力非集中部54,55であっても屈曲する箇所がある場合もある。所定屈曲力は、ケーブル41に作用する屈曲力の最大値と最小値との間の値とすればよく、例えば作用する屈曲力の最大値と最小値との平均値とすればよい。
In the present embodiment, in the
屈曲力集中部51において、屈曲力が最大となる部分は、屈曲力集中部51の軸方向中央部(関節軸9a近傍)P1である。また、屈曲力集中部52において、屈曲力が最大となる部分は、固定部材3aのコネクタ43とは反対側の端面の位置(つまり、固定部材3aで固定される固定端、図1(a)中固定部材3aの上端)P2である。また、屈曲力集中部53において、屈曲力が最大となる部分は、固定部材3aのコネクタ44とは反対側の端面の位置(つまり、固定部材3aで固定される固定端、図1(a)中固定部材3bの下端)P3である。
In the bending
ケーブルアセンブリ4の剛性調整部材42は、図1(a)の一点鎖線で示すケーブルアセンブリ4の軸方向(ケーブル41の軸方向)Xに沿って、図1(b)のグラフに示すように、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性を連続的に変化させる。これにより、ケーブル41に局所的に屈曲力が作用するのを抑制している。剛性調整部材42は、ケーブル41の保護層としても機能する。そして、ケーブル41が複数のケーブルからなる場合は、複数のケーブルを束ねる保持部材としても機能する。
As shown in the graph of FIG. 1B, the
剛性調整部材42は、ケーブル41の屈曲力集中部51,52,53におけるケーブルアセンブリ4の曲げ剛性が、屈曲力非集中部54,55よりも高くなるように軸方向Xにおいて曲げ剛性が連続的に変化するように形成されている。
The
このケーブルアセンブリ4の曲げ剛性を変化させる手段としては、剛性調整部材42の装着方法や硬度、ケーブル41の太さや向き等を変化させること等から適宜選択することができる。また、曲げ剛性の変化の割合もロボットアーム、ケーブルの構成に応じて適宜設定することができる。
The means for changing the bending rigidity of the
以上の構成により、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性が、関節9の近傍と固定部材3a,3bの近傍で、その他の部分より高くなるので、関節9の駆動に伴って屈曲するケーブルアセンブリ4(つまりケーブル41)の曲率半径を大きくすることができる。そして、ケーブルアセンブリ4(つまりケーブル41)は、第1リンク1の固定部材3aと第2リンク2の固定部材3bとの間で滑らかに変形する。これにより、ケーブルアセンブリ4(ケーブル41)の固定部材3a,3bの間においてケーブル41に局所的に過大な力が作用するのを防止することができ、従来のロボットアームよりもケーブル41の破断に対する寿命を向上させることができる。
With the above configuration, the bending rigidity of the
なお、本実施形態では、全ての屈曲力集中部に剛性調整部材42が形成される場合について説明したが、一部の屈曲力集中部に剛性調整部材が設けられていてもよい。また、屈曲力集中部以外の部分を避けて屈曲力集中部だけに剛性調整部材を設けてもよいし、複数の屈曲力集中部を包含するように剛性調整部材を設けてもよい。また、ケーブルの軸方向に沿って、ケーブルの特定の屈曲力集中部に注目した際、その屈曲力集中部の全ての部位が曲げ剛性が連続的に変化している必要は無い。つまり、ケーブルの屈曲力集中部は部分的に、連続的に剛性が変化していてもよい。
In this embodiment, the case where the
以下、具体的な実施例を挙げて詳しく説明する。 Hereinafter, specific examples will be described in detail.
(実施例1)
図2は、実施例1に係るロボットアームの説明図であり、図2(a)は、ケーブルの説明図、図2(b)は、ケーブルアセンブリの説明図、図2(c)は、図2(b)に示すケーブルアセンブリを備えたロボットアームの説明図である。図2(a)に示すケーブル41は、1本のケーブルでもよいし、複数本のケーブル(ケーブル束)でもよい。
Example 1
2A and 2B are explanatory views of the robot arm according to the first embodiment. FIG. 2A is an explanatory view of a cable, FIG. 2B is an explanatory view of a cable assembly, and FIG. It is explanatory drawing of the robot arm provided with the cable assembly shown to 2 (b). The
本実施例1では、剛性調整部材42は、ケーブル41を覆う被覆部材として軸方向Xに巻き数が変化するようにケーブル41に巻き付けられたシート部材7a,7b,7cである。シート部材7a,7b,7cは、例えばシリコンゴムからなる軟質のシート部材である。
In the first embodiment, the
シート部材7a,7b,7cは、例えば台形状に形成されている。シート部材7a,7b,7cの厚さは、例えば0.5mmとする。また、台形状の各シート部材7a,7b,7cの下底は、上底よりも長く設定されている。
The
ケーブルアセンブリ4は、図2(c)に示すように、第1リンク1と第2リンク2とを直線状に伸ばした状態で第1リンク1及び第2リンク2の側面1a,2aに沿って直線状に配置されている。
As shown in FIG. 2C, the
ケーブルアセンブリ4の一端部4aは、固定部材3aで第1リンク1の側面1aに固定され、他端部4bは、固定部材3bで第2リンク2の側面2aに固定されている。これにより、第1リンク1に対する第2リンク2の旋回動作(関節9での屈曲動作)に伴ってコネクタにケーブル41の屈曲による力が加わるのを抑制し、コネクタ接続部においてコネクタが外れるのを抑制している。固定部材3a,3bとしては、例えばアルミニウム等の金属を加工して製作される。
One
このようにケーブルアセンブリ4を固定部材3a,3bでリンク1,2の側面1a,2aに固定したことで、ケーブル41には、第1リンク1に対して第2リンク2を関節9まわりで旋回させた際に屈曲力が作用する。特に、ケーブル41において、屈曲力が大きく作用するのは、関節9の近傍、固定部材3a,3bの近傍である。これらの部分を屈曲力集中部51,52,53とし、屈曲力集中部以外の部分を屈曲力非集中部54,55とする。
In this way, the
ケーブル41の屈曲力集中部51,52,53には、シート部材7a,7b,7cが巻き付けられている。具体的には、シート部材7aは、屈曲力集中部51(より具体的には、屈曲力が最大となる部分)から屈曲力非集中部54,55に向かって巻き数が漸次減少するように、ケーブル41に巻き付けられている。また、シート部材7bは、屈曲力集中部52(より具体的には、屈曲力が最大となる部分)から屈曲力非集中部54に向かって巻き数が漸次減少するように、ケーブル41に巻き付けられている。また、シート部材7cは、屈曲力集中部53(より具体的には、屈曲力が最大となる部分)から屈曲力非集中部55に向かって巻き数が漸次減少するように、ケーブル41に巻き付けられている。言い換えれば、屈曲力非集中部54,55から屈曲力集中部51,52,53(より具体的には、屈曲力が最大となる部分)に向かって巻き数が漸次増加するようにケーブル41に巻き付けられている。このように剛性調整部材42をシート部材7a,7b,7cとしたので、巻き付ける位置を調整することが可能である。
本実施例1では、台形形状のシート部材7a,7b,7cの上底と下底とが軸方向Xと平行となる状態で、ケーブル41に巻き付けられている。その際、シート部材7a,7b,7cの下底からケーブル41に巻き付けていけばよい。なお、シート部材7a,7b,7cは、粘着性を有してケーブル41に固定されるようにしてもよいし、不図示の粘着性テープをシート部材7a,7b,7cの上から巻き付けてケーブル41に固定されるようにしてもよい。このようにして、ケーブルアセンブリ4が構成されている。
In the first embodiment, the upper and lower bases of the
これら屈曲力集中部51,52,53にシート部材7a,7b,7cを巻き付けて、各屈曲力集中部51,52,53において屈曲力が最大となる部分のシート部材7a,7b,7c(被覆部材)の厚みを最大としている。そして、この部分から屈曲力非集中部54,55に向かって厚みが漸次減少するようにしている。
The
詳述すると、屈曲力集中部51では、軸方向中央部(つまり関節軸9a近傍)でシート部材7aの厚みが最大となるように調整している。また、屈曲力集中部52では、固定部材3aのコネクタとは反対側の端面の位置(図2(c)中、固定部材3aの上端)でシート部材7bの厚みが最大となるように調整している。また、屈曲力集中部53では、固定部材3bのコネクタとは反対側の端面の位置(図2(c)中、固定部材3bの下端)でシート部材7cの厚みが最大となるように調整している。
More specifically, the bending
以上、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性は、ケーブルアセンブリ4(ケーブル41)の軸方向Xに沿って連続的に変化しており、関節9の近傍と固定部材3a,3bの近傍において、その他の部分より高くすることができる。
As described above, the bending rigidity of the
本実施例1のロボットアーム100では、ケーブル41の屈曲力集中部において、剛性調整部材42としてのシート部材7a〜7cにより、屈曲力非集中部よりも曲げ剛性が高められている。従って、関節9の近傍と固定部材3a,3bの近傍において、曲率半径を大きくすることができる。また、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性が軸方向Xに連続的に変化するので、ケーブルアセンブリ4が第1リンク1の固定部材3aと第2リンク2の固定部材3bとの間で滑らかに変形することとなる。これにより、ケーブル41に局所的に過大な力が作用するのを防止することができ、従来のロボットアームよりもケーブル41の破断に対する寿命を向上させることができる。
In the
なお、本実施例1では、シート部材7a〜7cの形を台形としたが、これに限定するものではなく、シート部材をケーブルに巻き付けた際に、屈曲力集中部から屈曲力非集中部に向かって厚みが漸次減少する形であればよい。また、本実施例1では、剛性調整部材が複数枚のシート部材で構成されているが、1枚のシート部材で構成されていてもよい。
In the first embodiment, the shape of the
(実施例2)
図3は、実施例2に係るロボットアームの説明図であり、図3(a)は、ケーブルの説明図、図3(b)は、ケーブルアセンブリの説明図、図3(c)は、図3(b)に示すケーブルアセンブリを備えたロボットアームの説明図である。図3(a)に示すケーブル41は、1本のケーブルでもよいし、複数本のケーブル(ケーブル束)でもよい。
(Example 2)
3A and 3B are explanatory diagrams of the robot arm according to the second embodiment. FIG. 3A is an explanatory diagram of the cable, FIG. 3B is an explanatory diagram of the cable assembly, and FIG. It is explanatory drawing of the robot arm provided with the cable assembly shown to 3 (b). The
ケーブルアセンブリ4は、図3(c)に示すように、第1リンク1と第2リンク2とを直線状に伸ばした状態で第1リンク1及び第2リンク2の側面1a,2aに沿って直線状に配置されている。
As shown in FIG. 3C, the
上記実施例1と同様、ケーブルアセンブリ4の一端部4aは、固定部材3aで第1リンク1の側面1aに固定され、他端部4bは、固定部材3bで第2リンク2の側面2aに固定されている。ケーブル41において、屈曲力が大きく作用するのは、関節9の近傍、固定部材3a,3bの近傍であり、これらの部分を屈曲力集中部51,52,53とし、屈曲力集中部以外の部分を屈曲力非集中部54,55とする。
As in the first embodiment, one
本実施例2では、図3(b)に示すように、剛性調整部材42は、軸方向Xに密度が変化するように軸方向Xに沿って螺旋状にケーブル41に巻き付けられた金属線8である。金属線8は、例えば直径0.5mmのステンレス製の金属線が用いられる。そして、金属線8は、ケーブル41に巻く密度を軸方向Xに変化させてケーブル41に巻き付けられている。具体的には、金属線8は、屈曲力集中部51,52,53(より具体的には、屈曲力が最大となる部分)から屈曲力非集中部54,55に向かって巻く密度が漸次減少するようにケーブル41に巻き付けられている。言い換えれば、金属線8は、屈曲力非集中部54,55から屈曲力集中部51,52,53(より具体的には、屈曲力が最大となる部分)に向かって巻く密度が漸次増加するようにケーブル41に巻き付けられている。
In the second embodiment, as shown in FIG. 3B, the
つまり、各屈曲力集中部51,52,53において屈曲力が最大となる部分の金属線8の密度を最大とし、この部分から屈曲力非集中部54,55に向かって密度が漸次減少するようにしている。詳述すると、屈曲力集中部51では、軸方向中央部(つまり関節軸9a近傍)で金属線8の密度が最大となるように調整している。屈曲力集中部52では、固定部材3aのコネクタとは反対側の端面の位置(つまりケーブルアセンブリ4の固定端、図3(c)中、固定部材3aの上端)で金属線8の密度が最大となるように調整している。屈曲力集中部53では、固定部材3bのコネクタとは反対側の端面の位置(つまりケーブルアセンブリ4の固定端、図3(c)中、固定部材3bの下端)で金属線8の密度が最大となるように調整している。
That is, the density of the
以上、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性は、ケーブルアセンブリ4(ケーブル41)の軸方向Xに沿って連続的に変化しており、関節9の近傍と固定部材3a,3bの近傍において、その他の部分より高くすることができる。本実施例2のロボットアームにおいても、上記実施例1と同様の効果が得られる。また、剛性調整部材42が金属線8であるので、金属線8をケーブル41に巻き付ける位置に応じて簡単に金属線8を巻く密度を調整することができる。
As described above, the bending rigidity of the
(実施例3)
図4は、実施例3に係るロボットアームの説明図であり、図4(a)は、ケーブルアセンブリの説明図、図4(b)は、ケーブルアセンブリの断面図、図4(c)は、図4(a)に示すケーブルアセンブリを備えたロボットアームの説明図である。図4(b)に示すケーブル41は、1本のケーブルでもよいし、複数本のケーブル(ケーブル束)でもよい。
(Example 3)
4A and 4B are explanatory views of the robot arm according to the third embodiment. FIG. 4A is an explanatory view of the cable assembly, FIG. 4B is a cross-sectional view of the cable assembly, and FIG. It is explanatory drawing of the robot arm provided with the cable assembly shown to Fig.4 (a). The
上記実施例1と同様、ケーブルアセンブリ4の一端部4aは、固定部材3aで第1リンク1の側面1aに固定され、他端部4bは、固定部材3bで第2リンク2の側面2aに固定されている。ケーブル41において、屈曲力が大きく作用するのは、関節9の近傍、固定部材3a,3bの近傍であり、これらの部分を屈曲力集中部51,52,53とし、屈曲力集中部以外の部分を屈曲力非集中部54,55とする。
As in the first embodiment, one
本実施例3では、剛性調整部材42は、ケーブル41を覆う被覆部材10であり、この被覆部材10は、軸方向Xに厚みが変化するようにケーブル41の外周に形成された合成樹脂である。そして、この被覆部材10は、屈曲力集中部51,52,53から屈曲力非集中部54,55に向かって厚みが漸次減少するようにケーブル41の外周に形成されている。このように、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性を、軸方向Xに沿って連続的に変化させている。この厚みを変化させた被覆部材10は、型を使用して製作することができる。
In the third embodiment, the
本実施例3では、屈曲力集中部51,52,53において屈曲力が最大となる部分の被覆部材10の厚み(直径)を最大としている。そして、この部分から屈曲力非集中部54,55に向かって厚み(直径)が漸次減少するようにしている。なお、図4(b)には、図4(a)において屈曲力が最大となる部分(A−A線、C−C線、E−E線)の断面と、屈曲力非集中部54,55の途中(B−B線、D−D線)の断面を示している。
In the third embodiment, the thickness (diameter) of the covering
詳述すると、屈曲力集中部51では、軸方向中央部(つまり関節軸9a近傍)で被覆部材10の厚みが最大となるように調整している。また、屈曲力集中部52では、固定部材3aのコネクタとは反対側の端面の位置(図4(c)中、固定部材3aの上端)で被覆部材10の厚みが最大となるように調整している。また、屈曲力集中部53では、固定部材3bのコネクタとは反対側の端面の位置(図4(c)中、固定部材3bの下端)で被覆部材10の厚みが最大となるように調整している。
More specifically, the bending
以上、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性は、ケーブルアセンブリ4(ケーブル41)の軸方向Xに沿って連続的に変化しており、関節9の近傍と固定部材3a,3bの近傍において、その他の部分より高くすることができる。本実施例3のロボットアームにおいても、上記実施例1と同様の効果が得られる。
As described above, the bending rigidity of the
(実施例4)
図5は、実施例4に係るロボットアームの説明図であり、図5(a)は、ケーブルアセンブリの説明図、図5(b)は、ケーブルアセンブリの断面図、図5(c)は、図5(a)に示すケーブルアセンブリを備えたロボットアームの説明図である。図5(b)に示すケーブル41は、1本のケーブルでもよいし、複数本のケーブル(ケーブル束)でもよい。
Example 4
FIG. 5 is an explanatory diagram of a robot arm according to a fourth embodiment. FIG. 5A is an explanatory diagram of a cable assembly, FIG. 5B is a cross-sectional view of the cable assembly, and FIG. It is explanatory drawing of the robot arm provided with the cable assembly shown to Fig.5 (a). The
上記実施例1と同様、ケーブルアセンブリ4の一端部4aは、固定部材3aで第1リンク1の側面1aに固定され、他端部4bは、固定部材3bで第2リンク2の側面2aに固定されている。ケーブル41において、屈曲力が大きく作用するのは、関節9の近傍、固定部材3a,3bの近傍であり、これらの部分を屈曲力集中部51,52,53とし、屈曲力集中部以外の部分を屈曲力非集中部54,55とする。
As in the first embodiment, one
本実施例4では、剛性調整部材42は、ケーブル41を覆い、外形が断面略楕円形状に形成された被覆部材11である。そして、ケーブルアセンブリ4は、軸方向Xまわりに捻じられた状態で、一端部4aが第1リンク1に固定され、他端部4bが第2リンク2に固定されている。この剛性調整部材42は、ケーブル41の外周に形成された合成樹脂である。
In the fourth embodiment, the
ケーブルアセンブリ4は、屈曲力集中部51〜53において屈曲力が最大となる部分で被覆部材11の長径Raの方向が第2リンク2の旋回方向θに平行となり、屈曲力非集中部54,55の途中で長径Raの方向が旋回方向θと直角となるように捻じられている。換言すると、ケーブルアセンブリ4は、屈曲力集中部51,52,53において屈曲力が最大となる部分で被覆部材11の長径Raが関節軸9aと直角となり、かつ屈曲力非集中部54,55の途中で長径Raが関節軸9aと平行となるようにねじられている。ケーブルアセンブリ4を、軸方向Xを中心に360°捻じることで、例えば屈曲力集中部51において、長径Raを旋回方向θと平行にすることができ、屈曲力非集中部54,55において、長径Raを旋回方向θと直角にすることができる。この捻じられた状態で、ケーブルアセンブリ4の一端部4aが第1リンク1に固定部材3aで固定され、他端部4bが第2リンク2に固定部材3bで固定されている。このようにして、ケーブルアセンブリ4の曲げ剛性を軸方向Xに沿って連続的に変化させている。なお、図5(b)には、図5(a)において屈曲力が最大となる部分(A−A線、C−C線、E−E線)の断面と、屈曲力非集中部54,55の途中(B−B線、D−D線)の断面を示している。
In the
詳述すると、屈曲力集中部51では、軸方向中央部(つまり関節軸9a近傍)で、ケーブルアセンブリ4の楕円の長径Raの方向が関節軸9aの方向と垂直となるように、ケーブルアセンブリ4が捻じられている。また、屈曲力集中部52では、固定部材3aのコネクタとは反対側の端面の位置(図5(c)中、固定部材3aの上端)でケーブルアセンブリ4の楕円の長径Raの方向が関節軸9aの方向と垂直となるように、ケーブルアセンブリ4が捻じられている。また、屈曲力集中部53では、固定部材3bのコネクタとは反対側の端面の位置(図5(c)中、固定部材3bの下端)でケーブルアセンブリ4の楕円の長径Raの方向が関節軸9aの方向と垂直となるように、ケーブルアセンブリ4が捻じられている。
More specifically, in the bending
以上のように構成したロボットアーム100におけるケーブルアセンブリ4の曲げ剛性は、軸方向Xに沿って連続的に変化しており、関節軸9aの近傍と固定部材3a、3bの近傍において、その他の部分より高くすることができる。本実施例5のロボットアームにおいても、実施例1と同様の効果が得られる。また、ケーブルアセンブリ4を捻じることで、剛性を簡単に調整できる。
The bending rigidity of the
なお、本発明は、以上説明した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。 The present invention is not limited to the embodiments and examples described above, and many modifications can be made by those having ordinary knowledge in the art within the technical idea of the present invention.
1…第1リンク、2…第2リンク、3a,3b…固定部材、4…ケーブルアセンブリ、9…関節、41…ケーブル、42…剛性調整部材、100…ロボットアーム
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記第1リンクに関節を介して旋回可能に連結された第2リンクと、
前記第1リンク及び前記第2リンクに沿って配置されたケーブルアセンブリと、を備え、
前記ケーブルアセンブリは、ケーブルと、前記ケーブルアセンブリの軸方向に曲げ剛性が連続的に変化するように形成された剛性調整部材と、を有することを特徴とするロボットアーム。 The first link,
A second link pivotably connected to the first link via a joint;
A cable assembly disposed along the first link and the second link,
The cable assembly includes a cable and a rigidity adjusting member formed so that bending rigidity continuously changes in an axial direction of the cable assembly.
前記ケーブルアセンブリは、前記軸方向まわりに捻じられた状態で、一端部が前記第1リンクに固定され、他端部が前記第2リンクに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットアーム。 The rigidity adjusting member is a covering member that covers the cable and whose outer shape is formed in a substantially oval cross section.
2. The cable assembly according to claim 1, wherein one end of the cable assembly is fixed to the first link and the other end is fixed to the second link in a state of being twisted around the axial direction. Robot arm.
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