JP2013165907A - ゴルフクラブ用補助スタンドケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 ゴルフバッグBに取り付けた状態でも脚部が開いたり、またゴルファーの衣服等を汚すようなこともないゴルフクラブ用補助スタンドケースAを提供する。
【解決手段】本発明は、ゴルフバッグBに取り付け可能なゴルフクラブ用補助スタンドケースAである。ゴルフクラブを収納するための収納ケース部1と、該収納ケース部1を支えるためのスタンド部2とよりなり、収納ケース部1の後方の上部に上フック部が設けられ、該上フック部と同じ側にスタンド部2が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明はゴルフバッグに取り付け可能なゴルフクラブ用補助スタンドケースに関し、さらに詳しくは、ゴルフバッグに掛止めされた状態でも脚部が開くようなこともなくまたゴルファーが衣服等を汚すようなこともないゴルフクラブ用補助スタンドケースに関する。
最近ゴルフバッグBに取り付けることが可能なゴルフクラブ用補助スタンドケースが市場に提供されている。
ゴルフコースでは、グリーンの近くになると、パターの他にピッチング等のアプローチ用の短いゴルフクラブを使用する場面が多い。また、グリーン周りにガードバンカーがあるとサウンドウェッジを使用することもある。
そのため、ゴルファーはパター、ピッチング、サウンドウェッジ等の複数のゴルフクラブを手に持って、或いは抱えてグリーン周りを飛び回ることとなる。
しかし、ゴルフクラブは個別にバラバラで使用するために、ショットした後、その場に置き忘れてしまうケースも多い。
このようなことから、グリーン周りで使用するための持ち運びの便利な、少数本のクラブを収納できる軽いゴルフクラブ用のサブバッグが提供されている。
このゴルフクラブ用のサブバッグは、少数本(例えば、3〜4本)の短いクラブを収納でき比較的軽いものである。
例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されたゴルフクラブ用のサブバッグは、少数本のクラブを入れて持ち運ぶことができ、或いはカート上に載せたゴルフバッグに引っ掛けておくことができるものである。
しかし、これらのゴルフクラブ用のサブバッグは、ゴルフクラブを選び出してショットする際は、寝かせて(すなわち横倒しして)グラウンドに置くものなので、それ自体を忘れてしまうこともある。
そのため、ゴルフクラブ用のサブバッグを起立状態にセットできるものが、開発されている。
特許文献3に記載されたゴルフクラブ用のサブバッグは、スタンドを備えており斜め方向に起立状態にセットできる。
その意味では、グリーン周りでも目立ち易く、置き忘れることはまずない。
しかし、このゴルフクラブ用のサブバッグは、カート上に載せたゴルフバッグに対して掛止めしておく状態では、スタンド側が、ゴルフバッグ側ではなく、ゴルファー側に向くこととなる。
そのため、スタンドの先端に付着した泥や土が、ゴルフバッグからゴルフクラブを取り出す操作の際、ゴルファーの衣服に付着することがある。
また、カートが移動すると、ゴルフクラブ用のサブバッグは、スタンドが外側に位置して、覆うものがないため振動やショックで開き出す危険がある。
また、ゴルフクラブ用のサブバッグを引っ掛けて取り付けたゴルフバッグは、カートが移動すると、サブバッグの下端にガタ付きや揺れが生じる。
またカートから降ろしてゴルフバッグを担いで動く際にも同様な欠点がある。
意匠登録第13873611号公報 意匠登録第1402435号公報 意匠登録第13873612号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ゴルフバッグに取り付けた状態でも脚部が開いたり、またゴルファーの衣服等を汚すようなこともないゴルフクラブ用補助スタンドケースを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、意外にもスタンドと同じ側にゴルフバッグへの引掛け部分を設けることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、この知見により本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、(1)、ゴルフバッグBに取り付け可能なゴルフクラブ用補助スタンドケースAであって、ゴルフクラブを収納するための収納ケース部1と、該収納ケース部1を支えるためのスタンド部2とよりなり、収納ケース部1の後方の上部に上フック部11が設けられ、該上フック部11と同じ側にスタンド部2が設けられているゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
また、本発明は、(2)、スタンド部2が、支持柱部21と脚部22とよりなり、支持柱部21の下端部が収納ケース部1の外側下端部に固定されており、支持柱部21の上端部が収納ケース部1に形成された貫通孔Hを通って収納ケース部1の内側上端部に固定されており、収納ケース部1の窪み部15に該スタンド部2が収納される状態となっている上記(1)記載のゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
また、本発明は、(3)、前記上フック部11と反対側にグリップ部12が設けられている上記(1)記載のゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
また、本発明は、(4)、前記収納ケース部1の下端部に下フック部13が設けられている上記(1)記載のゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
また、本発明は、(5)、前記上フック部11が平板状に形成され、ゴルフバッグに掛止めされた状態で頭部カバーB1の取り付けに支障とならないようになっている上記(1)記載のゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
また、本発明は、(6)、前記スタンド部2は、支持柱部21と脚部22の他に該脚部22の閉方向への復帰力を与えるためのバネ幹23とを備えており、該バネ幹23の下端部を収納ケース部1の下端より下方に突出させている上記(1)記載のゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
また、本発明は、(7)、前記下フック部13が支持柱部21の下端部に取り付けられている上記(1)記載のゴルフクラブ用補助スタンドケースAに存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記(1)〜(7)を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明のゴルフバッグに取り付け可能なゴルフクラブ用補助スタンドケースAは、ゴルフクラブを収納するための収納ケース部1と、該収納ケース部1を支えるためのスタンド部2とよりなり、収納ケース部1の後方の上部に上フック部が設けられ、該上フック部と同じ側にスタンド部2が設けられているので、ゴルフバッグに掛止された状態でも、スタンド部2がゴルフバッグ側に向き、手前側に向かないため、脚部自体が開くようなこともなくゴルファーが衣服等を汚すようなこともない。
スタンド部2が、支持柱部21と脚部22とよりなり、支持柱部21の下端部が収納ケース部1の外側下端部に固定されており、支持柱部21の上端部が収納ケース部1に形成された貫通孔を通って収納ケース部1の内側上端部に固定されているので、収納ケース部1に窪み部15が形成されて、その部分にスタンド部2が略収納される。
前記下フック部が支持柱部21の下端部に取り付けられているので、ゴルフバッグの傘受け部の孔B2にこの下フック部を掛止めし、ゴルフバッグへの取り付けを安定なものとすることができる。
図1は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースAの側面図を示し、(A)はスタンド部が閉じた状態を、(B)は、スタンド部が開いた状態を示す。 図2は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースAを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、また(D)は背面図である。 図3は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースAをゴルフバッグに取り付けた状態を説明する図であり、(A)は、頭部カバーを取り外した状態、(B)は、頭部カバーを取り付けた状態である。 図4は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースAをゴルフバッグに取り付けた状態を説明する図であり、(A)は、上部の拡大図であり、(B)は、下部の拡大図である。
本発明の実施形態に係る、ゴルフクラブ用補助スタンドケースAについて説明する。
ゴルフクラブ用補助スタンドケースAは、ゴルフバッグの口枠に取り付け可能である。
そして、このゴルフクラブ用補助スタンドケースAは、主としてゴルフクラブを収納するための収納ケース部1と、該収納ケース部1を支えるためのスタンド部2よりなる。
図1は、ゴルフクラブ用補助スタンドケースの側面図を示し、(A)はスタンド部が閉じた状態を、(B)は、スタンド部2が開いた状態を示す。
図2は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、及び(D)背面図である。
図1(A)のようにスタンド部2が開いた状態では、収納ケース部1は、傾斜状態に支持される。
収納ケース部1の材質としては編地や織地を使っており、ほぼ筒状に形成されているが、可撓性があるため変形が可能である。
収納ケース部1の後方の上部には上フック部11が設けられており、スタンド部2はこの上フック部11と同じ側に設けられている。
そのため、上フック部11をゴルフバッグBに掛止めしてゴルフクラブ用補助スタンドケースAを取り付けた場合に、スタンド部2が必然的にゴルフバッグ側に位置し、手前側にこない。
このことは本発明のゴルフクラブ用補助スタンドケースAの大きな特徴の一つである。
通常、ゴルファーはゴルフバッグBにゴルフクラブ用補助スタンドケースAを取り付けた状態でカート(運搬車)に積み込み、プレーを行う。
しかしゴルファーが、ゴルフバッグから或いはゴルフクラブ用補助スタンドケースAからクラブを引き出す際、スタンド部2が、手前側に位置しないので、スタンド部2の汚れた脚部22の泥等がゴルファーに付着するようなことは全くない。
またスタンド部2が収納ケース部1とゴルフバッグBの間に挟み込まれるように位置するので、カートが移動する際、ガタ付きや揺れ等が生じてもスタンド部2の脚部22が不用意に開く危険もない。
上述したように、収納ケース部1の上方には上フック部11が設けられているが、薄板状でありゴルフバッグBに掛止めした状態でも、頭部カバーB1をその上から被せて容易に取り付けることができる利点がある。
図3は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースAをゴルフバッグBに取り付けた状態を説明する図であり、図3(A)は、頭部カバーB1を取り外した状態、図3(B)は、頭部カバーB1を取り付けた状態である。
また図4は、本発明の実施形態におけるゴルフクラブ用補助スタンドケースAをゴルフバッグBに取り付けた状態を説明する図であり、図4(A)は、上部の拡大図であり、図4(B)は、下部の拡大図である。
このように薄板状の上フック部11はゴルフバッグBの口枠に沿って密着状態となるので、頭部カバーB1を取り付けた場合、頭部カバーB1とゴルフバッグBの口枠の間にうまく収まって邪魔にならない。
ところで、収納ケース部1の下端部に下フック部13が設けられている。
一般に、ゴルフバッグBの下方には、傘先受け部が備わっており、この傘受け部の孔B2に傘の先を差し込んで支持している。
下フック部13は、この傘受け部の孔B2に引っ掛けて使用するもので、ゴルフバッグBの下部がガタ付いたり不用意に揺れたりしないように固定するためのものである。
そのため、下フック部13は、その先が傘受け部の孔B2に挿入できる細さとする。
スタンド部2は、支持柱部21と脚部22とを有し、支持柱部21は腰のない可撓性のある収納ケース部1を支えるもので、収納ケース部1の上下、長さ方向に沿って取り付けられている。
また脚部22は、支持柱部21によって支持されている収納ケース部1を起立状態に支えるものである。
具体的には、脚部22が外方に開くことで収納ケース部1は傾斜して起立状態となる。
なお、スタンド部2には、バネ幹23が備わっており、このバネ幹23により、脚部22を開いた状態から閉じた状態に弾圧的に切り替えることができる。
そしてスタンド部2を下方に押し下げ、バネ幹23の下端を地面に押し付けると脚部22は簡単に反作用で開く構造であるが、これは、周知のものであるので、詳しい説明は省略する。
ところで支持柱部21の下端部は収納ケース部1の外側下端部に固定されており、一方、支持柱部21の上端部は収納ケース部1の内側上端部に固定されている。
詳しくは収納ケース部1の上端部には口枠14が設けられており、支持柱部21の上端部は、この口枠14の内側上端部に固定されている。
収納ケース部1には、上端から一定距離下がった位置に貫通孔Hが形成されており、支持柱部21はこの貫通孔Hを通って収納ケース部1の外部から内部に入り込み、口枠14の内側上端部に固定されている。
このような収納ケース部1に対する支持柱部21の取り付け構造であるので、可撓性を有する収納ケース部1は少し内部に窪んで窪み部15が形成される。
この窪み部15が、閉じたスタンド部2を収納するようになるため、スタンド部2が従来のように、収納ケース部1から突出するようなことはない。
そのため、ゴルフクラブ用補助スタンドケースAをゴルフバッグBに掛止して取り付けた場合にもゴルフバッグBの側面にスタンド部2のみが突き当たるようなことはない。
一方、本発明のゴルフクラブ用補助スタンドケースAは、収納ケース部1の上端から下方に一定距離離れた位置にグリップ部12が設けられている。
このグリップ部12を掴むことで、ゴルフクラブ用補助スタンドケースAを斜めになってバランスの取れた状態で持ち運ぶことができる。
また収納ケース部1に中間位置には、上部に開放口を有するネット袋が設けられており、このネット袋16にゴルフボールや手ぬぐい等を入れておくことができる。
以上、本発明を説明したが、本発明は実施の態様に限定されることなく、その目的に沿う限り変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した支持柱部21、脚部22の材質としては、金属或いは強度があればプラスチックのような軽いものも採用可能である。
また、下フック部13は支持柱部21自体の下方に取り付けてもよい。
収納ケース部1の断面は円形でも角形でもよく、上述したように、スタンド部2を受け入れる窪み部15が形成されるものであればよい。
また、上フック部11や下フック部13はタッチフアスナーを有するベルトを介して交換自在にすることも可能である。
本発明のゴルフクラブ用補助スタンドケースAは、ゴルフバッグに掛止された状態でも脚が開くようなこともなくゴルファーが衣服等を汚すようなこともない。
しかし、ゴルフクラブ用補助スタンドケースAは、掛止めできるものであればゴルフバッグ以外のものにも使用することができる。
1 収納ケース部
11 上フック部
12 グリップ部
13 下フック部
14 口枠
15 窪み部
16 ネット袋部
2 スタンド部
21 支持柱部
22 脚部
23 バネ幹
A ゴルフクラブ用補助スタンドケース
B ゴルフバッグ
B1 頭部カバー
B2 傘受け部の孔
H 貫通孔

Claims (7)

  1. ゴルフバッグに取り付け可能なゴルフクラブ用補助スタンドケースであって、ゴルフクラブを収納するための収納ケース部と、該収納ケース部を支えるためのスタンド部とよりなり、収納ケース部の後方の上部に上フック部が設けられ、該上フック部と同じ側にスタンド部2が設けられていることを特徴とするゴルフクラブ用補助スタンドケース。
  2. スタンド部が、支持柱部と脚部とよりなり、支持柱部の下端部が収納ケース部の外側下端部に固定されており、支持柱部の上端部が収納ケース部に形成された貫通孔を通って収納ケース部の内側上端部に固定されており、収納ケース部の窪み部に該スタンド部が収納される状態となっていることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用補助スタンドケース。
  3. 前記上フック部と反対側にグリップ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用補助スタンドケース。
  4. 前記収納ケース部の下端部に下フック部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用補助スタンドケース。
  5. 前記上フック部が平板状に形成され、ゴルフバッグに掛止めされた状態で頭部カバーの取り付けに支障とならないようになっていることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用補助スタンドケース。
  6. 前記スタンド部は、支持柱部と脚部の他に該脚部の閉方向への復帰力を与えるためのバネ幹とを備えており、該バネ幹の下端部を収納ケース部の下端より下方に突出させていることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用補助スタンドケース。
  7. 前記下フック部が支持柱部の下端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブ用補助スタンドケース。
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