JP2013165679A - 捕虫器用シート保持体および同捕虫器用シート保持体を備えた捕虫器 - Google Patents

捕虫器用シート保持体および同捕虫器用シート保持体を備えた捕虫器 Download PDF

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Abstract

【課題】捕獲シートの粘着面に接触した害虫を精度よく貼り付かせて害虫の捕獲精度を向上させることができる捕虫器用シート保持体および同捕虫器用シート保持体を備えた捕虫器を提供する。
【解決手段】捕虫器100は、害虫を誘引する光を発する誘引部101と誘引部101に誘引された害虫を捕獲する捕獲シート120を着脱自在に保持する捕虫器用シート保持具130とを備えている。誘引部101は、太陽電池106を電源として紫外線領域の誘引光を発するLED光源を備えている。捕獲シート120は、害虫を捕獲する粘着面121を備えている。捕虫器用シート保持具130は、捕獲シート120の背面側に配置される裏面側規制体131と捕獲シート120の表面の縁部に対向配置される表面側規制体132とを備えている。裏面側規制体131と表面側規制体132とは、捕獲シート120の厚さ方向への変位や変形を許容する隙間Sを介して互いに対向配置されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、害虫を誘引して捕獲する捕虫器用シート保持体および同捕虫器用シート保持体を備えた捕虫器に関する。
従来から、農作物の栽培地や飲食物の提供施設などにおいて害虫を駆除するために捕虫器が用いられている。捕虫器は、光や匂いによって害虫を誘引するとともに誘引した害虫を殺傷または捕獲する害虫駆除器具である。例えば、下記特許文献1には、害虫を誘引する光を発する蛍光灯の近傍に粘着力によって害虫を捕獲する捕獲シートを配置した捕虫器が開示されている。
特開平08−33444号公報
しかしながら、このような捕虫器においては、害虫を捕獲する捕獲シートが台板を介して捕虫器の筐体を構成する壁面に略密着した状態で固定されているため、捕獲シートの粘着面に接触した害虫が粘着面に貼り付き難いとともに一旦貼り付いた害虫が粘着面から離脱し易く害虫の捕獲精度が低いという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、捕獲シートの粘着面に接触した害虫を精度よく貼り付かせて害虫の捕獲精度を向上させることができる捕虫器用シート保持体および同捕虫器用シート保持体を備えた捕虫器を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本発明の特徴は、害虫を粘着面によって捕獲する捕獲シートを害虫を誘引する誘引部の近傍で保持する捕虫器用シート保持体であって、捕獲シートにおける粘着面側に設けられて同捕獲シートの厚さ方向の変位を規制するための表面側規制体と、捕獲シートにおける粘着面とは反対側の裏面側に設けられて同捕獲シートの厚さ方向の変位を規制するための裏面側規制体とを備え、表面側規制体および裏面側規制体は、捕獲シートが厚さ方向に変位可能な間隔を介してそれぞれ配置されることにある。
この場合、本発明者の実験によれば、表面側規制体と裏面側規制体との間隔は、捕獲シートの厚さの1.3倍以上に設定されていることが好適である。
このように構成した請求項1に係る本発明の特徴によれば、捕虫器用シート保持体は、捕獲シートを捕獲シートの表裏面側にそれぞれ配置した表面側規制体と裏面側規制体とで保持する。この場合、表面側規制体と裏面側規制体とは、捕獲シートが厚さ方向に変位可能な隙間を介して配置される。このため、捕獲シートは、表面側規制体と裏面側規制体との間において厚さ方向に変位可能であるとともに同厚さ方向に弾性変形(撓み変形)が可能な状態で保持される。すなわち、捕獲シートは、表面側規制体と裏面側規制体との間において所謂ガタや遊びを持って保持されている。これにより、捕獲シートは、害虫が粘着面に接触した際には裏面側規制体側に押されて変位および/または変形するとともに、害虫が粘着面から離隔する方向に動いた場合には害虫側(表面側規制体側)に変位および/または変形するため、害虫の動きに追従して精度よく貼り付かせることができる。この結果、捕虫器用シート保持体は、害虫の捕獲精度を向上させることができる。
また、請求項3に係る本発明の他の特徴は、前記捕虫器用シート保持体において、表面側規制体は、捕獲シートの縁部に対向する位置に設けられて同縁部の変位を規制することにある。
このように構成した請求項3に係る本発明の他の特徴によれば、捕虫器用シート保持具は、表面側規制体が捕獲シートの縁部に沿って設けられているため、捕獲シートの縁部より内側の粘着面での害虫の捕獲を妨げることなく捕獲シートを保持することができる。
また、請求項4に係る本発明の他の特徴は、前記捕虫器用シート保持体において、裏面側規制体は、曲面状に形成されていることにある。
このように構成した請求項4に係る本発明の他の特徴によれば、捕虫器用シート保持具は、裏面側規制体が曲面形状に形成されている。これにより、捕虫器用シート保持具によって保持される捕獲シートは、曲面を形成するように曲がって配置される、または害虫が接触した際には裏面側規制体に沿って曲面状に変形することができるため、捕獲シートが平面である場合に比べてより精度よく害虫を貼り付かせることができる。
また、請求項5に係る本発明の他の特徴は、前記捕虫器用シート保持体において、表面側規制体および裏面側規制体は、捕獲シートの粘着面を誘引部側に対向させた向きで同誘引部の周囲の一部を覆うように捕獲シートを保持することにある。
このように構成した請求項5に係る本発明の他の特徴によれば、捕虫器用シート保持具は、誘引部が害虫を誘引する領域を制限することができる。これにより、捕虫器は害虫を駆除する領域を特定の領域に制限できるため、害虫の駆除が不要な領域からの害虫の誘引を抑制しつつ害虫の駆除が必要な領域から効率的に害虫を誘引して駆除することができる。
また、本発明は捕虫器用シート保持具の発明として実施できるばかりでなく、この捕虫器用シート保持具を備える捕虫器の発明としても実施できるものである。
具体的には、請求項6に示すように、捕虫器は、害虫を誘引する誘引部と、前記捕虫器用シート保持体とを備えるようにすればよい。これによれば、上記捕虫器用シート保持具と同様の作用効果を期待することができる。
また、請求項7に係る本発明の他の特徴は、前記捕虫器において、さらに、光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池を備え、誘引部は、太陽電池によって発電された電気によって駆動されることにある。
この場合、誘引部としては、害虫を誘引することができる光、熱、音波、振動および気体のうちの少なくとも1つを発する装置で構成するとよい。これらのうち、害虫を誘引することができる気体には、食餌などの匂い、フェロモンなどの害虫の生理状態に影響を与える物質、炭酸ガスなどがある。
このように構成した請求項7に係る本発明の他の特徴によれば、捕虫器は、誘引部を駆動する太陽電池を備えて構成されている。これにより、捕虫器は、害虫の活動が沈静化する昼間に太陽電池によって発電しておき、害虫が活動が活発な夜間に前記太陽電池で発電した電気を用いて誘引部を駆動して害虫を誘引することができるため、電源が確保し難い場所、例えば、農場、キャンプ場、ゴルフ場、果樹園または庭園などで使用することができる。
また、請求項9に係る本発明の他の特徴は、前記捕虫器において、さらに、捕虫器用シート保持体によって保持される捕獲シートの上方を覆う天板部を備えることにある。
このように構成した請求項9に係る本発明の他の特徴によれば、捕虫器は、捕虫器用シート保持体によって保持される捕獲シートの上方を覆う天板部を備えているため、降雨、降雪または散水などによって捕獲シートに水分が付着して粘着力を低下することを防止できるとともに捕獲シートで捕獲した害虫の脱落も防止することができる。
本発明の一実施形態に係る捕虫器用シート保持体を備える捕虫器の外観構成および内部構成を示す一部破断正面図である。 図1に示す捕虫器の外観構成を示す右側面図である。 図1に示す捕虫器の外観構成を示す背面図である。 図1に示す捕虫器の外観構成を示す平面図である。 図1に示す捕虫器の外観構成を示す底面図である。 図1に示す捕虫器の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す捕虫器用シート保持体に保持される捕獲シートの外観構成を示す斜視図である。 図1に破線囲みAで示す部分の部分拡大図である。
以下、本発明に係る捕虫器用シート保持体および同捕虫器用シート保持体を備えた捕虫器の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る捕虫器用シート保持体130を備えた捕虫器100の外観構成および内部構成を概略的に示した一部破断正面図である。また、図2は、捕虫器100の外観構成を示す右側面図である。また、図3は、捕虫器100の外観構成を示す背面図である。また、図4は、捕虫器100の外観構成を示す平面図である。また、図5は、捕虫器100の外観構成を示す底面図である。また、図6は、捕虫器100の外観構成を示す斜視図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表していることがあるため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。また、捕虫器100の左側面図は右側面図と対称に表れるため省略する。この捕虫器100は、光によってコナガ、ヨトウムシ、カメムシ、カナブンまたはハエなどの害虫を誘引して捕獲することによりこれらの害虫を駆除する器具である。
(捕虫器100の構成)
この捕虫器100は、誘引部101を備えている。誘引部101は、この捕虫器100の駆除対象である害虫を誘引するための誘引源であり、主として外筒101aと同外筒101a内に配置される発光体101bとで構成されている。外筒101aは、発光体101bの周囲を覆う筒状の部材であり、光透過性を有する樹脂材によって構成されている。
発光体101bは、害虫を誘引することができる波長の光を誘引光として発光する光源によって構成されている。具体的には、発光体101bは、害虫を誘引できる光の波長が概ね250nm〜600nmであることが一般に知られているため、駆除したい害虫の種類に応じて単一波長の光または互いに異なる波長の光を発する光源を適宜組み合わせて構成される。本実施形態においては、発光体101aは、365nm、370nmおよび375nmの各波長の光を発するLED光源を組み合わせて構成されている。
この発光体101bは、外筒101aの上端部に設けられる蓋板102の下面中央部に図示下方に向かって前記誘引光を発する向きで固定されている。蓋板102は、誘引部101の上方を覆いつつ後述する捕虫器用シート保持部130および天板部105をそれぞれ支持するステンレス製のフランジ状部材であり、有底筒状に形成されるとともにこの有底筒状部の外側端部に外筒101aの外周部よりも張り出す大きさのフランジ部を備えて構成されている。この蓋板102を構成する有底筒状部は、内部に制御装置103および蓄電池104をそれぞれ収納するとともに図示上側の開口部に配置された天板部105によって塞がれている。
制御装置103は、発光体101bの作動を制御するためのマイクロコンピュータを備える電子回路で構成されており、発光体101b、蓄電池104および後述する太陽電池106にそれぞれ接続されている。この制御装置103は、太陽電池106からの出力電圧を監視して太陽電池106からの出力電圧が所定の電圧値以下となったとき、蓄電池104から発光体101bに向けて電力の供給を開始させる。また、制御装置103は、蓄電池104から発光体101bへの放電の開始とともに時間の計測を開始して計測時間が所定の時間を経過したとき、または太陽電池106からの出力電圧が所定の電圧値に達したときに蓄電池104からの給電を中断させる。本実施形態においては、制御装置103は、発光体101bへの放電の開始の後7時間で発光体101bへの給電を停止するように構成されている。
また、制御装置103が蓄電池104から発光体101bへの給電の可否を判定する前記2つの所定の電圧値は、捕虫器100が設置される環境における日出前後および日没前後の明るさによって太陽電池106が発電する出力電圧値と同一または同電圧値に近い電圧値にそれぞれ設定される。すなわち、制御部103は、太陽電池106からの出力電圧を監視することにより、捕虫器100が設置された環境における昼夜を検出する。
蓄電池104は、太陽電池106によって発電された電気を蓄えるとともに蓄えた電気を放出、すなわち充放電を繰り返し行うことができる電池である。本実施形態においては、蓄電池104は、電気エネルギを化学エネルギに変換して蓄えるとともにこの蓄えた化学エネルギを電気エネルギに変換して出力する電池の一種であるニッケル水素充電池によって構成されている。
天板部105は、図示上方に向かって開口する凹部が形成されたステンレス製の円盤状の部材である。この天板部105は、前記凹部内に太陽電池106が設けられるとともに同凹部が透明な樹脂製のカバー107によって塞がれている。太陽電池106は、太陽光などの光エネルギを受けて電気エネルギに変換する電力機器であり、光電変換作用を発揮する方形板状の半導体素子を縦横に並べて構成されている。本実施形態においては、太陽電池106は、光電変換する半導体が多結晶のシリコンウェハによって構成された所謂多結晶シリコン型の太陽電池で構成されている。この太陽電池106は、制御装置103および蓄電池104にそれぞれ接続されている。
この蓋体102は、誘引部101の下方に配置される底板108に連結棒109aおよびナット109bによって連結されている。底板108は、誘引部101および捕虫器用シート保持部130を支持するステンレス製の板状部材であり、外筒101aの外周部よりも張り出して前記蓋板102のフランジ部と同じ大きさの略円盤状に形成されている。この底板108は、前記外筒101aの外周部より張り出した部分と蓋板102における前記外筒101aの外周部より張り出した部分とが連結棒109aおよびナット109bによって互いに連結された状態で支柱110の上端部に固定されている。すなわち、誘引部101は、蓋板102と底板108とで挟まれた状態で支柱110上に支持されている。
連結棒109aおよびナット109bは、誘引部101を挟む蓋板102と底板108とを互いに連結するとともにこれら蓋板102および底板108に捕虫器用シート保持体130を固定するための固定用締付金具である。この連結棒109aおよびナット109bは、各一つずつの連結棒109aとナット109bとが一対を構成して誘引部101の周囲に等間隔に4組配置されて蓋体102、底板108、捕虫器用シート保持体130を互いに連結している。
また、支柱110は、主として誘引部101および捕虫器用シート保持体130を所定の高さ位置で支持するための柱状の部材であり、ステンレス材を円筒状に形成して構成されている。この場合、支柱110が誘引部101を支持する高さは、害虫の誘引し易い高を設置環境に応じて適宜決定すればよいが、害虫の駆除を望む領域、具体的には、農作物や飲食物が存在する高さに合わせることが好ましい。この支柱110は、図示下端部に円盤状に形成された足部111が形成されており、地面などの接地面に安定的に起立するように構成されている。この場合、足部111には、支柱110を設置面に固定する際に用いることができる貫通孔112が等間隔に3つ形成されている。
誘引部101の周囲には、捕獲シート120が捕虫器用シート保持体130によって保持されている。捕獲シート120は、詳しくは図7に示すように、誘引部101に誘引された害虫を捕獲するための粘着面121を有した可撓性を有するシート状部材であり、樹脂材を帯状に延びる長方形状に形成して構成されている。粘着面121は、捕獲シート120における一方の面に接触した害虫を捕獲するための粘着力を発揮する粘着剤(例えば、ポリブテンなど)が塗布されて構成されている。この場合、粘着剤は、捕獲シート120の一方の面において縁部122を残した同縁部122の内側部分に塗布されている。なお、この粘着面121が形成された捕獲シート120における一方の面が、捕獲シート120の表面(おもてめん)を構成する。また、図1,図6〜図8においては、粘着面121を塗り潰して示している。
また、捕獲シート120における前記表面は、同表面に誘引部101から発せられた光を受けて蛍光発光する蛍光剤(例えば、蛍光染料)が塗布されることにより蛍光面を構成している。本実施形態においては、蛍光面は、捕獲シート120の表面における粘着面121の下層に前記蛍光剤が塗布されて形成されている。この場合、捕獲シート120の粘着面121を含む表面が蛍光発色する色は、緑色、黄色、赤色、青色、橙色または白色およびこれらの中間色を採用することができる。なお、本発明者によれば、蛍光色としては黄緑色が他の色に比べて捕獲率が向上することを確認している。また、蛍光面は、捕獲シート120の表面に粘着剤を塗布する以外に、前記粘着剤に蛍光剤を混ぜたものを捕獲シート120の表面に塗布することによっても形成することができる。
この捕獲シート120は、捕虫器用シート保持体130によって着脱自在に保持されている。捕虫器用シート保持体130は、詳しくは図8に示すように、前記捕獲シート120を誘引部101の周囲に位置させた状態で保持する部材であり、発光体101bから所定の隙間を介して同発光体101bの周囲の一部を覆う状態で設けられている。この捕虫器用シート保持体130は、主として、捕獲シート120の厚さ方向の変位を規制するための裏面側規制体131と表面側規制体132とで構成されている。
裏面側規制体131は、捕獲シート120の裏面側に配置されるステンレス製の板状体であり、誘引部101の発光面となる外周側面に沿うとともに同外周側面の周方向の半分の領域を連続的に覆う円弧状に形成されている。この裏面側規制体131には、図示上端部が蓋板102側に屈曲して水平に延びる覆い部131aが形成されている。また、裏面体規制体131における誘引部101側の側面には、同側面の上部側および下部側に表面側規制体132がそれぞれ対向した状態で設けられている。
表面側規制体132は、捕獲シート120の表面側に配置される上下一対のステンレス製の板状体であり、裏面側規制体131に対して所定の隙間Sを介して平行に延びる円弧状に形成されている。より具体的には、表面側規制体132は、裏面側規制体131に対して前記所定の隙間Sに対応する厚さに形成されたスペーサ133を介して裏面側規制体131に一体的に固定されている。スペーサ133は、裏面側規制体132と表面側規制体131との間に所定の隙間Sを形成するためのステンレス製の帯状の板状体である。本実施形態においては、スペーサ133は、捕獲シート120の厚さの2倍の厚さに形成されている。また、図示上側および図示下側にそれぞれ配置されるスペーサ133は、互いに対向する端面同士の間隔が捕獲シート120の図示上下方向の幅より若干広い所謂隙間嵌めの間隔で配置されている。
すなわち、裏面側規制体131と表面側規制体132との間には、捕獲シート120の厚さの2倍の幅で、捕獲シート120の図示上下方向の幅より若干広い高さの空間が捕獲シート120を出し入れ自在に収納する保持空間134として形成される。また、表面側規制体132のスペーサ133に対する張出量は、捕獲シート120の表面における粘着面121の外側の縁部122の幅に対応している。すなわち、表面側規制体132は、捕獲シート120を粘着面121の全面を誘引部101側に露出した状態で保持できる幅で形成されている。この上下一対の表面側規制体132は、底板108側に延びるそれぞれ3つの支持板135が連結棒109aおよびナット109bを介して蓋板102および底板108にそれぞれ接続されて支持されている。すなわち、捕虫器用シート保持体130は、支持板135、連結棒109aおよびナット109bを介して蓋板102および底板108にそれぞれ支持されている。
(捕虫器100の作動)
次に、このように構成された捕虫器100の作動について説明する。まず、捕虫器100を使用するユーザは、捕虫器100と捕獲シート120とを用意して捕獲シート120を捕虫器100内にセットする。具体的には、ユーザは、捕獲シート120における粘着面121を誘引部101側に対向させる向きで裏面側規制体131と表面側規制体132との間に形成された保持空間134内に挿し入れる。この場合、捕獲シート120は、捕獲シート120が可撓性を有するとともに保持空間134が捕獲シート120の外形よりも大きく形成されているため、保持空間134に沿って円弧状に撓み変形しながら容易に挿し込むことができる。
次に、ユーザは、捕虫器100を害虫の駆除を望む場所に設置する。具体的には、ユーザは、害虫を駆除する領域内またはその周辺であって太陽電池106に太陽光などの光を照射可能な場所に前記害虫を駆除する領域に向けて誘引光を照射可能な向きで捕虫器100を設置する。この場合、ユーザは、捕虫器100の支柱110を地面の上に直接載置または支柱110の一部を地中に埋設して捕虫器100を設置することができる。また、ユーザは、足部111に設けられた3つの貫通孔112と図示しないU字アンカを用いることにより捕虫器100を設置面に安定的に固定することができる。
害虫を駆除する領域に向けて設置された捕虫器100は、昼間においては太陽電池106により発電を行うとともに発電した電力を蓄電池104に蓄える。すなわち、捕虫器100の制御部103は、害虫の活動が少ない昼間においては誘引部101の作動を停止させている。一方、捕虫器100の制御装置103は、夕刻になって害虫が活動を開始する時間帯になるとともに誘引部101の作動を開始させる。具体的には、捕虫器100の制御装置103は、夕刻などにより太陽電池106からの出力電圧が所定値以下になった場合には、蓄電池104から誘引部101の発光体101bに給電を開始させるとともに発光体101bの最大発光時間を制限するための計時処理を開始させる。
捕虫器100の誘引部101は、蓄電池104からの給電により誘引光の発光を開始する。この場合、誘引部101は、捕虫器用シート保持体130によって外周部の一部が覆われているため、外筒101aの外周側面のうち、捕虫器用シート保持体130によって覆われることなく直接外部に露出した部分から放射された誘引光は、直接害虫を駆除する領域に向けて照射される。また、外筒101aの外周側面のうち、捕虫器用シート保持体130によって覆われた部分から放射された誘引光は、主として捕虫器用シート保持体130に保持された捕獲シート120に照射されて、一部が捕獲シート120に吸収されて蛍光発光するとともに他の一部が反射する。したがって、捕虫器100は、誘引部101から直接誘引光を放射するとともに捕獲シート120から蛍光および反射光からなる誘引光をそれぞれ害虫を駆除する領域に向けて照射する。
これにより、捕虫器100には、前記誘引光が照射された領域から害虫が誘引される。すなわち、本発明に係る捕虫器100においては、誘引部101の発光部分の一部が捕獲シート120によって覆われているため、誘引光を照射した領域内の害虫を誘引することができるとともに、誘引光を遮って照射しない領域、換言すれば、害虫の誘引を望まない領域からの害虫の誘引を防止することができる。捕虫器100に誘引された害虫は、その一部が捕獲シート120の粘着面121に接触して捕獲される。この場合、捕獲シート120は、捕獲シート120の厚さよりも幅広の保持空間134内に保持されている。このため、捕獲シート120は、害虫が接触することにより保持空間134内を厚さ方向、より具体的には、裏面側規制体131側に変位および/または変形するとともに、害虫が捕獲シート120から離隔する方向に動くことにより保持空間134内を表面側規制体132側に変位および/または変形する。すなわち、捕獲シート120は、裏面側規制体132と表面側規制体131との隙間Sの範囲内において害虫の動きに追従する追従代を持って捕虫器用シート保持体130に保持されているため、一旦粘着面121に付着した害虫が離脱し難くなる。これにより、捕獲シート120は、精度良く害虫を捕獲することができる。
この捕獲シート120による害虫の捕獲は、誘引部101が点灯している間積極的に行われる。そして、捕虫器100の制御装置103は、誘引光の照射開始から所定の時間を経過したとき、または太陽電池106からの出力電圧が所定の電圧値に達したときに蓄電池104からの給電を中断させる。本実施形態においては、誘引光の照射開始から7時間で蓄電池104からの給電を停止、すなわち、誘引光の照射を停止するため、誘引光の照射を午後6時頃から開始したとすれば、誘引光の照射は午前1時頃に停止される。この誘引光の照射の停止時刻は、概ね害虫の活動が沈静化する時間帯に対応している。
そして、捕虫器100の制御装置103は、夜明けなどにより太陽電池106からの出力電圧が所定値以上になった場合には、太陽電池106により発電を行うとともに発電した電力を蓄電池104に蓄える。このように捕虫器100は、日中の時間帯においては太陽電池106による発電および同発電電力の蓄電池104への充電を行う一方で、夕刻から深夜までの時間帯において蓄電池104から誘引部101に給電を行って害虫の駆除を行う動作を繰り返し実行する。
また、捕虫器100の使用時においては、降雨、降雪または散水によって水が掛かる場合がある。しかし、捕虫器100は、捕獲シート120の上方が裏面規制体131の覆い部131aおよび天板部105によって覆われているため、捕獲シート120への水の付着を防止することができる。これにより、捕虫器100は、捕獲シート120の粘着力の低下および捕獲シート120に捕獲した害虫の脱落を防止することができる。
また、捕獲シート120が害虫の捕獲容量に達した場合、または捕獲シート120の粘着面121の粘着力が低下した場合には、ユーザは、捕獲シート120の取り換え作業を行う。具体的には、ユーザは、裏面側規制体131と表面側規制体132との間に形成された保持空間134内から捕獲シート120を引き出す。この場合においても、捕獲シート120は、捕獲シート120が可撓性を有するとともに保持空間134が捕獲シート120の外形よりも大きく形成されているため、保持空間134内から容易に引き出すことができる。次いで、ユーザは、新たな捕獲シート120を用意した後、前記と同じ要領で新たな捕獲シート120を保持空間134内に挿し入れることにより捕獲シート120の取り換え作業を行うことができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、捕虫器用シート保持体130は、捕獲シート120を捕獲シート120の表裏面側にそれぞれ配置した表面側規制体132と裏面側規制体131とで挟んだ状態で保持する。この場合、表面側規制体132と裏面側規制体131とは、捕獲シート120が厚さ方向に変位可能な隙間Sを介して配置される。このため、捕獲シート120は、表面側規制体132と裏面側規制体131との間において厚さ方向に変位可能であるとともに同厚さ方向に弾性変形(撓み変形)が可能な状態で保持される。すなわち、捕獲シート120は、表面側規制体132と裏面側規制体131との間において所謂ガタや遊びを持って保持されている。これにより、捕獲シート120は、害虫が粘着面121に接触した際には裏面側規制体側131に押されて変位および/または変形するとともに、害虫が粘着面121から離隔する方向に動いた場合には害虫側(表面側規制体132側)に変位および/または変形するため、害虫の動きに追従して精度よく貼り付かせることができる。この結果、捕虫器用シート保持体130は、害虫の捕獲精度を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、表面側規制体132および裏面側規制体131を湾曲した板状に形成した。しかし、表面側規制体132および裏面側規制体131は、捕獲シート120を厚さ方向に変位および/または変形可能に保持する形状に形成されていれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。例えば、表面側規制体132および裏面側規制体131は、それぞれ平板状に形成して構成することもできる。この場合、表面側規制体132および裏面側規制体131は、1つの平面で構成してもよいし、互いに交わる2つ以上の平面を組み合わせて構成することもできる。また、表面側規制体132および裏面側規制体131は、平面状または曲面状に延びる網状に構成することもできる。さらに、表面側規制体132および裏面側規制体131は、面上以外にも複数の線状または棒状を一方向にまたは互いに交わる方向に並べた格子状に構成することもできる。
また、上記実施形態においては、表面側規制体132は、粘着面121を避けて捕獲シート120の縁部に対向して設けるようにした。しかし、表面側規制体132は、捕獲シート120の厚さ方向の変位や変形が可能な範囲であれば粘着面121を横断または縦断するように設けることもできる。
また、上記実施形態においては、表面側規制体132と裏面側規制体131との間の隙間Sを捕獲シート120の厚さの2倍の間隔に設定した。しかし、表面側規制体132と裏面側規制体131との間の隙間の間隔は、捕獲シート120を厚さ方向に変位および/または変形可能な間隔であれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。本発明者の実験によれば、表面側規制体132と裏面側規制体131との間の隙間Sの間隔は、捕獲シート120の厚さの1.3倍以上が好適である。なお、表面側規制体132と裏面側規制体131との間の隙間Sの間隔は、過度に広いものであってはならず、保持される捕獲シート120が著しく傾斜して捕獲機能を十分に発揮しないまたは保持空間133から脱落することを防止する範囲で設定されることは当然である。
また、上記実施形態においては、捕虫器用シート保持体130は、誘引部101の周囲の半分を捕獲シート120で覆うように構成した。これにより、捕虫器100は、害虫を誘引する領域を害虫を誘引したい領域に限定して害虫の誘引を望まない領域からの害虫の誘引を防止することができる。これは、例えば、植物を栽培する温室内で捕虫器100を使用する場合、害虫を駆除したい領域である温室内の植物に向けて誘引光を照射する一方で、害虫の駆除を望まないとともに温室内(害虫を駆除したい領域)への害虫の誘引自体を防止したい温室外の領域への誘引光の照射を遮断することができ、温室内の害虫駆除の実効性を向上させることができる。
しかし、捕獲シート120が誘引部101を覆う量は、捕獲する害虫の種類や捕虫器100の設置環境に応じて適宜決定されるものであり、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、捕獲シート120が誘引部101を覆う量は、誘引部101の周囲の半分以下であってもよいし、半分以上であってもよい。この場合、捕獲シート120は、誘引部101を連続的に覆うようにしてもよいし断続的覆うようにしてもよい。また、捕獲シート120の一部または全部を光透過性材料で構成することにより誘引部101の全周を覆うように構成することもできる。さらに、捕獲シート120が誘引部101を覆う位置は、誘引部101の発光面に直接対向する位置以外であってもよく、例えば、誘引部101の上方に傘状に捕獲シート120を配置するように構成してもよいし、誘引部101の下方に漏斗状に捕獲シート120を配置することもできる。これによれば、捕虫器100を害虫を駆除したい領域の中心部に配置して広範囲から害虫を誘引して捕獲することができる。
また、上記実施形態においては、捕虫器100は捕獲シート120の上方を裏面規制体131の覆い部131aおよび天板部105によって覆うように構成した。これにより、捕虫器100は、捕獲シート120への水や粉塵などの付着を防止している。しかし、捕獲シート120への水や粉塵などの付着を考慮する必要がない場合には、必ずしも捕獲シート120の上方を裏面規制体131の覆い部131aや天板部105などによって覆う構成にする必要はない。
また、上記実施形態においては、捕虫器100は、誘引部101の電源として太陽電池106および蓄電池104を用いた。しかし、捕虫器100は、誘引部101の電源として充電機能を有しない電池や外部電源、例えば、100Vコンセントから給電を行うように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、捕虫器100は、誘引部101が紫外線領域の波長の誘引光を発するように構成した。しかし、誘引部101は、害虫を誘引することができるように構成されていれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。例えば、誘引部101は、上記実施形態における波長以外の紫外線領域の波長の光および紫外線領域以外の波長の光、またはこれらの光以外に、害虫を誘引することができる熱、音波、振動および気体のうちの少なくとも1つを発する装置で構成することができる。この場合、害虫を誘引することができる気体としては、食餌などの匂い、フェロモンなどの害虫の生理状態に影響を与える物質、炭酸ガスなどを用いることができ、これらの気体を送風機によって放出するように構成することができる。
S…隙間、
100…捕虫器、101…誘引部、102…蓋板、103…制御部、104…蓄電池、105…天板部、106…太陽電池、107…カバー、108…底板、109a…連結棒、109b…ナット、110…支柱、111…足部、112…貫通孔、
120…捕獲シート、121…粘着面、122…縁部、
130…捕虫器用シート保持体、131…裏面側規制体、131a…覆い部、132…表面側規制体、133…スペーサ、134…保持空間、135…支持板。

Claims (9)

  1. 害虫を粘着面によって捕獲する捕獲シートを前記害虫を誘引する誘引部の近傍で保持する捕虫器用シート保持体であって、
    前記捕獲シートにおける前記粘着面側に設けられて同捕獲シートの厚さ方向の変位を規制するための表面側規制体と、
    前記捕獲シートにおける前記粘着面とは反対側の裏面側に設けられて同捕獲シートの前記厚さ方向の変位を規制するための裏面側規制体とを備え、
    前記表面側規制体および前記裏面側規制体は、前記捕獲シートが前記厚さ方向に変位可能な間隔を介してそれぞれ配置されることを特徴とする捕虫器用シート保持体。
  2. 請求項2に記載の捕虫器用シート保持体において、
    前記表面側規制体と前記裏面側規制体との前記間隔は、前記捕獲シートの厚さの1.3倍以上に設定されていることを特徴とする捕虫器用シート保持体。
  3. 請求項1または請求項2に記載した捕虫器用シート保持体において、
    前記表面側規制体は、前記捕獲シートの縁部に対向する位置に設けられて同縁部の変位を規制することを特徴とする捕虫器用シート保持体。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した捕虫器用シート保持体において、
    前記裏面側規制体は、曲面状に形成されていることを特徴とする捕虫器用シート保持体。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した捕虫器用シート保持体において、
    前記表面側規制体および前記裏面側規制体は、前記捕獲シートの前記粘着面を前記誘引部側に対向させた向きで同誘引部の周囲の一部を覆うように前記捕獲シートを保持することを特徴とする捕虫器用シート保持体。
  6. 害虫を誘引する誘引部と、
    前記請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した捕虫器用シート保持体とを備えることを特徴とする捕虫器。
  7. 請求項6に記載した捕虫器において、さらに、
    光エネルギを電気エネルギに変換する太陽電池を備え、
    前記誘引部は、前記太陽電池によって発電された電気によって駆動されることを特徴とする捕虫器。
  8. 請求項6または請求項7に記載した捕虫器において、
    前記誘引部は、前記害虫を誘引するための光、熱、音波、振動および気体のうちの少なくとも1つを発することを特徴とする捕虫器。
  9. 請求項6ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載した捕虫器において、さらに、
    前記捕虫器用シート保持体によって保持される前記捕獲シートの上方を覆う天板部を備えることを特徴とする捕虫器。
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