JP2013165510A - 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム - Google Patents
伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013165510A JP2013165510A JP2013089396A JP2013089396A JP2013165510A JP 2013165510 A JP2013165510 A JP 2013165510A JP 2013089396 A JP2013089396 A JP 2013089396A JP 2013089396 A JP2013089396 A JP 2013089396A JP 2013165510 A JP2013165510 A JP 2013165510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- packet
- transmission line
- delay
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
【解決手段】上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置において、受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、を備える。
【選択図】図10
Description
(装置構成)
図1に本発明の第1の実施の形態における伝送装置10の構成を示す。図1に示す伝送装置10は、複数の伝送装置が伝送路を介して接続された伝送システムにおける各伝送装置として使用可能なものであるが、本発明の実施の形態に係る伝送装置10は信号送信側の構成に特徴があるため、図1の伝送装置10は、信号送信のための構成を示しており、信号受信のための構成は図示されていない。また、当該伝送装置10は、信号の方路を選択するためのルーティング機能等も備えてよいが図示はしていない。
以下、本実施の形態における伝送装置10の動作を説明する。
(1)通常時の動作
系の切り替えがない通常時においては、遅延を小さくするために、制御部14からの指示に基づき、出力先選択部13は、短距離系を選択している。また、通常時においては、インタフェース部11(IF_R1)から入力され、メモリ121に書き込まれたパケットは、すぐに読み出され、出力先選択部13に渡される。そして、出力先選択部13は、制御部14からの指示に基づき選択している系である短距離系のインタフェース部16(IF_S2)にパケットを送り出す。これにより、パケットは、インタフェース部12(IF_S2)から短距離系の伝送路に送出され、短距離系の伝送路を介して受信側の伝送装置20に到達する。
(2)切り替え時の動作1(短距離系⇒長距離系)
計画工事等を契機にして、オペレーションシステム30等から、選択系を短距離系から長距離系に切り替える切り替え指示を制御部14が受信すると、制御部14は、メモリ121から読み出し中のパケットがあるかどうかをチェックし、読み出し中のパケットがある場合には、切り替え前に、当該パケットの送出処理を行う。つまり、このパケットは、短距離系の伝送路に送出される。
(3)切り替え動作2(長距離系⇒短距離系)
計画工事完了後、遅延の小さい短距離系での運用を再開するために、長距離系から短距離系への切り替え(切り戻し)が行われる。以下、長距離系から短距離系への切り替え動作について図3のフローチャートの手順に沿って説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における伝送装置10の構成は、第1の実施の形態における伝送装置10の構成と同じであり、図1に示したとおりである。ただし、本実施の形態では、伝送装置10が保持する情報や動作において、第1の実施の形態における伝送装置10と異なる点がある。以下、第1の実施の形態における伝送装置10と異なる点を中心に説明する。
上記の例は、予め定めた読み出し間隔時間βで、メモリ121からパケットを読み出すので、各パケットの長さが一定の場合に適した方法である。以下、パケットの長さが可変である場合(例えば、パケットが、イーサネット(登録商標)フレーム等である場合)にも適用できる例を、第2の実施の形態の変形例として説明する。以下においても、第1の実施の形態における伝送装置10と異なる点を中心に説明する。
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。まず、第1の実施の形態に基づく動作に対応するタイミング図である図9を参照して、本実施の形態における処理の概要を説明しておく。図9に示す例において、パケット2とパケット3の間で、長距離系から短距離系への切り替え指示があった場合、遅延差Xだけ待ってから短距離系へのパケット送出を開始する。しかし、前述したように、この方式では、パケットの順序逆転を防止できるが、バーストが発生する。
上記の例では、パケット間で、Ta以上の時間間隔が空くことをパケット書き込みの監視により検出していたが、このような時間の監視を行うことなく、パケットの種別を識別することにより、遅延差X以上の空きが発生することを検知(予測)した場合に、切り替えを実施するようにしてもよい。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、伝送路の経路数を2ではなく、3以上も含むように一般化した例である。また、本例では、短距離系から長距離系、長距離系から短距離系などのように、"短距離"及び"長距離"を区別する必要もなくした形態になっている。第4の実施の形態も基本構成及び動作は、第1の実施の形態と同様であり、以下では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図15に本実施の形態の伝送装置10の構成図を示す。本実施の形態の伝送装置10の構成は、基本的に第1の実施の形態の伝送装置10の構成と同じであるが、本実施の形態の伝送装置10では、経路数が3以上でもよいことを示す一例として、経路数が3である場合に対応するように、インターフェース部19(IF_S3)を備えている。
以下、本実施の形態における伝送装置10の動作を説明する。
(1)通常時の動作
系の切り替えがない通常時においては、制御部14は、到着したパケットをメモリ121に書き込み、すぐに読み出す。読み出されたパケットは、出力先選択部13が選択している経路nの伝送路へ送出される。
(2)切り替え時の動作
次に、計画工事のための切り替えや切り戻し等の切り替え時の動作について、図17のフローチャートを参照して説明する。
次に、第5の実施の形態について説明する。これまでの実施の形態では、遅延制御部12として、メモリ121を利用し、メモリ121からのパケット読み出しタイミングを調整することにより、遅延の挿入等を行っていたが、本実施の形態は、遅延制御の手段として、IEEE802.3xに規定されるPAUSEフレームを使用する。また、本実施の形態では、"パケット"は、イーサネット(登録商標)フレームである。
図19に、本実施の形態に係る伝送装置10の構成を示す。本実施の形態の伝送装置10の基本的な構成は、第1の実施の形態と同様であるが、本実施の形態では、遅延制御部12として、メモリ121ではなく、PAUSEフレーム生成部122を備える。また、図19には、送信ステーション60側にPAUSEフレームを送出するためのインタフェース部51(IF_S0)が示されている。また、本実施の形態の伝送装置10には、PAUSEフレームと、上流側(送信ステーション側)に送出するフレームとを合流させるために合流部52を備える。更に、図19には、伝送装置20からフレームを受信するインタフェース部53(IF_R1)及びインタフェース部54(IF_R2)が示されている。本実施の形態での制御部14は、第1の実施の形態と同様の遅延差Xを保持する。
通常時における動作、及び、短距離系から長距離系への切り替えの動作は、第1の実施の形態における動作と同じである。長距離系から短距離系への切り替え時の動作を、図20のフローチャートを参照して説明する。
本発明の実施の形態における伝送装置10によれば、系の切り替えによる順序逆転を無くすことができる。また、パケットをメモリ121から徐々に読み出す方式や、パケットのメモリ121での待ち合わせを実施しない方式では、バーストも抑制できる。
(第1項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを一時的に保持するための遅延制御手段と、
前記遅延制御手段から読み出されたパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施した後、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されているパケットを読み出し、前記出力制御手段を介して送り出す制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(第2項)
前記所定の時間は、前記遅延差の時間、又は、前記遅延差の時間に、予め定めた時間を加えた時間である
ことを特徴とする第1項に記載の伝送装置。
(第3項)
前記記憶手段は、予め定めた読み出し間隔時間を保持しており、
前記制御手段は、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されている各パケットを、前記読み出し間隔時間で読み出す
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載の伝送装置。
(第4項)
前記記憶手段は、予め定めた読み出しレートを保持しており、
前記制御手段は、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されている各パケットを前記読み出しレートで読み出す際に、先に読み出すパケットの長さを前記読み出しレートで除して得られる時間の間隔で、次のパケットを読み出す
ことを特徴とする第1項又は第2項に記載の伝送装置。
(第5項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(第6項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットの種別が、予め定めた種別であるかどうかを判定するパケット識別手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記パケット識別手段により、前記上流側の装置から受信したパケットが、前記予め定めた種別のパケットであると判定されたときに、当該パケットを前記出力制御手段を介して送出した後、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(第7項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置に対して、パケットの送出を一時的に中断させる指示パケットを送出する遅延制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置に対し、前記遅延差に基づく所定の時間だけパケット送出を中断させるための指示パケットを前記遅延制御手段に送出させた後に、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(第8項)
第1ないし7項のうちいずれか1項に記載の伝送装置における制御手段の機能を、当該伝送装置に実現させるためのプログラム。
(第9項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを一時的に保持するための遅延制御手段と、
前記遅延制御手段から読み出されたパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施した後、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されているパケットを読み出し、前記出力制御手段を介して送り出す
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。
(第10項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。
(第11項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットの種別が、予め定めた種別であるかどうかを判定するパケット識別手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記パケット識別手段により、前記上流側の装置から受信したパケットが、前記予め定めた種別のパケットであると判定されたときに、当該パケットを前記出力制御手段を介して送出した後、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。
(第12項)
上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置に対して、パケットの送出を一時的に中断させる指示パケットを送出する遅延制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置に対し、前記遅延差に基づく所定の時間だけパケット送出を中断させるための指示パケットを前記遅延制御手段に送出させた後に、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。
30 オペレーションシステム
11、15、16、19、51、53、54 インタフェース部
12 遅延制御部
13 出力先選択部
14 制御部
121 メモリ
17 パケット生成部
18 パケットモニタ部
52 合流部
122 PAUSEフレーム生成部
Claims (7)
- 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットの種別が、予め定めた種別であるかどうかを判定するパケット識別手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記パケット識別手段により、前記上流側の装置から受信したパケットが、前記予め定めた種別のパケットであると判定されたときに、当該パケットを前記出力制御手段を介して送出した後、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置に対して、パケットの送出を一時的に中断させる指示パケットを送出する遅延制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置に対し、前記遅延差に基づく所定の時間だけパケット送出を中断させるための指示パケットを前記遅延制御手段に送出させた後に、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の伝送装置における制御手段の機能を、当該伝送装置に実現させるためのプログラム。
- 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットの種別が、予め定めた種別であるかどうかを判定するパケット識別手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記パケット識別手段により、前記上流側の装置から受信したパケットが、前記予め定めた種別のパケットであると判定されたときに、当該パケットを前記出力制御手段を介して送出した後、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置に対して、パケットの送出を一時的に中断させる指示パケットを送出する遅延制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置に対し、前記遅延差に基づく所定の時間だけパケット送出を中断させるための指示パケットを前記遅延制御手段に送出させた後に、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013089396A JP5678123B2 (ja) | 2013-04-22 | 2013-04-22 | 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013089396A JP5678123B2 (ja) | 2013-04-22 | 2013-04-22 | 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010063329A Division JP2011199530A (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013165510A true JP2013165510A (ja) | 2013-08-22 |
JP5678123B2 JP5678123B2 (ja) | 2015-02-25 |
Family
ID=49176574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013089396A Active JP5678123B2 (ja) | 2013-04-22 | 2013-04-22 | 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5678123B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015070365A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 日本電気株式会社 | トランスポートネットワークシステム |
WO2019037394A1 (zh) * | 2017-08-22 | 2019-02-28 | 华为技术有限公司 | 基于时延传输路径控制方法、网络控制器和系统 |
US11616426B2 (en) | 2018-10-19 | 2023-03-28 | Atop S.P.A. | Method for manufacturing a stator |
WO2023181565A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 株式会社デンソー | 送信装置、方法、及びプログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0256133A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 回線切換方式 |
JPH09233079A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 伝送装置および輻輳回避方法 |
JP2002261809A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | データ通信処理装置 |
WO2006011225A1 (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 通信システム、パケットスイッチ装置、およびエッジノード装置 |
JP2007251256A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 光伝送システムの伝送路切替方法 |
-
2013
- 2013-04-22 JP JP2013089396A patent/JP5678123B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0256133A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 回線切換方式 |
JPH09233079A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-09-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 伝送装置および輻輳回避方法 |
JP2002261809A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | データ通信処理装置 |
WO2006011225A1 (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 通信システム、パケットスイッチ装置、およびエッジノード装置 |
JP2007251256A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 光伝送システムの伝送路切替方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015070365A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 日本電気株式会社 | トランスポートネットワークシステム |
WO2019037394A1 (zh) * | 2017-08-22 | 2019-02-28 | 华为技术有限公司 | 基于时延传输路径控制方法、网络控制器和系统 |
US11245605B2 (en) | 2017-08-22 | 2022-02-08 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Latency-based transmission path control method, network controller, and system |
US11616426B2 (en) | 2018-10-19 | 2023-03-28 | Atop S.P.A. | Method for manufacturing a stator |
US11949300B2 (en) | 2018-10-19 | 2024-04-02 | Atop S.P.A. | Method for manufacturing a stator |
WO2023181565A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 株式会社デンソー | 送信装置、方法、及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5678123B2 (ja) | 2015-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5678123B2 (ja) | 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム | |
US8687637B2 (en) | Communication control method and relay device | |
CN108989235A (zh) | 一种报文转发控制方法及装置 | |
JP2011199530A (ja) | 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム | |
JP4407369B2 (ja) | 無線ネットワークシステム、無線ネットワークシステムのパケットロス軽減方法、及び、無線通信装置 | |
US8854950B2 (en) | Transmission system, transmission method, and communication device | |
US9495256B2 (en) | Apparatus and method for switching a packet | |
JP2008211567A (ja) | トラフィック経路変更方法及びシステム | |
JP2009225285A (ja) | イーサネットの伝送方法、伝送装置およびシステム | |
JP2013005210A (ja) | パケット伝送システムおよびパケット伝送装置並びに無瞬断切替方法 | |
JP4630231B2 (ja) | パケット処理システム、パケット処理方法、およびプログラム | |
JP2012124736A (ja) | 通信インタフェース装置、送信制御方法および切断処理制御方法 | |
JP5601906B2 (ja) | 通信装置およびパケット中継方法 | |
JP2010041385A (ja) | ルータ及び輻輳制御方法 | |
JP2014143592A (ja) | スイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法 | |
JP6258376B2 (ja) | 無瞬断切替システム、無瞬断受信装置、無瞬断切替方法および無瞬断切替プログラム | |
JP6628684B2 (ja) | パケット転送装置およびパケット転送方法 | |
WO2023037416A1 (ja) | 遅延調整装置および冗長回線システム | |
JP2006245732A (ja) | パケットバッファ装置、パケット中継転送装置およびネットワークシステム | |
JP2012244348A (ja) | ネットワーク中継装置 | |
JP4760560B2 (ja) | パケット中継装置 | |
JP6299131B2 (ja) | トランスポートネットワークシステム | |
JP6528768B2 (ja) | 通信制御装置、通信制御方法及び通信制御プログラム | |
JP2013012827A (ja) | 通信システムおよび通信装置 | |
JP2016171496A (ja) | 通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5678123 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |