JP2013164711A - 演算装置及びその診断制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】演算装置内のソフトウェア障害時に、当該プロセッサの状態に関わらず、演算装置全体のリセット前に診断プログラムを実行すること。
【解決手段】本発明にかかる演算装置は、ソフトウェア障害を検出した場合に、演算処理部に対して当該ソフトウェア障害の障害要因を特定するための診断プログラムを実行させる実行指示を行う診断制御回路を備えるものである。そして、当該診断制御回路は、演算装置における非障害時の処理を行うための第1回路から、実行指示を行うための第2回路へ再構成可能である。また、ソフトウェア障害を検出した場合に、診断制御回路に対して第2回路への再構成を行わせるために再構成指示を行う構成制御回路をさらに備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、演算装置及びその診断制御方法に関し、特に、演算装置内のソフトウェア障害時に診断プログラムを実行するための演算装置及びその診断制御方法に関する。
特許文献1には、装置を小型化、かつ低コストにするためのフェールセーフ機能付き情報処理装置に関する技術が開示されている。特許文献1にかかる情報処理装置は、まず、複数の故障検出装置によって、複数の情報処理回路のいずれかの故障を検出する。故障が検出されたとき、再構成手段は、故障した情報処理回路に対応する再構成データを読み込む指令を再構成可能回路に出力する。再構成可能回路は、再構成データ保持回路に記憶されている再構成データから故障した情報処理回路に対応する再構成データを読み込み、読み込んだ再構成データに基づいて故障した情報処理回路の機能の一部を実行するフェールセーフ回路を構成する。入力制限回路は、入力された入力信号を故障した情報処理回路のフェールセーフを行なうために必要な入力信号のみに制限して出力する。再構成可能回路内に構成されたフェールセーフ回路は、入力制限回路から入力された入力信号に対応する代替出力信号を出力し、出力切替回路から代替出力信号を出力する。
特許文献2には、故障が検出された回路からリコンフィギュアラブル回路上に構築した代替回路への置換を速やかに実行可能な信号処理システムが開示されている。特許文献2にかかる信号処理システムは、まず、複数設けられた信号処理装置の中から対象装置を選択する。そして、選択された対象装置の検査のために、サポートECUのリコンフィギュアラブル回路部上に検査回路を構築する。検査回路は、二つの検査ブロックからなる。当該二つの検査ブロックは、いずれも対象装置の既存回路部と同等の機能を有する疑似回路からなる。対象装置から取得したログデータと、そのログデータに従って検査回路を動作させることで得られたデータとを比較する。これにより、既存回路部を構成する複数の機能ブロックのいずれかが故障であると判定されると、検査回路の一部を代替回路として、故障した機能ブロックを代替回路で置換する。
特開2000−81991号公報 特開2006−85555号公報
演算装置においてソフトウェア障害が発生した場合、通常、当該演算装置全体をリセットする必要がある。しかし、演算装置全体をリセットし、当該演算装置の初期化を含んだ通常のプログラムを再度立ち上げると、各種メモリやレジスタも初期化されてしまう。よって、演算装置のソフトウェア障害時に障害要因を特定することができない可能性があるという問題点がある。
ここで、演算装置のソフトウェア障害時に障害の発生要因を特定するには、当該障害の発生要因を特定するための診断プログラムを、演算装置全体をリセットする前にプロセッサにおいて動作させることが考えられる。
しかしながら、演算装置のソフトウェア障害時においては、プロセッサがハードウェアとしては故障していなくても当該ソフトウェア障害の影響によりストール等が発生するおそれがある。例えば、当該プロセッサが自身をリセットすることやリセット後に実行するプログラムを診断プログラムに切り替えることができないおそれがある。よって、演算装置のソフトウェア障害時にプロセッサが前記診断プログラムを実行できない場合には障害要因を特定することができない。
尚、上述した特許文献1及び2は、プロセッサのハードウェア故障時に予備のFPGA(Field Programmable Gate Array)を代替回路として再構成するものである。よって、演算装置のソフトウェア障害時における上述した問題点を解決することはできない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、演算装置内のソフトウェア障害時、すなわち、少なくともプロセッサがハードウェア的に動作可能なときに、当該プロセッサの状態に関わらず、演算装置全体のリセット前に診断プログラムを実行するための演算装置及びその診断制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる演算装置は、
ソフトウェア障害を検出した場合に、演算処理部に対して当該ソフトウェア障害の障害要因を特定するための診断プログラムを実行させる実行指示を行う診断制御回路を備える。
本発明の第2の態様にかかる演算装置の診断制御方法は、
ソフトウェア障害を検出し、
演算処理部に対して当該ソフトウェア障害の障害要因を特定するための診断プログラムを実行させる実行指示を行う。
本発明により、演算装置内のソフトウェア障害時、すなわち、少なくともプロセッサがハードウェア的に動作可能なときに、当該プロセッサの状態に関わらず、演算装置全体のリセット前に診断プログラムを実行するための演算装置及びその診断制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる演算装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる診断制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる演算装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる診断制御方法の処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態3にかかる演算装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3にかかる診断制御方法の処理の流れを示すシーケンス図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる演算装置1の構成を示すブロック図である。演算装置1は、演算処理部11と、診断制御回路12とを少なくとも備える。演算装置1は、例えば、情報処理装置等に用いられる。演算処理部11は、任意のコンピュータプログラムを実行可能な制御装置である。診断制御回路12は、演算装置1内のソフトウェア障害を検出した場合に、演算処理部11に対して当該ソフトウェア障害の障害要因を特定するための診断プログラムを実行させる実行指示を行う。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる診断制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。まず、診断制御回路12は、ソフトウェア障害を検出する(S11)。次に、診断制御回路12は、演算処理部11に対して診断プログラムの実行指示を行う(S12)。
演算装置1においてソフトウェア障害が発生した場合には、演算処理部11のハードウェア自体には故障がなく、通常は診断プログラムを実行可能である。しかし、ソフトウェア障害時に演算処理部11が常に診断プログラムを実行可能であることは保証できない。つまり、障害内容によっては、演算処理部11自体もストールしてしまい、診断プログラムの実行や演算処理部11のリセット自体も行えなくなるおそれがある。従来であればそのような場合には、演算装置1全体をリセットした上で診断プログラムを実行せざるを得なかった。そして、演算装置1全体のリセットにより演算装置1内の各種メモリやレジスタが初期化されてしまう。よって、ソフトウェア障害時における障害要因を特定することが困難となってしまうという問題があった。
そこで、本発明の実施の形態1にかかる演算装置1では、診断制御回路12を設けた。そのため、仮に、ソフトウェア障害の発生時に演算処理部11がストールしてしまっても、診断制御回路12が演算処理部11に対して診断プログラムの実行を指示することができる。これにより、演算装置1内のソフトウェア障害時、すなわち、少なくとも演算処理部11がハードウェア的に動作可能なときに、演算処理部11の状態に関わらず、演算装置1全体のリセット前に診断プログラムを実行することができる。そのため、演算装置1内の各種メモリやレジスタが初期化されない。よって、演算装置1のソフトウェア障害時における障害要因を特定することが容易となる。
<発明の実施の形態2>
上述した実施の形態1の場合には、診断制御回路12により演算装置1の回路規模が増大する懸念がある。そこで、本発明の実施の形態2では、非障害時には通常の動作に用いられている処理回路を、ソフトウェア障害発生時に再構成して、診断制御回路12として用いるものである。これにより、回路規模の増大を抑えた上で、実施の形態1の効果を奏することができる。
図3は、本発明の実施の形態2にかかる演算装置2の構成を示すブロック図である。演算装置2は、プロセッサ21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、再構成可能回路24と、構成制御回路25とを備える。ここで、プロセッサ21と、ROM22及びRAM23とはデータバスで接続されている。また、プロセッサ21、再構成可能回路24及び構成制御回路25はそれぞれデータバスで接続されている。
プロセッサ21は、上述した演算処理部11をプロセッサコアとして含む制御装置である。ROM22は、読み出し専用の不揮発性メモリである。RAM23は、読み書き可能な揮発性メモリであり、主記憶装置として用いられる。再構成可能回路24は、論理回路構成を再構成可能な集積回路である。すなわち、再構成可能回路24は、演算装置2における非障害時の処理を行うための第1回路から、診断プログラムの実行指示を行うための第2回路へ再構成可能である。また、再構成可能回路24は、第2回路から第1回路への再構成も可能である。そして、再構成可能回路24は、構成制御回路25からの再構成指示に応じて再構成を行う。
構成制御回路25は、再構成可能回路24における再構成を制御する集積回路である。構成制御回路25は、ソフトウェア障害を検出した場合に、再構成可能回路24に対して第2回路への再構成を行わせるために再構成指示を行う。また、構成制御回路25は、構成情報(通常系)251及び構成情報(診断系)252を保持している。構成情報(通常系)251は、上述した第1回路を構成するための情報である。構成情報(診断系)252は、上述した第2回路を構成するための情報である。尚、構成制御回路25は、少なくとも構成情報(診断系)252を有していればよい。また、構成制御回路25が保持する構成情報の種類及び数はこれ以上であってもよい。尚、構成情報(通常系)251及び構成情報(診断系)252は、構成制御回路25内又は構成制御回路25に接続された記憶装置に格納されているものとする。
ここで、本発明の実施の形態2にかかるプロセッサ21は、演算装置2内のソフトウェア障害を検出した場合に、構成制御回路25に対して構成情報(診断系)252の指定を含む障害通知を行う。そして、構成制御回路25は、障害通知に応じて構成情報(診断系)252に基づいて再構成可能回路24に対して再構成指示を行う。これにより、再構成可能回路24は、第2回路に再構成することができる。つまり、再構成可能回路24は、診断制御回路12として機能することができる。その後、再構成可能回路24は、プロセッサ21に対して診断プログラムの実行指示を行うことができる。
尚、ソフトウェア障害の内容によってプロセッサ21が障害通知を行えない場合であっても、構成制御回路25は、プロセッサ21がストールした場合における出力信号の変化等をもって上記障害通知とみなすこともできる。
図4は、本発明の実施の形態2にかかる診断制御方法の処理の流れを示すシーケンス図である。尚、前提として、再構成可能回路24は、第1回路として動作しているものとする。
まず、プロセッサ21は、ソフトウェア(SW)障害を検出する(S21)。そして、プロセッサ21は、構成制御回路25に対して障害通知を出力する(S22)。このとき、プロセッサ21は、障害通知に構成情報(診断系)252の指定を含める。
次に、構成制御回路25は、障害通知に指定された構成情報(診断系)252を上述した記憶装置から読み出す(S23)。そして、構成制御回路25は、構成情報(診断系)252に基づいて再構成可能回路24に対して再構成指示を行う(S24)。
そして、再構成可能回路24は、再構成指示に基づいて第1回路から第2回路へ再構成する(S25)。再構成後に、再構成可能回路24は、プロセッサ21に対して診断プログラムの実行指示を行う(S26)。
このように、本発明の実施の形態2により、既存のFPGAを診断制御用の回路に流用することで、回路規模を抑制することができる。さらに、演算装置2が複数のプロセッサ21を有している場合には、構成制御回路25は、プロセッサの種類に応じて複数の構成情報を保持しておき、各プロセッサから再構成用の構成情報の指定を受け付けることで、診断プログラムや構成内容を選択可能にして柔軟な診断処理が可能となる。
<発明の実施の形態3>
上述した発明の実施の形態2では、プロセッサから診断プログラムを直接読み出せる場所(例えば、ROM22やRAM23)に保持しておく必要がある。しかし、非障害時の通常の動作においては、ROM22やRAM23の領域を有効活用することが望ましい。そこで、本発明の実施の形態3では、診断プログラムをプロセッサの外部に保持しておくものである。
図5は、本発明の実施の形態3にかかる演算装置3の構成を示すブロック図である。演算装置3は、プロセッサ31と、Flash ROM32と、DDR(Double Data Rate) RAM33と、FPGA34と、CPLD(Complex Programmable Logic Device)35と、Flash ROM36とを備える。プロセッサ31とFPGA34とは、PCI(Peripheral Components Interconnect bus) Express BUS317で接続されている。プロセッサ31とCPLD35とは、データバス318で接続されている。
プロセッサ31は、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置である。プロセッサ31は、プロセッサコア311と、PIC(Programmable Interrupt Controller)312と、PCI Express Controller313と、Flash Controller314と、Memory Controller315とを備える。これらは、内部バス316で接続されている。
プロセッサコア311は、演算処理部11の一実施例である。PCI Express Controller313は、外部の装置(ここでは、FPGA34)とPCI Express BUS317を介した通信を制御する。また、PCI Express Controller313は、プロセッサ31の内部バス316のマスターとして動作することが可能である。つまり、PCI Express Controller313は、Memory Controller315を経由してDDR RAM33にリード/ライトすることが可能である。このため、FPGA34はPCI Express BUS317を介してPCI Express Controller313と通信することで、DDR RAM33にアクセスすることができる。同様に、PCI Express Controller313は内部バス316を介してPIC312にアクセスすることが可能である。これにより、FPGA34は、PCI Express BUS317を介してPIC312にアクセスし、プロセッサコア311に割込みを発生させることができる。
PIC312は、割込み装置であり、プロセッサコア311に対して割り込みを発生させる。これにより、プロセッサコア311において実行中の処理の切り替え及びプロセッサコア311のリセットが可能になる。この割込みを利用して、FPGA34がプロセッサコア311をリセットし、DDR RAM33上に展開した診断プログラムを実行させる。
Flash ROM32は、Flash Controller314の配下に専用バスで接続される。また、DDR RAM33は、Memory Controller315の配下に専用バスで接続される。
Flash Controller314は、配下に接続されたFlash ROM32へのアクセスを制御する。Flash ROM32は、DDR RAM33と比べてデータ転送速度が遅いが、不揮発性メモリであり、プロセッサ31の電源がオフでもデータが保持される。また、プロセッサ31の電源投入後、特に設定を必要せずにFlash ROM32の領域の一部にはアクセスが可能な状態となっている。よって、この領域にプロセッサ31の電源投入直後に実行したいプログラムのコードを配置することでプロセッサ31を起動させることができる。
Memory Controller315は、配下に接続されたDDR RAM33を制御する。DDR RAM33は、Flash ROM32と比べてデータ転送速度が速く、高速にリード及びライトができるが、揮発性メモリでありプロセッサ31の電源がオフになると保存したデータが失われる。このため、プロセッサ31の電源が投入され、Memory Controller315設定後にプログラムを書き込む必要がある。
プロセッサコア311は、演算装置3内のソフトウェア障害を検出した場合、データバス318を介してリコンフィグ制御信号RCFGを出力する。これにより、CPLD35に対して障害通知を行う。このとき、プロセッサコア311は、少なくとも再構成すべき集積回路の構成情報の指定を含めてリコンフィグ制御信号RCFGを出力する。さらに、プロセッサコア311は、実行すべき診断プログラムを指定してリコンフィグ制御信号RCFGを出力してもよい。
Flash ROM36は、構成情報361及び診断プログラム362を記憶する。構成情報361は、上述した構成情報(通常系)251及び構成情報(診断系)252に相当するものである。つまり、構成情報361は、FPGA34を再構成するためのコンフィグレーションデータといえる。また、構成情報361は、複数存在していてもよい。診断プログラム362は、プロセッサ31上で診断処理を実行するためのコンピュータプログラムである。Flash ROM36は、CPLD35と専用バスで接続されている。
CPLD35は、プロセッサ31からデータバス318を介したリコンフィグ制御信号RCFGに応じてFlash ROM36から構成情報361及び診断プログラム362を読み出し、読み出した構成情報361に基づいてFPGA34に対して再構成指示を行う。併せて、CPLD35は、読み出した診断プログラム362をFPGA34へ転送する。すなわち、CPLD35は、障害通知に応じてFPGA34に対して再構成指示と共に、診断プログラムを転送する。
CPLD35は、Flash ROM36に格納された複数の構成情報361及び診断プログラム362のうち、リコンフィグ制御信号RCFGに指定された構成情報361及び診断プログラム362を読み出す。つまり、CPLD35は、リコンフィグ制御信号RCFGに応じて複数のコンフィグレーションデータの中から選択し、再構成すべき構成情報を切り替えることができる。
FPGA34は、I/O341と、RAM342と、DMA(Direct Memory Access)343とを備える。I/O341は、PCI Express BUS317によりPCI Express Controller313と接続される。RAM342は、CPLD35から再構成指示と共に転送された診断プログラム362を格納する。FPGA34は、再構成指示に応じて構成を初期化し、構成情報361に基づいて集積回路を構成する。つまり、FPGA34は、再構成指示に基づき第2回路へ再構成する。
また、FPGA34は、再構成指示に基づき第2回路へ再構成後に、転送された診断プログラム362をプロセッサコア311へ転送する。そして、FPGA34は、転送後に、プロセッサコア311をリセットさせ、リセット後に転送済みの診断プログラム362を実行させる。
なお、本発明の実施の形態3では、コンフィグレーション・データを保存する不揮発性ROMをFPGA34外部のFlash ROM36としたがFPGA内部に不揮発で保存する構成でもよい。
図6は、本発明の実施の形態3にかかる診断制御方法の処理の流れを示すシーケンス図である。前提としてFPGA34は、演算装置3における非障害時の通常動作のための論理回路が構成されているものとする。
まず、プロセッサコア311は、ソフトウェア障害を検出する(S31)。そして、プロセッサコア311は、リコンフィグ制御信号RCFGを出力する(S32)。つまり、プロセッサ31は、FPGA34への診断プログラムロード要求を発行する。
この際、プロセッサコア311は、リコンフィグ制御信号RCFGに診断プログラムを実行させるためのコンフィグデータ、つまり、構成情報361及び診断プログラム362を指定する。または、プロセッサコア311は、通常動作中において常にデータバス318に信号を出力し続け、プロセッサコア311がソフトウェア障害伴いストール等した場合に、通常動作を示すデータバス318の信号が消えた場合をリコンフィグ制御信号RCFGとみなしてもよい。
次に、CPLD35は、構成情報及び診断プログラムを読出す(S33)。つまり、CPLD35は、リコンフィグ制御信号RCFGの指定に基づいてFlash ROM36から構成情報361及び診断プログラム362を読み出す。そして、CPLD35は、FPGA34に対して構成情報361に基づく再構成指示を行い、併せて、診断プログラム362を転送する(S34)。
続いて、FPGA34は、転送された診断プログラム362をRAM342に格納する(S35)。そして、FPGA34は、構成情報361に基づいて回路を再構成する(S36)。
FPGA34は、再構成し起動した後、DMA343を使用してRAM342に格納された診断プログラム362をDDR RAM33へ転送する(S37)。すなわち、FPGA34は、I/O341によりPCI Express BUS317を介してPCI Express Controller313へ診断プログラム362を転送する。そして、PCI Express Controller313は、受け付けた診断プログラム362を内部バス316及びMemory Controller315を介してDDR RAM33に格納する(S38)。
その後、FPGA34は、プロセッサコア311をリセットする(S39)。つまり、FPGA34は、PIC312にアクセスし、PIC312による割り込み後にプロセッサコア311をリセットする。
そして、FPGA34は、プロセッサコア311に対して診断プログラム362の実行指示を行う(S40)。その後、プロセッサコア311は、DDR RAM33から診断プログラム362を読み出して実行する(S41)。
このようにして、本願発明の実施の形態3では、再構成可能なFPGA34がRAM342に格納された診断プログラム362を転送するため、プロセッサコア311がソフトウェア障害に起因してストール等した場合でも、診断プログラム362に処理を切り替えることが出来る。
つまり、本発明の実施の形態3では、再構成可能な集積回路(FPGA34)と構成制御回路(CPLD35)を備えているため、プロセッサ31が実行するプログラムを診断用プログラム362に切り替えることができるという効果を奏する。
また、演算装置の初期化を実施する通常系プログラムを実行しないので、障害の要因特定に役立つレジスタ/メモリの値が初期化されずに読み出すことができるという効果も奏する。
さらに、構成情報361及び診断プログラム362をプロセッサ31の外であるFlash ROM36に保存しているため、再構成可能回路の再構成に関するデータを構成制御回路側で一括管理できる。また、予めプロセッサ側に診断プログラムが保存されていなくても、プロセッサが実行するプログラムを診断プログラムに切り替えることができる。
<その他の発明の実施の形態>
尚、本発明は、再構成可能な集積回路を使用したプログラム切り替え方式であって、ソフトウェア障害発生時にプロセッサコアのみを初期化し診断プログラムを実行させる方法ということもできる。
また、本発明は次のように言い換えることもできる。すなわち、演算装置に再構築可能な集積回路と構成情報を制御する回路を設け、診断プログラムを実行するための構成データを用意する。診断プログラムが必要になった際には構成情報を制御する回路が診断用構成データを使用し集積回路を再構築し、再構築された集積回路が診断プログラムをRAMに展開しプロセッサコアのみをリセットし診断プログラムを実行させる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
1 演算装置
11 演算処理部
12 診断制御回路
2 演算装置
21 プロセッサ
22 ROM
23 RAM
24 再構成可能回路
25 構成制御回路
251 構成情報(通常系)
252 構成情報(診断系)
3 演算装置
31 プロセッサ
311 プロセッサコア
312 PIC
313 PCI Express Controller
314 Flash Controller
315 Memory Controller
316 内部バス
317 PCI Express BUS
318 データバス
32 Flash ROM
33 DDR RAM
34 FPGA
341 I/O
342 RAM
343 DMA
35 CPLD
36 Flash ROM
361 構成情報
362 診断プログラム
RCFG リコンフィグ制御信号

Claims (10)

  1. ソフトウェア障害を検出した場合に、演算処理部に対して当該ソフトウェア障害の障害要因を特定するための診断プログラムを実行させる実行指示を行う診断制御回路を備える演算装置。
  2. 前記診断制御回路は、
    前記演算装置における非障害時の処理を行うための第1回路から、前記実行指示を行うための第2回路へ再構成可能であり、
    前記ソフトウェア障害を検出した場合に、前記診断制御回路に対して前記第2回路への再構成を行わせるために再構成指示を行う構成制御回路をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
  3. 前記構成制御回路は、
    前記第2回路を構成するための構成情報を有し、
    前記演算処理部は、
    前記ソフトウェア障害を検出した場合に、前記構成制御回路に対して前記構成情報の指定を含む障害通知を行い、
    前記構成制御回路は、
    前記障害通知に応じて前記構成情報に基づいて前記再構成指示を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の演算装置。
  4. 前記構成制御回路は、
    前記診断プログラムをさらに有し、
    前記障害通知に応じて前記診断制御回路に対して前記再構成指示と共に、前記診断プログラムを転送し、
    前記診断制御回路は、
    前記再構成指示に基づき前記第2回路へ再構成後に、前記転送された診断プログラムを前記演算処理部へ転送する
    ことを特徴とする請求項3に記載の演算装置。
  5. 前記診断制御回路は、
    前記実行指示として、前記演算処理部に対して前記診断プログラムを転送し、転送後に、前記演算処理部をリセットさせ、リセット後に転送済みの診断プログラムを実行させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の演算装置。
  6. ソフトウェア障害を検出し、
    演算処理部に対して当該ソフトウェア障害の障害要因を特定するための診断プログラムを実行させる実行指示を行う
    演算装置の診断制御方法。
  7. 前記演算装置は、
    当該演算装置における非障害時の処理を行うための第1回路から、前記実行指示を行うための第2回路へ再構成可能な診断制御回路と、
    当該再構成を制御する構成制御回路とを備え、
    前記構成制御回路において、前記ソフトウェア障害を検出した場合に、前記診断制御回路に対して前記第2回路への再構成を行わせるために再構成指示を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の演算装置の診断制御方法。
  8. 前記演算処理部において、前記ソフトウェア障害を検出した場合に、前記構成制御回路に対して前記第2回路を構成するための構成情報の指定を含む障害通知を行い、
    前記構成制御回路において、前記障害通知に応じて前記構成情報に基づいて前記診断制御回路に対して前記再構成指示を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の演算装置の診断制御方法。
  9. 前記構成制御回路において、前記障害通知に応じて前記診断制御回路に対して前記再構成指示と共に、前記診断プログラムを転送し、
    前記診断制御回路において、前記再構成指示に基づき前記第2回路へ再構成後に、前記転送された診断プログラムを前記演算処理部へ転送する
    ことを特徴とする請求項8に記載の演算装置の診断制御方法。
  10. 前記診断制御回路において、
    前記実行指示として、前記演算処理部に対して前記診断プログラムを転送し、転送後に、前記演算処理部をリセットさせ、リセット後に転送済みの診断プログラムを実行させることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の演算装置の診断制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015184725A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 論理集積回路および論理集積回路を構成するためのプログラム
CN116300780A (zh) * 2022-09-07 2023-06-23 广州汽车集团股份有限公司 零部件配置方法、装置、电子设备及存储介质

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