JP2013164044A - 内燃機関のアイドリングストップの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイドリングストップ時におけるエンジンの再始動を、再始動時の燃焼音を増加させることなく従来よりも速やかに行うことができる内燃機関のアイドリングストップの制御方法を提供する
【解決手段】エンジン2の停止要求が発生したときには、エンジン2のクランク軸3と連動して回転する高圧ポンプ11によりコモンレール14内で昇圧した燃料の目標圧力を増加させることで高いコモンレール圧力を維持し、その後に再始動要求が発生したときは、コモンレール圧力と、噴射ノズル16から燃料が噴射されかつその燃料が気筒内で燃焼するのに必要な最低圧力Psとを比較して、コモンレール圧力の方が高い場合には、コモンレール14の圧抜きをしてコモンレール圧力を最低圧力Psになるまで低下させてからエンジン2を再始動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のアイドリングストップの制御方法に関し、更に詳しくは、アイドリングストップ時におけるエンジンの再始動を、再始動時の燃焼音を増加させることなく、従来よりも速やかに行うことができる内燃機関のアイドリングストップの制御方法に関する。
近年、自動車のエンジンには、燃費の節減及び排気ガスによる環境悪化の防止の観点から、停車時においてエンジンを自動停止し、かつ発車時にエンジンを自動で再始動させる、いわゆるアイドリングストップ機構が搭載されるようになっている。具体的には、エンジンの停止要求が発せられたときにはエンジンへの燃料供給を停止し、エンジンの再始動要求が発せられたときは、燃料供給を再開してスタータでエンジンを再始動させることが自動的に行われるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、一般にディーゼルエンジンの燃料噴射システムには、高圧ポンプによりコモンレール内に圧送され蓄えられた燃料を噴射ノズルにより気筒内に噴射するコモンレールシステムが用いられている。このコモンレールシステムにおいて、エンジンを制御するECUは、コモンレールに設置された圧力センサの値をモニタして、コモンレール圧力(燃料圧)が運転条件で変化する適切な目標圧力になるように、高圧ポンプとコモンレールとの間に介設された流量制御弁を制御する。この高圧ポンプは、エンジンの出力に連動して駆動されるようになっている。
エンジンの再始動時において、コモンレール内に蓄えられた燃料が気筒内に噴射されて燃焼するためには、燃料が燃焼するための必要燃料圧だけでなく、噴射ノズルを安定して作動させるための最低圧力Psが必要となる。上述したように、コモンレール内の燃料圧は高圧ポンプの圧送量に依存するが、高圧ポンプはエンジンの出力に連動するため、エンジン回転速度が上昇するまでは燃料圧を最低圧力Psまで昇圧することは困難である。なお、コモンレールに蓄えられた燃料は、エンジンの停止中に噴射ノズルの油圧作動回路周りの圧力のシール性が不足して外部へ漏れ出してしまうため、燃料圧はほぼゼロになってしまう。そのため、エンジンの停止時から再始動時まで、燃料圧を最低圧力Psに維持することはできない。
従って、エンジンの再始動時において、燃料が安定して噴射される最低圧力Psを確保するためには、ある程度の間エンジンを回転させる必要がある。しかし、そのようにエンジンを回転させていては、再始動要求の発生からエンジンの再始動までにタイムロスが発生するので、ドライバーに再始動が遅いという感覚(もたつき感)を抱かせることになってしまう。
このドライバーのもたつき感を解消するには、エンジンの再始動時において、第1回目の圧縮行程から燃料の燃焼が開始されるようにすることが望ましい。しかし、エンジンをクランキングするスタータの駆動力では、エンジン停止時にほぼゼロになった燃料圧を最低圧力Psまで昇圧することはできないという問題がある。このような問題を解決するためには、エンジンの停止要求の発生と同時にコモンレール圧力の目標圧力を増加させることで高圧ポンプの圧送量を増加させて、再始動時まで必要な燃料圧を維持することが考えられる。
しかしながら、そのようにコモンレール圧力の目標圧力を増加すると、燃焼圧力上昇が過大になって、再始動時における燃焼音が大きくなるおそれがある。
特開2001−173546号公報
本発明の目的は、アイドリングストップ時におけるエンジンの再始動を、再始動時の燃焼音を増加させることなく従来よりも速やかに行うことができる内燃機関のアイドリングストップの制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成する第1発明の内燃機関のアイドリングストップの制御方法は、エンジンのクランク軸と連動して回転する高圧ポンプで目標圧力に昇圧した燃料をコモンレール内に蓄え、その蓄えられた燃料を噴射ノズルを通じて気筒内に噴射するコモンレールシステムを備えた内燃機関のアイドリングストップの制御方法であって、前記エンジンの停止要求が発生したときには、前記目標圧力を増加させ、その後に再始動要求が発生したときには、前記コモンレールの圧力と、前記噴射ノズルから燃料が噴射されかつその燃料が前記気筒内で燃焼するのに必要な最低圧力Psとを比較し、前記コモンレール圧力の方が高い場合には、該コモンレール圧力を前記最低圧力Psになるまで低下させてから前記エンジンを再始動させることを特徴とするものである。
上記の内燃機関のアイドリングストップの制御方法において、目標圧力をコモンレールシステムの最大許容圧力まで増加させる。
コモンレール圧力を前記最低圧力Psになるまで低下させるのは、噴射ノズルを燃料が前記気筒内に噴射しない程度に瞬間的かつ断続的に開閉することか、あるいは前記コモンレールに圧抜き弁を設けて、その圧抜き弁を断続的に開閉することで行うことが望ましい。
上記の目的を達成する第2発明の内燃機関のアイドリングストップの制御方法は、エンジンのクランク軸と連動して回転する高圧ポンプで目標圧力に昇圧した燃料をコモンレール内に蓄え、その蓄えられた燃料を噴射ノズルを通じて気筒内に噴射するコモンレールシステムを備えた内燃機関のアイドリングストップの制御方法であって、前記エンジンの停止要求が発生したときには、前記目標圧力を増加させ、再始動要求が発生したときには、前記エンジンを再始動させるとともに、前記噴射ノズルからの燃料噴射を通常の制御用マップとは異なる高圧燃料噴射用のマップに従って制御することを特徴とするものである。
本発明の内燃機関のアイドリングストップの制御方法によれば、エンジンの停止要求が発生したときにコモンレール圧力の目標圧力を増加させるとともに、その後に再始動要求が発生したときにコモンレールを圧抜きして、噴射ノズルから燃料が噴射されかつその燃料が気筒内で燃焼するのに必要な圧力である最低圧力Psまでコモンレール圧力を低下させるようにしたので、再始動時の第1回目の圧縮行程から気筒内で燃料が燃焼し、かつ燃焼圧力上昇が過大にならないため、再始動時の燃焼音を増加させることなく従来よりも速やかにエンジンの再始動を行うことができる。
内燃機関のアイドリングストップシステムの構成図である。 第1発明の実施形態からなる内燃機関のアイドリングストップシステムの制御方法を説明するフロー図である。 本発明の実施形態からなる内燃機関のアイドリングストップシステムの制御方法におけるエンジン回転速度及びコモンレール圧力の経時変化を示すグラフである。 内燃機関のアイドリングストップシステムの別の例の構成図である。 噴射ノズルのアクチュエータの特性を示すグラフである。 第2発明の実施形態からなる内燃機関のアイドリングストップシステムの制御方法を説明するフロー図である。 高圧燃料噴射用のマップの例を示すグラフである。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の内燃機関のアイドリングストップの制御方法を実施する内燃機関のアイドリングストップシステムを示す。
この内燃機関のアイドリングストップシステムは、燃料タンク1から供給される燃料で駆動するエンジン2と、そのエンジン2のクランク軸3の回りにフライホイール4を介して接続されたリングギア5と、そのリングギア6を通じてエンジン2をクランキングするスタータ6と、エンジン2の運転を制御するECU7とから主に構成されている。
エンジン2は、クランク軸3に接続するピストン8が往復動するシリンダ9からなる4個の気筒10を有している。燃料タンク1内に貯留する燃料は、高圧ポンプ11により燃料供給管12に介設された流量制御弁13を通じてコモンレール14へ圧送されて、コモンレール14内で蓄圧される。このときのコモンレール圧力(燃料圧)は、コモンレール14に取り付けられた圧力センサ15により測定される。蓄圧された燃料は、噴射ノズル16を通じて各気筒10内の圧縮空気中に噴射されて燃焼・膨張することでピストン8を上下動させる。高圧ポンプ11は、その駆動軸17が歯車18等を介してクランク軸3と機械的に連結しており、エンジン2の出力に連動して駆動されるようになっている。
スタータ6は、リングギア5に噛合可能なピニオン19と、そのピニオン19を回転駆動するモータ20とから主に構成されている。モータ20の回転軸21は、アクチュエータによってリングギア5に向けて伸縮可能になっている。
ECU7は、車両の運転状態に応じて適切なコモンレール圧力の目標圧力を決定し、圧力センサ15の検出値がその目標圧力になるように流量制御弁13を制御する。そして、制御用マップに従って噴射ノズル16内のアクチュエータ(例えば、ソレノイドや圧電素子など)を駆動して、各気筒10内に燃料を噴射させる。また、エンジン2の停止要求が発生したときには、噴射ノズル16からの燃料噴射を停止する。一方、エンジン2の再始動要求が発生したときには、モータ20を起動してピニオン19を回転駆動させ、アクチュエータにより回転軸21を伸長させてピニオン19をリングギア5に噛合させることでエンジン2をクランキングする。なお、エンジン2の停止要求は、例えば、車速(車輪速センサにより検知)やバッテリー電圧などの項目のうちのいくつかが、所定の条件を満たしたときに発せられる。また、エンジン2の再始動要求は、例えば、ギアの位置やクラッチペダルの状態などが、所定の条件を満たしたときに発せられる。
更にECU7は、フライホイール4又はリングギア5の側面に取り付けられた回転センサ22により、エンジン2の回転速度を検知する。この回転センサ22としては、ホール素子や電磁ピックアップにより、フライホイール4の表面に刻まれた凹凸やリングギア5の歯数を検出するものを例示することができる。
このような構成を有するアイドリングストップシステムにおいて、エンジンの停止要求が発生した場合における、第1発明の実施形態からなる内燃機関のアイドリングストップの制御方法を、図2に示すフロー図に基づいて以下に説明する。
まず、エンジン2の停止要求が発生すると(S10)、流量制御弁13を開弁してコモンレール圧力(燃料圧)の目標圧力を増加させる(S20)。この目標圧力の増加値としては、エンジン2の再始動時の通常の目標圧力(例えば、アイドリング時の目標圧力である30MPa)超である必要があるが、望ましくは、高圧ポンプ11の能力やコモンレールシステムの高圧部分のシール性などから定められるコモンレール14の最大許容圧力(例えば、180〜200MPa)とする。なお、このような最大許容圧力は、実用上は流量制御弁13の開度を約100%にすることで設定する。
そして、エンジン2の再始動要求が発生したときには(S30)、コモンレール圧力と最低圧力Psとを比較し、コモンレール圧力の方が高い場合には(S40)、コモンレール14の圧抜きを行い(S50)、コモンレール圧力を最低圧力Psになるまで低下させる(S60)。この最低圧力Psは、噴射ノズル16から燃料が噴射されかつその燃料が気筒10内で燃焼するのに必要な圧力であり、例えば上述したアイドリング時の目標圧力である30MP以上の値を用いることができる。そして、コモンレール圧力が最低圧力Psになったときに、スタータ6によりエンジン2をクランキングして再始動させる(S70)。
このときのエンジン回転速度及びコモンレール圧力の経時変化の例を図3に示す。なお、エンジン回転速度は、回転センサ22による検出値を基にしている。
エンジン2の停止要求が発生すると、ECU7は燃料噴射量をゼロにする(図3(b))とともに、コモンレール14の目標圧力を最大許容圧力に増加させる。この目標圧力の増加により、高圧ポンプ11の吐出量が増大し、コモンレール圧力がゼロから増加する(図3(c))。また、高圧ポンプ11の圧送量の増加によってクランク軸3にかかる負荷などにより、エンジン回転速度が低下する(図3(a))。
一方、このエンジン回転速度の低下に伴う高圧ポンプ11の吐出量の減少により、コモンレール圧力は実際には最大許容圧力まで到達せず、吐出量と高圧ポンプ11や噴射ノズル16からの燃料のリーク量とがバランスした時点においてピーク値を示し、その後は減少に転じることになる(図3(c))。
そして、エンジン2の再始動要求が発生すると、ECU7はコモンレール14の圧抜きを指令し(図3(d))、圧抜き手段を起動する。この圧抜き手段によりコモンレール圧力は低下するので(図3(c))、最低圧力Psになったときに燃料噴射を開始する(図3(b))。それにより、エンジン2の再始動時の第1回目の圧縮行程から気筒10内で燃料が燃焼するので、エンジン回転速度が急激に増加する(図3(a))。
このように、エンジン2の停止要求が発生したときにコモンレール圧力の目標圧力を増加させるとともに、その後に再始動要求が発生したときにコモンレール2を圧抜きして、噴射ノズル16から燃料が噴射されかつその燃料が気筒10内で燃焼するのに必要な圧力である最低圧力Psまでコモンレール圧力を低下させることで、エンジン2の再始動時の第1回目の圧縮行程から気筒10内で燃料が燃焼し、かつ燃焼圧力上昇が過大にならないため、再始動時の燃焼音を増加させることなく従来よりも速やかにエンジン2の再始動を行うことができるのである。
コモンレール14の圧抜き手段としては、既存の噴射ノズル16を利用する方法と、図4に示すような新たに専用の圧抜き弁23を用いる方法とがある。
前者の噴射ノズル16を利用する方法においては、噴射ノズル16内のアクチュエータを、気筒10内に燃料が噴射しない程度の微小な時間で断続的に(パルス状に)作動させて、燃料圧を作動油として抜くようにする。
また、後者の圧抜き弁23を用いる方法では、アクチュエータにより電気的に開閉可能な圧抜き弁23をコモンレールに設置し、ECU7で制御して圧抜き弁23を断続的に作動させて圧抜きを行うようにする。
噴射ノズル16を利用する場合におけるアクチュエータの作動時間としては、例えば図5から求められるように、燃料噴射量(燃料漏出量)がゼロとなる最小パルス幅Pw(約150〜550マイクロ秒)とすることが好ましく例示される。但し、複数の噴射ノズル16間のバラツキを考慮して、最小パルス幅Pwに補正係数k(例えば0.5)を乗じることが好ましい。また、アクチュエータの作動頻度としては、図1や図4のような4気筒10のエンジンでは、180°未満のクランク角度毎(例えば10°毎)や一定時間毎(例えば10ミリ秒毎)とするのが良い。
図6は、第2発明の実施形態からなる内燃機関のアイドリングストップの制御方法を示す。上述の図2に示す第1発明の実施形態では、コモンレール14の圧抜きの際に噴射ノズル16の負担が増加して使用寿命が短くなったり、新たに圧抜き弁23を取り付けるためのコストが増加する可能性がある。そのため、本第2発明の実施形態では、エンジン2を再始動させる(S40)とともに、噴射ノズル16からの燃料噴射を通常の制御用マップとは異なる高圧燃料噴射用のマップに従って制御する(S50)ようにしている。この高圧燃料噴射用のマップは、燃焼音の低減に有利な制御を行うものであり、例えば噴射のタイミングを遅延させたり、噴射を分割して行ったりする制御内容が記載されている。
高圧燃料噴射用のマップの例を図7に示す。この例では、ベースとなる通常の制御用マップに対して、噴射のタイミングを遅延させる補正量をコモンレール圧力に応じて規定している。このように噴射のタイミングを適切に遅延させることで、燃焼圧力の上昇を抑えて燃焼音の増加を防止することができる。
1 燃料タンク
2 エンジン
3 クランク軸
4 フライホイール
5 リングギア
6 スタータ
7 ECU
8 ピストン
9 シリンダ
10 気筒
11 高圧ポンプ
12 燃料供給管
13 流量制御弁
14 コモンレール
15 圧力センサ
16 噴射ノズル
17 駆動軸
18 歯車
19 ピニオン
20 モータ
21 回転軸
22 回転センサ
23 圧抜き弁

Claims (5)

  1. エンジンのクランク軸と連動して回転する高圧ポンプで目標圧力に昇圧した燃料をコモンレール内に蓄え、その蓄えられた燃料を噴射ノズルを通じて気筒内に噴射するコモンレールシステムを備えた内燃機関のアイドリングストップの制御方法であって、
    前記エンジンの停止要求が発生したときには、前記目標圧力を増加させ、
    その後に再始動要求が発生したときには、前記コモンレールの圧力と、前記噴射ノズルから燃料が噴射されかつその燃料が前記気筒内で燃焼するのに必要な最低圧力Psとを比較し、
    前記コモンレール圧力の方が高い場合には、該コモンレール圧力を前記最低圧力Psになるまで低下させてから前記エンジンを再始動させることを特徴とする内燃機関のアイドリングストップの制御方法。
  2. 前記目標圧力を前記コモンレールシステムの最大許容圧力まで増加させる請求項1に記載の内燃機関のアイドリングストップの制御方法。
  3. 前記噴射ノズルを前記燃料が前記気筒内に噴射しない程度に瞬間的かつ断続的に開閉することで、前記コモンレール圧力を前記最低圧力Psになるまで低下させてから前記エンジンを再始動させる請求項1又は2に記載の内燃機関のアイドリングストップの制御方法。
  4. 前記コモンレールに圧抜き弁を設け、前記圧抜き弁を該圧抜き弁を断続的に開閉することで、前記コモンレール圧力を前記最低圧力Psになるまで低下させてから前記エンジンを再始動させる請求項1又は2に記載の内燃機関のアイドリングストップの制御方法。
  5. エンジンのクランク軸と連動して回転する高圧ポンプで目標圧力に昇圧した燃料をコモンレール内に蓄え、その蓄えられた燃料を噴射ノズルを通じて気筒内に噴射するコモンレールシステムを備えた内燃機関のアイドリングストップの制御方法であって、
    前記エンジンの停止要求が発生したときには、前記目標圧力を増加させ、
    その後に再始動要求が発生したときには、前記エンジンを再始動させるとともに、前記噴射ノズルからの燃料噴射を通常の制御用マップとは異なる高圧燃料噴射用のマップに従って制御することを特徴とする内燃機関のアイドリングストップの制御方法。
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