JP2013162857A - 医療用挿管引き抜き防止具 - Google Patents

医療用挿管引き抜き防止具 Download PDF

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孝之 香高
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Abstract

【課題】
本発明の課題は、引き抜きによる挿管の伸びがあっても、予備長部分が延びることで管の挿入部分の引き抜きには影響しない医療用挿管引き抜き防止具を提供することである。
【解決手段】
本発明の医療用挿管引き抜き防止具は、患者に備える医療用挿管に伸縮自在の予備長を与える予備長手段を有し、引き抜き応力に対して予備長手段による予備長部を伸ばすことで挿管の患者への適用部には応力が及ばないようにして引き抜き状態に至り難くしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療上の治療における点滴、透析、輸血などの血管へ挿入するものや、気管カニューレ、気管チューブ、カテーテルなどの医療用挿管を体に患者の体に固定し、且つ引き抜きを防止するための医療用挿管引き抜き防止具に関するものである。
従来、点滴を例に取ってみると、患者の対象とする静脈に点滴針を挿入し、点滴針の把手部の外管を外した後、これに点滴管に接続した管ユニットを挿入して、粘着テープ等で患者の身体に固定していた。このような医療用に体の中に挿入して治療に供される医療用の挿管として、点滴管以外に透析、輸血や気管カニューレ、気管チューブ、カテーテルなど沢山のものが挙げられる。
医療安全分野の調査によれば、これらに共通して施療中の医療用挿管の引き抜き事故の割合が極めて高く、しかも、睡眠中や、意識外や或いは故意による患者本人による引き抜きが多いことが問題になって久しい。勿論、引き抜きにより治療が満足にいかないだけでなく、場合によっては死亡事故につながる生命の危険がある。このような事情に対応して、
多くの対策が提案されている。
1は、引き抜きができないための提案であり、これには、対象部を固定するものと、引き抜く動作ができないように手を使えなくするものがある。2は、引き抜きがあったことをセンスして回復させる検知するものがある。本発明は、1の場合の提案であるが、これには従来例として、特許文献1、特許文献2では、手を使えないようにベッドなどに固定するもの、患者の手を使えなくする手袋(ミット)を被せるもの、特許文献3では、医療用挿管が施術された腕に包囲する筒状体(袖口)が提案されている。
ベッドなどに前腕を固定する固定具や、手袋は、手を使えないため引き抜きができないという点で優れているが、その他の動作も制限されてしまい、「動作を制限されているという」患者への精神的負荷が大きいので必ずしも良い対策ではない。筒状体(袖口)は、図7の7−Aに示すようなものであり、施術された管部を腕ごと覆ってしまい、袖口で例えば腕に締め付けるように固定するため、固定後は動かず、更に、医療用挿管に触れることはできないため、引き抜くことはできないように思われる。しかしながら、腕に締め付ける固定は、腕を袖の固定帯で巻くように固定するので、腕の横方向にはずれないように思われるが、実際は回転するほうにずれることと、最も良くないのは、帯を巻いた方向とは直角が腕の長手方向には容易にずれるため、実際は簡単に引き抜きができてしまう欠点がある。即ち、衣服の袖口と同様に、袖口の腕の周りの回転と腕の前後への移動が容易なことと同じなため、引き抜きの対策のための固定としては、不十分である。2の引抜をセンスする提案としては、特許文献4には、管の外れを磁気センサで検知するがあり、特許文献5には、7−Bに示すように伸縮自在コイルの伸びたときにコイルの相隣り合う線間が伸びて離れることを利用して、この相隣り合う線の間に接触・離間する対の電極を備えて電気接点としたセンサが提案されている。いずれにしてもセンサのみでは、引き抜けたことはセンスできるが、すでに引き抜けた後であるので、引き抜けを防止することではなく、満足とは言いがたい。
実用新案登録第3061339号 実用新案登録第3134866号 特開2002−35100 特開2010−2010961 特開2010−340454
本発明の課題は、引き抜きによる挿管の伸びがあっても、予備長部分が延びることで管の挿入部分の引き抜きには影響しない医療用挿管引き抜き防止具を提供することである。
本発明の医療用挿管引き抜き防止具は、患者に備える医療用挿管に伸縮自在の予備長を与える予備長手段を有し、引き抜き応力に対して予備長手段による予備長部を伸ばすことで挿管の患者への適用部には応力が及ばないようにして引き抜き状態に至り難くしたことを特徴とする。尚、予備長部の伸張により警報を行う警報手段を更に備えることができる。
以下請求項に沿って述べる。
請求項1記載の発明は、医療用挿管引き抜き防止具であって、
本発明の医療用挿管引き抜き防止具は、患者に備える医療用挿管を患者の身体またはその周辺物に把持する固定具と、引き抜き応力に対して前記医療用挿管の予備長部を伸ばすことを可能とするために、前記医療用挿管に前記予備長部を付与する予備長付与手段とを有して、
前記医療用挿管の患者への適用部には前記引き抜き応力が及ばないようにして、引き抜き状態に至り難くすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の医療用挿管引き抜き防止具において、
前記予備長付与手段は、
前記医療用挿管を巻き回する又は沿わせる複数のガイドピンを前記引き抜き応力に対応して、前記ガイドピンの間隔が変わるように、前記ガイドピンを可動自在とするか、又は、前記ガイドピンが倒れて前記医療用挿管の巻き回又は沿い状態が解除可能するように前記ガイドピンが倒立自在としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の医療用挿管引き抜き防止具において、
前記予備長付与手段は、
前記医療用挿管を巻き回するものであって、軸の周りに回転自在に軸支された円柱状のドラムを有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の医療用挿管引き抜き防止具において、
前記予備長付与手段は、
前記医療用挿管の長手方向に伸縮する復元弾性体の伸縮方向に沿った所望の箇所に取り付けた、前記医療用挿管を把持しこれを沿わせる複数個の挿管把持具を有する。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の医療用挿管引き抜き防止具において、
医療用挿管引き抜き防止具上で患者側から遠い方へは前記医療用挿管の予備長部の引き出しが行われ、患者側から近い側では、前記医療用挿管を動かしたくない場合に、患者側から近い側の前記医療用挿管引き抜き防止具上に、前記医療用挿管を固定する医療用挿管固定具を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2又は請求項3又は請求項4のいずれか一つに記載の医療用挿管引き抜き防止具において、
前記ガイドピン、又は前記ドラム、又は前記挿管把持具に、電気接点又は検出素子と、前記ガイドピン又は前記ドラム、又は前記挿管把持具の移動を検出し警報を発生するか又は及び通報を行う電気回路とを備えた警報装置を有することを特徴とする。
以上の様に構成されているので、本発明による医療用挿管引き抜き防止具は、引き抜きの引っ張り応力が発生しても、挿管の予備長付与手段による予備長部が伸びることで、挿管の患者への適用部には応力が及ばないことで引き抜き状態に至り難く、又、予備長部が伸びた状態をセンスすることで、引き抜き状態にならない状態で引き抜き応力があったことを知ることができるため、安全の度合いが格段に増すことができる。
本発明の医療用挿管引き抜き防止具の一実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管引き抜き防止具の別の実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管引き抜き防止具の更に別の実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管引き抜き防止具の更に別の実施態様を示す図である。 本発明の医療用挿管引き抜き防止具の患者側端での挿管を固定する固定具と使用状態の一実施態様を示す図である。 予備長部伸び状態をセンスする警報装置を備えた本発明の医療用挿管引き抜き防止具の一実施態様を示す図である。 医療用挿管の引き抜きを防止する従来の手段の例を示す図である。
本発明の医療用挿管引き抜き防止具は、患者に備える医療用挿管を患者の身体またはその周辺物に把持する固定具と、引き抜き応力に対して予備長付与手段による医療用挿管に予備長部を付与してこれを伸ばすことで挿管の患者への適用部には応力が及ばないようにして引き抜き状態に至り難くする患者に備える医療用挿管に伸縮自在の予備長を与える予備長手段を有することを特徴とする。
以下図に沿って説明する。
図1は、本発明の医療用挿管引き抜き防止具の一実施態様を示す図である。
1−Aでは、医療用挿管に予備長付与手段110と医療用挿管が保持された予備長付与手段110を患者の身体またはその周辺物に把持する第一の固定具100を備えている。
予備長付与手段110には、医療用挿管を巻きつけて予備長部を作るための相互に近接離間が可能な複数のガイドピン111とこれを滑動自在に支持する滑動ガイド112と基台113と基台113に滑動ガイド112を固定する第二固定具114とを有している。更に医療用挿管をガイドピン111に巻きつけた後、上から押さえる蓋115を備えると好都合である。蓋115は、この例では、基台113との間に回転結合部116を有していて回転が可能である。勿論、他の手段により蓋の開閉は可能なことは当然である。
二つのガイドピン111を引き伸ばすように第一復元弾性体117が備えてあって、通常はガイドピン111間の間隔が広がった状態にある。これに医療用挿管を巻きつけて蓋115をして使用状態とする。
1−Bには、予備長付与手段110のうち、蓋115、回転結合部116を省いて、医療用挿管130が巻きつけられた状態を示す。この状態で、たまたま回転結合部116の引き抜き応力が掛かった場合は、1−Cに示すように、ガイドピン111が滑動ガイド112に沿って、滑動して、二つのガイドピン111間の間隔が狭くなって、その分、引き抜き応力に応じて出てゆく。即ち、相互に近接・離間可能な二つのガイドピン111が、その間隔を変えることで医療用挿管に予備長部を与えている。このようにして、引き抜き応力を緩和して、挿管の患者への適用部には応力が及ばないようにしている。
第一の固定具100は、予備長付与手段110を支えて、患者の身体またはその周辺物に把持するものであって、ここでは、巻き帯の例を示している。巻き帯の相対する二つの先端には、帯を結節するホック、ボタン、面アスナー、粘着体、吸引パッドなどの結合体を備えることが好都合である。以後、図3の3−Aを例外として図1から図6に亘り、図には、第一の固定具100の記述を省略し、予備長付与手段110の記述のみとする。
1−Dでは、1−Bとの違いは、ガイドピン111と滑動ガイド112の対を2組備えていることである。このように複数の組を備えることができる。尚、130A、130Bに示すように、医療用挿管130の巻きつけ方も異なる状態が可能となる。
1−Eは、1−Aから1−Dの場合とは少し違う例である。ガイドピン111は、複数個が一つの基片118の上に固定されていて、ガイドピン111と基片118の対が二組あって、基片118を滑動ガイド112が滑動自在に支持している。医療用挿管130が巻きつけられた状態を示しているが、これが引き抜きの応力を受けると、基片118が矢印の方向で滑動して、基片118従って、ガイドピン111の間隔が狭まり、引き抜き応力に応じて予備長部が引き出されて応力を緩和する。
1−Fは、更に違った例となる。複数のガイドピン111が、1−Aで述べた第一復元弾性体117に所望の間隔離して取り付けてある。複数のガイドピン111の取り付け方は、図のように、二つの行に並ぶようにし、行を交互に縫うようにガイドピン111に医療用挿管130を沿わせられるように配置する。行ごとのガイドピン111は、ガイドピン111に開いたガイド孔119をガイド棒120が貫通した状態になっていて、更に、ガイド棒120と開口穴121にそって、第一復元弾性体117の伸縮とともにガイドピン111が矢印方向に動いて、これに沿わせた医療用挿管130が、引き抜き応力に応じて予備長部が引き出されて応力を緩和するようになっている。
図2は、本発明の医療用挿管引き抜き防止具の別の実施態様を示す図である。
図1は、ガイドピン111が滑動するものであったが、図2では、回転して倒れることで、医療用挿管130がガイドピン111から外れて、予備長部が引き出されるものである。
2−Aでは、ガイドピン111の基部が回転自在に軸棒201に軸支され、又、第二の復元弾性体202を介して筐体に固定されている。このようなガイドピン111が複数個あって、この間に医療用挿管130が巻き回又は沿わせている。 引き抜き応力があると、ガイドピン111は、軸棒201の周りに回転し倒れて、医療用挿管130の巻き回が外れることで、医療用挿管130の予備長部が引き出される。
2−Bでは、2−Aでのガイドピン111の倒れる方向とは直角な方向に倒れるようにしたことが違う点である。
図3は、本発明の医療用挿管引き抜き防止具の更に別の実施態様を示す図である。
先ず、3−Bにおいて医療用挿管130を巻き回するロールドラム300について述べる。
これは、ドラム301とこれを回転自在に軸支する軸柱302、軸柱302とドラム301の間に介挿された第三の復元弾性体303を備えている。ドラム301には突起304があって、ここに医療用挿管130をかけて、ドラム301に巻き回する。
3−Aには、予備長付与手段110の筐体にロールドラム300を取り付けたもので、これで、予備長付与手段110が完成されている。 引き抜き応力があると医療用挿管130が引かれてドラム301が回転し、医療用挿管130の予備長部が引き出される。尚、第三の復元弾性体303は必ずしも無くとも機能が実現できる。
図4は、本発明の医療用挿管引き抜き防止具の更に別の実施態様を示す図である。
第四の復元弾性体401(この例ではコイル形状をしたバネ)の所望の箇所に医療用挿管130を把持する挿管把持具402が複数個取り付けてある。第四の復元弾性体401に沿うようにして医療用挿管130を挿管把持具402把持させると、引き抜き応力があると第四の復元弾性体401と一緒に医療用挿管130も伸びて、予備長部が引き出される。
図5は、本発明の医療用挿管引き抜き防止具の患者側端での挿管を固定する固定具と使用状態の一実施態様を示す図である。
引き抜き応力があった場合に、医療用挿管引き抜き防止具上で患者側から遠い(遠端)方へは医療用挿管130の予備長部の引き出しが行われ、患者側から近い側(近端)では、医療用挿管130を動かしたくない場合に、医療用挿管引き抜き防止具上で近端の医療用挿管130を固定する固定具の例である。5−Aでは、医療用挿管130を二つの挟持板(ここではたまたま円板にしてある)501A、501Bを有するものを示しているが、
挟持板501Aは、挟持板501Aに対して、近接・離間できるようにここでは、移動棒502に沿って、又は、これと共に動くことができる。医療用挿管130が滑って容易に外れないように、収容溝503、ギザギザの凹凸部504を挟持板501A、501Bの対向面に備えると効果的である。5−Bでは、今までに示したどの図の医療用挿管引き抜き防止具に適用することも可能であるが、1−Bのものの近端に適用した図を示している。
5−B、5−Cでは、更に簡単な固定具の例である。医療用挿管130を挟みこめるように医療用挿管130よりわずかに小さい径の挟持部となる断面が樋形状辺と二つの対向する樋形状辺を用いたものである。
図6は、予備長部伸び状態をセンスする警報装置を備えた本発明の医療用挿管引き抜き防止具の一実施態様を示す図である。
これも警報装置は色々のものが適用でき、図1から図4のどの医療用挿管引き抜き防止具にも適用が可能であるが、1−Bに適用した例で示されている。
ガイドピン111には、これとともに動く移動電気切片601があって、他方予備長付与手段110の基台113上には、固定の電気切片602がある。両電気切片には、電源603とブザーなどの警報発生具604が配線でつながれているので、ガイドピン111が移動して両電気切片が接触すると、警報具が警報を発生する。6−Bには、この警報を発生している状態を示している。尚、警報装置は一番単純なもので示したが、制御回路や通信回路を備えた場合には、監視センターとの交信も可能であることは言うまでもない。
尚、図6では、ガイドピン111のみに警報装置を適用した例を示したが、図3のロールドラムや、図4の第四の復元弾性体の場合も適用が出来る。図4では、第四の復元弾性体や挿管把持具に電気接点や検出素子を付けることが可能である。図3のドラムでも所望の位置に電気接点や検出素子を付けて回転により接触などの検出状態にすることが出来るからである。尚、図6では電気接点を例に示したが、磁石と磁気センサ、近接センサ、発光ダイオードと受光ダイオードなどや検出素子としての使用が可能であり、また、ガイドピンなどとともに移動する機械的爪が外れて、警報器の停止状態が解除されることで警報を発生又は通報をおこなわせることも可能である。
尚、第一から第四の復元弾性体とも金属、合成樹脂などの材質のバネ、ゴム、スポンジ等の素材で構成が出来る。
以上のように本発明による医療用挿管引き抜き防止具、引き抜き応力に対応して医療用挿管の予備長部を引き出させ、挿管の人体への適用部には応力を及ぼさない、且つ警報をつければ、事故に至らない状態で警報を出すので、安全性が向上するので、産業上の利用性が極めて大きい。
100 第一の固定具
110 予備長付与手段
111 ガイドピン
112 滑動ガイド
113 基台
114 第二固定具
115 蓋
116 回転結合部
117 第一の復元弾性体
118 基片
119 ガイド孔
120 ガイド棒
121 開口穴
130 医療用挿管
201 軸棒
202 第二の復元弾性体
300 ロールドラム
301 ドラム
302 軸柱
303 第三の復元弾性体
304 突起
401 第四の復元弾性体
402 挿管把持具
501A、501B 挟持板
502 移動棒
503 収容溝
504 凹凸部
601 移動電気切片
602 固定の電気切片
603 電源
604 警報発生具

Claims (6)

  1. 本発明の医療用挿管引き抜き防止具は、患者に備える医療用挿管を患者の身体またはその周辺物に把持する固定具と、引き抜き応力に対して前記医療用挿管の予備長部を伸ばすことを可能とするために、前記医療用挿管に前記予備長部を付与する予備長付与手段とを有して、
    前記医療用挿管の患者への適用部には前記引き抜き応力が及ばないようにして、引き抜き状態に至り難くすることを特徴とする医療用挿管引き抜き防止具。
  2. 前記予備長付与手段は、
    前記医療用挿管を巻き回する又は沿わせる複数のガイドピンを前記引き抜き応力に対応して、前記ガイドピンの間隔が変わるように、前記ガイドピンを可動自在とするか、又は、前記ガイドピンが倒れて前記医療用挿管の巻き回又は沿い状態が解除可能するように前記ガイドピンが倒立自在としたことを特徴とする請求項1記載の医療用挿管引き抜き防止具。
  3. 前記予備長付与手段は、
    前記医療用挿管を巻き回するものであって、軸の周りに回転自在に軸支された円柱状のドラムを有することを特徴とする請求項1記載の医療用挿管引き抜き防止具。
  4. 前記予備長付与手段は、
    前記医療用挿管の長手方向に伸縮する復元弾性体の伸縮方向に沿った所望の箇所に取り付けた、前記医療用挿管を把持しこれを沿わせる複数個の挿管把持具を有する請求項1記載の医療用挿管引き抜き防止具。
  5. 医療用挿管引き抜き防止具上で患者側から遠い方へは前記医療用挿管の予備長部の引き出しが行われ、患者側から近い側では、前記医療用挿管を動かしたくない場合に、患者側から近い側の前記医療用挿管引き抜き防止具上に、前記医療用挿管を固定する医療用挿管固定具を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の医療用挿管引き抜き防止具。
  6. 前記ガイドピン、又は前記ドラム、又は前記挿管把持具に、電気接点又は検出素子と、前記ガイドピン又は前記ドラム、又は前記挿管把持具の移動を検出し警報を発生するか又は及び通報を行う電気回路とを備えた警報装置を有することを特徴とする請求項2又は請求項3又は請求項4のいずれか一つに記載の医療用挿管引き抜き防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113499528A (zh) * 2021-07-09 2021-10-15 广东医科大学附属第二医院 Picc半自动拔除装置

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