JP2013162757A - パセリの栽培方法と、食味が調整されたパセリ - Google Patents

パセリの栽培方法と、食味が調整されたパセリ Download PDF

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佐季子 白澤
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Abstract

【課題】パセリの成長と食味の調整とを図ることのできるパセリの栽培方法を提供する。
【解決手段】波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光とを含む光であって、前記赤色光の光量割合を前記青色光の光量割合よりも大となるようにした赤色調整光を第1人工光源から照射して収穫可能の大きさに育成したパセリに、前記青色光の光量割合を赤色光の光量割合以上となるようにした青色調整光を第2人工光源から照射して収穫する。
【選択図】なし

Description

本発明はパセリに所定波長の光を照射して成長と食味の調整とを図るパセリの栽培方法と、食味が調整されたパセリに関するものである。
パセリはビタミンやカロチンを多く含む栄養豊富な野菜として知られている。しかし、一般に市場に出回るパセリは、芳香とともに独特の強い苦みがあり、好みが分かれると共に、食される量を限定する要因になっている。また、パセリの栽培方法として、人工光源である発光ダイオードを用いて赤色光と青色光とを含む光をパセリに照射してパセリを栽培することは、下記特許文献1に記載されている。この特許文献には、パセリを自然光下で育成しつつ、620〜760nmの波長範囲の赤色光と400〜480nmの波長範囲の青色光をパセリに対して同時に所定時間照射することによって、パセリ中にβ−カロチンの成分を増量することが記載されている。また、この特許文献1には、赤色光と青色光との照射割合を、光度換算で赤色光を90%に対して青色光を10%とすることも記載されている。
特開2000−135031号公報
前掲の特許文献1のように人工光源として発光ダイオードを用い、赤色光の光量割合を青色光の光量割合よりも大の光を照射して育成したパセリは、その成長は良好であり、水耕栽培との組み合わせにより芳香性の高いものが育成できる。しかし、育成されたパセリは、苦みが舌に残るため、食べにくい味となる。そこで、本発明は、芳香性が高く食べ易いパセリを生産するために、パセリの成長と食味の調整とを図ることのできるパセリの栽培方法と、食味が調整されたパセリを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載されたパセリの栽培方法は、波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光とを含む光であって、前記赤色光の光量割合を前記青色光の光量割合よりも大となるようにした赤色調整光を第1人工光源から照射して収穫可能の大きさに育成したパセリに、前記青色光の光量割合を赤色光の光量割合以上となるようにした青色調整光を第2人工光源から照射して収穫することを特徴とする。
請求項2に記載されたパセリの栽培方法は、請求項1に記載されたものであって、前記青色調整光中に、波長480〜560nmの緑色光を含み、前記緑色光の光量割合を前記青色光及び赤色光の各光量割合よりも小とすることを特徴とする。
請求項3に記載されたパセリの栽培方法は、請求項1に記載されたものであって、前記赤色調整光中の波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光との光量割合(前記赤色光:前記青色光)を4:1〜2:1.5とすると共に、前記赤色調整光の総光量を光量子束密度で80〜120μmol/m2・sとし、前記赤色調整光をパセリ苗に12〜16時間/日で照射することを特徴とする。
請求項4に記載されたパセリの栽培方法は、請求項1に記載されたものであって、前記青色調整光中の波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光との光量割合(前記赤色光:前記青色光)を1:1〜1:2とすると共に、前記青色調整光の総光量を光量束密度で80〜120μmol/m2・sとし、前記青色調整光を収穫可能に育成した前記パセリに、12〜16時間/日の照射時間で3〜7日間照射することを特徴とする。
請求項5に記載されたパセリの栽培方法は、請求項1に記載されたものであって、前記第1人工光源及び前記第2人工光源に、赤色発光ダイオードと青色発光ダイオードとが含まれていることを特徴とする。
請求項6に記載されたパセリの栽培方法は、請求項1〜5のいずれか一項に記載されたものであって、前記パセリの栽培が、所定温度に保持された室内の栽培容器内にpH5.5〜6.5で且つ溶液電気伝導度(EC)1.3〜2.0の肥料成分含有溶液を循環しつつ、前記栽培容器内に挿入した保水性培地にパセリ苗を植えて育成する水耕栽培であることを特徴とする。
請求項7に記載されたパセリは、波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光とを含む光であって、前記赤色光の光量割合を前記青色光の光量割合よりも大となるようにした赤色調整光を第1人工光源から照射して収穫可能の大きさに育成したパセリに、前記波長の赤色光と前記波長の青色光とを含む光であって、前記青色光の光量割合を赤色光の光量割合以上となるようにした青色調整光を第2人工光源から照射して、食味が調整されていることを特徴とする。
本発明によれば、赤色調整光の照射によってパセリの生長を促進でき、この赤色調整光を照射して収穫可能の大きさに育成したパセリに、青色調整光を照射することによってパセリの食味を調整できる。その結果、食味が調整されたパセリを短期間に得ることができる。
パセリに照射する赤色調整光及び青色調整光の各スペクトルを示すチャートである。 実施例1で得られたパセリの揮発成分の分析結果を示すチャートである。 比較例1及び比較例2で得られたパセリの揮発成分の分析結果を示すチャートである。
本発明のパセリの栽培は、パセリに波長620〜680nmの赤色光(以下、単に赤色光と称する)と波長400〜480nmの青色光(以下、単に青色光と称する)とを含む光であって、赤色光の光量割合を青色光の光量割合よりも大となるようにした赤色調整光を照射する。かかる赤色調整光は、パセリの生長を促進して早期に収穫可能の大きさとすることができる。この赤色調整光の総光量は、光量子束密度として80〜120μmol/m2・sとすることが好ましい。また、赤色調整光中の赤色光と青色光との光量割合(赤色光:青色光)を4:1〜2:1.5とすることが好ましい。かかる赤色調整光は、パセリが収穫可能の大きさになるまで照射する。この赤色調整光の照射時間は、12〜16時間/日とすることが好ましい。かかる赤色調整光を本葉が3枚程度出たパセリ苗に照射すると、約1ヶ月程度で収穫可能な大きさに成長する。
このように収穫可能な大きさに成長したパセリは、路地栽培のものと比べると芳香性が増すものの、依然として苦みの残る食味となる。このパセリに波長400〜480nmの青色光を波長620〜680nmの赤色光の光量割合以上となるようにした青色調整光を照射して収穫することにより、パセリの苦みが抑制されて清涼感が向上するなど、食味の調整を図ることができる。この青色調整光の総光量は、光量束密度として80〜120μmol/m2・sとすることが好ましい。また青色調整光中の青色光と赤色光との光量割合(赤色光:青色光)を1:1〜1:2とすることが好ましい。かかる青色調整光は、収穫可能の大きさに成長したパセリに対し、その清涼感を向上して食味の調整を図るように、12〜16時間/日で照射しつつ、3〜7日間照射することが好ましい。
かかる青色調整光を続行していると、パセリの成長速度が遅くなる傾向ある。この場合には、青色調整光中に波長480〜560nmの緑色光を含ませることが好ましい。但し、この緑色光の光量割合を、青色調整光中の青色光及び赤色光の各光量割合よりも小とし、全光量に対する緑色光の光量割合を10〜15%程度とすることが好ましい。また、かかる緑色光を赤色調整光中に含ませてもよい。この場合も、緑色光の光量割合を、赤色調整光中の青色光及び赤色光の各光量割合よりも小とし、全光量に対する緑色光の光量割合を10〜15%程度とすることが好ましい。
ここで、パセリに青色調整光のみを照射すると、赤色調整光を照射した場合に比較して、パセリの清涼感は増し、苦みが抑制されるものの、パセリの生育が遅くなる。一方、パセリに赤色調整光のみを照射すると、青色調整光を照射した場合に比較して、パセリの生長は良好であるものの、清涼感が少なく独特の苦みが残る。これらに対し、本発明では、赤色調整光を照射してパセリの生長を促進して収穫可能の大きさに育成してから、青色調整光を照射してパセリの食味を調整して収穫する。従って、パセリの育成と食味の調整とを図ることができる。
赤色調整光を照射する第1人工光源及び青色調整光を照射する第2人工光源には、例えば赤色発光ダイオードと青色発光ダイオードとを用いることができる。これらの発光ダイオードに緑色発光ダイオードを併用してもよい。かかる各発光ダイオードを制御して発光光量を調整し、所望の赤色調整光又は青色調整光とする。また、かかる第1人工光源及び第2人工光源として、赤色光、青色光及び緑色光を同時に発光できる三原色発光ダイオードを、各光源用として別々に又は共通して用いることができる。かかる人工光源として、色調調整が可能な他の光源、例えば有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)等を用いてもよい。
このように赤色調整光及び青色調整光を照射するパセリの栽培は、植物工場等の人工的な施設内で行うことが好ましい。かかる施設内では温度、湿度、肥料及び照射する光量等をパセリの生長に合わせて好適な範囲に制御できる。かかる施設内でのパセリの栽培は水耕栽培が適切である。このパセリの水耕栽培では、室温15〜24℃の室内の栽培容器内にpH5.5〜6.5、溶液電気伝導度(EC)1.3〜2.0の肥料成分含有溶液を循環しつつ、栽培容器内に挿入されたウレタン製のスポンジや綿等の保水性培地に植えたパセリ苗に、赤色調整光を照射して収穫可能の大きさに育成させてから、青色調整光を照射し食味を調整して収穫する。尚、肥料成分含有溶液としては、市販されている液肥、例えば大塚化学株式会社製の大塚ハウス1号、大塚ハウス2号を用いることができる。
パセリは、株の中央部近傍から新芽が出て順次周辺部方向に移行して成長する。このため、収穫可能に成長し、青色調整光を照射して食味を調整したパセリは、その株周辺部より葉柄から葉を収穫し、中心の成長点部分を残す。収穫後のパセリに、再度、赤色調整光を照射して、株中央部近傍の部分を成長させつつ、株周辺部近傍の部分を収穫可能の大きさとし、再度、青色調整光を照射して風味を調整した株周辺部近傍の部分を再収穫できる。
以上の説明では、パセリの水耕栽培を例示して説明したが、パセリの種子を育成培地に播種して発芽したパセリ苗、或いは育成培地に植えたパセリ苗に対しても本発明を適用できる。この育成培地としては、培養成分を含んでもよい土、砂、小粒砂利、木材チップ、綿、プラスチックチップ、多孔性プラスチックから選ばれる任意のものを用いることができる。市販されている培養土も用いることができる。
以下、本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
水を供給できる容器内に充填したウレタン製のスポンジに苗を植えて育成する水耕栽培でパセリを栽培した。かかるパセリの水耕栽培では、室温15〜20℃の室内で室温15〜20℃の室内の栽培容器内にpH5.5〜6.5、溶液電気伝導度(EC)1.3〜1.5の肥料成分含有溶液を循環しつつ、栽培容器内に挿入されたスポンジに本葉が3枚程度出たパセリ苗を植えた。肥料成分含有溶液としては、大塚化学株式会社製の大塚ハウス1号、大塚ハウス2号を用いた。
このパセリ苗に、赤色光、青色光及び緑色光を同時に発光できる三原色発光ダイオードから、波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光とからなる赤色調整光を照射して育成した。この赤色調整光では、その赤色光と青色光との光量割合(赤色光:青色光)を4:1に調整した。そのスペクトルを図1(a)に示す。また、赤色調整光の総光量を光量束密度で100μmol/m2・sとした。かかる赤色調整光のパセリに対する照射時間を12時間/日とし、1.5ヶ月照射したところ、パセリの株周辺部近傍の部分が高さ約15cmに成長して収穫可能となった。
収穫可能に育成したパセリに対し、三原色発光ダイオードから、波長620〜680nmの赤色光、波長480〜560nmの緑色光及び波長400〜480nmの青色光からなる青色調整光を照射した。この青色調整光では、その赤色光、緑色光及び青色光の光量割合(赤色光:緑色光:青色光)を3:1:3に調整した。そのスペクトルを図1(b)に示す。また、青色調整光の総光量を光量束密度で100μmol/m2・sとした。かかる赤色調整光のパセリに対する照射時間を12時間/日とし、5日間照射して、パセリの株周辺近傍の部分を収穫した。収穫したパセリは、良好な清涼感の食味を呈するものであった。
(比較例1)
実施例1において、赤色調整光を照射した後、青色調整光を照射しなかった他は実施例1と同様にしてパセリを栽培した。収穫したパセリは、苦みがあり清涼感に欠ける食味を呈するものであった。
(比較例2)
実施例1において、赤色調整光を照射することなく青色調整光のみを照射したところ、その生育速度は実施例1で得られたパセリの1/2以下であり、茎は短く葉は固めであった。但し、収穫されたパセリは苦みが少なく清涼感の食味を呈するものであった。
(実施例2)
実施例1、比較例1及び比較例2で収穫したパセリの揮発成分をガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)で分析した。分析条件を下記に示す。
分析計 株式会社島津製作所製 GCMS−QP2010
ヘッドスペースサンプラー使用
カラム RTx−5MS
分析温度 オーブン温度 50℃
気化温度 250℃
分析結果を図2及び図3に示す。図2は実施例1で得られたパセリの揮発成分のチャートである。また、図3(a)は比較例1で得られたパセリの揮発成分のチャートであり、図3(b)は比較例2で得られたパセリの揮発成分のチャートである。各チャートにおいて、符号P〜Pは下記に示す物質のピークである。
:リモネン(Limonen)
:β−フェランドレン(β-phellandrene)
:テルピノレン(Terpinolene)
:1,3,5−p−メンタトリエン(1,3,5-p-Menthatriene)
図2、図3(a)及び図3(b)において、P/P、P/P、P/Pのピーク比を求めると、下記表1のようになった。P/P
Figure 2013162757
表1から明らかなように、赤色調整光を照射した後に、青色調整光を照射した実施例1の揮発成分のピーク比は、赤色調整光のみを照射した比較例1の揮発成分のピーク比と青色調整光のみを照射した比較例2の揮発成分のピーク比との間に位置する。このことは、実施例1のパセリの食味は、比較例1のパセリの食味と、比較例2のパセリの食味との間に位置し、食味が調整されていることを示している。
本発明によれば、苦みが少なく良好な食味を呈するパセリを短期間に得ることができ、栄養のあるパセリの需要の増加を図ることができる。
はリモネン(Limonen)のピーク、Pはβ−フェランドレン(β-phellandrene)のピーク、Pはテルピノレン(Terpinolene)のピーク、Pは1,3,5−p−メンタトリエン(1,3,5-p-Menthatriene)のピークである。

Claims (7)

  1. 波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光とを含む光であって、前記赤色光の光量割合を前記青色光の光量割合よりも大となるようにした赤色調整光を第1人工光源から照射して収穫可能の大きさに育成したパセリに、前記青色光の光量割合を赤色光の光量割合以上となるようにした青色調整光を第2人工光源から照射して収穫することを特徴とするパセリの栽培方法。
  2. 前記青色調整光中に、波長480〜560nmの緑色光を含み、前記緑色光の光量割合を前記青色光及び赤色光の各光量割合よりも小とすることを特徴とする請求項1に記載のパセリの栽培方法。
  3. 前記赤色調整光中の波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光との光量割合(前記赤色光:前記青色光)を4:1〜2:1.5とすると共に、前記赤色調整光の総光量を光量子束密度で80〜120μmol/m2・sとし、前記赤色調整光をパセリ苗に対して12〜16時間/日で照射することを特徴とする請求項1に記載のパセリの栽培方法。
  4. 前記青色調整光中の波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光との光量割合(前記赤色光:前記青色光)を1:1〜1:2とすると共に、前記青色調整光の総光量を光量束密度で80〜120μmol/m2・sとし、前記青色調整光を収穫可能の大きさに育成した前記パセリに、12〜16時間/日の照射時間で3〜7日間照射することを特徴とする請求項1に記載のパセリの栽培方法。
  5. 前記第1人工光源及び前記第2人工光源に、赤色発光ダイオードと青色発光ダイオードとが含まれていることを特徴とする請求項1に記載のパセリの栽培方法。
  6. 前記パセリの栽培が、所定温度に保持された室内の栽培容器内にpH5.5〜6.5で且つ溶液電気伝導度(EC)1.3〜2.0の肥料成分含有溶液を循環しつつ、前記栽培容器内に挿入した保水性培地にパセリ苗を植えて育成する水耕栽培であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のパセリの栽培方法。
  7. 波長620〜680nmの赤色光と波長400〜480nmの青色光とを含む光であって、前記赤色光の光量割合を前記青色光の光量割合よりも大となるようにした赤色調整光を第1人工光源から照射して収穫可能の大きさに育成したパセリに、前記波長の赤色光と前記波長の青色光とを含む光であって、前記青色光の光量割合を赤色光の光量割合以上となるようにした青色調整光を第2人工光源から照射して、食味が調整されていることを特徴とするパセリ。
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