JP2013162634A - ケーブルの外装鉄線接続金具とそれを用いた外装鉄線接続方法及び接続部 - Google Patents

ケーブルの外装鉄線接続金具とそれを用いた外装鉄線接続方法及び接続部 Download PDF

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Abstract

【課題】外装鉄線の接続に要する労力と時間が少なくし、溶接時の高熱でケーブル本体の接続部が損傷しないようにした上で、接続部の外装鉄線に張力を加える。
【解決手段】第一の筒状部材1の溝5に一方のケーブルの外装鉄線15を挿入して、各外装鉄線を第一の筒状部材に溶接により固定し、第二の筒状部材2の溝6に他方のケーブルの外装鉄線16を挿入して、各外装鉄線を第二の筒状部材に溶接により固定する。第一の筒状部材と第二の筒状部材を外装鉄線の撚りが締まる方向に回転させ、雄ねじ部7と雌ねじ部8をねじ結合させることにより、両筒状部材を連結するとともに両ケーブルの外装鉄線に張力を加える。
【選択図】図2

Description

本発明は、海底ケーブルのような鉄線外装を有するケーブルの接続部に用いる外装鉄線接続金具と、それを用いた外装鉄線の接続方法及び接続部に関するものである。
従来、ケーブルの外装鉄線を接続する方法としては、両端側にねじ穴を有するスリーブを外装鉄線の本数分用意し、各鉄線の端部にねじ切り加工を施した上で、各スリーブのねじ穴に鉄線の端部をねじ込むとともに、各鉄線とスリーブを溶接する、という方法が公知である(特許文献1参照)。
また、両端側に多数の外装鉄線を1本ずつ挿入する多数の溝又は穴を形成した筒状連結具を用意し、この筒状連結具をケーブル本体の接続部の外周に配置した後、筒状連結具の各溝又は穴に鉄線の端部を挿入して、各鉄線を筒状連結具に溶接する、という方法も提案されている(特許文献2参照)。
特公昭56−1005号公報 特開2010−178613号公報
しかし、特許文献1に開示された接続方法では、それぞれの鉄線にねじ切り加工を施し、各スリーブを回転させて鉄線とスリーブをねじ結合させることにより1本1本の鉄線に張力を加え、さらに各鉄線とスリーブを溶接する必要があるため、多大な労力と時間を要する。また、鉄線に緩みがないようにするためには鉄線がケーブル本体の接続部に接した状態で溶接を行う必要があることから、溶接時の高熱がケーブル本体の接続部に伝わり、接続部の絶縁材料が損傷し、絶縁性能を低下させる危険性がある。
これに比べ、特許文献2に開示された接続方法は、鉄線1本ずつねじ切り加工する必要がなく、溶接部がケーブル本体の接続部から離れるため、ケーブル本体の接続部に高熱が伝わるおそれがないという点で、特許文献1の開示された方法より改善が見られる。しかし特許文献2に開示された方法は、鉄線を筒状連結具に溶接するときに鉄線に張力を加えることができないため、鉄線に緩みが発生しやすい。特にケーブル本体の接続部のまわりの鉄線に緩みがあると、鉄線外装ケーブルに張力が加わったときに、鉄線の緩みの分の張力がケーブル本体の接続部にかかることになり、接続部でのケーブル導体の引き抜けやケーブル導体の断線につながるおそれがある。
本発明の目的は、外装鉄線の接続に要する労力と時間が少なくて済み、溶接時の高熱でケーブル本体の接続部が損傷するおそれがなく、しかも接続部の外装鉄線に張力を加えることができるケーブルの外装鉄線接続金具と、それを用いた外装鉄線接続方法及び接続部を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明に係るケーブルの外装鉄線接続金具は、一方のケーブルの外装鉄線の端部を固定する第一の筒状部材と、他方のケーブルの外装鉄線の端部を固定する第二の筒状部材とを備え、
前記第一及び第二の筒状部材の外端側にはそれぞれ、外装鉄線の端部が挿入される溝又は穴が形成され、かつ、一方の筒状部材の内端側外周面には雄ねじ部が、他方の筒状部材の内端側内周面には前記雄ねじ部とねじ結合する雌ねじ部が形成されており、
前記雄ねじ部及び雌ねじ部は、外装鉄線が固定された第一及び第二の筒状部材を外装鉄線の撚りが締まる方向に回転させることでねじ結合するようになっている、ことを特徴とするものである。
本発明に係る外装鉄線接続金具は、雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させた第一及び第二の筒状部材が、ねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材をさらに備えていることが好ましい。
上記の外装鉄線接続金具を用いた本発明に係る外装鉄線の接続方法は、
第一の筒状部材の溝又は穴に一方のケーブルの外装鉄線を挿入して、各外装鉄線を第一の筒状部材に溶接により固定し、
第二の筒状部材の溝又は穴に他方のケーブルの外装鉄線を挿入して、各外装鉄線を第二の筒状部材に溶接により固定し、
外装鉄線が固定された第一及び第二の筒状部材を外装鉄線の撚りが締まる方向に回転させて雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させることにより、第一及び第二の筒状部材を連結するとともに両ケーブルの外装鉄線に張力を加える、ことを特徴とするものである。
本発明に係る外装鉄線の接続方法は、雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させて第一及び第二の筒状部材を連結した後、第一及び第二の筒状部材に、両筒状部材がねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材を取り付けることが好ましい。
上記の外装鉄線接続金具を用いた本発明に係る外装鉄線の接続部は、
第一の筒状部材の溝又は穴に一方のケーブルの外装鉄線が挿入されて、各外装鉄線が第一の筒状部材に溶接により固定されており、
第二の筒状部材の溝又は穴に他方のケーブルの外装鉄線が挿入されて、各外装鉄線が第二の筒状部材に溶接により固定されており、
雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させて第一及び第二の筒状部材が連結された状態で、両ケーブルの外装鉄線に張力が加えられている、ことを特徴とするものである。
本発明に係る外装鉄線の接続部は、連結された第一及び第二の筒状部材に、両筒状部材がねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材が取り付けられていることが好ましい。
本発明によれば、第一の筒状部材と第二の筒状部材を用い、第一の筒状部材に一方のケーブルの外装鉄線を固定する作業と、第二の筒状部材に他方のケーブルの外装鉄線を固定する作業を、外装鉄線に張力を加えることなく、個別に行えるので、筒状部材に外装鉄線を固定する作業を容易に効率よく行うことができる。また、筒状部材に外装鉄線を固定する際の溶接はケーブル本体の接続部から離れた位置で行えるので、溶接時の高熱でケーブル本体の接続部が損傷するおそれがない。
また、外装鉄線を固定した両筒状部材の雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させることにより両筒状部材を連結するので、両ケーブルの外装鉄線に張力を加えることができ、外装鉄線を緩みのない状態で接続することができる。
また、連結された第一及び第二の筒状部材が、ねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材を取り付ければ、第一及び第二の筒状部材が外装鉄線の撚りが緩む方向に回転するのを確実に防止できるので、外装鉄線に張力を加えた状態を確実に保持することができる。
本発明に係る外装鉄線接続金具の一実施例を分解した状態で示す、(A)は一部切開側面図、(B)は(A)のB−B線矢視図、(C)は(A)のC−C線矢視図、(D)は(A)のD−D線矢視図。 図1の接続金具を用いて外装鉄線を接続する方法を示す一部切開側面図。 図1の接続金具を用いた外装鉄線の接続部を示す一部切開側面図。 本発明に係る外装鉄線の接続部におけるねじの緩み止め構造の他の実施例を示す断面図。 同じくねじの緩み止め構造のさらに他の実施例を示す断面図。
図1は本発明に係る外装鉄線接続金具の一実施例を示す。この外装鉄線接続金具は、一方のケーブルの外装鉄線の端部が固定される第一の筒状部材1と、他方のケーブルの外装鉄線の端部が固定される第二の筒状部材2と、ねじの緩み止め部材であるキー3と、第一及び第二の筒状部材1、2を回転させるためのハンドル4とから構成される。キー3及びハンドル4は必須の部材ではなく、省略される場合もある。第一及び第二の筒状部材1、2の内径はケーブル本体の接続部(後述)の外径より若干大きく設定されている。
第一及び第二の筒状部材1、2の外端側(両筒状部材を同一軸線上で連結するときに外端となる側)外周面にはそれぞれ、外装鉄線の端部が挿入される溝5、6が外装鉄線の本数分だけ形成されている。溝5、6は筒状部材1、2の外周面に開口しているが、開口幅は外装鉄線の直径より狭く設定されている。これは溝5、6に挿入された外装鉄線が開口部から飛び出さないようにするためである。
また、第一の筒状部材1の内端側(両筒状部材を同一軸線上で連結するときに内端となる側)外周面には雄ねじ部7が形成され、第二の筒状部材2の内端側内周面には前記雄ねじ部7とねじ結合する雌ねじ部8が形成されている。雄ねじ部7の外径は第一の筒状部材1の雄ねじ部以外の部分の外径より小さく設定されているので、雄ねじ部7の基端部には外径の段差がある。雄ねじ部7及び雌ねじ部8は、外装鉄線が固定された第一及び第二の筒状部材1、2を外装鉄線の撚りが締まる方向に回転させることでねじ結合するように形成されている。
また、第一の筒状部材1の外径段差部付近の外周面には、キー3の一端側が嵌め込まれるキー溝9が周方向に適当な間隔をおいて複数形成され、第二の筒状部材2の内端付近の外周面にはキー3の他端側が嵌め込まれるキー溝10が周方向に適当な間隔をおいて複数形成されている。
また、ハンドル4はT字形の形態であり、その縦棒部の先端には雄ねじ部11が形成されており、第一及び第二の筒状部材1、2の外周面には前記ハンドル4の雄ねじ部11がねじ込まれるねじ穴12が周方向に適当な間隔をおいて複数形成されている。
図2は図1の接続金具を用いてケーブルの外装鉄線を接続する方法を示す。図において、13は一方の鉄線外装ケーブルのケーブル本体、14は他方の鉄線外装ケーブルのケーブル本体、15は一方のケーブル本体13上に撚り合わされた外装鉄線、16は他方のケーブル本体14上に撚り合わされた外装鉄線、17はケーブル本体13、14の接続部である。第一及び第二の筒状部材1、2は、ケーブル本体13、14を接続する前にそれぞれのケーブルの外周に位置させておき、ケーブル本体の接続後に接続部17上に移動させて接続部17の外周に配置される。
一方のケーブル本体13上の外装鉄線15の端部は、所定の位置で切り揃えられ、第一の筒状部材1の溝5に1本ずつ挿入されて、溝5の開口部で第一の筒状部材1に溶接により固定される(溶接部は図示省略、以下同じ)。他方のケーブル本体14上の外装鉄線16の端部も同様に、所定の位置で切り揃えられ、第二の筒状部材2の溝6に1本ずつ挿入されて、溝6の開口部で第二の筒状部材2に溶接により固定される。図2は、外装鉄線15を固定した第一の筒状部材1の雄ねじ部7を、外装鉄線16を固定した第二の筒状部材2の雌ねじ部8に少しねじ込んだ状態を示している。外装鉄線15、16の端部を切り揃える位置は、この状態で、第一の筒状部材1の雄ねじ部7の基部の段差部と第二の筒状部材2の内端面との間に適当な間隔Dがあくように設定することが好ましい。この状態では外装鉄線15、16には緩みがあり、張力はかかっていない。
第一及び第二の筒状部材1、2は別部材であるため、それぞれの筒状部材1、2への外装鉄線15、16の固定作業は外装鉄線に張力を加えることなく個別に行うことができ、作業は容易である。また、筒状部材1、2と外装鉄線15、16の溶接はケーブル本体の接続部17から離れた位置で行えるため、溶接時の高熱で接続部17が損傷するおそれがない。
このあと、第一及び第二の筒状部材1、2のねじ穴12にそれぞれハンドル4の雄ねじ部11をねじ込んで、ハンドル4を取り付け、ハンドル4を掴んで第一及び第二の筒状部材1、2を外装鉄線15、16の撚りが締まる方向に(図示の例では第一の筒状部材1を矢印P方向に、第二の筒状部材2を矢印Q方向に)回転させ、雄ねじ部7を雌ねじ部8にねじ込んでいく。この過程で第一及び第二の筒状部材1、2が互いに相手方に向って軸線方向に移動するとともに、外装鉄線15、16の緩んでいた撚りが締まっていくため、外装鉄線15、16に徐々に張力が加わる。
雄ねじ部7と雌ねじ部8のねじ結合が進行し、第一及び第二の筒状部材1、2をそれ以上回転させることができなくなったあたりで、キー溝9、10の位置を一致させ、キー溝9、10にキー3を嵌め込み、ハンドル4を取り除くと、図3に示すような外装鉄線接続部が得られる。この外装鉄線接続部は、第一の筒状部材1の溝5に挿入された外装鉄線15が第一の筒状部材1に溶接により固定され、第二の筒状部材2の溝6に挿入された外装鉄線16が第二の筒状部材2に溶接により固定され、かつ、第一及び第二の筒状部材1、2の雄ねじ部7と雌ねじ部8がねじ結合して両筒状部材1、2が連結された状態で、両ケーブルの外装鉄線15、16に張力が加えられたものとなる。
したがって、ケーブル本体接続部17付近の外装鉄線15、16は緩みのない状態となり、鉄線外装ケーブルに張力がかかった場合でも、外装鉄線がその張力の大部分を受け持つことになり、ケーブル本体接続部17が損傷するおそれがなくなる。また、キー3によって、第一及び第二の筒状部材1、2の相対的な回転が阻止されているため、雄ねじ部7と雌ねじ部8のねじ結合が緩むことがなく、外装鉄線15、16に張力を加えた状態を長期にわたって確実に保持することができる。なお、キー3は第一及び第二の筒状部材1、2の少なくとも一方に溶接により固定しておくことが好ましい。
図3では、第一の筒状部材1の外径段差部と第二の筒状部材2の内端面が突き当たるまで、雄ねじ部7と雌ねじ部8をねじ結合させた状態を示したが、第一の筒状部材1の外径段差部と第二の筒状部材2の内端面の間には隙間が残る場合もある。
また、上記実施例では、第一及び第二の筒状部材1、2に外装鉄線を挿入する溝5、6を形成したが、溝5、6の代わりに穴(筒状部材の外周面に開口していない)を形成してもよい。穴を形成する場合は、筒状部材と外装鉄線の溶接は穴の入口で行うことになる。
図4は、連結された第一及び第二の筒状部材1、2がねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め構造の他の実施例を示す。この緩み止め構造は、雄ねじ部6と雌ねじ部8のねじ結合部に穴21、22をあけ、そこに固定ピン23を圧入したものである。
図5は、連結された第一及び第二の筒状部材1、2がねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め構造のさらに他の実施例を示す。この緩み止め構造は、第一及び第二の筒状部材1、2の外周面にそれぞれねじ穴24を形成し(ハンドル4を取り付けるためのねじ穴12を利用してもよい)、第一及び第二の筒状部材1、2に跨るように金属板25を配置し、この金属板25のボルト穴にボルト26を挿通し、ボルト26をねじ穴24にねじ込んで、金属板25を第一及び第二の筒状部材1、2に固定したものである。
1:第一の筒状部材
2:第二の筒状部材
3:キー
4:ハンドル
5、6:溝
7:雄ねじ部
8:雌ねじ部
9、10:キー溝
11:雄ねじ部
12:ねじ穴
13、14:ケーブル本体
15、16:外装鉄線
17:ケーブル本体の接続部

Claims (6)

  1. 一方のケーブルの外装鉄線の端部を固定する第一の筒状部材と、他方のケーブルの外装鉄線の端部を固定する第二の筒状部材とを備え、
    前記第一及び第二の筒状部材の外端側にはそれぞれ、外装鉄線の端部が挿入される溝又は穴が形成され、かつ、一方の筒状部材の内端側外周面には雄ねじ部が、他方の筒状部材の内端側内周面には前記雄ねじ部とねじ結合する雌ねじ部が形成されており、
    前記雄ねじ部及び雌ねじ部は、外装鉄線が固定された第一及び第二の筒状部材を外装鉄線の撚りが締まる方向に回転させることでねじ結合するようになっている、ことを特徴とするケーブルの外装鉄線接続金具。
  2. 雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させた第一及び第二の筒状部材が、ねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の外装鉄線接続金具。
  3. 請求項1記載の外装鉄線接続金具を用いた外装鉄線の接続方法であって、
    第一の筒状部材の溝又は穴に一方のケーブルの外装鉄線を挿入して、各外装鉄線を第一の筒状部材に溶接により固定し、
    第二の筒状部材の溝又は穴に他方のケーブルの外装鉄線を挿入して、各外装鉄線を第二の筒状部材に溶接により固定し、
    外装鉄線が固定された第一及び第二の筒状部材を外装鉄線の撚りが締まる方向に回転させて雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させることにより、第一及び第二の筒状部材を連結するとともに両ケーブルの外装鉄線に張力を加える、ことを特徴とする外装鉄線の接続方法。
  4. 雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させて第一及び第二の筒状部材を連結した後、第一及び第二の筒状部材に、両筒状部材がねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材を取り付けることを特徴とする請求項3記載の外装鉄線の接続方法。
  5. 請求項1記載の外装鉄線接続金具を用いた外装鉄線の接続部であって、
    第一の筒状部材の溝又は穴に一方のケーブルの外装鉄線が挿入されて、各外装鉄線が第一の筒状部材に溶接により固定されており、
    第二の筒状部材の溝又は穴に他方のケーブルの外装鉄線が挿入されて、各外装鉄線が第二の筒状部材に溶接により固定されており、
    雄ねじ部と雌ねじ部をねじ結合させて第一及び第二の筒状部材が連結された状態で、両ケーブルの外装鉄線に張力が加えられている、ことを特徴とする外装鉄線接続部。
  6. 連結された第一及び第二の筒状部材に、両筒状部材がねじが緩む方向に回転するのを阻止する緩み止め部材が取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の外装鉄線の接続部。
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