JP2013161942A - コイルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でコイル全体を冷却することができるコイルユニットを提供する。
【解決手段】給電側コイルユニット4が、コイル6と、該コイル6を収容するケース8と、を備えている。ケース8の外周壁8a−2には、ケース8内に空気を導入する吸気口8a−4と、ケース8外に空気を排気する排気口8a−5と、が設けられている。また、吸気口8a−4から導入された空気の流れ方向を調整する調整壁11がある。調整壁11は、コイル6の外側かつケース8内側に多角形状に配置された複数の外側壁部111を有していて、排気口8a−5が、吸気口8a−4からの導入方向Y1の延長線上に位置しないように配置されている。これにより、吸気口8a−4から導入され、導入方向Y1に進む空気は、排気口8a−5に達する前に外側壁部111に到達して進行方向を変えるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コイルユニットに係り、特に、非接触給電装置に用いられるコイルユニットに関するものである。
近年、ケーブル等の機械的接触なしで、例えば電気自動車の電池に電力を供給する非接触給電装置が、開発、実用化されている。この非接触給電装置は、車両に搭載された受電側コイルと、車両が駐車する駐車スペースに設置された給電側コイルと、から構成されている。このような非接触給電装置によれば、駐車スペース上に車両が駐車され、受電側コイルと給電側コイルとが軸方向に互いに間隔を空けて対向した状態で、給電側コイルに交流電力を供給すると、当該交流電力が電磁誘導や磁界の共鳴により非接触で受電側コイルに受電される。
上述した非接触給電装置においては、上記コイルで熱が発生するため、これを冷却する必要がある。このようにコイルを冷却する冷却装置としては、例えば図6に示されたものが提案されている(特許文献1)。同図に示すように、冷却装置100は、円筒型のボビン101と、ボビン101の外周壁に巻回されるコイル102と、ボビン101内に設けられた送風ファン103と、を備えている。この冷却装置100によれば、送風ファン103を回すと矢印104に示すようにボビン101の軸方向の開口から空気がボビン101内に導入された後、ボビン101の外周壁に設けた空気排気孔105からボビン101外に排気される。
上述したコイル102は、一般にはケース106に収容されている。このため、上述した構成であるとボビン101の軸方向の開口から空気を導入するため、ケース106の蓋(又は底面)に吸気口107を設ける必要がある。しかしながら、ケース106の蓋に吸気口107を設けると、受電側コイルと給電側コイルとの距離をその分開ける必要があり、給電効率が落ちる恐れがあった。また、防塵防水性が良くない、という問題もあった。そこで、吸気口107にダクトホースを接続して、ケース106内に水や塵が浸入しない構成とすることも考えられるが、冷却装置100の厚み方向が大きくなってしまう。
この問題を解決するために、例えば図7に示すように、ケース106のコイル102の巻回方向に沿った外周壁に吸気口107及び排気口108を設けることが考えられる。この場合、風の流れを良くするために、吸気口107及び排気口108は、対向位置に設けられている。しかしながら、上述したコイル102では、複数個所で発熱が生じる。この場合、図7に示すように、矢印で示す導入方向にまっすぐ風が流れるだけでは例えば発熱部位109のように空気の導入方向延長線上にない部分については冷却することができない、という問題があった。
そこで、ケース106内のコイル102に沿って空気を送るようにするために、例えば、図8に示すように、コイル102を囲むホース110を設けて、コイル102全体を均等に冷却したり、図9に示すように吸気口107を複数設けて複数の発熱部位109に空気を送ることなどが考えられる。しかし、これらの方法では、コイル102をホース110で覆う工程が必要となりコストアップになったり、複数の吸気口107が必要となり構造が複雑になる、という問題があった。
特開2010−284011号公報
そこで、本発明は、簡単な構成でコイル全体を冷却することができるコイルユニットを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、コイルと、該コイルを収容するケースと、を備えたコイルユニットにおいて、前記ケースの外周壁には、前記ケース内に空気を導入する吸気口と、前記ケース外に空気を排気する排気口と、が設けられ、前記吸気口から導入された空気の流れ方向を調整する調整壁があり、前記吸気口から導入され、導入方向に進む空気は、前記排気口に達する前に前記調整壁に到達して進行方向を変えるように構成されていることを特徴とするコイルユニットに存する。
請求項2記載の発明は、前記調整壁が、前記コイルの外側にあり、前記排気口が、前記吸気口からの導入方向の延長線上に位置しないことを特徴とする請求項1に記載のコイルユニットに存する。
請求項3記載の発明は、前記調整壁が、前記コイルの内側に配置された内側壁部を有することを特徴とする請求項1に記載のコイルユニットに存する。
請求項4記載の発明は、前記調整壁が、前記コイルの外側かつ前記ケース内側に多角形状に配置された複数の外側壁部を有することを特徴とする請求項2又は3記載のコイルユニットに存する。
請求項5記載の発明は、前記吸気口から導入され、導入方向に進む空気と、当該導入方向に進んだ空気が当たる外側壁部と、の前記排出口に近い側の当接角度が90度よりも大きくなるように、前記外側壁部が設けられ、互いに隣り合う前記外側壁部同士が成す角度が120度〜160度になるように設けられていることを特徴とする請求項4に記載のコイルユニットに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、吸気口から導入され、導入方向に進む空気が、排気口に達する前に調整壁に到達して進行方向を変えるように構成されているので、吸気口から導入された空気が、導入方向にまっすぐ進んで直ぐに排気口から排出されることなく、調整壁に当たってケース内を回ってから排気口から排気される。このため、簡単な構成でコイル全体を冷却することができる。
請求項2記載の発明によれば、調整壁が、コイルの外側にあり、排気口が、吸気口からの導入方向の延長線上に位置しないので、吸気口から導入され、導入方向に進む空気が、コイルの外側にある調整壁に当たってケース内を回ってから排気口から排気される。このため、簡単な構成でコイル全体を冷却できる。
請求項3記載の発明によれば、調整壁が、コイルの内側に配置された内側壁部を有するので、吸気口から導入された空気が、導入方向に進んでコイルの内側に配置された内側壁部に当たって分流して、コイルに沿って進むため、簡単な構成でより均一にコイル全体を冷却できる。
請求項4記載の発明によれば、調整壁が、コイルの外側かつケース内側に多角形状に配置された複数の外側壁部を有するので、外側壁部に当たりながらコイルに沿って進むため、簡単な構成でより均一にコイル全体を冷却できる。
請求項5記載の発明によれば、吸気口から導入され、導入方向に進む空気と、当該導入方向に進んだ空気が当たる外側壁部と、の排出口に近い側の当接角度が90度よりも大きいので、排出口側により多くの空気が流れ、排出口より多少排出されても、外側壁部に当たりながらコイルに沿って巡回する風量を稼ぐことができる。また、互いに隣り合う外側壁部同士が成す角度が120度〜160度になるように設けられているので、外側壁部同士の角で空気が滞留することがない。
本発明のコイルユニットを組み込んだ非接触給電装置の一実施形態を示す説明図である。 第1実施形態における図1に示す給電側コイルユニットの断面図である。 図2のI−I線断面図である。 第2実施形態における図1に示す給電側コイルユニットの断面図である。 第2実施形態の変形例における図1に示す給電側コイルユニットの断面図である。 従来のコイルの冷却装置の一例を示す断面図である。 従来のコイルの冷却装置の一例を示す断面図である。 従来のコイルの冷却装置の一例を示す断面図である。 従来のコイルの冷却装置の一例を示す断面図である。
第1実施形態
以下、第1実施形態におけるコイルユニットについて図1〜図3を参照して説明する。図1に示すように、コイルユニットを組み込んだ非接触給電装置1は、車両2の駐車スペース3に設置された給電側コイルユニット4と、車両に搭載された受電側コイルユニット5と、を備えている。給電側コイルユニット4は、交流電源が供給されるコイル6と、コイル6に電磁結合された共鳴コイル7と、これらコイル6及び共鳴コイル7を収容するケース8と、を備えている。上記受電側コイルユニット5は、共鳴コイル7と電磁共鳴する共鳴コイル9と、共鳴コイル9と電磁結合されたコイル10と、これら共鳴コイル9及びコイル10を収容する図示しないケースと、を備えている。上記コイル6及び10は、帯状の金属板をループ状に曲げて設けられている。上記共鳴コイル7及び9は、帯状の金属板を螺旋状に曲げて設けられている。
上述した非接触給電装置1によれば、図1に示すように、車両2が駐車スペース3上に停車し、共鳴コイル7、9が対向したときに、共鳴コイル7、9同士が電磁共鳴して給電側コイルユニット4から受電側コイルユニット5に非接触で電力を供給できる。
詳しく説明すると、上記コイル6に交流電力が供給されると、その電力が電磁誘導により共鳴コイル7に送られる。共鳴コイル7に電力が送られると、その電力が磁界の共鳴によって共鳴コイル9にワイヤレスで送られる。さらに、共鳴コイル9に電力が送られると、その電力が電磁誘導によってコイル10に送られて、このコイル10に接続された負荷に供給される。
次に、上述した給電側コイルユニット4を構成するケース8の詳細について説明する。上記ケース8は、図3に示すように、上述したコイル6、共鳴コイル7及びこれらコイル6、7を支持する支持部材(図示せず)を収容する有底円筒状の本体部8aと、本体部8aの開口を覆う蓋部8bと、本体部8a及び蓋部8b間に設けられたリング状のゴムスポンジ8cと、を備えている。
本体部8aは、金属などの導電性材料で構成されていて、円板状の底壁8a−1と、底壁8a−1の周縁から立設する外周壁8a−2と、外周壁8a−2の端部から内側に突出するフランジ壁8a−3と、を備えている。上記底壁8a−1は、コイル6及び共鳴コイル7の軸方向と直交し、上記外周壁8a−2は、コイル6及び共鳴コイル7の巻回方向に沿って立設している。上記外周壁8a−2には、図2に示すように、ケース8内に空気を導入する吸気口8a−4と、当該ケース8外に空気を排気する排気口8a−5と、が設けられている。上記排気口8a−5は、吸気口8a−4からの導入方向Y1延長線L上に位置しないように設けられている。
吸気口8a−4及び排気口8a−5は、その周縁に外側に突出する後述するダクトホースを接続する筒状の取付部8a−6、8a−7が設けられている。この取付部8a−6、8a−7に図示しないダクトホースの一端を取り付ける。これにより、吸気口8a−4及び排気口8a−5は、ダクトホースを介して図示しないファンボックスに接続されている。従って、吸気口8a−4の周縁部に設けた取付部8a−6の突出方向が、空気の導入方向Y1となる。
上記蓋部8bは、図3に示すように、本体部8aの開口を覆う円板状の上壁8b−1と、上壁8b−1の周縁から本体部8aに向かって立設する立壁8b−2と、を備えている。この立壁8b−2が、ゴムスポンジ8cを介して本体8aのフランジ壁8a−3に重ねられる。このゴムスポンジ8cにより本体部8aと蓋部8bとの間の隙間が塞がれ防水防塵を図ることができる。
上述したケース8内には、吸気口8a−4から導入された空気の流れ方向を調整する調整壁11が設けられている。調整壁11は、コイル6及び共鳴コイル7の軸方向に立設して設けられている。この調整壁11は、コイル6及び共鳴コイル7の外側かつケース8の内側に多角形状(本実施形態では8角形状)に配置された複数の外側壁部111と、外側壁部111により囲まれた空間と吸気口8a−4及び排気口8a−5とを連通する連通壁部112と、を有している。上記外側壁部111は、隣り合う外側壁部111同士が成す角度θ1が135度になるように設けられている。また、吸気口8a−4から導入され導入方向Y1に沿って進んだ空気は、外側壁部111と107度の当接角度θ2で当たるように吸気口8a−4が設けられている。
次に、上述した給電側コイルユニット4の冷却について説明する。図示しないファンボックス内のファンを回すと、図2に示すように、空気が吸気ダクトホースを通って吸気口8a−4からケース8内に導入される。吸気口8a−4から導入され、導入方向Y1に進む空気は、吸気口8a−4に達する前に調整壁11の外側壁部111に到達して進行方向が変わる。その後、さらに外側壁部111に当たってコイル6及び共鳴コイル7に沿って進み、排気口8a−5から排気される。排気口8a−5から排気された空気は、図示しないダクトホースを介してファンボックスに戻される。
上述した第1実施形態によれば、吸気口8a−4から導入され、導入方向Y1に進む空気が、排気口8a−5に達する前に調整壁11を構成する外側壁部111に到達して進行方向を変えるように構成されているので、吸気口8a−4から導入された空気が、導入方向Y1にまっすぐ進んで直ぐに排気口8a−5から排出されることなく、調整壁11に当たってケース8内を回ってから排気口8a−5から排気される。このため、簡単な構成でコイル6、共鳴コイル7全体を冷却することができる。
上述した第1実施形態によれば、調整壁11が、コイル6、共鳴コイル7の外側にあり、排気口8a−5が、吸気口8a−4からの導入方向Y1の延長線L上に位置しないので、吸気口8a−4から導入され、導入方向Y1に進む空気が、コイル6、共鳴コイル7の外側にある調整壁11に当たってケース8内を回ってから排気口8a−5から排気される。このため、簡単な構成でコイル6、共鳴コイル7全体を冷却できる。
上述した第1実施形態によれば、吸気口8a−4から導入され、導入方向Y1に進む空気と、当該導入方向Y1に進んだ空気が当たる外側壁部111と、の排出口8a−4に近い側の当接角度θ2が107度と90度よりも大きいので、排出口8a−4側により多くの空気が流れ、排出口8a−4より多少排出されても、外側壁部111に当たりながらコイル6、共鳴コイル7に沿って巡回する風量を稼ぐことができる。また、互いに隣り合う外側壁部111同士が成す角度θ1が135度と120度〜160度になるように設けられているので、外側壁部111同士の角で空気が滞留することがない。
なお、上述した第1実施形態によれば、調整壁11は、ケース8とコイル6及び共鳴コイル7との間に設けた外側壁部111を用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。調整壁11として、ケース8の外周壁8a−2を用いてもよい。この場合、吸気口8a−4から導入され、導入方向Y1に進む空気が、コイル6、共鳴コイル7の外側にある外周壁8a−2(=外側壁部)に当たってケース8内を回ってから排気口8a−5から排気される。
また、上述した第1実施形態によれば、調整壁11は、外側壁部111と、連通壁部112と、を備えていたが、本発明はこれに限ったものではない。連通壁部112は設けずに、外側壁部111のみを設けても良い。
また、上述した第1実施形態によれば、また、外側壁部111は、複数設けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。外側壁部111としては、導入方向Y1と交差する位置にあるもの1つだけでもよい。
また、上述した第1実施形態によれば、当接角度θ2が107度に設けられていたが、本発明はこれに限ったものではなく、当接角度θ2としては90度よりも大きければ排出口8a−4側に多くの空気を流すことができる。
また、上述した第1実施形態によれば、8角形状に複数の外側壁部111を配置し、角度θ1を135度としていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、複数の外側壁部111としては、6角形状〜18角形状に配置し、角度θ1が120度〜160度であっても外側壁部111の角に空気が滞留することがない。
第2実施形態
次に、第2実施形態おけるコイルユニットについて図4を参照して説明する。なお、図4において、図2について上述した第1実施形態で既に説明した部分と同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。第1実施形態と第2実施形態とで異なる点は、ケース8の本体部8aの形状と、調整壁11である。第1実施形態においては、排気口8a−5が、吸気口8a−4からの導入方向Y1の延長線L上にないように配置していたが、第2実施形態では、排気口8a−5が、吸気口8a−4からの導入方向Y1の延長線上に配置されている。
また、調整壁11は、外側壁部111及び連通壁部112に加えてさらにコイル6及び共鳴コイル7の内側に配置された三角形状の3つの内側壁部113を備えている。3つの内側壁部113のうち1つは、吸気口8a−4の導入方向Y1延長線上に、三角形の頂点を吸気口8a−4に向けて配置されている。残りの2つは、コイル6及び共鳴コイル7の内周に沿って並べて、三角形の頂点が外周壁8a−2に向かうように、配置されている。
次に、上述した給電側コイルユニット4の冷却について説明する。吸気口8a−4から吸気され、導入方向Y1に進む空気は、吸気口8a−4側に配置された内側壁部113に到達して、内側壁部113の図面右方向、左方向に分流される。その後、分流された空気は、外側壁部111と内側壁部113との間を通過して、コイル6及び共鳴コイル7に沿うように流れ、排気口8a−5から排気される。
上述した第2実施形態によれば、調整壁11が、コイル6、共鳴コイル7の内側に配置された内側壁部113を有するので、吸気口8a−4から導入された空気が、導入方向Y1に進んでコイル6、共鳴コイル7の内側に配置された内側壁部113に当たって分流して、コイル6、共鳴コイル7に沿って進むため、簡単な構成でより均一にコイル6、共鳴コイル7全体を冷却できる。
なお、上述した第2実施形態では、内側壁部113として三角形状のものを用いていたが、本発明はこれに限ったものではない。内側壁部113の形状としては、何でもよく、例えば、図5に示すような形状であってもよい。
また、上述した第2実施形態では、内側壁部113は、複数設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。内側壁部113としては、導入方向Y1と交差する位置にあるもの1つだけでもよい。
また、上述した第2実施形態では、調整壁11が外側壁部111及び連通壁部112と、内側壁部113と、から構成されていたが、本発明はこれに限ったものではない。外側壁部111及び連通壁部112を設けずに、内側壁部113のみから構成されていてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態によれば、調整壁11をケース8とは別に設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えばケース8を多角形状に設け、調整壁11の機能を持たせるようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態によれば、駐車スペース3に設置される給電側コイルユニット4について説明していたが、本発明はこれに限ったものではない。車両2に配置される受電側コイルユニット5についても同様の構成にしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態によれば、帯状の金属板を曲げてコイル6、10及び共鳴コイル7、9を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、コイルボビンをケース8内に配置して、このコイルボビンに巻線を巻いてコイル6、10及び共鳴コイル7、9を設けても良い。
また、上述した実施形態では、共鳴式の非接触給電装置1が用いられていたが、本発明はこれに限ったものではなく、非接触の給電方式は電磁誘導式であってもよい。また、コイルユニット1は、非接触給電に限らず、単体で各種の装置に適用してもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
4 給電側コイルユニット(コイルユニット)
6 コイル
7 共鳴コイル(コイル)
8 ケース
8a−2 ケースの外周壁
8a−4 吸気口
8a−5 排気口
11 調整壁
111 外側壁部
113 内側壁部
Y1 導入方向

Claims (5)

  1. コイルと、該コイルを収容するケースと、を備えたコイルユニットにおいて、
    前記ケースの外周壁には、前記ケース内に空気を導入する吸気口と、前記ケース外に空気を排気する排気口と、が設けられ、
    前記吸気口から導入された空気の流れ方向を調整する調整壁があり、
    前記吸気口から導入され、導入方向に進む空気は、前記排気口に達する前に前記調整壁に到達して進行方向を変えるように構成されている
    ことを特徴とするコイルユニット。
  2. 前記調整壁が、前記コイルの外側にあり、
    前記排気口が、前記吸気口からの導入方向の延長線上に位置しない
    ことを特徴とする請求項1に記載のコイルユニット。
  3. 前記調整壁が、前記コイルの内側に配置された内側壁部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコイルユニット。
  4. 前記調整壁が、前記コイルの外側かつ前記ケース内側に多角形状に配置された複数の外側壁部を有する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のコイルユニット。
  5. 前記吸気口から導入され、導入方向に進む空気と、当該導入方向に進んだ空気が当たる外側壁部と、の前記排出口に近い側の当接角度が90度よりも大きくなるように、前記外側壁部が設けられ、
    互いに隣り合う前記外側壁部同士が成す角度が120度〜160度になるように設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載のコイルユニット。
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