JP2013161302A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報処理装置への操作を記録し、さらに、自動でサムネイル化し、任意の時点を再現する情報処理装置を提供する。
【解決手段】 テーブル型タッチ端末1は、タッチスクリーン10上で行ったタッチ操作を時間と関連付けてスナップショットとして記録する。スナップショットを生成するタイミングは、ユーザ操作が起点となる。記録したスナップショットのサムネイル化のタイミングをテーブル型タッチ端末1が決定してサムネイル化を行う。タイミングは、対話の区切りであり、一定時間が経過した場合である。サムネイル化した画像は操作履歴としてタッチスクリーン10に表示され、ユーザの選択により任意の過去の時点の操作履歴を再現することが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】 テーブル型タッチ端末1は、タッチスクリーン10上で行ったタッチ操作を時間と関連付けてスナップショットとして記録する。スナップショットを生成するタイミングは、ユーザ操作が起点となる。記録したスナップショットのサムネイル化のタイミングをテーブル型タッチ端末1が決定してサムネイル化を行う。タイミングは、対話の区切りであり、一定時間が経過した場合である。サムネイル化した画像は操作履歴としてタッチスクリーン10に表示され、ユーザの選択により任意の過去の時点の操作履歴を再現することが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、ユーザ操作情報を入力する入力部と、動画データを記録する記録媒体部と、前記入力部からの入力に基づいて、前記記録媒体に記録されたデータを取得して表示部に出力する表示データを生成するデータ処理部と、前記表示データを表示する表示部とを有し、前記データ処理部は、前記記録媒体に記録された一つの動画像記録単位であるシーンから、予め設定された時間間隔に従って選択された画像の縮小画像を生成し、生成した縮小画像を時系列に並べた時系列縮小画像一覧を前記表示部に表示する処理を実行する構成であることを特徴とする画像処理装置が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、表示部及び記憶部を含む情報処理装置を用いて、複数のユーザにアクセス可能な仮想空間を提供する情報処理方法であって、前記情報処理装置が、前記仮想空間上のオブジェクトに対するユーザ操作の内容を時間に関連付けた履歴情報として記憶するステップと、前記情報処理装置が、ユーザ操作によるオブジェクトの選択に応答して、前記履歴情報を参照して、選択されたオブジェクトについての変更履歴を検索するステップと、前記情報処理装置が、前記選択されたオブジェクトに対する操作がなされた各時点における、当該選択されたオブジェクトを含む前記仮想空間の状態を取得するステップと、前記情報処理装置が、取得された各時点における前記仮想空間の状態を表示するステップとを備える、情報処理方法が開示されている。
効率的な対話を演出する情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、表示画面を変更するための操作を記録する操作記録手段と、前記操作記録手段により記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成するサムネイル生成手段とを有する。
好適には、前記表示画面に表示されたコンテンツの表示状態を、既定のタイミングで記録する表示記録手段と、前記サムネイル生成手段により生成されたサムネイルのうち、いずれかのサムネイルが選択された場合に、前記表示記録手段に記録された情報を用いて、選択されたサムネイルに対応する表示画面を再現する表示再現手段とをさらに有する。
好適には、前記表示記録手段は、表示画面を変更するためのユーザの操作タイミングで、コンテンツの表示状態を記録する。
好適には、表示画面を表示し、かつ、タッチ操作を受け付ける表示装置をさらに有し、
前記操作記録手段は、ユーザの前記表示装置に対するタッチ操作を記録し、前記サムネイル生成手段は、前記操作記録手段により記録される操作に基づいて、ユーザのタッチ操作の頻度が基準値よりも大きいと判断した場合に、これらのタッチ操作が終了したタイミングに表示されている表示画面のサムネイルを生成する。
前記操作記録手段は、ユーザの前記表示装置に対するタッチ操作を記録し、前記サムネイル生成手段は、前記操作記録手段により記録される操作に基づいて、ユーザのタッチ操作の頻度が基準値よりも大きいと判断した場合に、これらのタッチ操作が終了したタイミングに表示されている表示画面のサムネイルを生成する。
好適には、前記表示記録手段は、ユーザにより操作されるコンテンツの種類に対応するタイミングで、コンテンツの表示状態を記録する。
好適には、前記表示画面は、複数のレイヤで構成されており、前記表示記録手段は、ユーザにより操作されるレイヤに対応するタイミングで、コンテンツの表示状態を記録する。
本発明に係る情報処理方法は、表示画面を変更するための操作を記録するステップと、記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成するステップとを有する。
本発明に係るプログラムは、表示画面を変更するための操作を記録するステップと、記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、情報処理装置への操作記録を視覚化することで、過去の状態の再現が容易となり、効率的な対話を演出することが出来る。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態においては、情報処理装置20をテーブル型タッチ端末1として説明する。
図1は、テーブル型タッチ端末1の(A)全体図と(B)操作画面である。
図1(A)に例示するように、テーブル型タッチ端末1は、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチスクリーン10と、情報処理装置20とを有する。
タッチスクリーン10は、本発明に係る表示装置の一例である。
情報処理装置20は、コンピュータであり、タッチスクリーン10に表示する表示画面のデータを生成する。また、情報処理装置20は、タッチスクリーン10を制御して、ユーザのタッチ操作を検知し、タッチ操作に対応する情報処理を行う。本実施例の情報処理装置20には、操作記録プログラム5と、画面構成プログラム6とがインストールされている。
操作記録プログラム5及び画面構成プログラム6は、例えば、CD-ROMなどの記録媒体を介して、テーブル型タッチ端末1の情報処理装置20にインストールされたコンピュータプログラムである。
テーブル型タッチ端末1のタッチ面は、平面であり、テーブルの天面と同じくらいの高さに設置される。テーブル面(テーブル型タッチ端末1の天面)では、タッチスクリーン10が大部分を占めている。また、テーブル型タッチ端末1は、複数の人間により取り囲んで、タッチスクリーン10を同時に操作できる。つまり、テーブル型タッチ端末1は、複数人で対話や作業が可能な「道具」であり、「場」である。
本実施形態においては、情報処理装置20をテーブル型タッチ端末1として説明する。
図1は、テーブル型タッチ端末1の(A)全体図と(B)操作画面である。
図1(A)に例示するように、テーブル型タッチ端末1は、ユーザのタッチ操作を受け付けるタッチスクリーン10と、情報処理装置20とを有する。
タッチスクリーン10は、本発明に係る表示装置の一例である。
情報処理装置20は、コンピュータであり、タッチスクリーン10に表示する表示画面のデータを生成する。また、情報処理装置20は、タッチスクリーン10を制御して、ユーザのタッチ操作を検知し、タッチ操作に対応する情報処理を行う。本実施例の情報処理装置20には、操作記録プログラム5と、画面構成プログラム6とがインストールされている。
操作記録プログラム5及び画面構成プログラム6は、例えば、CD-ROMなどの記録媒体を介して、テーブル型タッチ端末1の情報処理装置20にインストールされたコンピュータプログラムである。
テーブル型タッチ端末1のタッチ面は、平面であり、テーブルの天面と同じくらいの高さに設置される。テーブル面(テーブル型タッチ端末1の天面)では、タッチスクリーン10が大部分を占めている。また、テーブル型タッチ端末1は、複数の人間により取り囲んで、タッチスクリーン10を同時に操作できる。つまり、テーブル型タッチ端末1は、複数人で対話や作業が可能な「道具」であり、「場」である。
図1(B)に例示するように、タッチスクリーン10上には、Infolet100、Grouplet102、TracingPaper104、Scene106、及びTool108が表示される。Infolet100は、ファイルをオブジェクトとして扱い、ラップしたものである。具体的には、Infolet100は、PDF、XLS、DOC、PPTなどの文書や、JPEG、PNG、BMPなどのビットマップデータや、QuickTime、WMV、FLVなどの動画映像や、TEXT、RTFなどのテキストデータを示す。また、Infolet100は、フォルダ、Webハイパーリンク、ショートカット(エイリアス)、トリガータイプのもの、及びグループ(Grouplet102)なども示す。Grouplet102は、複数のInfolet100をグループ化したものであり、これ自体を1つのInfolet100として扱うことが可能である。Scene106は、操作履歴のサムネイルを時系列に表示したものである。Tool108は、メモを書くためのペン機能や、色付けするペイント機能、消しゴム機能のアイコンなどを示す。
図2は、タッチスクリーン10に表示される表示画面のレイヤ構成図である。
タッチスクリーン10に表示される表示画面は、複数のレイヤを含んでいる。例えば、本実施例では、5層のレイヤを含む。5層の各レイヤは、画面構成プログラム6により生成される。
5層レイヤの最上位層にTracingPaperレイヤ30が存在し、その下にTableレイヤ40、その下にWall Paperレイヤ50、その下にMeta Tableレイヤ60、最下位層にWindows(登録商標)デスクトップレイヤ70が存在する。
TracingPaperレイヤ30は、下の階層が透けて見え、トレーシングペーパーのように点や線、または、アイコンやフリーハンドによる模様などを記載することが出来る。すなわち、TracingPaperレイヤ30は、手書きコンテンツが割り当てられるレイヤである。
Tableレイヤ40には、Infolet100や、Grouplet102といったコンテンツ類がオブジェクトとして表示される。すなわち、Tableレイヤ40は、非手書きのコンテンツが割り当てられるレイヤである。ユーザは、実際に指を使ってそのオブジェクトに対して移動、拡大、縮小、及び回転の操作を行うことが出来る。オブジェクトだけでなく、例えば、ユーザが、3〜4本の指でスワイプすることで、タッチスクリーン10全体を180度程度回転することが出来る。これにより、対面側に存在する別ユーザからの表示画面の操作性や閲覧性が向上する。
Wall Paperレイヤ50は、Tableレイヤ40上のInfolet102などを目的別に並び替えるアプリケーション層である。
Meta Tableレイヤ60は、画面上から取り除きたいInfolet100、Grouplet102などを一時的に配置するために使用される。また、Meta Tableレイヤ60には、サムネイル操作領域や、ごみ箱アイコンが存在する。
タッチスクリーン10に表示される表示画面は、複数のレイヤを含んでいる。例えば、本実施例では、5層のレイヤを含む。5層の各レイヤは、画面構成プログラム6により生成される。
5層レイヤの最上位層にTracingPaperレイヤ30が存在し、その下にTableレイヤ40、その下にWall Paperレイヤ50、その下にMeta Tableレイヤ60、最下位層にWindows(登録商標)デスクトップレイヤ70が存在する。
TracingPaperレイヤ30は、下の階層が透けて見え、トレーシングペーパーのように点や線、または、アイコンやフリーハンドによる模様などを記載することが出来る。すなわち、TracingPaperレイヤ30は、手書きコンテンツが割り当てられるレイヤである。
Tableレイヤ40には、Infolet100や、Grouplet102といったコンテンツ類がオブジェクトとして表示される。すなわち、Tableレイヤ40は、非手書きのコンテンツが割り当てられるレイヤである。ユーザは、実際に指を使ってそのオブジェクトに対して移動、拡大、縮小、及び回転の操作を行うことが出来る。オブジェクトだけでなく、例えば、ユーザが、3〜4本の指でスワイプすることで、タッチスクリーン10全体を180度程度回転することが出来る。これにより、対面側に存在する別ユーザからの表示画面の操作性や閲覧性が向上する。
Wall Paperレイヤ50は、Tableレイヤ40上のInfolet102などを目的別に並び替えるアプリケーション層である。
Meta Tableレイヤ60は、画面上から取り除きたいInfolet100、Grouplet102などを一時的に配置するために使用される。また、Meta Tableレイヤ60には、サムネイル操作領域や、ごみ箱アイコンが存在する。
図3は、テーブル型タッチ端末1の操作記録プログラム5の構成を説明する図である。
図3に例示されるように、操作記録プログラム5は、操作記録部500、サムネイル化部520、及び表示部540を有する。
図3に例示されるように、操作記録プログラム5は、操作記録部500、サムネイル化部520、及び表示部540を有する。
操作記録部500は、表示画面を変更するための操作を記録する。本例の操作記録部500は、タッチスクリーン10上のオブジェクトの操作状態と、スナップショットとを記録する。記録される操作状態は、例えば、オブジェクトの位置、角度、及び大きさなどの表示状態である。スナップショットとは、ある瞬間のファイルシステムのイメージである。操作記録部500がスナップショットを生成するタイミングは、ユーザの操作コンテンツと操作タイミングとによる。具体的には、図4に例示されるように、イベント受信部502は、ユーザのタッチスクリーン10に対するタッチ操作を記録する。より具体的には、イベント受信部502は、ユーザのオブジェクトへのタッチ操作イベントを受信し、記録する。イベント受信部502は、受信したイベント内容を記録部504へ渡す。記録部504は、イベント受信部502よりイベントを受信すると、コンテンツの種類に対応するタイミングでスナップショットを生成し、時間と関連付けて操作DB700へ保存する。具体的には、ユーザがTracing Paper104を使用した場合、または、Tracing Paperレイヤ30に対してタッチ操作があった場合には、記録部504は、規定間隔でスナップショットを生成する。ユーザがInfolet100やGrouplet102に対してのタッチ操作を行った場合、または、Tableレイヤ40に対してタッチ操作があった場合には、受信したイベントのうち開始イベントと終了イベントとを受け取った場合のみスナップショットを生成する。ただし、記録部504は、すべてのタッチ操作を記録する訳ではない。例えば、ユーザがスクロールバーを左右にドラッグする操作や、サムネイルを選択する操作等は、記録されない。つまり、操作記録の対象オブジェクトは決まっている。
また、記録部504は、ユーザがツールパレットの移動、ペン色の選択、キーボードの移動、または、入力モードの変更を行った場合、ユーザ毎の操作回数と操作時間とを操作DB700へ保存する。
また、記録部504は、ユーザがツールパレットの移動、ペン色の選択、キーボードの移動、または、入力モードの変更を行った場合、ユーザ毎の操作回数と操作時間とを操作DB700へ保存する。
サムネイル化部520は、記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成する。具体的には、サムネイル化部520は、操作DB700に保存されている操作記録に応じたタイミングで、表示画面のサムネイル化を行う。
より具体的には、図5に例示されるように、ユーザがサムネイル化を指示すると、サムネイル作成部526は、取得部528を介して、操作DB700より指定された対象のスナップショットを取得し、サムネイルを作成する。さらにサムネイル作成部526は、タッチスクリーン10に時系列にサムネイルを表示すると共に、時系列の操作履歴に対応するスライダーバー(不図示)を表示する。時間管理部524は、一定時間が経過するとサムネイル作成部526にサムネイル作成を指示する。操作頻度判定部522は、ユーザがオブジェクトをタッチ操作した頻度を分析する。より具体的には、操作頻度判定部522は、タッチ操作の頻度が基準値よりも大きい場合に、ユーザがタッチ操作を終了すると対話の区切りと判断し、サムネイル作成部526にサムネイル作成を指示する。
より具体的には、図5に例示されるように、ユーザがサムネイル化を指示すると、サムネイル作成部526は、取得部528を介して、操作DB700より指定された対象のスナップショットを取得し、サムネイルを作成する。さらにサムネイル作成部526は、タッチスクリーン10に時系列にサムネイルを表示すると共に、時系列の操作履歴に対応するスライダーバー(不図示)を表示する。時間管理部524は、一定時間が経過するとサムネイル作成部526にサムネイル作成を指示する。操作頻度判定部522は、ユーザがオブジェクトをタッチ操作した頻度を分析する。より具体的には、操作頻度判定部522は、タッチ操作の頻度が基準値よりも大きい場合に、ユーザがタッチ操作を終了すると対話の区切りと判断し、サムネイル作成部526にサムネイル作成を指示する。
表示部540は、サムネイル化部520により生成されたサムネイルのうちいずれかのサムネイルが選択された場合に、記録部504により記録された情報を用いて、選択されたサムネイルに対応する表示画面を再現する。具体的には、図6に例示されるように、ユーザがタッチスクリーン10に表示されるサムネイルを選択すると、取得部542は、対象のサムネイルに対応するスナップショットを操作DB700より取得する。インターフェース生成部546は、取得部542により取得したスナップショットを再現する。図7の(A)、(B)、(C)に例示されるように、ユーザがサムネイルを選択すると、タッチスクリーン10には、選択されたサムネイルに対応するスナップショットが再現される。ユーザがスライダーバーを操作した場合も、タッチスクリーン10の表示画面は、ドラッグした距離に応じて、過去の状態に遡る。
また、ユーザがタッチ操作を終了すると、取得部542は、ユーザが操作した行為の回数と時間とを操作DB700から取得し計算部544へ渡す。計算部544は、取得した行為の回数と時間からユーザの次回操作時の最も利用頻度が高いと予想される環境を計算し、操作DB700に保存する。さらに、インターフェース生成部546は、計算部544により計算された環境を設定する。
また、ユーザがタッチ操作を終了すると、取得部542は、ユーザが操作した行為の回数と時間とを操作DB700から取得し計算部544へ渡す。計算部544は、取得した行為の回数と時間からユーザの次回操作時の最も利用頻度が高いと予想される環境を計算し、操作DB700に保存する。さらに、インターフェース生成部546は、計算部544により計算された環境を設定する。
画面構成プログラム6は、タッチスクリーン10に表示される表示画面のレイヤ構成を生成し、UI制御部600を有する。UI制御部600は、タッチスクリーン10上に表示される全てのオブジェクトのタッチ操作によるジェスチャイベントをイベント受信部502へ送信することができる。
図8は、操作記録処理(S70)を説明するフローチャートである。
図8に例示するように、ステップ700(S700)において、ユーザは、タッチ操作を記録するためにモードを記録モードに変更する。
図8に例示するように、ステップ700(S700)において、ユーザは、タッチ操作を記録するためにモードを記録モードに変更する。
ステップ705(S705)において、TracingPaper104が使用されていると、操作記録処理(S70)は、S715へ移行し、使用されていなければ、操作記録処理(S70)は、S710へ移行する。
ステップ710(S710)において、図9(A)に例示されるように、記録部504は、操作の開始状態と終了状態とのスナップショットを生成する。具体的には、操作記録部500は、ユーザのタッチ操作時にUI制御部600から送信されるイベントを受信し、操作状態を記録する。より具体的には、イベント受信部502は、UI制御部600から送信されるタッチ操作のジェスチャー開始イベントを受信する。イベント受信部502は、受信した開始イベントを記録部504へ渡す。記録部504は、イベントを受け取ると、開始イベントを受信した時点のスナップショットを生成し、操作DB700に保存する。また、ユーザがタッチ操作したオブジェクトの移動や回転などを行うと、ジェスチャー変化イベントが発生し、オブジェクトは、イベント内容通りに動作する。さらに、オブジェクトへのタッチ操作が終了すると、イベント受信部502は、UI制御部600から送信されるジェスチャー終了イベントを受信する。記録部504は、終了イベントを受け取ると、終了イベントを受信した時点のスナップショットを生成し、操作DB700に保存する。
ステップ715(S715)において、図9(B)に例示されるように、記録部504は、規定間隔で操作状態のスナップショットを生成する。具体的には、イベント受信部502は、UI制御部600から送信されるタッチ操作のジェスチャー開始イベントを受信する。イベント受信部502は、受信した開始イベントを記録部504へ渡す。記録部504は、イベントを受け取ると、開始イベントを受信した時点のスナップショットを生成し、操作DB700に保存する。また、ユーザがタッチ操作し図形を描くと、ジェスチャー変化イベントが発生し、イベント内容通りに図形が、描写される。描写されている間、記録部504は、規定間隔で操作状態のスナップショットを生成し、操作DB700に保存する。さらに、タッチ操作が終了すると、イベント受信部502は、UI制御部600から送信されるジェスチャー終了イベントを受信する。記録部504は、イベントを受け取ると、終了イベントを受信した時点のスナップショットを生成し、操作DB700に保存する。
ステップ720(S720)において、サムネイル化部520は、対話の区切りを決定する。具体的には、操作頻度判定部522が、ユーザの操作頻度が基準値よりも大きく、かつ、その後、時間管理部524が一定時間内においてユーザの操作がないと判断した場合(すなわち、頻繁な操作が終了したと判断した場合)、または、ユーザによってサムネイル化が指示された場合は、操作記録処理(S70)は、ステップ725(S725)に移行する。対話の区切りやユーザの指示がない場合は、操作記録処理(S70)は、S705に移行する。
ステップ725(S725)において、サムネイル化部520は、操作履歴のサムネイル化を行う。具体的には、取得部528は、サムネイル化が指定された時点のスナップショットを操作DB700より取得し、サムネイル作成部526は、取得したスナップショットのサムネイル化を実施する。
ステップ730(S730)において、モードが記録モードから再現モードへ変更されると、操作記録処理(S70)は、操作再現処理へ移行する。モード変更がない場合は、操作再現処理(S70)は、S705へ移行する。
図10は、操作再現処理(S80)を説明するフローチャートである。
図10に例示するように、ステップ800(S800)において、サムネイル作成部526は、サムネイルと操作履歴に対応するスライダーバーとをタッチスクリーン10に表示する。
図10に例示するように、ステップ800(S800)において、サムネイル作成部526は、サムネイルと操作履歴に対応するスライダーバーとをタッチスクリーン10に表示する。
ステップ805(S805)において、ユーザによってスライダーバーが操作されると、操作再現処理(S80)は、S810へ移行し、スライダーバーの操作がない場合は、操作再現処理(S80)は、S815へ移行する。
ステップ810(S810)において、インターフェース生成部546は、ユーザがスライダーバーをドラッグした情報を取得部542へ通知する。取得部542は、対応する時点のスナップショットを操作DB700より取得する。
ステップ815(S815)において、サムネイルが選択されると操作再現処理(S80)は、S820へ移行し、サムネイルが選択されない場合は、操作再現処理(S80)は、S805へ移行する。
ステップ820(S820)において、インターフェース生成部546は、ユーザにより選択されたサムネイル情報を取得部542へ通知する。取得部542は、選択されたサムネイルに対応する時点のスナップショットを操作DB700より取得する。
ステップ825(S825)において、インターフェース生成部546は、取得部542により取得したスナップショットをタッチスクリーン10に表示して過去の表示画面を再現する。
ステップ830(S830)において、ユーザにより、モードが記録モードへ変更されると、操作再現処理(S80)は、操作記録処理へ移行する。モードの変更がなければ操作再現処理は、S805へ移行する。
図11は、利用環境設定処理(S90)を説明するフローチャートである。
図11に例示されるように、ステップ900(S900)において、ユーザがテーブル型タッチ端末1にログインする。
ステップ905(S905)において、取得部542は、ログインしたユーザの最適環境を操作DB700より取得する。インターフェース生成部546は、最適環境を設定し、タッチスクリーン10に表示する。
ステップ910(S910)において、ユーザが操作を開始すると記録部504は、
操作行為の回数と時間とを操作DB700へ保存する。
ステップ915(S915)において、ユーザが操作を終了し、ログアウトする。
ステップ920(S920)において、取得部542は、対象のユーザの操作行為の回数と時間とを操作DB700より取得し、計算部544へ通知する。計算部544は、操作行為の回数と時間とから対象ユーザの次回操作時における最も利用頻度の高い環境を計算する。
ステップ925(S925)において、計算部544は、計算した対象ユーザの最適環境を操作DB700へ更新する。
図11に例示されるように、ステップ900(S900)において、ユーザがテーブル型タッチ端末1にログインする。
ステップ905(S905)において、取得部542は、ログインしたユーザの最適環境を操作DB700より取得する。インターフェース生成部546は、最適環境を設定し、タッチスクリーン10に表示する。
ステップ910(S910)において、ユーザが操作を開始すると記録部504は、
操作行為の回数と時間とを操作DB700へ保存する。
ステップ915(S915)において、ユーザが操作を終了し、ログアウトする。
ステップ920(S920)において、取得部542は、対象のユーザの操作行為の回数と時間とを操作DB700より取得し、計算部544へ通知する。計算部544は、操作行為の回数と時間とから対象ユーザの次回操作時における最も利用頻度の高い環境を計算する。
ステップ925(S925)において、計算部544は、計算した対象ユーザの最適環境を操作DB700へ更新する。
以上説明したように、本実施形態のテーブル型タッチ端末1は、操作履歴をスナップショットとして、時間に関連付けて保存する。スナップショットは、サムネイル化されてタッチスクリーン10に表示される。テーブル型タッチ端末1は、ユーザの操作頻度を分析し、操作頻度が基準値以上であった場合、これらの操作が終了した場合に、サムネイルを生成する。また、サムネイル化は、時間管理され、テーブル型タッチ端末1は、一定時間が経過するとサムネイルを生成する。テーブル型タッチ端末1は、手動でのサムネイル生成も可能である。生成されたサムネイルはタッチスクリーン10に表示され、ユーザによって選択されると、選択されたサムネイルの時点のテーブル型タッチ端末1の状態に戻すことができる。
次に上記実施形態の変形例を説明する。
上記実施形態では、操作頻度判定部522は、対話の区切りとして、タッチ操作頻度が基準値よりも大きい場合を判別し、操作が終了した時、または、一定時間が経過した場合にサムネイル化を行うが、これに限定されるものではなく、テーブル型タッチ端末1は、オブジェクトの移動距離、オブジェクトの配置や大きさ、または、オブジェクトの回転頻度から対話の区切りを決定してもよい。
上記実施形態では、操作頻度判定部522は、対話の区切りとして、タッチ操作頻度が基準値よりも大きい場合を判別し、操作が終了した時、または、一定時間が経過した場合にサムネイル化を行うが、これに限定されるものではなく、テーブル型タッチ端末1は、オブジェクトの移動距離、オブジェクトの配置や大きさ、または、オブジェクトの回転頻度から対話の区切りを決定してもよい。
1…テーブル型タッチ端末
5…操作記録プログラム
6…画面構成プログラム
10…タッチスクリーン
20…情報処理装置
500…操作記録部
520…サムネイル化部
540…表示部
700…操作テータベース
5…操作記録プログラム
6…画面構成プログラム
10…タッチスクリーン
20…情報処理装置
500…操作記録部
520…サムネイル化部
540…表示部
700…操作テータベース
Claims (8)
- 表示画面を変更するための操作を記録する操作記録手段と、
前記操作記録手段により記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成するサムネイル生成手段と
を有する情報処理装置。 - 前記表示画面に表示されたコンテンツの表示状態を、既定のタイミングで記録する表示記録手段と、
前記サムネイル生成手段により生成されたサムネイルのうち、いずれかのサムネイルが選択された場合に、前記表示記録手段に記録された情報を用いて、選択されたサムネイルに対応する表示画面を再現する表示再現手段と
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記表示記録手段は、表示画面を変更するためのユーザの操作タイミングで、コンテンツの表示状態を記録する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 表示画面を表示し、かつ、タッチ操作を受け付ける表示装置
をさらに有し、
前記操作記録手段は、ユーザの前記表示装置に対するタッチ操作を記録し、
前記サムネイル生成手段は、前記操作記録手段により記録される操作に基づいて、ユーザのタッチ操作の頻度が基準値よりも大きいと判断した場合に、これらのタッチ操作が終了したタイミングに表示されている表示画面のサムネイルを生成する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記表示記録手段は、ユーザにより操作されるコンテンツの種類に対応するタイミングで、コンテンツの表示状態を記録する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記表示画面は、複数のレイヤで構成されており、
前記表示記録手段は、ユーザにより操作されるレイヤに対応するタイミングで、コンテンツの表示状態を記録する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 表示画面を変更するための操作を記録するステップと、
記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成するステップと
を有する情報処理方法。 - 表示画面を変更するための操作を記録するステップと、
記録された操作に応じて、表示画面のサムネイルを生成するステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012023487A JP2013161302A (ja) | 2012-02-06 | 2012-02-06 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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