JP2013161261A - 情報処理端末、その認証制御方法、及び認証制御プログラム - Google Patents

情報処理端末、その認証制御方法、及び認証制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より有用な認証機能を備えた情報処理端末を提供すること。
【解決手段】 所定の機能の制限を行うことが可能な情報処理端末であって、認証対象者の顔画像を入力可能な画像入力手段と、認証登録者の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、前記画像入力手段で入力した認証対象者の顔画像と前記顔画像記憶手段に記憶されている認証登録者の顔画像との一致率を検出する一致率検出手段と、前記一致率検出手段により検出された一致率に基づいて、前記所定の機能の制限の解除を行う制限解除手段と、情報を表示可能な表示手段と、前記表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記一致率検出手段により検出された一致率に関する情報を、前記画像入力手段で入力した認証対象者の顔画像と同時に前記表示手段に表示するよう制御を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明は情報処理端末、その認証制御方法、及び認証制御プログラムに関する。
近年、携帯電話機やスマートホン等の携帯型情報処理端末の普及が進み、多数の者が携帯型情報処理端末を保有するようになっている。また、ハードウエアの進化に伴い、携帯型情報処理端末は多くの個人情報を保持可能であるとともに、電子マネー機能による金銭取引機能等も備えるようになった。このため、第三者の無断使用による個人情報漏えいや金銭的被害が、以前にも増して危惧されるようになっており、携帯型情報処理端末は端末ロック機能を備えることが一般的となっている。この端末ロック機能を設定/解除する方法としては、現状、PIN(Personal Identification Number)入力、若しくはパスワード入力による方法が多く採用されているが、近年では顔認証を用いた方法も提案されている。
情報処理端末に顔認証機能を適用する場合、予め認証登録者(情報処理端末の所有者)の顔画像を情報処理端末内部のメモリに記憶しておき、認証処理時に情報処理端末のカメラ等で取り込んだ認証対象者の顔画像を前記メモリに記憶されている認証登録者の顔画像と比較照合することにより本人確認を行う。
しかしながら、顔認証においては、認証処理時に情報処理端末のカメラ等で認証対象者の顔画像を取り込む際、認証対象者周辺の明るさや、カメラ等に対する顔の向き、表情のちょっとした変化等の影響により、情報処理端末内部のメモリに記憶されている認証登録者の顔画像との比較照合で必要な一致率が得られず、認証対象者が認証登録者本人であっても認証に失敗する可能性が懸念される。このような認証の失敗を防止する手法として、例えば、下記特許文献1に記載の技術がある。
特開2005−115481号公報
前記特許文献1に記載の技術においては、複数の異なる環境下で撮影した認証登録者の顔画像をデータベース化して記憶しておき、認証処理時に認証対象者を撮影して得られた顔画像を、前記データベース化された複数の顔画像と1:N照合することにより、認証対象者の顔画像を取り込む際の、認証対象者周辺の明るさや、カメラ等に対する顔の向き、表情のちょっとした変化等の影響による認証失敗を回避するよう考慮されたものである。
しかしながら、前記特許文献1の技術においては、認証登録者の顔画像を登録する際に、複数の異なる環境下で撮影した認証登録者の顔画像を用意しなければならず、登録処理が煩雑になる。更に、情報処理端末内部の顔認証用画像の記憶用メモリの必要容量も大きくなるという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を考慮し、より有用な認証機能を備えた情報処理端末、その認証制御方法、及び認証制御プログラムを提供することにある。
前記課題を解決するための手段として、本発明では、特許請求の範囲に記載の構成を用いる。
一例を挙げるならば、所定の機能の制限を行うことが可能な情報処理端末であって、認証対象者の顔画像を入力可能な画像入力手段と、認証登録者の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、前記画像入力手段で入力した認証対象者の顔画像と前記顔画像記憶手段に記憶されている認証登録者の顔画像との一致率を検出する一致率検出手段と、前記一致率検出手段により検出された一致率に基づいて、前記所定の機能の制限の解除を行う制限解除手段と、情報を表示可能な表示手段と、前記表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記一致率検出手段により検出された一致率に関する情報を、前記画像入力手段で入力した認証対象者の顔画像と同時に前記表示手段に表示するよう制御を行うことを特徴とする情報処理端末、を用いる。
本発明により、より有用な認証機能を備えた情報処理端末、その認証制御方法、及び認証制御プログラムを提供することが可能となる。
実施例に係る情報処理端末のブロック図である。 実施例に係る情報処理端末の外観図である。 実施例に係る情報処理端末を含む通信システムの構成図である。 実施例に係る情報処理端末の操作受付処理時のフローチャートである。 実施例に係る情報処理端末の端末ロック制御時のフローチャートである。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。 実施例に係る情報処理端末の端末ロック解除処理時のフローチャートである。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。 実施例に係る情報処理端末の顔類似度確認処理時のフローチャートである。 実施例に係る情報処理端末の画面表示図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明を適用した携帯情報端末のブロック図の一例である。携帯情報端末100は、制御部101、システムバス102、ROM103、RAM104、記憶部110、加速度センサ121、ジャイロセンサ122、地磁気センサ123、GPS受信部124、照度センサ125、外部インタフェース130、表示部141、表示処理部142、映像入力部143、スピーカ144、音声処理部145、音声入力部146、操作部150、電話網通信部161、LAN通信部162、メール処理部170、端末ロック制御部181、一致率確認部182、とで構成される。
また、携帯情報端末100の外観図の一例を図2に示す。図2において図1と同一の番号を有するものは、図1と同一の構成/機能を有するものである。なお、図2の外観図においては、後述で詳細を説明する代表的構成のみ図示し、その他の構成に関しては図示を省略している。
図3は、本実施例の携帯情報端末100を含む通信システムの一例であり、例えばインターネットのような公衆ネットワーク200及びその無線通信用アクセスポイント201、インターネットメールサーバ211、アプリケーションサーバ212、移動体電話通信メールサーバ221並びに移動体電話通信網の基地局222で構成される。
携帯情報端末100は、携帯電話やスマートホンであっても良いし、PDA(Personal Digital Assistants)やハンディタイプPC(Personal Computer)、タブレットPCであっても良い。また、携帯型のゲーム機や、デジタルカメラその他の携帯型デジタル機器であっても良い。更には、本発明の技術は携帯型デジタル機器に限らず、例えば据え置き型のPCや、銀行等の現金自動預け払い機における金銭払い出し機能ロックの制御、入退室管理装置におけるドア開閉機能の制御、等に適用することも可能である。
制御部101は携帯情報端末100全体のシステムを制御する、例えばマイクロプロセッサのようなものである。システムバス102は制御部101と携帯情報端末100内の各部との間でデータ送受信を行うためのデータ通信路である。ROM(Read Only Memory)103は、オペレーティングシステムや所定のアプリケーションプログラムなど、携帯情報端末100の基本動作プログラムが格納されたメモリであり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)やフラッシュROMのような書き換え可能なROMが用いられる。ROM103に格納されたプログラムを更新することにより、基本動作プログラムのバージョンアップや機能拡張が可能であるものとする。なお、ROM103は図1に示したような独立構成とはせず、記憶部110内の一部記憶領域を使用しても良い。RAM(Random Access Memory)104は基本動作プログラム若しくは各アプリケーション実行時のワークエリアとなる。また、ROM103及びRAM104は制御部101と一体構成であっても良い。
記憶部110は携帯情報端末100の各動作設定値や携帯情報端末100の使用者の個人情報(アドレス帳や、スケジュール等)等を記憶する。記憶部110は、内部に顔認証情報記憶領域111及びその他情報憶記憶領域112を有する。顔認証情報記憶領域111の詳細は後述する。また、その他情報記憶領域112は、その一部領域を以ってROM103の機能の全部または一部を代替しても良い。
また、携帯情報端末100は、アプリケーションサーバ212から、電話網通信部161またはLAN通信部162を介して、新規アプリケーションをダウンロードすることにより機能拡張をすることが可能であるものとする。この際、ダウンロードした前記アプリケーションは記憶部110のその他情報記憶領域112に記憶される。記憶部110のその他情報記憶領域112に記憶された前記アプリケーションが使用時にRAM104上に展開されて実行されることにより、携帯情報端末100は多種の機能を実現可能であるものとする。
記憶部110は携帯情報端末100が電源オフの状態であっても記憶している情報を保持する必要がある。したがって、例えばフラッシュROMやSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disc Drive)等が用いられる。
加速度センサ121、ジャイロセンサ122、地磁気センサ123、GPS受信部124等は、携帯情報端末100の状態を検出する。これらのセンサにより、携帯情報端末100の動き、傾き、位置、方角等を検出することが可能となる。照度センサ125は携帯情報端末100周辺の明るさを検出する。
外部インタフェース130は、携帯情報端末100の機能を拡張するためのインタフェースであり、USB(Universal Serial Bus)機器、若しくはメモリカードの接続、または外部モニタに映像を表示するための映像ケーブルの接続等を行う。
表示部141は例えば液晶パネルのような表示デバイスであり、表示処理部142において処理した映像信号を携帯情報端末100の使用者に提供する。映像入力部143はカメラであり、レンズから入力した光を電気信号に変換することにより周囲や対象物の画像データを入力する。スピーカ144は音声処理部145において処理した音声信号を携帯情報端末100の使用者に提供する。音声入力部146はマイクであり、使用者の声などの音声データを入力する。
操作部150は、携帯情報端末100の使用者の操作に基づいて指示の入力を行う指示入力部であり、文字入力を行ったり実行中のアプリケーションの操作を行ったりする。ボタンスイッチを並べたマルチキーにより実現しても良いし、表示部141に重ねて配置したタッチパネルにより実現しても良い。また、両者を併用しても良い。本実施例においては、操作部150は複数のボタンスイッチ(図示省略)及び表示部141に重ねて配置したタッチパネルにより構成されるものとする。
電話網通信部161は、移動体電話通信網の基地局222との通信を行う。LAN(Local Area Network)通信部162は、インターネット200の無線通信用アクセスポイント201とWi−Fi(登録商標)等により通信を行う。電話網通信部161及びLAN通信部162はそれぞれアンテナ、符号回路及び復号回路等で構成される。
メール処理部170はマイクロプロセッサ等で構成され、メールの作成、メールの解析等を行う。図1では、メール処理部170を独立した構成として記述しているが、制御部101がRAM104をワークエリアとして使用して所定のプログラムを実行することにより、同機能を実現しても良い。
端末ロック制御部181はマイクロプロセッサ等で構成され、携帯情報端末100の一部または全部の機能または動作の制限(以下、「端末ロック」という場合がある)を制御する。一致率確認部182は記憶部110の顔認証情報記憶領域111に記憶されている認証登録者の顔認証画像と映像入力部143で取り込んだ認証対象者の顔画像とを比較し、その一致率を確認するためのものである。端末ロック制御部181及び一致率確認部182の詳細は後述する。端末ロック制御部181における所定機能の制限制御や一致率確認部182における前記一致率確認処理も、制御部101が代替することにより実現しても良い。
なお、図1に示した携帯情報端末100の構成例には、各センサ類(121〜125)を初めとして、本実施例に必須ではない構成も多数含まれている。また、電話網通信部161及びLAN通信部162は、いずれか一方が少なくとも備えられていることが望ましいが、両者ともに備えられていない構成であっても、本実施例の効果を損なうことはない。また、デジタルテレビ放送受信機能や電子マネー決済機能等、図示していない構成が加えられていても良い。
本実施例の携帯情報端末100は所定機能を制限する端末ロック機能を有するものとし、前記端末ロック機能の設定及び解除は記憶部110内の顔認証情報記憶領域111に記憶されている認証登録者の顔認証画像に基づいて行われるものとする。端末ロック状態では、携帯情報端末100は、端末ロックの解除に係る操作以外は基本的に受け付けないものとする。
本実施例の携帯情報端末100は、使用者の端末操作に応じた通常処理の際は以下のように動作する。図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。
携帯情報端末100は、電源オン時、通常は機能待機状態にある。機能待機中に操作部150等への使用者による端末操作を受け付けた(S101)場合、携帯情報端末100は、まず、自機が端末ロック状態にあるか否かの確認(S102)を行う。S102において、携帯情報端末100が端末ロック状態にあることが確認された場合、次にS101での端末操作が端末ロック状態を解除するための認証開始処理か否かの判定(S103)を行う。S103において、S101での端末操作が端末ロック状態を解除するための認証開始処理ではないと判定された場合は、前記端末操作を無視して機能待機状態に戻る。一方、S101での端末操作が端末ロック状態を解除するための認証開始処理であると判定された場合には、端末ロック解除処理(S104)を行った後に機能待機状態に戻る。前記端末ロック解除処理に関しては後述する。S102において、携帯情報端末100が端末ロック状態にないことが確認された場合には、S101での端末操作に応じた操作制御処理(S105)を行う。
S105における操作制御処理は、図5にその詳細処理の一例を示したように、まず、S101にて行われた端末操作が端末ロックを実行するための命令か否かの判定(S201)を行う。S201において、S101での端末操作が端末ロックを実行するための命令ではないと判定された場合は、前記端末操作に応じたその他の処理を実行(S202)した後に機能待機状態に戻る。一方、S201において、S101での端末操作が端末ロックを実行するための命令であると判定された場合、まず、記憶部110の顔認証情報記憶領域111に認証登録者の顔認証画像が記憶(登録)されているか否かの確認(S203)を行う。S203において、顔認証情報記憶領域111に認証登録者の顔認証画像が記憶されている場合にはそのまま、顔認証情報記憶領域111に認証登録者の顔認証画像が記憶されていない場合には認証登録者の顔認証画像の登録処理を実行(S204)した後に、端末ロック制御部181の制御により、顔認証情報記憶領域111に記憶されている認証登録者の顔認証画像に基づいて、携帯情報端末100の所定機能を制限するための端末ロック処理を実行(S205)する。
以下では、S104における端末ロック解除処理の制御、及び本実施例の特徴である端末ロック解除処理の際の認証対象者の顔画像と認証一致率の表示に関する例を、詳細に説明する。
携帯情報端末100の端末ロック解除処理の制御の一例を図6の画面表示図及び図7のフローチャートを用いて説明する。
端末ロック状態にある携帯情報端末100は、機能待機状態においては、表示部141aには何も表示されない、若しくはスクリーンセーバー等の画像が表示されているものとする。この状態で操作部150への端末操作を受け付けた場合(本実施例では、タッチパネル150aへのタッチ操作があった場合)、携帯情報端末100は、携帯情報端末100が端末ロック状態にある旨及び端末ロックの解除には顔認証処理が必要である旨のメッセージを表示部141bに表示する。
ここでタッチパネル150bの『Cancel』部がタッチされた場合、前記一連の操作は端末ロック状態を解除するための認証開始処理ではないと判断し、機能待機状態に戻る。一方、タッチパネル150bの『OK』部がタッチされた場合には、前記一連の操作は端末ロック状態を解除するための認証開始処理であると判断し、S104の端末ロック解除処理を開始する。
S104の端末ロック解除処理では、まず顔認証処理を行うために映像入力部143のカメラ機能が有効化される(S301)。次に、映像入力部143は、そのカメラ機能で認証対象者の顔画像の入力(S302)を開始する。同時に、一致率確認部182が前記入力した認証対象者の顔画像と記憶部110内の顔認証情報記憶領域111に記憶されている認証登録者の顔認証画像とを比較照合することにより一致率の検出(S303)を行う。なお、前記顔画像を比較照合することによる一致率の検出は、例えば、顔画像の目や鼻、口角、顔輪郭等から抽出した特徴点のそれぞれの相対距離等を比較することにより行い、その総数に対する一致数を以って一致率とする、等の処理を行えば良い。
更に、映像入力部143のカメラ機能により入力した前記認証対象者の顔画像と、一致率確認部182が検出した、前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを、表示部141cに同時に表示する(S304)。なお、本実施例では、図6(c)に示したように、前記一致率は表示部141cの上辺付近に図形及び数値で表示するものとしている。図形による一致率の表示は、例えば、横向きの四角形の内部を画面左側から右側に向けて前記一致率と同一の割合で塗りつぶすことにより、前記一致率を表現するようにしている。更に前記図形による一致率表示の右側に数値による一致率を並べて表示する。尚、前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との一致率をそのまま表示部141に表示する代わりに、例えば、制御部101がその一致率の下一桁を四捨五入したり、切り捨てたりするなど、一致率確認部182が検出した一致率に対して所定の加工を施し、その結果、得られた情報を表示部141に表示するようにしても良い。
ここで、タッチパネル150cの『Cancel』部がタッチされた場合、端末ロック解除処理を中止(S305)し、映像入力部143のカメラ機能を停止(S308)して機能待機状態に戻る。この場合、携帯情報端末100の端末ロック状態は継続される。
タッチパネル150cの『Cancel』部がタッチされない場合、次に、一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率が予め定めた所定の値(即ち、端末ロックの解除を許可するための閾値:本実施例では80%とする)以上であるか否かの判定(S306)を行う。
S306において、前記一致率が前記所定の値未満である場合には、再度映像入力部143のカメラ機能で認証対象者の顔画像を新たに入力(S302)し、以降S303〜S306の処理を繰り返す。一方、S306において、前記一致率が前記所定の値以上である場合には、表示部141dに『Success』が一定時間表示され、更に端末ロック解除処理が実行(S307)される。更に、映像入力部143のカメラ機能を停止(S308)して機能待機状態に戻る。
以上説明したように、本実施例の携帯情報端末100は、端末ロック解除処理の工程における顔認証処理で、映像入力部143のカメラ機能を使用して入力した認証対象者の顔画像及び一致率確認部182で検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを、即時且つ同時に確認することができる。
特に、一致率確認部182で検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な前記所定の値未満である場合、S305の処理で表示部141cに表示される『Cancel』部をタッチ操作しない限り、S302〜S306の処理が連続して繰り返し実行されることになる。即ち、映像入力部143のカメラ機能が例えば秒間60コマの画像を動画入力可能である場合、S302〜S306の処理も秒間60回連続して繰り返される。その結果、表示部141cに表示される前記認証対象者の顔画像と前記一致率も秒間60回の割合で更新表示されることになる。
このため、認証対象者が認証登録者自身であって、認証対象者が自らの顔を映像入力部143のカメラ機能で入力して顔認証処理を行った際に、認証対象者の顔と携帯情報端末100の映像入力部143との相対的な角度や認証対象者の顔の表情の差異等の影響により、携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な前記一致率を得られなかった場合であっても、表示部141cに表示され、連続的に更新表示される前記認証対象者の顔画像と前記一致率の大きさとを確認しながら、認証対象者の顔と携帯情報端末100の映像入力部143との相対的な角度を変更したり認証対象者の顔の表情を変えたりすることにより、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得られるように調整することが可能となる。
顔認証においては、認証処理時に携帯情報端末100の映像入力部143のカメラ機能で認証対象者の顔画像を取り込む際、認証対象者周辺の明るさや、映像入力部143に対する認証対象者の顔の向き、表情のちょっとした変化等の影響により、携帯情報端末100の記憶部110内の顔認証情報記憶領域111に記憶されている認証登録者の顔画像との比較照合で必要な一致率が得られず、認証対象者が認証登録者本人であっても認証に失敗する認証漏れを生じる場合がある。前記認証漏れを減らすためには、認証に必要な一致率の閾値を低く設定すればよいが、この場合逆に認証対象者が認証登録者と異なる人物であっても認証してしまう誤認証が問題となる。セキュリティ面を考慮した場合、誤認証は認証漏れよりも憂慮すべき問題であり、したがって、認証に必要な一致率の閾値を高く設定しつつ利便性を損なわない顔認証手法が望まれる。
本実施例の携帯情報端末100では、前述のように、認証対象者が、表示部141cで連続的に更新表示される前記認証対象者の顔画像と前記一致率の大きさとを確認しながら、認証対象者の顔と携帯情報端末100の映像入力部143との相対的な角度を変更したり認証対象者の顔の表情を変えたりすることを可能にすることにより、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得られるように調整することが可能であるため、認証に必要な一致率の閾値を高く設定しつつ、認証漏れの可能性を低減することが可能である。更には、携帯情報端末100においては、認証登録者の顔認証画像は少なくとも一種類のみを記憶部110内の顔認証情報記憶領域111に記憶させておけば良い。このため、顔認証情報記憶領域111の記憶容量は最低限で良く、また顔認証情報の登録処理も簡単なものとすることができる。即ち、認証情報の記憶に大容量の記憶領域を必要とせず、簡単な登録処理で、効率良い認証処理が可能な、より利便性の高い有用な顔認証機能を実現することが可能となる。
なお、前述の例では、映像入力部143のカメラ機能は秒間60コマの画像を動画入力可能であり、更に一致率確認部182における前記一致率の検出処理も秒間60回の割合で行う場合の例を説明している。しかしながら、一致率確認部182における前記一致率の検出処理回数を、例えば秒間30回の割合、或いは秒間15回の割合、等で行うようにしても良い。一致率確認部182における前記一致率の検出処理回数を少なくすれば、一致率確認部182を構成するハードウエアに処理能力が低く安価なデバイスを適用することが可能となる。また同時に、一致率確認部182における一致率検出処理の際の消費電力も低減することが可能となる。
一致率確認部182における前記一致率の検出処理回数は、任意の回数に設定しても良いが、映像入力部143のカメラ機能が動画入力可能な画像のコマ数を秒間mコマ、一致率確認部182における前記一致率の検出処理回数を秒間n回とした場合、『nがmの正の約数』となるように設定することが望ましい。前記設定とすれば、一致率確認部182のハードウエア構成若しくはソフトウエア構成を簡素なものとすることができる。
いうまでもなく、映像入力部143のカメラ機能が動画入力可能な画像のコマ数は、前記の秒間60回に限らず、秒間120回や秒間50回等でも良い。
また、映像入力部143のカメラ機能で動画入力した認証対象者の顔画像が部分的に所定エリアからはみ出している場合、顔認証処理の最中であっても一致率確認部182における前記一致率の検出処理を一時的に休止するような処理を追加しても良い。このようにすれば、無駄な処理を省くことができ、その結果消費電力の低減を実現することが可能となる。
また、前記実施例においては、図6(c)及び(d)に示したように、一致率確認部182で検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である前記一致率を、表示部141c及び141dの上辺付近に図形及び数値の両方で表示するようにしている。しかしながら、これはあくまでも一例であり、例えば図8に示すように、図形のみで表示しても良い(図8(a))し、数値のみで表示しても良い(図8(b))。また、表示位置を表示部141eの右辺付近にしても良い(図8(c))。また、図形のみで表示する際も、前記実施例のように、横向きの四角形の内部を画面左側から右側に向けて前記一致率と同一の割合で塗りつぶすことで前記一致率を表現するのではなく、星印の数により前記一致率を表示するようにしても良い(図8(d))。星印の代わりに犬や猫、自動車、飛行機等のキャラクタ画像を使用しても良い。メーター形状のグラフィックにより表示しても良い(図8(e))。
更に、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と、一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを、表示部141に同時に表示する際に、前記一致率が前記予め定めた所定の値(以降、第一の所定の値と称する)以上であるか否か、即ち、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさであるか否かを視覚的に判別しやすいように表示するための実施例に関して説明する。
例えば、本実施例の携帯情報端末100においては、一致率確認部182が検出した前記一致率が、前記第一の所定の値以上の場合と前記第一の所定の値未満である場合とで、前記一致率を表す数値若しくは図形の表示色を変えるように制御を行うようにする。また、一致率確認部182が検出した前記一致率が前記第一の所定の値未満である場合であっても、前記一致率が予め定めた第二の所定の値以上である場合と前記第二の所定の値未満である場合とで、前記一致率を表す数値若しくは図形の表示色を、更に変えるように制御を行うようにする。
なお、本実施例では、一例として、前記第一の所定の値を80%、前記第二の所定の値を60%と設定する。前記第二の所定の値は、一致率確認部182における前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合において、認証対象者の顔と携帯情報端末100の映像入力部143との相対的な角度を変更したり認証対象者の顔の表情を変えたりして調整することにより、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得られるようになる可能性があるか否かの目安となる数値である。即ち、一致率確認部182で検出した前記一致率が前記第一の所定の値(80%)未満であっても、前記第二の所定の値(60%)以上であれば、認証対象者の顔と携帯情報端末100の映像入力部143との相対的な角度を変更したり認証対象者の顔の表情を変えたりして調整することにより、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得られるようになる可能性があるものとして、前記一致率が前記第二の所定の値(60%)未満である場合と視覚的に容易に判別できるようにするものである。
例えば図9に示すように、一致率確認部182が検出した前記一致率が90%(前記第一の所定の値以上)の場合には数値若しくは図形の表示色を緑色(図9(a)、(b))に、一致率確認部182が検出した前記一致率が70%(前記第一の所定の値未満で且つ前記第二の所定の値以上)の場合には数値若しくは図形の表示色を黄色(図9(c)、(d))に、一致率確認部182が検出した前記一致率が30%(前記第二の所定の値未満)である場合には数値若しくは図形の表示色を赤色(図9(e)、(f))にするように制御する。
以上の処理により、表示部141に表示されている、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを確認する際に、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさであるか、或いは携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得ることが可能か否かを容易に確認することができるようになる。このため、より有用な顔認証機能を備えた情報処理端末を提供することが可能となる。
次に、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と、一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを、表示部141に同時に表示する際に、前記一致率の大きさを視覚的に判別しやすいように表示するための、前記第二の実施例とは異なる実施例に関して説明する。
例えば、本実施例の携帯情報端末100においては、一致率確認部182が検出した前記一致率が、前記第一の所定の値以上の場合と前記第一の所定の値未満である場合とで、前記一致率を表す数値若しくは図形の大きさを変えるように制御を行うようにする。また、一致率確認部182が検出した前記一致率が前記第一の所定の値未満である場合であっても、前記一致率が予め定めた第二の所定の値以上である場合と前記第二の所定の値未満である場合とで、前記一致率を表す数値若しくは図形の大きさを、更に変えるように制御を行うようにする。
例えば図10に示すように、一致率確認部182が検出した前記一致率が90%(前記第一の所定の値以上)の場合には数値若しくは図形の大きさを大きく(図10(a)、(b))し、一致率確認部182が検出した前記一致率が70%(前記第一の所定の値未満で且つ前記第二の所定の値以上)の場合には数値若しくは図形の大きさを中くらい(図10(c)、(d))にし、一致率確認部182が検出した前記一致率が30%(前記第二の所定の値未満)である場合には数値若しくは図形の大きさを小さく(図10(e)、(f))するように制御する。
以上の処理により、前記第二の実施例の場合と同様に、表示部141に表示されている、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを確認する際に、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさであるか、或いは携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得ることが可能か否かを容易に確認することができるようになる。このため、より有用な顔認証機能を備えた情報処理端末を提供することが可能となる。
次に、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と、一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを、表示部141に同時に表示する際に、前記一致率の大きさを視覚的に判別しやすいように表示するための、前記第二及び第三の実施例とは異なる実施例に関して説明する。
例えば、本実施例の携帯情報端末100においては、一致率確認部182が検出した前記一致率が、前記第一の所定の値以上の場合と前記第一の所定の値未満である場合とで、前記一致率を表す数値若しくは図形の点滅の仕方を変えるように制御を行うようにする。また、一致率確認部182が検出した前記一致率が前記第一の所定の値未満である場合であっても、前記一致率が予め定めた第二の所定の値以上である場合と前記第二の所定の値未満である場合とで、前記一致率を表す数値若しくは図形の点滅の仕方を、更に変えるように制御を行うようにする。
例えば図11に示すように、一致率確認部182が検出した前記一致率が90%(前記第一の所定の値以上)の場合には数値若しくは図形を常時表示(点滅ではなく点灯)(図11(a)、(b))させ、一致率確認部182が検出した前記一致率が70%(前記第一の所定の値未満で且つ前記第二の所定の値以上)の場合には数値若しくは図形をゆっくり点滅(図11(c)、(d))させ、一致率確認部182が検出した前記一致率が30%(前記第二の所定の値未満)である場合には数値若しくは図形をすばやく点滅(図11(e)、(f))させるように制御する。
以上の処理により、前記第二及び第三の実施例の場合と同様に、表示部141に表示されている、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを確認する際に、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさであるか、或いは携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得ることが可能か否かを容易に確認することができるようになる。このため、より有用な顔認証機能を備えた情報処理端末を提供することが可能となる。
次に、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と、一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを、表示部141に同時に表示する際に、前記一致率の大きさを視覚的に判別しやすいように表示するための、前記第二、第三、第四の実施例とは異なる実施例に関して説明する。
例えば、本実施例の携帯情報端末100においては、一致率確認部182が検出した前記一致率の大きさに応じて、前記一致率を表す図形の表示位置を変えるように制御を行うようにする。
例えば図12に示すように、一致率確認部182が検出した前記一致率が90%(前記第一の所定の値以上)の場合には図形を図12(a)の位置に表示させ、一致率確認部182が検出した前記一致率が70%(前記第一の所定の値未満で且つ前記第二の所定の値以上)の場合には図形を図12(b)の位置に表示させ、一致率確認部182が検出した前記一致率が30%(前記第二の所定の値未満)である場合には図形を図12(c)の位置に表示させるように制御する。図12に示したように、星印の表示部141の左端からの距離が前記一致率の大きさを表現するものである。
以上の処理により、前記第二、第三、第四の実施例の場合と同様に、表示部141に表示されている、映像入力部143のカメラ機能により入力した認証対象者の顔画像と一致率確認部182が検出した前記認証対象者の顔画像と前記認証登録者の顔認証画像との比較照合結果である一致率とを確認する際に、前記一致率が携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさであるか、或いは携帯情報端末100の端末ロック状態を解除するために必要な大きさを得ることが可能か否かを容易に確認することができるようになる。このため、より有用な顔認証機能を備えた情報処理端末を提供することが可能となる。
前記第一〜第五の実施例においては、携帯情報端末100は所定機能を制限する端末ロック機能を有するものとし、各実施例の顔認証機能を用いて、映像入力部143のカメラ機能で入力した認証対象者の顔画像と記憶部110内の顔認証情報記憶領域111に記憶されている認証登録者の顔認証画像とを比較照合して一致率を確認することにより前記端末ロック機能の解除の制御が行われる例に関して説明を行った。
しかしながら、本実施例の顔認証機能は前記各実施例のような端末ロック機能の制御を目的にする場合のみに限らず、他の目的に適用することも可能である。例えば、本実施例の顔認証機能を用いて携帯情報端末100の所有者及びその友人達とで顔の類似度を比較して確認する、等の遊戯に用いる例が考えられる。
この場合、記憶部110の顔認証情報記憶領域111に予め登録してある携帯情報端末100の所有者の顔画像とその他友人達の顔画像とを比較してその類似度の確認を行っても良いし、友人達のうちの任意の二名の顔画像を映像入力部143のカメラ機能で新たに取り込んで比較することにより類似度を確認しても良い。
友人達のうちの任意の二名の顔画像を映像入力部143のカメラ機能で新たに取り込んで比較することにより類似度を確認する際の処理の例に関して、図13のフローチャート及び図14の画面表示図を用いて説明する。
前述の類似度確認処理では、類似度確認用のアプリケーションを起動することにより、まず映像入力部143のカメラ機能が有効化される(S401)。次に、表示部141fに一人目の比較対象者の顔画像の入力を促す旨のメッセージを表示し、同時に映像入力部143のカメラ機能で一人目の比較対象者の顔画像の入力(S402)を行い、記憶部110の顔認証情報記憶領域111に記憶する。続いて図示を省略した表示部に二人目の比較対象者の顔画像の入力を促す旨のメッセージを表示し、同時に映像入力部143のカメラ機能で二人目の比較対象者の顔画像の入力(S403)を行う。更に、一致率確認部182が前記入力した一人目の比較対象者の顔画像と二人目の比較対象者の顔画像を比較照合することにより一致率の検出(S404)を行う。最後に、前記入力した一人目の比較対象者の顔画像と二人目の比較対象者の顔画像、及び一致率確認部182が検出した比較照合結果をメッセージにて表示部141gに表示する(S405)。
以上の処理により、本実施例の顔認証機能を任意の二名の顔の類似度を確認するという娯楽に活用することが可能となり、本機能を搭載した携帯情報端末の付加価値を高めることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例を、前記第一〜第六の実施例を用いて説明したが、言うまでもなく、本発明の技術を実現する構成は前記実施例に限られるものではない。例えば、ある実施例の構成と別の実施例の構成とを組み合わせても良い。これらは全て本発明の範疇に属するものである。また、文中や図中に現れる数値やメッセージの文章等もあくまでも一例であり、異なるものを用いても本発明の効果を損なうことはない。
尚、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、HDD、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
100:携帯情報端末、101:制御部、102:システムバス、103:ROM、104:RAM、110:記憶部、111:顔認証情報記憶領域、112:その他情報憶記憶領域、121:加速度センサ、122:ジャイロセンサ、123:地磁気センサ、124:GPS受信部、125:照度センサ、130:外部インタフェース、141、141a〜141g:表示部、142:表示処理部、143:映像入力部、144:スピーカ、145:音声処理部、146:音声入力部、150、150a〜150d:操作部、161:電話網通信部、162:LAN通信部、170:メール処理部、181:端末ロック制御部、182:一致率確認部、200:インターネット、201:アクセスポイント、211:インターネットメールサーバ、212:アプリケーションサーバ、221:移動体電話通信メールサーバ、222:基地局

Claims (9)

  1. 所定の機能の制限を行うことが可能な情報処理端末であって、
    認証対象者の顔画像を入力可能な画像入力手段と、
    認証登録者の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、
    前記画像入力手段で入力した認証対象者の顔画像と前記顔画像記憶手段に記憶されている認証登録者の顔画像との一致率を検出する一致率検出手段と、
    前記一致率検出手段により検出された一致率に基づいて、前記所定の機能の制限の解除を行う制限解除手段と、
    情報を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記一致率検出手段により検出された一致率に関する情報を、前記画像入力手段で入力した認証対象者の顔画像と同時に前記表示手段に表示するよう制御を行うことを特徴とする情報処理端末。
  2. 前記画像入力手段は、秒間m枚の顔画像を入力可能な画像入力手段であって、
    前記一致率検出手段は、前記画像入力手段で入力した秒間m枚の認証対象者の顔画像のうちn枚の認証対象者の顔画像に対して、前記顔画像記憶手段に記憶されている認証登録者の顔画像と比較して一致率を検出する一致率検出手段であって、
    更に、前記nは前記mの正の約数であることを特徴とする請求項1記載の情報処理端末。
  3. 前記表示制御手段は、前記一致率検出手段により検出された一致率の大きさを数値または/及び図形で表すことを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報処理端末。
  4. 前記表示制御手段は、前記一致率検出手段により検出された一致率の大きさを数値または/及び図形で表すとともに、前記一致率の大きさが予め定めた所定値以上の場合に、前記一致率の大きさが前記所定値未満の場合と比較して、視覚的な差異を得られるように表示することを特徴とする請求項3記載の情報処理端末。
  5. 前記視覚的な差異とは、前記一致率の大きさを表す数値または/及び図形の、表示色、大きさ、点滅間隔、及び表示位置の少なくともひとつを変更することにより得られることを特徴とする請求項4記載の情報処理端末。
  6. 情報処理端末の認証制御方法であって、
    所定の機能の制限を行う機能制限工程と、
    認証対象者の顔画像を入力する画像入力工程と、
    認証登録者の顔画像を記憶する顔画像記憶工程と、
    前記画像入力工程で入力した認証対象者の顔画像と前記顔画像記憶工程で記憶した認証登録者の顔画像との一致率を検出する一致率検出工程と、
    前記一致率検出工程で検出された一致率に基づいて、前記所定の機能の制限の解除を行う制限解除工程と、
    前記一致率検出工程で検出された一致率に関する情報を、前記画像入力工程で入力した認証対象者の顔画像と同時に表示する表示制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理端末の認証制御方法。
  7. 前記画像入力工程は、秒間m枚の顔画像を入力する画像入力工程であって、
    前記一致率検出工程は、前記画像入力工程で入力した秒間m枚の認証対象者の顔画像のうちn枚の認証対象者の顔画像に対して、前記顔画像記憶工程で記憶した認証登録者の顔画像と比較して一致率を検出する一致率検出工程であって、
    更に、前記nは前記mの正の約数であることを特徴とする請求項6記載の情報処理端末の認証制御方法。
  8. コンピュータに、
    所定の機能の制限を行う機能制限ステップと、
    認証対象者の顔画像を入力する画像入力ステップと、
    認証登録者の顔画像を記憶する顔画像記憶ステップと、
    前記画像入力ステップで入力した認証対象者の顔画像と前記顔画像記憶ステップで記憶した認証登録者の顔画像との一致率を検出する一致率検出ステップと、
    前記一致率検出ステップで検出された一致率に基づいて、前記所定の機能の制限の解除を行う制限解除ステップと、
    前記一致率検出ステップで検出された一致率に関する情報を、前記画像入力ステップで入力した認証対象者の顔画像と同時に表示する表示制御ステップと、
    を実行させるための認証制御プログラム。
  9. 前記画像入力ステップは、秒間m枚の顔画像を入力する画像入力ステップであって、
    前記一致率検出ステップは、前記画像入力ステップで入力した秒間m枚の認証対象者の顔画像のうちn枚の認証対象者の顔画像に対して、前記顔画像記憶ステップで記憶した認証登録者の顔画像と比較して一致率を検出する一致率検出ステップであって、
    更に、前記nは前記mの正の約数であることを特徴とする請求項8記載の認証制御プログラム。
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