JP2013161177A - 運転支援装置 - Google Patents

運転支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013161177A
JP2013161177A JP2012021031A JP2012021031A JP2013161177A JP 2013161177 A JP2013161177 A JP 2013161177A JP 2012021031 A JP2012021031 A JP 2012021031A JP 2012021031 A JP2012021031 A JP 2012021031A JP 2013161177 A JP2013161177 A JP 2013161177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
support
deceleration
driving
points
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012021031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5664568B2 (ja
Inventor
Masaaki Yamaoka
正明 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012021031A priority Critical patent/JP5664568B2/ja
Publication of JP2013161177A publication Critical patent/JP2013161177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5664568B2 publication Critical patent/JP5664568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】車両の運転行動を学習しつつ運転支援を行う場合であれ、ドライバに与える違和感を好適に抑制することのできる運転支援装置を提供する。
【解決手段】運転支援装置10は、車両の運転行動を学習しつつ、学習が完了して運転支援対象とすべきと判断された地点を支援対象地点に設定して車両の運転を支援する。この際、運転支援を行う地点を管理する支援地点管理部12は、支援対象地点のうち、同支援対象地点となり得る学習中の地点から所定の範囲で隣接してかつ、車両の進行方向について手前に位置する支援対象地点については、当該地点を、運転支援を行わない非支援対象地点として管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライバによる車両の運転行動を学習してドライバに対する運転支援を行う運転支援装置に関する。
近年、ドライバに対し、音声等による案内やブレーキ装置等の強制的な制御によって、減速が必要となる地点での減速支援等の運転支援を行う車両の運転支援装置が提案されている。こうした運転支援装置として、従来、例えば特許文献1に記載の装置では、ドライバによる車両の減速行動を学習し、規定回数以上減速操作が行われた地点を減速地点として設定している。そして、こうして設定された減速地点において、周辺の交通環境を考慮しつつ運転支援を行うようにしている。
特開2011−227833号公報
ところで、上記特許文献1に記載の装置では、ある地点について減速操作が行われた回数が規定回数未満である場合には、その地点を減速地点とするか否かの学習が未完了(学習中)であるとして、該当地点では運転支援を行わない。そのため、車両が走行する経路上に学習が完了している地点と学習中の地点が混在していることになり、同様に減速が必要な地点であっても、運転支援が実施されたりされなかったりすることが起こり得る。特に、ドライバの心理としては、ある地点で運転支援が行われれば、その地点と近接した地点でも同様に運転支援が行われることへの期待が高まるのが普通である。したがって、特に近接した地点間において運転支援が実施されたりされなかったりすれば、ドライバに大きな違和感を与えることにもなりかねない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の運転行動を学習しつつ運転支援を行う場合であれ、ドライバに与える違和感を好適に抑制することのできる運転支援装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、車両の運転行動を学習しつつ、学習が完了して運転支援対象とすべきと判断された地点を支援対象地点に設定して車両の運転を支援する運転支援装置において、前記支援対象地点のうち、同支援対象地点となり得る学習中の地点から所定の範囲にある支援対象地点については、当該地点を、運転支援を行わない非支援対象地点として管理する支援地点管理部を備えることを要旨とする。
上記構成によれば、例えば減速といった同種の運転行動が行われる地点に関し、ドライバに同等の運転支援を期待させる程度に近接している所定の範囲内において、運転支援が実施されたりされなかったりするといった事態は抑制されるようになる。すなわち、運転支援が行われない学習中の地点に対しての、運転支援が行われることへのドライバの期待が不要に高まることもなくなる。そのため、車両の運転行動を学習しつつ運転支援を行う場合であれ、ドライバに与える違和感を好適に抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の運転支援装置において、前記支援地点管理部は、前記学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点を、前記非支援対象地点として管理することを要旨とする。
ドライバの心理としては、同種の運転行動を行う地点が、近接した所定の範囲内にあって隣接している場合、各々の地点で同等に運転支援が行われることへの期待が高まる。すなわち、これらの地点に運転支援が行われる支援対象地点と運転支援が行われない学習中の地点が混在していると、ドライバに与える違和感も大きくなる。この点、上記構成によれば、学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点では運転支援が行われないため、ドライバに与える違和感を適切に抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の運転支援装置において、前記支援地点管理部は、前記学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点のうち、前記車両の進行方向について手前に位置する支援対象地点を前記非支援対象地点として管理することを要旨とする。
運転支援が行われることへのドライバの期待は、ある地点で運転支援が行われた後、運転支援が行われた地点と近接した所定の範囲で、次に遭遇する同種の運転行動を行う地点において、特に高くなるものと推測される。この点、上記構成によれば、運転支援が行われない学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点のうち、車両の進行方向について手前に位置する支援対象地点での運転支援が行われないため、次に遭遇する学習中の地点においても、運転支援が行われることへの期待が不要に高まることはなくなる。その結果、ドライバに与える違和感もより適切に抑制されるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転支援装置において、前記支援地点管理部は、前記所定の範囲を前記学習中の地点からの距離に基づいて判断することを要旨とする。
上記構成によれば、上記近接している所定の範囲を適切かつ簡易な態様で設定することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転支援装置において、前記支援地点管理部は、前記所定の範囲を前記学習中の地点からの車両の予測される走行時間に基づいて判断することを要旨とする。
上記構成によっても、上記近接している所定の範囲を適切かつ簡易な態様で設定することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の運転支援装置において、前記支援地点管理部は、前記非支援対象地点から所定の範囲にある支援対象地点を併せて前記非支援対象地点として管理することを要旨とする。
運転支援が行われない非支援対象地点は、本来は、学習によって運転支援対象とすべきと判断された地点である。したがって、この非支援対象地点と近接している所定の範囲にある支援対象地点にて運転支援が行われれば、ドライバにとってはこの非支援対象地点に対しても運転支援が行われるものと、その期待も自ずと高くなる。すなわち、先の課題と同様に、ドライバに違和感を与えかねない。この点、上記構成によれば、非支援対象地点と近接している上記所定の範囲にある支援対象地点も併せて非支援対象地点として管理されることから、学習中の地点から所定の範囲にある支援対象地点の場合と同様、ドライバの期待を不要に高めることを抑制することができるようになる。そしてその結果、ドライバに与える違和感も自ずと抑制されるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の運転支援装置において、前記運転支援は車両の減速を支援する減速支援であり、前記支援対象地点は前記運転行動としての減速行動を学習した地点として設定されることを要旨とする。
減速支援は、特に学習に基づいて運転支援する場合に、ドライバに対して効果的な支援を行うことのできる運転支援態様の一つである。したがって、上記構成によるように、運転支援の態様としてこうした減速支援を採用することにより、その有用性も自ずと高められるようになる。
本発明にかかる運転支援装置の第1の実施の形態について、その概略構成を示すブロック図。 同実施の形態における運転支援を行う地点の管理手順を示すフローチャート。 (a)は、車両が走行する経路の一例を示す図、(b)は、同実施の形態における運転支援態様の一例を示す図。 本発明にかかる運転支援装置の第2の実施の形態について、運転支援を行う地点の管理手順を示すフローチャート。 (a)は、車両が走行する経路の一例を示す図、(b)は、同実施の形態における運転支援態様の一例を示す図。
(第1の実施の形態)
以下、本発明にかかる運転支援装置を具体化した第1の実施の形態について、図1〜図3を参照して説明する。まず、本実施の形態の運転支援装置の概略構成について、図1を参照して説明する。
本実施の形態の運転支援装置は、車両に搭載される装置であって、ドライバによる車両の運転行動としての減速行動を学習し、ドライバに対して減速支援を行う装置である。図1に示されるように、各種の演算処理を実行するCPUや、ROM、RAM等のメモリを中心に構成される運転支援装置10は、地図情報データベース20、GPS(グローバルポジショニングシステム)30、ブレーキセンサ40から各種の情報を取得する。
具体的には、地図情報データベース20には、道路形状や信号機の位置、一時停止位置等の道路地図に関連する情報が記憶されている。また、GPS30は、GPS衛星からの信号を受信して車両の絶対位置を検出し、検出した車両の位置情報を運転支援装置10に送信する。また、ブレーキセンサ40は、ドライバによるブレーキペダルの操作の有無を検出し、この検出した操作の有無に応じた信号を運転支援装置10に送信する。運転支援装置10では、こうして得られた地図情報、車両の位置情報、ブレーキペダルの操作の有無に基づいて、各種の演算を実行し、減速支援を行うべき地点を決定する。
一方、運転支援装置10には、車両のブレーキ制御等を行うブレーキ制御装置50と、車両のエンジン制御等を行うエンジン制御装置60とが、CAN(コントローラエリアネットワーク)等の車載ネットワークを介してそれぞれ通信可能に接続されている。なお、これらブレーキ制御装置50及びエンジン制御装置60も、運転支援装置10と同様、各種の演算処理を実行するCPUや、ROM、RAM等のメモリを中心に構成されている。このうち、ブレーキ制御装置50は、ブレーキセンサ40等をはじめとする各種センサからの信号に基づき、要求される制動力を算出してブレーキ装置の制御を行う部分である。また、エンジン制御装置60は、各種のセンサの検出値から把握されるエンジンの運転状態やアクセルペダルの踏込量等に基づいて、燃料噴射量やスロットル開度等を制御することにより、エンジンの運転制御を行う部分である。
また、運転支援装置10には、例えば液晶ディスプレイから構成される表示装置70と、音声を出力する音声装置80とが電気的に接続されている。表示装置70では、ドライバに対して画像による案内や注意喚起が行われ、音声装置80からは、音声による案内や注意喚起が行われる。
こうした構成にあって、減速支援が行われる際には、運転支援装置10からの信号に応じて、ブレーキ制御装置50やエンジン制御装置60による車速の制御や、表示装置70による視覚的な減速案内、音声装置80による音声案内等が行われる。
ここで、運転支援装置10の、特に減速支援が行われる地点の決定に関する処理を担う部分の構成について詳述する。
運転支援装置10は、大きくは、車両の減速行動を学習して減速支援を行うべき地点である支援対象地点を設定する減速行動処理部11と、実際に減速支援を行う地点を管理する支援地点管理部12とを有している。
このうち、減速行動処理部11は、車両の減速行動の学習を行う学習部11aと、学習部11aによって学習が行われた地点間の距離を算出する距離算出部11bとから構成される。
ここでまずは、学習部11aによる学習の態様について説明する。学習部11aは、上述の地図情報データベース20、GPS30、ブレーキセンサ40から取得される情報に基づき、ブレーキペダルの操作が行われた地点を、減速支援を行うべき支援対象地点とするか否かの学習を行う減速候補地点として登録する。そして、登録された減速候補地点を再度通過した際に、同様にブレーキペダルの操作が行われた場合には、通過回数と減速回数の双方をカウントする。一方、減速候補地点を再度通過した際に、ブレーキペダルの操作が行われなかった場合には、通過回数のみをカウントする。このように、学習部11aは、減速候補地点の通過回数と、その通過時に減速操作が行われた減速回数とを記録して学習を重ねる。
そして、減速が行われた割合、すなわち減速回数/通過回数が、例えば「80%」以上となった減速候補地点については、支援対象地点として設定して学習を完了する。また、減速回数/通過回数が、例えば「20%」未満となった減速候補地点は、減速支援を行う必要のない地点であるとして、支援対象外に設定して学習を完了する。他方、減速回数/通過回数が、「20%」以上「80%」未満である減速候補地点では、引き続き通過回数と減速回数とのカウントを行って学習を継続する。
また、学習部11aと共に減速行動処理部11を構成する距離算出部11bは、学習部11aにより登録された減速候補地点について、地図情報データベース20から取得した地図情報に基づき、隣接する減速候補地点間の距離を算出する部分である。
一方、支援地点管理部12は、上述のように実際に減速支援を行う地点を管理する部分であり、学習部11aによって設定された支援対象地点のうち、実際に減速支援を行う地点を、各減速候補地点の学習状態及び距離算出部11bによって算出された減速候補地点間の距離に基づいて決定する。
運転支援装置10では、こうした減速行動処理部11及び支援地点管理部12による処理結果と、例えば光ビーコンアンテナ等を介して取得される信号機の信号サイクルといったインフラ情報等の交通環境情報とが統合処理されて、減速支援が行われるタイミング等が算出される。そして、こうした算出結果に応じて、上述のブレーキ制御装置50、エンジン制御装置60、表示装置70、音声装置80を介して減速支援が実行される。
次に、本実施の形態の運転支援装置10における減速支援を行う地点の管理手順について、図2を参照して説明する。
図2に示すルーチンは、車両が一定の範囲を走行する毎に、上述の支援地点管理部12を通じて行われる処理である。まず、ステップS10では、車両の現在位置から上記一定の範囲内の予想される走行経路上に、上述の学習部11aによって支援対象地点とするか否かの学習が継続されている地点が有るか否か、すなわち学習中の減速候補地点が有るか否かが判断される。このステップS10において、学習中の減速候補地点が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS10において、学習中の減速候補地点が有ると判断されると、ステップS11に進む。
ステップS11では、ステップS10の判定に該当する学習中の減速候補地点のうち、該当地点と車両の進行方向について手前側で隣接する減速候補地点、すなわち該当地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が有るか否かが判断される。このステップS11において、学習中の減速候補地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS11において、学習中の減速候補地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が有ると判断されると、ステップS12に進む。
ステップS12では、上述の距離算出部11bによって算出された距離に基づいて、ステップS11の判定に該当する箇所のうち、学習中の減速候補地点と支援対象地点となっている減速候補地点との間の距離が規定距離L未満である箇所が有るか否かが判断される。なお、規定距離Lは、2地点がドライバに同等の減速支援を期待させる程度に近接しているか否かの閾値として適宜の値に設定される。このステップS12において、減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS12において、減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が有ると判断されるとステップS13に進む。
ステップS13では、ステップS12において学習中の減速候補地点との距離が規定距離L未満であると判定された支援対象地点を、減速支援を行わない非支援対象地点に設定して処理を終了する。すなわちこの場合、非支援対象地点に設定されていない支援対象地点でのみ減速支援が行われ、非支援対象地点に設定された支援対象地点では減速支援が行われない。
一方、先のステップS10において学習中の減速候補地点が無いと判断された場合、あるいは先のステップS11において学習中の減速候補地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が無いと判断された場合、あるいは先のステップS12において減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が無いと判断された場合は、支援対象地点を非支援対象地点とする処理は行われない。したがって、これらの場合には、全ての支援対象地点において減速支援が行われることとなる。
このように、本実施の形態では、支援対象地点のうち、学習中の減速候補地点と車両の進行方向について手前側で隣接し、この隣接する学習中の減速候補地点との距離が規定距離L未満である支援対象地点を、減速支援を行わない非支援対象地点として管理するようにしている。
続いて、このように行われる本実施の形態の運転支援装置10による運転支援の態様を、その作用とともに図3を参照して説明する。
図3(a)は、本実施の形態の運転支援装置10が搭載された車両が走行する経路上の地点と各地点間の距離の一例を示している。地点P1〜地点P5は、上述の学習部11aによって、ブレーキペダルの操作に基づき減速候補地点として登録された地点である。そして、これらの減速候補地点間の距離は、地点P1と地点P2間が規定距離L未満、地点P2と地点P3間が規定距離L未満、地点P3と地点P4間が規定距離L以上、地点P4と地点P5間が規定距離L未満となっている。
また、図3(b)は、地点P1〜地点P5を通過する車両の運転支援装置10によって行われる減速支援の例を示している。なお、支援例A〜Cは、地点P1〜地点P5を複数回通過して上述の学習部11aによる学習が重ねられた、各別の車両にて行われる支援の例を想定している。
まず、支援例Aについて説明する。支援例Aでは、過去に地点P1〜地点P5を通過した際になされた学習の結果、減速候補地点のうちの地点P1と地点P5は、減速支援を行う必要のない支援対象外に設定されている。また、同様の学習の結果、地点P2と地点P4は、減速支援を行うべき支援対象地点に設定されている。また、地点P3は、支援対象地点とするか否かの学習が継続されている学習中の地点である。これらの地点のうち、学習中の地点P3の手前には支援対象地点P2が隣接しており、これら地点P2と地点P3との距離は規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P2は減速支援を行わない非支援対象地点とされる。その結果、支援例Aにおいて実際に減速支援が行われる地点は支援対象地点P4のみであり、支援対象外である地点P1,P5、学習中の地点P3、非支援対象地点とされた地点P2では減速支援が行われない。
次に、支援例Bについて説明する。支援例Bでは、学習の結果、減速候補地点のうちの地点P1,P3,P4が支援対象地点に設定されている。また、地点P2,P5が学習中の地点である。これらの地点のうち、学習中の地点P2,P5の手前には、支援対象地点P1,P4がそれぞれ隣接しており、これら地点P1と地点P2との距離及び地点P4と地点P5との距離は、いずれも規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P1,P4は非支援対象地点とされる。その結果、支援例Bにおいて実際に減速支援が行われる地点は支援対象地点P3のみであり、学習中の地点P2,P5、非支援対象地点とされた地点P1,P4では減速支援が行われない。
さらに、支援例Cについて説明する。支援例Cでは、学習の結果、減速候補地点のうちの地点P1が支援対象外に設定され、地点P3,P5が支援対象地点に設定されている。また、地点P2,P4が学習中の地点である。これらの地点のうち、学習中の地点P4の手前には支援対象地点P3が隣接している。しかしながら、これら地点P3と地点P4との距離は規定距離L以上である。したがって、支援対象地点P3は非支援対象地点とはされない。その結果、支援例Cにおいては、支援対象地点P3,P5にて減速支援が行われ、支援対象外である地点P1、学習中の地点P2,P4では減速支援が行われない。
ここで、上記減速候補地点のうち、支援対象地点に設定されている地点は、過去にドライバが減速を行った回数が多い地点であり、ドライバにとっては減速が望まれる地点であるといえる。一方、支援対象外に設定されている地点は、過去にドライバが減速を行った回数が少ない地点であり、ドライバにとっては必ずしも減速が望まれない地点であるといえる。これに対し、学習中の地点は、今後の学習内容によっては支援対象地点にも支援対象外にもなり得る地点であり、ドライバにとっては、支援対象地点と同様に減速が望まれる地点である可能性がある。
例えば、上述の支援例Aにおける学習中の地点P3が、ドライバにとっては支援対象地点P2と同様に減速が望まれる地点であった場合、地点P2にて減速支援が行われれば、ドライバは地点P2と近接している地点P3においても同様に減速支援が行われることを高く期待すると推測される。そのため、学習状態に従って、支援対象地点P2では減速支援が行われ、学習中の地点P3では減速支援が行われないこととなれば、期待通りの支援が行われないために、ドライバに大きな違和感を与え、ひいては車両システムへの不信感を招きかねない。
これに対し、本実施の形態では、学習中の地点P3の手前に位置する支援対象地点P2を、非支援対象地点として減速支援を行わないようにしている。これにより、学習中であるために減速支援が行われない地点P3に対して、減速支援が行われることへのドライバの期待を不要に高めることが抑制される。したがって、期待通りの支援が行われないことに起因して生じるドライバの違和感も抑えることが可能となる。
特に、減速支援が行われることへのドライバの期待は、ある地点で減速支援が行われた後、減速支援が行われた地点と近接した範囲で、次に遭遇する減速が望まれる地点において高くなるものと推測される。この点、減速支援が行われない学習中の地点よりも車両の進行方向について手前に位置し、該学習中の地点と規定距離L未満の範囲で隣接する支援対象地点を非支援対象地点とすることで、ドライバの期待を不要に高めることを適切に抑制することが可能となる。
一方、例えば上述の支援例Cにおける支援対象地点P3のように、学習中の地点P4の手前で該地点P4と隣接する場合であっても、これらの地点間の距離が規定距離L以上であれば、支援対象地点を非支援対象地点とせずに減速支援を行うようにしている。上述のように、規定距離Lは、2地点がドライバに同様の減速支援を期待させる程度に近接しているか否かの閾値である。すなわち、支援対象地点と学習中の地点が規定距離L以上離れていれば、支援対象地点で減速支援が行われても、ドライバは学習中の地点で減速支援が行われることを過度に期待しない。したがって、このような場合には支援対象地点での減速支援を学習結果通り行うことによって、運転支援装置として望まれる地点での減速支援を適切に行いつつも、ドライバに与える違和感を抑制することを可能としている。
ちなみに、例えば上述の支援例Aにおける地点P4と地点P5のように、学習の結果、支援対象外に設定された地点P5の手前に支援対象地点P4が隣接する場合には、これらの地点間の距離が規定距離L未満であっても、支援対象地点では減速支援を行う。支援対象外の地点は、学習中の地点と同様に減速支援が行われない地点ではあるものの、学習の結果、減速が不要であると判断された地点である。すなわち、ドライバにとっては、支援対象外の地点はそもそも減速を望まない地点であるため、たとえその直前の支援対象地点で減速支援が行われたとしても、学習中の地点と異なり、支援対象外の地点では減速支援を期待する可能性が極めて低い。したがって、このような場合にも支援対象地点での減速支援を学習結果通り行うことによって、運転支援装置としての運転支援機能が適切に維持されることとなる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる運転支援装置によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)運転支援装置10の支援地点管理部12が、学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点のうち、車両の進行方向について手前に位置する支援対象地点を、減速支援を行わない非支援対象地点として管理するようにした。これにより、減速支援が行われない学習中の地点に対しての、減速支援が行われることへのドライバの期待を不要に高めることを抑制することができ、ひいてはドライバに与える違和感を好適に抑制することが可能となる。
(2)上記所定の範囲を、規定距離Lとして学習中の地点からの距離に基づいて設定した。これにより、2地点がドライバに同様の減速支援を期待させる程度に近接しているか否かの閾値を適切かつ簡易な態様で設定することが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明にかかる運転支援装置を具体化した第2の実施の形態について、図4、図5を参照して説明する。なお、本実施の形態の運転支援装置も、その概略構成は先の図1に示される第1の実施の形態と同様であるため、構成についての説明は割愛する。
本実施の形態の運転支援装置も、第1の実施の形態の運転支援装置と同様の学習態様によってドライバによる車両の減速行動を学習し、ドライバに対して減速支援を行う装置である。ただし、本実施の形態の運転支援装置では、減速支援を行う地点の管理態様が第1の実施の形態と異なっている。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
まず、本実施の形態の運転支援装置における減速支援を行う地点の管理手順について、図4を参照して説明する。
図4に示すルーチンも、車両が一定の範囲を走行する毎に、支援地点管理部12を通じて行われる処理である。まず、ステップS20〜ステップS23では、先の図2に示されるステップS10〜ステップS13と同様の処理が行われる。すなわち、ステップS20では、車両の現在位置から一定の範囲内の予想される走行経路上に、支援対象地点とするか否かの学習が継続されている学習中の減速候補地点が有るか否かが判断される。このステップS10において、学習中の減速候補地点が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS20において、学習中の減速候補地点が有ると判断されると、ステップS21に進む。
ステップS21では、ステップS20の判定に該当する学習中の減速候補地点のうち、該当地点と車両の進行方向について手前側で隣接する減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が有るか否かが判断される。このステップS21において、学習中の減速候補地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS21において、学習中の減速候補地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が有ると判断されると、ステップS22に進む。
ステップS22では、ステップS21の判定に該当する箇所のうち、学習中の減速候補地点と支援対象地点となっている減速候補地点との間の距離が規定距離L未満である箇所が有るか否かが判断される。このステップS22において、減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS22において、減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が有ると判断されるとステップS23に進む。
ステップS23では、ステップS22において学習中の減速候補地点との距離が規定距離L未満であると判定された支援対象地点が、減速支援を行わない非支援対象地点に設定される。
続いて、ステップS24では、ステップS23において設定された非支援対象地点のうち、該当地点と車両の進行方向について手前側で隣接する減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が有るか否かが判断される。このステップS24において、非支援対象地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS24において、非支援対象地点の直前の減速候補地点が支援対象地点となっている箇所が有ると判断されると、ステップS25に進む。
ステップS25では、ステップS24の判定に該当する箇所のうち、非支援対象とされた減速候補地点と支援対象地点となっている減速候補地点との間の距離が規定距離L未満である箇所が有るか否かが判断される。このステップS25において、減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が無いと判断されると、以降の処理は行われずに処理が終了する。一方、同ステップS25において、減速候補地点間の距離が規定距離L未満である箇所が有ると判断されるとステップS26に進む。
ステップS26では、ステップS25において非支援対象地点との距離が規定距離L未満であると判定された支援対象地点が、新たに非支援対象地点に設定される。このステップS26において非支援対象地点の設定がなされると、ステップS24に戻り、設定された非支援対象地点のうち、直前の減速候補地点が支援対象地点となっている地点が有るか否かが判断される。こうして、ステップS24もしくはステップS25にて判定が否定されて処理が終了するまで、ステップS24〜ステップS26の処理が繰り返される。
このように、本実施の形態では、支援対象地点のうち、学習中の減速候補地点と車両の進行方向について手前側にて規定距離L未満の範囲で隣接する支援対象地点を減速支援を行わない非支援対象地点とするとともに、この非支援対象地点と車両の進行方向について手前側にて規定距離L未満の範囲で隣接する支援対象地点についても、併せて非支援対象地点として管理するようにしている。
続いて、このように行われる本実施の形態の運転支援装置による運転支援の態様を、その作用とともに図5を参照して説明する。
図5(a)は、先の図3(a)と同様に、本実施の形態の運転支援装置が搭載された車両が走行する経路上の地点と各地点間の距離の一例を示している。地点P6〜地点P10は、減速候補地点として登録された地点である。これらの減速候補地点間の距離は、地点P6と地点P7間が規定距離L未満、地点P7と地点P8間が規定距離L未満、地点P8と地点P9間が規定距離L以上、地点P9と地点P10間が規定距離L未満となっている。
また、図5(b)は、先の図3(b)と同様に、地点P6〜地点P10を通過する車両の運転支援装置によって行われる減速支援の例を示している。なお、支援例D〜Fは、地点P6〜地点P10を複数回通過して学習が重ねられた、各別の車両にて行われる支援の例を想定している。
まず、支援例Dについて説明する。支援例Dでは、過去に地点P6〜地点P10を通過した際になされた学習の結果、減速候補地点のうちの地点P6,P7,P10は減速支援を行うべき支援対象地点に設定され、地点P9は減速支援を行う必要のない支援対象外に設定されている。また、地点P8は、支援対象地点とするか否かの学習が継続されている学習中の地点である。これらの地点のうち、学習中の地点P8の手前には支援対象地点P7が隣接しており、これら地点P7と地点P8との距離は規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P7は減速支援を行わない非支援対象地点とされる。さらに、非支援対象地点とされた地点P7の手前には支援対象地点P6が隣接しており、これら地点P6と地点P7との距離は規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P6も非支援対象地点とされる。その結果、支援例Dにおいて実際に減速支援が行われる地点は支援対象地点P10のみであり、支援対象外である地点P9、学習中の地点P8、非支援対象地点とされた地点P6,P7では減速支援が行われない。
次に、支援例Eについて説明する。支援例Eでは、学習の結果、減速候補地点のうちの地点P6,P7,P9が支援対象地点に設定されている。また、地点P8,P10が学習中の地点である。これらの地点のうち、学習中の地点P8,P10の手前には、支援対象地点P7,P9がそれぞれ隣接しており、これら地点P7と地点P8との距離及び地点P9と地点P10との距離は、いずれも規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P7,P9は非支援対象地点とされる。さらに、非支援対象地点とされた地点P7の手前には支援対象地点P6が隣接しており、これら地点P6と地点P7との距離は規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P6も非支援対象地点とされる。一方、非支援対象地点とされた地点P9に関しては、その手前に隣接している地点P8は支援対象地点ではないため、さらなる非支援対象地点の設定は行われない。その結果、支援例Eにおいては、地点P8,P10が学習中の地点であり、地点P6,P7,P9が非支援対象地点とされるため、これら地点P6〜P10では減速支援が行われない。
続いて、支援例Fについて説明する。支援例Fでは、学習の結果、減速候補地点のうちの地点P6,P7が支援対象外に設定され、地点P8,P9が支援対象地点に設定されている。また、地点P10が学習中の地点である。これらの地点のうち、学習中の地点P10の手前には支援対象地点P9が隣接しており、これら地点P9と地点P10との距離は規定距離L未満となっている。したがって、支援対象地点P9は非支援対象地点とされる。さらに、非支援対象地点とされた地点P9の手前には支援対象地点P8が隣接している。しかしながら、これら地点P8と地点P9との距離は規定距離L以上である。したがって、支援対象地点P8は非支援対象地点とはされない。その結果、支援例Eにおいては、支援対象地点P8にて減速支援が行われ、支援対象外である地点P6,P7、学習中の地点P10、非支援対象地点とされた地点P9では減速支援が行われない。
ここで、上記非支援対象地点とされた地点は、支援対象地点に設定されていた地点であり、本来は、学習の結果、減速支援を行うべきとされた地点である。すなわち、非支援対象地点は、ドライバにとっては減速が望まれる地点であるといえる。
例えば、上述の支援例Dにおける地点P6,P7は、双方ともドライバにとっては同様に減速が望まれる地点であるといえる。したがって、地点P6にて減速支援が行われれば、ドライバは地点P6と近接している地点P7においても同様に減速支援が行われることを高く期待すると推測される。しかしながら、地点P7は、学習中の地点P8と、その手前側にて規定距離L未満の範囲で隣接しているため、非支援対象地点とされて減速支援が行われない。そこで、本実施の形態では、非支援対象地点とされた地点P7の手前に位置する支援対象地点P6についても、非支援対象地点として減速支援を行わないようにしている。これにより、減速支援が行われない非支援対象地点P7に対して、減速支援が行われることへのドライバの期待を不要に高めることが抑制される。したがって、期待通りの支援が行われないことに起因して生じるドライバの違和感をより適切に抑えることが可能となる。
このさらなる非支援対象地点の設定に関しては、その設定条件を、学習中の地点の手前に位置する支援対象地点を非支援対象地点とする場合と同様にしている。すなわち、既に設定された非支援対象地点よりも車両の進行方向について手前に位置し、該非支援対象地点と規定距離L未満の範囲で隣接する支援対象地点を非支援対象地点とするようにしている。これにより、運転支援装置として、望まれる地点での減速支援を適切に行いつつもドライバに与える違和感を抑制することを可能としている。
以上説明したように、本実施の形態にかかる運転支援装置によれば、上述の第1の実施の形態の(1),(2)の効果に加えて、以下の効果が得られるようになる。
(3)運転支援装置の支援地点管理部12が、非支援対象地点から所定の範囲にある支援対象地点を併せて非支援対象地点として管理するようにした。これにより、学習中の地点と同様、減速支援が行われない非支援対象地点に対しても、減速支援が行われることへのドライバの期待を不要に高めることを抑制することができ、ひいてはドライバに与える違和感をより好適に抑制することが可能となる。
(他の実施の形態)
なお、上記各実施の形態は、以下のような形態をもって実施することもできる。
・上記各実施の形態では、2地点がドライバに同様の減速支援を期待させる程度に近接しているか否かの閾値を、規定距離Lとして学習中の地点からの距離に基づいて設定するようにした。これに代えて、2地点間を移動する際の車両の予測される走行時間に基づいた規定時間として設定するようにしてもよい。これによっても、近接している所定の範囲を適切かつ簡易な態様で設定することが可能となる。
・上記各実施の形態では、学習中の地点または非支援対象地点と規定距離L未満の範囲で隣接する支援対象地点であって、車両の進行方向について手前に位置する支援対象地点を非支援対象地点とするようにした。これに加えて、学習中の地点または非支援対象地点と近接した所定の範囲で隣接し、車両の進行方向について後方に位置する支援対象地点も非支援対象地点とするようにしてもよい。これによれば、学習中の地点または非支援対象地点と近接して隣接する地点において、運転支援が実施されたりされなかったりすることが抑えられるため、これによっても同様にドライバに与える違和感を抑制することが可能となる。
・さらに、学習中の地点または非支援対象地点から近接した所定の範囲にある支援対象地点を全て非支援対象地点とするようにしてもよい。これによれば、学習中の地点または非支援対象地点と近接した範囲において、運転支援が実施されたりされなかったりすることが抑えられるため、やはり同様にドライバに与える違和感を抑制することが可能となる。
・上記各実施の形態では、減速支援を行うべき地点とするか否かの学習を行う減速候補地点を、ブレーキペダルの操作の有無に基づいて登録するようにした。これに代えて、地図情報に基づき、一時停止地点や踏切、カーブ等の減速が必要と予想される地点を減速候補地点とするようにしてもよい。また、これらのブレーキ操作の有無と地図情報の双方に基づいて減速候補地点を決定するようにしてもよい。
・上記各実施の形態において、学習部11aによってなされる減速支援を行うべき地点の決定のための学習の態様は一例であり、その他周知の学習の手法を採用するようにしてもよい。
・上記各実施の形態において、地図情報データベース20を設けない構成としてもよい。この場合、減速候補地点の登録や減速候補地点間の距離の算出は、GPS30による車両の位置の軌跡を利用して行うようにすればよい。
・上記各実施の形態では、運転支援装置として、運転行動としての減速行動を学習しつつ、減速支援を行うものに本発明を適用する場合について例示した。運転支援としては、これに限らず、燃費のよい発進を行うための運転支援や、カーブ地点におけるステアリング補助等の運転支援であってもよく、学習を行いつつこれらの運転支援を行う装置に本発明を適用するようにしてもよい。
10…運転支援装置、11…減速行動処理部、11a…学習部、11b…距離算出部、12…支援地点管理部、20…地図情報データベース、30…GPS、40…ブレーキセンサ、50…ブレーキ制御装置、60…エンジン制御装置、70…表示装置、80…音声装置。

Claims (7)

  1. 車両の運転行動を学習しつつ、学習が完了して運転支援対象とすべきと判断された地点を支援対象地点に設定して車両の運転を支援する運転支援装置において、
    前記支援対象地点のうち、同支援対象地点となり得る学習中の地点から所定の範囲にある支援対象地点については、当該地点を、運転支援を行わない非支援対象地点として管理する支援地点管理部を備える
    ことを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記支援地点管理部は、前記学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点を、前記非支援対象地点として管理する
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記支援地点管理部は、前記学習中の地点から所定の範囲で隣接する支援対象地点のうち、前記車両の進行方向について手前に位置する支援対象地点を前記非支援対象地点として管理する
    請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記支援地点管理部は、前記所定の範囲を前記学習中の地点からの距離に基づいて判断する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  5. 前記支援地点管理部は、前記所定の範囲を前記学習中の地点からの車両の予測される走行時間に基づいて判断する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  6. 前記支援地点管理部は、前記非支援対象地点から所定の範囲にある支援対象地点を併せて前記非支援対象地点として管理する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の運転支援装置。
  7. 前記運転支援は車両の減速を支援する減速支援であり、前記支援対象地点は前記運転行動としての減速行動を学習した地点として設定される
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の運転支援装置。
JP2012021031A 2012-02-02 2012-02-02 運転支援装置 Active JP5664568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021031A JP5664568B2 (ja) 2012-02-02 2012-02-02 運転支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012021031A JP5664568B2 (ja) 2012-02-02 2012-02-02 運転支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013161177A true JP2013161177A (ja) 2013-08-19
JP5664568B2 JP5664568B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=49173391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012021031A Active JP5664568B2 (ja) 2012-02-02 2012-02-02 運転支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5664568B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113005A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 減速制御システム、方法およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011028554A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Toyota Motor Corp 運転支援システム
JP2011145173A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Honda Motor Co Ltd 安全運転の支援機能を備える車両用のナビゲーション装置
WO2011155030A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 トヨタ自動車 株式会社 走行モデル作成装置及び運転支援装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011028554A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Toyota Motor Corp 運転支援システム
JP2011145173A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Honda Motor Co Ltd 安全運転の支援機能を備える車両用のナビゲーション装置
WO2011155030A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 トヨタ自動車 株式会社 走行モデル作成装置及び運転支援装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113005A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 減速制御システム、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5664568B2 (ja) 2015-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6451111B2 (ja) 走行支援装置及び走行支援方法
JP6221569B2 (ja) 運転支援装置
JP5888407B2 (ja) 運転支援装置
JP5703597B2 (ja) 運転支援装置
KR20190055738A (ko) 운전 지원 장치
JP5920529B2 (ja) 走行抵抗演算装置
JP2014041556A (ja) 運転支援装置
JP5062373B1 (ja) 車両進路推定装置
JP6299496B2 (ja) 走行支援装置及び走行支援方法
US10152835B2 (en) Vehicle control device
JP5660139B2 (ja) 車両用情報処理装置及びデータベース
JP2011221757A (ja) 運転支援装置
JP6448347B2 (ja) 減速制御システム、方法およびプログラム
JP5664568B2 (ja) 運転支援装置
JP2009252157A (ja) 車群走行制御システム
JP5407641B2 (ja) 車両制御装置および車両制御方法
JP2012234312A (ja) 運転支援装置
JP7385697B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7394904B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2013068115A (ja) 車両用情報処理装置及び車両用情報処理方法
JP7474279B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2012162232A (ja) 車両用情報処理装置
JP2005247019A (ja) 車両用操舵制御装置
JP2011121556A (ja) 運転学習システム及び運転支援システム
JP2023048308A (ja) 車両支援サーバ、車両支援サーバの処理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141124

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5664568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151