JP2013160227A - ガスタービンのNOx排出の改良のためのシステム及び方法 - Google Patents

ガスタービンのNOx排出の改良のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスタービンで複雑な低NOx燃焼器を使用することを必要としない、吸気直接接触式加熱加湿システムと一体化したガスタービンシステムを提供すること。
【解決手段】本開示の一実施形態では、NOx排出を削減し、部分負荷効率を改善するためのガスタービンシステムを説明する。システムは、吸気を受ける圧縮器を有するガスタービンを含む。吸気が圧縮器に流れる前に、直接接触式熱交換器が吸気を加熱しかつ加湿する。吸気を加熱することで、ガスタービンの出力が低下してターンダウン範囲が拡大される。吸気を加湿することで、ガスタービンユニットからのNOx排出を低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示する主題は、一般にガスタービンに関し、具体的にはガスタービンの運転方法及び装置に関する。
本発明は、ガスタービンの運転、特にガスタービンにおけるNOx排出の改良のためのシステム及び方法に関する。
ガスタービン、航空転用型ガスタービンなどのターボ機械は、通例、コンバインドサイクル及び/又はコージェネレーションモードで運転される。コンバインドサイクル運転では、ガスタービンからの排ガスを排熱回収ボイラに送って蒸気を発生させ、次いで蒸気を蒸気タービンに流して追加の電気を発生させる。コージェネレーション運転では、排熱回収ボイラで発生した蒸気の一部分を、蒸気を要する別のプロセスに送る。
ガスタービンは、通例、発電中に排出規制遵守を維持する必要がある。部分負荷で運転されるガスタービンでは、部分負荷範囲全域(運転予備(スピニングリザーブ)乃至ベース負荷近くまで)で排出規制遵守を維持できないことがある。ターンダウン範囲は、ガスタービンが排出規制遵守を維持する負荷範囲とみなすことができる。ターンダウン範囲が広いと、オペレータは排出規制遵守を維持し、燃料消費を最小限に抑え、発電所のシャットダウンに付随する熱過渡を避けることができる。
吸気加熱加湿システムによって、ガスタービンの運転に付随する上述の短所をある程度軽減することができる。従来の取り組みは、燃焼プロセスにおけるNOx生成量を減少させるための乾式リーンNOx(DLN)技術のように燃焼プロセス制御に焦点を当てていた。そこで、ハードウェア及び設備を最小限に抑える方法があれば望ましい。
米国特許出願公開第2010/0281896号
以上の理由から、ガスタービンで複雑な低NOx燃焼器を使用する必要がなく、吸気直接接触式加熱加湿システムと一体化したガスタービンシステムが必要とされている。これに関連した方法は、NOx排出を減少させる。
本発明の態様及び利点については、一部は以下の詳細な説明で開示するが、以下の詳細な説明から自明であろうし、本発明を実施することによって明らかとなろう。
本開示の一実施形態では、NOx排出を改善するためのガスタービンシステムを説明する。本システムは、吸気を受ける圧縮器を有するガスタービンを含む。吸気が圧縮器に流れる前に、直接接触式熱交換器が吸気を加熱・加湿する。吸気を加熱すると、吸気密度及びタービンの質量流量が減少し、ガスタービンの出力が低下してターンダウン範囲が拡大される。本開示の幾つかの態様では、ガスタービンシステムの熱交換器で吸気を加湿してNOx排出を減少させることができる。
別の実施形態では、NOx排出を改善するためガスタービンシステムの運転を制御する方法を説明する。本方法は、吸気がガスタービンの圧縮器に流れる前に、吸気を加熱・加湿するために直接接触式熱交換器を使用して、吸気密度及びタービンの質量流量を減少させ、吸気の水分含量を増加させ、それによりNOx排出を低下させることを含む。さらに、本開示の幾つかの態様では、本方法は、熱交換器を使用し、吸気を加湿してNOx排出を減少させることを含む。
本発明の上記その他の特徴、態様及び利点については、以下の詳細な説明及び特許請求の範囲を参照することによって理解を深めることができるであろう。なお、本願の内容の一部をなす添付の図面には、本発明の実施形態を例示するとともに、発明の詳細な説明と併せて本発明の原理を説明する。
本発明を当業者が実施できるように、以下の詳細な説明では、図面を参照しながら、本発明を最良の形態を含めて十分に開示する。
本開示の様々な態様に係るガスタービンの概略図である。
以下、本発明の実施形態について詳しく説明するが、その1以上の実施例を図面に示す。各実施例は例示にすぎず、本発明を限定するものではない。実際、本発明の技術的範囲又は技術的思想から逸脱せずに、本発明に様々な修正及び変形をなすことができることは当業者には明らかであろう。例えば、ある実施形態の一部として例示又は説明した特徴を、別の実施形態に用いてさらに別の実施形態としてもよい。従って、本発明は、かかる修正及び変形を特許請求の範囲で規定される技術的範囲及びその均等の範囲に属するものとして包含する。
一般に、本開示は、ガスタービンにおいてNOx排出を改善するためのシステム及び方法を対象とする。本明細書で説明するシステム及び方法は、ガスタービンの圧縮器に入る空気(以下、「吸気」という)を加熱・加湿することによって、NOx排出を減少させるという技術的効果を有する。以下で説明する通り、吸気は、多くのガスタービンに付属して既に存在する熱交換器によって加熱・加湿する。
ベース負荷運転時には、燃焼システムは、排気筒から流出する排ガスが現場での排出規制を満足するように担保できる。ガスタービンのターンダウン範囲によっては、ある部分負荷運転で現場での排出規制に違反するおそれがあり、ガスタービンの許容運転限界が設定される。この運転限界が電力需要を上回って、大型ガスタービンが非ピーク需要期間に送電網に電力を供給できなくなってしまうことがある。ターンダウン範囲が増大すると、排出規制遵守を維持しかつ燃料消費量を下げながら、ガスタービンを低い負荷で運転することができる。
本開示によれば、吸気の加湿によって、燃焼器内のピーク火炎温度が低下し、ひいてはNOx排出量が低下する。ベース負荷及び部分負荷のいずれの運転条件においても排出規制を満足することが重要である。
図1は、本開示の様々な態様に係るガスタービン入口加熱加湿システム10の概略図であり、システムはガスタービン12に動作可能に接続される。ガスタービン12は、圧縮器13、燃焼器14及びタービン15を備える。ガスタービン12は、例えば、2以上の圧縮器、2以上の燃焼器及び2以上のタービン(図示せず)を備えていてもよい。ガスタービン12は、ガスタービン入口16を備えていてもよい。入口16は、ガスタービンの吸気流18を受けるように構成できる。例えば、一実施形態では、入口16は、ガスタービン入口のフィルタハウスであってもよい。ガスタービン12は、ガスタービン排気口17をさらに備えていてもよい。排気口17は、ガスタービンの排気流19を吐出するように構成することができる。一実施形態では、排気流19を、排熱回収ボイラ(「HRSG])(図示せず)に導くことができる。別の実施形態では、排気流19を、周囲空気中に分散させてもよい。別の実施形態では、本明細書でさらに説明するように、排気流19を熱交換器に直接導いてもよい。
本システムは、例えば熱源として廃熱を使用すれば、高いエネルギー効率とすることができる。例えば、一実施形態では、熱源29はガスタービン12で生成させることができる。例えば、熱源29はガスタービンの排気19とし得る。別の実施形態では、熱源29はHRSGで生成させることができる。例えば、熱源29はHRSG水又はHRSG蒸気とし得る。他の実施形態では、熱源29は、蒸気タービンシール蒸気、廃温水、発電機冷却水のような任意の廃棄蒸気、或いは任意の発熱プロセスで生成する熱流とし得る。熱源29は、廃熱及び排気熱源に限定されるものではなく、例えば、太陽光加熱、補助ボイラ加熱又は地熱加熱など、任意の加熱法によって供給することができる。
熱源29は、熱交換器20で加熱用流体流25を加熱するのに使用される。この場合、ガスタービン入口加熱システム10は熱交換器30を含む。一実施形態では、熱交換器30は、加熱用流体流25が熱交換器30を通過できるように構成すればよい。例えば、熱交換器30は加熱用流体入口31と加熱用流体出口32を備える。一実施形態では、加熱用流体入口31はノズルとし得る。別の実施形態では、加熱用流体入口31は複数の加熱用入口31とし得る。例えば、加熱用流体入口31は複数のノズルであってもよい。加熱用流体入口31は、加熱用流体流25を熱交換器30へと連通せしめる働きをする。
一実施形態の例示的な態様では、加熱用流体出口32は、加熱用流体流25の方向で熱交換器30の下流に位置する水槽を備えていてもよい。水槽は、熱交換器30を通過した後の加熱用流体流25を回収するように構成できる。
熱交換器30は、吸気流18を受けるように構成することができる。例えば、一実施形態では、熱交換器30は、吸気流18の方向でガスタービン入口16の上流に配置すればよい。一実施形態では、熱交換器30はガスタービン入口16に隣接して配置してもよい。別の実施形態では、熱交換器30はガスタービン入口16の内部に配置できる。吸気流18は、ガスタービン入口16又は圧縮器13に入る前に熱交換器30に流す。
熱交換器30は、吸気流18が熱交換器30を通過する際に吸気流18を加熱するように構成できる。例えば、熱交換器30は、吸気流18が熱交換器30を通過して加熱用流体流25と相互作用し、吸気流18が加熱されるように構成できる。一実施形態では、加熱用流体流25を通して吸気流18を導いて、吸気流18から加熱用流体流25に冷却を伝達し、吸気流18が加熱されるようにしてもよい。
一実施形態の別の例示的態様では、熱交換器30は、直接接触式熱交換器であってもよい。例えば、熱交換器30は、媒体型直接接触式熱交換器であってもよい。媒体は、組織化パターン、ランダムパターン又は当技術分野で公知の任意のパターンに配置できる。媒体は、セルロース系媒体、プラスチック系媒体、金属系媒体、セラミック系媒体、ガラス繊維系媒体、合成繊維系媒体又は当技術分野で公知の任意の媒体若しくは媒体の組合せを含む。一実施形態では、加熱用流体流25を媒体表面上を略下方に流す。一実施形態では、吸気流18を、熱交換器30を通して、加熱用流体流25の方向と略垂直方向に送る。
一実施形態のさらに別の例示的な態様では、熱交換器30は、室温に近い温度の水流28を受けるだけであってもよい。非加熱水流28が吸気18と直接接触するので、熱交換器30は、当技術分野で公知の蒸発式冷却器として機能し得る。
例えば、加熱用流体流が媒体表面に接触すると、熱及び水分が空気流に放出される。ある実施形態では、吸気の温度及び湿度の上昇は、ガスタービンの排気中のNOx排出量を低減させる。例えば、適切な相対湿度は約60〜約99%である。ある実施形態では、加熱用流体は、純水、無機添加剤を加えた水、グリコールを加えた水、液体乾燥剤を加えた水その他当業者に公知の任意の流体又は流体の組合せであってもよい。一実施形態では、加熱用流体流25は、液体乾燥剤成分を含有し、液体乾燥剤は、吸気中への水蒸気の放出を抑制し、所要のNOx排出挙動に基づいて相対湿度を適切に制御することができる。
一般に、非加熱吸気18の温度は、周囲条件によって、或いは本入口加熱システム10の上流に位置する空調システム(図示せず)の出口温度によって決定できる。本発明の一実施形態は、吸気の温度を、入口加熱システムで可能な任意の温度まで高めることができる。例えば、システム10は、吸気18の温度を約59〜約120°F上げることができる。ある実施形態では、吸気を、非加熱吸気の温度よりも約10°F〜約200°F高い温度まで加熱する。ある実施形態では、吸気を、非加熱吸気の温度よりも約50°F〜約100°F高い温度まで加熱する。
一実施形態の他の例示的な態様では、フィルタ45を、吸気流18の方向で熱交換器30の上流に配置してもよい。フィルタ45は、熱交換器30及びガスタービン12に入る前の吸気流18から微粒子が除去されるように構成できる。別の実施形態では、フィルタ45は、吸気流18の方向で熱交換器30の下流に配置してもよい。フィルタ45は、ガスタービン12に入る前の吸気流18から、微粒子、ガス及び/又は流体小滴が除去されるように構成できる。一実施形態では、ドリフト除去装置33を、吸気流18の方向で熱交換器30の下流に配置してもよい。ドリフト除去装置33は、ガスタービン12に入る前のガスタービンの吸気流18から流体の小滴を除去する働きをする。一実施形態では、ポンプ46を、加熱用流体流25の方向で熱交換器30の下流に配置してもよい。ポンプ46は、加熱用流体流25が熱交換器30から加熱用流体用ヒーター20に連通するように構成できる。
ガスタービン入口加熱システム10は、特定の条件に関してシステム10の運転を制御するように構成できる。例えば、システムを制御するため、コントローラ50をガスタービン入口加熱加湿システム10に動作可能に接続してもよい。一実施形態では、コントローラ50は、熱交換器に動作可能に接続され、熱交換器20の運転を制御するように構成できる。ガスタービン入口加熱加湿システム10及び熱交換器20の運転及び制御のために、コントローラ50は、種々の制御アルゴリズム及び制御方式を用いてプログラミングできる。
本発明では、本開示の入口加熱加湿システムと一体化したガスタービンの運転を制御する効果を有するコントローラも想定される。本開示のある実施形態では、コントローラは、ガスタービンを自動的及び/又は連続的にモニタリングして入口加熱加湿システムを運転するべきか否かを判定するように構成できる。他の実施形態では、ガスタービン12の効率を最大限にするため、コントローラ50を、ガスタービン入口加熱加湿システム10又はガスタービン12の他の構成要素に動作可能に接続してもよい。
本開示の幾つかの態様では、NOx排出を改善するためにガスタービンシステムの運転を制御する方法を説明する。本方法は、吸気がガスタービンの圧縮器に流れる前に吸気を加熱・加湿するために、本明細書で説明した直接接触式熱交換器を使用することを含む。本方法は、ガスタービンの圧縮器に加熱・加湿した吸気を供給することをさらに含み、加熱・加湿した吸気はガスタービンのNOx排出を減少させてターンダウン範囲が拡大する。
本明細書では、本発明を最良の形態を含めて開示するとともに、装置又はシステムの製造・使用及び方法の実施を始め、本発明を当業者が実施できるようにするため、例を用いて説明してきた。本発明の特許性を有する範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者に自明な他の例も包含する。かかる他の例は、特許請求の範囲の文言上の差のない構成要素を有しているか、或いは特許請求の範囲の文言と実質的な差のない均等な構成要素を有していれば、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に属する。
10 入口加熱システム
12 ガスタービン
13 圧縮器
14 燃焼器
15 タービン
16 ガスタービン入口
17 排気口
18 吸気流
19 排気流
20 熱交換器
25 加熱用流体流
28 非加熱水流
29 熱源
30 熱交換器
31 加熱用流体入口
32 加熱用流体出口
33 ドリフト除去装置
45 フィルタ
46 ポンプ
50 コントローラ

Claims (20)

  1. NOx排出を改善するためのガスタービンシステムであって、
    吸気を受ける圧縮器を備えるガスタービンと、
    吸気が圧縮器に流れる前に吸気を加熱するように構成された直接接触式熱交換器と
    を備えており、吸気の加熱及び加湿によってガスタービンのNOx排出量が減少し、ターンダウン範囲が拡大される、ガスタービンシステム。
  2. 拡大したターンダウン範囲が、ガスタービンの最大定格負荷の5〜70%をなす、請求項1記載のシステム。
  3. 吸気を、吸気の非加熱温度よりも10〜200°F高い温度まで加熱する、請求項1記載のシステム。
  4. 直接接触式熱交換器が、蒸発式冷却器として機能するように構成される、請求項1記載のシステム。
  5. 吸気が湿潤空気をさらに含む、請求項1記載のシステム。
  6. 吸気の相対湿度が60〜99%である、請求項5記載のシステム。
  7. 吸気の湿度によって、ガスタービンのNOx排出が減少し、ターンダウン範囲が拡大される、請求項6記載のシステム。
  8. NOx排出が、非加湿状態に比べて20%以上低減する、請求項7記載のシステム。
  9. NOx排出が、非加湿状態に比べて40%以上低減する、請求項7記載のシステム。
  10. 熱交換器から液体を回収し、液体を熱交換器に戻して再循環させるように構成された水槽をさらに備える、請求項1記載のシステム。
  11. ドリフト除去装置をさらに備えていて、水槽がドリフト除去装置からも液体を回収し、液体を熱交換器に戻して再循環させるように構成される、請求項10記載のシステム。
  12. NOx排出を改善するためにガスタービンシステムの運転を制御する方法であって、
    吸気がガスタービンの圧縮器に流れる前に吸気を加熱・加湿するために直接接触式熱交換器を使用し、
    ガスタービンの圧縮器に加熱された吸気を供給する
    ことを含んでおり、加熱された吸気によって、ガスタービンのNOx排出が減少し、ターンダウン範囲が拡大される方法。
  13. 拡大したターンダウン範囲が、ターボ機械の最大定格負荷の5〜70%をなす、請求項12記載の方法。
  14. 吸気を、吸気の非加熱温度よりも10〜200°F高い温度まで加熱することをさらに含む、請求項13記載の方法。
  15. 吸気が湿潤空気をさらに含む、請求項12記載の方法。
  16. 吸気の湿度によって、ガスタービンのNOx排出が減少し、ターンダウン範囲が拡大される、請求項15記載の方法。
  17. NOx排出が、非加湿状態に比べて20〜40%低減する、請求項16記載の方法。
  18. 熱交換器から液体を回収し、液体を熱交換器に戻して再循環させるために水槽を使用することをさらに含む、請求項12記載の方法。
  19. ドリフト除去装置をさらに備えていて、水槽が、ドリフト除去装置からも液体を回収し、液体を熱交換器に戻して再循環するためにも用いられる、請求項18記載の方法。
  20. 直接接触式熱交換器が、NOx排出を削減するために、吸気の加湿を制御するための液体乾燥剤を使用する加熱用流体流を含む、請求項17記載の方法。
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