JP2013159989A - ドア装置 - Google Patents

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Masahiko Kurita
真彦 栗田
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Abstract

【課題】非接触式給電部材と非接触式受電部材とからなる給電ユニットを用い、出入り口ドアに設けられた足元灯等の電気装置に従来のようにケ−ブルで配線し給電する必要がなく、機能性、外観性に優れたドア装置を提供することである。
【解決手段】ドア取付け開口枠Wの開口上枠2を中空状型材で形成し、非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とからなる給電ユニット1の該非接触式給電部材11を上記開口上枠2の中空状型材内に内設するとともに、上記給電ユニット1の非接触式受電部材12をドア本体Dの上端部を形成するドア上枠3内に内設し、ドア本体Dを閉じたとき上記非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とが相対向するよう設置してなるドア装置。
【選択図】図2

Description

本願発明はドアの構造に関するものであり、詳しくは、出入り口に設けられるドアのドア本体に、ケーブル等で配線することなく、非接触方式でドア本体に設けられた足元灯等の電気装置に給電する非接触式給電ユニットを備えたドア装置に関するものである。
従来、一般住宅、マンション、オフィスビル等の開口部に取り付けられるドア本体に足元灯や表示灯等の照明用や、モニターカメラ、人感センサ、さらには、電気錠やカードロックシステム等のセキュリティ用等、各種の電気装置を備えたドア装置が知られている。
上記各種電気装置を備えたドア装置においては、これらの装置を機能させるためには、いずれの場合でも屋外からの電源配線を、ドア開口部からドア本体を通じての配線として電気装置に接続しなければならず、この配線のための施工が大変に面倒で、手間がかかるという問題がある。
また、上記配線は、通常、ケーブルによって行われるが、ドアが回動する度に屈曲するため、ケーブルには繰り返しの曲げ応力に耐えるだけの強度が要求される。あるいは、曲げ応力をかかりにくくするために、ケーブルをコイル状としたりする等、その配設方法にも考慮する必要がある。
上記問題を解決するために、例えば、特開平9−317346号公報には、 給電を必要とする電気装置を有するドアをドア開口部に開閉自在に取付けたドア構造において、ドアとドア開口部の各々には非接触給電部材を設けてこれらを相互に対向させ、ドアに設けた非接触給電部材と電気装置とを接続するとともに、ドア開口部に設けた非接触給電部材は屋外からの電気配線に接続することを特徴とする非接触給電式ドア構造が開示されている。
そして、上記特開平9−317346号公報の図1に示されているように、ドア本体に備えられた足元灯や表示灯等の照明用や、モニターカメラ、人感センサ等の電気装置に配線接続され、自らもドア本体に取り付けられている非接触給電部材(4A)と、ドア開口部に備えられ、建物の壁面等の躯体の配線を通じて屋外からの電気配線に接続される非接触給電部材(4B)とが、ドア用ヒンジに配設された態様が示されている。
そして、ドアの開閉動作に伴う摩擦、屈曲等によって配線が損傷されることがないため、感電の危険もなく、配線も見えることがないため、外観性にも優れたものとなるという効果が述べられている。
特開平9−317346号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、ドア開口部に備えられ、交流電源に接続されフェライトコアとコイルとからなる非接触給電部材が、ドア本体に取り付けられ、同じくフェライトコアとコイルとからなる非接触給電部材を励磁して電流を流す構造であるため、特許文献1の図5に示されているように非接触給電部材をドア用ヒンジ
に配設した場合、ドアを回動して開けたときでもヒンジ部に納装されたお互いの非接触給電部材間の距離が十分大きくならないため、ドア回動による開度の変動を感知しにくいという問題がある。
このため、ドアを開けた状態においても、該ドアに納装された足元灯等の電気装置は通電状態が維持される場合があり、ドアを開けたとき該電気装置への通電を遮断したいときの使用態様において、問題が生ずるおそれがあった。
さらに、上記非接触給電部材をドア用ヒンジ部に配設する際その納装空間が十分でなく、従って、作業性が悪く、多くの手間を要し、メンテナンスも困難であるという問題があった。
本願発明は上記背景技術に鑑みてなしたものであり、その目的は、交流電源からの電力を非接触式給電部材と非接触式受電部材とからなる給電ユニットで構成する共に、該給電ユニットの納装作業を簡単に行え、かつ、ドアを開いたとき給電ユニットの給電機能が略完全に停止されるようにし、ドアに設けられた足元灯や、モニターカメラ、人感センサ等の電気装置への給電を、必要な場合に、自動的に停止できるドア装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1に記載の発明に係るドア装置では、ドア取付け開口枠の開口上枠を中空状型材で形成し、非接触式給電部材と非接触式受電部材とからなる給電ユニットの該非接触式給電部材を上記開口上枠の中空状型材内に内設するとともに、上記給電ユニットの非接触式受電部材をドア本体の上端部を形成するドア上枠内に内設し、ドア本体を閉じたとき上記非接触式給電部材と非接触式受電部材とが相対向するよう設置してなることを特徴としている。
本願請求項1記載の発明に係るドア装置においては、給電ユニットの非接触式給電部材が上記開口上枠を構成する中空状型材内に内設され、上記給電ユニットの非接触式受電部材をドア本体の上端部を形成するドア本体上枠内に埋設等の手段によって内設しているため、給電ユニットをドアヒンジ部に設置する場合に比較してその納装空間を十分に確保でき、従って、給電ユニットの納装作業が容易となると共に、該給電ユニットが外部から見えることがなく、ドア開口部とドア本体との間に従来のようにケーブル等の配線が露出することもなく、外観上、見栄えのよいものとなる。
また、従来のドア施工のための建築業者と、配線のための電気業者との施工日程の調整や、作業の打ち合わせ等を行う必要がなく、能率的にドア装置の設置を行うことができる。すなわち、省施工でドア本体の取り付け時に給電工事も完了するという作業性に優れたものとなる。
また、ドア装置としての本来機能を有するとともに、ケーブル等の配線を用いないため、摩擦、屈曲等による配線の損傷や、感電の心配がなく、機能性や外観性に優れたドア装置を提供することができる。
本願発明に係るドア装置の概略構成であってドア本体を開けた状態で示す斜視図である。 (a)上記ドア本体を閉じたときの開口枠の開口上枠を含む本願発明に係るドア装置の要部を示す断面説明図である。(b)図1のX−X線に沿う断面でドア本体の下部を示す部分断面説明図である。 非接触式給電部材と非接触式受電部材とからなる給電ユニットを引き戸に適用した例を示す説明図である。
以下、本願発明に係るドア装置の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、上記ドア装置の概略構成であってドア本体Dを開けた状態で示す斜視図である。
図1に示すように、上記ドア装置はドア取付け用開口枠Wとこの開口枠Wにヒンジ8によって回動自在に取り付けられたドア本体Dとからなるとともに、上記開口枠Wの開口上枠2には非接触式給電部材11が、中空状型材からなるこの開口上枠2内に外部から見えないように内設されている。
また、ドア本体Dのドア上枠3には非接触式受電部材12が、このドア上枠3内に埋設等の手段で外部から見えないように内設され、この非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とで給電ユニット1が構成されている。
同図に示すように、上記ドア本体Dの下部には足元灯4が備えられ、ドア本体Dは室内と室外、例えば部屋と廊下とを仕切るように設けられている。そして上記ドア本体Dは、通常は閉じられており、ドア本体Dへの給電が行われている。
図2(a)は、上記ドア本体Dを閉じたときの開口枠Wの開口上枠2を含む本願発明に係るドア装置の要部を示す断面説明図である。図2(a)に示すように、建物の躯体5に固定された上記開口上枠2はアルミ製あるいはプラスチック製等の中空状型材で形成され、この開口上枠2の内部には給電ユニット1の非接触式給電部材11が内設され、この非接触式給電部材11は、電源ケーブル6によっての交流電源に接続されている。なお、図2(a)において、符号7はドアストッパーを示す。
また、上記ドア本体Dのドア上枠3の内部には給電ユニット1の非接触式受電部材12が内設され、ドア本体Dが閉じられた状態のとき、上記非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とは上下相対向するように配設されている。上記非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とを、例えばフェライトコアとコイルとから構成することによって、交流電源によって励磁された非接触式給電部材11からの磁力により、非接触式受電部材12に給電され、例えば足元灯4等の電気装置に電流が流れるのであり、この電気装置は非接触で給電されている。
上記給電ユニット1の取付け位置はとくに限定されないが、非接触式給電部材11は、ヒンジ8から開口上枠2の幅の1/3以上、好ましくは1/2以上離して開口上枠2に内設される。同様に、非接触式受電部材12は、ヒンジ8からドア上枠3の幅の1/3以上、好ましくは1/2以上離し、上記非接触式給電部材11と相対向するようドア上枠3に内設される。
このようにすることによって、上記非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とが外部から見えることがなく、また従来、ドア開口部とドア本体との間に通じていたケーブル等の配線が露出することがなく、外観上、見栄えのよいドア装置とすることができる。
図2(b)は、図1のX−X線に沿う断面でドア本体Dの下部を示す部分断面説明図である。図2(b)に示すように、ドア本体Dの下部に、例えば光源としてLEDを用いる足元灯4を設置したとき、ドア本体Dが閉じられているときは給電ユニット1が作動し、上記非接触式受電部材12から、図示しない電気配線(図示せず)を経て足元灯4のLE
Dに通電されて点灯する。
通常、上記ドア本体Dは、出入りするとき以外は閉じられているため、夜間は点灯によってドア本体Dの位置を容易に知ることができ、また、常夜灯として終夜、廊下を照明することができる。
部屋に入るとき、室外側のドアノブを回してドア本体Dを少しでも開けると、図1に示すように、ヒンジ8と給電ユニット1との間の距離が十分大きいから、ヒンジ8を支点として非接触式受電部材12が非接触式給電部材11から大きく離間回動し、上記非接触式給電部材11と非接触式受電部材12との対向状態が大きく崩れる。そして、直ちに足元灯4への給電は停止され、消灯する。ドア本体Dを閉じると同時に、正確に、かつ迅速に足元灯4が点灯し、夜間等に安全に廊下を歩行することができる。
また、ドア本体Dに図示しない小型の蓄電池を内設し、ドア本体Dが閉のとき、非接触式受電部材12からの給電で常時蓄電する回路を設けてもよい。そして、ドア本体Dの開閉に連動して開閉するリミットスイッチを付設し、このリミットスイッチを介して非接触式給電部材11と非接触式受電部材12との対向状態が崩れたときに、上記蓄電池から上記足元灯4へ電流が流れるようにしてもよい。
このようにすることによって、暗い廊下から室内に入ったときや屋外から帰宅したとき、ドア本体Dを開けて給電ユニット1の対向状態を解除すると同時に、室内の足元を照らすこともできる。
図3は、上記非接触式給電部材11と非接触式受電部材12とからなる給電ユニット1を引き戸Hに適用した例を示す説明図である。図3において、非接触式給電部材11は上かまち9に内設されるとともに、非接触式受電部材12は引き戸Hの上部に内設されるため、既述のドア取付け用開口枠Wの開口上枠2に非接触式給電部材11を内設し、ドア本体Dのドア上枠3に非接触式受電部材12を内設した形態と同様な構成となる。
そして、足元灯4等の電気装置に非接触で給電され、夜間には引き戸Hの位置を容易に知ることができ、また、常夜灯として、終夜、廊下を照明することができる。
なお、上記実施形態は、ドア本体Dや引き戸Hの下部に設けた足元灯4を例にして説明したが、ドア本体Dの採光部の周囲に発光部を設け、夜間の常夜灯や間接照明として用いてもよい。あるいは、ドアノブの周囲に発光部を配置し、ドアノブ周辺を照明させることによってドアノブの位置を見易くするようにしてもよい。
あるいは、モニターカメラ、人感センサ、さらには、電気錠やカードロックシステム等のセキュリティ用等、各種の電気装置に適用してもよい。このように本願発明は設計変更自在であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、本願発明の技術的範囲に含まれる。
D ドア本体
W ドア取付け用開口枠
H 引き戸
1 給電ユニット
11 非接触式給電部材
12 非接触式受電部材
2 開口上枠
3 ドア上枠
4 足元灯
5 躯体
6 電源ケーブル
7 ドアストッパー
8 ヒンジ
9 上かまち

Claims (1)

  1. ドア取付け開口枠の開口上枠を中空状型材で形成し、非接触式給電部材と非接触式受電部材とからなる給電ユニットの該非接触式給電部材を上記開口上枠の中空状型材内に内設するとともに、上記給電ユニットの非接触式受電部材をドア本体の上端部を形成するドア上枠内に内設し、ドア本体を閉じたとき上記非接触式給電部材と非接触式受電部材とが相対向するよう設置してなるドア装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014150645A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 非接触電力伝送システム
JP2015217209A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 多摩岡産業株式会社 空気清浄システム
JP2016084672A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 アマノ株式会社 ゲート装置
JP2016191287A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社ベスト 扉点灯装置

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