JP2013159792A - 液体金属浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不純物捕獲部の再生処理の頻度を低減でき、かつ製造が容易な液体金属浄化装置を提供する。
【解決手段】液体金属浄化装置1では、胴体2内に冷却ガスが流れる複数の冷却管を配置し、断熱ガス層16で取り囲まれた不純物捕獲部が胴体2の中央部で冷却管5の内側に配置される。不純物捕獲部8は同心円状に配置されたメッシュ充填物層9A,9B,9Cを有する。外側に位置するメッシュ充填物層9A,9Bには、半径方向に伸びる複数のバイパス通路が形成される。冷却管5で冷却された液体Naは、メッシュ充填物層9Aに流入する。メッシュ充填物層9Aが不純物で閉塞したとき、液体Naは、メッシュ充填物層9Aのバイパス通路を通ってメッシュ充填物層9Bに流入する。メッシュ充填物層9Bも閉塞したときには、液体Naは、メッシュ充填物層9Bのバイパス通路を通ってメッシュ充填物層9Cに流入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体金属浄化装置に係り、特に、高速増殖炉に適用するのに好適な液体金属浄化装置に関する。
従来、冷却材として液体金属、例えば、液体ナトリウムを用いる高速増殖炉には、コールドトラップと呼ばれる液体金属浄化装置が備えられている(例えば、特開昭58−37139号公報参照)。この液体金属浄化装置は、液体ナトリウムに溶解している不純物を、液体ナトリウムの温度差による飽和溶解度の差を利用して析出させ、低温部に充填されたメッシュ(金網)およびエキスパンドメタル等のメッシュ充填物を有する不純物捕獲部で捕獲する(例えば、特開昭62−191002号公報および堀田雅夫監修、基礎高速炉工学編集委員会編「基礎高速炉工学」(日刊工業新聞社、1993年10月29日、p68−69参照)。特開昭62−191002号公報に記載された液体金属浄化装置は、胴体内において断熱ガス層を冷却管が配置された環状の領域と不純物捕獲部の間に配置し、冷却管で冷却された液体ナトリウムを下方より不純物捕獲部に供給する。
特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置は、特開昭62−191002号公報と同様に、胴体内において断熱ガス層を冷却管が配置された環状の領域と不純物捕獲部の間に配置している。特開昭62−191002号公報の液体金属浄化装置では冷却された液体金属を下方より不純物捕獲部に供給しているのに対し、特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置では冷却された液体ナトリウムを不純物捕獲部の外面より中心に向かって供給している。液体ナトリウムを不純物捕獲部の外面より中心に向かって供給する場合は、特開昭62−191002号公報のように不純物捕獲部の下方より上方に向かって液値ナトリウムを供給する場合に比べて、液体ナトリウムの流入する面積が広くなるため、不純物捕獲部が捕獲した不純物により閉塞するまでに捕獲できる不純物量が増大する。結果的に、特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置は、特開昭62−191002号公報に記載された液体金属浄化装置よりも、不純物捕獲部が捕獲した不純物により閉塞されるまでの時間が長くなり、不純物捕獲部の再生処理(例えば、特開昭58−37139号公報参照)の頻度を低下することができる。
特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置の概略を以下に説明する。
この液体金属浄化装置は、容器である胴体内に、上部管板および下部管板を設置し、さらに、メッシュで構成された不純物捕獲部、複数の冷却管および断熱ガス層を配置している。胴体の中心部に配置されたナトリウム出口管が、胴体の上方より上部管板を貫通して下部管板に向かって伸びている。環状の不純物捕獲部が上部管板と下部管板の間に配置され、不純物捕獲部の中心に形成されたナトリウム通路がナトリウム出口管に連絡されている。環状の断熱ガス層が不純物捕獲部を取り囲んでいる。上部管板と下部管板に取り付けられた複数の冷却管が、断熱ガス層よりも外側で環状に配置される。ナトリウム入口管が、上部管板を貫通して上部管板と不純物捕獲部の上端の間まで伸びている。冷却ガス入口管が下部管板の下方に形成される下部プレナムに連絡され、冷却ガス出口管が上部管板の下方に形成される上部プレナムに連絡される。
被精製物である液体ナトリウムは、液体ナトリウム入口管から胴体内に流入して、冷却管が配置されて断熱ガス層よりも外側に形成される環状の冷却領域を通って流下する。一方、冷却ガスは、冷却ガス入り口管から下部プレナムに流入し、冷却管内を通って上昇する。冷却領域を下降する液体ナトリウムは、冷却管内を上昇する冷却ガスで冷却され、断熱ガス層と不純物捕獲部の外面の間に形成される領域を通って、不純物捕獲部に供給される。液体ナトリウムが不純物捕獲部の外面より中心に向かって流れる間で、液体ナトリウムに含まれた不純物が不純物捕獲部に捕獲される。不純物捕獲部で浄化された液体ナトリウムは、不純物捕獲部中心のナトリウム通路を経てナトリウム出口管に流出し、液体金属浄化装置外に導かれる。
特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置は、特開昭62−191002号公報に記載された液体金属浄化装置よりも不純物捕獲部が不純物により閉塞されるまでに要する時間は長くなる。この時間をもっと長くするために、新たな液体金属浄化装置が特開2010−19592号公報の図1に提案されている。特開2010−19592号公報の図1に記載された液体金属浄化装置は、液体ナトリウムが不純物捕獲部の外面より中心に向かって流れる、特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置において、不純物捕獲部を、半径方向において、外側領域および内側領域の二領域に分割し、外側領域のメッシュ充填物の密度を内側領域のメッシュ充填物の密度よりも小さくなるようにしている。このような構成により、不純物捕獲部の内側領域での不純物の捕獲量を増大させることができるため、特開2010−19592号公報の図1に記載された液体金属浄化装置は、特開2010−19592号公報の図8に記載された液体金属浄化装置よりも、不純物捕獲部における不純物の捕獲量を不純物捕獲部の半径方向においてより均一化することができる。
特開2010−19592号公報の図1に記載された液体金属浄化装置は、不純物捕獲部の全体に亘って不純物を捕獲することができ、不純物捕獲部での不純物の捕獲により不純物捕獲部の外側と内側の差圧が設定圧力に達するまでの時間をさらに伸ばすことができる。このため、液体金属浄化装置の不純物捕獲部に対する再生処理の頻度も著しく低減される。
特開昭58−37139号公報 特開昭62−191002号公報 特開2010−19592号公報
堀田雅夫監修、基礎高速炉工学編集委員会編「基礎高速炉工学」(日刊工業新聞社、1993年10月29日、p68−69)
特開2010−19592号公報の図1に記載された液体金属浄化装置は、上記したように優れた効果を発揮することができるが、不純物捕獲部を密度の異なるメッシュ充填物で構成する必要がある。このため、不純物捕獲部において密度の異なる複数種類のメッシュ充填領域を形成する必要がある。
本発明の目的は、不純物捕獲部の再生処理の頻度を低減でき、かつ製造が容易な液体金属浄化装置を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、容器と、容器内に配置された不純物捕獲部と、不純物捕獲部を取り囲み、複数の冷却管が配置された冷却領域とを備え、
その不純物捕獲部は筒状体であってメッシュ充填物の密度が実質的に同じである複数のメッシュ充填物層を有し、第1の前記メッシュ充填物層が第2の前記メッシュ充填物層を取り囲んでおり、第1のメッシュ充填物層と第2のメッシュ充填物層の間に環状の液体金属通路が形成され、不純物捕獲部内での液体金属の流れ方向で上流に位置する第1のメッシュ充填物層に、この第1のメッシュ充填物層を容器の半径方向において貫通する複数の貫通液体金属通路を形成し、貫通液体金属通路を前記環状液体金属通路に連絡することにある。
第1のメッシュ充填物層を容器の半径方向において貫通する複数の貫通液体金属通路を形成しているので、第1のメッシュ充填物層が液体金属に含まれる不純物を捕獲して閉塞した場合において、貫通液体金属通路を通して液体金属を、環状液体金属通路に導いて第2のメッシュ充填物層に供給することができ、液体金属を第2のメッシュ充填物層で浄化することができる。このため、不純物捕獲部の液体金属入口と不純物捕獲部の液体金属出口の圧力差が設定圧力になるまでの時間をさらに伸ばすことができ、不純物捕獲部の再生処理の頻度を低減できる。また、複数のメッシュ充填物層におけるメッシュ充填物の密度が同じであるので、一種類のメッシュ充填物層を製作すればよく、液体金属浄化装置の製造が容易になる。
本発明によれば、液体金属浄化装置における不純物捕獲部の再生処理の頻度を低減でき、かつ液体金属浄化装置の製造が容易になる。
本発明の好適な一実施例である実施例1の液体金属浄化装置の縦断面図である。 図1に示す液体金属浄化装置の不純物捕獲部の拡大縦断面図である。 図2のIII−III矢視図である。 不純物捕獲部におけるメッシュ充填材への不純物の付着分布を示す特性図である。 本発明の他の実施例である実施例2の液体金属浄化装置における不純物捕獲部の拡大縦断面図である。 図5のVI−VI矢視図である。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である実施例1の液体金属浄化装置(コールドトラップ)を、図1、図2および図3を用いて説明する。本実施例の液体金属浄化装置1は、高速増殖炉プラントに適用される。すなわち、液体金属浄化装置1は、高速増殖炉プラントの、液体ナトリウム(液体金属)が流れる一次冷却系配管及び二次冷却系配管にそれぞれ接続される。
液体金属浄化装置1は、容器である胴体2、複数の冷却管5、下部プレナム6、上部プレナム7、不純物捕獲部8、断熱ガス層16および冷却部22を有する。上部管板3が胴体2内で上端部に配置されて胴体2の内面に取り付けられる。上部プレナム7が、上部管板3より上方で胴体2内に形成される。下部管板4が胴体2内で下端部に配置されて胴体2の内面に取り付けられる。下部プレナム6が、下部管板4より下方で胴体2内に形成される。
ナトリウム出口管15が、胴体2の中心線上に配置されて上方より胴体2内に挿入され、上部プレナム7および上部管板3を貫通している。ナトリウム出口管15は胴体2および上部管板3に取り付けられる。上部支持板12および下部支持板13が上部管板3と下部管板4の間に配置され、上部支持板12はナトリウム出口管15の下端に取り付けられる。下部支持板13が上部支持板12よりも下方に配置される。この下部支持板13は、複数の支持棒(図示せず)によって上部支持板12から吊り下げられている。
不純物捕獲部8が、上部管板3と下部管板4の間で胴体2の中央部に配置される。この不純物捕獲部8は上部支持板12と下部支持板13の間に配置され、不純物捕獲部8の下端が下部支持板13で支持され、不純物捕獲部8の上端が上部支持板12で支持される。不純物捕獲部8の中心にナトリウム通路24が形成されており、このナトリウム通路24はナトリウム出口管15に連絡される。環状の断熱ガス層16が、上部支持板12に取り付けられて下部管板4に向かって伸びており、不純物捕獲部8の周囲を取り囲んでいる。環状のナトリウム通路23が断熱ガス層16の内面と不純物捕獲部8の外面の間に形成される。
複数の冷却管5が、断熱ガス層16を取り囲んで環状に配置され、上部管板3および下部管板4に取り付けられている。胴体2内で断熱ガス層16の外側に、断熱ガス層16を取り囲む環状の冷却領域22が形成される。上記した複数の冷却管5が、冷却領域22に配置される。不純物捕獲部8、断熱ガス層16および複数の冷却管5は、胴体2内で同心円状に配置されている。
胴体2に取り付けられたナトリウム入口管14は、上部プレナム7を貫通して上部管板3に取り付けられ、冷却領域22に連絡されている。冷却ガス入口管17が、下部管板4よりも下方で胴体2に接続され、下部プレナム6に連絡される。冷却ガス出口管18が、上部管板3よりも上方で胴体2に接続され、上部プレナム7に連絡される。
不純物捕獲部8の詳細な構成を、図2及び3を用いて説明する。不純物捕獲部8は、半径方向に同心円状に配置された筒状体である3つのメッシュ充填物層9A,9B,9Cを有している。メッシュ充填物層9A,9B,9Cは、それぞれの外径が異なっている。メッシュ充填物層9A,9B,9Cのそれぞれにおけるメッシュ充填物の密度は同じである。メッシュ充填物層9A,9B,9Cのそれぞれに充填されるメッシュ充填物は、メッシュ(金網)またはエキスパンドメタル等で形成される。エキスパンドメタルは、面方向に多数の切り込みを規則的に入れた金属板を板厚方向に引き伸ばしたものであり、メッシュと同様に、切り込み部分に規則性をもった空隙が形成される。
外径が最も大きいメッシュ充填物層9Aが最も外側に配置され、外径が最も小さいメッシュ充填物層9Cが最も内側に配置され、これらの中間の外径を有するメッシュ充填物層9Bがメッシュ充填物層9Aとメッシュ充填物層9Cの間に配置される。環状のナトリウム通路(環状液体金属通路)11Aがメッシュ充填物層9Aの内面とこれに隣り合うメッシュ充填物層9Bの外面の間に形成される。環状のナトリウム通路(環状液体金属通路)11Bがメッシュ充填物層9Bの内面とこれに隣り合うメッシュ充填物層9Cの外面の間に形成される。
流路断面が円形をしている複数のバイパス通路(貫通液体金属通路)10Aが、メッシュ充填物層9Aに形成される。これらのバイパス通路10Aは、メッシュ充填物層9Aを貫通して不純物捕獲部8の半径方向に伸びており、ナトリウム通路23およびナトリウム通路11Aに連絡される。流路断面が円形をしている複数のバイパス通路10Bが、メッシュ充填物層9Bに形成される。これらのバイパス通路10Bは、メッシュ充填物層9Bを貫通して不純物捕獲部8の半径方向に伸びており、ナトリウム通路11Aおよびナトリウム通路11Bに連絡される。バイパス通路10A,10Bは不純物捕獲部8の軸方向に間隔を置いて配置され、バイパス通路10A,10Bの流路断面積は同じである。しかしながら、バイパス通路10Bの個数はバイパス通路10Aの個数よりも少なくなっている。各バイパス通路10Bは、メッシュ充填物層9Bの軸方向及び周方向において、メッシュ充填物層9Aに形成されたバイパス通路10Aの位置とずれている位置に配置されている。この結果、バイパス通路10Aとバイパス通路10Bが、不純物捕獲部8の半径方向において、一直線に並ぶことを避けることができる。メッシュ充填物層9Cには、メッシュ充填物層9A,9Bに形成されたバイパス通路が、形成されていない。
不純物捕獲部8における各メッシュ充填物層9に形成されるバイパス流路10の数をNとしたとき、各メッシュ充填物層9におけるそれぞれのバイパス流路10の総流路面積Bは、式(1)で定義される。
B=A×N ……(1)
ここで、Aはバイパス流路10の流路断面積である。
不純物捕獲部8の半径方向における液体ナトリウムの流れ方向で下流側に位置するメッシュ充填物層9Bに形成された全バイパス流路10Bの総流路面積BはBであり、その流れ方向で上流に位置するメッシュ充填物層9Aに形成された全バイパス流路10Aの総流路面積BはBである。総流路面積Bと総流路面積Bの関係は、B>Bである。
高速増殖炉プラントの一次冷却系配管及び二次冷却系配管にそれぞれ接続された液体金属浄化装置1の液体ナトリウムを浄化する機能は同じであるので、一次冷却系配管に接続された液体金属浄化装置1を例に挙げて、液体金属浄化装置1による液体ナトリウムの浄化を説明する。一次冷却系配管は、炉心を内蔵する原子炉容器および中間熱交換器に接続されて、閉ループを形成する。二次冷却系配管は、中間熱交換器および蒸気発生器に接続されて閉ループを形成する。
冷却ガスが、液体金属浄化装置1において、冷却ガス入口管17より胴体2内の下部プレナム6に供給され、冷却管5内に達する。また、一次冷却系配管内を流れる液体ナトリウムの一部が、ナトリウム入口管14を通して液体金属浄化装置1の胴体2内に形成された冷却領域22に流入される。冷却領域22において液体ナトリウムは、冷却管5内を流れる冷却ガスによって冷却されて温度を低下させる。冷却管5内の冷却ガスは、冷却領域22を下降する液体ナトリウムによって加熱されて温度が上昇し、冷却管5内を上昇して上部プレナム7内に達する。そして、この冷却ガスは、上部プレナム7から冷却ガス出口管18に排出される。
温度が低下した液体ナトリウムは、冷却領域22を下降し、下部管板4でその流れの向きが反転されてナトリウム通路23へと導かれ、ナトリウム通路23内を上昇する。ナトリウム通路23内の大部分の液体ナトリウムは、不純物捕獲部8の外層部、すなわち、メッシュ充填物層9Aの外周面からメッシュ充填物層9A内に流入し、メッシュ充填物層9A内を不純物捕獲部8の中心部に存在するナトリウム通路24に向かって水平方向に流れる。メッシュ充填物層9A内に流入した液体ナトリウムに含まれる不純物は、メッシュ充填物層9Aを形成するメッシュ充填物に捕獲され、液体ナトリウムから除去される。メッシュ充填物層9Aを通過した液体ナトリウムは、メッシュ充填物層9Aと内側で、メッシュ充填物層9Bの間に形成されたナトリウム通路11Aに流出する。また、ナトリウム通路23内に達した液体ナトリウムの一部は、複数のバイパス通路10Aを通ってナトリウム通路11Aに達する。メッシュ充填物層9Aに形成されたバイパス通路10Aとメッシュ充填物層9Bに形成されたバイパス通路11Bが、前述したように、不純物捕獲部8の半径方向において一直線に並んでいないので、メッシュ充填物層9Aを通過した液体ナトリウムとバイパス通路10Aを通過した液体ナトリウムは、ナトリウム通路11A内で混合される。
ナトリウム通路11A内の液体ナトリウムの大部分は、メッシュ充填物層9Bの外周面からメッシュ充填物層9Bに流入し、メッシュ充填物層9B内を不純物捕獲部8の中心部に存在するナトリウム通路24に向かって水平方向に流れる。ナトリウム通路11A内の残りの液体ナトリウムは、複数のバイパス通路10Bに流入する。
バイパス通路10Aを通ってナトリウム通路11Aに流出した液体ナトリウムは、メッシュ充填物層9Aを通過してナトリウム通路11Aに流出した液体ナトリウムよりも、不純物を多く含んでいる。メッシュ充填物層9B内を流れる液体ナトリウムに含まれた不純物は、メッシュ充填物層9Bを形成するメッシュ充填物に捕獲され、液体ナトリウムから除去される。
各バイパス通路10Bを通過した液体ナトリウムおよびメッシュ充填物層9Bを通過した液体ナトリウムは、メッシュ充填物層9Bとメッシュ充填物層9Cの間に形成されたナトリウム通路11Bに導かれる。ナトリウム通路11B内の全ての液体ナトリウムは、メッシュ充填物層9C内に流入し、メッシュ充填物層9C内をナトリウム通路24に向かって水平方向に流れる。メッシュ充填物層9C内を流れる液体ナトリウムに含まれた不純物は、メッシュ充填物層9Cを形成するメッシュ充填物に捕獲され、液体ナトリウムから除去される。メッシュ充填物層9Cを通過して不純物濃度が低下した液体ナトリウムは、ナトリウム通路24に流出してナトリウム出口管15を通り、高速増殖炉プラントの一次冷却系配管に戻される。
不純物捕獲部8内でメッシュ充填物に捕獲されてメッシュ充填物に付着する不純物の、不純物捕獲部8の半径方向における付着量分布を、図4に示す。図4に示されたメッシュ充填部入口は、不純物捕獲部8の外面、すなわち、メッシュ充填物層9Aの外面である。図4に示す不純物の付着量分布は、発明者らの評価結果である。この評価結果によれば、液体ナトリウムに含まれる不純物は、液体ナトリウムの流れ方向での上流側、すなわち、不純物捕獲部8の外周面付近で多く析出することが分かる。したがって、本実施例では、ナトリウム通路23から不純物捕獲部8に流入した液体ナトリウムに含まれる不純物は、不純物捕獲部8内で最も外側に位置するメッシュ充填物層9Aで多く析出し始める。前記メカニズムにより、メッシュ充填物層内の不純物が析出し始めた領域で、更に、不純物の析出が促進されるので、不純物の析出が始まったメッシュ充填物層のメッシュ充填物は析出した不純物により目詰まりする。
しかしながら、本実施例の液体金属浄化装置1では、不純物捕獲部8に含まれるメッシュ充填物層9A,9Bのそれぞれにバイパス通路10A,10Bが形成されているので、析出した不純物によるメッシュ充填物層9A,9B内のそれぞれのメッシュ充填物の目詰まりによって不純物捕獲部8内でナトリウム通路24に向かう液体ナトリウムの流れが阻害されることはない。例えば、メッシュ充填物層9Aが不純物の捕獲によってメッシュ充填物が存在する部分が閉塞して液体ナトリウムがメッシュ充填物層9A内をナトリウム通路24に向かって流れなくなっても、ナトリウム通路23内の液体ナトリウムは、メッシュ充填物層9Aに形成された複数のバイパス通路10Aを通ってナトリウム通路11Aに導かれ、メッシュ充填物層9Aの下流に存在するメッシュ充填物層9Bに流入する。メッシュ充填物層9Bにおいて、不純物の析出により同様にメッシュ充填物が存在する部分が閉塞した場合には、ナトリウム通路11A内の液体ナトリウムは、メッシュ充填物層9Bに形成された複数のバイパス通路10Bを通ってナトリウム通路11Bに導かれ、メッシュ充填物層9Bの下流に存在するメッシュ充填物層9Cに流入する。
以上のように、本実施例の液体金属浄化装置1では、上流に存在するメッシュ充填物層(例えば、メッシュ充填物層9A)が不純物の析出により目詰まりした場合には、このメッシュ充填物層の下流に位置する他のメッシュ充填物層(例えば、メッシュ充填物層9B)を不純物の捕獲に利用することができる。このため、外周面から中心部までを不純物の捕獲に利用できる不純物捕獲部8では、不純物の捕獲量を増加させることができ、不純物捕獲部8の外周面と中心部の差圧(具体的には、ナトリウム通路23とナトリウム通路24の圧力差)が設定圧力になるまでの時間をさらに伸ばすことができる。すなわち、不純物捕獲部8の寿命をさらに延ばすことができる。これにより、不純物捕獲部の再生処理の頻度を低減できる。
また、本実施例では、最上流に位置するメッシュ充填物層9Aが析出した不純物によって完全に閉塞されない状態においても、ナトリウム通路23内の液体ナトリウムの一部をバイパス通路10Aおよびナトリウム通路11Aを通して下流側に位置するメッシュ充填物層(例えば、メッシュ充填物層9B)に供給することができる。このため、メッシュ充填物層9Aにおける不純物の捕獲を、下流側に位置するメッシュ充填物層9Bに分担させることができ、メッシュ充填物の充填密度が半径方向において同じである不純物捕獲部8においても、不純物捕獲部8での不純物の捕獲を半径方向においてより均一化することができる。このような不純物捕獲部8の半径方向における不純物捕獲の均一化も、不純物捕獲部の再生処理の頻度低減に貢献する。
本実施例は、メッシュ充填物層9A,9B,9Cのそれぞれにおけるメッシュ充填物の密度が同じであるので、一種類のメッシュ充填物層を製作すればよく、液体金属浄化装置の製造が容易になる。
また、最下流側のメッシュ充填物層9Cにバイパス流路を形成していないので、不純物を含んだ液体ナトリウムは必ずメッシュ充填物層9C内を通過する。このため、液体ナトリウムに含まれる不純物は、メッシュ充填物層9Cで捕獲される。本実施例では、不純物捕獲部8において、メッシュ充填物層を通過しないでナトリウム通路24に液体ナトリウムが排出されることを防ぐことができる。
さらに、本実施例では、不純物捕獲部8の半径方向における液体ナトリウムの流れ方向で上流に位置するメッシュ充填物層9Aに形成された全バイパス流路10Aの総流路面積Bがその下流に位置するメッシュ充填物層9Bに形成された全バイパス流路10Bの総流路面積Bよりも大きい(B>B)ので、上流側に位置する全てのバイパス流路10Aが下流に位置する全てのバイパス流路10Bよりも先に閉塞することが防止できる。このため、下流に位置するメッシュ充填物層9Bにおける不純物の捕獲が阻害されない。
本発明の他の実施例である実施例2の液体金属浄化装置を、図5および図6を用いて説明する。本実施例の液体金属浄化装置1Aも、高速増殖炉プラントに適用される。
液体金属浄化装置1Aは、液体金属浄化装置1において不純物捕獲部8を不純物捕獲部8Aに替えた構成を有する。液体金属浄化装置1Aの他の構成は、液体金属浄化装置1の構成と同じである。
液体金属浄化装置1Aの不純物捕獲部8Aは、液体金属浄化装置1の不純物捕獲部8と同様に、胴体2内において、環状の断熱ガス層16の内側で上部管板3と下部管板4の間に配置されている。不純物捕獲部8Aは、ナトリウム出口管15に連絡されるナトリウム通路24の周囲を取り囲んでいる。不純物捕獲部8Aも、同心円状に配置されたメッシュ充填物層9A,9B,9Cを有する。
不純物捕獲部8Aは、不純物捕獲部8と異なり、流路断面が長方形の複数のバイパス通路21Aをメッシュ充填物層9Aに、流路断面が長方形の複数のバイパス通路21Bをメッシュ充填物層9Bにそれぞれ形成している。バイパス通路21Aおよび21Bは、不純物捕獲部8Aの軸方向に間隔を置いて配置されている。バイパス通路21Aおよび21Bのそれぞれの流路断面積は同じであるが、バイパス通路21Bの個数はバイパス通路21Aの個数よりも少なくなっている。バイパス通路21Aは、バイパス通路10Aと同様に、ナトリウム通路23とナトリウム通路11Aを連絡している。バイパス通路21Bは、バイパス通路10Bと同様に、ナトリウム通路11Aとナトリウム通路11Bを連絡している。
メッシュ充填物層9Aにおいて、各バイパス通路21Aの上方で各バイパス通路21Aに面して支持部材20がそれぞれ配置されている。平板状の支持部材20はバイパス通路21Aの上面を確定している。メッシュ充填物層9Bにおいも、各バイパス通路21Bの上方で各バイパス通路21Bに面して支持部材20がそれぞれ配置されている。支持部材20はバイパス通路21Bの上面を確定している。メッシュ充填物層9A,9Bにおいて、メッシュ充填物が支持部材20に保持される。各支持部材20は、上部支持板12および下部支持板13に取り付けられて胴体2の軸方向に伸びる支持板(図示せず)に取り付けられる。メッシュ充填物層9Cには、バイパス通路が形成されていない。不純物捕獲部8Aにおける液体ナトリウムに含まれる不純物の捕獲原理は実施例1の不純物捕獲部8におけるそれと同じであり、バイパス通路21Aおよび21Bは、実施例1におけるバイパス通路10Aおよび10Bと同じ機能を発揮する。
メッシュ充填物層9A,9Bにそれぞれバイパス通路を形成し、メッシュ充填物層9Aとメッシュ充填物層9Bの間にナトリウム通路11Aを形成し、メッシュ充填物層9Bとメッシュ充填物層9Cの間にナトリウム通路11Bを形成している本実施例の液体金属浄化装置1Aは、実施例で生じる各効果を得ることができる。
本実施例では、メッシュ充填物層に形成された各バイパス流路は、支持部材20と支持部材20の下方に存在する、メッシュ充填物層のメッシュ充填物によって構成される。このようなバイパス流路を有する不純物捕獲部8Aは、貫通穴のバイパス通路を形成した不純物捕獲部8に比べて容易に製造することができ、製作コストを抑制できる。
1,1A…液体金属浄化装置、2…胴体、3…上部管板、4…下部管板、5…冷却管、8,8A…不純物捕獲部、9A,9B,9C…メッシュ充填物層、10A,10B,21A,21B…バイパス通路、11A,11B,23,24…ナトリウム通路、14…ナトリウム入口管、15…ナトリウム出口管、16…断熱ガス層。

Claims (3)

  1. 容器と、前記容器内に配置された不純物捕獲部と、前記不純物捕獲部を取り囲み、複数の冷却管が配置された冷却領域とを備え、
    前記不純物捕獲部は筒状体であってメッシュ充填物の密度が実質的に同じである複数のメッシュ充填物層を有し、第1の前記メッシュ充填物層が第2の前記メッシュ充填物層を取り囲んでおり、前記第1のメッシュ充填物層と前記第2のメッシュ充填物層の間に第1環状液体金属通路が形成され、前記不純物捕獲部内での液体金属の流れ方向で上流に位置する前記第1のメッシュ充填物層に、この第1のメッシュ充填物層を前記容器の半径方向において貫通する複数の第1貫通液体金属通路を形成し、前記第1貫通液体金属通路を前記第1環状液体金属通路に連絡することを特徴とする液体金属浄化装置。
  2. 前記不純物捕獲部は前記第2のメッシュ充填物層の内側に第3の前記メッシュ充填物層を配置しており、前記第2のメッシュ充填物層と前記第3のメッシュ充填物層の間に第2環状液体金属通路が形成され、前記不純物捕獲部内での液体金属の流れ方向で上流に位置する前記第2のメッシュ充填物層に、この第2のメッシュ充填物層を前記容器の半径方向において貫通する複数の第2貫通液体金属通路を形成し、前記第2貫通液体金属通路を前記第2環状液体金属通路に連絡し、前記複数の第2貫通液体金属通路の合計通路断面積が前記複数の第1貫通液体金属通路の合計通路断面積よりも小さい請求項1に記載の液体金属浄化装置。
  3. 前記複数のメッシュ充填物層のうち最も下流側に位置する前記メッシュ充填物層には、前記貫通液体金属通路が形成されていない請求項1または2に記載の液体金属浄化装置。
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