JP2013157797A - 撮像装置、端末装置、情報処理装置、撮像システムおよび方法とプログラム - Google Patents

撮像装置、端末装置、情報処理装置、撮像システムおよび方法とプログラム Download PDF

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武文 名雲
Yuji Ando
裕司 安藤
Masayuki Ejima
公志 江島
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啓介 山岡
Atsushi Kimura
淳 木村
Hironari Sakurai
裕音 櫻井
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Abstract

【課題】所望の被写体を容易かつ良好に撮像できるようにする。
【解決手段】撮像装置20の通信部201は、端末装置30からの撮像補助情報を受信する。撮像補助部204は、受信した撮像補助情報に基づき、端末装置30を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う。例えば、撮像補助情報に端末装置30の位置情報を含が含まれており、撮像装置20は現在位置と撮像方向の計測結果と端末装置の位置情報に基づき、表示部205で被写体の位置を示す撮像補助表示を行う。端末装置30は、情報生成部310で撮像補助情報例えば現在位置を示す位置情報を生成する。通信部301は情報生成部310で生成された撮像補助情報を送信する。
【選択図】 図2

Description

この技術は、撮像装置、端末装置、情報処理装置、撮像システムおよび方法とプログラムに関する。詳しくは、所望の被写体を容易かつ良好に撮像できるようにする。
従来、撮像装置では撮像素子で生成された被写体光学像に応じた画像信号や、撮像装置に設けられたセンサからのセンサ信号に基づき、所望の被写体にピントが合うようにフォーカス調整が行われている。また、生成された画像信号やセンサ信号に基づき被写体の照度を推定して、被写体画像が所望の明るさとなるように絞りやシャッタースピード,現像処理のゲイン等を調整することが行われている。さらに、画像信号やセンサ信号に基づき光源色を推定して、推定結果に基づき現像処理のホワイトバランス調整値の設定も行われている。また、撮像装置では、被写体検出を行い、検出した被写体に対してフォーカス調整や明るさ調整、ホワイトバランス調整等が行われている。例えば、撮像装置は、顔検出を行い検出した顔を撮影対象の被写体だと推定して、フォーカス調整や明るさ調整、ホワイトバランス調整等が行われている。
また、撮像装置では、測位信号を受信して撮像動作を制御することが行われている。例えば特許文献1では、移動体に搭載される録画装置において、測位信号を受信することで移動体の位置を判別している。この判別した移動体の位置と予め設定された位置との距離が基準値以下となった場合、撮像装置から得られる映像信号を記録メディアに記録することが行われている。
特開2011−13742号公報
ところで、撮像装置で被写体検出を行う場合、被写体が暗い場合や遠方の場合、正しく被写体検出を行うことができない。したがって、所望の被写体を容易かつ良好に撮像することが困難である。
また、所望の被写体が遠方である場合や所望の被写体が判別しにくい場合、撮像装置に設けられた表示部の表示画像、例えばファインダーに表示されたカメラスルー画像から所望の被写体を判別することは困難である。また、所望の被写体が遠方である場合や所望の被写体が判別しにくい場合に所望の被写体を見失ってしまうと、再度所望の被写体を捉えることも困難である。例えば、運動会など人の多い状況で特定の人を撮像する場合、ズーム倍率が低いと多くの人の中から特定の人を判別することが困難である。また、ズーム倍率を高くすると、人の判別を容易に行うことができる。しかし、ズーム倍率を高くしたことにより画角が狭くなるため特定の人を発見するのに時間を要してしまうおそれがある。
また、予め設定された位置と測位信号を受信して判別した位置との距離に基づいて撮像を行う場合、撮像装置で測位信号を受信して位置を判別しても、被写体が予め設定された位置から移動してしまうと、被写体と撮像装置間の距離を正しく計測することができない。
そこで、この技術では所望の被写体を容易かつ良好に撮像できるようにすることを目的とする。
この技術の第1の側面は、端末装置からの撮像補助情報を受信する通信部と、前記受信した撮像補助情報に基づき、前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う撮像補助部とを備える撮像装置にある。
この技術においては、撮像装置の通信部で端末装置からの撮像補助情報を受信する。また、受信した撮像補助情報に基づき、撮像補助部で端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う。撮像装置は、計測部で現在位置と撮像方向を計測して、撮像補助情報に含まれている端末装置の位置情報と計測部で計測された現在位置および撮像方向に基づき表示部で被写体の位置を示す撮像補助表示を行う。また、撮像補助部は、端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報が撮像補助情報に含まれている場合、この状態情報に応じて撮像補助表示を切り替える。さらに、撮像補助部は、端末装置の位置情報と計測部で計測された現在位置に基づいて算出した被写体までの距離に応じたフォーカス調整を行う。また、撮像補助部は、撮像補助情報に含まれている環境情報または状態情報、例えば光源色や被写体の明るさを示す環境情報または被写体の動きを示す動き情報や被写体の生体情報等の状態情報に基づき、撮像補助動作を行う。撮像補助部は、例えば、撮像補助情報に含まれている環境情報に基づき現像処理設定を行う。また、撮像補助部は、受信した撮像補助情報に含まれている音声情報を記録媒体に記録する。
この技術の第2の側面は、端末装置からの撮像補助情報を受信する工程と、前記受信した撮像補助情報に基づき前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う工程とを含む撮像方法にある。
この技術の第3の側面は、撮像装置の動作制御をコンピュータで実行させるプログラムであって、端末装置からの撮像補助情報を通信部で受信する手順と、前記受信した撮像補助情報に基づき前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う手順とを前記コンピュータで実行させるプログラムにある。
この技術の第4の側面は、撮像補助情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部で生成された撮像補助情報を送信する通信部とを備える端末装置にある。
この技術においては、情報生成部で撮像補助情報すなわち当該端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作に用いられる情報、例えば端末装置の位置を示す位置情報や端末装置を所持している被写体の撮像環境を示す環境情報、端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報等が撮像補助情報として生成されて通信部から送信される。環境情報としては、例えば光源色や被写体の明るさを示す情報等が用いられる。また、状態情報としては、例えば被写体の動きを示す動き情報や被写体の生体情報等が用いられる。
この技術の第5の側面は、端末装置から順次供給される撮像補助情報を記憶する情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶されている撮像補助情報に基づいて前記端末装置で現在生成されるであろう撮像補助情報を予測する予測部と、前記予測部で生成された前記予測情報を記憶する予測情報記憶部と、前記撮像補助情報の要求がなされたとき、過去所定期間内の撮像補助情報が前記情報記憶部に記憶されている場合には最も新しい撮像補助情報を前記撮像補助情報の要求元に送信し、過去所定期間内の撮像補助情報が前記情報記憶部に記憶されていない場合には、前記予測情報記憶部に記憶されている予測情報を前記撮像補助情報の要求元に送信する応答処理部とを備える情報処理装置にある。
この技術の第6の側面は、端末装置から順次供給される撮像補助情報を記憶する工程と、前記記憶されている撮像補助情報に基づいて前記端末装置で現在生成されるであろう撮像補助情報を予測する工程と、前記生成された予測情報を記憶する工程と、前記撮像補助情報の要求がなされたとき、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されている場合には最も新しい撮像補助情報を前記撮像補助情報の要求元に送信し、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されていない場合には、前記記憶されている予測情報を前記撮像補助情報の要求元に送信する工程とを含む情報処理方法にある。
この技術の第7の側面は、情報処理装置の動作制御をコンピュータで実行させるプログラムであって、端末装置から順次供給される撮像補助情報を記憶する手順と、前記記憶されている撮像補助情報に基づいて前記端末装置で現在生成されるであろう撮像補助情報を予測する手順と、前記生成された予測情報を記憶する手順と、前記撮像補助情報の要求がなされたとき、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されている場合には最も新しい撮像補助情報を前記撮像補助情報の要求元に送信し、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されていない場合には、前記記憶されている予測情報を前記撮像補助情報の要求元に送信する手順とを前記コンピュータで実行させるプログラムにある。
この技術の第8の側面は、端末装置と撮像装置を用いて構成される撮像システムにおいて、前記端末装置は、撮像補助情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部で生成された撮像補助情報を送信する通信部を備え、前記撮像装置は、前記前記撮像補助情報を受信する通信部と、前記受信した撮像補助情報に基づき前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う撮像補助部とを備える撮像システムにある。
なお、本技術のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ上でプログラムに応じた処理が実現される。
この技術によれば、端末装置で生成された撮像補助情報が送信されて、撮像装置では、受信した撮像補助情報に基づき、端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作が行われる。このため、所望の被写体を容易に良好に撮像できる。
撮像システムの構成を例示した図である。 第1の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示した図である。 第1の実施の形態における撮像装置の動作を例示したフローチャートである。 第1の実施の形態における端末装置の動作を例示したフローチャートである。 撮像補助表示を例示した図である。 撮像補助表示を例示した図である。 撮像補助表示を例示した図である。 撮像補助表示を例示した図である。 第2の実施の形態における撮像装置と端末装置およびネットワークサーバの構成を例示した図である。 第2の実施の形態におけるネットワークサーバの動作を例示したフローチャートである。 第3の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示している。 第4の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示した図である。 被写体の生体情報に基づいた撮像補助表示を例示した図である。 第5の実施の形態の構成を例示した図である。 第5の実施の形態における撮像装置の動作を例示したフローチャートである。 第5の実施の形態における端末装置の動作を例示したフローチャートである。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.撮像システムの構成と動作
2.第1の実施の形態
3.第2の実施の形態
4.第3の実施の形態
5.第4の実施の形態
6.第5の実施の形態
<1.撮像システムの構成と動作>
図1は、撮像システムの構成を例示している。撮像システム10は、撮像装置20と端末装置30がネットワーク等を介して接続可能とされている。なお、図1では、情報処理装置であるネットワークサーバ50を介して接続されている場合を例示している。
撮像装置20は、所望の被写体を容易かつ良好に撮像するための撮像補助動作に用いられる情報(以下「撮像補助情報」という)の要求を端末装置30に対して行う。また、撮像装置20は、取得した撮像補助情報に基づき撮像補助動作例えば撮像補助表示や撮像装置20の設定等を行い、所望の被写体を容易かつ良好に撮像できるようにする。撮像補助情報の要求は、ユーザの操作に応じて行うようにしてもよく、撮像装置20の動作モードに応じて自動的に行うようにしてもよい。例えば撮像補助動作を行う動作モードに設定されているとき自動的に行うようにしてもよい。
端末装置30は、所望の被写体が所持しており、撮像補助情報の生成を行う。例えば、端末装置30は、撮像補助情報として、端末装置30の位置を示す位置情報、端末装置を所持している被写体の撮像環境を示す環境情報、端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報等を生成する。端末装置30は、生成した撮像補助情報を撮像装置20に対して供給できるようにする。
ネットワークサーバ50は、撮像装置20と端末装置30の認証や、認証された撮像装置20と端末装置30との間で行われる通信を中継する。また、ネットワークサーバ50は、端末装置30との通信が中断されても撮像装置20からの要求に対して撮像補助情報を応答できるように、端末装置30の処理を代行してもよい。
このように、撮像システム10は、被写体側の端末装置30から撮像補助情報を撮像装置20に提供することで、撮像装置20だけでは所望の被写体を容易かつ良好に撮像するための取得することが困難な種々の情報を、撮像補助情報として収集できるようにする。また、撮像装置20は、取得した撮像補助情報を利用して撮像補助動作を行い、所望の被写体を容易かつ良好に撮像できるようにする。
<2.第1の実施の形態>
第1の実施の形態は、撮像装置20からの撮像補助情報の要求を、ネットワークサーバ50を介して端末装置30に送信して、要求された撮像補助情報を端末装置30からネットワークサーバ50を介して撮像装置20に送信する場合を例示している。また、例えば、撮像補助情報として端末装置30の位置を示す位置情報を用いて、この撮像補助情報に基づき撮像装置20で撮像補助表示を行う場合について説明する。
[第1の実施の形態の構成]
図2は、第1の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示している。撮像装置20は、通信部201、位置計測部202、撮像方向計測部203、撮像補助部204、表示部205、カメラ部210、ユーザインタフェース(I/F)部221、制御部225を有している。
通信部201は、無線通信によって撮像装置20をネットワークに接続する。また、通信部201は、制御部225からの制御信号に基づき動作が制御されて、撮像補助情報の要求を端末装置30に対して行う。また、通信部201は、受信した撮像補助情報を撮像補助部204に出力する。
位置計測部202は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、撮像装置20の現在位置を算出する。位置計測部202は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して撮像補助部204に出力する。
撮像方向計測部203は、地磁気を検知して方位を判別する方位センサや重力加速度を利用して撮像装置の姿勢を判別する姿勢センサ等を用いて構成されている。撮像方向計測部203は、方位センサと姿勢センサで生成されたセンサ信号に基づき、撮像装置20の撮像方向がいずれの方向であるか判別して、判別結果を示す撮像方向情報を撮像補助部204に出力する。
撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向、および撮像装置20の撮像画角範囲に基づいて撮像補助画像を生成する。さらに、撮像補助部204は、例えばカメラ部210から供給された画像信号に撮像補助画像の画像信号を重畳させて、カメラスルー画の画像上に端末装置30を所持した所望の被写体を容易に判別可能とするための撮像補助表示を行う。
表示部205は、液晶表示素子や有機EL表示等を用いて構成されている。表示部205は、撮像補助部204から供給された画像信号に基づき表示素子を駆動して、カメラスルー画や記録媒体に記録されている撮像画像の表示や撮像補助表示を行う。また、表示部205は、撮像装置20の動作設定等行うためのメニュー表示、撮像装置20の設定状態や動作状態等の表示を行う。
カメラ部210は、撮像光学系や撮像素子、現像処理部、記録再生部等で構成されており、撮像画像を記録媒体等に記録する。また、カメラ部210は、カメラスルー画の画像信号や、記録媒体に記録されている撮像画像の画像信号を撮像補助部204に供給する。
ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等を用いて構成されている。ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等に対して行われたユーザ操作に応じて操作信号を生成して制御部225に出力する。
制御部225は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等を用いて構成されている。制御部225は、ROM等に記憶されているプログラムを読み出してCPUで実行して、ユーザインタフェース部221からの操作信号に基づき、撮像装置20の動作がユーザ操作に応じた動作となるように各部の動作を制御する。また、制御部225は、ユーザの操作や動作モードに応じて撮像補助情報の要求を通信部201から行うように制御する。また、制御部225は、通信部201で受信した撮像補助情報に基づき、端末装置30を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を撮像補助部で行うように制御する。
なお、制御部225は、事前に記憶されているプログラムに代えて、通信部201を介して供給されたプログラムをインストールして実行するようにしてもよい。さらに、メモリカード、光ディスク、磁気ディスク等の各種記録媒体により提供されたプログラムをインストールして実行するようにしてもよい。
端末装置30は、通信部301と情報生成部310を有している。通信部301は、無線通信によって端末装置30をネットワークに接続する。また、通信部301は、情報生成部310で生成された撮像補助情報をネットワークに送信する。
情報生成部310は、例えば位置情報生成部311を有している。位置情報生成部311は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、端末装置30の現在位置を算出する。位置情報生成部311は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して通信部301に出力する。
[第1の実施の形態の動作]
図3は、第1の実施の形態における撮像装置の動作を例示したフローチャートである。ステップST1で撮像装置20は、撮像補助情報の要求を端末装置へ送信する。撮像装置20は、通信部201から端末装置30を送信先として撮像補助情報の要求を送信してステップST2に進む。
ステップST2で撮像装置20は、撮像補助情報を受信する。撮像装置20は、ステップST1で送信した要求に応じて供給された撮像補助情報を通信部201で受信してステップST3に進む。
ステップST3で撮像装置20は、現在位置の判別を行う。撮像装置20は、位置計測部202において測位信号を受信して撮像装置20の現在位置を判別してステップST4に進む。
ステップST4で撮像装置20は、撮像方向の判別を行う。撮像装置20は、撮像方向計測部203によって、方位センサと姿勢センサのセンサ信号に基づき撮像装置20の撮像方向がいずれの方向であるか判別する。すなわち、撮像装置20は、撮像方向がいずれの方位であるか、および撮像方向が水平方向であるか上向きまたは下向きの方向であるかを判別してステップST5に進む。
ステップST5で撮像装置20は、撮像補助画像の生成を行う。撮像装置20は、撮像補助部204によって、端末装置30を保持している所望の被写体の位置と方向を識別可能とする撮像補助画像を生成する。例えば撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている位置情報で示された端末装置30の位置と、位置計測部202で判別した撮像装置20の現在位置から、撮像装置20と所望の被写体との距離および所望の被写体の方向を判別する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203で計測された撮像方向とカメラ部210から供給されたズームレンズ位置情報に基づき、撮像装置20の撮像範囲を判別する。さらに、撮像補助部204は、撮像範囲に所望の被写体が含まれている場合、撮像範囲内における所望の被写体の位置を示す撮像補助画像を生成する。また、撮像補助部204は、撮像範囲に所望の被写体が含まれていない場合、撮像範囲に対する所望の被写体の位置を示す撮像補助画像を生成してステップST6に進む。
ステップST6で撮像装置20は、撮像補助表示を行う。撮像装置20は、撮像補助部204によって、カメラ部210から供給された画像信号に生成した撮像補助画像の画像信号を重畳させて表示部205に出力する。
なお、上述のステップST3とステップST4の処理は、図3に示す順序に限られない。例えば、ステップST3とステップST4の処理を逆の順序としてもよい。また、ステップST3とステップST4の少なくともいずれかの処理をステップST1の処理の前に行うようにしてもよい。
図4は、第1の実施の形態における端末装置の動作を例示したフローチャートである。ステップST11で端末装置30は、撮像補助情報の生成を行う。端末装置30は、位置情報生成部311において測位信号を受信して端末装置30の現在位置を算出する。位置情報生成部311は、算出した現在位置を示す位置情報を撮像補助情報として通信部301に出力してステップST12に進む。
ステップST12で端末装置30は、撮像補助情報の要求があるか判別する。端末装置30は、通信部301で撮像補助情報の要求を受信していない場合にステップST11に戻り、撮像補助情報の要求を受信した場合にステップST13に進む。
ステップST13で端末装置30は、撮像補助情報の送信を行う。端末装置30は、撮像補助情報を、通信部301から撮像補助情報の要求元である撮像装置20に送信してステップST11に戻る。
図5乃至図8は、撮像補助表示を例示している。図5と図6は、撮像補助表示として、撮像範囲内に含まれている所望の被写体の位置を示すマーカ画像を撮像補助画像として表示する場合を例示している。
例えば、図5の(A)は、所望の被写体の位置を中心とした矩形状の枠表示をマーカ画像として用いた撮像補助表示を例示している。また、図5の(B)は、矢印先端が所望の被写体を示している矢印をマーカ画像として用いた撮像補助表示を例示している。
図6の(A)は、所望の被写体の位置を中心とした矩形状領域を設けて、矩形状領域以外は輝度や色相、彩度等を変更することで、所望の被写体の位置を示す矩形状領域をマーカ画像とした撮像補助表示を例示している。図6の(B)は、所望の被写体の方向および距離を示す平面図をマーカ画像として用いた撮像補助表示を例示している。
図7は、撮像補助表示として、撮像範囲内に含まれていない所望の被写体の位置を示すい画角外位置画像を撮像補助画像として表示する場合を例示している。図7の(A)は、所望の被写体が位置する方向を示す矢印を画角外位置画像として用いた撮像補助表示を例示している。図7の(B)は、撮像範囲に対する所望の被写体の位置に対応させて、縮小した撮像画像と所望の被写体の位置を示す位置画像を配置した画角外位置画像を表示する場合を例示している。
また、撮像装置20の撮像補助部204は、撮像補助情報が順次更新される場合、端末装置30の動き、すなわち所望の被写体の動きを判別できる。したがって、所望の被写体の動きに応じた撮像補助表示を行うようにしてもよい。図8は、所望の被写体の動きに応じた撮像補助表示を例示している。図8の(A)は、所望の被写体の動きが少ない場合を例示している。所望の被写体の動きが少ない場合、例えば所望の被写体の位置に矩形状の枠表示が収束するズームイン指示画像を撮像補助画像として撮像補助表示を行う。このような表示を行えば、所望の被写体に容易にズームインすることができる。また、図8の(B)は、所望の被写体の動きが大きい場合を例示している。所望の被写体の動きが大きい場合、撮像範囲から所望の被写体が外れやすくなってしまう。したがって、例えば所望の被写体の位置から矩形状の枠表示を発散させるズームアウト指示画像を撮像補助画像として撮像補助表示を行う。このように撮像補助表示によって、所望の被写体の動きが大きい場合にズームアウトを促すことで、所望の被写体が撮像範囲から外れやすくなってしまうことを防止できる。
このように、第1の実施の形態では、端末装置で生成された撮像補助情報が送信されて、撮像装置では、受信した撮像補助情報に基づき、例えば端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助表示が行われる。このため、撮像装置のユーザは、撮像補助表示を利用して、所望の被写体を容易かつ良好に撮像できる。
<3.第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、端末装置30との通信が中断された場合、撮像装置20からの要求に対してネットワークサーバ50が端末装置30に代わって撮像補助情報を送信する場合を示している。
[第2の実施の形態の構成]
図9は、第2の実施の形態における撮像装置と端末装置およびネットワークサーバの構成を例示している。撮像装置20は、通信部201、位置計測部202、撮像方向計測部203、撮像補助部204、表示部205、カメラ部210、ユーザインタフェース部221、制御部225を有している。
通信部201は、無線通信によって撮像装置20をネットワークに接続する。また、通信部201は、制御部225からの制御信号に基づき動作が制御されて、撮像補助情報の要求を端末装置30に対して行う。また、通信部201は、受信した撮像補助情報を撮像補助部204に出力する。
位置計測部202は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、撮像装置20の現在位置を算出する。位置計測部202は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して撮像補助部204に出力する。
撮像方向計測部203は、地磁気を検知して方位を判別する方位センサや重力加速度を利用して撮像装置の姿勢を判別する姿勢センサ等を用いて構成されている。撮像方向計測部203は、方位センサと姿勢センサで生成されたセンサ信号に基づき、撮像装置20の撮像方向がいずれの方向であるか判別して、判別結果を示す撮像方向情報を撮像補助部204に出力する。
撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向、および撮像装置20の撮像画角範囲に基づいて撮像補助画像を生成する。さらに、撮像補助部204は、カメラ部210から供給された画像信号に撮像補助画像の画像信号を重畳させて、カメラスルー画の画像上に端末装置30を所持した所望の被写体を容易に判別可能とするための撮像補助表示等を行う。
表示部205は、液晶表示素子や有機EL表示等を用いて構成されている。表示部205は、撮像補助部204から供給された画像信号に基づき表示素子を駆動して、カメラスルー画や記録媒体に記録されている撮像画像の表示や撮像補助表示を行う。また、表示部205は、撮像装置20の動作設定等行うためのメニュー表示、撮像装置20の設定状態や動作状態等の表示を行う。
カメラ部210は、撮像光学系や撮像素子、現像処理部、記録再生部等で構成されており、撮像画像を記録媒体等に記録する。また、カメラ部210は、カメラスルー画の画像信号や、記録媒体に記録されている撮像画像の画像信号を撮像補助部204に供給する。
ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等を用いて構成されている。ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等に対して行われたユーザ操作に応じて操作信号を生成して制御部225に出力する。
制御部225は、CPUやROM,RAM等を用いて構成されている。制御部225は、ROM等に記憶されているプログラムを読み出してCPUで実行して、ユーザインタフェース部221からの操作信号に基づき、撮像装置20の動作がユーザ操作に応じた動作となるように各部の動作を制御する。また、制御部225は、ユーザの操作や動作モードに応じて撮像補助情報の要求を通信部201から行うように制御する。また、制御部225は、通信部201で受信した撮像補助情報に基づき、端末装置30を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を撮像補助部で行うように制御する。
端末装置30は、通信部301と情報生成部310を有している。通信部301は、無線通信によって端末装置30をネットワークに接続する。また、通信部301は、情報生成部310で生成された撮像補助情報をネットワークサーバ50に送信する。
情報生成部310は、例えば位置情報生成部311を有している。位置情報生成部311は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、端末装置30の現在位置を算出する。位置情報生成部311は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して通信部301に出力する。
ネットワークサーバ50は、撮像補助情報記憶部501、予測部502、予測情報記憶部503、応答処理部504を有している。
撮像補助情報記憶部501は、端末装置30から供給された撮像補助情報を記憶する。また、撮像補助情報記憶部501は、撮像補助情報が所定期間分記憶された場合、古い撮像補助情報から順に破棄して新たな撮像補助情報を記憶する。
予測部502は、撮像補助情報記憶部501に記憶されている撮像補助情報に基づき、端末装置30との通信が途切れているとき、端末装置30から供給されるであろう撮像補助情報を予測する。例えば、端末装置30の所定期間分の位置情報から、端末装置30との通信が途切れていても、端末装置30の位置を示す撮像補助情報を撮像装置20に送信できるように、端末装置30の現在位置を予測する。予測部502は、予測結果を示す予測情報を予測情報記憶部503に出力する。
予測情報記憶部503は、予測部502から供給された予測情報を記憶する。また、予測情報記憶部503は、記憶している予測情報を新たに予測部502から供給された予測情報で更新する。
応答処理部504は、撮像装置20から撮像補助情報の要求が行われたとき、過去所定期間内に撮像補助情報記憶部501で記憶された撮像補助情報が存在するか判別する。応答処理部504は、過去所定期間内に記憶された撮像補助情報が存在する場合、最後に記憶された撮像補助情報を撮像補助情報記憶部501から読み出して撮像装置20に送信する。また、応答処理部504は、過去所定期間内に記憶された撮像補助情報が存在しない場合、予測情報記憶部503から予測情報を読み出して、撮像補助情報として撮像装置20に送信する。
[第2の実施の形態の動作]
撮像装置20は、図3に示すフローチャートと同様な処理を行い、撮像補助表示を行う。また、端末装置30は、図4に示すフローチャートにおいて、撮像補助情報の要求があるか否かに係らずステップST13の処理を行い、ステップST11とステップST13の処理を繰り返すことで、ネットワークサーバ50に対して順次撮像補助情報を出力する。
図10は、第2の実施の形態におけるネットワークサーバの動作を例示したフローチャートである。ステップST21でネットワークサーバ50は、撮像補助情報例えば端末装置30の現在位置を示す位置情報を受信する。ネットワークサーバ50は、端末装置30から送信された撮像補助情報を受信してステップST22に進む。
ステップST22でネットワークサーバ50は、撮像補助情報を格納する。ネットワークサーバ50は、受信した撮像補助情報を撮像補助情報記憶部501に記憶してステップST23に進む。なお、ネットワークサーバ50は、撮像補助情報記憶部501に撮像補助情報が所定期間分記憶された場合、古い撮像補助情報から順に破棄して新たな撮像補助情報を記憶する。
ステップST23でネットワークサーバ50は、予測情報の生成を行う。ネットワークサーバ50は、撮像補助情報記憶部501に記憶されている撮像補助情報に基づき、端末装置30との通信が途切れているとき、端末装置30から供給されるであろう撮像補助情報の予測を予測部502で行い、予測結果を示す予測情報を生成してステップST24に進む。
ステップST24でネットワークサーバ50は、予測情報を格納する。ネットワークサーバ50は、生成した予測情報を予測情報記憶部503に記憶してステップST25に進む。なお、ネットワークサーバ50は、予測情報記憶部503に最新の予測情報を記憶する。
ステップST25でネットワークサーバ50は、撮像補助情報の要求を受信したか判別する。ネットワークサーバ50は、撮像装置20からの撮像補助情報の要求を受信した場合にステップST26に進み、受信していない場合にステップST21に戻る。
ステップST26でネットワークサーバ50は、過去所定期間内に格納された撮像補助情報があるか判別する。ネットワークサーバ50は、撮像補助情報記憶部501に過去所定期間内に格納された撮像補助情報があるか応答処理部504によって判別する。ネットワークサーバ50は、過去所定期間内に格納された撮像補助情報がある場合はステップST27に進み、過去所定期間内に格納された撮像補助情報がない場合にはステップST28に進む。
ステップST27でネットワークサーバ50は、最新の撮像補助情報の送信を行う。ネットワークサーバ50は、撮像補助情報記憶部501に格納されている最新の撮像補助情報を応答処理部504によって読み出して、撮像補助情報の要求を行った撮像装置20に送信してステップST21に戻る。
ステップST28でネットワークサーバ50は、予測情報を撮像補助情報として送信する。ネットワークサーバ50は、予測情報記憶部503に格納されている予測情報を応答処理部504によって読み出して、撮像補助情報の要求を行った撮像装置20に、撮像補助情報として送信してステップST21に戻る。
このように、ネットワークサーバ50は、過去の撮像補助情報に含まれている位置情報から現在の端末装置30の位置を予測する。また、ネットワークサーバ50は、端末装置30との通信が途切れた場合、端末装置30の現在位置の予測結果である予測情報を、撮像補助情報の要求を行った撮像装置20に送信する。したがって、端末装置30との通信が途切れた場合でも、撮像装置20は撮像補助情報を取得することができるので、撮像補助動作を正しく継続して行うことができる。
<4.第3の実施の形態>
上述の第1の実施の形態と第2の実施の形態は、ネットワークサーバ50を介して撮像装置20と端末装置30で通信を行う場合に説明した。しかし、撮像装置20と端末装置30は、ネットワークサーバ50を介することなく直接通信を行うようにしてもよい。第3の実施の形態では、撮像装置20と端末装置30が直接通信を行う場合について説明する。
[第3の実施の形態の構成と動作]
図11は、第3の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示している。撮像装置20は、通信部201、位置計測部202、撮像方向計測部203、撮像補助部204、表示部205、カメラ部210、ユーザインタフェース部221、制御部225を有している。
通信部201は、無線通信によって撮像装置20を端末装置30と接続する。通信部201は、制御部225からの制御信号に基づき動作が制御されて、端末装置30と認証等を行い、所望の被写体が所持している端末装置30であることの確認や、所望の被写体が所持している端末装置30に対して撮像補助情報の要求を行う。また、通信部201は、端末装置30からの撮像補助情報を受信して撮像補助部204に出力する。
位置計測部202は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、撮像装置20の現在位置を算出する。位置計測部202は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して撮像補助部204に出力する。
撮像方向計測部203は、地磁気を検知して方位を判別する方位センサや重力加速度を利用して撮像装置の姿勢を判別する姿勢センサ等を用いて構成されている。撮像方向計測部203は、方位センサと姿勢センサで生成されたセンサ信号に基づき、撮像装置20の撮像方向がいずれの方向であるか判別して、判別結果を示す撮像方向情報を撮像補助部204に出力する。
撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向、および撮像装置20の撮像画角範囲に基づいて撮像補助画像を生成する。さらに、撮像補助部204は、カメラ部210から供給された画像信号に撮像補助画像の画像信号を重畳させて、カメラスルー画の画像上に端末装置30を所持した所望の被写体を容易に判別可能とするための撮像補助表示等を行う。
表示部205は、液晶表示素子や有機EL表示等を用いて構成されている。表示部205は、撮像補助部204から供給された画像信号に基づき表示素子を駆動して、カメラスルー画や記録媒体に記録されている撮像画像の表示や撮像補助表示を行う。また、表示部205は、撮像装置20の動作設定等行うためのメニュー表示、撮像装置20の設定状態や動作状態等の表示を行う。
カメラ部210は、撮像光学系や撮像素子、現像処理部、記録再生部等で構成されており、撮像画像を記録媒体等に記録する。また、カメラ部210は、カメラスルー画の画像信号や、記録媒体に記録されている撮像画像の画像信号を撮像補助部204に供給する。
ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等を用いて構成されている。ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等に対して行われたユーザ操作に応じて操作信号を生成して制御部225に出力する。
制御部225は、CPUやROM,RAM等を用いて構成されている。制御部225は、ROM等に記憶されているプログラムを読み出してCPUで実行して、ユーザインタフェース部221からの操作信号に基づき、撮像装置20の動作がユーザ操作に応じた動作となるように各部の動作を制御する。また、制御部225は、ユーザの操作や動作モードに応じて撮像補助情報の要求を通信部201から行うように制御する。また、制御部225は、通信部201で受信した撮像補助情報に基づき、端末装置30を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を撮像補助部で行うように制御する。
端末装置30は、通信部301と情報生成部310を有している。通信部301は、無線通信によって端末装置30を撮像装置20と接続する。通信部301は、撮像装置20と認証等を行い、正しい撮像装置20であることの確認や、撮像装置20からの要求に応じて撮像補助情報を送信する処理を行う。
情報生成部310は、例えば位置情報生成部311を有している。位置情報生成部311は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、端末装置30の現在位置を算出する。位置情報生成部311は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して通信部301に出力する。
このように、撮像装置20と端末装置30との間で無線通信を行い、撮像装置20からの要求に応じて端末装置30から撮像補助情報を送信すれば、ネットワークを利用することなく撮像補助表示を行うことができる。したがって、通信事業者等と契約して公衆ネットワークを利用可能とする必要がないので、安価に撮像補助動作を行える。
<5.第4の実施の形態>
上述の第1乃至第3の実施の形態では、撮像補助情報が端末装置30の位置情報である場合について説明したが、撮像補助情報は、端末装置30の位置を示す位置情報に限られない。例えば、端末装置30を所持している被写体の状態を示す状態情報を撮像補助情報に含めるようにしてもよい。状態情報は、被写体の動きを示す動き情報または被写体の生体情報の少なくとも一方を含む。第4の実施の形態では、撮像補助情報に状態情報例えば生体情報を含めた場合について説明する。
[第4の実施の形態の構成と動作]
図12は、第4の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示している。撮像装置20は、通信部201、位置計測部202、撮像方向計測部203、撮像補助部204、表示部205、カメラ部210、ユーザインタフェース部221、制御部225を有している。
通信部201は、無線通信によって撮像装置20をネットワークに接続する。また、通信部201は、制御部225からの制御信号に基づき動作が制御されて、撮像補助情報の要求を端末装置30に対して行う。また、通信部201は、受信した撮像補助情報を撮像補助部204に出力する。
位置計測部202は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、撮像装置20の現在位置を算出する。位置計測部202は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して撮像補助部204に出力する。
撮像方向計測部203は、地磁気を検知して方位を判別する方位センサや重力加速度を利用して撮像装置の姿勢を判別する姿勢センサ等を用いて構成されている。撮像方向計測部203は、方位センサと姿勢センサで生成されたセンサ信号に基づき、撮像装置20の撮像方向がいずれの方向であるか判別して、判別結果を示す撮像方向情報を撮像補助部204に出力する。
撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向、および撮像装置20の撮像画角範囲に基づいて撮像補助画像を生成する。さらに、撮像補助部204は、カメラ部210から供給された画像信号に撮像補助画像の画像信号を重畳させて、カメラスルー画の画像上に端末装置30を所持した所望の被写体を容易に判別可能とするための撮像補助表示等を行う。また、撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている状態情報に基づき、撮像補助表示を切り替える。例えば被写体の心拍数が高くなったことが状態情報で示された場合、撮像補助表示を切り替えてハイライトシーンである旨の表示を行うようにする。
表示部205は、液晶表示素子や有機EL表示等を用いて構成されている。表示部205は、撮像補助部204から供給された画像信号に基づき表示素子を駆動して、カメラスルー画や記録媒体に記録されている撮像画像の表示や撮像補助表示を行う。また、表示部205は、撮像装置20の動作設定等行うためのメニュー表示、撮像装置20の設定状態や動作状態等の表示を行う。
カメラ部210は、撮像光学系や撮像素子、現像処理部、記録再生部等で構成されており、撮像画像を記録媒体等に記録する。また、カメラ部210は、カメラスルー画の画像信号や、記録媒体に記録されている撮像画像の画像信号を撮像補助部204に供給する。
ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等を用いて構成されている。ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等に対して行われたユーザ操作に応じて操作信号を生成して制御部225に出力する。
制御部225は、CPUやROM,RAM等を用いて構成されている。制御部225は、ROM等に記憶されているプログラムを読み出してCPUで実行して、ユーザインタフェース部221からの操作信号に基づき、撮像装置20の動作がユーザ操作に応じた動作となるように各部の動作を制御する。また、制御部225は、ユーザの操作や動作モードに応じて撮像補助情報の要求を通信部201から行うように制御する。また、制御部225は、通信部201で受信した撮像補助情報に基づき、端末装置30を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を撮像補助部で行うように制御する。
端末装置30は、通信部301と情報生成部310を有している。通信部301は、無線通信によって端末装置30をネットワークに接続する。また、通信部301は、情報生成部310で生成された撮像補助情報をネットワークサーバ50に送信する。
情報生成部310は、例えば位置情報生成部311と生体情報生成部312を有している。位置情報生成部311は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、端末装置30の現在位置を算出する。位置情報生成部311は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して通信部301に出力する。
生体情報生成部312は、例えば心拍数や呼吸、血圧、体温等を計測する生体センサを用いて構成されている。生体情報生成部312は、生体センサで生成された計測結果を生体情報として通信部301に出力する。
このように端末装置30は、位置情報だけでなく被写体の状態を示す状態情報を取得して、位置情報や状態情報を含む撮像補助情報を撮像装置20に送信する。撮像装置20は、端末装置30の位置だけでなく、端末装置30を所持している被写体の状態情報に基づいた撮像補助表示を行う。例えば、図13の(A)に示すように、撮像補助情報で示された心拍数が所定値を超えた場合にハートマーク等の心拍表示を行う。また、心拍数が所定値を超えて高くなるに伴い、図13の(B)に示すように心拍表示のサイズを大きくする。このような表示を行えば、撮像装置20を使用しているユーザは、離れた位置から所望の被写体がどのような状態であるかを観察できる。したがって、例えば、運動会等で被写体が興奮状態であり心拍数が高くなると心拍表示行われて、被写体が興奮状態であるハイライトシーンを撮り逃してしまうことを防止できるようになる。
<6.第5の実施の形態>
上述の第1乃至第4の実施の形態では、撮像補助情報に基づいた撮像補助動作として、撮像装置20で撮像補助表示を行う場合について説明した。しかし、撮像装置20は、撮像補助動作として種々の調整や設定等を行い、所望の被写体を容易に良好な画質で撮像できるようにしてもよい。第5の実施の形態では、撮像補助動作として撮像補助情報に基づき撮像装置20の調整や設定等の動作制御を行う場合について説明する。
[第5の実施の形態の構成]
図14は、第5の実施の形態における撮像装置と端末装置の構成を例示している。撮像装置20は、通信部201、位置計測部202、撮像方向計測部203、撮像補助部204、表示部205、カメラ部210、ユーザインタフェース部221、制御部225を有している。
通信部201は、無線通信によって撮像装置20をネットワークに接続する。また、通信部201は、制御部225からの制御信号に基づき動作が制御されて、撮像補助情報の要求を端末装置30に対して行う。また、通信部201は、受信した撮像補助情報を撮像補助部204に出力する。
位置計測部202は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、撮像装置20の現在位置を算出する。位置計測部202は、算出した現在位置を示す位置情報を生成して撮像補助部204に出力する。
撮像方向計測部203は、地磁気を検知して方位を判別する方位センサや重力加速度を利用して撮像装置の姿勢を判別する姿勢センサ等を用いて構成されている。撮像方向計測部203は、方位センサと姿勢センサで生成されたセンサ信号に基づき、撮像装置20の撮像方向がいずれの方向であるか判別して、判別結果を示す撮像方向情報を撮像補助部204に出力する。
撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向、および撮像装置20の撮像画角範囲に基づいて撮像補助画像を生成する。さらに、撮像補助部204は、カメラ部210から供給された画像信号に撮像補助画像の画像信号を重畳させて、カメラスルー画の画像上に端末装置30を所持した所望の被写体を容易に判別可能とするための撮像補助表示等を行う。
撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向、および撮像装置20の撮像画角範囲に基づいて撮像補助画像を生成する。また、撮像補助部204は、カメラ部210から供給された画像信号に撮像補助画像の画像信号を重畳させて、カメラスルー画の画像上に端末装置30を所持した所望の被写体を容易に判別可能とするための撮像補助表示等を行う。また、撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている状態情報に基づき、撮像補助表示を切り替える。さらに、撮像補助部204は、撮像補助動作として、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている位置情報や被写体の状態を示す状態情報、被写体の撮像環境を示す環境情報をカメラ部210に出力する。撮像補助部204は、このような情報をカメラ部210に出力することで、カメラ部210の調整や設定等の制御を撮像補助情報に基づいて行わせる。また、撮像補助部204は、撮像補助動作を行うための補助動作信号を生成して、外部機器例えばパン・チルト機構等に出力してもよい。
表示部205は、液晶表示素子や有機EL表示等を用いて構成されている。表示部205は、撮像補助部204から供給された画像信号に基づき表示素子を駆動して、カメラスルー画や記録媒体に記録されている撮像画像の表示や撮像補助表示を行う。また、表示部205は、撮像装置20の動作設定等行うためのメニュー表示、撮像装置20の設定状態や動作状態等の表示を行う。
カメラ部210は、撮像光学系211、撮像部212、現像処理部213、コーデック処理部214、記録再生部215、光学系制御部216、明るさ制御部217、音声出力部218を有している。
撮像光学系211は、撮像部212に設けられている撮像素子の撮像面上に結像される光学像の焦点調節を行うためのフォーカスレンズや、光学像の変倍を行うためのズームレンズ、光学像の明るさを調整する絞り等を有している。
撮像部212は、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いて構成されている。撮像素子は、撮像光学系211によって受光面に結像された光学像に応じた撮像信号を生成する。また、撮像部212は、撮像素子で生成された撮像信号のノイズ除去やゲイン調整、A/D変換処理等を行い画像データを生成する。撮像部212は、生成した画像データを現像処理部213に出力する。
現像処理部213は、撮像部212から供給される画像データに対してホワイトバランス調整処理、ガンマ補正処理、色調整処理等の現像処理を行う。また、現像処理部213は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている光源色情報に基づき、ホワイトバランス調整処理や色調整処理等を行う。現像処理部213は、現像処理後の画像データをコーデック処理部214や撮像補助部204に出力する。
コーデック処理部214は、現像処理部213から出力された画像データのデータ圧縮処理を行い、得られた符号化データを記録再生部215に出力する。また、コーデック処理部214は、記録再生部215から出力された符号化データのデータ伸長処理を行い、得られた画像データを撮像補助部204に出力する。なお、データ圧縮伸長では、例えばJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)等の手法が適用される。また、コーデック処理部214は、撮像補助部204から出力された音声情報のデータ圧縮処理を行い、得られた符号化データを記録再生部215に出力する。また、コーデック処理部214は、記録再生部215から供給された音声符号化データのデータ伸長処理を行い、得られた音声データを音声出力部218に出力する。
記録再生部215は、コーデック処理部214でデータ圧縮処理を行うことにより得られた符号化データ等を記録媒体に記録する。また、記録再生部215は、記録媒体に記録されている符号化データを読み出してコーデック処理部214に出力する。なお、記録再生部215では、データ圧縮処理前の画像データや音声情報等を記録媒体に記録するようにしてもよい。
光学系制御部216は、撮像補助部204から出力された撮像装置20と端末装置30との距離に基づき、所望の被写体にピントが合うように撮像光学系211におけるフォーカスレンズの位置を制御する。また、光学系制御部216は、撮像補助部204から出力された情報に基づき、撮像光学系211におけるズームレンズの位置を制御するようにしてもよい。
明るさ制御部217は、撮像補助部204から出力された環境情報に基づき、端末装置30を保持している所望の被写体が適正な明るさで撮像されるように制御する。例えば、明るさ制御部217は、撮像光学系211における絞りや撮像部212で生成された撮像信号のゲイン、撮像装置20のシャッター速度等を制御する。また、明るさ制御部217は、撮像補助部204から出力された状態情報に基づき、被写体の動きがはやい場合には、被写体の動きボケを生じないようにシャッター速度をはやくしてゲインを高くする。被写体が静止している場合には、ゲインを高くすることなくシャッター速度をおそくして、ノイズの少ない撮像画像を得られるように制御する。
音声出力部218は、コーデック処理部214から供給された音声データや撮像補助部204から出力された音声情報に基づき音声出力を行う。
ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等を用いて構成されている。ユーザインタフェース部221は、操作スイッチや操作ボタン、タッチパネル等に対して行われたユーザ操作に応じて操作信号を生成して制御部225に出力する。
制御部225は、CPUやROM,RAM等を用いて構成されている。制御部225は、ROM等に記憶されているプログラムを読み出してCPUで実行して、ユーザインタフェース部221からの操作信号に基づき、撮像装置20の動作がユーザ操作に応じた動作となるように各部の動作を制御する。また、制御部225は、ユーザの操作や動作モードに応じて撮像補助情報の要求を通信部201から行うように制御する。また、制御部225は、通信部201で受信した撮像補助情報に基づき、端末装置30を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を撮像補助部で行うように制御する。
端末装置30は、通信部301と情報生成部310を有している。通信部301は、無線通信によって端末装置30をネットワークに接続する。また、通信部301は、情報生成部310で生成された撮像補助情報をネットワークサーバ50に送信する。
情報生成部310は、位置情報生成部311、生体情報生成部312、動き情報生成部313、照度情報生成部314、光源色情報生成部315、音声情報生成部316を有している。
位置情報生成部311は、例えば測位衛星からの測位信号を受信して、端末装置30の現在位置を算出する。位置情報生成部311は、算出した現在位置を示す位置情報を生成する。位置情報生成部311は、生成した位置情報を撮像補助情報として通信部301に出力する。
生体情報生成部312は、例えば心拍数や呼吸、血圧、体温等を計測する生体センサを用いて構成されている。生体情報生成部312は、生体センサで生成された計測結果を示す生体情報を生成する。生体情報生成部312は、生体情報を撮像補助情報として通信部301に出力する。
動き情報生成部313は、加速度センサ等を用いて構成されている。動き情報生成部313は、加速度センサ等によって端末装置30を所持している被写体の動きを検出して、動き検出結果を示す動き情報を生成する。動き情報生成部313は、被写体の状態を示す動き情報を撮像補助情報として通信部301に出力する。
照度情報生成部314は、照度センタ等を用いて構成されている。照度情報生成部314は、照度センサ等によって端末装置30を所持した被写体回りの明るさを検出して、明るさ検出結果を示す照度情報を生成する。照度情報生成部314は、被写体の撮像環境を示す照度情報を撮像補助情報として通信部301に出力する。
光源色情報生成部315は、RGBセンサ等を用いて構成されている。光源色情報生成部315は、色や輝度を特徴量としてRGBセンサ等で取得して、この特徴量と色の分布等から光源色の検出を行い、光源色の検出結果を示す光源色情報を生成する。光源色情報生成部315は、被写体の撮像環境を示す光源色情報を撮像補助情報として通信部301に出力する。
音声情報生成部316は、マイクロフォンやA/D変換器等を用いて構成されている。音声情報生成部316は、マイクロフォンで集音した音声を示す音声情報(音声データ)を生成する。音声情報生成部316は、生成した音声情報を撮像補助情報として通信部301に出力する。
[第5の実施の形態の動作]
図15は、第5の実施の形態における撮像装置20の動作を例示したフローチャートである。ステップST31で撮像装置20は、撮像補助情報の要求を端末装置へ送信する。撮像装置20は、通信部201から端末装置30を送信先として撮像補助情報の要求を送信してステップST32に進む。
ステップST32で撮像装置20は、撮像補助情報を受信する。撮像装置20は、ステップST31で送信した要求に応じて供給された撮像補助情報を通信部201で受信してステップST33に進む。
ステップST33で撮像装置20は、現在位置の判別を行う。撮像装置20は、位置計測部202において測位信号を受信して撮像装置20の現在位置を判別してステップST34に進む。
ステップST34で撮像装置20は、被写体までの距離を算出する。撮像装置20は、撮像補助部204において、撮像補助情報に含まれている位置情報と、位置計測部202で算出した現在位置を示す位置情報に基づき、撮像装置20から端末装置30までの距離を算出してステップST35に進む。
ステップST35で撮像装置20は、フォーカスレンズを移動させる。撮像装置20は、撮像補助部204においてフォーカス調整を行い、撮像光学系211のフォーカスレンズを被写体までの距離に応じたレンズ位置に光学系制御部261によって移動させてステップST36に進む。
ステップST36で撮像装置20は、フォーカス制御を行う。撮像装置20は、光学系制御部216でフォーカス制御を開始して、所望の被写体にピントがあった撮像画像を得ることができるようにフォーカスレンズの位置を制御する。
ステップST37で撮像装置20は、明るさ制御量を算出する。撮像装置20は、撮像補助情報に含まれている環境情報(照度情報)や状態情報(動き情報)を撮像補助部204から明るさ制御部217に出力することで、環境情報や状態情報に基づき、端末装置30を保持している所望の被写体を適正な明るさとする明るさ制御量を明るさ制御部217で算出してステップST38に進む。
ステップST38で撮像装置20は、明るさ制御を行う。撮像装置20は、明るさ制御部217によって、明るさ制御量に基づき、撮像光学系211の絞りの調整や、シャッター速度の調整、撮像部212で生成された撮像信号のゲイン調整等を行う。
ステップST39で撮像装置20は、ホワイトバランス調整値を算出する。撮像装置20は、撮像補助情報に含まれている環境情報(光源色情報)を撮像補助部204から現像処理部213に出力して、環境情報(光源色情報)に基づき、撮像画像で色を正しく再現できるようにホワイトバランス調整値を現像処理部213で算出してステップST40に進む。
ステップST40で撮像装置20は、ホワイトバランス制御を行う。撮像装置20は、現像処理部213によって、ホワイトバランス調整値に基づき撮像画像が正しい色となるようにホワイトバランス制御を行う。
ステップST41で撮像装置20は、音声情報記録処理を行う。撮像装置20は、撮像補助情報に含まれている音声情報を撮像補助部204からコーデック処理部214に出力して音声情報ののデータ圧縮処理を行う。また、撮像装置20は、コーデック処理部214で生成した符号化データを記録再生部215に出力して記録媒体に記録させる。なお、データ圧縮処理前の音声情報を記録媒体に記録する場合には、撮像補助情報に含まれている音声情報を撮像補助部204から記録再生部215に出力する。
図16は、第5の実施の形態における端末装置30の動作を例示したフローチャートである。ステップST51で端末装置30は、位置情報を生成する。端末装置30は、位置情報生成部311において測位信号を受信して端末装置30の現在位置を算出して、算出した現在位置を示す位置情報を生成してステップST52に進む。
ステップST52で端末装置30は、状態情報や環境情報および音声情報の生成を行う。端末装置30は、生体情報生成部312で生体情報、動き情報生成部313で動き情報を生成して状態情報とする。また、照度情報生成部314で明るさ情報、光源色情報生成部315で光源色情報を生成して環境情報とする。また、端末装置30は、音声情報生成部316で音声情報を生成してステップST53に進む。
ステップST53で端末装置30は、撮像補助情報の要求があるか判別する。端末装置30は、通信部301で撮像補助情報の要求を受信していない場合にステップST51に戻り、撮像補助情報の要求を受信した場合にステップST54に進む。
ステップST54で端末装置30は、撮像補助情報の送信を行う。端末装置30は、通信部301から撮像補助情報を、撮像補助情報の要求の送信元である撮像装置20に送信する。端末装置30は、例えば位置情報と状態情報、環境情報、音声情報を撮像補助情報として、撮像装置20に送信してステップST51に戻る。
このように、第5の実施の形態では、端末装置30で生成された位置情報を利用して撮像装置20のフォーカス調整範囲が限定される。したがって、被写体までの距離が大まかにしかわからないような状況でも、端末装置30を所持した所望の被写体にフォーカスを合わせることが可能となる。
また、撮像装置20でシャッター速度をおそくすると、低照度でもノイズの少ない撮像画像を得ることが可能だが、動きに弱く動被写体には動きボケが発生することが多い。また、シャッター速度をはやくした場合には、所望の明るさの撮像画像を得ることができるようにゲインが高く設定されるため、動きボケは発生しづらいが、ノイズの目立つ画像となってしまう。さらに、一般的な撮像装置では、照度に基づきゲインとシャッター速度をバランスのとれた状態に設定している。しかし、第5の実施の形態では、環境情報(端末装置30を所持した所望の被写体の明るさ情報)と状態情報(被写体の動き情報)に基づき、ゲインやシャッター速度が設定されるので、所望の被写体の明るさや動きに応じてゲインやシャッター速度を最適化できる。
また、第5の実施の形態では、端末装置30で生成された光源色情報を利用して撮像装置20の現像処理が行われるので、適切に色補正等を行うことが可能となる。
また、第5の実施の形態では、端末装置30で集音された音声を示す音声情報を記録できるので、遠方に位置する所望の被写体の音声も明瞭に記録することが可能となる。
さらに、撮像装置20にパン・チルト機構部が設けられている場合、または撮像装置20が雲台に取り付けられている場合、撮像補助部204は、撮像補助動作として撮像補助情報に基づきパン・チルト動作を行うようにしてもよい。
この場合、 撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報と、位置計測部202から出力された位置情報に基づき、撮像装置20と端末装置30との距離を算出する。また、撮像補助部204は、撮像方向計測部203から出力された撮像方向情報と端末装置30の位置情報に基づき、撮像装置20の撮像方向に対して端末装置30がいずれの方向に位置するか判別する。撮像補助部204は、算出した距離と判別した端末装置30の方向に基づいて、端末装置30が撮像画角範囲の例えば中央位置となるようにパン・チルト動作制御を行うための補助動作信号を生成して、パン・チルト機構部や雲台に出力する。
このように撮像装置20は、撮像補助情報に基づいた撮像補助動作としてパン・チルト制御動作を行うことで、端末装置30を所持した被写体を自動的に追従して撮像動作を行うことが可能となる。例えば、ユーザが端末装置30を所持して、ユーザ自身を離れた位置から撮像装置20で追従しながら撮像を行うことができる。
また、撮像補助部204は、通信部201で受信した撮像補助情報に含まれている端末装置30の位置情報、または端末装置30の位置情報と状態情報(動き情報)に基づきズームレンズ制御動作を行うようにしてもよい。例えば、端末装置30の位置情報や状態情報(動き情報)に基づき、所望の被写体の動きが大きいと判別した場合、撮像補助部204は、所望の被写体が撮像画角範囲から外れないようにズームアウト動作を行う。また、撮像補助部204は、、所望の被写体が静止している場合にズームイン動作を行う。
さらに、撮像補助部204は、撮像補助情報に基づいた撮像補助動作としてパン・チルト制御動作とズームレンズ制御動作を組み合わせて行うようにすれば、端末装置30を所持した被写体を自動的に追従して、被写体の動きに応じたズーム比で撮像できる。例えば、端末装置30までの距離に応じてズームレンズ位置を設定する。その後、所望の被写体の動きを生じた場合、パン・チルト制御動作を行い所望の被写体を追従する。また、所望の被写体の動きが大きい場合、ズームアウト動作を行い所望の被写体が確実に撮像画角範囲内となるように制御する。所望の被写体が動きを生じていない場合は、ズームイン動作を行うことで、被写体を詳細に示す撮像画像を得られるようにする。このように撮像補助動作を行えば、より高度な撮像動作を自動的に行うことも可能となる。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させる。または、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリカード等のリムーバブル記録媒体に、一時的または永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、プログラムは、リムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトからLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介して、コンピュータに無線または有線で転送してもよい。コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
さらに、本技術は、上述した実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この実施の形態は、例示という形態で本技術を開示しており、本技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
なお、本技術の撮像装置と端末装置は以下のような構成もとることができる。
(1) 端末装置からの撮像補助情報を受信する通信部と、
前記受信した撮像補助情報に基づき、前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う撮像補助部と
を備える撮像装置。
(2) 現在位置と撮像方向を計測する計測部と、
画像表示を行う表示部を有し、
前記撮像補助情報は、前記端末装置の位置情報を含み、
前記撮像補助部は、前記端末装置の位置情報と前記計測部で計測された現在位置および撮像方向に基づき、前記撮像補助動作として前記表示部で前記被写体の位置を示す撮像補助表示を行う(1)に記載の撮像装置。
(3) 前記撮像補助情報は、前記端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報を含み、
前記撮像補助部は、前記状態情報に基づいて前記撮像補助表示を切り替える(1)または(2)に記載の撮像装置。
(4) 前記状態情報は、前記被写体の動きを示す動き情報または前記被写体の生体情報を含む(3)に記載の端末装置。
(5) 前記撮像補助情報は、前記端末装置の位置情報を含み、
前記撮像補助部は、前記端末装置の位置情報と前記計測部で計測された現在位置に基づいて算出した前記被写体までの距離に応じて前記撮像補助動作としてフォーカス調整を行う(1)乃至(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6) 前記撮像補助情報は、前記端末装置を所持している被写体の撮像環境を示す環境情報または前記端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報を含み、
前記撮像補助部は、前記環境情報または前記状態情報に基づいて前記撮像補助動作を行う(1)乃至(5)のいずれかに記載の撮像装置。
(7) 撮像画像の現像処理を行う現像処理部を有し、
前記撮像補助部は、前記環境情報に基づき前記撮像補助動作として前記現像処理部の現像処理設定を行う(1)乃至(6)のいずれかに記載の撮像装置。
(8) 前記被写体の撮像環境を示す環境情報は、光源色または前記被写体の明るさを示す情報を含む(6)に記載の端末装置。
(9) 撮像画像を記録する記録部を有し、
前記撮像補助情報は、前記端末装置で集音された音声を示す音声情報を含み、
前記撮像補助部は、前記受信した撮像補助情報に含まれている音声情報を前記記録部で記録させる(1)乃至(8)のいずれかに記載の撮像装置。
(10) 撮像補助情報を生成する情報生成部と、
前記情報生成部で生成された撮像補助情報を送信する通信部と
を備える端末装置。
(11) 前記情報生成部は、当該端末装置の位置を示す位置情報を含む撮像補助情報を生成する(10)に記載の端末装置。
(12) 前記情報生成部は、当該端末装置を所持している被写体の撮像環境を示す環境情報を含む撮像補助情報を生成する(10)または(11)に記載の端末装置。
(13) 前記情報生成部は、当該端末装置を所持している被写体の状態を示す情報を含む撮像補助情報を生成する(10)乃至(12)のいずれかに記載の端末装置。
この技術の撮像装置、端末装置、情報処理装置、撮像システムおよび方法とプログラムによれば、端末装置で生成された撮像補助情報が送信されて、撮像装置では、受信した撮像補助情報に基づき、端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作が行われる。また、情報処理装置では、端末装置で生成された撮像補助情報を受信できない場合に、予測を行うことにより生成した撮像補助情報が撮像装置に送信される。このため、所望の被写体を容易かつ良好に撮像できる。したがって、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置を用いて所望の被写体の撮像を行う場合に適している。
10・・・撮像システム、20・・・撮像装置、30・・・端末装置、50・・・ネットワークサーバ、201,301・・・通信部、202・・・位置計測部、203・・・撮像方向計測部、204・・・撮像補助部、205・・・表示部、210・・・カメラ部、211・・・撮像光学系、212・・・撮像部、213・・・現像処理部、214・・・コーデック処理部、215・・・記録再生部、216・・・光学系制御部、217・・・明るさ制御部、218・・・音声出力部、221・・・ユーザインタフェース部、225・・・制御部、310・・・情報生成部、311・・・位置情報生成部、312・・・生体情報生成部、313・・・動き情報生成部、314・・・照度情報生成部、315・・・光源色情報生成部、316・・・音声情報生成部、501・・・撮像補助情報記憶部、502・・・予測部、503・・・予測情報記憶部、504・・・応答処理部

Claims (20)

  1. 端末装置からの撮像補助情報を受信する通信部と、
    前記受信した撮像補助情報に基づき、前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う撮像補助部と
    を備える撮像装置。
  2. 現在位置と撮像方向を計測する計測部と、
    画像表示を行う表示部を有し、
    前記撮像補助情報は、前記端末装置の位置情報を含み、
    前記撮像補助部は、前記端末装置の位置情報と前記計測部で計測された現在位置および撮像方向に基づき、前記撮像補助動作として前記表示部で前記被写体の位置を示す撮像補助表示を行う請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像補助情報は、前記端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報を含み、
    前記撮像補助部は、前記状態情報に基づいて前記撮像補助表示を切り替える請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記状態情報は、前記被写体の動きを示す動き情報または前記被写体の生体情報を含む請求項3記載の端末装置。
  5. 前記撮像補助情報は、前記端末装置の位置情報を含み、
    前記撮像補助部は、前記端末装置の位置情報と前記計測部で計測された現在位置に基づいて算出した前記被写体までの距離に応じて前記撮像補助動作としてフォーカス調整を行う請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記撮像補助情報は、前記端末装置を所持している被写体の撮像環境を示す環境情報または前記端末装置を所持している被写体の状態を示す状態情報を含み、
    前記撮像補助部は、前記環境情報または前記状態情報に基づいて前記撮像補助動作を行う請求項1記載の撮像装置。
  7. 撮像画像の現像処理を行う現像処理部を有し、
    前記撮像補助部は、前記環境情報に基づき前記撮像補助動作として前記現像処理部の現像処理設定を行う請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記被写体の撮像環境を示す環境情報は、光源色または前記被写体の明るさを示す情報を含む請求項6記載の端末装置。
  9. 撮像画像を記録する記録部を有し、
    前記撮像補助情報は、前記端末装置で集音された音声を示す音声情報を含み、
    前記撮像補助部は、前記受信した撮像補助情報に含まれている音声情報を前記記録部で記録させる請求項1記載の撮像装置。
  10. 端末装置からの撮像補助情報を受信する工程と、
    前記受信した撮像補助情報に基づき前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う工程と
    を含む撮像方法。
  11. 撮像装置の動作制御をコンピュータで実行させるプログラムであって、
    端末装置からの撮像補助情報を通信部で受信する手順と、
    前記受信した撮像補助情報に基づき前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う手順と
    を前記コンピュータで実行させるプログラム。
  12. 撮像補助情報を生成する情報生成部と、
    前記情報生成部で生成された撮像補助情報を送信する通信部と
    を備える端末装置。
  13. 前記情報生成部は、当該端末装置の位置を示す位置情報を含む撮像補助情報を生成する請求項12記載の端末装置。
  14. 前記情報生成部は、当該端末装置を所持している被写体の撮像環境を示す環境情報を含む撮像補助情報を生成する請求項12記載の端末装置。
  15. 前記情報生成部は、当該端末装置を所持している被写体の状態を示す情報を含む撮像補助情報を生成する請求項12記載の端末装置。
  16. 端末装置から順次供給される撮像補助情報を記憶する情報記憶部と、
    前記情報記憶部に記憶されている撮像補助情報に基づいて前記端末装置で現在生成されるであろう撮像補助情報を予測する予測部と、
    前記予測部で生成された前記予測情報を記憶する予測情報記憶部と、
    前記撮像補助情報の要求がなされたとき、過去所定期間内の撮像補助情報が前記情報記憶部に記憶されている場合には最も新しい撮像補助情報を前記撮像補助情報の要求元に送信し、過去所定期間内の撮像補助情報が前記情報記憶部に記憶されていない場合には、前記予測情報記憶部に記憶されている予測情報を前記撮像補助情報の要求元に送信する応答処理部と
    を備える情報処理装置。
  17. 前記撮像補助情報は、前記端末装置の位置情報を含み、
    前記情報記憶部は、所定期間分の最新の撮像補助情報を記憶し、
    前記予測部は、前記情報記憶部に記憶されている位置情報で示された前記端末装置の位置の変化から前記現在位置を予測する請求項16記載の情報処理装置。
  18. 端末装置から順次供給される撮像補助情報を記憶する工程と、
    前記記憶されている撮像補助情報に基づいて前記端末装置で現在生成されるであろう撮像補助情報を予測する工程と、
    前記生成された予測情報を記憶する工程と、
    前記撮像補助情報の要求がなされたとき、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されている場合には最も新しい撮像補助情報を前記撮像補助情報の要求元に送信し、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されていない場合には、前記記憶されている予測情報を前記撮像補助情報の要求元に送信する工程と
    を含む情報処理方法。
  19. 情報処理装置の動作制御をコンピュータで実行させるプログラムであって、
    端末装置から順次供給される撮像補助情報を記憶する手順と、
    前記記憶されている撮像補助情報に基づいて前記端末装置で現在生成されるであろう撮像補助情報を予測する手順と、
    前記生成された予測情報を記憶する手順と、
    前記撮像補助情報の要求がなされたとき、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されている場合には最も新しい撮像補助情報を前記撮像補助情報の要求元に送信し、過去所定期間内の撮像補助情報が記憶されていない場合には、前記記憶されている予測情報を前記撮像補助情報の要求元に送信する手順と
    を前記コンピュータで実行させるプログラム。
  20. 端末装置と撮像装置を用いて構成される撮像システムにおいて、
    前記端末装置は、
    撮像補助情報を生成する情報生成部と、
    前記情報生成部で生成された撮像補助情報を送信する通信部を備え、
    前記撮像装置は、
    前記前記撮像補助情報を受信する通信部と、
    前記受信した撮像補助情報に基づき前記端末装置を所持した被写体を撮像するための撮像補助動作を行う撮像補助部と
    を備える撮像システム。
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