JP2013157794A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】角度センサ13、14を使用してプラテンカバー12の2種類の開き角で原稿の2種類の読み取りを行い、それぞれについて階調のヒストグラムを作成する。各ヒストグラムにおける画素の出現数がしきい値以上の区間の距離で近いもの同士を合併し、各区間における画素の出現数が最多となる階調同士の差を最頻階調差分算出手段27で求め、これが所定の値よりも低いとき裏写りの可能性のある原稿と判定する。
【選択図】図1
Description
(1)オープンデータについての第1のしきい値THL以上の区間
区間b1(オープン):[12:18]
区間b2(オープン):[152:169]
(2)クローズデータについての第1のしきい値THL以上の区間
区間b1(クローズ):[13:19]
区間b2(クローズ):[175:194]
(1)まず原稿を読み取ってそのデータから下地の階調値を求める。
(2)次に、求めた下地の階調値までの階調値がプリント時に白色として記録されるように階調を補正する。たとえばプリント時の白色が階調値の「255」であるとすると、下地の階調値を「255」に補正することになる。
画像の読み取りの対象となる原稿を載置するプラテンと、
このプラテンの一端を回転中心として上方に開閉自在に取り付けられたプラテンカバーと、
このプラテンカバーが前記プラテンの他端から有限の距離だけ離れた角度としての第1の角度を検出する第1の角度センサと、
前記プラテンカバーが前記プラテンを完全に覆う角度としての第2の角度を検出する第2の角度センサと、
前記プラテンよりも下方から前記プラテンを介して前記原稿の読取面を照射する光源と、
この光源から照射された光線が前記プラテンを介して前記原稿に照射されたその反射光を用いてその原稿の画像を読み取る読取素子と、
前記プラテンカバーが前記プラテンに対して前記第1の角度よりも開いた状態から前記第1の角度センサが前記第1の角度を検出したとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の所定の部位の画像を第1の画像として取得する第1の画像取得手段と、
この第1の画像取得手段が第1の画像を取得した後に前記第2の角度センサが前記第2の角度を検出したとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の前記所定の部位の画像を第2の画像として取得する第2の画像取得手段と、
前記第1の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第1の画像用ヒストグラム作成手段と、
前記第2の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第2の画像用ヒストグラム作成手段と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける画素の出現数が第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第1の画像用区間特定手段と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける画素の出現数が前記第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第2の画像用区間特定手段と、
前記第1の画像用区間特定手段で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第1の画像用区間併合手段と、
前記第2の画像用区間特定手段で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた前記第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第2の画像用区間併合手段と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける前記第1の画像用区間併合手段によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第1の画像用最頻階調値算出手段と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける前記第2の画像用区間併合手段によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第2の画像用最頻階調値算出手段と、
第1の画像用最頻階調値算出手段と第2の画像用最頻階調値算出手段のそれぞれ算出した最頻階調の差分を算出する最頻階調差分算出手段と、
この最頻階調差分算出手段の算出した前記最頻階調の差分を前記原稿の透過率を表わすデータとしてこれを予め定めた第3のしきい値と比較する比較手段と、
この比較手段の比較により前記最頻階調の差分が第3のしきい値以上であるとき前記原稿が裏写りの可能性がないと判定し、それ以外は前記原稿が裏写りの可能性があると判定する裏写り判定手段
とを具備することを特徴とする画像処理装置。
前記裏写り判定手段が裏写りの可能性があると判定した原稿に対して前記原稿の透過率に対応した裏写り防止用の階調の補正レベルを複数通り表示する補正レベル表示手段と、
この補正レベル表示手段の表示内容に応じて裏写りを防止した画像を取得するための階調補正の設定を入力させる階調補正手段
とを具備することを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
前記第1の画像取得手段の取得する原稿の所定の部位よりも広い領域で前記原稿の画像を取得する第3の画像取得手段と、
この第3の画像取得手段の取得した画像から原稿の下地の階調を判定する下地階調判定手段と、
この下地階調判定手段の判定した下地の階調から下地除去用の階調を算出するためのオフセット量を前記原稿の透過率と対応付けてテーブル化したオフセットテーブルと、
前記原稿が裏写りの可能性があると前記裏写り判定手段が判定したとき前記下地階調判定手段の判定した下地の階調に前記比較手段の比較の対象となった前記透過率に対応するオフセット量を前記オフセットテーブルから求めて、裏写りを防止するために白色とする階調の範囲を算出する裏写り防止用階調範囲算出手段と、
この裏写り防止用階調範囲算出手段の算出した階調の範囲を白色の階調に強制することで前記原稿の画像における裏写りを防止する階調補正手段
とを具備することを特徴とする付記1記載の画像処理装置。
前記階調補正手段の補正後の画像データを用いて前記原稿の画像をプリントアウトするプリント手段
を更に具備することを特徴とする付記2または付記3記載の画像処理装置。
プラテンの一端を回転中心として上方に開閉自在に取り付けられたプラテンカバーが前記プラテンの他端から有限の距離だけ離れた角度としての第1の角度よりも開いた状態から閉じ始め前記第1の角度となったとき、前記プラテン側から光源を点灯させてプラテン上に載置された原稿の所定の部位の画像を第1の画像として取得する第1の画像取得ステップと、
この第1の画像取得ステップで第1の画像を取得した後に前記プラテンカバーが前記プラテンを完全に覆う角度としての第2の角度となったとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の前記所定の部位の画像を第2の画像として取得する第2の画像取得ステップと、
前記第1の画像取得ステップで取得した第1の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第1の画像用ヒストグラム作成ステップと、
前記第2の画像取得ステップで取得した第2の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第2の画像用ヒストグラム作成ステップと、
前記第1の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける画素の出現数が第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第1の画像用区間特定ステップと、
前記第2の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける画素の出現数が前記第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第2の画像用区間特定ステップと、
前記第1の画像用区間特定ステップで求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第1の画像用区間併合ステップと、
前記第2の画像用区間特定ステップで求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた前記第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第2の画像用区間併合ステップと、
前記第1の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける前記第1の画像用区間併合ステップによって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第1の画像用最頻階調値算出ステップと、
前記第2の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける前記第2の画像用区間併合ステップによって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第2の画像用最頻階調値算出ステップと、
第1の画像用最頻階調値算出ステップと第2の画像用最頻階調値算出ステップのそれぞれで算出した最頻階調の差分を算出する最頻階調差分算出ステップと、
この最頻階調差分算出ステップで算出した前記最頻階調の差分を前記原稿の透過率を表わすデータとしてこれを予め定めた第3のしきい値と比較する比較ステップと、
この比較ステップによる比較により前記最頻階調の差分が第3のしきい値以上であるとき前記原稿が裏写りの可能性がないと判定し、それ以外は前記原稿が裏写りの可能性があると判定する裏写り判定ステップ
とを具備することを特徴とする画像処理方法。
前記裏写り判定ステップで裏写りの可能性があると判定した原稿に対して前記原稿の透過率に対応した裏写り防止用の階調の補正レベルを複数通り表示する補正レベル表示ステップと、
この補正レベル表示ステップにおける表示内容に応じて裏写りを防止した画像を取得するための階調補正の設定を入力させる階調補正ステップ
とを具備することを特徴とする付記5記載の画像処理方法。
前記第1の画像取得ステップで取得する原稿の所定の部位よりも広い領域で前記原稿の画像を取得する第3の画像取得ステップと、
この第3の画像取得ステップで取得した画像から原稿の下地の階調を判定する下地階調判定ステップと、
前記原稿が裏写りの可能性があると前記裏写り判定ステップで判定したとき前記下地階調判定ステップで判定した下地の階調に前記比較手段の比較の対象となった前記透過率に対応するオフセット量を、前記原稿の透過率と対応付けてテーブル化したオフセットテーブルから求めて、裏写りを防止するために白色とする階調の範囲を算出する裏写り防止用階調範囲算出ステップと、
この裏写り防止用階調範囲算出ステップで算出した階調の範囲を白色の階調に強制することで前記原稿の画像における裏写りを防止する階調補正ステップ
とを具備することを特徴とする付記5記載の画像処理方法。
前記階調補正ステップで補正後の画像データを用いて前記原稿の画像をプリントアウトするプリントステップ
を更に具備することを特徴とする付記6または付記7記載の画像処理方法。
コンピュータに、
プラテンの一端を回転中心として上方に開閉自在に取り付けられたプラテンカバーが前記プラテンの他端から有限の距離だけ離れた角度としての第1の角度よりも開いた状態から閉じ始め前記第1の角度となったとき、前記プラテン側から光源を点灯させてプラテン上に載置された原稿の所定の部位の画像を第1の画像として取得する第1の画像取得処理と、
この第1の画像取得処理で第1の画像を取得した後に前記プラテンカバーが前記プラテンを完全に覆う角度としての第2の角度となったとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の前記所定の部位の画像を第2の画像として取得する第2の画像取得処理と、
前記第1の画像取得処理で取得した第1の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第1の画像用ヒストグラム作成処理と、
前記第2の画像取得処理で取得した第2の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第2の画像用ヒストグラム作成処理と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける画素の出現数が第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第1の画像用区間特定処理と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける画素の出現数が前記第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第2の画像用区間特定処理と、
前記第1の画像用区間特定処理で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第1の画像用区間併合処理と、
前記第2の画像用区間特定処理で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた前記第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第2の画像用区間併合処理と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける前記第1の画像用区間併合処理によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第1の画像用最頻階調値算出処理と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける前記第2の画像用区間併合処理によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第2の画像用最頻階調値算出処理と、
第1の画像用最頻階調値算出処理と第2の画像用最頻階調値算出処理のそれぞれで算出した最頻階調の差分を算出する最頻階調差分算出処理と、
この最頻階調差分算出処理で算出した前記最頻階調の差分を前記原稿の透過率を表わすデータとしてこれを予め定めた第3のしきい値と比較する比較処理と、
この比較処理による比較により前記最頻階調の差分が第3のしきい値以上であるとき前記原稿が裏写りの可能性がないと判定し、それ以外は前記原稿が裏写りの可能性があると判定する裏写り判定処理
とを実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
前記裏写り判定処理で裏写りの可能性があると判定した原稿に対して前記原稿の透過率に対応した裏写り防止用の階調の補正レベルを複数通り表示する補正レベル表示処理と、
この補正レベル表示処理における表示内容に応じて裏写りを防止した画像を取得するための階調補正の設定を入力させる階調補正処理
とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記9記載の画像処理プログラム。
前記第1の画像取得処理で取得する原稿の所定の部位よりも広い領域で前記原稿の画像を取得する第3の画像取得処理と、
この第3の画像取得処理で取得した画像から原稿の下地の階調を判定する下地階調判定処理と、
前記原稿が裏写りの可能性があると前記裏写り判定処理で判定したとき前記下地階調判定処理で判定した下地の階調に前記比較手段の比較の対象となった前記透過率に対応するオフセット量を、前記原稿の透過率と対応付けてテーブル化したオフセットテーブルから求めて、裏写りを防止するために白色とする階調の範囲を算出する裏写り防止用階調範囲算出処理と、
この裏写り防止用階調範囲算出処理で算出した階調の範囲を白色の階調に強制することで前記原稿の画像における裏写りを防止する階調補正処理
とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記9記載の画像処理プログラム。
前記階調補正処理で補正後の画像データを用いて前記原稿の画像をプリントアウトするプリント処理
を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記10または付記11記載の画像処理方法。
11 プラテン
12 プラテンカバー
13 第1の角度センサ
14 第2の角度センサ
15 光源
16 読取素子
17 第1の画像取得手段
18 第2の画像取得手段
19 第1の画像用ヒストグラム作成手段
20 第2の画像用ヒストグラム作成手段
21 第1の画像用区間特定手段
22 第2の画像用区間特定手段
23 第1の画像用区間併合手段
24 第2の画像用区間併合手段
25 第1の画像用最頻階調値算出手段
26 第2の画像用最頻階調値算出手段
27 最頻階調差分算出手段
28 比較手段
29 裏写り判定手段
40 画像処理方法
41 第1の画像取得ステップ
42 第2の画像取得ステップ
43 第1の画像用ヒストグラム作成ステップ
44 第2の画像用ヒストグラム作成ステップ
45 第1の画像用区間特定ステップ
46 第2の画像用区間特定ステップ
47 第1の画像用区間併合ステップ
48 第2の画像用区間併合ステップ
49 第1の画像用最頻階調値算出ステップ
50 第2の画像用最頻階調値算出ステップ
51 最頻階調差分算出ステップ
52 比較ステップ
53 裏写り判定ステップ
70 画像処理プログラム
71 第1の画像取得処理
72 第2の画像取得処理
73 第1の画像用ヒストグラム作成処理
74 第2の画像用ヒストグラム作成処理
75 第1の画像用区間特定処理
76 第2の画像用区間特定処理
77 第1の画像用区間併合処理
78 第2の画像用区間併合処理
79 第1の画像用最頻階調値算出処理
80 第2の画像用最頻階調値算出処理
81 最頻階調差分算出処理
82 比較処理
83 裏写り判定処理
201 装置本体
202、202 ヒンジ機構
203 プラテンカバー部
211 プラテンガラス(プラテン)
213 原稿押さえ
216 角度検出アクチュエータ
221 キャリッジ
223 第1の角度センサ
224 第2の角度センサ
231 制御部
232 CPU
233 メモリ
235 画像読取部
236 画像処理部
238 角度検出部
239 裏写り判定部
240 しきい値格納部
241 画像出力部
242 操作部
251 原稿
261 光源ランプ
262〜264 ミラー
265 光学レンズ
266 1次元イメージセンサ
271 しきい値テーブル
283 本実施の形態で裏写りを防止するようにした場合の入出力特性
291 オフセットテーブル
a、b 区間
THL 第1のしきい値
Topen 区間b(オープン)の度数で最頻値を持つ階調値
Tclose 区間b(クローズ)の度数で最頻値を持つ階調値
Claims (10)
- 画像の読み取りの対象となる原稿を載置するプラテンと、
このプラテンの一端を回転中心として上方に開閉自在に取り付けられたプラテンカバーと、
このプラテンカバーが前記プラテンの他端から有限の距離だけ離れた角度としての第1の角度を検出する第1の角度センサと、
前記プラテンカバーが前記プラテンを完全に覆う角度としての第2の角度を検出する第2の角度センサと、
前記プラテンよりも下方から前記プラテンを介して前記原稿の読取面を照射する光源と、
この光源から照射された光線が前記プラテンを介して前記原稿に照射されたその反射光を用いてその原稿の画像を読み取る読取素子と、
前記プラテンカバーが前記プラテンに対して前記第1の角度よりも開いた状態から前記第1の角度センサが前記第1の角度を検出したとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の所定の部位の画像を第1の画像として取得する第1の画像取得手段と、
この第1の画像取得手段が第1の画像を取得した後に前記第2の角度センサが前記第2の角度を検出したとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の前記所定の部位の画像を第2の画像として取得する第2の画像取得手段と、
前記第1の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第1の画像用ヒストグラム作成手段と、
前記第2の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第2の画像用ヒストグラム作成手段と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける画素の出現数が第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第1の画像用区間特定手段と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける画素の出現数が前記第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第2の画像用区間特定手段と、
前記第1の画像用区間特定手段で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第1の画像用区間併合手段と、
前記第2の画像用区間特定手段で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた前記第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第2の画像用区間併合手段と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける前記第1の画像用区間併合手段によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第1の画像用最頻階調値算出手段と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成手段の作成したヒストグラムにおける前記第2の画像用区間併合手段によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第2の画像用最頻階調値算出手段と、
第1の画像用最頻階調値算出手段と第2の画像用最頻階調値算出手段のそれぞれ算出した最頻階調の差分を算出する最頻階調差分算出手段と、
この最頻階調差分算出手段の算出した前記最頻階調の差分を前記原稿の透過率を表わすデータとしてこれを予め定めた第3のしきい値と比較する比較手段と、
この比較手段の比較により前記最頻階調の差分が第3のしきい値以上であるとき前記原稿が裏写りの可能性がないと判定し、それ以外は前記原稿が裏写りの可能性があると判定する裏写り判定手段
とを具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記裏写り判定手段が裏写りの可能性があると判定した原稿に対して前記原稿の透過率に対応した裏写り防止用の階調の補正レベルを複数通り表示する補正レベル表示手段と、
この補正レベル表示手段の表示内容に応じて裏写りを防止した画像を取得するための階調補正の設定を入力させる階調補正手段
とを具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記第1の画像取得手段の取得する原稿の所定の部位よりも広い領域で前記原稿の画像を取得する第3の画像取得手段と、
この第3の画像取得手段の取得した画像から原稿の下地の階調を判定する下地階調判定手段と、
この下地階調判定手段の判定した下地の階調から下地除去用の階調を算出するためのオフセット量を前記原稿の透過率と対応付けてテーブル化したオフセットテーブルと、
前記原稿が裏写りの可能性があると前記裏写り判定手段が判定したとき前記下地階調判定手段の判定した下地の階調に前記比較手段の比較の対象となった前記透過率に対応するオフセット量を前記オフセットテーブルから求めて、裏写りを防止するために白色とする階調の範囲を算出する裏写り防止用階調範囲算出手段と、
この裏写り防止用階調範囲算出手段の算出した階調の範囲を白色の階調に強制することで前記原稿の画像における裏写りを防止する階調補正手段
とを具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記階調補正手段の補正後の画像データを用いて前記原稿の画像をプリントアウトするプリント手段
を更に具備することを特徴とする請求項2または請求項3記載の画像処理装置。 - プラテンの一端を回転中心として上方に開閉自在に取り付けられたプラテンカバーが前記プラテンの他端から有限の距離だけ離れた角度としての第1の角度よりも開いた状態から閉じ始め前記第1の角度となったとき、前記プラテン側から光源を点灯させてプラテン上に載置された原稿の所定の部位の画像を第1の画像として取得する第1の画像取得ステップと、
この第1の画像取得ステップで第1の画像を取得した後に前記プラテンカバーが前記プラテンを完全に覆う角度としての第2の角度となったとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の前記所定の部位の画像を第2の画像として取得する第2の画像取得ステップと、
前記第1の画像取得ステップで取得した第1の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第1の画像用ヒストグラム作成ステップと、
前記第2の画像取得ステップで取得した第2の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第2の画像用ヒストグラム作成ステップと、
前記第1の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける画素の出現数が第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第1の画像用区間特定ステップと、
前記第2の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける画素の出現数が前記第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第2の画像用区間特定ステップと、
前記第1の画像用区間特定ステップで求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第1の画像用区間併合ステップと、
前記第2の画像用区間特定ステップで求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた前記第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第2の画像用区間併合ステップと、
前記第1の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける前記第1の画像用区間併合ステップによって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第1の画像用最頻階調値算出ステップと、
前記第2の画像用ヒストグラム作成ステップで作成したヒストグラムにおける前記第2の画像用区間併合ステップによって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第2の画像用最頻階調値算出ステップと、
第1の画像用最頻階調値算出ステップと第2の画像用最頻階調値算出ステップのそれぞれで算出した最頻階調の差分を算出する最頻階調差分算出ステップと、
この最頻階調差分算出ステップで算出した前記最頻階調の差分を前記原稿の透過率を表わすデータとしてこれを予め定めた第3のしきい値と比較する比較ステップと、
この比較ステップによる比較により前記最頻階調の差分が第3のしきい値以上であるとき前記原稿が裏写りの可能性がないと判定し、それ以外は前記原稿が裏写りの可能性があると判定する裏写り判定ステップ
とを具備することを特徴とする画像処理方法。 - 前記裏写り判定ステップで裏写りの可能性があると判定した原稿に対して前記原稿の透過率に対応した裏写り防止用の階調の補正レベルを複数通り表示する補正レベル表示ステップと、
この補正レベル表示ステップにおける表示内容に応じて裏写りを防止した画像を取得するための階調補正の設定を入力させる階調補正ステップ
とを具備することを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。 - 前記第1の画像取得ステップで取得する原稿の所定の部位よりも広い領域で前記原稿の画像を取得する第3の画像取得ステップと、
この第3の画像取得ステップで取得した画像から原稿の下地の階調を判定する下地階調判定ステップと、
前記原稿が裏写りの可能性があると前記裏写り判定ステップで判定したとき前記下地階調判定ステップで判定した下地の階調に前記比較手段の比較の対象となった前記透過率に対応するオフセット量を、前記原稿の透過率と対応付けてテーブル化したオフセットテーブルから求めて、裏写りを防止するために白色とする階調の範囲を算出する裏写り防止用階調範囲算出ステップと、
この裏写り防止用階調範囲算出ステップで算出した階調の範囲を白色の階調に強制することで前記原稿の画像における裏写りを防止する階調補正ステップ
とを具備することを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。 - コンピュータに、
プラテンの一端を回転中心として上方に開閉自在に取り付けられたプラテンカバーが前記プラテンの他端から有限の距離だけ離れた角度としての第1の角度よりも開いた状態から閉じ始め前記第1の角度となったとき、前記プラテン側から光源を点灯させてプラテン上に載置された原稿の所定の部位の画像を第1の画像として取得する第1の画像取得処理と、
この第1の画像取得処理で第1の画像を取得した後に前記プラテンカバーが前記プラテンを完全に覆う角度としての第2の角度となったとき、前記プラテン側から前記光源を点灯させて前記原稿の前記所定の部位の画像を第2の画像として取得する第2の画像取得処理と、
前記第1の画像取得処理で取得した第1の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第1の画像用ヒストグラム作成処理と、
前記第2の画像取得処理で取得した第2の画像について階調ごとのヒストグラムを作成する第2の画像用ヒストグラム作成処理と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける画素の出現数が第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第1の画像用区間特定処理と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける画素の出現数が前記第1のしきい値以上となる階調値の区間をそれぞれ求める第2の画像用区間特定処理と、
前記第1の画像用区間特定処理で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第1の画像用区間併合処理と、
前記第2の画像用区間特定処理で求めたそれぞれの区間の間の階調間の距離が予め定めた前記第2のしきい値以下であるときこれらの区間を連続区間として併合する第2の画像用区間併合処理と、
前記第1の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける前記第1の画像用区間併合処理によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第1の画像用最頻階調値算出処理と、
前記第2の画像用ヒストグラム作成処理で作成したヒストグラムにおける前記第2の画像用区間併合処理によって併合後の各区間の中で階調の差が最も大きな区間における画素の出現数が最多となる階調を求める第2の画像用最頻階調値算出処理と、
第1の画像用最頻階調値算出処理と第2の画像用最頻階調値算出処理のそれぞれで算出した最頻階調の差分を算出する最頻階調差分算出処理と、
この最頻階調差分算出処理で算出した前記最頻階調の差分を前記原稿の透過率を表わすデータとしてこれを予め定めた第3のしきい値と比較する比較処理と、
この比較処理による比較により前記最頻階調の差分が第3のしきい値以上であるとき前記原稿が裏写りの可能性がないと判定し、それ以外は前記原稿が裏写りの可能性があると判定する裏写り判定処理
とを実行させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 前記裏写り判定処理で裏写りの可能性があると判定した原稿に対して前記原稿の透過率に対応した裏写り防止用の階調の補正レベルを複数通り表示する補正レベル表示処理と、
この補正レベル表示処理における表示内容に応じて裏写りを防止した画像を取得するための階調補正の設定を入力させる階調補正処理
とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8記載の画像処理プログラム。 - 前記第1の画像取得処理で取得する原稿の所定の部位よりも広い領域で前記原稿の画像を取得する第3の画像取得処理と、
この第3の画像取得処理で取得した画像から原稿の下地の階調を判定する下地階調判定処理と、
前記原稿が裏写りの可能性があると前記裏写り判定処理で判定したとき前記下地階調判定処理で判定した下地の階調に前記比較手段の比較の対象となった前記透過率に対応するオフセット量を、前記原稿の透過率と対応付けてテーブル化したオフセットテーブルから求めて、裏写りを防止するために白色とする階調の範囲を算出する裏写り防止用階調範囲算出処理と、
この裏写り防止用階調範囲算出処理で算出した階調の範囲を白色の階調に強制することで前記原稿の画像における裏写りを防止する階調補正処理
とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8記載の画像処理プログラム。
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CN116778407A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-09-19 | 国网江苏省电力有限公司南通供电分公司 | 一种变电站保护屏内装置状态自动识别的识别分析方法及装置 |
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JP2000207533A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2007318228A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Nec Access Technica Ltd | 画像読取装置、画像読取制御プログラムおよび画像読取方法 |
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2012
- 2012-01-30 JP JP2012016708A patent/JP2013157794A/ja active Pending
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