JP2013152900A - 線状接続導体、発光装置、照明装置及び発光装置の製造方法 - Google Patents

線状接続導体、発光装置、照明装置及び発光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接合部分への負荷を低減できるとともに接合工程の自動化に適する線状接続導体、この線状接続導体が用いられる発光装置、照明装置及び発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】線状接続導体8は、導電性を有する線状部材であって、両端部に基板の配線パターン層61aに電気的に接続される直線状の接合部81と、これら接合部81間の中間部に凸状に屈曲されて形成された凸状部82とを備えている。線状接続導体8は、発光素子62が実装された複数枚の基板61間にわたって接合される。
【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、線状接続導体、この線状接続導体が基板に形成された配線パターン層に接合される発光装置、照明装置及び発光装置の製造方法に関する。
近時、LED(発光ダイオード)の高出力化及び高効率化に伴い、光源としてLEDを用いた屋内又は屋外で使用される低消費電力、長寿命化が期待できる照明器具が開発されている。この照明器具は、例えば、LEDを実装した複数枚の基板を並べて配設し、これら基板相互をコネクタ等によって電気的に接続して、LEDから出射される光によって所定の明るさを得るようにしたものである。
ところが、基板相互をコネクタによって接続する場合には、その接続作業の効率化が困難であるとともに、コスト的に有利ではないという問題が生じる。このため、例えば、基板相互を金属板を折り曲げることによって形成されたジャンパー線をはんだ付けして電気的に接続するものが提案されている。
特開2010−177172号公報 特開2008−98560号公報
しかしながら、この種、照明器具においては、基板を本体側に取付けるに際し、基板の複数個所をねじ等を用いて本体側に固定することが行われている。一方、LEDは使用中に熱が発生し、その点灯、消灯により、基板は、熱を受け、また、冷却され、これらのヒートサイクルで膨張、収縮を繰り返し、応力を受ける環境下にある。この応力は、基板の長手方向に作用するばかりではなく、ねじれ方向に作用する場合もある。さらに、振動等によって基板相互が横にずれる方向に力が作用する場合もあり、多様な方向の応力が作用する。
このため、基板に反りや変形、ずれが生じ、はんだ部分(接合部分)に負荷がかかりクラックが生じたり、接続が外れたりする等の虞が生じる。
したがって、上記のような基板相互を金属板を折り曲げることによって形成されたジャンパー線を用いて接続する場合には、基板の長手方向に作用する応力は、ある程度吸収することが可能となるが、ねじれ方向や横にずれる方向については、金属板の剛性のためその応力の吸収が十分には行えず、はんだ部分への負荷を低減することが困難となる。
また、金属板を折り曲げることによって形成されたジャンパー線は、はんだ付けを行うに際し、その工程の自動化がしにくく、量産化に適さないという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、接合部分への負荷を低減できるとともに接合工程の自動化に適する線状接続導体、この線状接続導体が用いられる発光装置、照明装置及び発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による線状接続導体は、導電性を有する線状部材であって、両端部に基板の配線パターン層に電気的に接続される直線状の接合部と、これら接合部間の中間部に凸状に屈曲されて形成された凸状部とを備えている。
本発明の実施形態によれば、接合部分への負荷を低減できるとともに接合工程の自動化に適する線状接続導体、この線状接続導体が用いられる発光装置、照明装置及び発光装置の製造方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 図1中、Y−Y線に沿って切断して示す斜視図である。 同直管形LEDランプにおける光源部(発光装置)を示す斜視図である。 図3における要部の拡大図である。 同線状接続導体の接合工程の一部を示し、線状接続導体が基板側に供給される状態を示す斜視図である。 同線状接続導体が接続される部分を拡大して示す平面図である。 同線状接続導体が部品自動供給機のチャックに把持された状態を示す正面図である。 同線状接続導体が部品自動供給機のチャックに把持された状態を示す側面図である。 同線状接続導体の成形工程を模式的に示す説明図である。 同成形後の線状接続導体を示す正面図である。 同線状接続導体の接合工程を模式的に示す説明図である。 同線状接続導体の接合工程において、線状接続導体の一状態を示す拡大図である。 同線状接続導体の接合工程において、はんだランド部、発光素子及びはんだごての位置関係を示す平面図である。 同線状接続導体の接合工程において、はんだランド部、はんだごて及びはんだ材料の位置関係を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光源部(発光装置)における線状接続導体を示す斜視図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図14を参照して説明する。図1は、照明器具を示し、図2は、照明装置としての直管形LEDランプを示し、図3乃至図6は、光源部を示している。また、図7及び図8は、線状接続導体を示しており、図9乃至図14は、線状接続導体の接合工程を示している。なお、各図において同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1において、天井面へ設置される照明器具が示されており、この照明器具は、冷間圧延鋼板等によって形成された横長の略直方体形状の器具本体1と、この器具本体1に取付けられた直管形LEDランプ2とを備えている。
器具本体1は、基本的には既存の構成をなしていて、下面側が開放した開放部を有する箱状に形成されており、長手方向の両端部に取付けられた一対のソケット部3と、器具本体1内に収容された点灯装置4と、前記下面側の開放部を覆うように取付けられた反射板11とを備えている。
ソケット部3は、PBT樹脂等からなり、直管形LEDランプ2の両端部から突出する給電端子とアース端子が接続されるようになっている。
点灯装置4は、商用交流電源ACに接続されており、この交流電源ACを受けて直流出力を生成するダイオードブリッジ回路を備えている。点灯装置4は、例えば、ダイオードブリッジ回路の出力端子間に平滑コンデンサを接続し、この平滑コンデンサに直流電圧変換回路及び電流検出手段を接続して構成されている。この点灯装置4の出力端は、一方のソケット部3の端子に接続されている。
反射板11は、反射面を有し、器具本体1の下面側の開放部を覆うように取付けられている。また、長手方向の両端部には、ソケット部3が嵌合する略長方形の切欠き部が形成されている。
図1乃至図3に示すように、照明装置としての直管形LEDランプ2は、本実施形態では、既存の直管形蛍光ランプと略同様な寸法及び外形を有している。具体的には、例えば、20Wの直管形蛍光ランプと略同様な寸法及び外形を有していて、日本電球工業会規格JEL801「L形ピン口金GX16t-5付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」に基づいて構成されている。
直管形LEDランプ2は、長尺状で外観が略円筒状の本体5、光源部6、口金部7を備えている。
図2に示すように、本体5は、内部空間を有し、略円筒状に形成され、透光性の拡散性を有するポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料から押出成形によって作られている。本体5の内壁には、対向して内側に突出する一対の支持レール51が形成されており、この支持レール51には、長手方向に沿って長尺状の取付部材52が支持され配設されている。取付部材52は、放熱部材であり、熱伝導性が良好なアルミニウム材料等から押出成形によって形成されている。
なお、本体5の成形方法は、格別限定されるものではない。また、例えば、本体5を半円筒状の2つの部材を結合して構成するようにしてもよい。さらに、内部空間が形成できれば、断面が多角形状であってもよく、形状が限定されるものではない。
光源部6は、発光装置によって構成されているものであり、基板61と、この基板61に直線状に並べられて実装された複数の発光素子62と、各発光素子62を覆う蛍光体層63とを備えている。また、基板61は、複数枚が長手方向に並べられて配設されている。
基板61は、絶縁材である例えば、ガラスコンポジット基板(CEM−3)やガラスエポキシ基板(FR−4)等の平板状の材料で長方形状に形成されている。表面側には銅箔で形成された配線パターン層61aが形成されており、また、その上には、適宜レジスト層61bが積層されるようになっている。このレジスト層61bは、反射率の高い白色のレジスト層であり、基板61の表層に発光素子62の実装領域や後述する線状接続導体8が接合されるはんだランド部61cを除いて、ほとんど全面に積層されている(図5及び図6を併せて参照)。
このような基板61は、裏面側が取付部材52に密着するように熱的に結合されて複数枚が取付部材52に固定され配設されている。具体的には、中央部に細長で長尺状の基板611が配設され、この基板611の両側に隣接するように長さ寸法の短い基板612が並べられて配設されている。つまり、基板61は、長手方向の全長にわたって分割されて配設されている。
なお、この場合、同じ長さ寸法の基板を複数枚、例えば、2枚や3枚配設して構成するようにしてもよい。
また、基板61の材料には、セラミックス材料、合成樹脂材料又は各発光素子62の放熱性を高めるうえで、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用することができ、格別その材料が限定されるものではない。
複数の発光素子62は、LEDのベアチップからなる。LEDのベアチップには、例えば、白色系の光を発光部で発光させるために、青色の光を発するものが用いられている。このLEDのベアチップは、シリコーン樹脂系の絶縁性接着剤を用いて基板61上に接着され、ボンディングワイヤによって配線パターン層61a上に電気的に接続されている。
蛍光体層63は、透光性合成樹脂、例えば、透明シリコーン樹脂製であり、YAG:Ce等の蛍光体を適量含有している。蛍光体層63は、個々の発光素子62を発光素子62ごとに被覆する山形の形状をなしている。蛍光体は、発光素子62が発する光で励起されて、発光素子62が発する光の色とは異なる色の光を放射する。発光素子62が青色光を発する本実施形態では、白色光を出射できるようにするために、蛍光体には青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
なお、発光素子としては、表面実装型のLEDパッケージを用いてもよい。また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、口金部7は、PBT樹脂等の合成樹脂材料から作られており、本体5における長手方向の両端部に設けられていて、器具本体1のソケット部3に取付け可能に構成されている。一方の口金部7からは給電端子が突出して設けられており、他方の口金部7からはアース端子が突出して設けられている。
次に、図3乃至図8を参照して複数枚の各基板61間にわたって接合され電気的に接続される線状接続導体8について説明する。図3は、複数枚の基板61が配設された発光装置の全体を示しており、図4は、その線状接続導体8が接続された部分を拡大して示している。図5は、線状接続導体8の接合工程の一部であって、線状接続導体8が部品自動供給機のチャックCkに把持され、基板61側に供給されている状態を示している。図6は、線状接続導体8が接続される部分を拡大して示す平面図であり、図7及び図8は、線状接続導体8が部品自動供給機のチャックCkに把持された状態を示す正面図及び側面図である。
線状接続導体8は、断面円形状の導電性を有する線状部材である。詳しくは、銅覆鋼線に錫めっきがなされたφ0.5の錫めっきCP線であり、両端部に直線状の接合部81を有し、これら接合部81間の中間部に凸状部82が形成されて成形されている。この凸状部82は、複数個、具体的には2個形成されており、凸状に屈曲されて山形をなしている。
図7に代表して示すように、線状部材の線径寸法φに対する凸状部82の高さ寸法Hの比、H/φは、2〜3に形成することが好ましく、本実施形態においては、凸状部82の高さ寸法Hは、1.2mm〜1.4mmに形成されており、H/φは、2.4〜2.8となっている。ここで、凸状部82の高さ寸法Hは、凸状部82の凸状に屈曲する方向と反対方向における屈曲の始点Sから凸状部82の頂点Tまでの高さ寸法である。
また、線状接続導体8の伸縮量は、1mm〜2mm程度に設定されている。つまり、凸状部82が形成された線状接続導体8を直線状に伸ばすと長さ寸法が1mm〜2mm長くなるように設定されており、伸縮に対して凸状部82によって1mm〜2mmの寸法を吸収でき許容可能となっている。
なお、線状接続導体8に形成する凸状部82の個数は、1個でもよく格別その個数が限定されるものではない。また、線状部材は、断面円形状の丸線に限らない。例えば、四角形状の角線であってもよい。この場合、線径寸法は、四角形状の一辺の寸法が相当する。
このような線状接続導体8は、図5に示すように、凸状部82が部品自動供給機のチャックCkに掴まれて把持され、接合部81が各基板61に形成されたはんだランド部61cに配置される。はんだランド部61cは、図6に示すように、隣接する各基板61の端部側に2個ずつ形成されている。このはんだランド部61cは、配線パターン層61aの一部であり、レジスト層61bが積層されないで配線パターン層61aが表面に露出して隅丸矩形状に形成されている部分である。
線状接続導体8の接合部81がはんだランド部61cに配置された後、接合部81がはんだランド部61cにはんだ付けされて電気的に接続される。
線状接続導体8がはんだランド部61cに接合されることにより、各基板61相互は電気的に接続され電源側から発光素子62に電力が供給されるようになる。なお、図5においては、はんだ9は破線で示し、図6においては、図示を省略している。
以上のように線状接続導体8の凸状部82は、部品自動供給機のチャックCkの掴みしろとなるので、チャックCkで安定して把持して線状接続導体8の基板61側への供給が行え、自動化に適するものとなる。また、図7及び図8に示すように線状部材の線径寸法φに対する凸状部82の高さ寸法Hの比を2〜3に形成することにより、少なくとも線径寸法φに相当する掴みしろ寸法Eを確保できるので線状接続導体8をチャックCkで安定して掴み把持することが可能となる。一方、凸状部82の高さ寸法Hは、所定の高さに規定されるので、凸状部82が発光素子62から出射される光の障害物となるのを抑制することができる。
また、線状接続導体8は、凸状部82が形成されていることにより所定の伸縮量を確保することができる。さらに、凸状部82は、複数個形成されているので、所定の伸縮量を確保する場合に、凸状部82の高さ寸法Hを小さくすることができ、光の障害物となるのを抑制する効果を高めることが可能となる。
次に、図9乃至図14を参照して発光装置の製造方法、具体的には、線状接続導体8の接合工程について説明する。図9は、線状接続導体8の成形工程を模式的に示しており、図10は、成形後の線状接続導体8を示している。また、図11乃至図14は、線状接続導体8の接合工程(はんだ付け工程)を模式的に示している。
まず、図9及び図10に示すように線状接続導体8は、例えば、圧空成形機101によって成形される。圧空成形機101には、下側の成形金型102及び上側の成形金型103が搭載されている。下側の成形金型102には2つの凸状部が形成されており、上側の成形金型103には、下側の成形金型102の凸状部に対応するように凹状部が形成されている。
図9(a)に示すように、これら成形金型102、103の間に直線状の線状部材Pを介在させて、成形金型102、103を駆動し、図9(b)に示すように、線状部材を成形金型102、103間でプレス成形する。
このように線状接続導体8は成形されるが、より詳しくは、図10に示すように両端部の直線状の接合部81は、双方の関係において真直ぐにはなっていない。つまり、両端部の接合部81相互間は、僅かに角度がつくように中間部を頂点とする内角αが180度未満に形成されている。本実施形態においては、175度程度に形成されており、後述する接合工程における接合の安定性を考慮すると、内角αは、望ましくは160度以上180度未満に形成することが適当となる。
図11に示すように、線状接続導体8は、隣接する基板61相互を電気的に接続するために、はんだランド部61cにはんだ付けされて接合される。
図11(a)に示すように、線状接続導体8の凸状部82が部品自動供給機のチャックCkに掴まれて把持され、線状接続導体8の接合部81が基板61に形成されたはんだランド部61c上に位置される。なお、はんだランド部61cには、ランド部61cの酸化を防止し保護するために予備はんだ9aが施されている。
この状態からチャックCkを下降させると、図11(b)に示すように、線状接続導体8の両端部の接合部81における先端がランド部61c、すなわち、予備はんだ9aに先行して接触し、さらにチャックCkを下降させると、内角αが180度未満に形成されていた線状接続導体8の接合部81相互間が直線状(約180度)となり、線状接続導体8がセット状態となる。この場合、図12において、接合部81における先端Tpが予備はんだ9aに先行して接触する状態を示している。
線状接続導体8のセット状態においては、線状接続導体8の接合部81は、予備はんだ9aに線接触するようになり、線状接続導体8の弾性によって、図示A付近を支点として接合部81がはんだランド部61c側へ押しつけられるような力Fが作用する。
この線状接続導体8のセット状態で図11(c)に示すように、自動はんだ付け装置を駆動させ、線状接続導体8の接合部81をはんだランド部61cへはんだ付けして接合する。接合後は、チャックCkによる線状接続導体8の把持は解除され、チャックCkは元の位置に復帰する。
このはんだ付けにあたっては、図13及び図14に示すように、はんだごてIrは、はんだランド部61cと発光素子62との間に配置されて行われる(図13及び図14においては、予備はんだ9aの図示を省略している)。具体的には、はんだごてIrは、はんだランド部61cと発光素子62の列との間であって、はんだランド部61cの近くで、かつ、はんだランド部61c(予備はんだ9a)に接触しない位置に配置され、はんだ材料としての糸はんだSdがはんだランド部61c側から供給され、はんだ付けが行われる。
以上のような線状接続導体8の接合工程によれば、線状接続導体8のセット状態において、接合部81がはんだランド部61c側へ押しつけられるような力Fが作用するので、接合部81がはんだランド部61c側へ密着するようになり、例えば、接合部81の先端が溶解したはんだ9から露出してしまうような現象を抑制することが可能となる。
したがって、接合の安定性を確保することができ、電気的接続の信頼性を向上することができる。
また、はんだ付けに際し、はんだごてIrは、はんだランド部61cと発光素子62との間に配置され、はんだ材料は、はんだランド部61c側から供給されるので、仮に、はんだごてIrの過熱等による諸原因によって、はんだボールが発生し飛散する現象が生じたとしても、はんだごてIrが飛散するはんだボールの遮蔽壁の作用をなし、はんだボールが発光素子62側へ飛散するのを抑制することが可能となる。
さらに、はんだごてIrは、はんだランド部61c(予備はんだ9a)に接触しない位置に配置されるので、予備はんだ9aからはんだボールが発生するのを抑制できる。加えて、はんだごてIrは、溶解したはんだ材料がはんだランド部61cの領域に流れるのを妨げる位置には配置されないため、はんだランド部61cにはんだ材料を確実に流すことが可能となる。
上記のように構成された照明器具において、点灯装置4に給電されると、ソケット部3、口金部7から複数枚の基板61へ線状接続導体8を介して通電され、発光素子62に電力が供給され、各発光素子62が点灯する。発光素子62から出射された光は、透光性の本体5を透過して下方に放射され所定範囲が照射される。
この場合、各基板61を電気的に接続するためにコネクタ等を用いることなく、線状接続導体8を用いているため、発光素子62から出射される光の障害物となるのを抑制することができる。
また、発光素子62の点灯中に熱が発生し、その点灯、消灯により、基板61は、熱を受け、また、冷却され、主として長手方向に伸縮する。さらに、ねじれ方向に伸縮したり、振動等によって基板61相互が横にずれたりする場合もある。このような多様な方向の伸縮やずれが生じるが、基板61相互は、凸状部82が形成された線状接続導体8によって接続されているため、この線状接続導体8で吸収することができ、はんだ部分へかかる負荷を低減することができる。
さらに、線状接続導体8が断面円形状に形成されていることと相俟って、多様な方向の伸縮やずれに対してその吸収作用が効果的に実現できる。
以上のように本実施形態によれば、接合部分(はんだ部分)への負荷を低減できるとともに接合工程の自動化に適する線状接続導体8を提供することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図15を参照して説明する。図15は、光源部6の端部側を示している。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態の線状接続導体8´は、電源側に接続される基板61の正極側端子から複数の発光素子62を通じて基板61の負極側端子へ接続を戻すために、例えば、直列回路を構成する複数の発光素子62における末端の発光素子62のカソード側と負極側端子への戻りラインとを接続するために用いられる。
線状接続導体8´は、基本的には第1の実施形態のものと同様であり、また、基板61のはんだランド部にはんだ付けされて接合される。
線状接続導体8´は、両端部に直線状の接合部81´を有し、略コ字状に折曲されて構成されている。略コ字状の対向する二辺には、凸状部82´が形成されている。したがって、この凸状部82´は、直線状の接合部81´の中間部に屈曲されて形成されていることとなる。
このような構成によれば、接合工程の自動化に適し、第1の実施形態と同様な効果を奏することが期待できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していないものである。
上記実施形態においては、照明装置としての直管形LEDランプは、日本電球工業会規格JEL801に基づいて構成したものについて説明したが、これに限定されるものではない。この規格に適合しない構成をも許容する。
また、線状接続導体の接合は、はんだ付けによるのが好ましいが、例えば、接着剤による接合や圧接による接合等の接合方法の適用を妨げるものではない。
さらに、照明装置としては、ランプや屋外又は屋外で使用される照明器具、ディスプレイ装置等に適用可能である。
1・・・照明器具本体、2・・・照明装置(直管形LEDランプ)、
3・・・ソケット部、4・・・点灯装置、
5・・・本体、6・・・光源部(発光装置)、
7・・・口金部、8・・・線状接続導体、
9・・・はんだ、9a・・・予備はんだ、
61・・・基板、62・・・発光素子(LED)、
63・・・蛍光体層、81・・・接合部、
82・・・凸状部、61a・・・配線パターン層、
61b・・・レジスト層、61c・・・はんだランド部、
Ck・・・チャック、Ir・・・はんだごて、
Sd・・・はんだ材料(糸はんだ)

Claims (7)

  1. 導電性を有する線状部材であって、
    両端部に基板の配線パターン層に電気的に接続される直線状の接合部と;
    これら接合部間の中間部に凸状に屈曲されて形成された凸状部と;
    を具備することを特徴とする線状接続導体。
  2. 前記線状部材の線径寸法に対する凸状部の屈曲方向と反対方向における屈曲の始点から凸状部の頂点までの高さ寸法の比が2〜3であることを特徴とする請求項1に記載の線状接続導体。
  3. 伸縮量が1mm〜2mmであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の線状接続導体。
  4. 前記両端部の接合部相互間は、中間部を頂点とする内角が180度未満に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の線状接続導体。
  5. 配線パターン層が形成されているとともに、この配線パターン層に接続されて実装された発光素子を備えた複数枚の基板と;
    隣接する前記複数枚の基板間にわたって各配線パターン層に前記接合部が接合されて配設された請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の線状接続導体と;
    を具備することを特徴とする発光装置。
  6. 本体と;
    この本体に配設された請求項5に記載の発光装置と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  7. 両端部に直線状の接合部と、これら接合部間の中間部に凸状に屈曲されて形成された凸状部とを有する導電性の線状接続導体を、発光素子が実装されはんだランド部が形成された基板に接合する発光装置の製造方法であって、
    線状接続導体の接合部を基板のはんだランド部にはんだ付けによって接合する工程において、はんだごてがはんだランド部と発光素子との間に配置されて接合が行われることを特徴とする発光装置の製造方法。
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