JP2013152699A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013152699A JP2013152699A JP2012219498A JP2012219498A JP2013152699A JP 2013152699 A JP2013152699 A JP 2013152699A JP 2012219498 A JP2012219498 A JP 2012219498A JP 2012219498 A JP2012219498 A JP 2012219498A JP 2013152699 A JP2013152699 A JP 2013152699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annotation
- image
- display
- annotations
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
- G06T11/60—Editing figures and text; Combining figures or text
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2210/00—Indexing scheme for image generation or computer graphics
- G06T2210/41—Medical
Abstract
【解決手段】画像処理装置は、被写体の画像のデータと該画像に付加された複数のアノテーションのデータとを取得する取得手段と、前記画像を前記アノテーションと共に表示装置に表示する表示制御手段と、を備える。前記複数のアノテーションのデータは、各アノテーションが付加されている画像中の位置を示す位置情報と、各アノテーションを画像に付加したユーザーの情報と、を含む。前記表示制御手段は、前記複数のアノテーションのうちの一部または全部をグループ化して、且つ、前記複数のアノテーションが異なるユーザーによって付加されたものである場合に、ユーザー毎にアノテーションの表示形態を異ならせて、該複数のアノテーションを前記画像の上に重ねて表示する。
【選択図】図7
Description
やワークステーション上で動作するビューワソフトで観察することができる。被検試料全体をデジタル化した場合の画素数は、通常、数億画素から数十億画素と非常に大きなデータ量となる。バーチャルスライドシステムで作成したデータ量は膨大であるが、それゆえ、ビューワで拡大・縮小処理を行うことでミクロ(細部拡大像)からマクロ(全体俯瞰像)まで観察することが可能となり、種々の利便性を提供する。必要な情報を予めすべて取得しておくことで、低倍画像から高倍画像までユーザーが求める解像度・倍率による即時の表示が可能となる。
それぞれのアノテーションがどのユーザーによって付加されたものかを判別することは特に難しく、たとえ色分けされていたとしても、同一の関心領域または同一の位置に複数のアノテーションが付加されると、それを判別することは難しい。
テーションのデータとを取得する取得手段と、前記画像を前記アノテーションと共に表示装置に表示する表示制御手段と、を備え、前記複数のアノテーションのデータは、各アノテーションが付加されている画像中の位置を示す位置情報と、各アノテーションを画像に付加したユーザーの情報と、を含み、前記表示制御手段は、前記複数のアノテーションのうちの一部または全部をグループ化して、且つ、前記複数のアノテーションが異なるユーザーによって付加されたものである場合に、ユーザー毎にアノテーションの表示形態を異ならせて、該複数のアノテーションを前記画像の上に重ねて表示する。
本発明の画像処理装置は、撮像装置と表示装置を備えた画像処理システムにおいて用い
ることができる。この画像処理システムについて、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の画像処理装置を用いた画像処理システムであり、撮像装置(顕微鏡装置、またはバーチャルスライドスキャナ)101、画像処理装置102、表示装置103から構成され、撮像対象となる検体(被検試料)の二次元画像を取得し表示する機能を有するシステムである。撮像装置101と画像処理装置102との間は、専用もしくは汎用I/Fのケーブル104で接続され、画像処理装置102と表示装置103の間は、汎用のI/Fのケーブル105で接続される。
表示装置103は、画像処理装置102が演算処理した結果である観察用画像を表示するディスプレイであり、CRTや液晶ディスプレイ等により構成される。
図2は、撮像装置101の機能構成を示すブロック図である。
撮像装置101は、概略、照明ユニット201、ステージ202、ステージ制御ユニット205、結像光学系207、撮像ユニット210、現像処理ユニット219、プレ計測ユニット220、メイン制御系221、データ出力部222から構成される。
照明ユニット201は、ステージ202上に配置されたプレパラート206に対して均一に光を照射する手段であり、光源、照明光学系、および光源駆動の制御系から構成される。ステージ202は、ステージ制御ユニット205によって駆動制御され、XYZの三軸方向への移動が可能である。プレパラート206は、観察対象となる組織の切片や塗抹した細胞をスライドグラス上に貼り付け、封入剤とともにカバーグラスの下に固定した部材である。
される。駆動制御系203は、メイン制御系221の指示を受け、ステージ202の駆動制御を行う。ステージ202の移動方向、移動量などは、プレ計測ユニット220によって計測した検体の位置情報および厚み情報(距離情報)と、必要に応じてユーザーからの指示とに基づいて決定される。ステージ駆動機構204は、駆動制御系203の指示に従い、ステージ202を駆動する。
結像光学系207は、プレパラート206の検体の光学像を撮像センサ208へ結像するためのレンズ群である。
周辺画素(同色の画素と他色の画素を含む)の値を補間することによって、注目画素のRGB各色の値を計算する。またデモザイキング処理部213は、欠陥画素の補正処理(補間処理)も実行する。なお、撮像センサ208がカラーフィルタを有しておらず、単色の画像が得られている場合、デモザイキング処理は不要となる。
圧縮処理部218は、大容量の二次元画像データの伝送の効率化および保存する際の容量削減が目的で行われる圧縮の符号化処理である。静止画像の圧縮手法として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、JPEGを改良、進化させたJPEG2000やJPEG XR等の規格化された符号化方式が広く一般に知られている。
、メイン制御系221および現像処理ユニット219の機能が実現される。ROMには例えばEEPROMやフラッシュメモリなどのデバイスが用いられ、RAMには例えばDDR3などのDRAMデバイスが用いられる。なお、現像処理ユニット219の機能を専用のハードウェアデバイスとしてASIC化したもので置き換えてもよい。
図3は、本実施形態の画像処理装置102の機能構成を示すブロック図である。
画像処理装置102は、概略、画像データ取得部301、記憶保持部(メモリ)302、ユーザー入力情報取得部303、表示装置情報取得部304、アノテーションデータ生成部305、ユーザー情報取得部306、時刻情報取得部307、アノテーションデータリスト308、表示データ生成制御部309、表示画像データ取得部310、表示データ生成部311、および表示データ出力部312から構成される。
記憶保持部302は、画像データ取得部301を介して外部装置から取得した画像データを取り込み、記憶、保持する。
表示装置情報取得部304は、表示装置103が保有するディスプレイの表示エリア情報(画面解像度)の他、現在表示されている画像の表示倍率の情報を取得する。
時刻情報取得部307は、アノテーションが付加された日付、時刻を、画像処理装置102が保有する時計、またはネットワーク上の時計から日時情報として取得する。
アノテーションデータリスト308は、アノテーションデータ生成部305で生成されたアノテーションの各種情報をリスト化した参照テーブルである。リストの構成については図10を用いて説明する。
表示画像データ取得部310は、表示データ生成制御部309の制御に従い、表示に必要な画像データを記憶保持部302から取得する。
表示データ生成部311は、アノテーションデータ生成部305で生成されたアノテーションデータリスト308と、表示画像データ取得部310によって取得された画像データを用いて、表示装置103で表示するための表示データを生成する。
表示データ出力部312は、表示データ生成部311で生成された表示データを外部装置である表示装置103へ出力する。
図4は、本実施形態の画像処理装置102のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理を行う装置として、例えばPC(Personal Computer)が用いられる。
PCは、CPU(Central Processing Unit)401、RAM(Random Access Memory
)402、記憶装置403、データ入出力I/F405、およびこれらを互いに接続する内部バス404を備える。
クドライブもしくはFlashメモリを用いた半導体デバイスが用いられる。
が接続される。また、グラフィクスボード407を介して表示装置103が、外部装置I/F408を介してバーチャルスライド装置やデジタル顕微鏡に代表される撮像装置101が、操作I/F409を介してキーボード410やマウス411が接続される。
操作I/F409との接続デバイスとしてキーボード410やマウス411等のポインティングデバイスを想定しているが、タッチパネル等表示装置103の画面が直接入力デバイスとなる構成を取ることも可能である。その場合、タッチパネルは表示装置103と一体となり得る。
図5は、異なる倍率毎に予め用意された階層画像の概念図である。階層画像とは、同じ被写体(同じ画像内容)の複数の二次元画像から構成される画像セットであって、低解像から高解像まで段階的に解像度を異ならせている画像セットのことである。本実施形態の撮像装置101の解像度変換処理部215で生成される階層画像について説明する。
502の階層画像は503の1/2、501の階層画像は502の1/2となる各一次元方向の解像度となっている。
本実施形態の画像処理装置102におけるアノテーション付加、および提示の流れを図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS603では、表示データ生成部311が、取得した画像データをもとに表示装置103で表示するための表示データを生成する。表示倍率が取得した階層画像の倍率と異なる場合は、解像度変換の処理を行う。生成された表示データは、表示装置103に表示される。
ユーザーからの指示によって表示されている画面の更新が為されたか否かを判断する。具体的には、表示されている画面外側に存在する画像データを表示する表示位置の変更の他、表示倍率の変更がある。画面更新が必要な場合はステップS602へ戻り、以下画像データの取得、表示データの生成による画面更新の処理を行う。画面更新の要求がない場合には、ステップS605へ進む。
ステップS606では、アノテーションの付加に伴う各種処理を行う。処理内容としては、キーボード410等で入力されたアノテーション内容(コメント)の格納の他、本実施例の特徴であるユーザー情報とのリンクや同一(既存)アノテーションへのコメント追加が挙げられる。詳細については図7を用いて後述する。
ステップS608では、表示データ生成制御部309が、提示の要求を受けて、ユーザーへアノテーションを効果的に提示するための処理を行う。詳細については図8を用いて後述する。
図7は、図6のステップS606で示したアノテーションを付加する処理の詳細な流れを示すフローチャートである。図7では、アノテーションが付加される画像の位置情報と表示倍率、およびユーザー情報に基づいてアノテーションデータを生成する流れについて説明する。
ステップS608では、表示データ生成制御部309が、過去に付加されたアノテーションをユーザーへ提示する。処理の詳細については図8を用いて後述する。
アノテーションが付加される画像中の絶対的な位置情報は、倍率が異なる階層画像データでも利用できるよう、階層画像ごとにアノテーションが付加された位置と表示倍率との対応関係を算出することで得られる。例えば、20倍の表示倍率で画像原点(X=Y=0)からの距離(画素)がそれぞれ100画素となる点P(100、100)の位置にアノテーションが付加される場合を想定する。40倍の高倍画像ではアノテーションが付加される座標はP1(200、200)となる。また、10倍の低倍画像ではアノテーションが付加される座標はP2(50、50)となる。ここでは説明を簡単にするため、きりの良い表示倍率を用いて説明を行っているが、表示倍率が例えば25倍の時には、40倍の高倍画像ではアノテーションが付加される座標はP3(160、160)と示されるように、取得する階層画像の倍率と表示倍率との比を座標の値にかけてやればよい。
ステップS707では、ユーザー情報取得部306が、アノテーションを付加したユーザーに関する各種情報を取得する。
ステップS708では、時刻情報取得部307が、アノテーション付加の指示が行われた時の情報を取得する。また、診断や観察の日時など、付随する日時情報を合わせて取得してもよい。
図8は、アノテーションを提示する処理(図6および図7のS608)の詳細な流れを示すフローチャートである。図8では、アノテーションデータリストに基づいてアノテーションを提示するための表示データを生成する流れについて説明する。
要求があるか否かを判断する。一般に画像データ全体を網羅的に観察するスクリーニングでの表示倍率(5倍から10倍程度)と、詳細観察での表示倍率(20倍から40倍)と、アノテーションの付加された位置を確認するための表示倍率とは異なることが予想される。そのため、表示データ生成制御部309が、アノテーション提示に適した表示倍率の選択を行うか否かをユーザーの指示に基づいて決める。または、アノテーションが付加された範囲から自動で表示倍率を設定してもよい。表示画面の更新が必要な場合はステップS802へ進む。表示画面の更新要求がない場合は更新処理をスキップしステップS803へ進む。
ステップS807では、表示データ出力部312が、ステップ806で生成した表示データを表示装置103に対して出力する。
ステップS808では、出力された表示データをもとに、表示装置103が表示画面を更新する。
ステップS811では、表示データ生成制御部309は、選択されたポインタの位置に付加されているアノテーションのテキスト内容をポップアップで表示するよう制御する。ポップアップ処理の場合はポインタの選択が外れると、アノテーション内容の表示も行わなくなる。一度選択すれば消す指示を出すまでは画面上に表示され続ける構成をとってよい。
ステップS814では、表示データ生成部311が、ステップS812で選択されたアノテーション、およびステップS813で選択された表示画像データに基づき、表示データを生成する。
ステップS815の表示データの出力、およびステップS816の表示データの表示装置103上での画面表示は、それぞれステップS807およびステップS808と同じため説明は省略する。
図9(a)から図9(f)は、本実施形態の画像処理装置102で生成した表示データを表示装置103に表示した場合の表示画面の一例である。アノテーション付加時の表示画面やポインタ表示モードおよびアノテーション表示モード、およびアノテーションを付加した際の画像表示位置や表示倍率の再現について説明する。
や大きさは、詳細表示領域904の枠によって把握することができる。詳細表示領域904の設定は、例えば、タッチパネルまたはマウス411等の外部接続された入力装置からのユーザー指示による直接の設定でも、表示されている画像に対する表示領域の移動や拡大・縮小操作によっても設定、更新することができる。検体画像データの表示領域905には、詳細観察用の検体画像データが表示される。ここでは、ユーザーからの操作指示によって、表示領域の移動(検体全体画像の中から観察の対象となる部分領域の選択、移動)や表示倍率の変更による画像の拡大・縮小像が表示される。
る例を示している。
図10は、本実施形態の画像処理装置102で生成したアノテーションデータリストの構成を示している。
図10に示すように、アノテーションデータリストには、画像に付加されたアノテーションの情報が格納されている。リストの1つの行が1つのアノテーションの情報を表している。それぞれのアノテーションには、付加した順番にID番号が割り振られている。各アノテーション情報は、グループID、ユーザー名、アノテーション内容、アノテーション付加時の位置情報および表示倍率、アノテーションを付加した日時情報などを含んでいる。グループIDは、図9(c)で示した、同一箇所に対して付加されたアノテーションであることを示す属性情報である。例えばID1と2のアノテーションは同一箇所に付加されたもののため、同一のグループID「1」となり、位置情報、表示倍率も同じになっている。なお、アノテーションの付加が関心位置(点)ではなく関心領域(ある広がりをもった領域)に対して行われる場合には、位置情報として点の座標値ではなく領域を規定する情報(例えば多角形領域の頂点座標など)をアノテーションデータに記録すればよい。アノテーションデータリストに格納する内容の主なものは示したとおりであるが、検索に必要な情報を含めその他の情報を格納する構成にしてもよい。また、画像を取得した日時や画像を診断に用いた日時の情報、ユーザーが独自に定義した項目などをアノテーション情報として格納できる構成をとってもよい。合わせて格納している位置情報と表示倍率によって、アノテーションを付加した際の観察環境を再現することができる。
アノテーションを付加する際に、アノテーション内容自体の格納の他、ユーザー情報を合わせて格納してその対応関係をリストとして用意することで、アノテーションを提示する際に、付加したユーザーの識別を容易にすることが可能となる。その結果、病理医の手間を減らすことができる画像処理装置を提供することができる。本実施の形態では特に、同一箇所に対する複数のアノテーションをひとまとめにすることで、注目点に対する複数ユーザーの診断所見の比較や参照、および時系列でのコメントの変遷をわかりやすく提示することができる。
本発明の第2実施形態に係る画像処理システムについて図を用いて説明する。
第1の実施形態では、アノテーションが付加された位置と表示倍率の他、ユーザー情報をリストとして格納することで、アノテーションをユーザーに提示する際のユーザー識別を容易にした。第2の実施形態では、同一箇所のアノテーションのみならず、位置の異なる関心領域に付加された複数のアノテーションをグルーピングすることで、必要な情報を的確に提示し、診断作業に注力できるようにする。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成以外は第1実施形態で説明した構成を用いることができる。
また、第1の実施形態ではユーザー情報をログイン情報やユーザーによる選択によって取得する構成を説明しているが、第2の実施形態はネットワークを介した遠隔のユーザー
間でのアノテーションの付加を想定しており、第1の実施形態で取得したユーザー情報以外に、例えばネットワーク接続しているコンピュータに割り当てられたネットワーク情報(IPアドレスなど)を用いることもできる。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理システムを構成する装置の全体図である。
図12は、第1実施形態の図7で説明したアノテーションを付加する処理に対して、本実施形態の特徴である、同一関心領域のグルーピング機能を付加した処理の流れを示すフローチャートである。アノテーション付加の各種情報取得までのプロセスは図7と同様のため、同じ処理の説明については省略する。
ステップS701からステップS710までのアノテーション付加の処理内容は第1実施形態の図7で説明した内容とほぼ同様である。アノテーションデータの生成処理(S709)の前に、同一の関心領域に付加されたアノテーションをひとまとめにする処理が追
加されている。
図13は、画像処理装置102で生成した表示データを表示装置103に表示した場合の表示画面の一例である。図13では、同一関心領域内としてのグルーピング、およびアノテーションを付加した際の画像表示位置や表示倍率の複数再現について説明する。
域の指定は、マウス411のドラッグ操作による領域指定によって行う。1304がマウス411によって指定された関心領域である。ここでは、アノテーション1と2、および4が同一関心領域内の関連情報として選択、指定されている。
同一箇所に付加したアノテーションだけでなく、異なる箇所に付加したアノテーションをもグループ化し、関連情報として提示する機能を設けたことにより、注目の対象が点から領域に広がり、関心領域に対する複数ユーザーの診断所見の比較や参照、および時系列でのコメントの変遷をわかりやすく提示することができる。
本発明の第3実施形態に係る画像処理システムについて図を用いて説明する。
第1の実施形態では、アノテーションが付加された位置と表示倍率の他、ユーザー情報をリストとして格納することで、アノテーションをユーザーに提示する際のユーザー識別を容易にした。第2の実施形態では、同一箇所のアノテーションのみならず、位置の異なる関心領域に付加された複数のアノテーションをグルーピングすることで、必要な情報を的確に提示し、診断作業に注力できるようにした。第3実施形態では、アノテーションリストの項目に新たに「ユーザー属性」情報を追加することで、病理診断におけるワークフローを円滑化できるようにする。病理診断におけるワークフローでは、複数のユーザー(例えば、技師、病理医、臨床医)がそれぞれ異なる目的(観点、役割)又は異なる方法(例えば、画像解析による自動付加、目視による付加)で順番に同じ画像にアノテーションを付加していく。ユーザー属性とは、各ユーザーがアノテーションを付加したときの目的(観点、役割)又は方法を示す情報である。第3実施形態では、アノテーションリストの構成とアノテーション付加の流れ以外は第1実施形態で説明した構成を用いることができる。
図14は、本実施形態の画像処理装置102で生成したアノテーションデータリストの構成を示している。
第1の実施形態で用いるアノテーションリストについては、既に図10に示して説明を行ったが、図14が図10と異なる点は、リスト項目として「ユーザー属性」が加わっている点である。「ユーザー属性」は、アノテーションを付加したユーザーの属性を示すものであり、例えば「病理医」や「技師」、「臨床医」、「自動診断」などが考えられる。
ただし、自動診断によるアノテーション付加は、病理医や技師、臨床医などの人間によるアノテーション付加とは異なる手順で行われるため、本実施形態におけるアノテーション付加の手順については図15を用いて後述する。なお、図14ではユーザー属性として属性名を直接格納しているが、代わりにユーザー属性IDを格納し、これとは別にユーザー属性IDとユーザー属性名称を格納したテーブルを用意するような、リレーショナルデータベース形式のリストを用いても良い。
図15は、本実施形態におけるアノテーション付加手順を示すフローチャートである。図15では、アノテーションリストの項目として自動診断を含むユーザー属性を加えたときの、アノテーション付加の流れについて説明する。
ステップS1502では、自動診断ソフトウェアがユーザーの実行指示に従い、自動診断を実行する。その処理の詳細については図16を用いて後述する。
ステップS1503では、アノテーション付加がユーザーによって行われる。ステップS1503の処理の詳細は、図7で示される処理と同様である。
その後のステップS704からS710で示されるアノテーション付加の処理内容は、第1実施形態の図7で説明した内容とほぼ同様である。ただし、本実施形態のステップS704およびS705では、位置情報および入力情報を自動診断ソフトウェアの出力結果から取得するところが、第1実施形態と異なる。また、本実施形態のステップS707では、ユーザー情報を自動診断ソフトウェアから取得するところが、第1実施形態と異なる。
図16は、自動診断実行手順の一例を示すフローチャートである。図16では、自動診断プログラムが画像解析を行い、診断情報を生成する流れの一例について説明する。
ステップS1601では、解析用画像の取得を行う。ここでは、組織診を例に挙げ、薄くスライスされた組織片を対象に、HE染色された検体を対象とする。
ステップS1602では、取得した画像中に含まれる分析対象となる細胞のエッジを抽出する。抽出処理をしやすくするため、空間フィルタによるエッジ強調処理を事前に施しても構わない。例えば、細胞がエオシンによって赤色からピンク色に染色されていることを利用し、同色の領域から細胞膜の境界を検出するとよい。
ステップS1603では、ステップS1602で抽出されたエッジに基づいて、細胞の輪郭を抽出する。ステップS1602で検出したエッジが不連続かつ断続的なものの場合、その間をつなぐ処理を施すことで輪郭部分を抽出することが可能となる。不連続点のつなぎは一般的な線形の補間で構わないが、より精度を高めるためにより高次の補間式を採用してもよい。
ステップS1604では、ステップS1603で検出された輪郭をもとに細胞の認識、特定を行う。一般に細胞は円形をしているので、輪郭の形状やサイズを考慮することにより誤判定を少なくすることができる。また、一部では細胞の重なりを生じていることで細胞の特定が難しいものも存在する。その場合は、後段の細胞核の特定結果を待って、再度認識、特定の処理を実施する。
ステップS1606では、ステップS1605で検出された輪郭情報をもとに細胞核の特定を行う。正常細胞では一般に核の大きさは3〜5μm程度であるが、異常をきたすとサイズの肥大、多核化、異形化など様々な変化を生じる。ステップS1604で特定された細胞内に含まれていることが細胞核の存在の目安の一つとなる。ステップS1604で特定が困難であった細胞に関しても、核を特定することで判断することが可能となる。
ステップS1608では、ステップS1607で得られた面積情報をもとに、細胞質と核の比であるN/C比を算出する。個々の細胞について算出した結果の統計情報を得る。
ステップS1609では、解析用画像の領域内、場合によってはユーザーによって指定された範囲内において、全細胞に関する解析処理を完了したか否かを判断する。解析処理が完了した場合は処理を完了する。解析処理が完了していない場合は、ステップS1602へ戻り解析処理を繰り返す。
上記の解析処理の結果、異常が疑われるN/C比の大きな箇所を抽出し、抽出した箇所に対してアノテーション情報を付加することが可能となる。
アノテーションリストに格納する情報として、ユーザー名の他にユーザー属性を用いることで、アノテーションを病理診断ワークフローの観点から識別することができる。例えば、アノテーションが自動診断により付加された場合とユーザーにより付加された場合とで、アノテーションの表示形態を異ならせると良い。また、ユーザーが技師の場合と医師(病理医、臨床医など)の場合とで表示形態を異ならせても良いし、さらに、ユーザーが
病理医の場合と臨床医の場合とで表示形態を異ならせても良い。これにより、アノテーションが多数存在していても、それを参照するユーザーの業務内容に応じて、コメントの内容やその変遷をさらに分かりやすく提示することができる。
本発明の目的は、以下によって達成されてもよい。すなわち、前述した実施形態の機能の全部または一部を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを非一時的に記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが、実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれ得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれ得る。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
また、第1〜第3の実施形態で説明してきた構成をお互いに組み合わせることもできる。例えば、画像処理装置が撮像装置と画像サーバーの両方に接続されており、処理に用いる画像をいずれの装置から取得できるような構成にしてもよい。その他、上記各実施形態における様々な技術を適宜組み合わせることで得られる構成も本発明の範疇に属する。
Claims (14)
- 被写体の画像のデータと該画像に付加された複数のアノテーションのデータとを取得する取得手段と、
前記画像を前記アノテーションと共に表示装置に表示する表示制御手段と、を備え、
前記複数のアノテーションのデータは、各アノテーションが付加されている画像中の位置を示す位置情報と、各アノテーションを画像に付加したユーザーの情報と、を含み、
前記表示制御手段は、
前記複数のアノテーションのうちの一部または全部をグループ化して、且つ、
前記複数のアノテーションが異なるユーザーによって付加されたものである場合に、ユーザー毎にアノテーションの表示形態を異ならせて、
該複数のアノテーションを前記画像の上に重ねて表示する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 複数のユーザーが異なる目的又は異なる方法で順番に前記画像にアノテーションを付加していくものであって、
前記ユーザーの情報は、当該ユーザーがアノテーションを付加したときの目的又は方法を示すユーザー属性を含み、
前記表示制御手段は、ユーザー属性毎にアノテーションの表示形態を異ならせる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記アノテーションが自動診断により付加された場合とユーザーにより付加された場合とで、前記アノテーションの表示形態を異ならせる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記ユーザーが技師の場合と医師の場合とで、前記アノテーションの表示形態を異ならせる
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記ユーザーが病理医の場合と臨床医の場合とで、前記アノテーションの表示形態を異ならせる
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段が取得する前記画像のデータは、解像度が段階的に異なる同じ被写体の複数の画像から構成されている階層画像のデータを含む
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記位置情報に基づいて、前記複数のアノテーションのうち前記画像中の同じ関心領域に付加されているアノテーションをグループ化する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記位置情報に基づいて、前記複数のアノテーションのうち前記画像中の同じ位置に付加されているアノテーションをグループ化する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数のアノテーションのうちユーザーが指定したアノテーションをグループ化する
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数のアノテーションのデータは、各アノテーションが付加された日時の情報を更
に含み、
前記表示制御手段は、同じグループに属するアノテーションを、前記日時の情報に基づいて、時間順に並べて表示する
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記複数のアノテーションのデータは、各アノテーションが付加された日時の情報を更に含み、
前記表示制御手段は、異なる時期に付加されたアノテーションの間で表示形態を異ならせる
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置から出力される画像およびアノテーションを表示する表示装置と、を備える
ことを特徴とする画像処理システム。 - コンピュータが、被写体の画像のデータと該画像に付加された複数のアノテーションのデータとを取得する取得ステップと、
コンピュータが、前記画像を前記アノテーションと共に表示装置に表示する表示ステップと、を有し、
前記複数のアノテーションのデータは、各アノテーションが付加されている画像中の位置を示す位置情報と、各アノテーションを画像に付加したユーザーの情報と、を含み、
前記表示ステップでは、
前記複数のアノテーションのうちの一部または全部をグループ化して、且つ、
前記複数のアノテーションが異なるユーザーによって付加されたものである場合に、ユーザー毎にアノテーションの表示形態を異ならせて、
該複数のアノテーションを前記画像の上に重ねて表示する
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項13に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012219498A JP6091137B2 (ja) | 2011-12-26 | 2012-10-01 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム |
US14/355,267 US20140292814A1 (en) | 2011-12-26 | 2012-12-11 | Image processing apparatus, image processing system, image processing method, and program |
PCT/JP2012/007914 WO2013099124A1 (en) | 2011-12-26 | 2012-12-11 | Image processing apparatus, image processing system, image processing method, and program |
CN201280063832.7A CN103999119A (zh) | 2011-12-26 | 2012-12-11 | 图像处理设备、图像处理系统、图像处理方法和程序 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011283723 | 2011-12-26 | ||
JP2011283723 | 2011-12-26 | ||
JP2012219498A JP6091137B2 (ja) | 2011-12-26 | 2012-10-01 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013152699A true JP2013152699A (ja) | 2013-08-08 |
JP6091137B2 JP6091137B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=48696672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012219498A Active JP6091137B2 (ja) | 2011-12-26 | 2012-10-01 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140292814A1 (ja) |
JP (1) | JP6091137B2 (ja) |
CN (1) | CN103999119A (ja) |
WO (1) | WO2013099124A1 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015077208A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 株式会社東芝 | 医用画像撮影システム |
JP2016517114A (ja) * | 2013-04-19 | 2016-06-09 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 画像注釈のグループ化 |
JP2016115127A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | コニカミノルタ株式会社 | 文書管理プログラム、文書管理方法及び文書管理装置 |
JP2017058799A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | コニカミノルタ株式会社 | 診療支援システム、サーバー装置及びプログラム |
JP2017062772A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-03-30 | フジフィルム メディカル システムズ ユーエスエイ インコーポレイテッド | 医療画像化表示システムを使用して情報を記録する方法及び装置 |
WO2018026003A1 (ja) * | 2016-08-04 | 2018-02-08 | ローランドディ―.ジー.株式会社 | 医療器材用メモ情報管理装置、医療器材用メモ情報管理システム |
JP2018085127A (ja) * | 2013-09-25 | 2018-05-31 | ハートフロー, インコーポレイテッド | 自動医療画像注釈の検証及び修正のためのシステム及び方法 |
JP2018173902A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 大日本印刷株式会社 | コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法 |
JP2020501273A (ja) * | 2016-12-08 | 2020-01-16 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 画像内物体の注釈付けの学習 |
JP2020038600A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-12 | ソニー株式会社 | 医療システム、医療装置および医療方法 |
WO2020075782A1 (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 株式会社スカイマティクス | 診断支援システム及びその方法 |
US10642956B2 (en) | 2016-04-13 | 2020-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Medical report generation apparatus, method for controlling medical report generation apparatus, medical image browsing apparatus, method for controlling medical image browsing apparatus, medical report generation system, and non-transitory computer readable medium |
JP2020523150A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-06 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 胎児監視データに注釈付けすること |
WO2021117613A1 (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システム |
WO2021261323A1 (ja) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム |
JP7482491B1 (ja) | 2023-07-25 | 2024-05-14 | 株式会社Quastella | 細胞画像分析システム、細胞画像分析装置及び細胞画像分析プログラム |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140096018A1 (en) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Interactive Memories, Inc. | Methods for Recognizing Digital Images of Persons known to a Customer Creating an Image-Based Project through an Electronic Interface |
JP2014178474A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Sony Corp | デジタル顕微鏡装置、その合焦位置探索方法およびプログラム |
JP6455829B2 (ja) * | 2013-04-01 | 2019-01-23 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
US20150317071A1 (en) * | 2014-05-05 | 2015-11-05 | Peter N. Moore | Method and Computer-Readable Medium for Cueing the Display of Active Content to an Audience |
TWI645417B (zh) * | 2015-07-01 | 2018-12-21 | 禾耀股份有限公司 | 多媒體互動醫療報告系統與多媒體互動醫療報告方法 |
JP6333871B2 (ja) * | 2016-02-25 | 2018-05-30 | ファナック株式会社 | 入力画像から検出した対象物を表示する画像処理装置 |
JP6683042B2 (ja) * | 2016-07-06 | 2020-04-15 | 富士ゼロックス株式会社 | データ処理装置、システムおよびプログラム |
WO2018066429A1 (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | ローランドディ―.ジー.株式会社 | 医療器材表示装置、医療器材表示プログラム |
US10430924B2 (en) * | 2017-06-30 | 2019-10-01 | Quirklogic, Inc. | Resizable, open editable thumbnails in a computing device |
FR3074948B1 (fr) | 2017-12-08 | 2021-10-22 | Hewel | Systeme et procede de traitement d’images collaboratif et interactif |
US10818386B2 (en) * | 2018-11-21 | 2020-10-27 | Enlitic, Inc. | Multi-label heat map generating system |
CN110750966B (zh) * | 2019-09-30 | 2023-09-19 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种批注的处理方法、装置、设备及存储介质 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004206658A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-07-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 表示制御方法、情報表示処理システム、クライアント端末、管理サーバ、プログラム |
JP2005339295A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム |
WO2007119615A1 (ja) * | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 医用画像表示装置及びプログラム |
JP2009510598A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | サーカー ピーティーイー リミテッド | コミュニケーション及びコラボレーションのためのシステム |
JP2011117991A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0905651A3 (en) * | 1997-09-29 | 2000-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method |
US6519603B1 (en) * | 1999-10-28 | 2003-02-11 | International Business Machine Corporation | Method and system for organizing an annotation structure and for querying data and annotations |
US7738688B2 (en) * | 2000-05-03 | 2010-06-15 | Aperio Technologies, Inc. | System and method for viewing virtual slides |
US7346841B2 (en) * | 2000-12-19 | 2008-03-18 | Xerox Corporation | Method and apparatus for collaborative annotation of a document |
GB2382509B (en) * | 2001-11-23 | 2003-10-08 | Voxar Ltd | Handling of image data created by manipulation of image data sets |
AU2003247452A1 (en) * | 2002-05-31 | 2004-07-14 | University Of Utah Research Foundation | System and method for visual annotation and knowledge representation |
US7551187B2 (en) * | 2004-02-10 | 2009-06-23 | Microsoft Corporation | Systems and methods that utilize a dynamic digital zooming interface in connection with digital inking |
JP4946189B2 (ja) * | 2006-06-13 | 2012-06-06 | 富士ゼロックス株式会社 | アノテーション情報配信プログラム及びアノテーション情報配信装置 |
WO2008130906A1 (en) * | 2007-04-17 | 2008-10-30 | Mikos, Ltd. | System and method for using three dimensional infrared imaging to provide psychological profiles of individuals |
US20090254867A1 (en) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | Microsoft Corporation | Zoom for annotatable margins |
US20090307618A1 (en) * | 2008-06-05 | 2009-12-10 | Microsoft Corporation | Annotate at multiple levels |
JP2010057902A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-03-18 | Toshiba Corp | レポート作成支援装置、レポート作成支援システム、及び医用画像参照装置 |
US8194102B2 (en) * | 2008-10-06 | 2012-06-05 | Microsoft Corporation | Rendering annotations for images |
US20100135562A1 (en) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | Siemens Computer Aided Diagnosis Ltd. | Computer-aided detection with enhanced workflow |
US20100318893A1 (en) * | 2009-04-04 | 2010-12-16 | Brett Matthews | Online document annotation and reading system |
US9524700B2 (en) * | 2009-05-14 | 2016-12-20 | Pure Depth Limited | Method and system for displaying images of various formats on a single display |
JP5561027B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-07-30 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム |
US9202007B2 (en) * | 2010-01-21 | 2015-12-01 | Mckesson Financial Holdings | Method, apparatus and computer program product for providing documentation and/or annotation capabilities for volumetric data |
US20110182493A1 (en) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Martin Huber | Method and a system for image annotation |
EP2601591A4 (en) * | 2010-08-04 | 2017-02-08 | Copia Interactive, LLC | System for and method of collaborative annotation of digital content |
US8843852B2 (en) * | 2010-12-17 | 2014-09-23 | Orca Health, Inc. | Medical interface, annotation and communication systems |
JP5685928B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2015-03-18 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、画像データ最適化方法、プログラム |
US9552334B1 (en) * | 2011-05-10 | 2017-01-24 | Myplanit Inc. | Geotemporal web and mobile service system and methods |
US9116997B2 (en) * | 2011-09-22 | 2015-08-25 | Alibaba.Com Limited | Presenting user preference activities |
US9483454B2 (en) * | 2011-10-07 | 2016-11-01 | D2L Corporation | Systems and methods for context specific annotation of electronic files |
US20140006992A1 (en) * | 2012-07-02 | 2014-01-02 | Schlumberger Technology Corporation | User sourced data issue management |
JP2014063448A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-10 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
-
2012
- 2012-10-01 JP JP2012219498A patent/JP6091137B2/ja active Active
- 2012-12-11 WO PCT/JP2012/007914 patent/WO2013099124A1/en active Application Filing
- 2012-12-11 CN CN201280063832.7A patent/CN103999119A/zh not_active Withdrawn
- 2012-12-11 US US14/355,267 patent/US20140292814A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004206658A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-07-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 表示制御方法、情報表示処理システム、クライアント端末、管理サーバ、プログラム |
JP2005339295A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム |
JP2009510598A (ja) * | 2005-09-27 | 2009-03-12 | サーカー ピーティーイー リミテッド | コミュニケーション及びコラボレーションのためのシステム |
WO2007119615A1 (ja) * | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | 医用画像表示装置及びプログラム |
JP2011117991A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016517114A (ja) * | 2013-04-19 | 2016-06-09 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 画像注釈のグループ化 |
JP2018085127A (ja) * | 2013-09-25 | 2018-05-31 | ハートフロー, インコーポレイテッド | 自動医療画像注釈の検証及び修正のためのシステム及び方法 |
JP2015077208A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 株式会社東芝 | 医用画像撮影システム |
JP2016115127A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | コニカミノルタ株式会社 | 文書管理プログラム、文書管理方法及び文書管理装置 |
JP2017062772A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-03-30 | フジフィルム メディカル システムズ ユーエスエイ インコーポレイテッド | 医療画像化表示システムを使用して情報を記録する方法及び装置 |
US11024420B2 (en) | 2015-08-06 | 2021-06-01 | Fujifilm Medical Systems U.S.A., Inc. | Methods and apparatus for logging information using a medical imaging display system |
JP7178164B2 (ja) | 2015-08-06 | 2022-11-25 | フジフィルム ヘルスケア アメリカズ コーポレイション | 医療画像化表示システムを使用して情報を記録する方法及び装置 |
JP2017058799A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | コニカミノルタ株式会社 | 診療支援システム、サーバー装置及びプログラム |
US10642956B2 (en) | 2016-04-13 | 2020-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Medical report generation apparatus, method for controlling medical report generation apparatus, medical image browsing apparatus, method for controlling medical image browsing apparatus, medical report generation system, and non-transitory computer readable medium |
WO2018026003A1 (ja) * | 2016-08-04 | 2018-02-08 | ローランドディ―.ジー.株式会社 | 医療器材用メモ情報管理装置、医療器材用メモ情報管理システム |
JP2020501273A (ja) * | 2016-12-08 | 2020-01-16 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 画像内物体の注釈付けの学習 |
JP2018173902A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 大日本印刷株式会社 | コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法 |
JP2020523150A (ja) * | 2017-06-16 | 2020-08-06 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 胎児監視データに注釈付けすること |
JP7208928B2 (ja) | 2017-06-16 | 2023-01-19 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 胎児監視データに注釈付けすること |
JP2020038600A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-12 | ソニー株式会社 | 医療システム、医療装置および医療方法 |
JP7322409B2 (ja) | 2018-08-31 | 2023-08-08 | ソニーグループ株式会社 | 医療システム、医療装置および医療方法 |
WO2020075782A1 (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 株式会社スカイマティクス | 診断支援システム及びその方法 |
JP7190143B2 (ja) | 2018-10-09 | 2022-12-15 | 株式会社スカイマティクス | 診断支援システム及びその方法 |
JPWO2020075782A1 (ja) * | 2018-10-09 | 2021-09-02 | 株式会社スカイマティクス | 診断支援システム及びその方法 |
US11907341B2 (en) | 2018-10-09 | 2024-02-20 | Skymatix, Inc. | Diagnostic assistance system and method therefor |
WO2021117613A1 (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理システム |
WO2021261323A1 (ja) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム |
JP7482491B1 (ja) | 2023-07-25 | 2024-05-14 | 株式会社Quastella | 細胞画像分析システム、細胞画像分析装置及び細胞画像分析プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6091137B2 (ja) | 2017-03-08 |
US20140292814A1 (en) | 2014-10-02 |
WO2013099124A1 (en) | 2013-07-04 |
CN103999119A (zh) | 2014-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6091137B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム | |
US20200050655A1 (en) | Image processing apparatus, control method for the same, image processing system, and program | |
US20130187954A1 (en) | Image data generation apparatus and image data generation method | |
WO2013100025A9 (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP5660273B2 (ja) | 画像診断方法、画像診断装置および画像診断プログラム | |
WO2013100028A9 (ja) | 画像処理装置、画像表示システム、画像処理方法および画像処理プログラム | |
US20140306992A1 (en) | Image processing apparatus, image processing system and image processing method | |
JP2014130221A (ja) | 画像処理装置、その制御方法、画像処理システム、及びプログラム | |
JP5442542B2 (ja) | 病理診断支援装置、病理診断支援方法、病理診断支援のための制御プログラムおよび該制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2013152426A (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、およびプログラム | |
US20160042122A1 (en) | Image processing method and image processing apparatus | |
JP2013134574A (ja) | 画像データ生成装置、画像データ表示システムおよび画像データ生成方法 | |
JP2013200640A (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、およびプログラム | |
JP2013153429A (ja) | 画像処理装置、画像表示システム、画像処理方法および画像処理プログラム | |
WO2013100026A1 (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP2013152701A (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法 | |
JP5832281B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、およびプログラム | |
JP2016038542A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP6338730B2 (ja) | 表示データを生成する装置、方法、及びプログラム | |
WO2013099125A1 (en) | Image processing apparatus, image processing system and image processing method | |
JP2013250574A (ja) | 画像処理装置、画像表示システム、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP2016038541A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6091137 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |