JP2013152140A - 電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロノグラフ計測中(時間計測動作中)にパワーセーブモードへ移行することにより不具合が発生することを回避できる、電子時計を提供する。
【解決手段】本発明の電子時計1は、クロノグラフモードST10またはタイマモードST20において時間計測動作が行われていない場合に、無照度非操作時間(ソーラパネル111への入射光が得られず、かつ操作部116において操作が行われない状態が継続する時間)を所定の第1移行時間(例えば、2時間)と比較し、クロノグラフモードST10またはタイマモードST20において時間計測動作が行われている場合に、無照度非操作時間を第1移行時間よりも長い所定の第2移行時間(例えば、72時間)と比較する。電子時計1は、上記無照度非操作時間が上記移行時間を経過したときに、パワーセーブモードに移行し、表示部118における表示動作を停止させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ソーラパネルを備えるとともに時間計測機能を有する電子時計に関する。
従来から、ソーラパネルを備えるとともに時間計測機能(クロノグラフ機能)を有する電子時計が使用されている。この電子時計は、ソーラパネルの起電力により充電される電池を有しており、この電池から供給される電力により、時間等を表示する表示部や各構成要素が駆動される。この電子時計では、表示部の消費電力が大きく、表示部を常時表示の状態にすると電池の消耗が早くなるため、一定時間以上継続して入射光が得られない場合には、表示部の表示を行わないパワーセーブ状態に移行するようにしている。これにより、電池の消耗が抑制され、電池寿命を延ばすことが可能になる。
例えば、関連する電子時計がある(特許文献1を参照)。この特許文献1に記載の電子時計は、太陽電池に対してタイマによって定められた一定時間以上、継続して入射光が得られない場合に、時刻表示装置による時刻表示動作を停止する。これにより、夜間放電等による長時間入射光がない場合に、不使用と判断して時刻表示動作を停止してエネルギーを節約する。
また、関連する電子時計がある(特許文献2を参照)。この特許文献2に記載の電子時計は、クロノグラフ計測部が時間計測動作を行っていない状態で、かつ操作部が所定時間操作されていない場合にパワーセーブモードに移行し、クロノグラフ計測部が時間計測動作を行っている場合は、操作部の非操作時間が所定時間経過したときでもパワーセーブモードに移行しない。これにより、この特許文献2に記載の電子時計は、クロノグラフ計測部が時間計測動作を行っている場合にはパワーセーブモードに移行することなく、表示部にはクロノグラフ計測部で計測した計測時間が表示される。
特開昭61−77788号公報 特開2003−270368号公報
上述のように、ソーラパネルを備える電子時計は、ソーラパネルで発電したエネルギーを二次電池に充電して時計駆動のエネルギーとして利用している。この電子時計は、ソーラパネルに光があたらず、かつボタン操作が一定時間以上行われない状態が続いた場合に、二次電池における無駄な電力消費を防止するために、時刻表示などを消すパワーセーブモードに移行するように構成されている。
このパワーセーブモードに移行する際に、特許文献1に記載の電子時計のように一定時間入射光が得られない場合に表示を消すといったパワーセーブ動作を単純に行なってしまうと、使用者にとって不具合が生じることがある。
例えば、使用者が電子時計のクロノグラフ計測機能を利用して夜間にジョギングを行う場合に、ソーラパネルに光があたらないことにより電子時計がパワーセーブ状態に移行し、ラップタイムやスプリットタイム等の表示が消えてしまうという不具合が発生することがある。さらに、使用者が、電子時計がパワーセーブ状態にあることに気づかずに、LAP操作(ラップタイムの記録のためのスイッチ操作)を行うと、LAP操作のつもりがパワーセーブ解除操作となりラップタイムを取得できず、2度目のLAP操作で始めてラップタイムを保存できるといった不具合が生じることがある。このため、クロノグラフ計測時における電子時計の操作性が悪くなる。
また、特許文献2に記載の電子時計のように、単純にクロノグラフ計測中はパワーセーブ状態に入らないとする方法を用いると、使用者がクロノグラフ動作を止め忘れてしまった場合に、電子時計はパワーセーブモードに入ることができず、電池の消費電力が大きくなってしまうという不具合が発生する。特にソーラパネル付の電子時計では、早期の電池電圧の低下を招くといった不具合が発生する。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、時間計測動作中にパワーセーブモードへ移行することにより不具合が発生することを回避できる、電子時計を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の電子時計は、光を受けて発電を行なうソーラパネルを有し、当該ソーラパネルの起電圧により充電される二次電池から供給される電力により動作するとともに、所定の条件下においてパワーセーブモードに移行して表示部の一部または全ての表示動作を停止させる電子時計であって、前記電子時計を操作するための操作部と、時間計測動作を行う時間計測部と、前記ソーラパネルへの入射光が得られず、かつ前記操作部において操作が行われない状態が継続する時間を無照度非操作時間として計測する無照度非操作時間検出部と、前記時間計測部において時間計測動作が行われていない場合に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を所定の第1移行時間と比較し、前記時間計測部において時間計測動作が行われている場合に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を前記第1移行時間よりも長い所定の第2移行時間と比較し、前記無照度非操作時間が前記移行時間を経過したときに前記パワーセーブモードに移行して前記表示部の表示動作を停止させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の電子時計は、上記電子時計において、前記制御部は、計測開始されてからの経過時間を計測するクロノグラフモードと、予め設定した時間の経過を判定するタイマモードとにおける時間計測動作中に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を前記第2移行時間と比較することを特徴とする。
また、本発明の電子時計は、上記電子時計において、前記制御部は、前記クロノグラフモードおよびタイマモードにおいて、時間計測動作が一時停止された場合に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を前記第1移行時間と比較することを特徴とする。
また、本発明の電子時計は、上記電子時計において、前記制御部は、前記クロノグラフモードおよびタイマモードの時間計測動作中において、前記無照度非操作時間が前記第2移行時間を経過したときに、前記クロノグラフモードおよびタイマモードにおける時間計測動作をリセットすることを特徴とする。
また、本発明の電子時計は、上記電子時計において、前記パワーセーブモードに移行して前記表示部の表示動作を停止させる際には、前記表示部にパワーセーブ状態であることを示す表示を行うことを特徴とする。
本発明の電子時計では、時間計測部において時間計測動作が行われている場合のパワーセーブモードに移行する時間を、時間計測部において時間計測動作が行われていない場合の第1移行時間よりも長い第2移行時間にする。
これにより、時間計測動作中にパワーセーブモードへ移行することにより不具合が発生することを回避できる電子時計を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る電子時計の概観と操作ボタンの機能を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る電子時計の内部構成を示すブロック図である。 電子時計1におけるパワーセーブモードへの移行判定処理の流れを示すフロー図である。 電子時計1における動作モードの遷移を示す状態遷移図である。 電子時計1におけるパワーセーブモードへの移行判定処理の変形例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子時計の概観と操作ボタンの機能を説明するための図である。
この図1に示すように、本実施形態の電子時計1は、本体ケース11を備え、この本体ケース11の正面側には4隅が面取りされた方形状の風防ガラス等の透明板12の下に、表示部118及びソーラパネル111を有している。表示部118は透明板12の中央に設けられる。ソーラパネル111は、平面視において表示部118を囲むように、透明板12の周辺部に配置される。
また、本体ケース11の側面に、使用者が操作可能な操作ボタンAと、操作ボタンBと、操作ボタンCと、操作ボタンDが設けられている。また、本体ケース11の表面に、操作ボタンEが設けられている。
操作ボタンAは、電子時計1の動作モードを変更するための信号であるモードチェンジ信号を出力する。この操作ボタンAを押すごとに、モードチェンジ信号が、後述するCPU100内のモード制御部102(図2を参照)に出力される。モード制御部102は、図1(B)に示すように、前記モードチェンジ信号に応答して、順次、時刻表示モード、クロノグラフモード、タイマモード、アラームモードに移行する、また、上記モード制御部102は、後述する所定の条件下で、電子時計1をパワーセーブモードに移行させる。
ここで、時刻表示モードは、通常の時刻表示を行うモードであり、例えば、図1(A)に示すように、表示部118に、日付と、現在時刻と、曜日とを表示する。
クロノグラフモードは、スポーツ競技等における記録の時間計測と表示に使用されるモードであり、例えば、図1(D)に示すように、時間計測中は、表示部118に、ラップタイム(LAP)とスプリットタイム(SPL)とを表示することができる。なお、ラップタイム(LAP)は、スタート地点からゴール地点の間における区間ごとの経過時間を示し、スプリットタイム(SPL)は、スタート地点からある区間までの途中経過時間を示している。
タイマモードは、予めタイマにタイマ時間を設定し、このタイマに設定された時間をカウントダウンすることにより時間を計測し、カウントゼロでアラーム音を鳴らすモードである。また、アラームモードは、予め時刻を設定し、計時時刻が設定した時刻になるとアラーム音を鳴らすモードである。
パワーセーブモードは、ソーラパネル111に光があたらず、かつボタン操作が行われない状態が一定時間以上続いた場合に、二次電池112の無駄な電量消費を防ぐために、表示部118の一部または全ての表示を消すモードである。このパワーセーブモードにおいては、電子時計1は、図1(C)に示すように表示部118に「PS」を表示する。
なお、上記動作モードは、上述した動作モードの他に、例えば、ワールドタイム表示モード(世界の主要都市の時刻を表示するモード)や、リコールモード(計測したデータを呼び出す機能)等が含まれる場合がある。
操作ボタンBは、表示の切替ボタンであり、例えば、クロノグラフモードにおいて、現在時刻とラップタイム(LAP)とを表示するか、または現在時刻とスプリットタイム(SPL)とを表示するかの切り替えを行うボタンである。なお、ラップタイム(LAP)とスプリットタイム(SPL)は、同時に表示することもできる。
操作ボタンCは、スタート/ストップボタンであり、例えば、クロノグラフモードにおいて、時間計測動作の開始と終了を指示するボタンである。このクロノグラフモードにおいて、使用者が操作ボタンCを押下することにより、時間計測動作(クロノグラフ計測)が開始され、この時間計測動作中に、使用者が操作ボタンCを押下することにより時間計測動作が停止する。
操作ボタンDは、ライト(内部照明)の点滅ボタンであり、この操作ボタンDを押下した場合、例えば、ライトとして使用されているエレクトロルミネッセンス(EL)パネルを発光させる。
操作ボタンEは、例えば、クロノグラフモードにおいて、ラップタイム(LAP)を保存するとともに、計測値をリセットするボタンである。
図2は、本発明の実施の形態に係る電子時計の内部構成を示すブロック図であり、ソーラパネル111を備えるとともに、クロノグラフ(時間計測)機能を有する電子時計の例を示している。図2において、電子時計1は、CPU(Central Processing Unit)100、ソーラパネル111、二次電池112、照度検出部113、発振部114、分周部115、操作部116、表示駆動部117、表示部118、及び記憶部119を備えている。
また、CPU100は、入力受付部101、モード制御部102、計時部103、クロノグラフ計測部104、及び無照度非操作時間検出部105を有している。なお、このCPU100は、入出力ポートを備えるとともに、内部に、タイマやカウンタ(不図示)を有しており、この内蔵されたカウンタが、後述するパワーセーブカウンタやタイマカウンタとして用いられる。
以下、電子時計1を構成する各部分について詳細に説明する。
ソーラパネル111は、複数の太陽電池セルから構成されており、このソーラパネル111の出力電圧により二次電池112を充電する。電子時計1は、ソーラパネル111から二次電池112を介して供給される電源電圧Vddにより各部が動作するとともに、表示部118に時刻表示を行う。
照度検出部113は、ソーラパネル111の起電圧Vscが十分な電圧であるか否かを検出する照度検出動作を定期的(例えば、毎秒、または毎分ごと)に行う。照度検出部113は、ソーラパネル111の起電圧Vscが十分な電圧ではなく、所定の閾値以下の場合に、ソーラパネル111を構成するソーラセルが遮光されており、照度なし(入射光なし)と判定する。また、照度検出部113は、ソーラパネル111の起電圧Vscが十分な電圧であり、所定の閾値以上の場合に、ソーラパネル111を構成するソーラセルが遮光されておらず、照度あり(入射光あり)と判定する。照度検出部113は、「照度有り」または「照度無し」を示す照度有無信号をCPU100に出力する。
発振部114は、CPU100の動作クロック信号になるとともに各部の動作基準となる信号である基本クロック信号を発生する。分周部115は上記基本クロック信号を分周して、時刻計時動作および時間計測動作(クロノグラフ計測動作)において時間を計測するための信号である計時信号を発生する。
操作部116は、使用者が操作可能な複数の操作ボタン(図1(A)を参照)から構成されており、操作部116は、使用者によりボタンが操作されることにより、ボタン操作信号がCPU100内の入力受付部101に出力される。使用者は、この操作部116の操作ボタンを操作することにより、電子時計1における動作モードの切り替え、表示内容の切り替え、時刻合わせ、及びその他の各種の設定を行うことができる。
表示駆動部117は、CPU100から、時刻の計時情報である計時データ信号、クロノグラフ計測データ信号、パワーセーブ処理信号、モード表示信号等を受信して、各信号に応じた表示データ信号を表示部118に出力する。例えば、表示駆動部117は、モード表示信号が時刻表示モードのときには計時データ信号に対応する表示データ信号を出力し、モード表示信号がクロノグラフモードのときにはクロノグラフ計測データ信号に対応する表示データ信号を出力する。また、表示駆動部117は、電子時計1がパワーセーブモードに移行し、モード制御部102から出力されるパワーセーブ処理信号がパワーセーブ処理を示すときには、表示部118の表示を消すための表示データ信号を出力する。なお、パワーセーブモードにおいて表示部118の表示を消す場合に、表示駆動部117は、表示部118にパワーセーブ状態であることを示す文字や記号を表示するための表示データ信号を出力する。
液晶のデジタル表示装置によって構成される表示部118は、表示駆動部117から出力される表示データ信号に応じた表示、例えば、各モードの表示、時刻表示、計測時間の表示を行うと共に、パワーセーブ時には表示の一部または全ての表示を行わないように動作する。なお、パワーセーブ時において、表示部118は、パワーセーブ状態であることを示す表示「PS」を表示する(図1(C)を参照)。
記憶部119は、ROMおよびRAM等で構成されており、ROMには、電子時計1で行われる処理に関する過程がプログラムの形式で記憶されており、CPU100がこのプログラムを読み出して実行することによって、電子時計における処理が行われる。また、記憶部119には、電子時計で計測された各種の計測データが記憶されて保存される。例えば、記憶部119は、クロノグラフモードの時間計測動作により計測されたラップタイムやスプリットタイムなどのデータを記憶する。また、この記憶部119は、その内部に、予め定められた2種類の所定時間として、移行時間1(本実施の形態では4時間)と、移行時間2(本実施の形態では72時間)とを記憶している。なお、この移行時間1と移行時間2は、使用者が操作部116を操作することにより手動で設定することも可能である。
また、CPU100内の入力受付部101は、操作部116から入力されるボタン操作信号を外部割り込み要求信号として受け付け、操作部116においてボタン操作が行われたこととその内容とをレジスタ(不図示)に記憶するとともに、ボタン操作の内容に応じた信号をCPU100内の各部に出力する。例えば、入力受付部101は、電子時計1の動作モードと、この動作モードに応じた表示部118の表示モードとを変更するための信号であるモードチェンジ信号を、モード制御部102に出力する。また、入力受付部101は、クロノグラフ計測部104における時間計測動作の開始および停止させるためのクロノグラフ制御信号を出力する。また、入力受付部101は、計時部103において、時刻合わせや、その他の各種の設定を行うための計時部制御信号を出力する。また、入力受付部101は、操作部116において、ボタン操作が行われていないことを示す外部入力有無信号を、無照度非操作時間検出部105に出力する。
モード制御部102は、操作部116から出力されるモードチェンジ信号に応答して、電子時計1における動作モードを設定するとともに、表示部118で表示されるモードを指示するためのモード表示信号を表示駆動部117に出力する。
また、モード制御部102は、上記無照度非操作時間検出部105から、無照度非操作時間信号(ソーラパネル111への入射光が得られず、かつ操作部116において操作が行われない状態が継続する時間を表す信号)を入力する。
そして、モード制御部102は、クロノグラフ計測部104から時間計測動作が行われているか否かを示すクロノグラフ状態信号を入力し、クロノグラフ計測部104において時間計測動作(クロノグラフ計測)が行われていない場合に、無照度非操作時間検出部105により計測された無照度非操作時間を所定の移行時間1(例えば、4時間)と比較する。
また、モード制御部102は、クロノグラフ計測部104において時間計測動作が行われている場合に、無照度非操作時間検出部105により計測された無照度非操作時間を上記移行時間1よりも長い所定の移行時間2(例えば、72時間)と比較する。
そして、モード制御部102は、上記無照度非操作時間が上記移行時間経過したときに表示駆動部117に対して、電子時計1をパワーセーブモードに移行させるとともに、表示部118における表示を消すためのパワーセーブ処理信号を表示駆動部117に出力する。
また、計時部103は、分周部115から入力した計時信号を計数して、時刻を表す信号である計時データ信号を発生する。
クロノグラフ計測部104は、分周部115から入力した計時信号を計数して時間計測動作を行う。クロノグラフ計測部104は、計測した時間に対応するクロノグラフ計測データ信号を表示駆動部117に出力する。また、クロノグラフ計測部104は、時間計測動作中であるか否かを示すクロノグラフ状態信号をモード制御部102に出力する。
無照度非操作時間検出部105は、照度検出部113から照度有無信号を入力し、また、操作部116から外部入力有無信号を入力する。無照度非操作時間検出部105は、ソーラパネルへの入射光が得られず、かつ操作部116において操作が行われない状態が継続する無照度非操作時間をパワーセーブカウンタ106により計測する。そして、無照度非操作時間検出部105は、無照度非操作時間信号をモード制御部102に出力する。
以上のように構成された電子時計1では、使用者が操作部116を操作することにより、電子時計1における動作モードおよび表示部118における表示状態を変更するためのモードチェンジ信号が、モード制御部102に出力される。
電子時計1の動作モードには、例えば、前述の図1(B)に示すように、時刻表示モード、クロノグラフモード、タイマモード、アラームモード、および所定の条件下で移行するパワーセーブモードがある。
そして、クロノグラフモードにおいて、操作部116のボタンを操作することにより、入力受付部101から、時間計測動作(クロノグラフ計測)の開始や終了の指示を行うためのクロノグラフ制御信号がクロノグラフ計測部104に出力される。また、操作部116を操作した場合には、その都度、操作部116の操作が行われたことを示す外部入力有無信号が、入力受付部101から無照度非操作時間検出部105に出力される。
計時部103は、分周部115から出力される計時信号を計数して時刻を表す計時データ信号を表示駆動部117に出力する。電子時計1が時刻表示モードに設定されており、モード制御部102が時刻表示を示すモード表示信号を出力している場合に、表示駆動部117は、上記計時データ信号を表示に適した形態に変換し、時刻を表す表示データ信号を表示部118に出力する。表示部118は、表示データ信号に対応する時刻をデジタルで表示する。
また、クロノグラフ計測部104は、入力受付部101から出力されるクロノグラフ制御信号に応答して時間計測動作を開始し、分周部115から出力される計時信号を基に時間を計測し、この計測した時間をクロノグラフ計測データ信号として表示駆動部117に出力する。電子時計1がクロノグラフモードに設定されており、モード制御部102が時間計測表示(クロノグラフ計測)を示すモード表示信号を出力している場合に、表示駆動部117は、クロノグラフ計測データ信号を表示に適した形態に変更し、計測時間を表す表示データ信号を表示部118に出力する。表示部118は、表示データ信号に対応する計測時間をデジタルで表示する。
また、無照度非操作時間検出部105は、分周部115から出力される計時信号を基にして所定の周期信号(例えば、毎秒あるいは毎分ごとの信号)を生成し、この周期信号をパワーセーブカウンタ106で計数することより、ソーラパネル111への入射光がなく、かつ操作部116において操作が行われない状態が継続する時間を無照度非操作時間として計測する。無照度非操作時間検出部105は、計測した無照度非操作時間をモード制御部102に出力する。
モード制御部102では、時間計測モード(クロノグラフモードまたはタイマモード)おいて、クロノグラフ計測部104において時間計測動作が行われていない場合に、無照度非操作時間検出部105により計測された無照度非操作時間を所定の移行時間1(例えば、4時間)と比較し、クロノグラフ計測部104において時間計測動作が行われている場合に、無照度非操作時間検出部105により計測された無照度非操作時間を移行時間1よりも長い所定の移行時間2(例えば、72時間)と比較する。そして、モード制御部102は、上記無照度非操作時間が上記移行時間経過したときに、電子時計1をパワーセーブモードに移行させるとともに、表示駆動部117に対して上記パワーセーブ処理信号を出力する。
このように、モード制御部102は、時間計測モード(クロノグラフモードまたはタイマモード)おいて、パワーセーブモードに移行する時間を、通常の場合(例えば、時刻表示モード)よりも長くする。これにより、電子時計1では、時間計測動作中にパワーセーブ状態へ移行することにより不具合が発生することを回避できる。
次に、本実施形態の電子時計1におけるパワーセーブモードへの移行動作について詳細に説明する。
上述のように、電子時計1は、ソーラパネル111に光があたらず、かつボタン操作が一定時間以上行われない状態が一定時間続いた場合に、二次電池112の無駄な電量消費を避けるためにパワーセーブモードに移行する。この場合に、電子時計1は、パワーセーブモードに移行する時間を、時間計測動作時の場合と、時間計測動作時以外の場合とに応じて、移行時間1(例えば、4時間)と移行時間2(例えば、72時間)とで切り替えるように構成されている。
図3は、電子時計1におけるパワーセーブモードへの移行判定処理の流れを示すフロー図である。この図3に示すフローチャートは、一定時間(例えば、毎秒あるいは毎分)ごとに定期に繰り返される処理であり、最初に、ソーラパネル111の遮光時間および操作部116の非操作時間を計測するためのパワーセーブカウンタ106がゼロに初期化(リセット)されているものとする。
図3に示すフローチャートを参照して、パワーセーブモードへの移行判定処理が開始されると、CPU100内の無照度非操作時間検出部105は、照度検出部113を介して照度が有るか否か、すなわち、ソーラパネル111に光があたっているか否かを判定する(ステップS1)。この照度検出は、照度検出部113が、ソーラパネル111の出力電圧Vscの電圧を所定の閾値と比較することにより判定される。
そして、ステップS1において照度なしと判定された場合に(ステップS1−No)、無照度非操作時間検出部105は、ステップS2の処理に移行する。一方、無照度非操作時間検出部105は、ステップS10において照度あり判定された場合に(ステップS1−Yes)、ステップS10の処理に移行し、パワーセーブカウンタ106の計数値を初期化(リセット)する。そして、このパワーセーブ移行判定処理は、ステップS10の処理が終了した後に終了する。
ステップS2において、CPU100内の無照度非操作時間検出部105は、操作部116においてボタン操作(より正確にはパワーセーブモードの解除に結びつくボタン操作)が有ったか否かを判定する。なお、ボタン操作の有無は、入力受付部101から出力される外部入力有無信号により判定される。この入力受付部101は、ボタン操作が行われたことを外部割込み要求により受け付け、ボタン操作が行われたことと、ボタン操作の内容とをレジスタ(不図示)に保持することにより外部入力有無信号を生成する。
そして、無照度非操作時間検出部105は、ステップS2においてボタン操作が有ったと判定された場合に(ステップS2−Yes)、ステップS10の処理に移行し、パワーセーブカウンタ106の計数値を初期化(リセット)する(ステップS10)。そして、このパワーセーブ移行判定処理は、ステップS10の処理が終了した後に終了する。
一方、無照度非操作時間検出部105は、ステップS2においてボタン操作がなかったと判定された場合に(ステップS2−No)、ステップS3の処理に移行し、パワーセーブカウンタ106の計数値をインクリメント(+1を加算)する(ステップS3)。無照度非操作時間検出部105は、このカウンタ106の計数値を無照度非操作時間信号として、CPU100内のモード制御部102に出力する。
次に、無照度非操作時間検出部105から無照度非操作時間(パワーセーブカウンタ106の計数値)の信号を入力したモード制御部102は、クロノグラフ計測部104から入力したクロノグラフ状態信号を基に、現在がクロノグラフ動作中(時間計測動作中)であるか否かを判定する(ステップS4)。
そして、モード制御部102は、ステップS4の処理において現在がクロノグラフ動作中でないと判定した場合に(ステップS4−No)、パワーセーブカウンタ106の計数値(無照度非操作時間)を通常モードのパワーセーブ移行時間1と比較する(ステップS5)。続いて、ステップS6の処理に移行し、モード制御部102は、パワーセーブカウンタ106の計数値が、パワーセーブ移行時間1以上(パワーセーブカウンタ≧パワーセーブ移行時間1)であるか否かを判定する。
そして、ステップS6の処理においてパワーセーブカウンタの計数値がパワーセーブ移行時間1以上であると判定された場合に(ステップS6−Yes)、モード制御部102は、電子時計1をパワーセーブ状態(パワーセーブモード)に移行させる(ステップS7)。そして、このパワーセーブ移行判定処理は、ステップS7の処理が終了した後に終了する。
また、ステップS6の処理においてパワーセーブカウンタ106の計数値がパワーセーブ移行時間1以上でない判定された場合に(ステップS6−No)、モード制御部102は、このパワーセーブ移行判定処理を終了する。
一方、ステップS4の判定処理においてクロノグラフ動作中でないと判定された場合に(ステップS4−Yes)、モード制御部102は、ステップS8に移行し、パワーセーブカウンタ106の計数値をクロノグラフ動作中のパワーセーブ移行時間2と比較する(ステップS8)。続いて、ステップS9の処理に移行し、モード制御部102は、パワーセーブカウンタ106の計数値が、パワーセーブ移行時間2以上(パワーセーブカウンタ≧パワーセーブ移行時間2)であるか否かを判定する(ステップS9)。
そして、モード制御部102は、ステップS9の処理においてパワーセーブカウンタの計数値がパワーセーブ移行時間2以上であると判定された場合に(ステップS9−Yes)、電子時計1をパワーセーブ状態(パワーセーブモード)に移行させる(ステップS7)。
また、ステップS9の処理においてパワーセーブカウンタの計数値がパワーセーブ移行時間2以上でない判定された場合に(ステップS9−No)、モード制御部102は、このパワーセーブ移行判定処理を終了する。
このように、本実施形態の電子時計1において、モード制御部102は、時間計測動作中でない場合に、無照度非操作時間を移行時間1(例えば、4時間)と比較し、時間計測動作中である場合に、上記無照度非操作時間を移行時間2(例えば、72時間)と比較する。すなわち、モード制御部102は、時間計測動作中である場合に、パワーセーブモードに移行するまでの時間を長くする。
これにより、本実施形態の電子時計1では、時間計測動作中においてパワーセーブモードに移行することにより発生する不具合を回避することができる。
また、図4は、上述した電子時計1における動作モードの遷移状態を示す図である。この図4において、図4(A)は、電子時計1における操作ボタンを示す図であり、図4(B)は、電子時計1における時刻表示モードST1と、クロノグラフモードST10と、タイマモードST20と、アラームモードST30との間の状態遷移図を示している。
以下、図4を参照して、電子時計1における状態遷移の流れについて説明する。
最初に、電子時計1は、時刻表示モードST1の状態にあるとする。この時刻表示モードST1において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間は、「移行時間1(例えば、4時間)」である。この時刻表示モードST1の状態において、使用者が操作ボタンAを押下すると、電子時計1は、時刻表示モードST1からクロノグラフモードST10に移行する。
このクロノグラフモードST10は、最初に、パワーセーブカウンタ106の計数値をリセットするクロノグラフRESET状態ST11から開始される。このクロノグラフRESET状態ST11において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間は、「移行時間1」である。
そして、このクロノグラフRESET状態ST11において操作ボタンCを押下すると、電子時計1は、クロノグラフRESET状態ST11からクロノグラフ動作(時間計測動作)状態ST12に移行する。このクロノグラフ動作状態ST12において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間は、「移行時間2(例えば、72時間)」となる。すなわち、クロノグラフ動作中には、パワーセーブモードに移行することを判定する移行時間は、通常状態の「移行時間1」よりも長い「移行時間2」となる。
電子時計1は、このクロノグラフ動作状態ST12に移行することにより、クロノグラフ計時表示状態ST12Aとなり時間計測動作を開始する。このクロノグラフ計時表示状態ST12Aにおいて時間計測動作を開始することにより、電子時計1は、表示部118にクロノグラフモードにおける計測時間、例えば、スプリットタイム(SPL)を表示する。
このクロノグラフ計時表示状態ST12Aにおいて、使用者が操作ボタンEを押下すると、電子時計1は、ラップ表示状態ST12Bに移行する。このラップ表示状態ST12Bにおいて、電子時計1は、ラップタイム(LAP)を記憶部119に保存するとともに、表示部118にラップタイム(LAP)を表示する。このラップタイム(LAP)の表示は、表示部118に、例えば、10秒間継続して表示され、ラップタイム(LAP)の表示が開始されてから10秒が経過すると、再び、スプリットタイム(SPL)を表示するクロノグラフ計時表示状態ST12Aに移行する。
なお、このクロノグラフ動作状態ST12において、使用者が操作ボタンCを押下すると、電子時計1は、クロノグラフ動作を一時停止するクロノグラフ停止状態ST13に移行する。このクロノグラフ停止状態ST13において、電子時計1は、クロノグラフ計測動作を停止しており、このクロノグラフ停止状態ST13では移行時間が「移行時間1」に設定される。このクロノグラフ停止状態ST13において、操作ボタンEが押下されると、電子時計1は、クロノグラフRESET状態ST11に移行する。
また、クロノグラフ停止状態ST13において、操作ボタンCが押下されると、電子時計1は、再びクロノグラフ動作状態ST12に移行し、クロノグラフ計測動作が再開されるとともに、移行時間が再び「移行時間2」に設定される。
このように、電子時計1は、クロノグラフモードST10のクロノグラフ計測動作中において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間を「移行時間2」とし、クロノグラフ計測動作中においてパワーセーブモードへ移行することにより発生する不具合を回避することができる。
一方、クロノグラフモードST10の状態において、操作ボタンAを押下すると、電子時計1は、クロノグラフモードST10からタイマモードST20に移行する。
このタイマモードST20は、最初に、タイマカウンタ(CPU100が内蔵する不図示のカウンタ)の計数値をリセットするタイマRESET状態ST21から開始される。このタイマRESET状態ST21において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間は、「移行時間1」に設定される。
そして、タイマRESET状態ST21において操作ボタンCを押下すると、電子時計1は、タイマRESET状態ST21からタイマ動作状態ST22に移行する。このタイマ動作状態ST22において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間は、「移行時間2」に設定される。すなわち、タイマ動作中には、パワーセーブモードに移行することを判定する移行時間は、通常状態の「移行時間1」よりも長い「移行時間2」となる。
電子時計1は、このタイマ動作状態ST22に移行することにより、タイマ動作、すなわちタイマカウンタのカウントダウン動作を開始する。このタイマ動作を開始することにより、電子時計1は、表示部118にタイマ時間のカウントダウン表示(残時間の表示)を行う。
このタイマ動作状態ST22において、使用者が操作ボタンCを押下すると、電子時計1は、タイマ動作を一時停止するタイマ停止状態ST23となり、このタイマ停止状態ST23において、移行時間は「移行時間1」に設定される。そして、このタイマ停止状態ST23において、操作ボタンCが押下されると、電子時計1は、再びタイマ動作状態ST22に移行し、タイマ動作が開始される。
このように、電子時計1は、タイマモードST20において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間を「移行時間2」とし、タイマ動作中においてパワーセーブモードに移行することにより発生する不具合を回避することができる。
また、タイマモードST20の状態において、操作ボタンAを押下すると、電子時計1は、タイマモードST20からアラームモードST30に移行する。このアラームモードST30において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間は、「移行時間1」となる。そして、アラームモードST30において操作ボタンAを押下すると、電子時計1は、アラームモードST30から時刻表示モードST1に移行する。
このように、本実施形態の電子時計1は、操作ボタンAを押下することにより、時刻表示モードST1と、クロノグラフモードST10と、タイマモードST20と、アラームモードST30との間で、動作モードを変化させることができる。そして、電子時計1は、クロノグラフモードST10およびタイマモードST20の時間計測動作中において、パワーセーブモードへの移行を判定する移行時間を、通常状態の「移行時間1」よりも長い「移行時間2」とすることができる。これにより、電子時計1は、クロノグラフモードST10およびタイマモードST20の時間計測動作において、パワーセーブモードに移行することにより発生する不具合を回避することができる。
このため、電子時計1のクロノグラフ計測機能を使用して夜間にジョギングを行う場合に、ソーラパネルに光があたらないことにより電子時計がパワーセーブモードに移行し、ラップタイムやスプリットタイム等の表示が消えてしまうといった不具合が発生することを回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述のクロノグラフモードおよびタイマモードにおいて用いられる移行時間2は、初期値が72時間に設定されているが、この移行時間2は、使用者が手動により任意の時間に設定することが可能である。同様に、移行時間1は、初期値が4時間に設定されているが、この移行時間1は、使用者が手動により任意の時間に設定することが可能である。さらに、上記移行時間2は、例えば、クロノグラフモードにおいて計測されたラップタイム(LAP)を記憶部109に記憶しておき、この記憶したラップタイム(LAP)の最大値の整数倍の時間に自動で設定されるようにしてもよい。
また、タイマモードにおいては、タイマ時間が経過すると、タイマ計測が自動で再び繰り返される場合があるが、この場合に、2回目以降のタイマ計測期間においては、移行時間2を移行時間1に変更するようにしてもよい。
また、図3に示すパワーセーブ移行判定処理を示すフロー図では、ステップS9の処理においてパワーセーブカウンタの計数値がパワーセーブ移行時間2以上であると判定された場合に(ステップS9−Yes)、モード制御部102は、クロノグラフ計測部104のクロノグラフ動作を継続させた状態でパワーセーブモードに移行させるが、パワーセーブモードに移行する際にクロノグラフ動作をリセット(動作解除)するようにしてもよい。
例えば、図5は、パワーセーブへの移行判定処理の変形例を示すフロー図であり、この図5に示すフロー図は、図3に示すフロー図と比較して、ステップS9Aの処理を新たに追加した点だけが異なる。
この図5に示すフロー図では、ステップS9の処理においてパワーセーブカウンタの計数値がパワーセーブ移行時間2以上であると判定された場合に(ステップS9−Yes)、モード制御部102は、クロノグラフ計測部104におけるクロノグラフ動作をリセット(動作解除)し(ステップS9A)、その後に、表示部118をパワーセーブモードに移行させる。
なおここで、本発明と上述した実施形態との対応関係について補足して説明する。上記実施形態において、本発明における電子時計は、電子時計1が対応し、本発明における操作部は、操作部116が対応し、本発明における表示部は、表示駆動部117と表示部118とが対応する。また、本発明における無照度非操作時間検出部は、CPU100内の無照度非操作時間検出部105が対応し、本発明における時間計測部は、CPU100内のクロノグラフ計測部104が対応し、本発明における制御部は、CPU100内のモード制御部102が対応する。また、本発明における所定の第1移行時間は、移行時間1(例えば、4時間)が対応し、本発明における所定の第2移行時間は、移行時間2(例えば、72時間)が対応する。
そして、上記実施形態において、電子時計1は、光を受けて発電を行なうソーラパネル111を有し、当該ソーラパネル111の起電圧により充電される二次電池112から供給される電力により動作するとともに、所定の条件下においてパワーセーブモードに移行して表示部(表示駆動部117および表示部118)の一部または全ての表示動作を停止させる電子時計1であって、電子時計1を操作するための操作部116と、時間計測動作を行う時間計測部(クロノグラフ計測部104)と、ソーラパネル111への入射光が得られず、かつ操作部116において操作が行われない状態が継続する時間を無照度非操作時間として計測する無照度非操作時間検出部105と、時間計測部(クロノグラフ計測部104)において時間計測動作が行われていない場合に、無照度非操作時間検出部105により計測された無照度非操作時間を所定の第1移行時間と比較し、時間計測部(クロノグラフ計測部104)において時間計測動作が行われている場合に、無照度非操作時間検出部105により計測された無照度非操作時間を第1移行時間よりも長い所定の第2移行時間と比較し、無照度非操作時間が前記移行時間を経過したときにパワーセーブモードに移行して表示部(表示駆動部117および表示部118)の表示動作を停止させる制御部(モード制御部102)と、を有して構成される。
このような構成の電子時計1であれば、モード制御部102は、時間計測動作中でない場合に、無照度非操作時間(ソーラパネル111への入射光が得られず、かつ操作部116において操作が行われない状態が継続する時間)を移行時間1(例えば、2時間)と比較し、時間計測動作中である場合に、上記無照度非操作時間を移行時間2(例えば、72時間)と比較する。モード制御部102は、上記無照度非操作時間が上記移行時間を経過したときに表示部(表示駆動部117および表示部118)の表示動作を停止させる。すなわち、モード制御部102は、時間計測動作中である場合に、パワーセーブモードに移行するまでの時間を長くする。
これにより、電子時計1は、時間計測動作中においてパワーセーブモードに移行することにより発生する不具合を回避することができる。
このため、電子時計のクロノグラフ計測機能を使用して夜間にジョギングを行う場合に、ソーラパネルに光があたらないことにより電子時計1がパワーセーブモードに移行し、ラップタイムやスプリットタイム等の表示が消えてしまうといった不具合が発生することを回避することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の電子時計は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1…電子時計、100…CPU、101…入力受付部、102…モード制御部、103…計時部、104…クロノグラフ計測部、105…無照度非操作時間検出部、111…ソーラパネル、112…二次電池、113…照度検出部、114…発振部、115…分周部、116…操作部、117…表示駆動部、118…表示部、119…記憶部、ST1…時刻表示モード、ST10…クロノグラフモード、ST20…タイマモード、ST30…アラームモード

Claims (5)

  1. 光を受けて発電を行なうソーラパネルを有し、当該ソーラパネルの起電圧により充電される二次電池から供給される電力により動作するとともに、所定の条件下においてパワーセーブモードに移行して表示部の一部または全ての表示動作を停止させる電子時計であって、
    前記電子時計を操作するための操作部と、
    時間計測動作を行う時間計測部と、
    前記ソーラパネルへの入射光が得られず、かつ前記操作部において操作が行われない状態が継続する時間を無照度非操作時間として計測する無照度非操作時間検出部と、
    前記時間計測部において時間計測動作が行われていない場合に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を所定の第1移行時間と比較し、前記時間計測部において時間計測動作が行われている場合に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を前記第1移行時間よりも長い所定の第2移行時間と比較し、前記無照度非操作時間が前記移行時間を経過したときに前記パワーセーブモードに移行して前記表示部の表示動作を停止させる制御部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  2. 前記制御部は、
    計測開始されてからの経過時間を計測するクロノグラフモードと、予め設定した時間の経過を判定するタイマモードとにおける時間計測動作中に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を前記第2移行時間と比較する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記制御部は、
    前記クロノグラフモードおよびタイマモードにおいて、時間計測動作が一時停止された場合に、前記無照度非操作時間検出部により計測された無照度非操作時間を前記第1移行時間と比較する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記制御部は、
    前記クロノグラフモードおよびタイマモードの時間計測動作中において、前記無照度非操作時間が前記第2移行時間を経過したときに、前記クロノグラフモードおよびタイマモードにおける時間計測動作をリセットする
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子時計。
  5. 前記パワーセーブモードに移行して前記表示部の表示動作を停止させる際には、
    前記表示部にパワーセーブ状態であることを示す表示を行う
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子時計。
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