JP2013150040A - 情報処理装置、および情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することが可能な、情報処理装置、および情報処理方法を提供する。
【解決手段】静止画像における視差を示す視差情報を取得する視差情報取得部と、取得された視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する再生リスト生成部とを備える、情報処理装置が提供される。
【選択図】図5
【解決手段】静止画像における視差を示す視差情報を取得する視差情報取得部と、取得された視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する再生リスト生成部とを備える、情報処理装置が提供される。
【選択図】図5
Description
本開示は、情報処理装置、および情報処理方法に関する。
静止画像によるスライドショーや、動画像が再生されるときにおいて、再生されているコンテンツに三次元(以下、「3D」と示す場合がある。)画像が含まれる場合、当該コンテンツには、一般的にシーンの切り替えが含まれていることが多い。ここで、シーンが切り替わる場合には、視差を示す値(例えば、画像における奥行方向または手前方向への量を示す値。以下、同様とする。)が急激に変化することが起こりうるため、コンテンツをみるユーザに不快感を与える恐れがある。
このような中、3D画像を含むコンテンツのシーンの切替えにおいて、視差を示す値を補正する技術が開発されている。立体視表示のための奥行値(視差を示す値に相当する。)の変化が、シーンの切替えの前後において所定の表示速度により遷移するように、奥行値を補正する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が挙げられる。
例えば特許文献1に記載の技術は、シーンの切替えの前後において、視差を示す値に相当する奥行値を補正する。よって、例えば特許文献1に記載の技術を用いる場合には、コンテンツをみるユーザが視差を示す値が急激に変化することによって不快感を感じる恐れを低減することが可能である。
しかしながら、例えば特許文献1に記載の技術を用いる場合には、画像における視差を示す値が補正されるので、コンテンツ提供者が意図する視差を有するコンテンツをユーザに提供できるとは限らない。
本開示では、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、および情報処理方法を提案する。
本開示によれば、静止画像における視差を示す視差情報を取得する視差情報取得部と、取得された上記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する再生リスト生成部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、静止画像における視差を示す視差情報を取得するステップと、
取得された上記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成するステップと、を有する、情報処理方法が提供される。
取得された上記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成するステップと、を有する、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理方法
2.本実施形態に係る情報処理装置
3.本実施形態に係るプログラム
1.本実施形態に係る情報処理方法
2.本実施形態に係る情報処理装置
3.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る情報処理方法)
本実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する前に、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。また、以下では、本実施形態に係る情報処理装置が、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うものとして説明する。
本実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する前に、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。また、以下では、本実施形態に係る情報処理装置が、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うものとして説明する。
[1]本実施形態に係る情報処理方法の概要
上述したように、例えば特許文献1に記載の技術を用いる場合には、画像における視差を示す値が補正されるので、コンテンツ提供者が意図する視差を有するコンテンツをユーザに提供できるとは限らない。
上述したように、例えば特許文献1に記載の技術を用いる場合には、画像における視差を示す値が補正されるので、コンテンツ提供者が意図する視差を有するコンテンツをユーザに提供できるとは限らない。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば特許文献1に記載の技術のように画像における視差を示す値を補正するのではなく、視差が同程度の静止画像を示す画像データが、順次に再生される再生リストを生成する。
ここで、本実施形態に係る静止画像を示す画像データとしては、例えば、デジタルスチルカメラなどの撮像装置において撮像された静止画像を示す画像データが挙げられるが、本実施形態に係る画像データは、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る静止画像は、動画像の1フレームに対応するフレーム画像のように、動画像を構成する画像を示す画像データであってもよい。また、本実施形態に係る画像データは、音声(音楽も含む)を示す音声データや、メタデータなどの様々なデータを含むデータであってもよい。
また、本実施形態に係る視差が同程度の静止画像とは、例えば、静止画像における視差を示す値(後述する視差情報に含まれる情報の一例)が同一、または、静止画像における視差を示す値の差分値の絶対値が、所定の閾値以下の静止画像(または、所定の閾値より小さい静止画像。以下、同様とする。)をいう。上記所定の閾値は、例えば、予め設定された固定値であってもよいし、ユーザが変更可能な可変値であってもよい。
また、本実施形態に係る“画像データが順次に再生される”とは、例えば、再生リストに登録されている再生順序に従って画像データが再生されることをいう。また、本実施形態に係る再生リストには、例えば、ある画像データの再生継続時間(例えば、静止画像の表示継続時間に相当する。)を示す情報や、ある画像データの再生が終了してから次に再生される画像データの再生が行われるまでの待機時間を示す情報が含まれていてもよい。
上記のような本実施形態に係る再生リストを生成することによって、本実施形態に係る情報処理装置は、視差が同程度の静止画像が順次に再生されるように、再生対象の画像データの再生順序を制御することができる。よって、本実施形態に係る再生リストに基づいて、画像データを再生する処理を行う装置が、再生対象の画像データを再生させることによって、順次に再生される静止画像間における視差は、同程度のものとなる。ここで、本実施形態に係る画像データを再生する処理を行う装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置であってもよいし、本実施形態に係る情報処理装置の外部装置であってもよい。
したがって、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る再生リストを生成することによって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。
また、本実施形態に係る再生リストに基づき順次に再生される静止画像間における視差は同程度であるので、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザが、視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る再生リストを生成することによって再生対象の画像データの再生順序を制御するので、例えば特許文献1のように、静止画像における視差を示す値の補正を行わない。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、コンテンツ提供者が意図する視差を有するコンテンツ(再生される各静止画像)をユーザに提供することができる。
本実施形態に係る情報処理装置は、視差が同程度の静止画像を示す画像データが、順次に再生される再生リストを生成することによって、上記のように、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止するなどの効果を奏する。
ここで、本実施形態に係る再生リストには、例えば、画像データの再生順序を示す情報(例えば、再生順序を示す番号など)と、画像データの記録場所を示す情報(例えば、ファイルパスや、アドレスなど)とが含まれるが、本実施形態に係る再生リストに含まれる情報は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る再生リストには、上記のように、画像データの再生継続時間を示す情報や、待機時間を示す情報が含まれていてもよい。また、本実施形態に係る再生リストには、例えば、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報(例えば、視差を示す値)が含まれていてもよい。
再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報を含む再生リストを生成することによって、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、さらに下記の(a)〜(c)に示す再生を実現させることができる。
(a)画像データの再生と共に音声データを再生させ、かつ、音声データの再生音量を、再生リストが示す視差の情報に基づき変化させる再生
(b)画像データの再生と共に音声データを再生させ、かつ、再生リストが示す視差の情報に基づいて、音声データの再生区間が決定される再生
(c)画像データの再生に際して、再生リストが示す視差の情報に基づきエフェクトが施される再生
(a)画像データの再生と共に音声データを再生させ、かつ、音声データの再生音量を、再生リストが示す視差の情報に基づき変化させる再生
(b)画像データの再生と共に音声データを再生させ、かつ、再生リストが示す視差の情報に基づいて、音声データの再生区間が決定される再生
(c)画像データの再生に際して、再生リストが示す視差の情報に基づきエフェクトが施される再生
図1は、本実施形態に係る情報処理装置が生成する再生リストにより実現される再生の一例を示す説明図である。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば図1のAに示すように、“視差がない静止画像、手前方向に視差がある静止画像、奥行方向に視差がある静止画像”の順に、視差が同程度の静止画像が表示されるような再生リストを生成する。なお、本実施形態に係る情報処理装置が生成する再生リストは、図1のAに示すような順序で画像データが再生される再生リストに限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザ操作により選択された再生パターンに基づく順序や、複数の再生パターンの中から自動的に(例えばランダムに)選択された再生パターンに基づく順序、予め設定されている再生パターンに基づく順序で画像データが再生される再生リストを生成してもよい。
また、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報を含む再生リストが生成されることによって、例えば図1のBに示すように、再生リストに基づき再生される画像データが示す静止画像の視差に対応する、音量制御や音声データの再生区間制御を実現することが可能となる。
ここで、本実施形態に係る再生リストに基づき再生される画像データが示す静止画像の視差に対応する、音量制御としては、例えば、視差を示す値(視差の情報の一例)と、音量とを対応付ける制御が挙げられる。より具体的には、例えば、視差の情報が“視差がないことを示す値”であるとき(例えば視差を示す値が“0”のとき)には、本実施形態に係る画像データを再生する処理を行う装置は、音量を規定値に対応付ける。また、視差の情報が“手前方向への視差を示す値”であるとき(例えば視差を示す値が“正の値”のとき)には、本実施形態に係る画像データを再生する処理を行う装置は、例えば、視差を示す値の絶対値に応じて音量を規定値よりも大きくする。また、視差の情報が“奥行方向への視差を示す値”であるとき(例えば視差を示す値が“負の値”のとき)には、本実施形態に係る画像データを再生する処理を行う装置は、例えば、視差を示す値の絶対値に応じて音量を規定値よりも小さくする。
例えば上記のように視差を示す値に基づく音量制御が行われることによって、例えば、手前方向への視差を示す値(いわゆる飛び出し量)が大きい画像が再生されるときに、音量が大きくなる。よって、例えば上記のように視差を示す値に基づく音量制御が行われることによって、ユーザは、より臨場感のあるコンテンツの視聴を行うことができる。なお、本実施形態に係る再生リストに基づき再生される画像データが示す静止画像の視差に対応する音量制御が、上記の例に限られないことは、言うまでもない。
また、本実施形態に係る再生リストに基づき再生される画像データが示す静止画像の視差に対応する、音声データの再生区間制御としては、例えば、画像データの再生と共に再生させる音声データが示す音声(音楽も含む。)を解析し、再生リストに基づき再生される画像データが示す静止画像の視差と、解析結果とを対応付ける制御が挙げられる。ここで、音声データが示す音声の解析方法としては、例えば、本件出願人が出願した特開2007−156434号公報に記載の技術を用いる方法が挙げられるが、本実施形態に係る音声データが示す音声の解析方法は、上記に限られない。画像データの再生と共に再生させる音声データが示す音声を解析することによって、本実施形態に係る画像データを再生する処理を行う装置は、例えば図1のBに示すように、視差が手前方向に最も大きいときに、音声データにおける楽曲サビ部分が再生されるように、音声データの再生区間を決定することができる。なお、本実施形態に係る再生リストに基づき再生される画像データが示す静止画像の視差に対応する音声データの再生区間制御が、上記の例に限られないことは、言うまでもない。
なお、図1では示していないが、本実施形態に係る画像データを再生する処理を行う装置は、画像データの再生に際して、再生リストが示す視差の情報に基づきエフェクトを施すことも可能である。ここで、本実施形態に係る再生リストが示す視差の情報に基づきエフェクトを施す処理(エフェクト制御処理)としては、例えば、手前方向に視差がある静止画像において視差がある特定の部分にズームを行う処理や、奥行方向に視差がある静止画像においてフェードアウトを施す処理などが挙げられる。なお、本実施形態に係る再生リストが示す視差の情報に基づくエフェクト制御処理が、上記の例に限られないことは、言うまでもない。
また、上記では、本実施形態に係る再生リストに含まれている視差の情報に基づいて、音量制御、音声データの再生区間制御、エフェクト制御が行われる例を示したが、本実施形態に係る音量制御、音声データの再生区間制御、エフェクト制御の実現方法は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、音量制御に係る処理、音声データの再生区間制御に係る処理、エフェクト制御処理のうちの、1または2以上の処理を行わせるためのデータ(例えば、処理制御命令や処理パラメータなど)を含む再生リストを生成してもよい。例えば、上記のような処理を行わせるためのデータを含む再生リストに基づいて、画像データを再生する処理を行う装置が処理を行うことによって、本実施形態に係る音量制御、音声データの再生区間制御、エフェクト制御処理を実現することが可能である。
以下、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について、より具体的に説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、再生対象の画像データを示すタイトル情報を取得する(タイトル情報取得処理)。また、本実施形態に係る情報処理装置は、静止画像における視差を示す視差情報を取得する(視差情報取得処理)。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、取得された視差情報に基づいて、本実施形態に係る再生リストを生成する(再生リスト生成処理)。本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、(1)タイトル情報取得処理、(2)視差情報取得処理、および(3)再生リスト生成処理を行うことによって、本実施形態に係る再生リストを生成する。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)、上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)を行うことも可能である。
本実施形態に係る再生リストに基づいて、例えば図1に示すような再生が実現されることによって、よりエンタテインメント性の高い静止画像の再生(例えば、スライドショー)が実現される。
(1)タイトル情報取得処理
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、ユーザにより指定された(または選択された)、画像のタイトル名などのような再生対象の画像データを指し示す情報(画像を種別することが可能な情報)に基づいて、タイトル情報を取得する。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、ユーザにより指定された(または選択された)、画像のタイトル名などのような再生対象の画像データを指し示す情報(画像を種別することが可能な情報)に基づいて、タイトル情報を取得する。
ここで、本実施形態に係るタイトル情報とは、例えば、画像のタイトル名や、撮像日時など、画像を種別することが可能な情報を含むデータである。また、本実施形態に係るタイトル情報には、画像データが記録されている場所を示す情報(例えば記録アドレス)が含まれていてもよい。ここで、本実施形態に係るタイトル情報を構成する、上記画像を種別することが可能な情報は、例えば、画像を撮像する撮像装置において撮像時に生成されるメタデータから抽出される。本実施形態に係るタイトル情報は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が生成してもよいし、画像データを記録する装置が生成してもよい。本実施形態に係るタイトル情報は、例えば、画像データの記録の際に(または、画像データの記録後に)、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などに記録される。
より具体的には、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などから、上記再生対象の画像データを指し示す情報に対応するタイトル情報を取得する。なお、本実施形態に係る情報処理装置におけるタイトル情報の取得方法は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、タイトル情報取得処理の一環として、メタデータなどから画像を種別することが可能な情報を抽出してタイトル情報を生成することにより、タイトル情報を取得してもよい。
図2は、本実施形態に係るタイトル情報の一例を示す説明図である。図2では、本実施形態に係るタイトル情報が、画像データのタイトル名(図2に示すTitle Name)と、当該画像データの記録場所(図2に示すLocation)とが、画像データごとに対応付けられて記録されているテーブルである例を示している。なお、本実施形態に係るタイトル情報は、例えば図2に示すようなテーブル形式のデータに限られず、画像データ単位のデータであってもよい。また、本実施形態に係るタイトル情報が、図2に示すような、画像データのタイトル名と、画像データの記録場所とを示すデータに限らないことは、言うまでもない。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、画像のタイトル名などのような再生対象の画像データを指し示す情報に基づいて、図2に示すテーブル形式のデータから再生対象の画像データに対応するタイトル情報を抽出することによって、再生対象の画像データに対応するタイトル情報を取得する。なお、本実施形態に係る情報処理装置におけるタイトル情報の取得方法が、上記に限られないことは、言うまでもない。
ここで、(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行うことによって、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、ユーザにより指定された(または選択された)、画像のタイトル名などのような再生対象の画像データを指し示す情報に基づいて、再生対象の画像データに対応するタイトル情報を取得することが可能である。また、後述する(2)の処理(視差情報取得処理)において、タイトル情報に対応する視差情報が取得され、後述する(3)の処理(再生リスト生成処理)において、取得された視差情報に基づき再生リストが生成されることによって、取得されたタイトル情報に対応する画像データが再生される再生リストが生成される。
よって、(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行うことによって、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、ユーザにより指定された(または選択された)再生対象の画像データが再生される再生リストを生成することができる。
なお、上述したように、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行わないことも可能である。(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行わない場合であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、後述する(3)の処理(再生リスト生成処理)において、後述する(2)の処理(視差情報取得処理)において取得された視差情報に基づいて、本実施形態に係る再生リストを生成することが可能である。
よって、(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行わない場合であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る情報処理装置が(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行わない場合であっても、ユーザが、視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することが可能である。
(2)視差情報取得処理
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などから、視差情報を取得する。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などから、視差情報を取得する。
ここで、本実施形態に係る視差情報とは、静止画像における視差を示すデータである。図3は、本実施形態に係る視差情報の一例を示す説明図である。
例えば図3に示すように、本実施形態に係る視差情報としては、例えば、画像のタイトル名など、画像を種別することが可能な情報(図3に示す“Title Name”)と、静止画像における視差を示す値(図3に示す“Depth”)とが対応付けられているデータが挙げられる。ここで、図3では、“Depth”が正の値であるときに、手前方向への視差を示す値(飛び出し量を示す値)を示しており、“Depth”が負の値であるときに、奥行方向への視差を示す値(奥行き量を示す値)を示している。また、図3では示していないが、“Depth”が0のときには、静止画像が視差を有さないことを示す。
なお、本実施形態に係る視差情報は、例えば図3に示すようなテーブル形式のデータに限られず、画像データ単位のデータであってもよい。また、本実施形態に係る視差情報が、図3に示す例に限られないことは、言うまでもない。
ここで、本実施形態に係る視差情報を構成する静止画像における視差を示す値は、例えば、画像データに対して視差を検出する画像処理を行うことによって得られる。なお、本実施形態に係る静止画像における視差を示す値の取得方法は、上記に限られない。例えば、コンテンツ製作者による画像生成時や放送などにおける画像送信時において、静止画像における視差を示す値が静止画像に付されている場合(または、静止画像における視差を示す値が静止画像に対応付けられている場合)には、静止画像に付されている静止画像における視差を示す値が、本実施形態に係る視差情報を構成する静止画像における視差を示す値とされてもよい。また、例えば、撮像装置が撮像時に生成するメタデータに、撮像した静止画像における視差を示す値が含まれる場合には、当該メタデータから抽出される静止画像における視差を示す値が、本実施形態に係る視差情報を構成する静止画像における視差を示す値とされてもよい。
本実施形態に係る視差情報は、例えば、画像データの記録の際に(または、画像データの記録後に)、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などに記録される。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などから、上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)において取得されたタイトル情報に対応する視差情報を取得する。例えば本実施形態に係る視差情報が、図3に示すテーブル形式のデータである場合、本実施形態に係る情報処理装置は、記憶部(後述する)などから視差情報を読み出す。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、上記(1)の処理において取得されたタイトル情報が示す画像のタイトル名(図2に示す“Title Name”)と一致する、画像のタイトル名(図3に示す“Title Name”)を有する画像データの視差情報を、選択する。
なお、本実施形態に係る情報処理装置における視差情報の取得方法は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、視差情報取得処理の一環として、視差情報を生成することにより、視差情報を取得してもよい。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、上記(1)の処理において取得されたタイトル情報が示す画像データの記録場所(図2に示すLocation)から画像データを読み出し、読み出された画像データに対して視差を検出する画像処理を行うことによって視差情報を生成する。
また、本実施形態に係る情報処理装置が上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)を行わない場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、記憶部(後述する)や外部記録媒体から視差情報を読み出す、または、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続された外部装置から視差情報を取得することによって、視差情報を取得する。
(3)再生リスト生成処理
本実施形態に係る情報処理装置は、取得された視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する。
本実施形態に係る情報処理装置は、取得された視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、設定された再生パターンに当てはまるように、上記(2)の処理(視差情報取得処理)において取得された視差情報に対応する画像データの再生順序を並び替えて、本実施形態に係る再生リストを生成する。上記設定された再生パターンとしては、例えば、ユーザ操作により選択された再生パターンや、複数の再生パターンの中から自動的に選択された再生パターン、予め設定されている再生パターンが挙げられる。また、本実施形態に係る情報処理装置は、視差情報に基づいて、再生順序が隣り合う画像データに対応する静止画像における視差を示す値が同一、または、再生順序が隣り合う画像データに対応する静止画像における視差を示す値の差分値の絶対値が、所定の閾値以下となるように、画像データの再生順序を並び替える。
ここで、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、画像データの再生順序を示す情報と、画像データの記録場所を示す情報とを含む再生リストを生成するが、本実施形態に係る情報処理装置が生成する再生リストは、上記に限られない。上述したように、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、画像データの再生継続時間を示す情報や、待機時間を示す情報を含む再生リストを生成してもよい。また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報を含む再生リストを生成することも可能である。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、複数の再生リストを生成してもよい。より具体的には、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、設定されている再生パターンが複数ある場合には、設定されている再生パターンごとに再生リストを生成する。また、本実施形態に係る情報処理装置は、設定されている再生パターンが1つであっても、例えば、含まれる情報が異なる複数の再生リストを生成することが可能である。
本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る再生リスト生成処理として、例えば、(1)の処理(タイトル情報取得処理)、(2)の処理(視差情報取得処理)、および(3)の処理(再生リスト生成処理)を行うことによって、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される、本実施形態に係る再生リストを生成する。
したがって、本実施形態に係る情報処理装置は、(1)の処理(タイトル情報取得処理)、(2)の処理(視差情報取得処理)、および(3)の処理(再生リスト生成処理)を行うことによって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、(1)の処理(タイトル情報取得処理)、(2)の処理(視差情報取得処理)、および(3)の処理(再生リスト生成処理)を行うことによって、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”や、“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および(3)の処理(再生リスト生成処理)”に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、さらに、上記(3)の処理(再生リスト生成処理)によって生成された再生リストに基づいて、再生対象の画像データを再生させてもよい(再生制御処理)。
ここで、本実施形態に係る情報処理装置における(4)再生制御処理としては、自装置における再生制御に係る処理と、外部装置における再生制御に係る処理とが挙げられる。
より具体的には、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備えるエンコーダ/デコーダに、再生を制御する再生制御信号を伝達することによって、再生リストに基づく再生対象の画像データの再生を行わせる(自装置における再生制御に係る処理の一例)。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、上述した(a)に示す再生制御(音量制御)、(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)、(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)のうちの、1以上の再生制御をさらに行ってもよい。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備えるDSP(Digital Signal Processor)などの音声信号を処理するデバイスに、再生リストに含まれる視差の情報に基づく、音声データの再生を制御する再生制御信号を伝達することによって、上記(a)に示す再生制御(音量制御)や、上記(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)を実現する。また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備えるエンコーダ/デコーダに、再生リストに含まれる視差の情報に基づく、施すエフェクトを制御する再生制御信号を伝達することによって、上記(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)を実現する。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続された外部装置に対して、再生を制御する再生制御信号を送信させることによって、当該外部装置に、再生リストに基づく再生対象の画像データの再生を行わせる(外部装置における再生制御に係る処理の一例)。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続された外部装置に対して、音声データの再生を制御する再生制御信号や、施すエフェクトを制御する再生制御信号を送信させてもよい。音声データの再生を制御する再生制御信号や、施すエフェクトを制御する再生制御信号を送信させることによって、本実施形態に係る情報処理装置は、上記外部装置に、上述した(a)に示す再生制御(音量制御)、(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)、(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)のうちの、1以上の再生制御をさらに行わせることができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置における再生制御処理が、上記に限られないことは、言うまでもない。
上記のように、本実施形態に係る再生リストに基づいて、再生対象の画像データの再生処理が行われることによって、本実施形態に係る再生リストに従って画像データが再生される。よって、本実施形態に係る情報処理装置がさらに上記(4)の処理(再生制御処理)を行うことによって、再生される画像における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る情報処理装置がさらに上記(4)の処理(再生制御処理)を行う場合においても、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
[2]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例
次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について、より具体的に説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を示す流れ図である。以下では、本実施形態に係る情報処理装置が、図4に示す処理を行うものとして説明する。ここで、図4では、例えば、ステップS100の処理が、上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)に該当し、また、ステップS102の処理が、上記(2)の処理(視差情報取得処理)に該当する。また、図4では、例えば、ステップS104の処理が、上記(3)の処理(再生リスト生成処理)に該当し、また、ステップS106の処理が、上記(4)の処理(再生制御処理)に該当する。
次に、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理について、より具体的に説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を示す流れ図である。以下では、本実施形態に係る情報処理装置が、図4に示す処理を行うものとして説明する。ここで、図4では、例えば、ステップS100の処理が、上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)に該当し、また、ステップS102の処理が、上記(2)の処理(視差情報取得処理)に該当する。また、図4では、例えば、ステップS104の処理が、上記(3)の処理(再生リスト生成処理)に該当し、また、ステップS106の処理が、上記(4)の処理(再生制御処理)に該当する。
本実施形態に係る情報処理装置は、再生対象の画像データに対応するタイトル情報を取得する(S100)。ここで、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、記憶部(後述する)などに記憶されているデータから、画像のタイトル名などのような再生対象の画像データを指し示す情報(画像を種別することが可能な情報)に対応するタイトル情報を特定する。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、特定されたタイトル情報を記憶部(後述する)から読み出すことによって、再生対象の画像データに対応するタイトル情報を取得する。なお、本実施形態に係る情報処理装置におけるステップS100の処理が、上記に限られないことは、言うまでもない。
ステップS100においてタイトル情報が取得されると、本実施形態に係る情報処理装置は、取得されたタイトル情報に対応する視差情報を取得する(S102)。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備える記憶部(後述する)や、外部装置が備える記録媒体、着脱可能な外部記録媒体などから、例えば図3に示すような複数の静止画像に対応する視差情報を含むデータを取得する。そして、本実施形態に係る情報処理装置は、ステップS100において取得されたタイトル情報に含まれる、画像のタイトル名などの画像を種別することが可能な情報と一致する、画像を種別することが可能な情報を含む視差情報を、取得した上記データから抽出することによって、タイトル情報に対応する視差情報を取得する。なお、ステップS102における処理が、上記に限られないことは、言うまでもない。
ステップS102において視差情報が取得されると、本実施形態に係る情報処理装置は、取得された視差情報に基づいて、再生対象の画像データの再生順序を決定し、再生リストを生成する(S104)。ここで、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、設定された再生パターンに当てはまるように、ステップS102取得された視差情報に対応する画像データの再生順序を並び替えて再生リストを生成する。また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、視差情報に基づいて、再生順序が隣り合う画像データに対応する静止画像における視差を示す値が同一、または、再生順序が隣り合う画像データに対応する静止画像における視差を示す値の差分値の絶対値が、所定の閾値以下となるように、画像データの再生順序を並び替える。
ステップS104の処理が行われると、本実施形態に係る情報処理装置は、生成された再生リストに従って、再生対象の画像データを再生させる(S106)。ここで、ステップS106の処理としては、例えば、本実施形態に係る情報処理装置が備えるエンコーダ/デコーダに再生制御信号を伝達する処理や、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続された外部装置に対して、再生を制御する再生制御信号を送信させる処理などが挙げられる。また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、生成された再生リストに含まれる視差の情報に基づいて、上述した(a)に示す再生制御(音量制御)、(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)、(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)のうちの、1以上の再生制御をさらに行ってもよい。
本実施形態に係る情報処理装置は、例えば図4に示す処理を行うことによって、本実施形態に係る情報処理方法に係る(1)の処理(タイトル情報取得処理)、(2)の処理(視差情報取得処理)、(3)の処理(再生リスト生成処理)、および(4)の処理(再生制御処理)を実現する。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば図4に示す処理を行うことによって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば図4に示す処理を行うことによって、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る再生リスト生成処理は、図4に示す処理に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、図4に示すステップS100の処理を行わなくてもよい。図4に示すステップS100の処理を行わない場合であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る(2)の処理(視差情報取得処理)〜(4)の処理(再生制御処理)を行うことが可能である。
したがって、図4に示すステップS100の処理を行わない場合であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る情報処理装置が図4に示すステップS100の処理を行わない場合であっても、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、図4に示すステップS106の処理を行わなくてもよい。図4に示すステップS106の処理を行わない場合であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”や、“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および(3)の処理(再生リスト生成処理)”を行うことが可能である。
したがって、図4に示すステップS106の処理を行わない場合であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る情報処理装置が図4に示すステップS106の処理を行わない場合であっても、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
(本実施形態に係る情報処理装置)
次に、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例について、説明する。
次に、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例について、説明する。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置100は、例えば、記憶部102と、制御部104とを備える。
また、情報処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、サーバなどの外部装置と通信を行う通信部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部104が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
通信部(図示せず)は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、サーバなどの外部装置と無線/有線で通信を行う役目を果たす。ここで、通信部(図示せず)としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11bポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。また、本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN;Wireless Local Area Network)や基地局を介した無線WAN(WWAN;Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
操作部(図示せず)としては、例えば、ボタン、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。なお、情報処理装置100は、例えば、情報処理装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)などの、外部操作デバイスと接続されていてもよい。
表示部(図示せず)としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)や有機ELディスプレイ(organic ElectroLuminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられる。なお、表示部(図示せず)は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。また、情報処理装置100は、例えば、表示デバイスなどの外部表示デバイスと接続されていてもよい。
[情報処理装置100のハードウェア構成例]
図6は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。情報処理装置100は、例えば、CPU150と、ROM152と、RAM154と、不揮発性メモリ156と、記録媒体158と、光ディスクドライブ160と、入力インタフェース162と、チューナ164と、エンコーダ/デコーダ166と、暗号処理回路168と、外部記録媒体インタフェース170と、オーディオインタフェース174とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス176で各構成要素間を接続する。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。情報処理装置100は、例えば、CPU150と、ROM152と、RAM154と、不揮発性メモリ156と、記録媒体158と、光ディスクドライブ160と、入力インタフェース162と、チューナ164と、エンコーダ/デコーダ166と、暗号処理回路168と、外部記録媒体インタフェース170と、オーディオインタフェース174とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス176で各構成要素間を接続する。
CPU150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、各種処理回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する制御部104として機能する。また、CPU150は、情報処理装置100において、例えば、後述するタイトル情報取得部110、視差情報取得部112、再生リスト生成部114、および再生制御部116の役目を果たす。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。また、ROM152には、例えば、OS(Operating System)やBIOS(Basic Input/Output System)、アプリケーションプログラム、その他の各種データが記憶されていてもよい。RAM154は、例えば、CPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
不揮発性メモリ156は、例えば、CPU150により実行されるプログラムや、暗号化や復号などの処理に用いられるデータが記憶される。不揮発性メモリ156としては、例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などが挙げられる。
記録媒体158は、本実施形態に係る情報処理装置100における記憶手段であり、例えば、画像データや、タイトル情報、視差情報、番組のデータ、データ放送用の付加情報データなど、様々なデータが記憶される。記録媒体158としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記録媒体158は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。記録媒体158では、例えば、CPU150により指定されるコマンドやアドレス情報に基づいて、データの書き込みおよび読み出しの動作が行われる。
光ディスクドライブ160は、挿入される光ディスクからのデータの読み出しや、当該光ディスクに対するデータの書き込みを行う。ここで、光ディスクドライブ160としては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブや、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)ドライブなどが挙げられる。
入力インタフェース162は、例えば、操作部(図示せず)の役目を果たす操作入力デバイス(図示せず)や、表示部(図示せず)の役目を果たす表示デバイスなどを接続する。ここで、入力インタフェース162としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子、各種処理回路などが挙げられる。また、入力インタフェース162は、リモート・コントローラなどの外部装置から送信される赤外線信号などの信号を受信する受信回路を備えていてもよい。また、入力インタフェース162は、例えば、操作入力デバイス(図示せず)から伝達される操作信号や、外部装置から送信された信号を、CPU150に伝達する。
チューナ164には、例えば、外部のアンテナにより受信された放送波に基づく信号が入力される。チューナ164は、例えば、CPU150からの指示に従って所定の搬送周波数の信号を選択し、選択した信号に対してQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)復調処理および誤り訂正処理などの処理を行う。
エンコーダ/デコーダ166は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などの所定の符号化方式に従って、ビデオおよびオーディオのデータの圧縮符号化や、伸張復号化処理などの処理を行う。
暗号処理回路168は、例えば、著作権保護されたビデオコンテンツを記録媒体間において移動させる際などに必要となる暗号化処理や復号処理を実行する。例えば、暗号処理回路168は、記録媒体158や、光ディスクドライブ160に挿入された光ディスク、外部記録媒体インタフェース170に接続された外部記録媒体などに、上記ビデオコンテンツを示すデータを記録する際に、暗号化処理を行う。また、暗号処理回路168は、例えば、記録媒体158や、光ディスクドライブ160に挿入された光ディスク、外部記録媒体インタフェース170に接続された外部記録媒体などからデータを読み出す際に、復号処理を行う。
外部記録媒体インタフェース170には、例えばメモリカードなどの外部記録媒体が接続され、接続された外部記録媒体からのデータの読み出しや、当該外部記録媒体へのデータの書き込みを行う。
グラフィックインタフェース172は、例えば、エンコーダ/デコーダ166において復号処理されたビデオデータをアナログ信号に変換し、当該アナログ信号を外部装置に出力する。なお、グラフィックインタフェース172は、上記アナログ信号への変換を行わなくてもよい。
オーディオインタフェース174は、例えば、エンコーダ/デコーダ166において復号処理されたオーディオデータをアナログ信号に変換して、当該アナログ信号を外部装置に出力する。なお、オーディオインタフェース174は、上記アナログ信号への変換を行わなくてもよい。
情報処理装置100は、例えば図6に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。なお、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成は、図6に示す構成に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置100は、通信部(図示せず)の役目を果たす通信インタフェースを備えていてもよい。ここで、本実施形態に係る通信インタフェースとしては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられる。なお、本実施形態に係る通信インタフェースは、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る通信インタフェースは、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワークを介して外部装置と通信可能な任意の構成をとることができる。
再度図5を参照して、情報処理装置100の構成の一例について説明する。記憶部102は、情報処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、画像データや、タイトル情報、視差情報など、様々なデータが記憶される。ここで、図5では、静止画像Aに対応するタイトル情報A120、静止画像Bに対応するタイトル情報B122、・・・、静止画像Aに対応する視差情報A124、静止画像Bに対応する視差情報B126、・・・が、記憶部102に記憶されている例を示している。なお、記憶部102には、タイトル情報と視差情報とが記憶されていなくてもよい。タイトル情報と視差情報とが記憶部102に記憶されていない場合であっても、情報処理装置100は、例えば、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続されたサーバなどの外部装置から、タイトル情報と視差情報とを取得することが可能である。
また、記憶部102としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。
制御部104は、例えばCPUなどで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部104は、例えば、タイトル情報取得部110と、視差情報取得部112と、再生リスト生成部114と、再生制御部116とを備え、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
タイトル情報取得部110は、上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)を主導的に行う役目を果たし、再生対象の画像データを示すタイトル情報を取得する。
視差情報取得部112は、上記(2)の処理(視差情報取得処理)を主導的に行う役目を果たし、視差情報を取得する。視差情報取得部112は、例えば、タイトル情報取得部110により取得されたタイトル情報に対応する視差情報を取得する。
なお、視差情報取得部112は、タイトル情報取得部110においてタイトル情報が取得されない場合、すなわち、上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)が行われない場合であっても、視差情報を取得することも可能である。上記の場合には、視差情報取得部112は、例えば、記憶部(後述する)や外部記録媒体から視差情報を読み出す、または、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)接続された外部装置から視差情報を取得することによって、視差情報を取得する。
再生リスト生成部114は、上記(3)の処理(再生リスト生成処理)を主導的に行う役目を果たし、視差情報取得部112において取得された視差情報に基づいて再生リストを生成する。
ここで、再生リスト生成部114が生成する再生リストは、例えば、再生対象の画像データを再生する際に一時的に用いられる、一時的な再生リストであってもよい。なお、本実施形態に係る再生リスト生成部114が生成する再生リストは、再生する際に一時的に用いられる一時的な再生リストに限られず、例えば、再生リスト生成部114は、生成した再生リストを記憶部102などに記録してもよい。また、再生リスト生成部114は、例えば、サーバなどの外部装置に、生成した再生リストを示すデータを送信してもよい。
再生制御部116は、上記(4)の処理(再生制御処理)を主導的に行う役目を果たし、再生リスト生成部114により生成された再生リストに基づいて、再生対象の画像データを再生させる。
また、再生制御部116は、上述した(a)に示す再生制御(音量制御)、(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)、(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)のうちの、1以上の再生制御をさらに行ってもよい。再生制御部116は、例えば、再生リスト生成部114が生成する再生リストに含まれる、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報に基づいて、上記1以上の再生制御をさらに行う。
より具体的には、再生制御部116は、例えば、画像データの再生と共に音声データを再生させ、音声データの再生音量を、再生リストに含まれる視差の情報に基づき変化させる(音量制御)。また、再生制御部116は、例えば、再生リストに含まれる視差の情報に基づいて音声データの再生区間を決定し、画像データの再生と共に音声データを再生させる(音声データの再生区間制御)。また、再生制御部116は、画像データの再生に際して、再生リストに含まれる視差の情報に基づきエフェクトを施す(エフェクト制御処理)。
制御部104は、例えば、タイトル情報取得部110、視差情報取得部112、再生リスト生成部114、および再生制御部116を備えることによって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
なお、本実施形態に係る制御部の構成は、図5に示す構成に限らない。例えば、本実施形態に係る制御部は、タイトル情報取得部110を備えない構成をとることも可能である。タイトル情報取得部110を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る、上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)を行うことが可能である。よって、本実施形態に係る制御部がタイトル情報取得部110を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る制御部がタイトル情報取得部110を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
また、本実施形態に係る制御部は、例えば、再生制御部116を備えない構成であってもよい。本実施形態に係る制御部が再生制御部116を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”または“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”を行うことが可能である。よって、本実施形態に係る制御部が再生制御部116を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る制御部が再生制御部116を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
情報処理装置100は、例えば図5に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理(例えば、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”、“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(4)の処理(再生制御処理)”、あるいは“上記(2)の処理(視差情報取得処理)〜上記(4)の処理(再生制御処理)”)を行う。したがって、情報処理装置100は、例えば図5に示す構成によって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、情報処理装置100は、例えば図5に示す構成によって、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、図5に示す構成に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係るタイトル情報や本実施形態に係る視差情報を生成する、情報生成部をさらに備えていてもよい。ここで、制御部104が情報生成部を備えていてもよいし、または、本実施形態に係る情報処理装置が、制御部104とは別体の処理回路で構成される情報生成部を備えていてもよい。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、上述したように、例えば、タイトル情報生成部110および/または再生制御部116を備えない構成をとることも可能である。タイトル情報生成部110および/または再生制御部116を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置は、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、情報処理装置100は、タイトル情報生成部110および/または再生制御部116を備えない構成であっても、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、図5に示すタイトル情報取得部110、視差情報取得部112、再生リスト生成部114、および再生制御部116のうちの1または2以上を個別に備える(例えば、個別の処理回路で実現する)ことができる。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)、上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”、または、“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”を行う。ここで、本実施形態に係る情報処理装置は、上記(3)の処理(再生リスト生成処理)において、上記(2)の処理(視差情報取得処理)において取得される視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する。本実施形態に係る再生リストに基づいて、画像データを再生する処理を行う装置が、再生対象の画像データを再生させることによって、順次に再生される静止画像間における視差は、同程度のものとなる。
したがって、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る再生リストを生成することによって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る再生リストに基づき順次に再生される静止画像間における視差は同程度であるので、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザが、視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することができる。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る再生リストに基づき再生されるコンテンツをみるユーザの満足度の向上を図ることが可能である。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る再生リストを生成することによって再生対象の画像データの再生順序を制御するので、例えば特許文献1のように、静止画像における視差を示す値の補正を行わない。よって、本実施形態に係る情報処理装置は、コンテンツ提供者が意図する視差を有するコンテンツ(再生される各静止画像)をユーザに提供することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、さらに上記(4)の処理(再生制御処理)を行ってもよい。本実施形態に係る再生リストに基づいて再生対象の画像データの再生処理が行われることによって、本実施形態に係る再生リストに従って画像データが再生される。よって、本実施形態に係る情報処理装置がさらに上記(4)の処理(再生制御処理)を行うことによって、再生される画像における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、本実施形態に係る情報処理装置がさらに上記(4)の処理(再生制御処理)を行う場合においても、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
さらに、本実施形態に係る情報処理装置は、上記(4)の処理(再生制御処理)において、上述した(a)に示す再生制御(音量制御)、(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)、(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)のうちの、1以上の再生制御をさらに行ってもよい。本実施形態に係る再生リストに基づいて、上述した(a)に示す再生制御(音量制御)、(b)に示す再生制御(音声データの再生区間制御)、(c)に示す再生制御(エフェクト制御処理)のうちの、1以上の再生制御が行われることによって、よりエンタテインメント性の高い静止画像の再生が実現される。
したがって、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、画像と音声とが同期したより臨場感のあるコンテンツをユーザに提供することが可能となるなど、エンタテインメント性の向上を図ることができる。
以上、本実施形態として情報処理装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置や、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機、PC(Personal Computer)やタブレット型端末、サーバなどのコンピュータ、テレビ受像機などの表示装置、デジタルカメラなどの撮像装置など、再生リストの生成に係る処理を行うことが可能な様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理IC(Integrated Circuit)に適用することもできる。
また、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、例えばクラウドコンピューティングなどのように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、複数の装置(例えば、サーバなど)からなる情報処理システムにより実現されてもよい。つまり、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、例えば、上記情報処理システムを構成する装置によって連携して行われてもよい。
(本実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”や、“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”など、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)によって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラムによって、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、“上記(1)の処理(タイトル情報取得処理)〜上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”や、“上記(2)の処理(視差情報取得処理)、および上記(3)の処理(再生リスト生成処理)”など、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)によって、画像の再生における視差の急激な切り替わりを防止することができる。また、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラムによって、上述した、ユーザが視差が頻繁に切り替わったと感じることを防止することなどの効果を奏することができる。
また、コンピュータに、さらに上記(4)の処理(再生制御処理)を実行させるためのプログラムによって、さらにエンタテインメント性の向上を図ることが可能となる。
ここで、上記各プログラムは例えば記録媒体に記録され、記録媒体に記録されたプログラムは、例えばCPUによって読み出される。そして、CPUは、読み出したプログラムに記載された命令を実行する。読み出されたプログラムが実行されることによって、コンピュータは、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
静止画像における視差を示す視差情報を取得する視差情報取得部と、
取得された前記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する再生リスト生成部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
再生対象の画像データを示すタイトル情報を取得するタイトル情報取得部をさらに備え、
前記視差情報取得部は、取得された前記タイトル情報に対応する前記視差情報を取得する、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
生成された再生リストに基づいて、再生対象の画像データを再生させる再生制御部をさらに備える、(1)、または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、
画像データの再生と共に音声データを再生させ、
前記音声データの再生音量を、前記視差の情報に基づき変化させる、(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、
画像データの再生と共に音声データを再生させ、
前記視差の情報に基づいて、前記音声データの再生区間を決定する、(3)、または(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、画像データの再生に際して、前記視差の情報に基づきエフェクトを施す、(3)〜(5)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)
静止画像における視差を示す視差情報を取得するステップと、
取得された前記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成するステップと、
を有する、情報処理方法。
(1)
静止画像における視差を示す視差情報を取得する視差情報取得部と、
取得された前記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する再生リスト生成部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
再生対象の画像データを示すタイトル情報を取得するタイトル情報取得部をさらに備え、
前記視差情報取得部は、取得された前記タイトル情報に対応する前記視差情報を取得する、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
生成された再生リストに基づいて、再生対象の画像データを再生させる再生制御部をさらに備える、(1)、または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、
画像データの再生と共に音声データを再生させ、
前記音声データの再生音量を、前記視差の情報に基づき変化させる、(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、
画像データの再生と共に音声データを再生させ、
前記視差の情報に基づいて、前記音声データの再生区間を決定する、(3)、または(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、画像データの再生に際して、前記視差の情報に基づきエフェクトを施す、(3)〜(5)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(7)
静止画像における視差を示す視差情報を取得するステップと、
取得された前記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成するステップと、
を有する、情報処理方法。
100 情報処理装置
102 記憶部
104 制御部
110 タイトル情報取得部
112 視差情報取得部
114 再生リスト生成部
116 再生制御部
102 記憶部
104 制御部
110 タイトル情報取得部
112 視差情報取得部
114 再生リスト生成部
116 再生制御部
Claims (7)
- 静止画像における視差を示す視差情報を取得する視差情報取得部と、
取得された前記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成する再生リスト生成部と、
を備える、情報処理装置。 - 再生対象の画像データを示すタイトル情報を取得するタイトル情報取得部をさらに備え、
前記視差情報取得部は、取得された前記タイトル情報に対応する前記視差情報を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 生成された再生リストに基づいて、再生対象の画像データを再生させる再生制御部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、
画像データの再生と共に音声データを再生させ、
前記音声データの再生音量を、前記視差の情報に基づき変化させる、請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、
画像データの再生と共に音声データを再生させ、
前記視差の情報に基づいて、前記音声データの再生区間を決定する、請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記再生リスト生成部は、再生される画像データが示す静止画像それぞれの視差の情報が含まれる再生リストを生成し、
前記再生制御部は、画像データの再生に際して、前記視差の情報に基づきエフェクトを施す、請求項3に記載の情報処理装置。 - 静止画像における視差を示す視差情報を取得するステップと、
取得された前記視差情報に基づいて、視差が同程度の静止画像を示す画像データが順次に再生される再生リストを生成するステップと、
を有する、情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006851A JP2013150040A (ja) | 2012-01-17 | 2012-01-17 | 情報処理装置、および情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006851A JP2013150040A (ja) | 2012-01-17 | 2012-01-17 | 情報処理装置、および情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013150040A true JP2013150040A (ja) | 2013-08-01 |
Family
ID=49047164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012006851A Pending JP2013150040A (ja) | 2012-01-17 | 2012-01-17 | 情報処理装置、および情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013150040A (ja) |
-
2012
- 2012-01-17 JP JP2012006851A patent/JP2013150040A/ja active Pending
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