JP2013149510A - コネクタ装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの端子部同士が擦れることのないコネクタ装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器10は、コネクタ30を備えた筐体20と、コネクタ30に接続されるコネクタ50と、電子部品を含んで構成される電子ユニット41とを有し、筐体20に嵌め込まれるモジュール40と、モジュール40を筐体20に固定する固定ねじ12とを有している。固定ねじ12は、コネクタ30とコネクタ50とが相互に変位しないように、コネクタ30とコネクタ50との接続部分近傍で、モジュール40を、筐体20に固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタ装置及び電子機器に関する。
例えば、パーソナルコンピュータの拡張ボードやハードディスク装置のPCパーツ等では、モジュールを、筐体から取り外したり、若しくは、筐体に取り付けたりすることがある。この場合、筐体への取り付け作業を容易にするため、一部の電子機器には、筐体にモジュールを嵌め込むことにより、モジュールのコネクタが、筐体のコネクタに接続されるプラグイン方式が、採用されている。
しかしながら、このようなプラグイン方式では、モジュールのコネクタを、筐体のコネクタに対して、適切な取付位置に微調整しつつ、モジュールを筐体に嵌め込まなければならない。この問題に対して、特許文献1には、コネクタ間の誤差や位置ずれを吸収するフローティングプレートを備えるコネクタ装置が開示されている。このコネクタ装置のフローティングプレートは、接続端子が揺動可能に形成されており、これにより、コネクタ間の誤差やずれを吸収しつつ、モジュールを筐体に嵌め込むことができる。
特許第3055616号公報
特許文献1に記載のコネクタ装置では、モジュールのモータ等によって、フローティングプレートのフローティング量よりも大きな振動が生じた場合、モジュールが、筐体に対して相対的に変位する。そうすると、モジュールのコネクタが、筐体のコネクタに対して相対的に変位するため、この結果、モジュールのコネクタの端子部が、筐体のコネクタの端子部に対して擦れる。そして、端子部同士の擦れが繰り返されると、コネクタの端子部等が磨耗して、コネクタの電気的な接続信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、コネクタの端子部同士が擦れることのないコネクタ装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明のコネクタ装置は、筐体と、筐体に嵌め込まれるモジュールと、モジュールを筐体に固定する固定手段とを有する。筐体は、第1コネクタを有し、モジュールは、第2コネクタを有する。第1コネクタ及び第2コネクタは、モジュールが、筐体に嵌め込まれることによって接続される。また、固定手段は、第1コネクタと第2コネクタとが相互に変位しないように、第1コネクタと第2コネクタとの接続部分近傍で、モジュールを、筐体に固定する。
本発明によれば、第1コネクタと第2コネクタとが相互に変位しなくなる。これにより、第1コネクタと第2コネクタとの端子部同士が、擦れることを防止することができる。
本発明の実施の形態1に係る電子機器の斜視図である。 電子機器の断面図である。 電子機器の分解斜視図である。 筐体の斜視図である。 モジュールの斜視図である。 図2の部分拡大図である。 (A)は、電子機器の組み立て方法を説明する斜視図であり、(B)は、電子機器の組み立て方法を説明する断面図(その1)である。 (A)は、電子機器の組み立て方法を説明する断面図(その2)であり、(B)は、(A)の部分拡大図である。 電子機器の組み立て方法を説明する断面図(その3)である。 電子機器の組み立て方法を説明する断面図(その4)である。 (A)は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の断面図であり、(B)は、実施の形態2に係る電子機器の部分拡大図である。 実施の形態2に係る電子機器の筐体の斜視図である。 実施の形態2に係る電子機器の分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る電子機器の部分拡大図である。 本発明の実施の形態4に係る電子機器の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る電子機器の斜視図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る電子機器10について、図1〜10を用いて説明する。なお、図中のXY平面は水平な面であり、図中のZ軸の方向は鉛直方向である。
電子機器10は、例えば、パーソナルコンピュータの拡張ボードやハードディスク装置のPCパーツ等である。電子機器10は、図1に示すように、筐体20と、筐体20に嵌め込まれたモジュール40とを有している。
筐体20は、直方体板状に形成されたケースであり、コネクタ30を有している。筐体20の内部には、図2及び図3に示すように、モジュール40を収納するためにモジュール収納空間部21が形成されている。また、筐体20の−Y側には、開口部22が形成されている。モジュール収納空間部21は、この開口部22により、筐体20の外部と連通している。また、開口部22近傍には、一対のねじ孔23が形成されている。このねじ孔23には、モジュール40を、筐体20に固定するための固定ねじ11が、挿入される。
筐体20の+Y側の背面部24(筐体20のXZ平面に平行な面)には、図4に示すように、コネクタ取付孔25が形成されている。コネクタ取付孔25は、略台形状に形成されるとともに、Y軸方向に貫通して形成されている。このコネクタ取付孔25には、コネクタ30が取り付けられている。
また、筐体20の背面部24には、一対のねじ孔26が形成されている。ねじ孔26は、コネクタ取付孔25の両側(+X側及び−X側)に形成されている。このねじ孔26には、コネクタ30を取り付けるためのコネクタ取付ねじ33が挿入される。また、筐体20の背面部24には、Y軸方向に貫通する貫通孔27と、後述するガイドピン60が挿入されるガイド孔28とが、それぞれ2つずつ形成されている。貫通孔27の+Y側には、図2に示すように、固定ねじ12の頭部が収納される座ぐり穴が形成されている。また、ガイド孔28は、丸孔形状に形成されている。
コネクタ30は、例えば、25本のピン端子を備えるオス型コネクタより構成されている。コネクタ30は、図4に示すように、XZ平面に平行な板状のフランジ部31を備えている。フランジ部31には、一対の貫通孔32が形成されている。貫通孔32は、Y軸方向に貫通して形成されている。貫通孔32には、コネクタ30を取り付けるためのコネクタ取付ねじ33が挿入される。コネクタ30は、このコネクタ取付ねじ33が、背面部24に形成されたねじ孔26に締結されることによって、筐体20に固定されている。また、コネクタ30には、複数の信号線や電源線が、ピン端子に接続されており、これらの信号線や電源線は、図2に示すように、1本のケーブル34として、筐体20の外部に引き出されている。ケーブル34は、例えば、フラットケーブルであり、このケーブル34を介して、コネクタ30に、外部の機器からの信号や、電源が供給される。
モジュール40は、図2及び図3に示すように、複数の電子部品や回路基板を含んで構成される電子ユニット41と、コネクタ50と、ガイドピン60とを有している。モジュール40の外形は、筐体20のモジュール収納空間部21に嵌め込まれるように、モジュール収納空間部21と同等の形状及び寸法に形成されている。モジュール40の−Y側端部には、+X側及び−X側に突出して形成された一対の取付部42が形成されている。この取付部42には、筐体20に固定するための固定ねじ11を挿入する取付孔43が形成されている。取付孔43は、Y軸方向に貫通して形成されている。
モジュール40の+Y側の面40aには、図5に示すように、コネクタ取付孔44が形成されている。コネクタ取付孔44は、略台形状に形成されている。このコネクタ取付孔44には、コネクタ50が取り付けられている。
また、モジュール40の+Y側の面40aには、一対のねじ孔45が形成されている。ねじ孔45は、コネクタ取付孔44の両側(+X側及び−X側)に形成されている。このねじ孔45には、コネクタ50を取り付けるためにねじが挿入される。また、モジュール40の+Y側の面40aには、+Y方向に突出する突出部46と、ガイドピン60を挿入して支持するための支持孔47とが、それぞれ2つずつ形成されている。突出部46は、円柱形状に形成されており、突出部46の上面(+Yの面)には、ねじ孔46aが、形成されている。この、ねじ孔46aには、筐体20を、モジュール40に固定するための固定ねじ12が、挿入される。また、支持孔47は、丸孔形状に形成されている。
コネクタ50は、例えば、ピン端子を嵌め込むための25個のピン孔を備えるメス型コネクタから構成されている。コネクタ50は、図5に示すように、XZ平面に平行な板状のフランジ部51を備えている。フランジ部51には、一対の貫通孔52が形成されている。貫通孔52は、Y軸方向に貫通して形成されている。貫通孔52には、コネクタ50を取り付けるためのコネクタ取付ねじ53が挿入される。コネクタ50は、このコネクタ取付ねじ53が、モジュール40の+Y側の面40aに形成されたねじ孔45に締結されることによって、モジュール40に固定されている。また、コネクタ50のピン孔(コネクタ30のピン端子を嵌め込むためのピン孔)には、複数の信号線や電源線を介して、電子ユニット41の電子部品に接続されている。
ガイドピン60は、モジュール40が、筐体20に嵌め込まれているときに、コネクタ50を、コネクタ30に接続できる位置まで案内する。ガイドピン60は、図6に示すように、略円筒形状に形成されている。ガイドピン60は、例えば、樹脂からなる。ガイドピン60は、大径部61と、大径部61よりも直径が小さく形成された小径部62とを有している。小径部62は、その外径が、モジュール40の支持孔47の内径と同等に形成されている。この小径部62が、支持孔47に挿入されることにより、ガイドピン60は、+Y方向に突出して支持される。また、大径部61は、その外径が、筐体20のガイド孔28の内径と同等に形成されている。この大径部61は、筐体20のガイド孔28に挿入される。
モジュール40に支持されたガイドピン60の中心軸が、ガイド孔28の中心軸と重なるときには、コネクタ30のピン端子と、このピン端子に対応するコネクタ50のピン孔とが、同軸上に配置される。これにより、ピン端子を、対応するピン孔に嵌め込むことができ、コネクタ30、50を相互に接続することが可能になる。
また、ガイドピン60の大径部61の+Y側の端部は、略円錐形状に形成されたガイド部63から構成されている。ガイド部63の斜面は、Y軸方向に対して傾斜している。ガイド部63は、ガイドピン60の中心軸と、ガイド孔28の中心軸とがずれている場合に、ガイド部63が、ガイド孔28の開口の縁に接触しながら、ガイドピン60は、ガイド孔28に挿入される。
上述のように構成された電子機器10の組み立て方法について、図7〜図10を用いて説明する。
先ず、図7(A)に示すように、モジュール40の+Y側の面40aに形成された支持孔47それぞれに、ガイドピン60を挿入する。これにより、ガイドピン60が、モジュール40から突出して支持される。次に、図7(B)に示すように、ガイドピン60が挿入されたモジュール40を、筐体20のモジュール収納空間部21に、開口部22から嵌め込む。開口部22から、モジュール40が嵌め込まれると、モジュール40は、+Y方向に移動していき、やがて、ガイドピン60が、筐体20のガイド孔28に挿入される。
このとき、図8(A)及び図8(B)に示すように、略円筒形状に形成されたガイドピン60の中心軸が、丸孔に形成されたガイド孔28の中心軸とずれている場合には、ガイドピン60のガイド部63が、ガイド孔28の開口の縁に接触する。そして、ガイドピン60は、ガイド部63が、ガイド孔28の開口の縁に接触しながら、ガイド孔28に挿入される。ガイド部63が、ガイド孔28の開口の縁に接触することにより、ガイドピン60の中心軸が、ガイド孔28の中心軸に重なるように調整されつつ、ガイドピン60は、ガイド孔28の奥まで挿入される。ガイドピン60が、ガイド孔28に挿入されると、コネクタ30のピン端子と、このピン端子に対応するコネクタ50のピン孔とが、同軸上に配置される。
さらに、モジュール40が、+Y方向に移動していくと、図9に示すように、モジュール40が、モジュール収納空間部21に収納されて、コネクタ30とコネクタ50とが接続される。コネクタ30とコネクタ50とが接続されると、筐体20の開口部22の周縁部に形成されたねじ孔23と、モジュール40の取付部42に形成された取付孔43とが、同軸上に配置される。また、筐体20の貫通孔27と、モジュール40の突出部46の上面(+Yの面)に形成されたねじ孔46aとが、同軸上に配置される。
次に、同軸上に配置された筐体20のねじ孔23と、モジュール40の取付孔43とに、2本の固定ねじ11を挿入する。固定ねじ11は、モジュール40の取付孔43に挿入された上で、筐体20のねじ孔23に締結される。同様に、図10に示すように、同軸上に配置された筐体20の貫通孔27と、モジュール40のねじ孔46aとに、2本の固定ねじ12を挿入する。固定ねじ12は、筐体20の貫通孔27に挿入された上で、モジュール40のねじ孔46aに締結される。固定ねじ11、12が締結されることにより、モジュール40が、筐体20に固定される。以上により、電子機器10の組み立てが完了する。
以上、説明したように、本実施の形態1は、固定ねじ12が、筐体20のコネクタ30と、モジュール40のコネクタ50との接続部分近傍で、モジュール40を、筐体20に固定している。これにより、筐体20又はモジュール40に振動等が生じた場合においても、コネクタ30とコネクタ50とが相互に変位しなくなる。これにより、コネクタ30のピン端子が、コネクタ50のピン孔に擦れることを防止することができる。
例えば、筐体20に、モジュール40の電子ユニット41の電子部品を冷却するファンが取り付けられている場合、このファンの回転により、筐体20が、振動することがある。この場合、本実施の形態1のように、コネクタ30とコネクタ50との接続部分近傍が、固定ねじ12によって固定されていなければ、筐体20のコネクタ30が、モジュール40のコネクタ50に対して変位する。これにより、コネクタ30のピン端子が、コネクタ50のピン孔に擦れてしまう。
また、モジュール40が、ハードディスク装置等のモータを備える機器である場合、このモータにより、モジュール40が、振動することがある。この場合においても、本実施の形態1のように、コネクタ30とコネクタ50との接続部分近傍が、固定ねじ12によって固定されていなければ、モジュール40のコネクタ50が、筐体20のコネクタ30に対して変位する。これにより、コネクタ30のピン端子が、コネクタ50のピン孔に擦れてしまう。
これに対して、本実施の形態1では、固定ねじ12が、コネクタ30とコネクタ50との接続部分近傍で、モジュール40を、筐体20に固定していることから、筐体20又はモジュール40に振動等が生じた場合においても、コネクタ30とコネクタ50とが相互に変位しなくなる。これにより、コネクタ30のピン端子が、コネクタ50のピン孔に擦れることがなくなる。この結果、コネクタ30のピン端子と、コネクタ50のピン孔との磨耗を防止することができる。ひいては、コネクタ30とコネクタ50との電気的な接続信頼性の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態1では、モジュール40は、略円錐形状のガイド部63が形成されたガイドピン60を有している。そして、モジュール40が、筐体20に嵌め込まれているときに、このガイドピン60が、コネクタ50を、コネクタ30に接続できる適切な位置まで案内する。これにより、電子機器10の組み立ての作業性が、向上する。
以上、本実施の形態1について説明したが、本発明は上記実施の形態1によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態1では、2本の固定ねじ12によって、モジュール40のコネクタ50との接続部分近傍が、固定されている。しかしながら、これに限らず、1本の固定ねじ12によって固定されていてもよいし、3本以上の固定ねじ12によって固定されていてもよい。
また、モジュール40は、ガイドピン60を有しているが、これに限らず、筐体20が、ガイドピン60を有していてもよい。また、モジュール40と筐体20との両方が、ガイドピン60を有していてもよい。
また、モジュール40は、2つのガイドピン60を有しているが、これに限らず、1つのガイドピン60を有していてもよいし、3つ以上のガイドピン60を有していてもよい。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る電子機器10Aについて、図11〜13を用いて説明する。図中のXY平面は水平な面であり、図中のZ軸の方向は鉛直方向である。また、実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いる。
電子機器10Aは、図11(A)に示すように、筐体20Aと、筐体20Aに嵌め込まれたモジュール40とを有している。モジュール40は、実施の形態1に係る電子機器10のモジュール40と同等のものである。
筐体20Aは、図12に示すように、直方体板状に形成されたケースであり、コネクタ30と、プレート70とを有している。筐体20Aは、プレート70を有している点で、実施の形態1に係る電子機器10の筐体20と相違する。
プレート70は、コネクタ30と、筐体20Aの背面部24の−Y側の面との間に介在されて配置されている。プレート70は、プレート本体71と、ブッシュ72と、プレート取付ねじ73とを有している。
プレート本体71は、略板状の部材である。プレート本体71には、コネクタ取付孔74が形成されている。コネクタ取付孔74は、略台形状に形成されるとともに、Y軸方向に貫通して形成されている。このコネクタ取付孔74には、コネクタ30が取り付けられている。
また、プレート本体71には、一対のねじ孔75が形成されている。ねじ孔75は、コネクタ取付孔74の両側(+X側及び−X側)に形成されている。このねじ孔75には、コネクタ30を取り付けるためのコネクタ取付ねじ33が挿入される。また、プレート本体71には、図11(B)に示すように、Y軸方向に貫通する貫通孔76が、2つ形成されている。貫通孔76は、−Y側に形成された大径部76aと、+Y側に形成され、大径部76aよりも径の小さい小径部76bとから構成される。
ブッシュ72は、図11(B)に示すように、−Y側に形成された大径部72aと、+Y側に形成され、大径部76aよりも径の小さい小径部72bとから構成される。ブッシュ72の大径部72aは、その外径が、プレート本体71の貫通孔76の大径部76aの内径よりも、若干、小さく形成されている。また、ブッシュ72の小径部72bは、その外径が、貫通孔76の小径部76bの内径よりも、若干、小さく形成されている。これにより、ブッシュ72の外周面と、プレート本体71の貫通孔76の内周面との間に、所定のクリアランスCが形成される。また、ブッシュ72には、Y軸方向に貫通する貫通孔72cが形成されている。
プレート70は、図12に示すように、プレート取付ねじ73によって、筐体20Aの背面部24に固定される。詳しくは、先ず、ブッシュ72が、所定のクリアランスCが形成されつつ、プレート本体71の貫通孔76に嵌め込まれる。そして、プレート取付ねじ73が、ブッシュ72の貫通孔72cに挿入された上で、筐体20Aの背面部24のねじ孔26に締結される。これにより、プレート本体71は、XZ平面に平行に揺動可能に、筐体20Aの背面部24に配置される。
上述のように筐体20Aの背面部24に配置されたプレート70には、さらに、コネクタ30が、コネクタ取付ねじ33によって取り付けられる。コネクタ取付ねじ33は、コネクタ30の貫通孔32に挿入された上で、プレート本体71に形成されたねじ孔75に締結される。コネクタ取付ねじ33が、ねじ孔75に締結されることにより、コネクタ30は、コネクタ取付孔74に固定される。以上により、コネクタ30は、プレート70を介して、筐体20Aに取り付けられる。また、コネクタ30は、プレート70を介して取り付けられることにより、プレート70のプレート本体71及びコネクタ30は、XZ平面に平行に揺動可能に配置される。
上述のように構成された電子機器10Aの組み立て方法について、図13を用いて説明する。
先ず、ガイドピン60が挿入されたモジュール40を、筐体20Aのモジュール収納空間部21に、開口部22から挿入する。開口部22からモジュール40が挿入されると、ガイドピン60の大径部61が、筐体20Aのガイド孔28に挿入される。このとき、ガイドピン60のガイド部63により、ガイド孔28の内部に案内されつつ、ガイド孔28に挿入される。
次に、同軸上に配置された筐体20Aのねじ孔23と、モジュール40の取付孔43とに、2本の固定ねじ11を挿入する。固定ねじ11は、モジュール40の取付孔43に挿入された上で、筐体20Aのねじ孔23に締結される。同様に、同軸上に配置された筐体20Aの貫通孔27と、モジュール40のねじ孔46aとに、2本の固定ねじ12を挿入する。固定ねじ12は、筐体20Aの貫通孔27に挿入された上で、モジュール40のねじ孔46aに締結される。固定ねじ11、12が締結されることにより、モジュール40が、筐体20Aに固定される。以上により、電子機器10Aの組み立てが完了する。
以上、説明したように、本実施の形態2では、コネクタ30が、プレート70を介して、筐体20Aに取り付けられることにより、XZ平面に平行に揺動可能に配置される。このため、例えば、固定ねじ11、12の締結が緩んだ状態で、筐体20A又はモジュール40に振動等が生じた場合においても、コネクタ30の揺動によって、振動を吸収することができる。
また、本実施の形態2では、固定ねじ12が、筐体20Aのコネクタ30と、モジュール40のコネクタ50との接続部分近傍で、モジュール40を、筐体20Aに固定している。これにより、筐体20A又はモジュール40に振動等が生じた場合においても、コネクタ30とコネクタ50とが相互に変位しなくなる。これにより、コネクタ30のピン端子が、コネクタ50のピン孔に擦れることを防止することができる。
また、本実施の形態2では、モジュール40は、円錐形状のガイド部63が形成されたガイドピン60を有している。そして、モジュール40が、筐体20Aに嵌め込まれているときに、このガイドピン60が、コネクタ50を、コネクタ30に接続できる位置まで案内する。これにより、電子機器10Aの組み立ての作業性が、向上する。
以上、本実施の形態2について説明したが、本発明は上記実施の形態2によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態2では、筐体20Aが、コネクタ30を揺動可能に配置するプレート70を有しているが、これに限らず、モジュール40が、コネクタ50を揺動可能に配置するプレートを有していてもよい。また、筐体20Aとモジュール40とのいずれも、コネクタを揺動可能に配置するプレートを有していてもよい。
また、上記実施の形態2では、プレート70は、2本のプレート取付ねじ73によって、筐体20Aの背面部24に固定されている。しかしながら、これに限らず、1本のプレート取付ねじ73によって固定されていてもよいし、3本以上のプレート取付ねじ73によって固定されていてもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態2においては、ブッシュ72の外周面と、プレート本体71の貫通孔76の内周面との間に、クリアランスCが形成されており、このクリアランスCは、何の部材も配置されていない空間である。しかしながら、これに限らず、クリアランスCに防振ゴムを配置するなどしてもよい。以下、クリアランスCに防振ゴム80、81が配置された実施の形態3について、図14を用いて説明する。なお、実施の形態1及び2と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いる。
実施の形態3では、ブッシュ72の外周面と、プレート本体71の貫通孔76の内周面との間に、実施の形態2と同様に、クリアランスCが形成されている。このクリアランスCは、防振ゴム80、81が配置されている。
防振ゴム80、81は、それぞれ円環形状に形成されている。防振ゴム80は、内径が、ブッシュ72の大径部72aの外径と同等に形成され、外径は、プレート本体71の貫通孔76の大径部76aの内径と同等に形成されている。また、防振ゴム81は、内径が、ブッシュ72の小径部72bの外径と同等に形成され、外径は、プレート本体71の貫通孔76の小径部76bの内径と同等に形成されている。
この防振ゴム80、81を、クリアランスCに配置する場合は、先ず、防振ゴム80、81を、ブッシュ72の大径部72a、小径部72bにそれぞれ嵌め込む。さらに、防振ゴム80、81が嵌め込まれたブッシュ72を、プレート本体71の貫通孔76に嵌め込む。これにより、防振ゴム80、81が、クリアランスC内に隙間なく配置される。
以上、説明したように、本実施の形態3では、プレート本体71とブッシュ72との間のクリアランスCに、防振ゴム80、81が配置されている。これにより、筐体20A又はモジュール40に振動等が生じた場合においても、防振ゴム80、81によって、生じた振動を吸収することができる。また、コネクタ30とコネクタ50との磨耗を防止することができる。ひいては、コネクタ30とコネクタ50との接続の信頼性の低下を抑制することができる。
以上、本実施の形態3について説明したが、本発明は上記実施の形態3によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態3では、プレート本体71とブッシュ72との間のクリアランスCには、防振ゴム80、81が配置されている。しかしながら、クリアランスCに配置される部材の素材は、任意である。防振ゴムに限らず、弾性を有する素材であればよい。
また、本実施の形態3では、クリアランスCには、2つの防振ゴム80、81が配置されているが、いずれか一方のみでもよい。
以上、実施の形態1〜3について説明したが、本発明は上記実施の形態1〜3によって限定されるものではない。
実施の形態4.
本実施の形態1〜3では、1つの筐体20、20Aに対して、1つのモジュール40が取り付けられている。しかしながら、これに限らず、図15に示すように、1つの筐体20、20Aに対して、複数のモジュール40が取り付けられていてもよい。
実施の形態5.
本実施の形態1〜3では、電子機器10、10Aは、パーソナルコンピュータの拡張ボードやハードディスク装置等のPCパーツとして例示したが、これに限らず、図16に示すように、パーソナルコンピュータ本体であってもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
10、10A 電子機器
11、12 固定ねじ(固定手段)
20、20A 筐体
21 モジュール収納空間部
22 開口部
23 ねじ孔
24 背面部
25 コネクタ取付孔
26 ねじ孔
27 貫通孔
28 ガイド孔
30 コネクタ(第1コネクタ)
31 フランジ部
32 貫通孔
33 コネクタ取付ねじ
34 ケーブル
40 モジュール
41 電子ユニット
42 取付部
43 取付孔
44 コネクタ取付孔
45 ねじ孔
46 突出部
46a ねじ孔
47 支持孔
50 コネクタ(第2コネクタ)
51 フランジ部
52 貫通孔
53 コネクタ取付ねじ
60 ガイドピン(ガイド部材)
61 大径部
62 小径部
63 ガイド部
70 プレート
71 プレート本体
72 ブッシュ
72a 大径部
72b 小径部
72c 貫通孔
73 プレート取付ねじ
74 コネクタ取付孔
75 ねじ孔
76 貫通孔
76a 大径部
76b 小径部
80、81 防振ゴム(弾性部材)

Claims (8)

  1. 第1コネクタを備える筐体と、
    前記第1コネクタに接続される第2コネクタを有し、前記筐体に嵌め込まれるモジュールと、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとが相互に変位しないように、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続部分近傍で、前記モジュールを、前記筐体に固定する固定手段と、
    を有し、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとは、前記モジュールが、前記筐体に嵌め込まれることによって接続されるコネクタ装置。
  2. 前記筐体と前記モジュールとの少なくともいずれか一方は、
    前記モジュールが、前記筐体に嵌め込まれているときに、前記第2コネクタを、前記第1コネクタに接続できる位置まで案内するガイド部材を有する請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記第1コネクタは、第1揺動部材を介して、前記筐体に取り付けられていることにより、前記筐体に対して、揺動可能に配置されている請求項1又は2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記第1揺動部材は、弾性部材を有し、
    該弾性部材の弾性力に基づいて、前記第1コネクタは、前記筐体に対して、揺動可能に配置されている請求項3に記載のコネクタ装置。
  5. 前記第2コネクタは、第2揺動部材を介して、前記モジュールに取り付けられていることにより、前記モジュールに対して、揺動可能に配置されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコネクタ装置。
  6. 前記第2揺動部材は、弾性部材を有し、
    該弾性部材の弾性力に基づいて、前記第2コネクタは、前記モジュールに対して、揺動可能に配置されている請求項5に記載のコネクタ装置。
  7. 前記固定手段は、ねじである請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコネクタ装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコネクタ装置を備える電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5759056B1 (ja) * 2014-12-18 2015-08-05 ミハル通信株式会社 連結具取り付け構造と、連結具を備えた通信機器
CN112072390A (zh) * 2020-09-16 2020-12-11 吕国群 用于云计算平台的安全防护接口装置及其使用方法

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