JP2013146328A - 動作支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被支援者の動作を予測して動作を支援し、また装着が容易な動作支援装置を提供すること。
【解決手段】動作支援装置は、被支援者の筋肉の起始部近傍と停止部近傍との間に懸架されるとともに、繊維状に形成され、かつ伸縮自在とした、高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つからなるアクチュエーター40と、被支援者に装着され、かつ被支援者の姿勢と動作の向きとを検知するセンサー30と、被支援者の姿勢と動作の向きとに関する情報を格納する運動情報格納部と、センサー30が検知した被支援者の姿勢と動作の向きとの検知結果に基づいて、運動情報格納部から取得した運動情報に応じてアクチュエーター40を制御する制御部と、を備え、制御部は、運動情報に基づいて、センサー30が検知した被支援者の姿勢と動作の向きに応じてアクチュエーター40の出力の向きを制御することによって、被支援者の運動を支援する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動作支援装置に関するものである。
従来から、運動機能に障害を持つ患者に対して、手足、胴、又は首等の各部の筋力を回復させるための各種訓練装置が開発されている。
また、体力がなくなったお年寄りの日常動作を支援したり、介護者の肉体的負担を軽減したりするために、歩行支援装置、階段昇降用リフト装置、又は抱きかかえ用リフト装置等の各種装置が、筋力を補助する目的で各種開発されている。
例えば、筋肉の働きを検知するセンサーにより空気圧方式アクチュエーターが制御され、動作を支援する動作支援装置及び動作支援方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4065459号公報
しかしながら、特許文献1の動作支援装置及び動作支援方法では、被支援者の動作を予測できず、被支援者の動作と動作支援装置の運動の方向や支援力が齟齬をきたし、意図に沿わない動作が発生する可能性があった。
またカフ等の硬質物を使用するため身体への装着が容易でなく、さらに身体に損傷を与えかねない虞があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る動作支援装置は、被支援者の筋肉の起始部近傍と停止部近傍との間に懸架されるとともに、繊維状に形成され、かつ伸縮自在とした、高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つからなるアクチュエーターと、前記被支援者に装着され、かつ該被支援者の姿勢と動作の向きとを検知するセンサーと、前記被支援者の姿勢と動作の向きとに関する情報を格納する運動情報格納部と、前記センサーが検知した前記被支援者の姿勢と動作の向きとの検知結果に基づいて、前記運動情報格納部から取得した運動情報に応じて前記アクチュエーターを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記運動情報に基づいて、前記センサーが検知した前記被支援者の姿勢と動作の向きとに応じて前記アクチュエーターの出力の向きを制御することによって、前記被支援者の運動を支援することを特徴とする。
本適用例によれば、センサーが現在の姿勢及び運動状態を検知することにより、被支援者の姿勢及び運動状態を予測して、適切なタイミングに適切な運動補助力を発生させることにより、被支援者の意図に沿った運動を支援することができる。
また、アクチュエーターの素材が高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つを配合したものとなり、ゴム人工筋肉と比較して柔軟であることから、これによって容易かつ安全に装着することができる。
本実施形態に係る動作支援装置を示す概略正面図。 本実施形態に係る動作支援装置を示す概略裏面図。 本実施形態に係る動作支援装置を示す概略装着図。 本実施形態に係る動作支援装置と身体の下半身の筋肉図とを示す概略装着図。 本実施形態に係る動作支援装置のアクチュエーターを示す概略断面図。 本実施形態に係る動作支援装置のアクチュエーターの収縮を示す概略図。 本実施形態に係る動作支援装置の人工腱を示す概略構成図。 本実施形態に係る動作支援装置の姿勢・運動センサーを示す概略構成図。 本実施形態に係る動作支援装置の制御・電源部を示す概略構成図。 本実施形態に係る動作支援装置の操作・表示部を示す概略構成図。 本実施形態に係る動作支援装置の機能を示すブロック図。 本実施形態に係る運動情報格納部を示す表。 本実施形態に係る動作支援装置の処理を示すフローチャート。 本実施形態に係る動作支援装置と身体の上肢部の筋肉図とを示す概略装着図。 本実施形態に係る動作支援装置を示す概略上肢部装着図。 本実施形態に係るICPFの発生力と電圧との関係を示すグラフ。 本実施形態に係るICPFを示す概略平面図。 図17に示すICPFのA−A´線に沿う概略断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図において、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度は実際と異なる。
図1は、本実施形態に係る動作支援装置を示す概略正面図である。動作支援装置100は、制御・電源部10、操作・表示部20、姿勢・運動センサー30、アクチュエーター40、人工腱50、及び被覆部材60から構成される。
動作支援装置100は、上半身・下半身のように分割することが可能で、ファスナー等で接合できる。また、アクチュエーター40の性能を発揮するために被支援者の身体に密着して着用する必要がある。なお、被支援者の身体とアクチュエーター40とは、被覆部材60で絶縁される。
制御・電源部10と操作・表示部20とは、被支援者が運動している場合でも他の部位と比較して安定する腰部の側面に配置される。制御・電源部10と操作・表示部20とは、被支援者の利き手に応じて左右腰部のいずれか一方に配置することができる。制御・電源部10と操作・表示部20とは、動作支援装置100を上半身のみに着用する場合にも被支援者の腰部に配置される。
姿勢・運動センサー30は、被支援者に装着されている。姿勢・運動センサー30は、被支援者の姿勢と動作の向きとを検知する。姿勢・運動センサー30は、被支援者の姿勢を確定する関節部と左右腰部とに配置される。動作支援装置100は、被支援者の体格に応じて複数のサイズが提供される。
アクチュエーター40は筋肉に沿って配置される。アクチュエーター40は上肢部と下肢部との拮抗筋に沿って配置されるが、下腿部においては拮抗筋が存在しないため、下腿部前面にはアクチュエーターは配置されていない。アクチュエーター40は下半身の大腿部に垂直に配置され、歩行を支援する。アクチュエーター40は腰部外側から膝部内側にかけて配置され、歩行方向の転換を支援する。アクチュエーター40は被支援者の姿勢変位又は関節部の移動が発生したときに収縮して、被支援者の動作を補助する。
人工腱50はアクチュエーター40の両端に設けられている。
被覆部材60は動作支援装置100の衣服部であると同時に、被支援者の全身又は半身をアクチュエーター40等とともに覆う。被覆部材60は絶縁体の役割を担う。被覆部材60は絶縁性に優れたポリエステル(PET)である。
図2は、本実施形態に係る動作支援装置100を示す概略裏面図である。アクチュエーター40は上肢部と下肢部との拮抗筋に沿って配置されるが、下腿部においては拮抗筋が存在しないため、ふくろはぎ部位に配置される。下肢部には体重の支持及び歩行を支援するために、他部分と比較して補助する力が大きいアクチュエーター40が配置される。
図3は、本実施形態に係る動作支援装置100を示す概略装着図である。アクチュエーター40は下腿部の背面のふくろはぎ部に沿って配置され、歩行を支援する。
図4は、本実施形態に係る動作支援装置100と身体の下半身の筋肉図とを示す概略装着図である。アクチュエーター40は、被支援者の筋肉の起始部近傍と停止部近傍との間に懸架されている。アクチュエーター40は、大腿部の拮抗する大腿四頭筋と大腿二頭筋とに沿って配置されている。アクチュエーター40は、下腿部のふくろはぎ部に存在する腓腹筋に沿って配置される。
人工腱50は、筋肉の起始部18付近と筋肉の停止部19付近とに配置される。人工腱50は、アクチュエーター40と筋肉の起始部18とを接合するように配置される。人工腱50は、アクチュエーター40と筋肉の停止部19とを接合するように配置される。
図5は、本実施形態に係る動作支援装置100のアクチュエーター40を示す概略断面図である。アクチュエーター40は、繊維状に形成され、かつ伸縮自在とした、高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つからなる。本実施形態では高分子化合物であるICPFを用いた場合について説明する。ICPFはイオン導電性高分子ゲル膜(高分子化合物)である。イオン導電性高分子ゲル膜は、パーフルオロスルホン酸膜の表面に白金(Pt)を無電解めっきした(接合体)膜である。
アクチュエーター40はICPF41、導体46から構成されている。アクチュエーター40は被覆部材60に覆われている。
導体46は銅を素材としても良いが、動作支援装置100を軽量にするため、アルミニウム等が好適である。なお、符号45は身体の筋肉部である。導体46に電圧が印加されるとICPF41は屈曲し、アクチュエーター40は伸縮性がある被覆部材60とともに収縮する。
図6は、本実施形態に係る動作支援装置100のアクチュエーター40の収縮を示す概略図である。アクチュエーター40に使用されるICPF41は、電圧が印加されると屈曲してICPF41の長手方向の長さは短縮する。ICPF41が連鎖している場合においても、各ICPF41に電圧が印加されると各ICPF41が屈曲して長手方向の長さは短縮する。この長手方向の短縮は収縮と呼ばれる。
次に人工腱50の概略構成について説明する。
図7は、本実施形態に係る動作支援装置100の人工腱50を示す概略構成図である。人工腱50は、伸展張力が他の繊維と比較して強い絹糸52を素材として用い、両端には接合性の良いポリエステル54を利用する。また、絹糸52とポリエステル54の接合部は、繊維状の絹糸52と繊維状に加工したポリエステル54を縫合して接合しても良い。
次に被覆部材60の概略について説明する。
動作支援装置100では被覆部材60を主として衣服部分に利用する。被覆部材60は絶縁性、伸縮性、耐久性、及び軽量性において優れたものであれば良く、例えばポリエステルが好適である。被覆部材60は動作支援装置100の衣服部であるとともに、動作支援装置100の構成要素を接合する役割をもつ。被覆部材60、アクチュエーター40、及び人工腱50の厚さは、脱着性及び装着時の軽量性を考慮すると3センチメートル以下が望ましい。
次に姿勢・運動センサー30の概略構成について説明する。
図8は、本実施形態に係る動作支援装置100の姿勢・運動センサー30を示す概略構成図である。
姿勢・運動センサー30は、被支援者の姿勢を検知する気圧センサー34、加速度センサー32、傾斜及び回転加速度を検知する角加速度センサー36、及びモーションセンサー38から構成される。
気圧センサー34は関節部の高さから、臥位・座位及び立位などの姿勢を検知する。
加速度センサー32は主として被支援者の前後方向・上下方向の運動を検知する。
角加速度センサー36は被支援者の角加速度、回旋運動、重心移動を検知する。また、角加速度センサー36で検知した角速度を制御部にて積分することにより、各関節の角度を得ることができる。
モーションセンサー38は、被支援者のつまずきや衝突などの急激な重心動揺を検知する。被支援者が立位であるときに急激な重心動揺が発生した場合には、制御・電源部10は被支援者の下肢部に装着されたアクチュエーター40により、安定した姿勢に戻す補助力を発生させる。
次に制御・電源部10の概略構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る動作支援装置100の制御・電源部10を示す概略構成図である。制御・電源部10は、制御回路12とデータ格納部14とから構成される制御回路12と、バッテリー部16と、充電端子17とで構成される。データ格納部14は運動情報格納部74(図11参照)を含む。
次に操作・表示部20の概略構成について説明する。
図10は、本実施形態に係る動作支援装置100の操作・表示部20を示す概略構成図である。表示部21は、日付・時刻表示部23と、バッテリー残時間表示部24と、バッテリー残量グラフ表示部25と、保守情報提示部26とから構成される。操作部22は、出力調整部28と電源スイッチ部29とから構成される。保守情報提示部26は、保守が必要なアクチュエーター40と姿勢・運動センサー30との部位番号27を提示する。出力調整部28ではスライダーを利用して、右腕、左腕、右脚、及び左脚のアクチュエーター40の出力を調整することができる。被支援者は、動作支援装置100を装着したときに電源スイッチ部29により電源を入れ、脱衣するときに電源スイッチ部29により電源を切るようにする。
また、操作・表示部20は、制御・電源部10とは分離可能で、制御・電源部10と有線又は無線で通信することができるため、運動の途中で情報確認や出力調整ができる。
次に図11の機能ブロック図を用いて、動作支援装置100の機能を説明する。
図11は、本実施形態に係る動作支援装置100の機能を示すブロック図である。制御・電源部10は、制御部72、運動情報格納部74、センサー信号受信部76、及び電源装置部78から構成される。矢印は情報が流れる方向を示す。
センサー信号受信部76は、動作支援装置100の関節部に配置されたすべての姿勢・運動センサー30からの情報を受信して制御部72へ、その情報を渡す。
制御部72は、姿勢・運動センサー30が検知した被支援者の姿勢と動作の向きとの検知結果に基づいて、運動情報格納部74から取得した運動情報に応じてアクチュエーター40を制御する。制御部72は、運動情報に基づいて、姿勢・運動センサー30が検知した被支援者の姿勢と動作の向きとに応じてアクチュエーター40の出力の向きを制御することによって、被支援者の運動を支援する。制御部72は、センサー信号受信部76より気圧情報、距離情報、加速度情報、速度情報、及び角速度情報を含む姿勢・運動の情報を取得する。姿勢・運動の情報は運動情報格納部74に予め備えられた情報と照会され、符合した場合には、運動情報格納部74に格納された補助力が発生するようにアクチュエーター40が制御される。このとき、アクチュエーター40の動作が開始可能となる最短時間t秒後に、t秒後の補助力が発生するようにアクチュエーター40を制御する。
電源装置部78は、種類を問わない。電源装置部78が二次電池の場合、残量が低下した場合の表示に駆動可能時間などを表示してもよい。また、電源装置部78が二次電池である場合には、その二次電池は交換が可能であってもよい。
次に、運動情報格納部74について説明する。
図12は、本実施形態に係る運動情報格納部74を示す表である。運動情報格納部74には被支援者の日常的な姿勢・運動に関する情報が格納される。運動情報格納部74には、被支援者の関節部に配置された複数の姿勢・運動センサー30からの情報が格納される。運動情報格納部74には、臥位、座位、立位、立ち上がり動作、立ち下がり動作、屈伸運動、上肢の運動、下肢の運動、歩行運動、及び重心動揺など日常的な姿勢・運動に関する実験により検証された情報が格納される。運動情報格納部74には、「気圧」、「距離1」、…、「距離N」、「加速度」、「速度」、「角加速度」、及び「補助力」などの項目が設けられる。各項目は、各部位の姿勢・運動センサー30ごとに設けられる。例えば、図12に示すように、各項目は、姿勢・運動センサー(1)から姿勢・運動センサー(N)まで設けられる。
「気圧」の項目には、気圧センサー34から取得する実験により検証された気圧の値が格納される。
「距離1」〜「距離N」の項目には、姿勢・運動センサー30同士の距離の値が格納される。
「加速度」の項目には、加速度センサー32から取得する実験により検証された加速度の値が格納される。
「速度」の項目には実験により検証された加速度の値の時間積分値が格納される。
「角加速度」の項目には、角加速度センサー36から取得する実験により検証された角加速度の値が格納される。
「補助力」の項目には、被支援者が日常的な姿勢・運動をとったときの筋力を補助するために必要となる実験により検証された数値が格納される。「補助力」の項目には、被支援者の筋力の約10%を最大とするように設定されている。「補助力」の項目には、アクチュエーター40の動作が開始可能となるt秒後の値が設定される。当然ながら、上記筋力を補助するために必要な実験等には、筋力計等の従来から知られた様々な方法を用いることができる。
次に動作支援装置100の動作処理を説明する。
図13は、本実施形態に係る動作支援装置100の処理を示すフローチャートである。
ステップS10で制御部72は、センサー信号受信部76より気圧情報、加速度情報、速度情報、及び角速度情報を含む姿勢・運動の情報を取得する。
ステップS20で制御部72は、運動情報格納部74に格納された姿勢・運動の情報と符合するか判断する。符合した場合にはステップS30へ進み、符合しなかった場合には処理を終了する。
ステップS30で制御部72は、運動情報格納部74に格納された補助力を取得する。そして、制御部72は、アクチュエーター40が動作を開始することが可能となる時間t秒後において、t秒後に要求される補助力を与えることができるようにアクチュエーター40を制御する。そしてステップS30終了後には処理を終了する。
動作支援装置100を歩行運動に適用する例を説明する。
制御部72は、姿勢・運動センサー30からの姿勢・運動の情報を運動情報格納部74に格納された姿勢・運動の情報と照合して、歩行運動であることを認識する。姿勢・運動の情報を照合するためには、肩関節、肘関節、手関節、腰部、膝関節、及び足関節に配置された、すべての姿勢・運動センサー30の姿勢・運動の情報を利用する。動作支援装置100は、各関節部に配置された姿勢・運動センサー30からの姿勢・運動の情報を制御部72に伝達し、t秒後の補助力が発生するようにアクチュエーター40を制御することによって歩行運動を支援する。
歩行運動等のように上半身・下半身が同時に運動する場合には、動作支援装置100は、上半身と下半身を協調させて運動を支援する。例えば、歩行周期に併せて腕の運動と脚の運動を同時に支援する。坂道の歩行運動などで傾斜に合わせて支援力を調整したい場合には、操作・表示部20により必要な部位の出力を調整すれば、より安全に歩行運動を支援することができる。また、被支援者の動作を支援するアクチュエーター40は、高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つから形成され、ゴム人工筋肉に使用される固形物が存在しないことから、ダイビングスーツと同様に容易かつ安全に装着することができる。
次に上肢部に動作支援装置100を装着した場合の構成について説明する。
図14は、本実施形態に係る動作支援装置100と身体の上肢部の筋肉図とを示す概略装着図である。アクチュエーター40は上肢部の拮抗筋に沿って配置される。例えば、上腕部においては、拮抗筋である上腕二頭筋と上腕三頭筋長頭とに沿って配置されている。筋肉の端部は、人工腱50により筋肉の起始部18付近と停止部19付近とに配置されている。肩などの関節部には姿勢・運動センサー30が配置される。
次に上肢部に動作支援装置100を装着した場合に構成について補足説明する。
図15は、本実施形態に係る動作支援装置100を示す概略上肢部装着図である。アクチュエーター40は、図5に示すように、被覆部材60で保護されている。上腕部のアクチュエーター40の上端は、人工腱50と接合されて筋肉の起始部18付近に配置される。一方、上腕部のアクチュエーター40の下端は人工腱50と接合されて筋肉の停止部19付近に配置される。また、人工腱50が筋肉の起始部18、筋肉の停止部19から位置が移動しないようにするため、血流を悪化させることがない程度にサポーター66で支持しても良い。なお、サポーター66はゴムのような弾性素材や面状ファスナーを使用する。被覆部材60は動作支援装置100の衣服部であるとともに、動作支援装置100の構成要素を接合する役割をもつ。
次に上腕部が動作する例を、図14と図15とを用いて示す。被支援者が、肘を中心に前腕を動作させる場合を考える。肩関節部、肘関節部、及び手関節部に配置された姿勢・運動センサー30より運動開始時の各関節の相対位置を検知する。ここで手関節部が肘関節部に対して上昇すると、手関節部に配置した姿勢・運動センサー30から手関節部の位置、加速度等の情報がセンサー信号受信部76へ送信される。制御部72は、センサー信号受信部76より受信した情報を運動情報格納部74に格納された運動と照会して肘関節の屈曲運動であると識別する。そして、制御部72は、前腕部に配置されたアクチュエーター40を動作させて被支援者の運動を支援する。姿勢・運動センサー30からの情報に変化がないときは、制御部72は運動情報格納部74と情報照会し、肘関節の屈曲を補助しないようにアクチュエーター40を制御する。
次に電圧とICPF41の発生力(収縮力及び伸長力)との関係を示す。
図16は、本実施形態に係るICPF41の発生力と電圧との関係を示すグラフである。横軸に電圧[V]及び縦軸に発生力gf[gramforce]を示す。電圧0Vのとき、発生力は0gfである。電圧が4Vのとき発生力は、16gf程度である。電圧が10Vのとき、発生力は40gf程度になる。このように電圧と発生力とは比例関係にある。したがって、アクチュエーター40の出力は容易に調整可能である。
次にICPF41の配置について説明する。
図17は、本実施形態に係るICPF41を示す概略平面図である。図18は、図17に示すICPF41のA−A´線に沿う概略断面図である。ここでICPF41の1個の寸法を1センチメートル×5センチメートル×0.3センチメートル程度として説明する。図17より、一層に配置されるICPF41は18個、図18より8層に配置されるICPF41は144個である。すなわち、6センチメートル×15センチメートル×2.4センチメートルの直方体に収まるICPF41は144個である。
ICPF41は柔軟性、加工性に優れているため、図17のように一定の形状に加工して構成できる他に、繊維状に加工して、支援する筋肉の形状に応じて適切なアクチュエーター40を構成することもできる。
上腕部に6cm×15cm×2.4cmの直方体状のアクチュエーター40を装着する。一方、筋力がやや低下した高齢者の上腕部出力は200Nであるとする。アクチュエーター40に4Vを印加した場合に16gfの出力が得られるとすると、計算により約22Nの出力が得られる。
ICPF41の144個の出力[kgf] = 16[gf]×144個
= 2304[gf]
= 2.3[kgf]
ICPF41の144個の出力[N] = 2.3[kg]×9.8[m/s2
= 22.54[N]
動作支援装置100の安全性を考慮すると被支援者の筋力の約10%を補助することが適当であることから、本実施形態における動作支援装置100は実用に供する補助力を出力できる。上腕部に限らず、補助力は被支援者の姿勢、筋力、速度及び角加速度に応じて変化する。被支援者の姿勢・運動を常時検知することにより、安定した姿勢や歩行を保持することを補助することができる。
本実施形態によれば、姿勢・運動センサー30が現在の姿勢及び運動状態を検知することにより、被支援者の姿勢及び運動状態を予測して、適切なタイミングに適切な運動補助力を発生させることにより、被支援者の意図に沿った運動を支援することができる。
また、アクチュエーター40の素材が高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つを配合したものとなり、ゴム人工筋肉と比較して柔軟であることから、これによって容易かつ安全に装着することができる。
本実施形態における動作支援装置100では、姿勢・運動センサー30及びアクチュエーター40の配置位置及び数が限定されているが、本発明においてはこの配置位置や数に限定されるものではない。
また、本実施形態における動作支援装置100では、制御部72が姿勢・運動センサー30によって検知された筋肉の動きを補助するようにアクチュエーター40を動作させる例を示したが、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、制御部72が姿勢・運動センサー30によって検知された筋肉の動きに対して、負荷となるような方向(例えば、姿勢・運動センサー30が肘の屈曲を検知した場合には、肘を伸展させる方向)の力をアクチュエーター40に印加させることにより、リハビリ用途のみならず、エクササイズやトレーニング等のスポーツ分野への応用も可能である。
さらに、本実施形態における動作支援装置100では、姿勢・運動センサー30として、気圧センサー34、加速度センサー32、角加速度センサー36、及びモーションセンサー38を用いた構成を示したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。筋肉の動きを検知できるセンサーであれば、いかなるセンサーを使用することも可能であり、例えば、位置センサー、力覚センサー、トルクセンサー、重力センサー、重力加速度センサー、速度センサー、角度センサー、音声センサー、筋電位センサー、変位センサー、圧力センサー、空気圧センサー、脳波センサー、流量センサー、温度センサー、湿度センサー、静電気センサー、赤外線センサー、光電センサー、振動センサー、衝撃センサー、電流センサー、電圧センサー、磁気センサー、又は超音波センサー等の各種センサーを用いることができる。
100…動作支援装置 10…制御・電源部 12…制御回路 14…データ格納部 16…バッテリー部 17…充電端子 18…筋肉の起始部 19…筋肉の停止部 20…操作・表示部 21…表示部 22…操作部 23…日付・時刻表示部 24…バッテリー残時間表示部 25…パッテリー残量グラフ表示部 26…保守情報提示部 27…部位番号 28…出力調整部 29…電源スイッチ部 30…姿勢・運動センサー(センサー) 32…加速度センサー 34…気圧センサー 36…角加速度センサー 38…モーションセンサー 40…アクチュエーター 41…ICPF 46…導体 50…人工腱 52…絹糸 54…ポリエステル 60…被覆部材 66…サポーター 72…制御部 74…運動情報格納部 76…センサー信号受信部 78…電源装置部。

Claims (1)

  1. 被支援者の筋肉の起始部近傍と停止部近傍との間に懸架されるとともに、繊維状に形成され、かつ伸縮自在とした、高分子化合物、シリコン樹脂、又はカーボンナノチューブのいずれか1つからなるアクチュエーターと、
    前記被支援者に装着され、かつ該被支援者の姿勢と動作の向きとを検知するセンサーと、
    前記被支援者の姿勢と動作の向きとに関する情報を格納する運動情報格納部と、
    前記センサーが検知した前記被支援者の姿勢と動作の向きとの検知結果に基づいて、前記運動情報格納部から取得した運動情報に応じて前記アクチュエーターを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記運動情報に基づいて、前記センサーが検知した前記被支援者の姿勢と動作の向きとに応じて前記アクチュエーターの出力の向きを制御することによって、前記被支援者の運動を支援することを特徴とする動作支援装置。
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