JP2013146200A - 刈払機 - Google Patents

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JP2013146200A
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Kenji Niwa
顕司 丹羽
Shinji Takano
晋二 高野
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明の目的は、左右のグリップ部の間隔や位置を変更できるようにして作業性、操作性の向上を図った刈払機を提供する。
【解決手段】
エンジンの出力を伝達して先端に工具が取り付けられるシャフト7と、シャフト7の中間位置に設けられるハンドルを有する刈払機であって、右側ハンドルパイプ2Aと、左側ハンドルパイプ2Bを独立して形成し、これらを挟持する2組の受座溝3Aと4A、3Bと4Bを有するハンドル保持手段(3、4、5)によってシャフト7に固定する。
受座溝3A、3A、4A、4Bはシャフト7の直交方向に軸線を有するように形成され、グリップ部1A、1Bは矢印15、16の方向に調整可能である。さらに、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bはシャフト7に対して直交方向にスライドできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、刈払機のハンドル構造に関するものである。
草や小径木を刈り払うための機械として小型のエンジンにて駆動される刈払機が広く用いられる。刈払機は、シリンダー内に供給された燃料と空気の混合気体に点火し、その燃焼圧力によりピストンを駆動し、ピストンへ連結されたコンロッドを介しクランク軸を回転させる。クランク軸の回転力が先端工具に伝達され、被削物へ切削等の作業を行う。図5は従来の刈払機の全体構成を示す斜視図である。
刈払機は、パイプ状のシャフト7(伝達軸)に後述する駆動軸を通し、駆動軸をシャフト7の一端側に設けたエンジン10にて回転させることで、シャフト7の他端に設けたギヤケース11に取り付けた刈刃等の先端工具12を回転させる。先端工具12の近傍には、刈り払った草の飛散防止のための飛散防御カバー13が設けられる。刈払機は図示しない肩掛け用吊りベルト等で携帯されるもので、シャフト7の長手中央部付近に作業者が操作するための正面視略U字状を呈するハンドルパイプ22が取り付けられる。ハンドルパイプ22はシャフト7に直交するように取り付けられ、その両端部にはグリップ部21A、21Bが設けられ、作業者は左右の手にてグリップ部21A、21Bを把持して操作をする。エンジンの回転数は、ハンドルパイプ22に取り付けられたスロットルレバー9により作業者により制御される。スロットルレバーの操作は、図示しないワイヤーにてエンジン10の気化器に伝達される。
図3は従来の刈払機のハンドル構造を示す部分側面図であり、図4はその部分上面図である。グリップ部21A、21Bはハンドルパイプ22から上方に延びるように先端部に取り付けられる。図3の側面図において、ハンドルパイプ22は、第3ハンドル保持具25と第2ハンドル保持具29とでシャフト7を挟持しネジ又はボルトにて固定する。第2ハンドル保持具29にはハンドルパイプ22を通す受座溝29Aが形成されており、受座溝29Aに一体化されたハンドルパイプ22を配設し、第1ハンドル保持具28にてハンドルパイプ22を固定する。このようにして位置決めされた左右のグリップ部21A、21B間の幅は、図4から見ると理解できるようにハンドルパイプ22の形状によって決定される。そのため作業者の体格、肩幅等に合わせグリップ部21A、21B間の幅を変更できないため、ハンドル間の幅より肩幅が狭い作業者は、脇を大きくあけながらハンドルを操作しなければならなかった。
これらの状況を改善するために特許文献1では、左右のハンドルを放射状の凹凸面を噛合させる取付座板を介して左右のハンドルを固定する技術が開示されている。また、特許文献2では、左右一体式に構成されたハンドルパイプを、取り付け座面にて回動可能に取り付ける構造が開示されている。
実開昭59−107816号公報 実開昭63−129424号公報
特許文献1の技術では、この構造ではハンドル間の幅を変更できるが、ハンドルを水平面にて取付座板を中心に回転させてハンドル間の幅を少なくするような構造となり、ハンドル保持具があるシャフト方向の位置に対しハンドルが、前後するので作業者の位置が変わることになり作業時のバランスが悪くなる。特許文献2の技術では、一体化ハンドルをシャフト直交方向に回転又はスライドはできるが、左右のグリップ間の幅を変更することはできない。このように従来技術の刈払機のハンドル構造では、グリップ部間の幅を細かく調整することができなかったが、近年作業時の快適性を向上させるためにグリップの位置を細かく調整したいという要望が出てきた。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、作業性、操作性の良い刈払機のハンドル構造を提供することにある。
本発明の別の目的は、ハンドル部を細かく調整可能な構成として、左右のグリップ部の間隔や位置を変更できるようにした刈払機を提供することにある。
本発明の一つの特徴によれば、エンジンと、エンジンの出力を伝達して先端に工具が取り付けられるシャフトと、シャフトの中間位置に設けられるハンドルを有する刈払機であって、右側ハンドルパイプと、左側ハンドルパイプを独立して形成し、右側ハンドルパイプと左側ハンドルパイプを挟持する2組の受座溝を有するハンドル保持手段によってシャフトに固定する。即ち、ハンドル保持具のハンドルパイプ受座溝を2箇所にした。受座溝はシャフト直交方向に軸線を有するように形成され、右側ハンドルパイプと、左側ハンドルパイプをシャフトに対して直交方向にスライドできるように構成した。ハンドル保持手段は、2組の受座溝を有する上側保持部材と2組の受座溝を有する下側保持部材と、下側保持部材をシャフトに固定するためのハンドル保持具を含んで構成され、上側保持部材と下側保持部材は複数のボルトにて固定される。
本発明によれば、ハンドル保持具のハンドルパイプ受座溝を2箇所にすることにより、作業性、操作性の良い刈払機を提供できる。
本発明の刈払機のハンドル構造の部分側面図である。 本発明の刈払機のハンドル構造の部分上面図である。 従来の刈払機のハンドル構造を示す部分側面図である。 従来の刈払機のハンドル構造を示す部分上面図である。 従来の刈払機の全体斜視図である。
以下、本発明の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。なお、以下の図において、従来の刈払機と同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明の刈払機のハンドル構造の部分側面図である。本実施例においては、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bは従来例のように連結された形状で製造されるのではなく、左右のハンドルパイプが別々に形成されることに特徴がある。右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bは、共に第1ハンドル保持具3と第2ハンドル保持具4によって挟持される。第1ハンドル保持具3はハンドルパイプの上側を保持する上側保持部材となるもので、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bを固定するための受座溝3A、3Bが形成される。同様にして、第2ハンドル保持具4はハンドルパイプの下側を保持する下側保持部材となるもので、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bを固定するための受座溝4A、4Bが形成される。受座溝3A、3Bは図1のような側面視で下側に開口する半球状の形状であり、受座溝4A、4Bは上側に開口する半球状の形状である。これらの受座溝の内面(ハンドルパイプと接する面)には、滑り止めのための軸方向に連続する滑り止め、回り止め用の溝や凹凸部を形成しても良い。第2ハンドル保持具4の下側にはシャフト7を挟持するための受座溝が形成され、その受座溝と対応して作用する第3ハンドル保持具5が下側から設けられる。第2ハンドル保持具4と第3ハンドル保持具5の固定方法は任意であり、公知の方法を用いて固定すれば良い。本実施例では、第2ハンドル保持具4は第3ハンドル保持具5と締め付けられることにより、シャフト7の任意の前後位置にて固定する。
第1ハンドル保持具3は第2ハンドル保持具4に対して複数のボルト6によって固定されるものであって、この際に受座溝3Aと4Aの間に右側ハンドルパイプ2Aが挟持され、受座溝3Bと4Bの間に左側ハンドルパイプ2Bが挟持される。このように本実施例においては、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bを通す受座溝が第1ハンドル保持具3と第2ハンドル保持具4のそれぞれ2箇所に形成されているため、ボルト6を固定する際に右側ハンドルパイプ2Aを矢印15の方向に回動させて調整し、左側ハンドルパイプ2Bを矢印16の方向に回動させて調整できる。このように右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bを最適な位置にしてボルト6の締め付けを行うが、本実施例ではボルト6の締め付けの前に図2で示すように左右方向の調整も可能である。
図2は、本発明の刈払機のハンドル構造の部分上面図である。図から理解できるように右側ハンドルパイプ2Aには、第1ハンドル保持具3よりも左側にまで延び、端部には第1ハンドル保持具3から抜け落ちないようにフランジ部13Aが形成される。同様にして、左側ハンドルパイプ2Bには、第1ハンドル保持具3よりも左側にまで延び、端部には第1ハンドル保持具3から抜け落ちないようにフランジ部13Bが形成される。複数のボルト6を締め付ける前に、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bを矢印17、18の方向に移動させることによりグリップ部間の幅Aを作業者の体格、肩幅、作業用途に合わせ調整することができる。
図1の矢印15、16方向の調整と矢印17、18方向の調整を行った後には、6本のボルト6を締め付けることによって右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bをシャフト7に対して固定することができる。このように右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bの固定状態を多彩に変更することができるので、作業者の体格に合わせて又は作業場所に合わせて最適に調整することができる。例えば、左右に壁が建っている狭い場所で刈払作業をしたい時は、ハンドル幅Aを最小に調整して作業を行うというような使い方も可能である。
上述のように本発明の刈払機のハンドル構造により作業時の疲労を減少させ、作業性、操作性の良い刈払機を提供出来る。特に、シャフト7の直交方向へ右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bをスライドさせることによってグリップ部間の幅Aを調整できるので、作業者の立ち位置は変更とならないので、作業性、操作性に悪影響を与えることなくグリップ部を最適な位置に変更することができる。さらに、本実施例ではグリップ部間の幅Aを変更してもグリップ部の取り付け角度は変わらないため、操作性を悪化させない。本実施例では、右側ハンドルパイプ2Aと左側ハンドルパイプ2Bを2か所の保持具により固定する構造としたため、調整の範囲を大きくとることができると共に、左右のハンドルパイプのパイプ径が同じであってもスライドして調整することができるため、安価に製造することが可能となる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上述の実施例では駆動源としてエンジンが用いられているが、駆動源として電動モータを用いるようにしても良い。また、左右グリップはシャフト7に対して直交方向に移動して調整を行えるよう構成しているが、移動方向については若干角度を有していても良い。また、ハンドル保持手段が2組の受座溝3Aと4A、3Bと4Bを有する構成としたが、受座溝を1組とし、取付部の径が異なる左右のハンドルパイプの一方に他方を挿入することで入れ子式に構成し、左右のグリップ部の間隔を変更できるようにしても良い。
1A、1B グリップ部 2 刈刃
2A 右側ハンドルパイプ 2B 左側ハンドルパイプ
3 第1ハンドル保持具 3A、3B 受座溝
4 第2ハンドル保持具 4A、4B 受座溝
5 第3ハンドル保持具 6 ボルト
7 シャフト 9 スロットルレバー
10 エンジン 11 ギヤケース
12 先端工具 13 飛散防御カバー
13A フランジ部 13B フランジ部
21A、21B グリップ部 22 ハンドルパイプ
25 第3ハンドル保持具 28 第1ハンドル保持具
29 第2ハンドル保持具 28A、29A 受座溝

Claims (3)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源の出力を伝達して先端に工具が取り付けられるシャフトと、
    前記シャフトの中間位置に設けられるハンドルを有する刈払機であって、
    右側ハンドルパイプと、左側ハンドルパイプを独立して形成し、
    前記右側ハンドルパイプと、左側ハンドルパイプを前記シャフトに対して交差する方向にスライドできるように構成したことを特徴とする刈払機。
  2. 前記右側ハンドルパイプと左側ハンドルパイプを保持する2組の受座溝を有するハンドル保持手段によって前記シャフトに固定することを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
  3. ハンドル保持手段は、2組の受座溝を有する上側保持部材と2組の受座溝を有する下側保持部材と、下側保持部材を前記シャフトに固定するためのハンドル保持具を含んで構成され、
    前記上側保持部材と下側保持部材は複数のボルトにて固定されることを特徴とする請求項2に記載の刈払機。
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