JP2013145856A - 関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置 - Google Patents

関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ショット数の低減化を図ること。
【解決手段】関連付け装置100は、回路情報101内のCPセルごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断する。関連付け装置100は、算出された面積が基準値以下であるCPセルに含まれるセルを機能ごとに分類する。セルCell7,Cell11〜Cell15はそれぞれ異なるCPセルであるが、それぞれのCPセルの面積が基準値以下であると判断された。関連付け装置100は、セルCell7,Cell11〜Cell15の種別をINV1に変換する。関連付け装置100は、CPスタンプライブラリ200から変換後のセルの種別と同一種別のセルを含むCPスタンプを抽出する。関連付け装置100は、変換後のセルCell7,Cell11〜Cell15を1つのグループとして抽出されたCPスタンプに関連付けることにより、CPセルCP14を作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置に関する。
露光を行う回路パターンが露光の単位となる基本図形に分解され、各基本図形と同じ形状および大きさの電子ビームが、複数の成形アパーチャを用いて成形され、順次、レジスト上に照射される1回の電子線照射をショットと称する。
電子ビーム露光において、電子ビームの成形方法として、部分一括方式(以下、「CP(Character Projection)方式」と称する。)がある。CP方式では複数の基本図形が予め電子線用のステンシルマスクとして用意される。基本図形としては、配置配線後のレイアウトデータの中で、繰り返して利用される回数の多いレイアウトデータのパターンが用いられる。基本図形は、以下「CPスタンプ」と称する。
また、たとえば、配置配線後のレイアウトデータに対して、CPスタンプに沿うようにセルの配置が移動される技術が知られている(たとえば、下記特許文献1,2を参照。)。
特開2001−35770号公報 特開2007−5651号公報
しかしながら、CPスタンプと関係なく初期の配置配線が行われるため、同一のCPスタンプにグループ化できなかったり、同一のCPスタンプにグループ化されたとしてもタイミング制約に違反が発生してしまう場合がある。したがって、ショット数が増加する問題点がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ショット数の低減化を図ることができる関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置を提供することを目的とする。
本発明の一の側面によれば、1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能であって、回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断し、前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換し、前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置が提案される。
本発明の他の側面によれば、1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断し、前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換し、前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出し、検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断し、前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置が提案される。
本発明の一態様によれば、ショット数の低減化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、関連付け装置によるCP面積の算出処理例を示す説明図である。 図2は、関連付け装置による関連付け処理例を示す説明図(その1)である。 図3は、関連付け装置による関連付け処理例を示す説明図(その2)である。 図4は、関連付け装置による関連付け処理例を示す説明図(その3)である。 図5は、関連付け装置による関連付け処理例を示す説明図(その4)である。 図6は、CP方式による電子ビーム露光例を示す説明図である。 図7は、本実施の形態における設計フロー例を示す説明図である。 図8は、関連付け装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図9は、CPスタンプライブラリ200の一例を示す説明図である。 図10は、回路情報101の一例を示す説明図である。 図11は、関連付け装置100の機能的構成を示すブロック図である。 図12は、変換後の回路情報102の一例を示す説明図である。 図13は、関連付け装置100による関連付け処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図14は、関連付け装置100による関連付け処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 図15は、関連付け装置100による関連付け処理手順の一例を示すフローチャート(その3)である。 図16は、関連付け装置100による関連付け処理手順の一例を示すフローチャート(その4)である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる関連付け方法、関連付けプログラム、および関連付け装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、関連付け装置によるCP面積の算出処理例を示す説明図である。図2〜図5は、関連付け装置による関連付け処理例を示す説明図である。回路情報101の中に含まれる複数のセルは、CPスタンプライブラリ内のCPスタンプに基づいてグループ化されている。CPスタンプは1または複数のセルを有するレイアウト情報であり、図9を用いて後述するCPスタンプライブラリには、複数のCPスタンプが登録されている。回路情報101内の各グループは、CPスタンプライブラリ内のいずれかのCPスタンプと関連付けられている。同一のグループに属するセルは、電子ビーム露光装置による露光時に同一のショットによってウエハ上に転写される。このグループをCPセルと称する。回路情報101は、具体的には、配置配線後の仮レイアウトデータまたは仮レイアウトデータから得られる回路の接続情報であるネットリストである。
ネットリストには、設計対象回路内のモジュールやその内部のセル(FFやRAMなど)の接続関係が、VerilogやVHDL(Very high speed integrated circuit Hardware Description Language)などのハードウェア記述言語を用いて記述されている。回路情報101は、後述する図10によって詳細例を示す。たとえば、図1で示すようにCPスタンプICP_7がセルCell1に関連付けられており、「CP1」はCPスタンプICP_7のインスタンス名である。
たとえば、半導体集積回路の設計用のスタンダードセルライブラリには、インバータ素子であっても駆動能力によって複数のインバーターセルが用意される。各セルに付された名称によってセルの機能が表されている。スタンダードセルとしては、否定論理和を示すNORセル(以下、「NOR」と省略する。)、否定論理積を表すNANDセル(以下、「NAND」と省略する。)、否定を表すインバーターセル(INVERTERセル(以下、「INV」と省略する。))、マルチプレクサセル(MULTIPLEXERセル(以下、「MUX」と省略する。))、フリップフロップセル(Flip Flopセル(以下、「FF」と省略する。))、論理和を示すORセル(以下、「OR」と省略する。)、ANDセル(以下、「AND」とし省略する。)などが挙げられる。
また、ここでは、同一機能であっても駆動能力が異なる場合、たとえば、機能名と番号によって表し、番号の数が大きいほど同一機能のセルの中で駆動能力が高いことを示す。たとえば、INV1とINV2とは同一機能であるが、INV2の駆動能力はINV1の駆動能力よりも高い。
面積テーブル110には、CPスタンプごとにCPスタンプに含まれるセルのレイアウト情報の面積が登録されている。面積テーブル110はCPスタンプID、セル種別ID、およびセル面積のフィールドを有している。各フィールドに情報が設定されることで、面積情報がレコードとして記憶されている。面積テーブル110は関連付け装置がアクセス可能な記憶装置に記憶されている。
CPスタンプIDのフィールドには、CPスタンプの識別情報が登録される。セル種別IDのフィールドには、CPスタンプが有するセルの種別が登録される。セル面積のフィールドには、CPスタンプが有するセルの種別ごとにセルのレイアウト情報の面積が登録される。
面積テーブル110は、関連付け装置100が有する記憶装置に記憶されている。面積テーブル110と、後述するCPスタンプライブラリとは、CPスタンプIDによって関連付けられている。
(CP面積の算出処理)
まず、図1では、関連付け装置100は、基準面積S0以下であるセル面積となるCPセルを検出する。関連付け装置100は、回路情報101のCPセルごとにCPセルのCP面積を面積テーブル110に基づいて算出する。そして、関連付け装置100は、算出されたCP面積が基準面積S0以下であるか否かを判断する。
CPセルCP1を例に挙げると、CPセルCP1のCPスタンプの種別はCPスタンプICP_7である。CPセルCP1はセルの種別がNOR2であるセルCell1を有している。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、面積テーブル110から、CPスタンプICP_7のNOR2の面積を取得する。CPスタンプICP_7のNOR2の面積は面積S3である。関連付け装置100は、取得した面積S3に基づいてCPセルCP1の面積を算出する。関連付け装置100は、算出したCPセルCP1の面積S3が基準面積S0以下であるか否かを判断する。基準面積S0は、レイアウトの設計者が最大CP幅Wに基づいて決定してもよい。基準面積S0は、たとえば、関連付け装置100がアクセス可能な記憶装置に記憶されていることとする。最大CP幅Wは、CPスタンプが取り得る最大の幅であり、電子ビームサイズによって定まる。最大のビームサイズは、1.5[μm]×1.5[μm]程度であり、電子ビーム露光装置の性能によって定まる。ここでは、CPセルCP1の面積S3は基準面積S0以下であると判断される。
つぎに、CPセルCP2を例に挙げると、CPセルCP2のCPスタンプの種別はCPスタンプICP_8である。CPセルCP2は、セルの種別がNOR3であるセルCell2を有している。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、面積テーブル110から、CPスタンプICP_8のNOR3の面積を取得する。CPスタンプICP_8のNOR3の面積は面積S4である。関連付け装置100は、取得した面積S4に基づいてCPセルCP1の面積を算出する。関連付け装置100は、算出したCPセルCP1の面積S4が基準面積S0以下であるか否かを判断する。ここでは、CPセルCP1の面積S4は基準面積S0以下であると判断される。
そして、CPセルCP3を例に挙げると、CPセルCP3のCPスタンプの種別はCPスタンプICP_6である。CPセルCP3は、セルの種別がNOR1であるセルCell3〜Cell8を有している。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、面積テーブル110から、CPスタンプICP_6のNOR1の面積を取得する。CPスタンプICP_6のNOR1の面積は面積S2である。関連付け装置100は、取得した面積S2に基づいてCPセルCP3の面積を算出する。関連付け装置100は、算出したCPセルCP3の面積S2×6が基準面積S0以下であるか否かを判断する。ここでは、CPセルCP3の面積S2×6は基準面積S0より大きいと判断される。
最後に、CPセルCP4を例に挙げると、CPセルCP4のCPスタンプの種別はCPスタンプICP_3である。CPセルCP4は、セルの種別がINV2であるセルCell9を有している。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、面積テーブル110から、CPスタンプICP_3のINV2の面積を取得する。CPスタンプICP_3のINV2の面積は面積S1である。関連付け装置100は、取得した面積S1に基づいてCPセルCP4の面積を算出する。関連付け装置100は、算出したCPセルCP4の面積S1が基準面積S0以下であるか否かを判断する。ここでは、CPセルCP4の面積S1は基準面積S0以下であると判断される。
(関連付け処理例1)
つぎに、図2では、関連付け装置100は、CP面積が基準面積S0以下であると判断されたCPセルに含まれるセルを機能ごとにグループ化する。たとえば、INV1,INV2,INV3,INV4,INV5は、すべて同一機能である。たとえば、NOR1,NOR2,NOR3はすべて同一機能である。機能ごとにグループ化されたグループに含まれるセルの種別を、該セルと同一機能であるセルの種別の中で特定の駆動能力である種別に変換する。特定の駆動能力である種別とは、同一機能である種別の中で基準となる種別である。基準となるセルの種別に変換する。同一機能の種別の中で、いずれの種別が基準となる種別であるかについては、予め設計者が定義し、関連付け装置100がアクセス可能な記憶装置に記憶させておいてもよい。スタンダードセルライブラリの設計者は、該種別のセルの駆動能力に基づいて同一機能であって駆動能力の異なる他の種別を作成する。図2の例では、INVの中で、基準となる種別は、INV1であり、関連付け装置100は、セルCell7,Cell11,Cell12,Cell13,Cell14,Cell15の種別をINV1に変換する。
関連付け装置100は、変換されたセルの種別と同一の種別を有するCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する。そして、関連付け装置100は、変換されたセルに抽出されたCPスタンプを関連付ける。これにより、回路情報102には、セルCell7,Cell11,Cell12,Cell13,Cell14,Cell15によって、CPスタンプICP_1を有するCPセルCP14が作成される。図2の回路情報102のCPセルCP14では、理解の容易化のために、各セルがレイアウトされたように示しているが、回路情報102はネットリストであるため、各セルの配置位置は定まっていない。回路情報102の詳細例については、後述する図12に示す。図2の例では、関連付け装置100は、6個のCPセルを1個のCPセルにグループ化している。したがって、関連付け装置100は、ショット数の低減化を図ることができる。
これにより、関連付け装置100は、基準面積S0以下であるCPセルが有するセルを集めてグループ化させることができ、関連付け装置100は、ショット数の低減化を図ることができる。さらに、基準となる種別は最も駆動能力の低い種別である可能性がある。駆動能力が低ければ、レイアウトされた場合における面積が小さい。そのため、関連付け装置100は、各セルの面積の縮小化を図ることができるため、ショット数の低減化を図ることができる。関連付け装置100による関連付け処理が行われた後に、設計者は、再度タイミング解析を行い、タイミング制約が遵守されているか否かを確認してもよい。タイミング制約とは、たとえば、FFのセットアップタイム、FFのホールドタイムが挙げられる。
(関連付け処理例2)
図3では、関連付け装置100は、CP面積が基準面積S0以下であると判断されたCPセルの種別を、該セルと同一機能である種別の中で、特定の駆動能力である種別に変換する。図3の例では、NORの中で、特定の駆動能力である種別は、NOR1であるため、関連付け装置100は、セルCell1,Cell2の種別をNOR1に変換する。
そして、関連付け装置100は、基準面積S0以下でないと判断されたCPセルから、CP面積が基準面積S0以下であると判断されたCPセルが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するCPスタンプに関連付けられたCPセルを検出する。関連付け装置100は、検出されたCPセルが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、検出されたCPセルに関連付けられたCPスタンプが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断する。
たとえば、回路情報101内に予めCPセルごとにCPスタンプに含まれるセルのうち、いずれの種類のセルを何個ずつ使用しているかが定義される。検出されたCPセルが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、検出されたCPセルに関連付けられたCPスタンプが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満である場合、関連付け装置100は、検出されたCPセルには空きがあると判断する。これにより、関連付け装置100は、各CPセルが有するセルの数に基づいて空きのあるCPセルを検出してもよい。または、たとえば、CPスタンプライブラリ200に登録されたCPスタンプと、CPセルと、を比較することにより、関連付け装置100は、空きのあるCPセルを検出してもよい。
関連付け装置100は、空きのあるCPセルが検出された場合、変換されたセルを検出されたCPセルに関連付ける。図3の回路情報102に示すように、CPセルCP3には、あらたにセルCell1とセルCell2が含まれている。図3の回路情報102のCPセルCP3では、理解の容易化のために、各セルがレイアウトされたように示しているが、回路情報102はネットリストであるため、各セルの配置位置は定まっていない。回路情報102の詳細例については、後述する図12に示す。
これにより、関連付け装置100は、複数のセルを同一のCPセルに含めるCP化の効率を向上させることができる。同一のCPセルに含まれるセルは同一ショットによってウエハに転写されるため、関連付け装置100は、ショット数の低減化を図ることができる。また、関連付け装置100は、特定の駆動能力である種別を基準となる種別にする。基準となる種別は最も使用頻度の高い種別である可能性が高いため、回路情報101内に基準となる種別のセルを有するCPセルは多数存在する可能性がある。そのため、あらたなセルが追加される空きのあるCPセルが存在する可能性が高い。したがって、関連付け装置100は、ショット数の低減化を図ることができる。
また、関連付け装置100は、空きのあるCPセルが検出されなかった場合、図2に示したようにあらたにCPセルを作成してもよい。
(関連付け処理例3)
つぎに、図4では、関連付け装置100は、基準面積S0以下であるセルがANDまたはORの場合、2入力NANDとINVの組み合わせに変換する。具体的には、たとえば、種別が3入力のANDであるセルCell18は、2つの2入力NANDと2つのINVによって表すことができる。また、種別が3入力のORであるセルCell19は2つの2入力NANDと4つのINVによって表すことができる。
そして、関連付け装置100は、CPスタンプライブラリ200に含まれる2入力NADNとINVの複合セルを含むCPスタンプを抽出する。関連付け装置100は、変換後のセルに、抽出されたCPスタンプを関連付ける。これにより、回路情報102には、CPセルCP15が作成される。回路情報102の詳細例については、後述する図12に示す。
すべての論理回路は2入力のNANDとNOTの組み合わせに置き換えることができる。したがって、関連付け装置100は、AND、ORなどの使用頻度の低いセルを使用頻度の高いNAND、INVに置き換えることにより、より多くのセルを同一のCPセルに含めることができる。これにより、ショット数の低減化を図ることができる。さらに、あらたに作成されたCPセルに空きがあれば、他のセルをあらたに作成されたCPセルに含めることができる。したがって、関連付け装置100は、ショット数の低減化を図ることができる。
また、すべての論理回路は2入力のNORとNOTの組み合わせに置き換えることができるため、関連付け装置は、AND、ORなどの使用頻度の低いセルを使用頻度の高いNOR、INVに置き換えてもよい。これにより、より多くのセルを同一のCPセルに含めることができ、ショット数の低減化を図ることができる。
(タイミング制約の違反)
図5では、たとえば、関連付け装置100は、タイミング制約を遵守していないパス上のセルを回路情報101から特定する。ここで、たとえば、パスとは、入力端子からマクロ(たとえば、FF)までの一連のセルおよびネットの集合、マクロ(たとえば、FF)間の一連のセルおよびネットの集合である。または、たとえば、パスとは、マクロから出力端子までの一連のセルおよびネットの集合である。
たとえば、セルCell20とセルCell21とがタイミング制約を遵守していないパス上のセルである。つぎに、たとえば、関連付け装置100は、特定されたセルを含むCPセルと、特定されたセルとの関連づけを削除する。そして、たとえば、関連付け装置100は、タイミング制約を遵守していないパス上のセルの種別を、同一機能で駆動能力の高い種別に変換する。
関連付け装置100は、変換後のセルの種別と同一種別のセルを含むCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する。関連付け装置100は、変換後のセルに抽出されたCPスタンプを関連付ける。これにより、あらたなCPセルCP16が作成される。図5の回路情報102のCPセルCP16では、理解の容易化のために、各セルがレイアウトされたように示しているが、回路情報102はネットリストであるため、各セルの配置位置は定まっていない。回路情報102の詳細例については、後述する図12に示す。
これにより、タイミング違反が発生しても、関連付け装置100は、タイミング制約を遵守させるようにCPセルを作成することができる。
また、関連付け装置100は、配線不可のセルを回路情報101から特定する。配線不可のセルとは、回路情報101内の複数のセルがCPセルとCPセルに関連付けられたCPスタンプに基づいてレイアウトされた場合に接続するための配線ができなかったセルである。配線不可のセルについては、たとえば、関連付け装置100は、回路情報101がレイアウトされたレイアウト結果から配線が行われていない箇所を検出してもよい。または、たとえば、レイアウト設計者が、該レイアウト結果から配線不可のセルを検出し、検出結果を関連付け装置100がアクセス可能な記憶装置に記憶させてもよい。
つぎに、関連付け装置100は、特定されたセルの種別と同一種別のセルを含むCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する。関連付け装置100は、特定されたセルに抽出されたCPスタンプを関連付けてもよい。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、特定されたセルと、特定されたセルを含むCPセルとの関連づけを削除し、あらたなCPセルを作成してもよい。あらたなCPセルが作成された回路情報に基づくレイアウトでは、配置配線ツールが配線不可であったセルの配置位置を移動させることができる。したがって、関連付け装置は、セルの配線を容易化させることができる。
(CP方式による電子ビーム露光)
つぎに、関連付け装置100の機能例の説明の前に、図6を用いてCP方式による電子ビーム露光について簡単に説明する。
図6は、CP方式による電子ビーム露光例を示す説明図である。CP方式では複数のCPスタンプが予め電子ビーム用のステンシルマスク602として用意される。ステンシルマスク602は、電子ビーム露光装置600を用いるプロセスの層ごとに用意される。図6の(a)では、基本CP機能を示している。図6の(a)では、電子銃から発せられた電子ビームはビーム成型第1開口601によって矩形に成形される。成形された電子ビームは、ステンシルマスク602の中から選択されたCPスタンプを透過することにより、CPスタンプの形状に成形されてウエハ603に照射される。図6におけるCPスタンプとは、図1で示したCPスタンプライブラリ200内の各CPスタンプに基づいて電子ビームを透過させる穴が空いた図形である。これにより、CPスタンプの形状がウエハ603に転写される。
ステンシルマスク602に搭載可能なCPスタンプの数は、4000種類程度である。CPスタンプとしては、繰り返し利用されるレイアウトデータに基づいて作成される。ステンシルマスク602上にないパターンの場合には、CPスタンプと似通ったパターンであってもパターンの一部が異なればステンシルマスク602を共有することができない。
そのため、CP方式では、図6の(b)に示すように、部分ビーム投影機能を有している。電子ビーム露光装置600は、ビーム成型第2開口604による可変成形機能と、ステンシルマスク602と、によってCPスタンプの一部に電子ビームを照射することにより、部分ビーム投影機能を実現する。これにより、ステンシルマスク602上のCPスタンプの一部分だけをウエハ603に転写させることができる。そのため、たとえば、電子ビーム露光装置600は、CPスタンプ内の1つのセルのレイアウトデータをウエハ603上に照射することができる。
上述したように、CPスタンプのサイズは、ビームサイズによって定まるため、プロセスの微細化・高密度化に伴い、1つのCPスタンプに含めることができるセルの数が増えている。そのため、電子ビーム露光装置600は、ウエハ603上のセルをできる限り同一のショットにより転写させることにより、ショット数の低減化を図ることができる。これにより、電子ビーム露光装置600は、1ウエハの製造工程における合計の露光時間を製品の量産に対応させることができるように短縮化させることができる。
つぎに、本実施の形態における設計フローについて図7を用いて簡単に説明する。
(設計フロー)
図7は、本実施の形態における設計フロー例を示す説明図である。回路情報700は、ハードウェア記述言語によってRTL(Register Transfer Level)で設計される。
本実施の形態にかかる設計フローでは、論理合成ツールが、回路情報700を論理合成する(ステップS701)。これにより、論理合成後のネットリストである回路情報720が得られる。回路情報720は、図7中「Netlist」と表されている。回路情報720内の各機能はスタンダードセルライブラリで用意されたスタンダードセルによって表されている。
そして、配置配線ツールまたは設計者が、回路情報720について配置配線およびタイミング最適化を行う(ステップS702)。これにより、レイアウトデータである回路情報721が得られる。さらに、設計者は、回路情報721からセルの接続情報が抽出されたNetlistである回路情報722を作成してもよい。
つぎに、従来技術で説明したようにコンピュータは、CP変換レイアウトを行う(ステップS703)。CP変換レイアウトでは、レイアウトデータに対してCPスタンプに沿うようにセルの配置を移動し、レイアウトデータおよびNetlist内のセルに、CPスタンプライブラリ200内のCPスタンプを関連付ける。CP変換レイアウトについては、設計者が手動で行ってもよい。
そして、配置配線ツール、タイミング解析ツールが、配置配線およびタイミング調整を行う(ステップS704)。これにより、CP変換が行われたレイアウトデータである回路情報723が得られる。CP変換とは、コンピュータが、複数のセルのレイアウトデータと、CPスタンプとを関連付ける処理である。
つぎに、関連付け装置100は、関連付け処理を行う(ステップS705)。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、図1に示したように回路情報101またはレイアウトデータである回路情報723内のCPセルのCP面積の算出処理を行い(ステップS711)、終了条件を満たしたか否かを判断する(ステップS712)。終了条件は、たとえば、CP面積が基準値以下であるCPセルがないこと、タイミング制約を遵守していること、すべての配線が終了していること、が挙げられる。
たとえば、終了条件が満たされた場合(ステップS712:Yes)、一連の処理を終了する。終了条件が満たされていない場合(ステップS712:No)、関連付け装置100は、図2〜図5に示したような変換処理を行い(ステップS713)、ステップS703へ戻る。
(関連付け装置100のハードウェア構成例)
図8は、関連付け装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図8において、関連付け装置100は、CPU(Central Processing Unit)801と、ROM(Read Only Memory)802と、RAM(Random Access Memory)803と、を有している。さらに、関連付け装置100は、磁気ディスクドライブ804と、磁気ディスク805と、光ディスクドライブ806と、光ディスク807と、ディスプレイ808と、I/F(Interface)809と、キーボード810と、マウス811と、を有している。また、各構成部はバス800によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU801は、関連付け装置100の全体の制御を司る。ROM802は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ804は、CPU801の制御にしたがって磁気ディスク805に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク805は、磁気ディスクドライブ804の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ806は、CPU801の制御にしたがって光ディスク807に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク807は、光ディスクドライブ806の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク807に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ808は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ808は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F809は、通信回線を通じてLAN(Local Area NETwork)、WAN(Wide Area NETwork)、インターネットなどのネットワーク814に接続され、このネットワーク814を介して他の装置に接続される。そして、I/F809は、ネットワーク814と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F809には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード810は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス811は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を有するものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
(CPスタンプライブラリ200)
図9は、CPスタンプライブラリ200の一例を示す説明図である。上述したように、CPスタンプライブラリ200は、たとえば、1または複数のセルを1つの図形としてレイアウトされたCPスタンプが複数記憶されている。図9では、CPスタンプICP_1〜ICP_10が表されている。CPスタンプライブラリ200は、ROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶されている。
たとえば、CPスタンプICP_1は、12個のINV1を有するレイアウトデータである。CPスタンプICP_2は、FFAと2個のNAND1を組み合わせたレイアウトデータである。CPスタンプICP_3は、8個のINV2を有するレイアウトデータである。CPスタンプICP_4は、9個のMUX1を有するレイアウトデータである。
CPスタンプICP_5は、8個のNAND1を有するレイアウトデータである。CPスタンプICP_6は、8個のNOR1を有するレイアウトデータである。CPスタンプICP_7は、6個のNOR2を有するレイアウトデータである。CPスタンプICP_8は、6個のNOR3を有するレイアウトデータである。CPスタンプICP_9は、4個のNANDと6個のINV1を有する複合セルのレイアウトデータである。CPスタンプICP_10は、6個のNANDと2個のINV1を有する複合セルのレイアウトデータである。
(回路情報101)
図10は、回路情報101の一例を示す説明図である。上述したように、回路情報101は、たとえば、仮配置配線後に各セルとCPスタンプが関連付けられたレイアウトデータから作成されたネットリストである。たとえば、回路情報101は、モジュール0001を有している。図10の例では、モジュール0001は、セルCell1〜Cell21を有している。
各セルは、いずれのCPセルに含まれているかを示す情報を有している。図10の例では、「CPスタンプID」、「CPインスタンス名」、「全セル数」、「セルID(セル数,セル使用数)」が各セルの入力情報および出力情報の定義の前に記述されている。CPスタンプIDは、CPスタンプの識別情報である。CPインスタンス名はCPセルごとに付され、CPインスタンス名によって各CPセルが区別される。全セル数とは、CPスタンプIDが示すCPスタンプが有するセルの数である。セルID(セル数,セル使用数)のセルIDは、CPスタンプIDが示すCPスタンプが有するセル種別を示す識別情報である。セルID(セル数,セル使用数)のセル数は、CPスタンプIDが示すCPスタンプに含まれるセルIDが示すセルの数である。セルID(セル数,セル使用数)のセル使用数は、インスタンス名によって区別されたCPセルが使用しているセルIDが示すセルの数である。ここでは、「CPスタンプID」、「CPインスタンス名」、「全セル数」、および「セルID(セル数,セル使用数)」は、回路情報101内の各セルに付与しているが、テーブル化してもよい。
セルCell1を例に挙げる。セルCell1は、2入力NORである。回路情報101には、「Cell1(ICP_7 CP1 6 NOR2(6,1),IN1−1,IN1−2,OUT1);」と記述されている。この記述では、「ICP_7」は「CPスタンプID」であり、「CP1」は「CPインスタンス名」であり、「6」は全セル数である。さらに、この記述では、「NOR2(6,1)」はセルIDがNOR2であり、CPスタンプICP_7に含まれるNOR2のセル数は6であり、CPセルCell1においてセル使用数は1である。この記述では、「IN1−1」、および「IN1−2」は、セルCell1への入力であり、「OUT1」はセルCell1からの出力である。
回路情報101内のセルCell19では入出力情報の記載が「OUT18,IN1−19−2,IN19−3,OUT19」となっているが、図4で示したように、セルCell18の出力がセルCell19に入力されるため、「OUT18」はセルCell18の出力であり、セルCell19の入力である。
回路情報101は、ROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶されている。これにより、配置配線ツールやレイアウトデータの設計者は、各セルがいずれのCPセルに含まれているかを判別することができる。
(関連付け装置100の機能例)
図11は、関連付け装置100の機能的構成を示すブロック図である。関連付け装置100は、算出部1101と、面積判断部1102と、分類部1103と、変換部1104と、検出部1105と、空き判断部1106と、抽出部1107と、特定部1108と、関連付け部1109と、を有している。
算出部1101から関連付け部1109の各処理は、具体的には、たとえば、図8に示したROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶された関連付けプログラムにコーディングされている。たとえば、CPU801が、記憶装置に記憶された関連付けプログラムを読み出し、関連付けプログラムにコーディングされている処理を実行する。これにより、算出部1101から関連付け部1109の機能が実現される。
また、算出部1101から関連付け部1109のそれぞれの処理結果は、たとえば、ROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶される。
まず、算出部1101は、回路情報101内の複数のCPセルのCPセルごとに、関連付けられているCPスタンプが有する各セルの面積に基づいて、CPセルが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出する。図1で説明したように、算出部1101は、CPセルごとにCPセルに関連付けられているCPスタンプの識別情報に基づいて面積テーブル110からCPセルが有するセルの面積を取得する。そして、算出部1101は、CPセルが有するすべてのセルがレイアウトされた場合におけるCP面積を算出する。「CPセルが有するセルの数≦該CPセルに関連付けられたCPスタンプに含まれるセルの数」の関係が成り立っている。図1の例では、CPセルCP1の面積はS3であり、CPセルCP2の面積はS4であり、CPセルCP3の面積はS2×6であり、CPセルCP4の面積はS1である。
面積判断部1102は、算出部1101によって算出されたCP面積が基準値以下であるか否かをCPセルごとに判断する。基準値は、上述したように、基準面積S0である。たとえば、基準面積S0はROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶されている。図1の例では、CPセルCP1の面積S3は基準面積S0以下であり、CPセルCP2の面積S4は基準面積S0以下であり、CPセルCP3の面積S2×6は基準面積S0より大きく、CPセルCP4の面積S1は基準面積S0以下である。
分類部1103は、面積判断部1102によって基準値以下であると判断されたCPセルが有するセルを機能ごとにグループ化する。
変換部1104は、分類部1103によってあらたにグループ化された各グループが有するセルの種別を、該各グループが有するセルの機能と同一機能である種別のうち特定の駆動能力である種別に変換する。図2の例では、セルCell7,Cell11〜Cell15の種別がINV1に変換される。
抽出部1107は、CPスタンプライブラリ200から、分類部1103によってあらたにグループ化された各グループが有するセルの機能と同一機能である種別のうち特定の駆動能力である種別のセルを有するCPスタンプを抽出する。図2の例では、INV1を有するCPスタンプICP_1が抽出される。
関連付け部1109は、変換されたセルに、抽出部1107によって抽出されたCPスタンプを関連付けることにより、あらたなCPセルを生成する。図2の例では、CPセルCP14が作成される。
また、変換部1104は、面積が基準値以下であると判断されたCPセルが有するセルの機能が特定の機能である場合、分類部1103によって分類されたセルを、否定論理積を表すセルと否定を表すセルの組み合わせに変換する。特定の機能とは、たとえば、AND、ORが挙げられる。図4の例では、変換部1104は、3入力のANDであるセルCell18を分解し、2入力のNANDであるセルCell22,Cell24と、INVであるセルCell23,Cell25と、の組み合わせに変換する。図4の例では、変換部1104は、3入力のORであるセルCell19が分解されて、2入力のNANDであるセルCell29,Cell31と、INBであるセルCell26〜Cell28,Cell30と、の組み合わせに変換する。具体的には、たとえば、関連付け装置100は、AND、またはORをTree―Covering技術を用いることにより、2入力のNANDとINVの組み合わせに変換することができる。AND、ORからNAND、INVの組み合わせへの変換については、AND、ORの種別ごとにROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に予め変換結果を記憶させておいてもよい。
抽出部1107は、変換部1104によって変換された組み合わせが有する否定論理積を表すセルの種別と同一種別のセルと、否定を表すセルの種別と同一種別のセルと、を有するCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する。図4の例では、たとえば、CPスタンプICP_9が抽出される。
関連付け部1109は、変換された組み合わせに、抽出されたCPスタンプを関連付ける。図4の例では、たとえば、CPスタンプICP_9に関連付けられたCPセルCP15が作成される。
(空きCPセルに関連付ける処理)
変換部1104は、面積が基準値以下であると判断されたCPセルが有するセルの種別を、該セルの機能と同一機能である種別の中で、基準となる種別に変換する。たとえば、図3の例では、変換部1104は、CPセルCP1のセルCell1の種別とCPセルCP2のセルCell2の種別とをNOR1に変換する。
検出部1105は、基準値以下でないと判断されたCPセルから、第1のCPセルが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するCPスタンプに関連付けられた第2のCPセルを検出する。図3の例では、面積判断部1102によって基準値以下でないと判断されたCPセルCP3が検出される。
空き判断部1106は、検出部1105によって検出された第2のCPセルが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、第2のCPセルに関連付けられたCPスタンプが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断する。図10で示した回路情報101には、CPセルCP3に関連付けられたCPスタンプICP_6内のセル使用率が付されている。たとえば、CPスタンプICP_6が有するNOR1の数は8個であるが、CPセルCP3が有するNOR1の数は6個である。よって、空き判断部1106は、CPセルCP3が有するNOR1の数が、CPセルCP3に関連付けられたCPスタンプICP_6が有するNOR1の数未満であると判断する。
関連付け部1109は、空き判断部1106によって検出された第2のCPセルが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、第2のCPセルに関連付けられたCPスタンプが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換部1104によって変換されたセルを第2のCPセルに含める。図3の例では、回路情報102内のCPセルCP3にセルCell11とセルCell12が含まれている。
ここで、変換部1104による変換処理と、検出部1105および空き判断部1106による空きCPセルの判断処理と、はいずれが先に行われてもよく、特に限定しない。
また、第2のCPセルが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、第2のCPセルに関連付けられたCPスタンプが有する該特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満でないと判断された場合、分類部1103は、第1のCPセルが有するセルを機能ごとに分類してもよい。その後、上述したように、関連付け装置100は変換部1104、抽出部1107、および関連付け部1109による処理を行うことにより、図2に示したような関連付け処理が行われる。
(タイミング違反)
特定部1108は、回路情報101に対するタイミング解析においてタイミング制約を遵守していないと判断されたパス上のセルを回路情報101から特定する。たとえば、タイミング解析の結果は、ROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶されている。図5の例では、CPセルCP13内のセルCell20,Cell21が抽出される。
変換部1104は、特定部1108によって特定されたセルの種別を、特定されたセルと同一機能である種別の中から、特定されたセルの種別よりも駆動能力の高いセルの種別に変換する。上述した図5の例では、変換部1104は、セルCell20,Cell21の種別をINV1からINV2に変換する。
抽出部1107は、CPスタンプライブラリ200から、変換部1104によって変換されたセルと同一種別のセルを有するCPスタンプを抽出する。たとえば、セルCell20,Cell21のセル種別であるINV2を有するCPスタンプICP_3が抽出される。
関連付け部1109は、変換されたセルに、抽出されたCPスタンプを関連付けることにより、あらたなCPセルを作成する。上述した図5の例では、回路情報102内にCPセルCP16が作成される。
(配線不可のセル)
また、特定部1108は、配線不可のセルを回路情報101から特定する。上述したように、配線不可のセルについては、たとえば、関連付け装置100は、回路情報101がレイアウトされた回路情報723から配線が行われていないセルを検出してもよい。または、たとえば、レイアウト設計者が、予め回路情報723から配線不可のセルを検出し、予めROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶させてもよい。
そして、抽出部1107は、特定されたセルの種別と同一種別のセルを含むCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する。関連付け部1109は、特定されたセルに抽出されたCPスタンプを関連付ける。これにより、配線不可のセルが該セルを含むCPセルから切り離され、あらたなCPセルが作成される。あらたなCPセルが作成された回路情報に基づくレイアウトでは、配置配線ツールが配線不可であったセルの配置位置を移動させることができる。したがって、関連付け装置は、セルの配線を容易化させることができる。
図12は、変換後の回路情報102の一例を示す説明図である。回路情報102では、点線枠1201に示すようにセルCell1,Cell2の種別がNOR1になっている。回路情報102では、点線枠1202−1,1202−2に示すようにセルCell9,Cell11〜15の種別がINV1になっている。
回路情報102では、3入力のANDであるセルCell18がセルCell22〜Cell25に変換され、3入力のORであるセルCell19がセルCell26〜Cell31に変換されている。
点線枠1203に示すように回路情報102では、セルCell20,Cell21のセル種別がINV2になっている。
回路情報102は、ROM802、RAM803、磁気ディスク805、光ディスク807などの記憶装置に記憶されている。これにより、配置配線ツール、レイアウトデータの設計者は、各セルがいずれのCPセルに含まれているかを判別することができる。
これにより、関連付け装置100は、同一のCPスタンプにグループ化させるCP化の効率を向上させることができる。したがって、関連付け装置100は、ショット数の低減化を図ることができる。
(関連付け処理手順)
図13〜図16は、関連付け装置100による関連付け処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、関連付け装置100は、未選択なCPセルがあるか否かを判断する(ステップS1301)。関連付け装置100は、たとえば、回路情報101の全体を関連付け処理の対象としてもよいし、回路情報101内の選択されたモジュールを関連付け装置の対象としてもよい。本フローチャートでは、一例として、関連付け装置100は、回路情報101の全体を関連付け処理の対象としている。
未選択なCPセルがある場合(ステップS1301:Yes)、関連付け装置100は、未選択なCPセルから1つのCPセルを選択する(ステップS1302)。そして、関連付け装置100は、選択されたCPセルにタイミング制約を遵守していないパス上のセルがあるか否かを判断する(ステップS1303)。
つぎに、選択されたCPセルにタイミング制約を遵守していないパス上のセルがない場合(ステップS1303:No)、関連付け装置100は、選択されたCPセルのCP面積を算出する(ステップS1304)。ステップS1301〜ステップS1304までの処理が、図7に示したステップS711である。
そして、関連付け装置100は、選択されたCPセルのCP面積≧基準面積S0であるか否かを判断する(ステップS1305)。選択されたCPセルのCP面積≧基準面積S0でない場合(ステップS1305:No)、関連付け装置100は、選択されたCPセルを基準面積S0以下のCPセルとして検出する(ステップS1306)。図13に示すフローチャートでは、関連付け装置100は、CPセルのCP面積の算出およびCP面積が基準値以下であるか否かの判断を組み合わせとして順に行っている。これに限らず、関連付け装置100は、すべてのCPセルの各々のCP面積について算出後に、CP面積が基準値以下であるか否かを判断してもよい。
一方、選択されたCPセルにタイミング制約を遵守していないパス上のセルがある場合(ステップS1303:Yes)、ステップS1301へ戻る。選択されたCPセルのCP面積≧基準面積S0でない場合(ステップS1305:Yes)、ステップS1301へ戻る。
ステップS1301において、未選択なCPセルがない場合(ステップS1301:No)、関連付け装置100は、検出されたCPセルがあるか否かを判断する(ステップS1307)。検出されたCPセルがない場合(ステップS1307:No)、ステップS1325へ移行する。
検出されたCPセルがある場合(ステップS1307:Yes)、関連付け装置100は、検出されたCPセルに含まれるセルを機能ごとに分類する(ステップS1308)。つぎに、関連付け装置100は、機能ごとにグループ化されたグループのうち、未選択のグループがあるか否かを判断する(ステップS1309)。グループ化されたグループのうち、未選択のグループがない場合(ステップS1309:No)、ステップS1325へ移行する。
一方、グループ化されたグループのうち、未選択のグループがある場合(ステップS1309:Yes)、関連付け装置100は、未選択のグループから1つのグループを選択する(ステップS1310)。つぎに、関連付け装置100は、選択されたグループのセルの機能と同一機能である種別の中で、基準となる種別のセルを有し、かつ基準CP面積以下でないCPセルを回路情報101から検出する(ステップS1311)。そして、関連付け装置100は、検出されたCPセルのうち、空きのあるCPセルを特定し(ステップS1312)、空きのあるCPセルが特定されたか否かを判断する(ステップS1313)。
空きのあるCPセルが特定されなかった場合(ステップS1313:No)、ステップ1318へ移行する。一方、空きのあるCPセルが特定された場合(ステップS1313:Yes)、関連付け装置100は、選択されたグループのうち、特定されたCPセル内の空きセルの数分のセルの種別を、選択されたグループのセルの機能と同一機能である種別の中で基準となる種別に変換する(ステップS1314)。そして、関連付け装置100は、変換後のセルを特定されたCPセルに関連付けし(ステップS1315)、選択されたグループから変換後のセルを除く(ステップS1316)。つぎに、関連付け装置100は、選択されたグループが空か否かを判断する(ステップS1317)。ステップS1317では、より具体的に、関連付け装置100は、選択されたグループのすべてのセルが、空きのあるCPセルに関連付けられたか否かを判断してもよい。選択されたグループが空である場合(ステップS1317:Yes)、ステップS1309へ戻る。選択されたグループが空でない場合(ステップS1317:No)、ステップS1318へ移行する。
つぎに、関連付け装置100は、選択されたグループがANDまたはORであるか否かを判断する(ステップS1318)。選択されたグループがANDまたはORでない場合(ステップS1318:No)、関連付け装置100は、選択されたグループのセルの種別を、選択されたグループのセルの機能と同一機能である種別の中で基準となる種別に変換する(ステップS1319)。
そして、関連付け装置100は、選択されたグループのセルの機能と同一機能である種別の中で基準となる種別のセルを含むCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する(ステップS1320)。つぎに、関連付け装置100は、変換後のセルに、抽出されたCPスタンプを関連付け(ステップS1321)、ステップS1309へ戻る。
ステップS1318において、選択されたグループのセルがANDまたはORである場合(ステップS1318:Yes)、関連付け装置100は、選択されたグループのANDまたはORをNANDとINVの組み合わせに変換する(ステップS1322)。関連付け装置100は、NANDとINVの組み合わせであるCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出し(ステップS1323)、変換後のセルに抽出されたCPスタンプを関連付け(ステップS1324)、ステップS1309へ戻る。
関連付け装置100は、タイミング制約を遵守していないパスがあるか否かを判断する(ステップS1325)。タイミング制約を遵守していないパスがある場合(ステップS1325:Yes)、関連付け装置100は、当該パス上のセルを回路情報101から検出する(ステップS1326)。関連付け装置100は、検出されたセルの種別を、検出されたセルと同一機能であり、かつ駆動能力が高い種別に変換する(ステップS1327)。
つぎに、関連付け装置100は、検出されたセルの種別と同一種別のセルを含むCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出し(ステップS1328)、検出されたセルに抽出されたCPスタンプを関連付けし(ステップS1329)、ステップS1330へ移行する。ここでは、関連付け装置100は、タイミング制約を遵守していないパス上のセルの種別を該種別よりも駆動能力の高い種別に変換し、あらたなCPセルを作成する。これに限らず、関連付け装置100は、変換後のセルの種別と同一の種別のセルを有するCPセルに空きがあれば、変換後のセルを空きのあるCPセルに含めてもよい。
ステップS1325において、タイミング制約を遵守していないパスがない場合(ステップS1325:No)、関連付け装置100は、配線不可のセルがあるか否かを判断する(ステップS1330)。配線不可のセルがある場合(ステップS1330:Yes)、関連付け装置100は、配線不可のセルを回路情報101から特定する(ステップS1331)。関連付け装置100は、特定されたセルの種別と同一種別のセルを含むCPスタンプをCPスタンプライブラリ200から抽出する(ステップS1332)。そして、関連付け装置100は、特定されたセルに抽出されたCPスタンプを関連付けし(ステップS1333)、図7に示したCP変換レイアウト(ステップS703)へ移行する。
一方、ステップS1330において、配線不可のセルがない場合(ステップS1330:No)、関連付け装置100は、セルの変換を行ったか否かを判断する(ステップS1334)。セルの変換を行っていない場合(ステップS1334:No)、図7に示したステップS712において終了条件が満たされると判断されるため、一連の処理を終了する。セルの変換を行っている場合(ステップS1334:Yes)、図7に示したステップS712において終了条件が満たされないため、図7に示したCP変換レイアウト(ステップS703)へ移行する。
以上説明したように、関連付け装置は、面積が基準値以下であるCPセルが有するセルを機能に基づいて分類し、分類ごとにセルの種別を特定の駆動能力である種別に変換し、変換後のセルをグループ化して新たにCPセルを生成する。これにより、関連付け装置は、各CPセルに含めるセルの数を増大させ、CPセルの数を減少させることができる。したがって、関連付け装置は、ショット数の低減化を図ることができる。
すべての論理回路は2入力のNANDとNOTの組み合わせに置き換えることができる。そこで、関連付け装置は、OR、ANDを、2入力のNANDとINVの組み合わせに変換する。2入力のNANDとNOTを有する複合セルのCPスタンプがCPスタンプライブラリに登録されていれば、関連付け装置は、置き換えられたセルをあらたなCPセルとして該CPスタンプに関連付けることができる。したがって、関連付け装置は、AND、ORなどの使用頻度の低いセルを使用頻度の高いNAND、INVに置き換えることにより、より多くのセルを同一のCPセルに含めることができる。これにより、関連付け装置は、ショット数の低減化を図ることができる。
また、関連付け装置は、面積が基準値以下であるCPセルが有するセルの種別を特定の駆動能力である種別に変換し、該種別のセルを有するCPセルに空きがあれば、変換後のセルを該CPセルに含める。これにより、関連付け装置は、回路情報内に含まれるより多くのセルを同一のCPセルにグループ化させることができるため、ショット数の低減化を図ることができる。
また、面積が基準値以下であるCPセルが有するセルの種別を特定の駆動能力である種別に変換し、該種別のセルを有するCPセルに空きが無い場合に、面積が基準値以下であるCPセルが有するセルを機能に基づいてグループ化してあらたなCPセルを作成する。これにより、CPセルの数を減少させることができる。したがって、関連付け装置は、ショット数の低減化を図ることができる。
また、関連付け装置は、タイミング制約を遵守していないパス上のセルの種別を該種別よりも駆動能力の高い種別に変換し、あらたなCPセルを作成する。これにより、タイミング違反が発生しても、関連付け装置は、タイミング制約を遵守させるようにCPセルを作成することができる。
また、関連付け装置は、配線不可のセルを、配線不可のセルを含むCPセルから切り離してあらたなCPセルを作成する。そして、あらたなCPセルが作成された回路情報に基づくレイアウトでは、配置配線ツールが配線不可であったセルの配置位置を移動させることができる。したがって、関連付け装置は、セルの配線を容易化させることができる。
また、電子ビーム露光装置では、品種依存のない共通のステンシルマスクが利用されるため、マスクの費用を低減させることができ、半導体集積回路の製造コストの低減させることができる。
なお、本実施の形態で説明した関連付け方法は、予め用意された関連付けプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本関連付けプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本関連付けプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、
回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断し、
前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、
あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換し、
前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
処理を実行することを特徴とする関連付け方法。
(付記2)前記各グループに含まれるセルの種別を、前記特定の駆動能力である種別に変換する処理は、
前記算出された面積が前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルの機能が特定の機能である場合、前記判断されたグループが有するセルを、2つの入力を有する否定論理積を表すセルと否定を表すセルの組み合わせに変換し、
前記各グループに含まれるセルと同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出する処理は、
変換された組み合わせが有する前記否定論理積を表すセルの種別と同一種別のセルと、前記否定を表すセルの種別と同一種別のセルと、を有するレイアウト情報を、前記複数のレイアウト情報から抽出し、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける処理は、
前記変換された組み合わせに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付けることを特徴とする付記1に記載の関連付け方法。
(付記3)1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、
回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断し、
前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換し、
前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出し、
検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断し、
前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める、
処理を実行することを特徴とする関連付け方法。
(付記4)前記コンピュータが、
前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満でないと判断された場合、前記第1のグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、
あらたにグループ化された各グループに含まれるセルを、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別のセルに変換し、
前記複数のレイアウト情報から、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
処理を実行することを特徴とする付記3に記載の関連付け方法。
(付記5)あらたにグループ化された各グループに含まれるセルを、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別のセルに変換する処理は、
前記算出された面積が前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの機能が特定の機能である場合、前記第1のグループが有するセルを、否定論理積を表すセルと否定を表すセルの組み合わせに変換し、
前記各グループに含まれるセルと同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出する処理は、
変換された組み合わせが有する前記否定論理積を表すセルの種別と同一種別のセルと、前記否定を表すセルの種別と同一種別のセルと、を有するレイアウト情報を、前記複数のレイアウト情報から抽出し、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける処理は、
前記変換された組み合わせに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付けることを特徴とする付記4に記載の関連付け方法。
(付記6)前記コンピュータは、
タイミング制約を遵守していないパス上のセルを前記回路情報から特定し、
特定されたセルの種別を、前記特定されたセルと同一機能であって、前記特定されたセルの種別よりも駆動能力の高いセルの種別に変換し、
前記複数のレイアウト情報から、変換されたセルと同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
処理を実行することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の関連付け方法。
(付記7)前記コンピュータが、
前記回路情報内の複数のセルが前記複数のグループと前記複数のグループの各々に関連付けられたレイアウト情報に基づいてレイアウトされた場合に、配線ができないと判断されたセルを、前記回路情報から特定し、
前記複数のレイアウト情報から、特定されたセルと同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
前記特定されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
処理を実行することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の関連付け方法。
(付記8)1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータに、
回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断し、
前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、
あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換し、
前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
処理を実行させることを特徴とする関連付けプログラム。
(付記9)1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータに、
回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断し、
前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換し、
前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出し、
検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断し、
前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める、
処理を実行させることを特徴とする関連付けプログラム。
(付記10)1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置と、
回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出する算出部と、
前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断する面積判断部と、
前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化する分類部と、
あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換する変換部と、
前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出する抽出部と、
前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける関連付け部と、
を有することを特徴とする関連付け装置。
(付記11)1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置と、
回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出する算出部と、
算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断する面積判断部と、
前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換する変換部と、
前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出する検出部と、
検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断する空き判断部と、
前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める関連付け部と、
を有することを特徴とする関連付け装置。
100 関連付け装置
101,102 回路情報
110 面積テーブル
200 CPスタンプライブラリ
1101 算出部
1102 面積判断部
1103 分類部
1104 変換部
1105 検出部
1106 空き判断部
1107 抽出部
1109 関連付け部
0001 モジュール
ICP_1〜ICP_10 CPスタンプ
Cell1〜Cell21 セル

Claims (10)

  1. 1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、
    回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
    前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断し、
    前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、
    あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換し、
    前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
    前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
    処理を実行することを特徴とする関連付け方法。
  2. 前記各グループに含まれるセルの種別を、前記特定の駆動能力である種別に変換する処理は、
    前記算出された面積が前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルの機能が特定の機能である場合、前記判断されたグループが有するセルを、2つの入力を有する否定論理積を表すセルと否定を表すセルの組み合わせに変換し、
    前記各グループに含まれるセルと同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出する処理は、
    変換された組み合わせが有する前記否定論理積を表すセルの種別と同一種別のセルと、前記否定を表すセルの種別と同一種別のセルと、を有するレイアウト情報を、前記複数のレイアウト情報から抽出し、
    前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける処理は、
    前記変換された組み合わせに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付けることを特徴とする請求項1に記載の関連付け方法。
  3. 1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータが、
    回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
    算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断し、
    前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換し、
    前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出し、
    検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断し、
    前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める、
    処理を実行することを特徴とする関連付け方法。
  4. 前記コンピュータが、
    前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満でないと判断された場合、前記第1のグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、
    あらたにグループ化された各グループに含まれるセルを、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別のセルに変換し、
    前記複数のレイアウト情報から、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
    前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
    処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の関連付け方法。
  5. 前記コンピュータが、
    タイミング制約を遵守していないパス上のセルを前記回路情報から特定し、
    特定されたセルの種別を、前記特定されたセルと同一機能であって、前記特定されたセルの種別よりも駆動能力の高いセルの種別に変換し、
    前記複数のレイアウト情報から、変換されたセルと同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
    前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
    処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の関連付け方法。
  6. 前記コンピュータが、
    前記回路情報内の複数のセルが前記複数のグループと前記複数のグループの各々に関連付けられたレイアウト情報に基づいてレイアウトされた場合に、配線ができないと判断されたセルを前記回路情報から特定し、
    前記複数のレイアウト情報から、特定されたセルと同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
    前記特定されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
    処理を実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の関連付け方法。
  7. 1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータに、
    回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
    前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断し、
    前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化し、
    あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換し、
    前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出し、
    前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける、
    処理を実行させることを特徴とする関連付けプログラム。
  8. 1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置にアクセス可能なコンピュータに、
    回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出し、
    算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断し、
    前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換し、
    前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出し、
    検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断し、
    前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める、
    処理を実行させることを特徴とする関連付けプログラム。
  9. 1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置と、
    回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出する算出部と、
    前記グループごとに算出された面積が基準値以下であるか否かを判断する面積判断部と、
    前記基準値以下であると判断されたグループが有するセルを機能ごとにグループ化する分類部と、
    あらたにグループ化された各グループに含まれるセルの種別を、前記各グループに含まれるセルの機能と同一機能のセルの種別のうちの特定の駆動能力である種別に変換する変換部と、
    前記複数のレイアウト情報から、前記特定の駆動能力である種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報を抽出する抽出部と、
    前記変換されたセルに、前記抽出されたレイアウト情報を関連付ける関連付け部と、
    を有することを特徴とする関連付け装置。
  10. 1または複数のセルを各々が有する複数のレイアウト情報と、前記複数のレイアウト情報の各々が有するセルの面積と、を記憶する記憶装置と、
    回路情報内の複数のセルが前記記憶装置に記憶された前記複数のレイアウト情報に基づいてグループ化されて各々が前記複数のレイアウト情報のいずれかに関連付けられている複数のグループのグループごとに、前記記憶装置に記憶されたセルの面積に基づいて、前記グループが有するセルがレイアウトされた場合における面積を算出する算出部と、
    算出された面積が基準値以下であるか否かを前記グループごとに判断する面積判断部と、
    前記基準値以下であると判断された第1のグループが有するセルの種別を、前記第1のグループが有するセルの機能と同一機能である種別のうちの特定の駆動能力の種別に変換する変換部と、
    前記基準値以下でないと判断されたグループから、前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルを有するレイアウト情報に関連付けられた第2のグループを検出する検出部と、
    検出された第2のグループが有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記特定の駆動能力の種別と同一種別のセルの数未満であるか否かを判断する空き判断部と、
    前記第2のグループが有する前記同一種別のセルの数が、前記第2のグループに関連付けられたレイアウト情報が有する前記同一種別のセルの数未満であると判断された場合、変換されたセルを前記第2のグループに含める関連付け部と、
    を有することを特徴とする関連付け装置。
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