JP2013145476A - 半導体回路設計支援装置及び方法、並びに半導体回路設計支援プログラム - Google Patents
半導体回路設計支援装置及び方法、並びに半導体回路設計支援プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】RTL記述の回路データ読み込み部11、該RTL記述の回路データを論理展開し、回路を構成する演算器抽出部12、抽出した演算器をクラスタ化する演算器クラスタ化処理部13、タイミング制約読み込み部14、回路のパスをトレースするパストレース部15、タイミング例外判別部16、クラスタ化された演算器を分離する演算器分離部17、RTL記述の回路データからゲートレベルの回路を生成する論理合成部18を設ける。
【選択図】 図1
Description
式:Z=A×B×C
この時、下記のような1、2という異なるタイミング制約で論理合成する。
制約1:A、B、Cの全てがtrue path
制約2:A、Cがfalse path(タイミング例外)、Bがtrue path
制約1と2の論理合成結果は、既存の論理合成ツールにおいては、共に後述する図4の構成となり、全く同じ論理回路を生成する。
つまり、既存の論理合成ツールでは、上記のような演算式を論理合成する場合、タイミング制約で設定されているタイミング例外を考慮した論理回路を生成できないという課題がある。
図1において、10は半導体回路設計支援装置、20はディスプレイ、30はキーボード、40はマウス、50はハードディスク等の記憶装置である。ここで、半導体回路設計支援装置10はRTL読み込み部11、演算器抽出部12、演算器クラスタ化処理部13、タイミング制約読み込み部14、パストレース部15、タイミング例外判別部16、演算器分離部17、及び論理合成部18で構成される。また、記憶装置50は、設計対象のRTL記述の回路データ51、タイミング制約52、ゲートライブラリ53等を格納している。さらに、記憶装置50には、論理合成部18で生成されたゲートレベルの論理回路ネットリスト54が格納される。
[請求項1]
RTL記述の回路データを読み込む手段と、
前記RTL記述の回路データを論理展開し、演算器を抽出する手段と、
前記抽出された演算器の中から、記憶素子を跨がない複数の演算器を1つの演算器としてクラスタ化する手段と、
前記RTL記述の回路データに対するタイミング制約を読み込む手段と、
前記タイミング制約にタイミング例外が含まれていた場合に、前記RTL記述の回路データの当該例外パスをトレースする手段と、
前記回路データのパスのトレースに基づいて、前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力がタイミング例外に設定されているかどうかを判別する手段と、
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器から、前記タイミング例外が設定されている演算器を分離する手段と
を備えたことを特徴とする半導体回路設計支援装置。
[請求項2]
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力に、2つ以上のタイミング例外が設定されており、そのタイミング例外が設定されている入力が同じ種類の演算器の場合に、クラスタ化された演算器から、タイミング例外が設定されている演算器を分離して、前記RTL記述の回路データからゲートレベルの回路を生成する手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体回路設計支援装置。
[請求項3]
RTL記述の回路データを読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データを論理展開し、演算器を抽出するステップと、
前記抽出された演算器の中から、記憶素子を跨がない複数の演算器を1つの演算器としてクラスタ化するステップと、
前記RTL記述の回路データに対するタイミング制約を読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データの当該例外パスをトレースするステップと、
前記回路データのパスのトレースに基づいて、前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力がタイミング例外に設定されているかどうかを判別するステップと、
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器から、前記タイミング例外が設定されている演算器を分離するステップと
を備えた半導体回路設計支援方法。
[請求項4]
半導体回路設計支援装置として用いられるコンピュータに、
RTL記述の回路データを読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データを論理展開し、演算器を抽出するステップと、
前記抽出された演算器の中から、記憶素子を跨がない複数の演算器を1つの演算器としてクラスタ化するステップと、
前記RTL記述の回路データに対するタイミング制約を読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データの当該例外パスをトレースするステップと、
前記回路データのパスのトレースに基づいて、前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力がタイミング例外に設定されているかどうかを判別するステップと、
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器から、前記タイミング例外が設定されている演算器を分離するステップと
を実行させるための半導体回路設計支援プログラム。
11 RTL読み込み部
12 演算器抽出部
13 演算器クラスタ化処理部
14 タイミング制約読み込み部
15 パストレース部
16 タイミング例外判別部
17 演算器分離部
18 論理合成部
20 ディスプレイ
30 キーボード
40 マウス
50 記憶装置(ハードディスク)
51 RTL記述データ
52 タイミング制約
53 ゲートライブラリ
54 論理回路ネットリスト
Claims (4)
- RTL記述の回路データを読み込む手段と、
前記RTL記述の回路データを論理展開し、演算器を抽出する手段と、
前記抽出された演算器の中から、記憶素子を跨がない複数の演算器を1つの演算器としてクラスタ化する手段と、
前記RTL記述の回路データに対するタイミング制約を読み込む手段と、
前記タイミング制約にタイミング例外が含まれていた場合に、前記RTL記述の回路データの当該例外パスをトレースする手段と、
前記回路データのパスのトレースに基づいて、前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力がタイミング例外に設定されているかどうかを判別する手段と、
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器から、前記タイミング例外が設定されている演算器を分離する手段と
を備えたことを特徴とする半導体回路設計支援装置。 - 前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力に、2つ以上のタイミング例外が設定されており、そのタイミング例外が設定されている入力が同じ種類の演算器の場合に、クラスタ化された演算器から、タイミング例外が設定されている演算器を分離して、前記RTL記述の回路データからゲートレベルの回路を生成する手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体回路設計支援装置。 - RTL記述の回路データを読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データを論理展開し、演算器を抽出するステップと、
前記抽出された演算器の中から、記憶素子を跨がない複数の演算器を1つの演算器としてクラスタ化するステップと、
前記RTL記述の回路データに対するタイミング制約を読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データの当該例外パスをトレースするステップと、
前記回路データのパスのトレースに基づいて、前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力がタイミング例外に設定されているかどうかを判別するステップと、
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器から、前記タイミング例外が設定されている演算器を分離するステップと
を備えた半導体回路設計支援方法。 - 半導体回路設計支援装置として用いられるコンピュータに、
RTL記述の回路データを読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データを論理展開し、演算器を抽出するステップと、
前記抽出された演算器の中から、記憶素子を跨がない複数の演算器を1つの演算器としてクラスタ化するステップと、
前記RTL記述の回路データに対するタイミング制約を読み込むステップと、
前記RTL記述の回路データの当該例外パスをトレースするステップと、
前記回路データのパスのトレースに基づいて、前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器の入力がタイミング例外に設定されているかどうかを判別するステップと、
前記1つの演算器としてクラスタ化された演算器から、前記タイミング例外が設定されている演算器を分離するステップと
を実行させるための半導体回路設計支援プログラム。
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